JP2592506B2 - 自動販売機の商品払出し部構造 - Google Patents

自動販売機の商品払出し部構造

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JP2592506B2 JP24661488A JP24661488A JP2592506B2 JP 2592506 B2 JP2592506 B2 JP 2592506B2 JP 24661488 A JP24661488 A JP 24661488A JP 24661488 A JP24661488 A JP 24661488A JP 2592506 B2 JP2592506 B2 JP 2592506B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機体内側の商品払出し口と機体外側の商品
取出し口とを接続する商品払出し通路を商品がこれの自
重下降によって供給される状態で設けると共に、前記商
品払出し口を開閉する防盗扉、及び、前記商品取出し口
を開閉する取出し口扉を設けた自動販売機の商品払出し
部構造に関する。
〔従来の技術〕
上記自動販売機において、従来、防盗扉を揺動によっ
て開閉するように取付け、払出しされる商品がその自重
下降により防盗扉を押し開けて商品払出し通路に入るよ
うになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、横巾が大きい商品の払出しをされる際、防盗扉
の商品によって開操作される箇所、すなわち開操作力の
作用箇所が商品の大横巾のために防盗扉揺動支点の近く
に位置して開操作不良が生じる等、商品の大きさや重量
によっては防盗扉が開きにくくなることがあった。この
結果、商品が払出し口附近に払出しされて存在している
にもかかわらず、防盗扉が障害物になって商品を商品取
出し口から見通すことができなくて商品存在の認識がで
きず、商品が未払いであると誤認される場合があった。
本発明の目的は、防盗扉の開操作が確実にされるよう
に、しかも、構造簡単にできるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、冒記した自動販売機の商品払出
し部構造において、取出し口扉の開操作によって防盗扉
が開操作される状態に取出し口扉と防盗扉とを連動させ
る連動機構を設けてあることにある。そして、その作用
及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
取出し口扉の開操作をすると、その操作力が連動機構
により防盗扉に伝達され、防盗扉が自ずと開作動する。
〔発明の効果〕
商品取出しをするに際し、商品払出し口の開放のため
に取出し口扉が開操作されることと、連動機構の作用と
のために防盗扉が確実に開作動し、防盗扉の後側を容易
に見通して商品存在の認識が確実にできて冒記誤認がさ
れにくくなった。
その上、防盗扉を開操作する駆動機構を設けて開放の
確実化を図る場合に比して連動機構を設けるだけの簡単
な構造で済み、経済面で有利にできた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第4図及び第5図に示すように、商品搬送具(1a)を
支持部材(1b)を介して取付けた無端チェーン(2)を
上下一対のチェーンスプロケット(3),(4)に巻回
すると共に、下側のチェーンスプロケット(4)が電動
モータ(M)により、正転駆動されたり逆転駆動されて
無端チェーン(2)が回動されることにより、支持部材
(1b)に付設のローラ(5)と商品搬送具(1a)に付設
のローラ(6)とに各別に作用する一対のガイドレール
(7),(8)に沿って支持部材(1b)が上昇したり下
降し、商品搬送具(1a)がビン入り飲料収納スペース
(9)とカン入り飲料収納スペース(10)との間の昇降
経路(R)を移送されるように構成してある。ビン入り
飲料収納スペース(9)の上下複数段の商品収納棚(1
1)…のうち指定されたビン入り飲料(S1)または
(S2)…または(S5)が収納されているものからそのビ
ン入り飲料(S1)または……(S5)を受入れる商品受入
れ位置、あるいは、搬送してきたビン入り飲料(S1)ま
たは……(S5)を商品払出し通路(12)に送出す商品払
出し位置に商品搬送具(1a)が到達すると、停止位置検
出装置(図示せず)からの情報に基いて作動する制御機
構(図示せず)によりモータ(M)が自動的に停止操作
されて商品搬送具(1a)の移送が停止され、商品搬送具
(1a)がビン入り飲料(S1)……(S5)の受入れまたは
