JPS6390057A - デイスクプレ−ヤのロ−デイング機構 - Google Patents
デイスクプレ−ヤのロ−デイング機構Info
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- JPS6390057A JPS6390057A JP61235363A JP23536386A JPS6390057A JP S6390057 A JPS6390057 A JP S6390057A JP 61235363 A JP61235363 A JP 61235363A JP 23536386 A JP23536386 A JP 23536386A JP S6390057 A JPS6390057 A JP S6390057A
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- Japan
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- driving force
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/04—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
- G11B17/05—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
- G11B17/053—Indirect insertion, i.e. with external loading means
- G11B17/056—Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means
- G11B17/0565—Indirect insertion, i.e. with external loading means with sliding loading means adapted for discs of different sizes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/02—Details
- G11B17/022—Positioning or locking of single discs
- G11B17/028—Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
- G11B17/035—Positioning by moving the loading station
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B19/10—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing presence or absence of record in accessible stored position or on turntable
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野J
本発明はディスクプレーヤに関し、特にディスク型記録
担体を自動的に変換位置に収納し、取り出し位置に突出
するキャリィ搬送機構を備えたフロントローディングデ
ィスクプレーヤに関する。
担体を自動的に変換位置に収納し、取り出し位置に突出
するキャリィ搬送機構を備えたフロントローディングデ
ィスクプレーヤに関する。
「従来技術」
表面に音溝を有するオーディオディスク型記録桐体また
はPCM信号を記録したデジタルオーディオディスク型
記録担体を、プレーヤハウジングに対して突出収納自在
に設けられたキャリィに保持させて、プレーヤハウジン
グ内に完全に収納する形式とし、物を載せるなどディス
クプレーヤ上面のスペースを有効に利用出来るようにし
た、フロントローディングディスクプレーヤが知られて
いる。
はPCM信号を記録したデジタルオーディオディスク型
記録担体を、プレーヤハウジングに対して突出収納自在
に設けられたキャリィに保持させて、プレーヤハウジン
グ内に完全に収納する形式とし、物を載せるなどディス
クプレーヤ上面のスペースを有効に利用出来るようにし
た、フロントローディングディスクプレーヤが知られて
いる。
当該フロントローディングディスクプレーヤは、その基
