JP2002245539A - 自動販売機の商品取出口扉装置 - Google Patents
自動販売機の商品取出口扉装置Info
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- JP2002245539A JP2002245539A JP2001038825A JP2001038825A JP2002245539A JP 2002245539 A JP2002245539 A JP 2002245539A JP 2001038825 A JP2001038825 A JP 2001038825A JP 2001038825 A JP2001038825 A JP 2001038825A JP 2002245539 A JP2002245539 A JP 2002245539A
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- door plate
- door device
- plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】扉板をスライド式に開閉する商品取出口扉装置
について、高い保安性を確保しつつ、扉装置のコスト低
減化を図る。 【解決手段】商品取出口６の前面に配し、扉案内レール
９で開閉方向に案内支持されたスライド式扉板７をラッ
ク／ピニオン機構を介して駆動モータ（ギヤードモー
タ）１０に伝動連結し、販売動作に合わせて扉板を開閉
操作するようにした扉装置において、商品取出口を閉塞
した状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロック機構１７を
設けるものとし、この扉ロック機構を、扉板に設けたフ
ック７ｂと、該フックに対向して固定側に設けたロック
アーム１８と、該ロックアームを係止，釈放操作するソ
レノイド１９とから構成する。この扉ロック機構を併設
することで、高い保安性を確保しつつ、平形歯車を減速
ギヤに用いた安価なギヤードモータを扉開閉用の駆動モ
ータに採用してコストの低減化が図れる。
について、高い保安性を確保しつつ、扉装置のコスト低
減化を図る。 【解決手段】商品取出口６の前面に配し、扉案内レール
９で開閉方向に案内支持されたスライド式扉板７をラッ
ク／ピニオン機構を介して駆動モータ（ギヤードモー
タ）１０に伝動連結し、販売動作に合わせて扉板を開閉
操作するようにした扉装置において、商品取出口を閉塞
した状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロック機構１７を
設けるものとし、この扉ロック機構を、扉板に設けたフ
ック７ｂと、該フックに対向して固定側に設けたロック
アーム１８と、該ロックアームを係止，釈放操作するソ
レノイド１９とから構成する。この扉ロック機構を併設
することで、高い保安性を確保しつつ、平形歯車を減速
ギヤに用いた安価なギヤードモータを扉開閉用の駆動モ
ータに採用してコストの低減化が図れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はカップ式自動販売機
の商品取出口に装備したスライド式の商品取出口扉装置
に関する。
の商品取出口に装備したスライド式の商品取出口扉装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】機内で調理した飲料をカップに供給して
販売に供するカップ式自動販売機では、食品衛生，およ
び保安面からベンドステージに通じる商品取出口に自動
開閉式の扉装置を装備し、販売待機中，および販売動作
中には外部から機内に手が差し入れられないようにして
いる。
販売に供するカップ式自動販売機では、食品衛生，およ
び保安面からベンドステージに通じる商品取出口に自動
開閉式の扉装置を装備し、販売待機中，および販売動作
中には外部から機内に手が差し入れられないようにして
いる。
【０００３】図２はかかるカップ式自動販売機の正面図
であり、１は自動販売機のキャビネット、２は前面扉、
３は販売商品を展示するディスプレイパネル、４は商品
選択釦、５はコイン機構などを配した操作パネル部、６
は機内のベンドステージに通じる商品取出口、７が商品
取出口６に配したスライド式の扉板である。次に、上記
のカップ式自動販売機に装備した従来の商品取出口扉装
置の構成，並びにその開閉動作を図３，図４で説明す
る。まず、図３(a),(b) において、８は自動販売機の前
面扉２に装備した扉装置のユニットベースで、該ベース
８の片側半分の領域には商品取出口６が開口し、その前
面側に配した扉板７が上下の扉案内レール９の間にまた
がり、ローラを介して開閉方向へスライド可能に案内支
持されている。また、ユニットベース８の背面側下部に