送出しを自動的にするように構成し、もって、ビン入り
飲料とカン入り飲料の並売が可能な自動販売機の商品搬
送部を構成してある。
商品搬送具(1a)は第2図に明示するように、支持部
材(1b)に対して軸芯(X)の周りで上下に揺動するよ
うに枢着してある。商品搬送具(1a)が商品払出し位置
以外の箇所に位置する時にはローラ(6)にガイドレー
ル(8)の直線部分が作用して商品搬送具(1a)がほぼ
水平の取付姿勢に維持されるように構成することによ
り、そして、商品搬送具(1a)が商品受入れ位置に停止
すると、商品収納棚(11)を構成するコンベアが駆動さ
れてビン入り飲料(S1)……(S5)を商品搬送具(1a)
の横側の商品受入れ口に送込むことにより、商品搬送具
(1a)によるビン入り飲料(S1)……(S5)の商品収納
棚(11)からの取出しと保持とを可能にしてある。そし
て、商品搬送具(1a)が商品払出し位置に位置すると、
ローラ(6)にガイドレール(8)の屈曲部分(8a)が
作用することにより商品搬送具(1a)が前下り傾斜の取
付姿勢になりビン入り飲料(S1)……(S5)が自重下降
により、商品搬送具(1a)の前側の商品送出し口から商
品払出し通路(12)に出るように構成することにより、
商品搬送具(1a)によるビン入り飲料(S1)……(S5
の商品払出し通路(12)への供給を可能にしてある。
商品払出し通路(12)は第5図に示すように機体内側
扉(13)に備えられた商品払出し口(14)と、機体外側
扉(15)に備えられた商品取出し口(16)とを接続する
ように、商品払出し口(14)と商品取出し口(16)とに
わたる筒体(17)によって形成してあると共に、商品搬
送具(1a)からのビン入り飲料(S1)……(S5)が 自
重下降力により機体内側扉(13)の断熱扉(18)を押し
開けて商品払出し口(14)から入り込むように構成して
ある。
第1図に示すように商品取出し口(16)のための取出
し口扉(19)を筒体(17)の機体外側端部に取付け、商
品払出し口(14)のための左右一対の防盗扉(20),
(20)を筒体(17)の機体内側端部に取付けてある。
取出し口扉(19)は横一端側に配置した回転支軸(2
1)の縦軸芯周りで揺動して商品取出し口(16)を開閉
するように枢着してあると共に、スプリング(22)によ
って閉じ付勢されるように、かつ、取っ手(19a)をし
ての人為操作によって開操作するように構成してある。
左右の防盗扉(20),(20)夫々は横一端側に配置し
た回転支軸(23)の縦軸芯周りで、遊端側のピン部(20
a)に作用するガイド溝(24)に沿って揺動して商品払
出し口(14)を開閉するように枢着すると共に、スプリ
ング(25)によって閉じ付勢されるように構成してあ
る。左右の防盗扉(20),(20)夫々の遊端側の被接当
部(20b)に接当して左右いずれもの防盗扉(20),(2
0)の開放側揺動を規制するストッパー(27)を、回転
支軸(28)を介して筒体(17)の上下両側に取付けると
共に、回転支軸(28)の軸芯周りでの揺動によって作用
姿勢と作用解除姿勢とに切換わるように構成してある。
そして、商品非払出し時には、回転支軸(28)に揺動リ
ンク(29)を介して作用させてあるロック付勢スプリン
グ(30)がストッパー(27)を作用姿勢に維持するよう
に構成し、商品払出し時には、揺動リンク(29)に連動
リンク(31)を介して連動させてあるロック解除電磁ソ
レノイド(32)が入り操作されてストッパー(27)を作
用解除姿勢に切換え操作するように構成してある。
第1図に示すように取出し口扉(19)の回転支軸(2
1)に一体回動可能に取付けた揺動アーム(33)、一方
の防盗扉(20)の回転支軸(23)と他方の防盗扉(20)
の回転支軸(23)とに各別にかつ相対回動可能に取付け
た一対の扉操作具(34),(35)、一方の扉操作具(3
4)と前記揺動アームとを連動させてある連動スプリン
グ(36)、一対の扉操作具(34),(35)を連動させて
ある連動ロッド(37)の夫々により、取出し口扉(19)
と左右の防盗扉(20),(20)との連動機構(38)を構
成してある。この連動機構(38)は取出し口扉(19)の
開操作によって防盗扉(20)が開操作されることを可能
にするものである。すなわち、第2図に示すように取出
し口扉(19)が開操作されると、その操作力が揺動アー
ム(33)及び連動スプリング(36)により一方の扉操作
具(34)に伝達され、この扉操作具(34)が回転支軸
(23)の軸芯周りで揺動するのである。そして、この扉
操作具(34)の揺動に伴い、その揺動力が連動ロッド
(37)により他方の扉操作具(35)に伝達され、この扉