本構成が、プレーヤハウジングと、当該ハウジング内に
あって、ディスク型記録担体を支持するターンテーブル
、当該ターンテーブル上のディスク型記録担体を始動、
駆動または停止するための自動機構、ディスク型記録担
体に情報の記録および再生をする変換器などからなる演
奏手段と、演奏さるべきディスク型記録担体を保持し案
内移送するキャリィと、前記キャリィを、プレーヤハウ
ジング外のディスク型記録担体の取り出し位置へ突出し
たり、当該ハウジング内の記録又は再生位置へ収納せし
めるように移動する搬送手段とからなっている。
本構成が、プレーヤハウジングと、当該ハウジング内に
あって、ディスク型記録担体を支持するターンテーブル
、当該ターンテーブル上のディスク型記録担体を始動、
駆動または停止するための自動機構、ディスク型記録担
体に情報の記録および再生をする変換器などからなる演
奏手段と、演奏さるべきディスク型記録担体を保持し案
内移送するキャリィと、前記キャリィを、プレーヤハウ
ジング外のディスク型記録担体の取り出し位置へ突出し
たり、当該ハウジング内の記録又は再生位置へ収納せし
めるように移動する搬送手段とからなっている。
上記フロントローディングディスクプレーヤにおける従
来の搬送手段は、キャリィがハウジングの外へある程度
しか突出しない方式のものであった。そのため操作者は
、ディスク型記録担体の載置や取り出しを行なうために
、キャリィを必要な位置まで手動で引き出し、またディ
スク型記録担体を載置したり差し込んだ後は、当該キャ
リィが自動的に収納移動を開始する位置まで押し込む操
作が必要であった。いわば半自動方式のローディング機
構であった・ 「背景技術」 これをキャリィが、自動的に且つ完全に突出及び収納せ
しめるように移動するようにし、当該ディスク型記録担
体のローディング及びインジェクトにかかる手間を極力
除いたものが要請されており、出願人もその完全自動方
式のローディング機構について種々開発研究している。
来の搬送手段は、キャリィがハウジングの外へある程度
しか突出しない方式のものであった。そのため操作者は
、ディスク型記録担体の載置や取り出しを行なうために
、キャリィを必要な位置まで手動で引き出し、またディ
スク型記録担体を載置したり差し込んだ後は、当該キャ
リィが自動的に収納移動を開始する位置まで押し込む操
作が必要であった。いわば半自動方式のローディング機
構であった・ 「背景技術」 これをキャリィが、自動的に且つ完全に突出及び収納せ
しめるように移動するようにし、当該ディスク型記録担
体のローディング及びインジェクトにかかる手間を極力
除いたものが要請されており、出願人もその完全自動方
式のローディング機構について種々開発研究している。
勿論、駆動装置や制御スイッチを多数用いプレーヤハウ
ジングの奥行などが大きく利用出来る場合には1種々の
完全自動方式のローディング機構を設計することが可能
であると思われる。しかし、駆動源を単一(lモーター
)にし、プレーヤハウジングの奥行を必要最小限にして
小型化を図るという条件のなかで完全自動方式のローデ
ィング機構を設計することは、なかなか難かしい技術課
題である。この難かしい設計条件のなかで、出願人は新
しいローディング機構を研究開発した。
ジングの奥行などが大きく利用出来る場合には1種々の
完全自動方式のローディング機構を設計することが可能
であると思われる。しかし、駆動源を単一(lモーター
)にし、プレーヤハウジングの奥行を必要最小限にして
小型化を図るという条件のなかで完全自動方式のローデ
ィング機構を設計することは、なかなか難かしい技術課
題である。この難かしい設計条件のなかで、出願人は新
しいローディング機構を研究開発した。
この新しいローディング機構は、シャーシの立ち上り部
分(以下、サブシャーシと称す。)に装着して前後方向
に移動出来る範囲、しかも最大限移動したときでもプレ
ーヤハウジングの奥行寸法からはみ出ないように構成さ
れた作動制御手段を存在させて、当該作動制御手段の前
後方向への限られた範囲の移動によって、キャリィを取
り出し位置へ突出させ、ハウジング内へ収納し、演奏手
段と対応して下降するといった作動、そしてディスク型
記録担体をターンテーブル上の記録又は再生位置へ載置
し、クランプするといった一連の動作を、全て制御しな
がら行なわせるようにし、駆動源であるモーターは、直
接的には単に作動制御手段を、前後方向に移動するよう
に駆動力を付与するという基本構想のものである。つま