駆動モータ（モータに例えば平形歯車式の減速ギヤ機構
を組合せたギヤードモータ）１０を設置し、該駆動モー
タ１０と扉板７との間をラック１１，ピニオン１２によ
り連結して扉板７の開閉機構を構成している。また、扉
上部の案内レール側には扉板７の開閉移動経路に沿って
扉板の閉検知スイッチ１３，開検知スイッチ１４を配置
し、扉板７の上縁に形成したドグ７ａで各スイッチを動
作させるようにしている。
であり、１は自動販売機のキャビネット、２は前面扉、
３は販売商品を展示するディスプレイパネル、４は商品
選択釦、５はコイン機構などを配した操作パネル部、６
は機内のベンドステージに通じる商品取出口、７が商品
取出口６に配したスライド式の扉板である。次に、上記
のカップ式自動販売機に装備した従来の商品取出口扉装
置の構成，並びにその開閉動作を図３，図４で説明す
る。まず、図３(a),(b) において、８は自動販売機の前
面扉２に装備した扉装置のユニットベースで、該ベース
８の片側半分の領域には商品取出口６が開口し、その前
面側に配した扉板７が上下の扉案内レール９の間にまた
がり、ローラを介して開閉方向へスライド可能に案内支
持されている。また、ユニットベース８の背面側下部に
駆動モータ（モータに例えば平形歯車式の減速ギヤ機構
を組合せたギヤードモータ）１０を設置し、該駆動モー
タ１０と扉板７との間をラック１１，ピニオン１２によ
り連結して扉板７の開閉機構を構成している。また、扉
上部の案内レール側には扉板７の開閉移動経路に沿って
扉板の閉検知スイッチ１３，開検知スイッチ１４を配置
し、扉板７の上縁に形成したドグ７ａで各スイッチを動
作させるようにしている。
【０００４】次に、前記構成になる扉装置の開閉動作を
図４(a),(b) で説明する。まず、販売待機状態を含めて
常時は扉板７が閉位置に停止して商品取出口６を閉塞し
ている。一方、図４(a) で表すように飲料販売時に機内
のカップ搬送機構１５が飲料入りカップ１６を載せて商
品取出口の背後のベンドステージに到達し、ベンドステ
ージのカップ検知センサがカップ１６を検知すると、そ
の検知信号を基に扉装置の制御部２０（図３(b) 参照）
からの指令で駆動モータ１０が始動し、ピニオン１１，
ラック１２を介して扉板７を開放位置に駆動する。ここ
で、扉板７が開放位置まで移動すると開検知スイッチ１
４が作動して駆動モータ１０を停止する。そして、商品
取出口６を通じて飲料入りカップ１５が機外に取り出さ
れて前記のカップ検知センサがカップ無しを確認する
と、駆動モータ１０が再始動（逆転）して扉板７を閉位
置に向けて駆動し、扉板７が閉位置に到達すると閉検知
スイッチ１３が作動して駆動モータ１０が停止する。
図４(a),(b) で説明する。まず、販売待機状態を含めて
常時は扉板７が閉位置に停止して商品取出口６を閉塞し
ている。一方、図４(a) で表すように飲料販売時に機内
のカップ搬送機構１５が飲料入りカップ１６を載せて商
品取出口の背後のベンドステージに到達し、ベンドステ
ージのカップ検知センサがカップ１６を検知すると、そ
の検知信号を基に扉装置の制御部２０（図３(b) 参照）
からの指令で駆動モータ１０が始動し、ピニオン１１，
ラック１２を介して扉板７を開放位置に駆動する。ここ
で、扉板７が開放位置まで移動すると開検知スイッチ１
４が作動して駆動モータ１０を停止する。そして、商品
取出口６を通じて飲料入りカップ１５が機外に取り出さ
れて前記のカップ検知センサがカップ無しを確認する
と、駆動モータ１０が再始動（逆転）して扉板７を閉位
置に向けて駆動し、扉板７が閉位置に到達すると閉検知
スイッチ１３が作動して駆動モータ１０が停止する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したラ
ック／ピニオン式の駆動機構を用いて扉板を開閉する従
来の扉装置では構成，機能面で次記のような問題点があ
る。すなわち、ラック／ピニオン機構を介して駆動モー
タ１０と扉板７との間を連結した構成では、駆動モータ
１０が平形歯車式の減速ギヤ機構を備えたギヤードモー
タであると、販売待機中などの扉閉状態で外部から扉板
７に手を掛けて開く方向に力を加えると、その外力で非
通電状態にある駆動モータ１０が連れ回りして扉をこじ
開けることが可能となる。
ック／ピニオン式の駆動機構を用いて扉板を開閉する従
来の扉装置では構成，機能面で次記のような問題点があ
る。すなわち、ラック／ピニオン機構を介して駆動モー
タ１０と扉板７との間を連結した構成では、駆動モータ
１０が平形歯車式の減速ギヤ機構を備えたギヤードモー
タであると、販売待機中などの扉閉状態で外部から扉板
７に手を掛けて開く方向に力を加えると、その外力で非
通電状態にある駆動モータ１０が連れ回りして扉をこじ
開けることが可能となる。
【０００６】そこで、従来では扉装置の駆動モータ（ギ
