JPS639026Y2 - - Google Patents

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JPS639026Y2
JPS639026Y2 JP18209483U JP18209483U JPS639026Y2 JP S639026 Y2 JPS639026 Y2 JP S639026Y2 JP 18209483 U JP18209483 U JP 18209483U JP 18209483 U JP18209483 U JP 18209483U JP S639026 Y2 JPS639026 Y2 JP S639026Y2
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JP
Japan
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rear door
vending machine
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door
window glass
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JP18209483U
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は食品や日用雑貨まで扱える多種商品自
動販売機に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、商品収納庫を形成する本体の前面及び後
面にそれぞれ前扉及び後扉を備え、さらに本体の
側方に制御キヤビネツトを備え、前扉の上部に商
品収納庫内を透視可能な窓ガラスを設けるととも
に、下部に商品取出口を設けた自動販売機が提案
されている(例えば特開昭50−70097号公報参
照)。
またその場合、商品収納庫内の商品を前方から
よく見ることができるように、商品収納庫内を照
明する蛍光灯を備えることは普通に行なわれる。
また後扉は不透明に作られる。
この種の自動販売機によると、顧客は前扉の上
部の窓ガラスを通して商品収納庫内の実物商品を
視認した上で購入できるという利点をもつ。また
商品収納庫内へ商品を収納する作業は、後扉を開
いて自動販売機の後方より行なうことができる。
このためこの種の自動販売機は、前面が店舗外に
露出しかつ後面が店舗内に露出した状態で設置す
ると便利である。
(ハ) 本考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この種の自動販売機において
は、商品販売動作時に後扉を開いて商品収納庫内
に手を入れると、搬出機等により非常に危険な状
態となる。また後扉はせつかく開放できるもので
あるにもかかわらず、不透明であるため後方から
商品収納庫内を透視することができず、したがつ
て後扉は商品を収納するためのみにしか使用され
ていない。因みに、後扉を単なる透明扉にする
と、店舗外からその透明扉を通して店舗内をのぞ
き見ることができるようになるという問題を生じ
る。
それ故に本考案の課題は、商品販売動作時には
後扉の開放を不能となし、これにより後扉を開い
て商品を安全に取出すことのできる、いわゆるシ
ヨーケースとしても同時に使用でき、その上、前
方からもまた後方からも商品収納庫内を見ること
ができるが、特に前方からは商品収納庫を通して
後方をのぞき見ることができないようにした自動
販売機を提供することにある。
(ニ) 問題点を解決するための手段及び作用 本考案によれば、商品収納庫を形成する本体
と、該本体の前面及び後面にそれぞれ備えられた
前扉及び後扉と、上記商品収納庫内を照明する蛍
光灯と、上記本体に備えられた制御キヤビネツト
とを含み、上記前扉は上部に上記商品収納庫内を
透視可能な窓ガラスと下部に商品取出口とを有し
ている自動販売機において、上記後扉を閉扉状態
にロツクするためのロツク機構を備え、該ロツク
機構は、上記後扉に設けた凹部、上記本体に回動
可能に取付けられ、上記凹部に係合・離脱するロ
ツク金具、該ロツク金具を上記凹部に係合する向
きに付勢したスプリング、該スプリングに抗して
上記ロツク金具を上記凹部から離脱させるソレノ
イド、該ソレノイドを動作させる後扉開放用スイ
ツチ、及び上記商品収納庫から上記商品取出口へ
商品を放出するときには上記ソレノイドを非動作
状態にする制御回路を含み、上記後扉は上記前扉
の窓ガラスと対向し上記商品収納庫内を透視可能
にした窓ガラスを含み、該後扉の窓ガラスは熱線
反射部材を貼付されてマジツクミラーにされてい
ることを特徴とする自動販売機が得られる。
この自動販売機において、商品収納庫内を蛍光
灯で照明すると、前方からもまた後方からも商品
収納庫内をよく見ることができるようになる。さ
らに熱線反射部材の作用により、前方からは商品
収納庫を通して後方をのぞき見ることができない
ようになる。また商品販売動作の遂行中には、制
御回路がソレノイドを非動作状態にするため、ロ
