JPS639047B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS639047B2
JPS639047B2 JP55502124A JP50212480A JPS639047B2 JP S639047 B2 JPS639047 B2 JP S639047B2 JP 55502124 A JP55502124 A JP 55502124A JP 50212480 A JP50212480 A JP 50212480A JP S639047 B2 JPS639047 B2 JP S639047B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
spring
operating position
row
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55502124A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56501251A (ja
Inventor
Emiru Burinaa
Peetaa Noaku
Heruman Gasaa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPS56501251A publication Critical patent/JPS56501251A/ja
Publication of JPS639047B2 publication Critical patent/JPS639047B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/02Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for removing completed take-up packages and replacing by bobbins, cores, or receptacles at take-up stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • D01H9/04Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines
    • D01H9/046Doffing arrangements integral with spinning or twisting machines for flyer type machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Description

請求の範囲 1 機械フレームと、この機械フレーム内にある
少なくとも1列のスピンドルと、これらのスピン
ドルの上方で懸垂されていて運転位置とスピンド
ルからボビンを上方に自由に引き出すことのでき
る引き出し位置との間で共通の仮想機械縦軸線を
中心にして旋回可能なフライヤとを有している粗
紡機において、1つの列のフライヤ5が1つのわ
く14;43,44内に支承されており、このわ
くは、1つの縦ビーム4;41,42と、これか
ら直角に突出している少なくとも2つのアーム1
2,13;37,38とから成つており、これら
のアームはその自由端部において回転軸15;3
9,40を中心として旋回可能に機械フレーム
3;36に支承されており、かつこれらのアーム
は運転位置において、ばね23;35を有してい
る少なくとも1つの旋回兼負荷機構18;46に
よつて、機械フレーム3,36に取り付けられて
いる第1のストツパ17;48に圧着され、該旋
回兼負荷機構18;46は、前記わく14;4
3,44が運転位置にある場合にある場合に、圧
着力が最大値になる不安定位置を通過して、圧着
力が低い値になる錠止位置にもたらすことができ
るように、前記わく14;43,44及び機械フ
レーム3,36に運動力学的に結合されているよ
うにしたことを特徴とする粗紡機。
2 旋回兼負荷機構18;46がばね負荷された
シリンダピストン装置21を有しており、このシ
リンダピストン装置は一方の側でわく14;4
3,44の定点19に枢着されており、かつ他方
の側で、機械フレーム3;36内で回転可能に支
承されているクランク軸26;31,49のクラ
ンク25に枢着されている請求の範囲第1項記載
の粗紡機。
3 クランク25が扇形歯車30の一部分として
構成されている請求の範囲第2項記載の粗紡機。
4 わく14が運転位置にある場合にクランク2
5が、機械フレーム3に取り付けられている第2
のストツパ29に当接するようにした請求の範囲
第2項記載の粗紡機。
5 わく14が運転位置にある場合に扇形歯車3
0が、機械フレーム3に取り付けられている第2