ヤードモータ）７に組み込んだ減速ギヤ機構として平形
歯車の代わりに逆耐トルクの大きなウォーム歯車を使用
し、閉じている扉を無理やりこじ開けようとして扉板に
外力を加えても、ギヤードモータのウォーム歯車で扉板
の開放を阻止するようにして防盗，いたずら防止の保安
性を高めるようにした構成の扉装置が一部で採用されて
いる。
ヤードモータ）７に組み込んだ減速ギヤ機構として平形
歯車の代わりに逆耐トルクの大きなウォーム歯車を使用
し、閉じている扉を無理やりこじ開けようとして扉板に
外力を加えても、ギヤードモータのウォーム歯車で扉板
の開放を阻止するようにして防盗，いたずら防止の保安
性を高めるようにした構成の扉装置が一部で採用されて
いる。
【０００７】しかしながら、ウォーム歯車は高い逆耐ト
ルクを確保するために高強度な金属と精密加工を要する
ことから、樹脂成形品で作られた平形歯車などと比べて
コストが格段に高く、そのためにウォーム歯車を減速ギ
ヤとするギヤードモータを扉開閉用の駆動モータに採用
すると、扉装置がコスト高となる。本発明は上記の点に
鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決
し、低コストで保安性の高い商品取出口扉装置を提供す
ることにある。
ルクを確保するために高強度な金属と精密加工を要する
ことから、樹脂成形品で作られた平形歯車などと比べて
コストが格段に高く、そのためにウォーム歯車を減速ギ
ヤとするギヤードモータを扉開閉用の駆動モータに採用
すると、扉装置がコスト高となる。本発明は上記の点に
鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決
し、低コストで保安性の高い商品取出口扉装置を提供す
ることにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、自動販売機の商品取出口を自動開
閉する扉装置であり、商品取出口の前面に配して開閉方
向に案内支持されたスライド式扉板をラック／ピニオン
機構を介して駆動モータに伝動連結し、販売動作に合わ
せて扉板を開閉操作するようにしたものにおいて、商品
取出口を閉塞した状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロッ
ク機構を設ける（請求項１）ものとし、具体的には扉ロ
ック機構を、扉板に設けたフックと、該フックに対向し
て固定側に設けたロックアームと、該ロックアームをフ
ックに対して係止，釈放操作するソレノイドとから構成
する（請求項２）。
に、本発明によれば、自動販売機の商品取出口を自動開
閉する扉装置であり、商品取出口の前面に配して開閉方
向に案内支持されたスライド式扉板をラック／ピニオン
機構を介して駆動モータに伝動連結し、販売動作に合わ
せて扉板を開閉操作するようにしたものにおいて、商品
取出口を閉塞した状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロッ
ク機構を設ける（請求項１）ものとし、具体的には扉ロ
ック機構を、扉板に設けたフックと、該フックに対向し
て固定側に設けたロックアームと、該ロックアームをフ
ックに対して係止，釈放操作するソレノイドとから構成
する（請求項２）。
【０００９】かかる構成で、自動販売機の販売動作終了
に合わせて開放していた扉板が閉位置に移動すると、扉
装置に装備した扉閉検知スイッチの動作信号を受けて扉
ロック機構のソレノイドが作動し、ロックアームを扉板
のフックに係合させて扉板を閉位置に鎖錠する。この状
態では外部から扉板を無理やりにこじ開けようとして
も、扉板がフックを介して扉ロック機構に鎖錠されてい
るので開けることができない。一方、次回の販売時に飲
料入りカップがベンドステージに搬送されると、扉ロッ
ク機構が釈放動作して扉板の鎖錠を解き、続く駆動モー
タの操作で扉板が開放する。これにより、扉装置の駆動
モータに、減速ギヤ機構が平形歯車である逆耐トルクの
小さなギヤードモータを採用して高い保安性を確保する
ことができる。
に合わせて開放していた扉板が閉位置に移動すると、扉
装置に装備した扉閉検知スイッチの動作信号を受けて扉
ロック機構のソレノイドが作動し、ロックアームを扉板
のフックに係合させて扉板を閉位置に鎖錠する。この状
態では外部から扉板を無理やりにこじ開けようとして
も、扉板がフックを介して扉ロック機構に鎖錠されてい
るので開けることができない。一方、次回の販売時に飲
料入りカップがベンドステージに搬送されると、扉ロッ
ク機構が釈放動作して扉板の鎖錠を解き、続く駆動モー
タの操作で扉板が開放する。これにより、扉装置の駆動
モータに、減速ギヤ機構が平形歯車である逆耐トルクの
小さなギヤードモータを採用して高い保安性を確保する
ことができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