り、作動制御手段の動きを作動の中心において、当該作
動制御手段に付与された駆動力をシャーシに対して前後
方向へ移動する力に変換し、この動きを二次的駆動源と
して、まずキャリィが取り出し位置へ突出したり、逆に
ハウジング内へ収納する前後方向へ倍速移動をさせ、次
に、キャリィを演奏手段と対応して下降させるとともに
、移動するキャリィの位置をコントロールし、そして最
後にディスク型記録担体を記録又は再生する位置である
ターンテーブル上に載置しクランプするなど、多くの仕
事を行なわせるように構成したこと、しかも、それぞれ
の構成や機構が、制御されながらタイミング良く1円滑
に作動するよう駆動力を分与した点に特徴がある。
分(以下、サブシャーシと称す。)に装着して前後方向
に移動出来る範囲、しかも最大限移動したときでもプレ
ーヤハウジングの奥行寸法からはみ出ないように構成さ
れた作動制御手段を存在させて、当該作動制御手段の前
後方向への限られた範囲の移動によって、キャリィを取
り出し位置へ突出させ、ハウジング内へ収納し、演奏手
段と対応して下降するといった作動、そしてディスク型
記録担体をターンテーブル上の記録又は再生位置へ載置
し、クランプするといった一連の動作を、全て制御しな
がら行なわせるようにし、駆動源であるモーターは、直
接的には単に作動制御手段を、前後方向に移動するよう
に駆動力を付与するという基本構想のものである。つま
り、作動制御手段の動きを作動の中心において、当該作
動制御手段に付与された駆動力をシャーシに対して前後
方向へ移動する力に変換し、この動きを二次的駆動源と
して、まずキャリィが取り出し位置へ突出したり、逆に
ハウジング内へ収納する前後方向へ倍速移動をさせ、次
に、キャリィを演奏手段と対応して下降させるとともに
、移動するキャリィの位置をコントロールし、そして最
後にディスク型記録担体を記録又は再生する位置である
ターンテーブル上に載置しクランプするなど、多くの仕
事を行なわせるように構成したこと、しかも、それぞれ
の構成や機構が、制御されながらタイミング良く1円滑
に作動するよう駆動力を分与した点に特徴がある。
この方式は、作動機構の小型軽量化と、部品点数の減少
、及びコストの低減には極めて有効である。
、及びコストの低減には極めて有効である。
r本発明が解決せんとする問題点」
しかるに、前記開発した方式のローディング機構は、作
動制御手段に付与された駆動力を数多くの部材を介して
間接的に付与し、各種の作動をさせようとするので、ど
うしても各部材間の遊びの数が多くなり、その遊びが重
なって、作動精度が低下したり、動きに遅れ(バックラ
ッシュ)が生じたりする傾向にある。特に、倍速手段に
よって、動きが増幅される場合には、遊びやバックラッ
シュが増幅され作動精度の低下が著しくなる欠点がある
。このような現象は、精度の要求されない動作の場合は
良いが、ディスク型記録担体を記録又は再生する正しい
位置に正確にクランプさせるために、キャリィの位置を
高精度に特定して載置降下させる必要がある、というよ
うな場合には、大きな問題になる。けだし、収納方向へ
の移動時、キャリィの動きに遅れや遊びが出現すると、
それはキャリィの下降する位置のずれとなり、ディスク
型記録担体の変換位置を狂わして、変換不能という故障
の原因になるからである。
動制御手段に付与された駆動力を数多くの部材を介して
間接的に付与し、各種の作動をさせようとするので、ど
うしても各部材間の遊びの数が多くなり、その遊びが重
なって、作動精度が低下したり、動きに遅れ(バックラ
ッシュ)が生じたりする傾向にある。特に、倍速手段に
よって、動きが増幅される場合には、遊びやバックラッ
シュが増幅され作動精度の低下が著しくなる欠点がある
。このような現象は、精度の要求されない動作の場合は
良いが、ディスク型記録担体を記録又は再生する正しい
位置に正確にクランプさせるために、キャリィの位置を
高精度に特定して載置降下させる必要がある、というよ
うな場合には、大きな問題になる。けだし、収納方向へ
の移動時、キャリィの動きに遅れや遊びが出現すると、
それはキャリィの下降する位置のずれとなり、ディスク
型記録担体の変換位置を狂わして、変換不能という故障
の原因になるからである。
本発明は、上記のようなキャリィ移動時の遊びやバック
ラッシュを吸収し、キャリィの位置を特定して、当該支
持部材と一緒に下降してディスク型記録担体が常に正し
い変換位置に移送されるようにするものである。