のストツパ34に当接するようにした請求の範囲
第3項及び第4項記載の粗紡機。
6 シリンダピストン装置21がさらばね群35
で負荷されている請求の範囲第2項記載の粗紡
機。
7 平行な2列のフライヤが設けられており、各
フライヤ列はそれぞれ旋回可能なわく43,44
内に支承されており、両方のわく43,44は、
常に互いに平行にとどまるように、結合部材45
により互いに結合されており、両方の平行な旋回
可能なわく43,44のために1つの共通な旋回
兼負荷機構46が設けられている請求の範囲第1
項記載の粗紡機。
8 第1のストツパ17がフライヤ5の運転位置
を定めかつ調整可能に構成されている請求の範囲
第1項記載の粗紡機。
9 旋回兼負荷機構46が一方のフライヤ列のわ
く43と結合されていると共に、他方のフライヤ
列のわく44は第1のストツパ48に圧着される
ようにした請求の範囲第7項記載の粗紡機。
明細書 本発明は、機械フレームと、この機械フレーム
内にある少なくとも1列のスピンドルと、これら
のスピンドルの上方で懸垂されていて運転位置と
スピンドルからボビンを自由に上方に引き出すこ
とのできる引き出し位置との間で共通の仮想機械
縦軸線を中心にして旋回可能なフライヤとを有し
ている粗紡機に関する。
このような粗紡機は例えば本出願人の1979年7
月10日付けスイス国平行出願第6420/79号明細書
に記載されている。
このような粗紡機のフライヤが旋回可能である
ことにより、機械の操作特にボビンの引き出し作
業及び差しはめ作業を著しく容易に行うことがで
きる。フライヤをボビン上方から側方に旋回させ
ることができることによつて、スピンドルに差し
はめられている完成したボビンを鉛直方向でスピ
ンドルから取り外し、また鉛直方向で新しい空の
管をスピンドルに差しはめることが可能である。
このことは、作業を手によつて行う場合に作業員
による引きし出し業及び差しはめ作業を容易なら
しめ、あるいは前述のスイス国平行出願明細書に
記載されているようにこれらの作業の自動化を可
能ならしめる。
本発明の目的は、最初に述べた形式の粗紡機に
おいて、1列のフライヤを支持している旋回可能
な部材の構造を改良して、 1 スピンドルの鉛直上方の1列のすべてのフラ
イヤの位置が正確にかつ確実に維持されるよう
にすること、 2 1列のすべてのフライヤの旋回が絶対的に対
称的に、換言すれば、この列のすべてのフライ
ヤの絶対的な平行性を維持しながら、行われる
ようにすること、 3 フライヤの運転位置が自動的に錠止されるよ
うにすること、換言すれば、電流が中断された場合
でも列全体のフライヤが確実にこの位置にとどまる
ようにすること、 4 なかんずく運転中の、つまりフライヤが運転
位置にある場合の、フライヤの振動が避けられ
るようにすると、 5 フライヤ列を支持して旋回する部材が運転位
置における力の点でできるだけ有利に構成され
ているようにすること、若しくは前記部材がで
きるだけ申し分なく負荷を軽減され得るように
すること。このことはなかんずく機械の縦部材
(つまり縦方向の部材)に関することである。
である。
この目的を達成するために本発明の構成では、
前述の形式の粗紡機において、1つの列のフライ
ヤが1つのわく内に支承されており、このわく
は、1つの縦ビームと、これから直角に突出して
いる少なくとも2つのアームとから成つており、
これらのアームはその自由端部において回転軸を
中心として旋回可能に機械フレームに支承されて
おり、かつこれらのアームは運転位置において、
ばねを有している少なくとも1つの旋回兼負荷機
構によつて、機械フレームに取り付けられている
第1のストツパに圧着され、該旋回兼負荷機構
は、前記わくが運転位置にある場合に、圧着力が
最大値になる不安定位置を通過して、圧着力が低
い値になる錠止位置にもたらすことができるよう
に、前記わく及び機械フレームに運転力学的に結
合されているようにした。
不安定位置を通過することによつて、1列のフ
ライヤを支持するわくがフライヤの運転位置に所
望のように自動的に錠止される。このことによつ
て、機械の高度の運転確実性及び無事故性が保証
される。フライヤを支持しているわくがその運転
位置においてばね力によつて、機械フレームに取
り付けられている第1のストツパに常に圧着され
ることによつて、1列のすべてのフライヤの正確
な位置が保証され、この位置における振動の発生
が回避され、かつ縦部材の負荷が軽減される。更
に、前述のように1列のフライヤを1つのわくに
支承することによつて、この列のすべてのフライ
ヤは、その絶対的な平行性を維持しながら対称的
に位置せしめられることになる。
本発明の別の利点は種種の有利な実施例の説明
から明らかになる。
以下においては図示の若干の実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。