(a),(b) に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施
例の図中で図３に対応する部材には同じ符号を付してそ
の説明は省略する。図示実施例において、商品取出口６
の前面に配した扉板７は、従来構造と同様に上下の扉案
内レール９にローラ９ａを介して開閉方向へスライド可
能に案内支持され、かつラック／ピニオン機構を介して
駆動モータ１０に伝動連結されている。なお、この駆動
モータ１０は減速ギヤ機構に平形歯車を使ったたギヤー
ドモータである。一方、扉板７の下縁には背後に向けて
突き出した突起状のフック７ｂが形成されており、該フ
ック７ｂに対向して扉装置のユニットベース８の下部に
は、本発明に係る扉ロック機構１７が装備されている。
(a),(b) に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施
例の図中で図３に対応する部材には同じ符号を付してそ
の説明は省略する。図示実施例において、商品取出口６
の前面に配した扉板７は、従来構造と同様に上下の扉案
内レール９にローラ９ａを介して開閉方向へスライド可
能に案内支持され、かつラック／ピニオン機構を介して
駆動モータ１０に伝動連結されている。なお、この駆動
モータ１０は減速ギヤ機構に平形歯車を使ったたギヤー
ドモータである。一方、扉板７の下縁には背後に向けて
突き出した突起状のフック７ｂが形成されており、該フ
ック７ｂに対向して扉装置のユニットベース８の下部に
は、本発明に係る扉ロック機構１７が装備されている。
【００１１】この扉ロック機構１７は、支軸１８ａに軸
支した揺動式のロックアーム１８と、該ロックアームを
揺動操作するプランジャ形のソレノイド１９とからな
り、そのロックアーム１８を扉板７の閉位置で前記フッ
ク７ｂと係止し合うように位置決めして設置されてい
る。かかる構成で、自動販売機の販売動作終了に合わせ
ていままで開放していた扉板７が、図１(b) で表すよう
に閉位置に移動すると、扉装置に装備した扉閉検知スイ
ッチ１３（図３，図４参照）の動作信号を受けて扉ロッ
ク機構１７のソレノイド１９が作動し、ロックアーム１
８を待機位置から時計方向に揺動操作する。これによ
り、図１(b) のようにロックアーム１８の先端が扉板７
のフック７ｂに係合して扉板７を閉位置に鎖錠する。こ
の状態になると、閉じている扉板７を外部から無理やり
にこじ開けようとしても、扉板７のフック７ａが扉ロッ
ク機構１７に鎖錠されているので開けることができな
い。
支した揺動式のロックアーム１８と、該ロックアームを
揺動操作するプランジャ形のソレノイド１９とからな
り、そのロックアーム１８を扉板７の閉位置で前記フッ
ク７ｂと係止し合うように位置決めして設置されてい
る。かかる構成で、自動販売機の販売動作終了に合わせ
ていままで開放していた扉板７が、図１(b) で表すよう
に閉位置に移動すると、扉装置に装備した扉閉検知スイ
ッチ１３（図３，図４参照）の動作信号を受けて扉ロッ
ク機構１７のソレノイド１９が作動し、ロックアーム１
８を待機位置から時計方向に揺動操作する。これによ
り、図１(b) のようにロックアーム１８の先端が扉板７
のフック７ｂに係合して扉板７を閉位置に鎖錠する。こ
の状態になると、閉じている扉板７を外部から無理やり
にこじ開けようとしても、扉板７のフック７ａが扉ロッ
ク機構１７に鎖錠されているので開けることができな
い。
【００１２】一方、図４で述べたように次回の販売動作
時に飲料入りカップがベンドステージに搬送されると、
ベンドステージに配したカップ検知センサの信号で扉ロ
ック機構１７が釈放動作し、ロックアーム１８が図示位
置から反時計方向に揺動してフック７ｂとの係合を解く
とともに、続く駆動モータ１０の操作により扉板７が閉
位置から開位置にスライド移動して商品取出口６を開放
する。
時に飲料入りカップがベンドステージに搬送されると、
ベンドステージに配したカップ検知センサの信号で扉ロ
ック機構１７が釈放動作し、ロックアーム１８が図示位
置から反時計方向に揺動してフック７ｂとの係合を解く
とともに、続く駆動モータ１０の操作により扉板７が閉
位置から開位置にスライド移動して商品取出口６を開放
する。
【００１３】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば次記の効果を奏する。すなわち、商品取出口を閉塞し
た状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロック機構を設ける
ものとし、その扉ロック機構を、扉板に設けたフック
と、該フックに対向して固定側に設けたロックアーム
と、該ロックアームをフックに対して係止，釈放操作す
るソレノイドとから構成したことにより、扉板を開閉操