ラッシュを吸収し、キャリィの位置を特定して、当該支
持部材と一緒に下降してディスク型記録担体が常に正し
い変換位置に移送されるようにするものである。
「問題点を解決すべき手段」
本発明は、上記技術課題を解決するため次のような構成
にしたディスクプレーヤのローディング機構である。
にしたディスクプレーヤのローディング機構である。
ディスクプレーヤの基本構造は、次の4部分からなって
いる。その第1は、プレーヤハウジングで、第2は、当
該ハウジング内にあって、ディスク型記録担体を支持す
るターンテーブル、当該ターンテーブル上のディスク型
記録担体を始動、駆動または停[ヒするための自動機構
、ディスク型記録担体に情報の記録および再生をする変
換器などからなる演奏手段で、第3は、演奏さるべきデ
ィスク型記録担体を保持し案内移送するキャリィであり
、第4は、前記キャリィを、プレーヤハウジング外のデ
ィスク型記録担体の取り出し位置へ突出したり、当該ハ
ウジング内の記録又は再生位置へ収納せしめるように移
動する搬送手段である。
いる。その第1は、プレーヤハウジングで、第2は、当
該ハウジング内にあって、ディスク型記録担体を支持す
るターンテーブル、当該ターンテーブル上のディスク型
記録担体を始動、駆動または停[ヒするための自動機構
、ディスク型記録担体に情報の記録および再生をする変
換器などからなる演奏手段で、第3は、演奏さるべきデ
ィスク型記録担体を保持し案内移送するキャリィであり
、第4は、前記キャリィを、プレーヤハウジング外のデ
ィスク型記録担体の取り出し位置へ突出したり、当該ハ
ウジング内の記録又は再生位置へ収納せしめるように移
動する搬送手段である。
本発明は、上記ディスクプレーヤにおけるローディング
機構つまりキャリィと搬送手段を次のように構成した点
に特徴があるものである。
機構つまりキャリィと搬送手段を次のように構成した点
に特徴があるものである。
搬送手段は、キャリィ移動手段と、作動制御手段と、駆
動力付与手段との3部分から構成されている。
動力付与手段との3部分から構成されている。
まず、当該キャリィ移動手段は、プレーヤハウジング内
のサブシャーシにキャリィの左右両側を挟むように支持
部材を装着し、当該支持部材を突出・収納方向への前後
移動と、その後方の所定位置での載置移動とが出来るよ
うになし、当該支持部材には、キャリィを前後移動自在
なるように支持するとともに、支持部材に設けた倍速手
段により、支持部材が前後移動するときは、キャリィが
増速されて前後移動し、支持部材が載置方向に移動する
ときはキャリィが支持部材と一緒に載置移動するよう構
成されている。
のサブシャーシにキャリィの左右両側を挟むように支持
部材を装着し、当該支持部材を突出・収納方向への前後
移動と、その後方の所定位置での載置移動とが出来るよ
うになし、当該支持部材には、キャリィを前後移動自在
なるように支持するとともに、支持部材に設けた倍速手
段により、支持部材が前後移動するときは、キャリィが
増速されて前後移動し、支持部材が載置方向に移動する
ときはキャリィが支持部材と一緒に載置移動するよう構
成されている。
次に、当該作動制御手段は、駆動力付与手段から与えら
れる駆動力を、前記支持部材の前後移動及び載置移動の
駆動力として、また倍速手段の駆動力として、およびク
ランプ機構の駆動力として分与するとともに、キャリィ
の移動を制御するように構成されている。
れる駆動力を、前記支持部材の前後移動及び載置移動の
駆動力として、また倍速手段の駆動力として、およびク
ランプ機構の駆動力として分与するとともに、キャリィ
の移動を制御するように構成されている。
最後の駆動力付与手段は、駆動源から作動制御基材に駆
動力を付与する機構に構成されている。
動力を付与する機構に構成されている。
上記のような3構成要素の組合せに係る搬送手段におい
て、前記支持部材もしくはシャーシには、キャリィに保
持されているディスク型記録担体が所定の記録または再
生位置に移送されたとき、当該キャリィが当接するよう
ストッパを配設し、 前記倍速手段には、少なくても収納方向に駆動する時、
付勢力が付く付勢手段を装着しておき、前記作動制御手
段には、その分与する支持部材への前後移動用駆動力と
倍速手段への駆動力をキャリィがストッパに当接した少
し後まで付与し続けるように設定しておいて、作動制御
基材が支持部材への前後移動用駆動力を付与して、後方
(収納方向)へ倍速移動するキャリィがストッパに当接
し、所定の位置関係に規制された後、続いて付与される