図面中、第1図は本発明による粗紡機の1区分
を概略的に示した斜視図であり、この場合図を簡
単にするために本発明の理解に必要な部材だけが
示されている。第2図は、第1図に示した粗紡機
の、旋回兼負荷機構の部分を第1図の矢印Rの方
向で見た側面図である。第3a図・第3b図・第
3c図・第3d図及び第3e図は、わくの旋回運
動中の圧着力Pの変化を示した線図である。第4
図は旋回兼負荷機構の別の実施例を第2図と同じ
方向で見た側面図である。第5図は2列のフライ
ヤを有する本発明による粗紡機の実施例の第2図
相当の側面図である。
第1図において符号1は粗紡機のスピンドル台
を示す。このスピンドル台1は1つの列に沿つて
規則的な間隔をおいて配置されたスピンドル2を
支持しており、これらのスピンドルは周知の形式
で図示されていない手段によつて駆動される。ス
ピンドル台1は周知の形式で機械フレーム3内で
図示されていない鉛直の案内によつて案内されて
おり、この案内に沿つて図示されていない手段に
より上下に動かされる。
スピンドル台1の上方には、縦ビーム4に支承
されていて図示されていない手段により駆動され
るフライヤ5があり、これらのフライヤは、前述
のスイス国平行出願第6420/79号明細書から公知
のように、共通の仮想機械縦軸線を中心にして、
所属のスピンドル2と同軸的に回転する運転位置
と、ボビン(たんに1つのボビン6だけを示す)
をスピンドル2から上方に自由に引き出すことの
できる引き出し位置との間で旋回可能である。
この場合フライヤ5の軸7は中空であり、した
がつて縦ビーム4の上部とフライヤ5との間に、
周知のドラフト機構(第1図ではその供給ロール
9及び10だけを示す)から供給される粗糸11
のための一貫した孔8が設けられている。ドラフ
ト機構の一貫したロール例えば下側の供給ロール
9は周知の形式で機械フレームに支承されてい
る。
縦ビーム4はその両端部において、それに対し
て直角なアーム12若しくは13とそれぞれ結合
されており、縦ビームとこれらのアームとは剛性
のわく14を構成している。アーム12及び13
はそれらの自由端部を回転軸15により旋回可能
に機械フレーム3に支承されている。この場合第
1図において機械フレーム3は突出部16を有し
ているが、もちろん機械フレーム3の形状は任意
に選定することができる。
両方のアーム12及び13の回転軸15はこの
場合合致しており、1つのフライヤ列のフライヤ
5が運転位置から引き出し位置に旋回する際の中
心である周知の仮想機械縦軸線を形成している。
更に各機械フレーム3はアーム12若しくは1
3のためのストツパ17を有しており、このスト
ツパによりわく14ひいてはフライヤ5の運転位
置が決定される。第1図においてわく14は運転
位置で示されている。換言すればアーム12及び
13はストツパ17に圧着されている。
この位置においてスピンドル2及びフライヤ5
はそれらの軸線を中心にして回転し、ドラフト機
構の供給ロール9,10は粗糸11を各紡績箇所
に供給する。各ボビン6への粗糸11の巻き付け
はスピンドル2とフライヤ5との協働で行われる
が、このことは周知であるので、ここで詳細に説
明する必要はない。
ただ重要なことは、1つの列のすべてのフライ
ヤ5が常に互いに平行に、つまり各フライヤ5の
両方の脚部5a,5bを含む平面がすべて互いに
平行であるように、回転し、かつフライヤがわく
14と一緒に前記スイス国平行出願第6420/79号
明細書に記載されているように旋回するようにフ
ライヤの停止位置が選定されてることである。
ところで、所属のストツパ17に対するアーム
12及び13の前述の圧着及び運転位置から引き
出し位置へのわく14の旋回は本発明による旋回
兼負荷機構によつて実現されるが、その説明には
第2図及び第3a図〜第3c図が必要である。
第1図の粗紡機を矢印Rの方向で見た側面図で
ある第2図はわく14のための旋回兼負荷機構1
8の第1実施例を示す。
わく14の任意の1点、例えばアーム12の1
点に、軸19によつて、ばね負荷されたシリンダ
ピストン装置21のピストン棒20が枢着されて
いる。シリンダ22の内部には前緊縮された押し
ばね23があり、これは常にピストン24に押し
力を作用させている。シリンダ22はピストン棒
20とは逆の側の端部を軸27によつて、機械フ
レーム3内で回転可能に支承されているクランク
軸26のクランク25と結合されている。
第2図においては実線でわく14の運転位置が
示されているのに対し、破線によつてわくの後方
に旋回せしめられた引き出し位置が示されてお
り、この引き出し位置においてはボビン6をスピ
ンドル2から鉛直上方に引き出すことができる。
更にfで示した曲線は、回転軸15を中心とする
わく14の旋回の際に軸19の中心が描く軌跡で
あつて、回転軸15を中心とする円弧である。