操作具(35)も回転支軸(23)の軸芯周りで揺動するの
である。一方の扉操作具(34)の揺動方向と他方の扉操
作具(35)の揺動方向とは連動ロッド(37)による連動
具合いのために反対方向になる。そして、左右いずれも
の扉操作具(34),(35)は揺動に伴い、ピン式操作部
(34a)または(35a)をして防盗扉(20)の機体内側面
に接当作用し、防盗扉(20)を押圧開操作するのであ
る。左右いずれもの扉操作具(34),(35)が開操作す
る防盗扉(20)の開揺動限界位置は第2図に実線で示す
位置になるのであるが、扉操作具(34)または(35)と
防盗扉(20)との相対回動が可能であること、ピン式操
作部(34a)及び(35a)が接当式であることにより、商
品取出し時には左右いずれもの防盗扉(20)を第2図に
仮想線で示す全開位置まで人為操作力やビン入り飲料
(S1)……(S5)の移動力によって操作できるようにし
てある。
要するに、商品非払出し時には、商品取出し口(16)
を取出し口扉(19)によって閉じておき、そして、商品
払出し口(14)を防盗扉(20)によって閉じると共に防
盗扉(20)の開放をストッパー(27)によって不能にし
ておき、商品が不等に取出される等の悪戯の防止を図る
ようにしてある。
そして、商品払出し時には、取出し口扉(19)の開操
作をして商品取出し口(16)を開けると、連動機構(3
8)のために防盗扉(20)が自ずと開き、防盗扉(20)
の後側を見通して払出しされた商品の存在を確認するこ
とがし易いようにしてある。
〔別実施例〕
第6図は取出し口扉(19)と防盗扉(20)の連動機構
(38)の別実施構造を示す。
すなわち、取出し口扉(19)が開放操作されると、そ
れに伴って回動する回転支軸(21)の回動力が揺動アー
ム(33)及び連動スプリング(39)を介し、筒体(17)
に付設の連動軸(40)に伝達されてこの連動軸(40)が
回動し、連動軸(40)の回動力が連動スプリング(41
a)を介して一方の扉操作具(34)に、かつ、連動スプ
リング(41b)を介して他方の扉操作具(35)に夫々伝
達されて左右いずれもの扉操作具(34),(35)が揺動
し、一方の扉操作具(34)が操作部(34a)をして一方
の防盗扉(20)を押圧開放操作し、他方の扉操作具(3
5)が操作部(35a)をして他方の防盗扉(20)を押圧開
放操作するように構成してある。
尚、第1図に示す連動スプリング(36)、第6図に示
す連動スプリング(41a)及び(41b)は、防盗扉(20)
がストッパー(27)によって開放制限される状態でも取
出し口扉(19)に付与される操作力のために伸張弾性変
形して取出し口扉(19)が開放されることを許容するよ
うに構成してある。
取出し口扉と防盗扉を連動させるに、上記実施手段の
他、防盗扉が全開位置まで開操作される手段等、各種手
段を採用して実施してもよい。
ビン入り飲料以外の各種物品を販売対象物とする販売
機にも本発明は適用できる。したがって、ビン入り飲料
(S1)ないし(S5)を商品(S1)ないし(S5)と称す
る。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自動販売機の商品払出し部構造の実
施例を示し、第1図及び第2図は商品払出し部の一部切
欠き平面図、第3図は商品払出し部の斜視図、第4図は
自動販売機の一部切欠き正面図、第5図は自動販売機の
一部切欠き側面図、第6図は別実施連動機構の斜視図で
ある。 (12)……商品払出し通路、(14)……商品払出し口、
(16)……商品取出し口、(19)……取出し口扉、(2
0)……防盗扉、(38)……連動機構、(S1)ないし(S
5)……商品。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体内側の商品払出し口(14)と機体外側
    の商品取出し口(16)とを接続する商品払出し通路(1
    2)を商品(S1ないしS5)がこれの自重下降によって供
    給される状態で設けると共に、前記商品払出し口(14)
    を開閉する防盗扉(20)、及び、前記商品取出し口(1
    6)を開閉する取出し口扉(19)を設けた自動販売機の
    商品払出し部構造であって、前記取出し口扉(19)の開
    操作によって前記防盗扉(20)が開操作される状態に前
    記取出し口扉(19)と前記防盗扉(20)とを連動させる
    連動機構(38)を設けてある自動販売機の商品払出し部
    構造。
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