余分な駆動力を前記付勢手段で吸収し、キャリィをスト
ッパに圧接するようにしたことを特徴とするディスクプ
レーヤのローディング機構である。
て、前記支持部材もしくはシャーシには、キャリィに保
持されているディスク型記録担体が所定の記録または再
生位置に移送されたとき、当該キャリィが当接するよう
ストッパを配設し、 前記倍速手段には、少なくても収納方向に駆動する時、
付勢力が付く付勢手段を装着しておき、前記作動制御手
段には、その分与する支持部材への前後移動用駆動力と
倍速手段への駆動力をキャリィがストッパに当接した少
し後まで付与し続けるように設定しておいて、作動制御
基材が支持部材への前後移動用駆動力を付与して、後方
(収納方向)へ倍速移動するキャリィがストッパに当接
し、所定の位置関係に規制された後、続いて付与される
余分な駆動力を前記付勢手段で吸収し、キャリィをスト
ッパに圧接するようにしたことを特徴とするディスクプ
レーヤのローディング機構である。
前記搬送手段は、更に具体的な実施態様として次のよう
に構成してもよいこと勿論である。
に構成してもよいこと勿論である。
搬送手段のキャリィ移動手段は、サブシャーシに前後移
動、載置移動するように装着した支持部材と、当該支持
部材に装着され倍速前後移動と載置移動とをするように
したキャリィと、キャリィの移動方向に沿って設けられ
たラック部と、キャリィの移動方向に沿って設けられた
ラック部に噛合する倍速歯車(倍速手段)とで構成し、
また作動制御手段は、倍速歯車に噛合し、これに駆動力
を付与するようにした中間作動基材と、支持部材に前後
移動及び載置移動する駆動力と、倍速手段の駆動力と、
クランプ機構の駆動力とを分与するとともに、キャリィ
の移動を制御する作動基材とで構成し、更に駆動力付与
手段は、モーター(駆動源)からの駆動力を該作動基材
に付与する駆動歯車とで構成しておく。そして、前記支
持部材には、キャリィが、後方(収納方向)へ増速移動
され、支持部材に追いついて、キャリィと支持部材とが
所定の位置関係になったとき、キャリィが当接するよう
な位置にストッパを配設しておく。また前記倍速歯車に
は、少なくても収納方向に駆動する時、付勢力が付く付
勢手段を装着しておく。
動、載置移動するように装着した支持部材と、当該支持
部材に装着され倍速前後移動と載置移動とをするように
したキャリィと、キャリィの移動方向に沿って設けられ
たラック部と、キャリィの移動方向に沿って設けられた
ラック部に噛合する倍速歯車(倍速手段)とで構成し、
また作動制御手段は、倍速歯車に噛合し、これに駆動力
を付与するようにした中間作動基材と、支持部材に前後
移動及び載置移動する駆動力と、倍速手段の駆動力と、
クランプ機構の駆動力とを分与するとともに、キャリィ
の移動を制御する作動基材とで構成し、更に駆動力付与
手段は、モーター(駆動源)からの駆動力を該作動基材
に付与する駆動歯車とで構成しておく。そして、前記支
持部材には、キャリィが、後方(収納方向)へ増速移動
され、支持部材に追いついて、キャリィと支持部材とが
所定の位置関係になったとき、キャリィが当接するよう
な位置にストッパを配設しておく。また前記倍速歯車に
は、少なくても収納方向に駆動する時、付勢力が付く付
勢手段を装着しておく。
更に、前記作動基材には、その分与する支持部材への前
後移動用駆動力と倍速手段への駆動力をキャリィがスト
ッパに当接した少し後まで付与し続けるように設定して
、作動基材が支持部材へ前後移動用駆動力として付与す
る限界点の少し手前で、後方(収納方向)へ倍速移動す
るキャリィが、シャーシに設けたストッパに直接当接す
るか、もしくは、同じく後方へ移動中の支持部材に追い
ついてストッパに当接しするかして、シャーシもしくは
支持部材に対して所定の位置関係に規制されるようにし
、その後続いて付与される余分な前後移動用駆動力を倍
速歯車の付勢手段で吸収し、キャリィをストッパに圧接
するようにしたディスクプレーヤのローディング機構で
ある。
後移動用駆動力と倍速手段への駆動力をキャリィがスト
ッパに当接した少し後まで付与し続けるように設定して
、作動基材が支持部材へ前後移動用駆動力として付与す
る限界点の少し手前で、後方(収納方向)へ倍速移動す
るキャリィが、シャーシに設けたストッパに直接当接す
るか、もしくは、同じく後方へ移動中の支持部材に追い
ついてストッパに当接しするかして、シャーシもしくは
支持部材に対して所定の位置関係に規制されるようにし