ツク金具が扉の凹部に係合しつづけ、扉を閉扉状
態にロツクする。したがつてこの自動販売機は、
後扉によつて安全性が損なわれることはないた
め、顧客が商品収納庫内の商品を見て任意に後扉
を開いてその商品を取出す、いわゆるシヨーケー
スとしての役割をも同時に果させることができ
る。
(ホ) 本考案の実施例 第1図において、2は店舗の外壁1に組込まれ
た自動販売機で、その本体2′の上部と下部は固
定金具3,4,5、で固定されている。自動販売
機2の前扉6には、第2図に示すように、上半分
に窓ガラス7が、その下方に取出口扉8が夫々設
けてある。また前扉6の右方には、硬貨や紙弊の
投入口、選択釦、返却レバー、返却口、売切れ表
示、販売中止表示及び、投入金額表示等を有した
制御キヤビネツト9が配置されている。さらに第
3図および第4図をも参照して、自動販売機の商
品収納庫には、蛍光灯L,L′,L″が設けてあり、
これにより内部を十分に明るくされている。した
がつて前扉6の窓ガラス7を通して、販売商品や
搬出機の動きの様子を外からよく見ることができ
る。該自動販売機2の背面部の上方前扉6の窓ガ
ラス7と対向した位置には、後扉10が左方上下
の蝶番11,11′によつて取付けてある。
さらに第5図及び第6図を参照して、後扉10
は窓枠12と後扉窓ガラス13とで構成され、該
窓ガラス13には、ポリエステルフイルムの片面
にアルミニウム等の金属を均一な密度に蒸着した
熱線反射部材14を貼付してある。後扉10の蝶
番11,11′を設けた端部とは反対側の端部に
は、取手15が設けてある。取手15は後扉10
に取付ねじ16,16′によつて固着されている。
取手15の内側中央部には取手補助縁17が設け
てある。この取手補助縁17は、その上部に折曲
げ片18を有し、この折曲げ片18をピン19に
より取付けることにより、取手15の上方部に回
動自在に枢着されている。さらに、取手補助板1
7は折曲げ片18の第6図における左方で後扉1
0の穴10′を貫通して内側に略90゜折れ曲がつて
伸びており、スイツチアーム20を形成し、引張
ばね21により、後扉開放用スイツチ22を押圧
している。
第7図は第3図のB−B矢視断面図で後扉10
のロツク機構の断面図を示し、第8図は第7図の
C−C矢視断面図である。後扉10の取手15の
近くの端部に設けてある穴23に、ロツク受金具
24が固着されている。該ロツク受金具24は側
面に凹部25を形成してある。後扉10の内側に
は、内側窓枠26がねじにて、後扉10に固着さ
れている。後扉10に対向した自動販売機2の外
箱本体2′側には、内箱47に取付板28が固着
されており、該取付板28にはロツク機構取付板
29がねじ30,30′で固着されている。該ロ
ツク機構取付板29にはロツク金具32がピン3
3により回動自在に枢支されている。該ロツク金
具32の一端は面取り部32′が施されており、
ピン33を中心として回動する際に、外箱本体
2′の切欠穴31より突出したり、引込んだりす
る。該ロツク金具32の他端には孔34が形成さ
れ、その孔34にはピン35によりリンク36の
一端が回動自在に取付けてある。該リンク36の
他端はピン37を介して、ロツク機構取付板29
に固着したソレノイド39のプランジヤ38に回
動自在に枢支されている。
前記ロツク金具32には穴40が設けてあり、
この穴40に引張ばね41の一端が引掛けてあ
る。引張ばね41の他端はロツク機構取付板29
に固着したばね掛け金42に引掛けてある。ロツ
ク機構取付板29を固着した取付板28にはさら
にスイツチ取付板43が固着されており、ここに
後扉の開閉を検出するスイツチ44を保持してい
る。スイツチ44のアクチユエータ46は本体
2′に設けてある穴45を通して突出し、後扉1
0の内側窓枠26に当接している。
以上のような構成で次にその動作を説明する。
店舗外からの顧客の操作により自動販売機2が動
作中の時は、図示しない制御回路によりソレノイ
ド39は非動作状態であり、後扉10のロツク金
具32は引張ばね41により外箱本体2′の孔3
1より突出し、ロツク受金具24の凹部25に陥
入している。従つて店舗内の客が、後扉10を開
けて自動販売機の中の商品を取ろうとしても、後
扉10はロツク状態になつているため開けること
が出来ない。
次に自動販売機2が販売待機状態の時には、店
舗内の客は、自動販売機2の内部が蛍光灯L,
L′,L″で照明されて外部以上に明るくなつてい
るので、中の商品や機械の動きを、後扉10の窓
ガラス13を通して、良く見ることができる。
今、顧客が取手15の取手補助板17を握れば、
スイツチアーム20が後扉開放用スイツチ22を
作動させる。すると、図示されてない制御回路に
よりソレノイド39に通電され、プランジヤ38
が吸引されて引張ばね41の力に抗してリンク3
6を下方に引くこととなる。したがつてロツク金
具32がピン33を中心に反時計方向に回動し
て、ロツク受金具24の凹部25からロツク金具
32を引き抜き、後扉10を開扉可能にする。な
お図示されていない制御回路の作用により、ソレ
ノイド39への通電は開扉後に比較的短い一定時