この場合、機械フレーム3内で固定されている
回転軸15及び軸27の空間配置並びに種種のレ
バー腕の寸法(アーム12における回転軸15と
軸19との距離・シリンダピストン装置における
軸19と軸27との距離及びクランク25の長
さ)及び第1のストツパ17の位置は、わく14
が運転位置にある状態で次の2つの条件が満たさ
れるように選定されている: イ 軸19の中心と軸27の中心との結合線m
と、クランク軸26の中心と軸27の中心との
結合線nとが鋭角βを形成していること。
ロ ピストン24がシリンダ22内で自由に動き
得ること、つまりシリンダ22のストツパ28
に当接していないこと。このことは、この位置
においてばね23の全ばね力がピストン棒20
を介してアーム12ひいてはわく14に伝達さ
れることを意味する。要するにわく14はスト
ツパ17に絶えず圧着される。
ばね力の作用線mが結合線nとの間に鋭角βを
形成していることによつて、圧着力の反作用によ
りクランク軸26のクランク25に計時回り方向
のモーメントが作用せしめられる。このモーメン
トは、クランク軸26をこの位置において時計回
り方向にそれ以上回転しないようにブロツクして
おくことによつて、受け止めることができる。し
かし本発明による粗紡機の有利な実施例では第2
のストツパ29が機械フレーム3に取り付けられ
ており、このストツパにクランク25が圧着され
て、時計回り方向でその引き続く旋回が阻止され
る。
この実施例の利点は、クランク25に時計回り
方向に作用するトルクがクランク軸26に伝達さ
れずに、ストツパ29を介して機械フレーム3に
より支えられる。これによつて、わく14が運転
位置にある場合のクランク軸26の好ましい負荷
軽減が達成され、このことは、実地の大ていの場
合のように機械が多数のスピンドル2を有してい
る場合に特に有利である。
このような場合には機械は数スピンドルずつの
区分に分割され、これらの区分は機械フレーム3
の壁によつて仕切られる。したがつて力は機械フ
レーム3の種種の中間壁に伝達され、一貫して長
いクランク軸26は旋回期間よりも著しく長い運
転期間中にねじり応力を受けることはない。
なお、「シリンダピストン装置」とは空気力式
のものを意味するのではない。シリンダ22は、
押しばね23の押し力が作用するピストン24の
ための直線案内を形成するに過ぎない。閉じたシ
リンダ22を案内として選んだのは構造上有利で
あるからに過ぎない。すなわちこれによりなかん
ずく案内若しくはピストン24及び押しばね23
を外部の影響(例えば風綿のたい積など)に対し
て申し分なくしやへいできるからである。しかし
ながらシリンダピストン装置と同じ機能を有する
別の機構例えば開放型の案内を本発明の範囲内で
使用することもできる。
第2図においてはわく14の引き出し位置及び
旋回兼負荷機構18の相応する位置が破線で示さ
れている。逆時計回り方向でのクランク軸26の
回転によつてクランク25の軸27が円弧形の軌
跡Oに沿つて動き、これによりシリンダピストン
装置21が軸19を線fに沿つて時計回り方向に
動かし、わく14を旋回させる。もちろん旋回兼
負荷機構18のこの運動の際に、ピストン24が
シリンダ22内でまずストツパ28に当たるまで
押しばね23によつて右から左に向かつて移動せ
しめられる。
第3a図〜第3d図は前述のレバー機構の概略
図により旋回過程及び錠止過程を示す。第3a図
においてはわく14若しくはアーム12はその引
き出し位置において示されている。この場合クラ
ンク25は図示の位置を占めており、この位置は
旋回過程の出発位置であつて、角度α=0(αは
旋回過程の開始時におけるクランク25の位置と
旋回中のクランクのそのつどの位置との間の角度
である)で示されている。わくはストツパ17に
当接しておらず、したがつて圧着力Pはこの位置
ではゼロである。これに対し押しばね23は旋回
兼負荷機構18のピストン24(第2図)をスト
ツパ28に、押しばね23の初ばね力に相応する
力で押し付けている。
第3b図においてはクランク25は角度α≒
38゜だけ時計回り方向に回動せしめられている。
この位置においてはアーム12はちようどストツ
パ17と接触しており、したがつて圧着力Pb
まだゼロである。この状態からクランク25を少
しでも時計回り方向に回すと押しばね23が圧縮
される。換言すればピストン24(第2図)はシ
リンダ22のストツパ28から離され、押しばね
23の全初ばね力がアーム12の軸19に伝達さ
れる。これによりストツパ17には圧着力Pv
作用し、この圧着力は押しばねの初ばね力にレバ
ーの長さ比を乗じた値に等しい。換言すれば、角
度α≒38゜の場合にストツパ17に対する圧着力
はゼロから急激に値Pvに上昇する。次いでクラ
ンク25が時計回り方向に回動するにつれて、押
しばね23のばね特性曲線に相応して圧着力Pが