、その後続いて付与される余分な前後移動用駆動力を倍
速歯車の付勢手段で吸収し、キャリィをストッパに圧接
するようにしたディスクプレーヤのローディング機構で
ある。
尚、前記倍速手段を、1個のダブルギヤまたは複数個の
ダブルギヤとによって構成していることを含むものであ
る。
ダブルギヤとによって構成していることを含むものであ
る。
更に、前記作動制御手段を、1個の作動基材により構成
し、これに駆動力付与手段からの駆動力を受ける第1駆
動ラックと倍速歯車に対して駆動力を付与する第2駆動
ラックとの両方に設けるようにしてもよいし、或は、作
動制御手段を、互いに連動する駆動ラック部材と中間駆
動ラック部材とに分離して構成し、作動基材には第1駆
動ラックを設は駆動源からの駆動歯車と噛合するように
するとともに、中間作動基材には第2駆動ラックを設け
、倍速歯車部に噛合して、作動基材と倍速歯車とが相対
運動するようにしてもよいこと勿論である。
し、これに駆動力付与手段からの駆動力を受ける第1駆
動ラックと倍速歯車に対して駆動力を付与する第2駆動
ラックとの両方に設けるようにしてもよいし、或は、作
動制御手段を、互いに連動する駆動ラック部材と中間駆
動ラック部材とに分離して構成し、作動基材には第1駆
動ラックを設は駆動源からの駆動歯車と噛合するように
するとともに、中間作動基材には第2駆動ラックを設け
、倍速歯車部に噛合して、作動基材と倍速歯車とが相対
運動するようにしてもよいこと勿論である。
「作 用」
本発明の搬送手段は、上記のように構成されているので
、 操作者は使用に際して、駆動源を始動させて前記作動制
御手段を前方へ移動させると、キャリィ移動手段は、支
持部材を前方(突出方向)へ移動させることにより倍速
手段を作動させ、キャリィを突出方向へ増速移動させる
。こうして増速されたスピードで、プレーヤハウジング
外のディスク型記録担体の取り出し位置へ突出されたキ
ャリィにに、ディスク型記録担体を載置保持させ、再び
、駆動源を始動させて前記作動制御手段を今度は後方へ
移動させるようにする。すると、キャリィ移動手段は、
支持部材を収納方向へ移動をさせるとともに倍速手段を
作動させて、キャリィを収納方向へ増速移動させる。
、 操作者は使用に際して、駆動源を始動させて前記作動制
御手段を前方へ移動させると、キャリィ移動手段は、支
持部材を前方(突出方向)へ移動させることにより倍速
手段を作動させ、キャリィを突出方向へ増速移動させる
。こうして増速されたスピードで、プレーヤハウジング
外のディスク型記録担体の取り出し位置へ突出されたキ
ャリィにに、ディスク型記録担体を載置保持させ、再び
、駆動源を始動させて前記作動制御手段を今度は後方へ
移動させるようにする。すると、キャリィ移動手段は、
支持部材を収納方向へ移動をさせるとともに倍速手段を
作動させて、キャリィを収納方向へ増速移動させる。
この増速移動するキャリィを、演奏手段に対応して載置
移動させるのであるが、載置移動が開始する前に、演奏
手段へ対応させるために位置決めする必要がある。その
具体的方法には次の2方式その第1は、キャリィをシャ
ーシに設けたストッパに当接し、当該シャーシに対する
位置関係を規制することにより、シャーシに取り付けら
れている演奏手段へ対応させる方式である。第2に、支
持部材の収納方向への移動はゆっくりで、キャリィの収
納方向への移動は、倍速されてスピードが速いので、キ
ャリィが同じ後方へ移動中の支持部材に追いついき、追
い越そうとする。そのとき、キャリィと支持部材とが所
定の位置関係になった時点で、キャリィが支持部材に設
けたストッパに当接し、支持部材に対する位置関係を規
制する。
移動させるのであるが、載置移動が開始する前に、演奏
手段へ対応させるために位置決めする必要がある。その
具体的方法には次の2方式その第1は、キャリィをシャ
ーシに設けたストッパに当接し、当該シャーシに対する
位置関係を規制することにより、シャーシに取り付けら
れている演奏手段へ対応させる方式である。第2に、支
持部材の収納方向への移動はゆっくりで、キャリィの収
納方向への移動は、倍速されてスピードが速いので、キ
ャリィが同じ後方へ移動中の支持部材に追いついき、追
い越そうとする。そのとき、キャリィと支持部材とが所
定の位置関係になった時点で、キャリィが支持部材に設
けたストッパに当接し、支持部材に対する位置関係を規
制する。
すなわち、前者は、移動しているキャリィと固定して動
