JPH0341710Y2 - - Google Patents

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JPH0341710Y2
JPH0341710Y2 JP1985011550U JP1155085U JPH0341710Y2 JP H0341710 Y2 JPH0341710 Y2 JP H0341710Y2 JP 1985011550 U JP1985011550 U JP 1985011550U JP 1155085 U JP1155085 U JP 1155085U JP H0341710 Y2 JPH0341710 Y2 JP H0341710Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車などの車室内用として好適な
芳香剤容器に関する。
〔従来の技術〕
自動車の車室内用として好適な芳香剤容器は、
実公昭58−46860号公報及び実開昭58−177134号
公報などに記載されている。
前記実公昭58−16860号公報に示されるものは、
第3図に示すように、容器本体20に芳香剤25
を収容し、該容器本体20に通気孔6を設けた蓋
21を被嵌し、該蓋21の天部に円形の開口23
を形成し、該開口23に該開口23より若干小径
の揺動板22を板ばね24で揺動自在に設け、自
動車の振動により揺動板22を揺動させて芳香を
強制的に容器本体20の外部に放散させるように
したものである。
また、実開昭58−177134号公報に示されるもの
は、第4図に示すように、容器本体20に収容し
た芳香剤25の下面と容器本体20の底板26上
面とに、磁石M1とM2とを互いに反発するよう
にして設け、振動により芳香剤25が上下動して
通気孔6より芳香を放散するようにしたものであ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来公知のものは、自動車の車室内に置い
て自動車の振動により芳香を強制的に放散させる
ことができるので、自動車用の芳香剤容器として
好ましいものである。
しかしながら、前記従来公知のものは、板ばね
24や磁石M1とM2などを使用しているので、
構成が複雑になる難点があつた。
また、小さな振動等にも応動し、過剰に芳香剤
を放散するものであつた。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであ
り、構成が簡単で、かつ、適度に芳香剤の放散の
できる芳香剤容器とすることを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、通気孔6を設けた容器3の水平方向
の中央部より、下方に向かつて支持片9を突出さ
せて設け、この支持片9を、容器底板7より下方
の位置で支台1に揺動自在に軸着し、自動車の水
平方向の遠心力で、芳香剤容器の軸着中心線A−
Aに直交する方向の遠心力によつて、容器3を揺
動させるようにした。
〔作用〕
本考案の芳香剤容器を自動車の車室内に置き、
自動車を運行すると、容器3は自動車の上下の振
動ではほとんど揺動しないが、自動車が右又は左
に大きくカーブして前進した場合、芳香剤容器の
軸着中心線A−Aに直交する方向の、水平方向の
遠心力により容器3は水平方向の力を受けて揺動
し、芳香を放散する。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
のであり、支台1の中央部に軸受孔2が設けら
れ、支台1の下面には両面接着テープが接着され
ている。
そして、容器底板7にカバー4を取り付けて容
器3としているが、容器本体に蓋を取り付けるよ
うにしてもよい。
芳香剤は容器底板7上に載置して固定し、カバ
ー4はカバー4のねじ孔5に容器底板7の孔8よ
り小ねじを螺入して止着するが、もちろん他の止
着手段でもよい。
そして、通気孔6Aをカバー4の側面に設け、
通気孔6Bは容器底板7に設けてあるが、これら
の通気孔6はその他適宜な箇所に設けることがで
きる。
容器底板7の水平方向の中央部には、下方に向
かつて支持片9が突出させて設けられ、該支持片
9には突出部10が形成され、この突出部10が
前記軸受孔2に嵌入して、前記支持片9を、容器
底板7より下方の位置で支台1に揺動自在に軸着
しているが、軸着は他の軸着手段でもよい。
そして、前記の如く、突出部10を軸受孔2に
軸着する軸着中心線A−Aを、芳香剤を収容した
容器3の重心位置より下方に設けてあるので、容
器3は水平方向の大きな遠心力を受けたとき、一
度揺動するだけて停止する。
〔考案の効果〕
本考案は、容器3より下方に向かつて支持片9
を突出させて設け、この支持片9を容器底板7よ
り下方の位置で支台1に軸着したものである。
したがつて、いずれか一方に傾いた容器3は、
その重心の位置が軸着中心線A−Aより大きく一
方に変位しているので、自動車が左右に大きくカ
ーブして前進するときの水平方向の遠心力で、芳
香剤容器の軸着中心線A−Aに直交する方向の大
きな遠心力によつて、芳香剤容器が地方に傾くよ
うに揺動する。
そして、小さな遠心力や、芳香剤容器の上下動
等では、揺動しないので、揺動の回数を抑制し、
芳香剤を適度に放出できるものである。
そして、その揺動をさせる構成も、容器3より
下方に向かつて支持片9を突出させて設け、この
支持片9を支台1に軸着したものであるので、構
成がきわめて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその分解斜視図、第3図及び第4図は従来例
を示す図である。 1……支台、3……容器、6……通気孔、9…
…支持片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気孔6を設けた容器3の水平方向の中央部よ
    り、下方に向かつて支持片9を突出させて設け、
    この支持片9を、容器底板7より下方の位置で支
    台1に揺動自在に軸着した芳香剤容器。
JP1985011550U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0341710Y2 (ja)

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JP1985011550U JPH0341710Y2 (ja) 1985-01-30 1985-01-30

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JPS61127741U JPS61127741U (ja) 1986-08-11
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147527U (ja) * 1983-03-24 1984-10-02 アロン化成株式会社 自転する芳香剤容器
JPS60175246U (ja) * 1984-04-27 1985-11-20 森 則雄 香りの変わる芳香剤の容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61127741U (ja) 1986-08-11

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