増大する。角度αに対する圧着力Pの関係は第3
e図に示されている。
第3c図に示した旋回兼負荷機構18の位置で
は、軸19,27及びクランク軸26は一直線上
に位置しており、この場合α≒51゜である。この
状態では押しばね23は最大に圧縮されており、
圧着力Pはα≒51゜で最大値Pnaxになる。したが
つてこの位置は旋回兼負荷機構の不安定位置であ
る。それは、この点からクランク25が時計回り
方向に回動してもまた逆時計回り方向に回動して
も圧着力Pが減小するからである。
ところで第3d図には、わく14若しくはアー
ム12及び旋回兼負荷機構18の運転位置が示さ
れている。クランク25は第3c図の状態から更
に時計回り方向にα=58゜の角度まで回動せしめ
られている。圧着力Pはしたがつて値Pnaxから値
PBに低下せしめられている。旋回兼負荷機構は
再び安定状態になつている。それは、押しばね2
3のばね力が今やクランク25を時計回り方向に
だけ回動させるように作用しているからである。
したがつて第3d図の位置は旋回兼負荷機構18
の錠止位置である。なぜならわく14は、外部の
力を作用させることによつてのみ、この運転位置
から不安定位置(第3c図)を通過して第3a図
の引き出し位置にもどされるからである。
第4図に示した旋回兼負荷機構の実施例の力の
点で利点を有している。第1図及び第2図の配置
におけると同じ部材には同一の符号が付けられて
いる。この配置とこれまでの図の配置との相違
は、ここではクランク25が扇形歯車30の部分
であることである。軸19,27及び31の位置
は前述の実施例のものと全く同じであるので、こ
の装置は全く同じ形式で機能する。機械フレーム
(図示せず)に固定の軸31を中心として回転可
能に支承されている扇形歯車30は、やはり機機
フレームの定点に回転可能に支承されている縦軸
32に取り付けられているピニオン33によつて
両方の回転方向で駆動される。したがつて、ピニ
オン33と扇形歯車30との間の変速比によつ
て、好ましくは機械の全長に沿つて延びる縦軸3
2は旋回過程のため(若しくは特に不安定位置を
克服するため)に小さなトルクを伝達すればよい
ので、軽量に構成することができる。更にこの力
の減小はピニオン33のために比較的に軟質でし
かも騒音を発生せず保守を必要としない材料例え
ば合成樹脂を選択することを可能ならしめ、この
ことは特に、第4図に示すように扇形歯車30が
運転位置において時計回り方向でのそれ以上の回
動をストツパ34(その機能は第2図のストツパ
29の機能と同じである)によつて阻止される場
合に特に有利である。この場合ストツパ34は、
旋回兼負荷機構18によつて、時間的に極めて長
く持続する運転位置の間扇形歯車30に及ぼされ
るトルクを支えるので、ピニオン33及び縦軸3
2はその負荷が軽減され、たんに旋回作業のため
にだけ使用されるに過ぎない。
更に第4図に示すように、シリンダピストン装
置21内で押しばねとして好ましくはさらにばね
群35を使用することができる。この周知の形式
のばねはそのばね特性曲線が急傾斜であるために
本発明の範囲内で使用するのに極めて申し分のな
いものである。なぜならこの場合ばねの圧縮量は
もちろん比較的に小さいからである。
第5図に示した本発明による粗紡機の実施例で
は、実地においてしばしば行われているように、
2つの平行な列のフライヤが設けられており、各
フライヤ列はそれぞれ1つの旋回可能なわく内で
支承されている。
2列の粗紡機を第1図の矢印Rの方向で見て概
略的に示した第5図において、符号36は機械フ
レームを示し、この機械フレームに2つのアーム
37及び38が所属の旋回軸39及び40によつ
て旋回可能に支承されている。アーム37及び3
8はそれぞれ、1つの縦ビーム41及び42と図
面には見えない1つのアームと共に、2つのわく
43及び44を形成しており、これらのわくの縦
ビーム41若しくは42にはフライヤ(図示せ
ず)が列に並べて支承されていて駆動される。と
ころで本発明によれば両方のわく43及び44は
結合部材45によつて互いに結合されていて、常
に互いに平行な状態にとどまるようになつている
が、このことは例えば、第5図に示すように、結
合部材45の長さを平行案内のように旋回軸39
と40との距離と等しく選ぶことによつて達成さ
れる。
しかしながら本発明の範囲内で、わく43及び
44を常に平行に保つすべての結合形式を採用す
ることができる。本発明ではこのような粗紡機に
おいて、両方のフライヤ列若しくは両方のわく4
3及び44のために1つの共通の旋回兼負荷機構
46が設けられており、この旋回兼負荷機構は例
えば第1図の実施例のものと全く同じように構成
することができ、したがつてもはや説明する必要
はない。
この実施例の利点は旋回兼錠止装置が簡単なこ
とである。
この粗紡機において別の利点は、やはり第5図