間を経過すると断たれ、したがつてロツク金具3
2が引張ばね41によつて時計方向に回動させら
れて孔31より少し突出した状態となるものとす
る。
後扉10が開かれると、スイツチ44のアクチ
ユエータ46は内側窓枠26から解放されて、後
扉10が開かれている状態を、図示してない制御
回路に検出信号を送るため、自動販売機は販売中
止表示をする。
店舗内の顧客が自動販売機の中の商品を取つた
後、再び後扉10を閉める作業を行なうと、その
後扉10は先ずロツク金具32の面取部32′に
当り、閉し力の分力によつてロツク金具32を一
時的に反時計方向に少し回動させつつ完全に閉じ
られる。後扉10が一旦完全に閉じられると、ロ
ツク金具32は引張ばね41により直ちにロツク
受金具24の凹部25に嵌入させられ、これによ
り後扉10をロツクする。
また後扉10は、閉じられた際に内側窓枠26
がスイツチ44のアクチユエータ46を押し、ス
イツチ44を動作させる。このスイツチ44の動
作に基き、図示しない制御回路によつて、閉扉状
態にあることを検出し、自動販売機は即売待機状
態を外部に表示させることができる。
(ヘ) 本考案の効果 本考案によれば、自動販売機の中は蛍光灯L,
L′,L″により外側より明るいため、店舗の外の
客からは、自動販売機の中の商品や搬出機構の動
きはよく見えるが、後扉の窓ガラスは熱線反射部
材14により光が反射されてしまうため店舗内部
の様子は遮られて見ることはできない。いわゆる
マジツクミラー効果のある窓ガラスであり、他方
店舗内の係員や客からは、熱線反射部材14を通
して自動販売機2の内部の商品や搬出機の動きの
様子は勿論のこと、更に前扉7を通して、店舗外
まで見ることができる。又、店舗内から自動販売
機の商品を充填できるし、本考案の正面即ち店舗
外側は自動販売機となつており、店舗の内側即ち
本案の裏面はシユーケースとして使用できる機能
を備えた便利な装置である。又、店舗外の客が自
動販売機を操作している時、ロツク機構によつて
店舗内の客は後扉を開ることが出来ず事故防止に
もなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例で、第1図は店舗の外壁
に組込まれた自動販売機の側面図、第2図は本考
案の自動販売機の正面図、第3図は上面図、第4
図は第2図の右側面、を示す。第5図は後扉の断
面を示し、第6図は第5図のC−C矢視の取手取
付の断面図を示し、第7図は第3図のB−B矢視
断面図、矢印第8図は第6図の平面図である。 図中、1は外壁、2は自動販売機、6は前扉、
7は窓ガラス、8は取出口扉、9は制御キヤビネ
ツト、L,L′,L″は蛍光灯、10は後扉、12
は窓枠、13は後扉窓ガラス、14は熱線反射部
材、15は取手、17は取手補助板、22は検出
スイツチ、24はロツク受金具、25は凹部、2
7は永久磁石、32はロツク金具、39はソレノ
イド、41は引張ばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 商品収納庫を形成する本体と、該本体の前面及
    び後面にそれぞれ備えられた前扉及び後扉と、上
    記商品収納庫内を照明する蛍光灯と、上記本体に
    備えられた制御キヤビネツトとを含み、上記前扉
    は上部に上記商品収納庫内を透視可能な窓ガラス
    と下部に商品取出口とを有している自動販売機に
    おいて、上記後扉を閉扉状態にロツクするための
    ロツク機構を備え、該ロツク機構は、上記後扉に
    設けた凹部、上記本体に回動可能に取付けられ、
    上記凹部に係合・離脱するロツク金具、該ロツク
    金具を上記凹部に係合する向きに付勢したスプリ
    ング、該スプリングに抗して上記ロツク金具を上
    記凹部から離脱させるソレノイド、該ソレノイド
    を動作させる後扉開放用スイツチ、及び上記商品
    収納庫から上記商品取出口へ商品を放出するとき
    には上記ソレノイドを非動作状態にする制御回路
    を含み、上記後扉は上記前扉の窓ガラスと対向し
    上記商品収納庫内を透視可能にした窓ガラスを含
    み、該後扉の窓ガラスは熱線反射部材を貼付され
    てマジツクミラーにされていることを特徴とする
    自動販売機。
JP18209483U 1983-11-28 1983-11-28 自動販売機 Granted JPS6092369U (ja)

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JPS6092369U JPS6092369U (ja) 1985-06-24
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JP18209483U Granted JPS6092369U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 自動販売機

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