作する駆動モータ（ギヤードモータ）自身に逆耐トルク
機能を持たせる要なしに扉板を閉位置に鎖錠することが
できる。これにより、樹脂成形品などの平形歯車を減速
ギヤとする安価なギヤードモータを駆動モータに採用し
て扉装置のコスト低減化を図りつつ、扉ロック機構によ
り防盗，いたずら防止に対して高い保安性を確保するこ
とができる。
ば次記の効果を奏する。すなわち、商品取出口を閉塞し
た状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロック機構を設ける
ものとし、その扉ロック機構を、扉板に設けたフック
と、該フックに対向して固定側に設けたロックアーム
と、該ロックアームをフックに対して係止，釈放操作す
るソレノイドとから構成したことにより、扉板を開閉操
作する駆動モータ（ギヤードモータ）自身に逆耐トルク
機能を持たせる要なしに扉板を閉位置に鎖錠することが
できる。これにより、樹脂成形品などの平形歯車を減速
ギヤとする安価なギヤードモータを駆動モータに採用し
て扉装置のコスト低減化を図りつつ、扉ロック機構によ
り防盗，いたずら防止に対して高い保安性を確保するこ
とができる。
【図１】本発明の実施例に係る商品取出口扉装置の構成
図であり、(a) は扉装置全体の背面図、(b) は(a) 図に
おける扉ロック機構の詳細構造図
図であり、(a) は扉装置全体の背面図、(b) は(a) 図に
おける扉ロック機構の詳細構造図
【図２】本発明の実施対象となるカップ式自動販売機全
体の正面図
体の正面図
【図３】図２の自動販売機に採用した従来の商品取出口
扉装置の構成図であり、(a),(b) はそれぞれ前面側およ
び背面側から見た外観図
扉装置の構成図であり、(a),(b) はそれぞれ前面側およ
び背面側から見た外観図
【図４】図３の扉装置おける扉板開閉動作の説明図であ
り、(a),(b) はそれぞれ扉開，扉閉時の各動作説明図
り、(a),(b) はそれぞれ扉開，扉閉時の各動作説明図
６ 商品取出口 ７ 扉板 ７ｂ フック ９ 扉案内レール １０ 駆動モータ（ギヤードモータ） １７ 扉ロック機構 １８ ロックアーム １９ ソレノイド
Claims (2)
- 【請求項１】自動販売機の商品取出口を自動開閉する扉
装置であり、商品取出口の前面に配して開閉方向に案内
支持されたスライド式扉板をラック／ピニオン機構を介
して駆動モータに伝動連結し、販売動作に合わせて扉板
を開閉操作するようにしたものにおいて、商品取出口を
閉塞した状態で扉板を閉位置に鎖錠する扉ロック機構を
設けたことを特徴とする自動販売機の商品取出口扉装
置。 - 【請求項２】請求項１記載の商品取出口扉装置におい
て、扉ロック機構が、扉板に設けたフックと、該フック
に対向して固定側に設けたロックアームと、該ロックア
ームをフックに対して係止，釈放操作するソレノイドと
からなることを特徴とする自動販売機の商品取出口扉装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001038825A JP2002245539A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 自動販売機の商品取出口扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001038825A JP2002245539A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 自動販売機の商品取出口扉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002245539A true JP2002245539A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18901738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001038825A Withdrawn JP2002245539A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 自動販売機の商品取出口扉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002245539A (ja) |
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-
2001
- 2001-02-15 JP JP2001038825A patent/JP2002245539A/ja not_active Withdrawn
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