に示すように、旋回兼負荷機構46が一方のフラ
イヤ列のわく43に例えば軸47を介して結合さ
れているのに対し、他方のフライヤ列のわく44
が第1のストツパ48に圧着されるようにするこ
とによつて得られる。この実施例の利点は、旋回
兼負荷機構46の押しばね(図示せず)によつて
生ぜしめられる力の流れが第1のストツパ48と
クランク軸49若しくは場合により設けられてい
るストツパ50との間のすべての枢着点を通つて
おり、これにより2つのわく43及び44より成
る機構全体が運転位置(第5図において実線で示
す)において常に作用している圧力負荷のもとで
保たれることである。このことは、複わく構造体
の個個の部分が場合により振動することを阻止す
る。
更に第5図においてはわく43及び44の引き
出し位置が破線で示されている。
更に第4図には、本発明の別の有利な実施例と
して、第1のストツパ17がフライヤの運転位置
を決定し、調整可能に構成されていることが示さ
れている。所望の調整を行い得るようにする極め
て簡単な手段は、不動のビーム51内にねじ込み
可能なねじ52としてストツパ17を構成するこ
とである。このねじ52は止めナツト53によつ
てその位置を固定される。
JP55502124A 1979-09-28 1980-09-03 Expired JPS639047B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH876679 1979-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56501251A JPS56501251A (ja) 1981-09-03
JPS639047B2 true JPS639047B2 (ja) 1988-02-25

Family

ID=4344487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55502124A Expired JPS639047B2 (ja) 1979-09-28 1980-09-03

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4426836A (ja)
EP (1) EP0036004B1 (ja)
JP (1) JPS639047B2 (ja)
BE (1) BE885438A (ja)
BR (1) BR8008853A (ja)
DE (1) DE3063900D1 (ja)
ES (1) ES495761A0 (ja)
HK (1) HK40185A (ja)
IN (1) IN155450B (ja)
IT (1) IT1133117B (ja)
WO (1) WO1981000867A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8722062D0 (en) * 1987-09-18 1987-10-28 Mackie & Sons Ltd J Silver packaging machines
DE4004524A1 (de) * 1990-02-14 1991-08-22 Zinser Textilmaschinen Gmbh Antrieb fuer eine spinnmaschine, insbesondere fuer einen fleyer

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE436168C (de) * 1925-01-14 1926-10-25 Otto Laarmann Einrichtung fuer Spinn- und Zwirnmaschinen zum gleichzeitigen Abheben der Fluegel von den Spindeln
GB252423A (en) * 1925-01-28 1926-05-28 Alfred Stell Improvements appertaining to drag devices and doffing mechanism for flyer spinning and like machines

Also Published As

Publication number Publication date
ES8202874A1 (es) 1982-02-01
ES495761A0 (es) 1982-02-01
IN155450B (ja) 1985-02-02
US4426836A (en) 1984-01-24
IT8024786A0 (it) 1980-09-19
JPS56501251A (ja) 1981-09-03
EP0036004B1 (de) 1983-06-22
BE885438A (fr) 1981-03-26
WO1981000867A1 (en) 1981-04-02
HK40185A (en) 1985-05-31
EP0036004A1 (de) 1981-09-23
IT1133117B (it) 1986-07-09
BR8008853A (pt) 1981-07-21
DE3063900D1 (en) 1983-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1765705B1 (de) Spulenrahmen- be- und entlastungsvorrichtung für eine spuleinrichtung einer kreuzspulen herstellenden textilmaschine
US4120462A (en) Method and device for controlling and/or regulating thread tension during winding of a textile coil
DE2349577B2 (de) Wickelvorrichtung zur Herstellung von Kreuzspulen
EP0351672B1 (de) Vorrichtung zur Regelung des Anpressdruckes einer Spule an einer Anlagewalze
JPS6175775A (ja) 一定速度で供給される糸を綾巻きスプ−ルに巻く方法および装置
US4102506A (en) Device for controlling the contact pressure of a textile coil on a support or driving cylinder
DE2542824C2 (de) Fadenliefervorrichtung
DE1510800B2 (de) Vorrichtung zum selbsttätigen Spulenwechsel an Doppeldrahtzwirnmaschinen
JPS639047B2 (ja)
DE2649555C3 (de) Friktionsantriebsvorrichtung
CH494180A (de) Spulgerät
DE1937530B2 (de) Vorrichtung zur Spannungsregelung beim gleichzeitigen Abhaspeln der Fäden von mehreren antreibbaren Ablaufspulen
US3421706A (en) Rotary funnels employed for winding fibre slivers in crossed reels
DE3403733A1 (de) Vorrichtung zum steuern einer packmittelbremse
US4013242A (en) Cop tube holder for winding yarns or threads on textile machines
DE68907144T2 (de) Vorrichtung zur Regelung der Garnwickelgeschwindigkeit bei der Bildung konischer Spulen auf Rotationsspinnmaschinen.
DE2217295A1 (de) Aufwickelspulenhalter fur Textil maschinen, insbesondere fur Aufwickel Spul und Textunermaschinen, sowie spmdellose Feinspinnmaschinen und andere ähnliche Maschinen
DE2144320C3 (de) Fadenzustellgerät an einer Textilmaschine
US3082810A (en) Wire coiling machine
US3119572A (en) Feed rolls
CH334460A (de) Maschine zum Herstellen von Tampons aus einem Wattevlies durch Abschneiden und Wickeln von Wattevlieslängen
GB2204334A (en) Device for damping spool frame pivoting
JPS595504B2 (ja) オ−プンエンド精紡機における紡出糸の経路差吸収装置
AT82576B (de) Spinnmaschine.
DE321504C (de) Spinnmaschine mit exzentrisch gelagerter Spinnspindel