かないシャーシとの直接的な位置決め方法であるのに対
し、後者は、増速移動するキャリィと普通に前後移動す
る支持部材との間の位置規制で、支持部材の動きと位置
をコントロールすることによる間接的な位置規制である
。
かないシャーシとの直接的な位置決め方法であるのに対
し、後者は、増速移動するキャリィと普通に前後移動す
る支持部材との間の位置規制で、支持部材の動きと位置
をコントロールすることによる間接的な位置規制である
。
しかし、前記作動制御手段には、前後移動用駆動力と倍
速手段への駆動力を付与する範囲をあらかじめ決めるこ
とができるので、当該駆動力付与の範囲をキャリィがス
トッパに当接した少し後まで付与し続けるように設定し
たのである。そのため、続いて余分な駆動が付与されて
いるが、その力の分を前記付勢手段が吸収し、キャリィ
をストッパに圧接する。その結果、キャリィと支持部材
とは互いに適正な位置関係を維持しながら、両者が一緒
になって前後移動から載置移動に移行する。
速手段への駆動力を付与する範囲をあらかじめ決めるこ
とができるので、当該駆動力付与の範囲をキャリィがス
トッパに当接した少し後まで付与し続けるように設定し
たのである。そのため、続いて余分な駆動が付与されて
いるが、その力の分を前記付勢手段が吸収し、キャリィ
をストッパに圧接する。その結果、キャリィと支持部材
とは互いに適正な位置関係を維持しながら、両者が一緒
になって前後移動から載置移動に移行する。
つまり、継続して付与される余分な駆動力は、キャリィ
を更に後方に前後移動しようと作用するが、その動きは
ストッパによって止められる。その結果生じた余分の駆
動力は付勢手段によって吸収される。その際、各部材間
の遊び、バックラッシュ、余った駆動力なども一緒に当
該付勢手段によって吸収される。そして、当該付勢手段
の付勢力によって、キャリィはストッパに圧接した状態
となる。このようにしてキャリィと支持部材の両者の位
置関係を正しく保ち、キャリィの収納に際しての位置決
めにダメを押すのである。
を更に後方に前後移動しようと作用するが、その動きは
ストッパによって止められる。その結果生じた余分の駆
動力は付勢手段によって吸収される。その際、各部材間
の遊び、バックラッシュ、余った駆動力なども一緒に当
該付勢手段によって吸収される。そして、当該付勢手段
の付勢力によって、キャリィはストッパに圧接した状態
となる。このようにしてキャリィと支持部材の両者の位
置関係を正しく保ち、キャリィの収納に際しての位置決
めにダメを押すのである。
「実施例」
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は、フロントローディング方式のディスクプレー
ヤの全体を示す概略図で、第2図はそのローディング機
構の全体を示す斜視図である。該ディスクプレーヤは、
プレーヤハウジング1と、゛ 当該ハウジングI内にあ
る演奏手段2と、演奏さるべきディスク型記録担体3を
保持し案内移送するキャリィ4と、前記キャリィ4をプ
レーヤハウジング1外のディスク型記録担体3の取り出
し位置へ突出したり、当該ハウジング1内の記録又は再
生位置へ収納せしめるように移動する搬送手段5とから
なる。
ヤの全体を示す概略図で、第2図はそのローディング機
構の全体を示す斜視図である。該ディスクプレーヤは、
プレーヤハウジング1と、゛ 当該ハウジングI内にあ
る演奏手段2と、演奏さるべきディスク型記録担体3を
保持し案内移送するキャリィ4と、前記キャリィ4をプ
レーヤハウジング1外のディスク型記録担体3の取り出
し位置へ突出したり、当該ハウジング1内の記録又は再
生位置へ収納せしめるように移動する搬送手段5とから
なる。
第1図に示されるように、筐体状のプレーヤハウジング
lは、その前面部すなわちフロントパネル1aには、演
奏さるべきディスク型記録担体3を支持するキャリィ4
が、該プレーヤハウジング1の外部に突出し得るように
、左右方向に伸長する長方形の開口部1bが設けられて
おり、この開口部ibの近傍には該開口部1bを閉塞す
るための板状のドアICが設けられている。また、前記
フロントパネルla上には当該ディスクプレーヤの操作
をなすためのスイッチ群1dが設けられている。
lは、その前面部すなわちフロントパネル1aには、演
奏さるべきディスク型記録担体3を支持するキャリィ4
が、該プレーヤハウジング1の外部に突出し得るように
、左右方向に伸長する長方形の開口部1bが設けられて
おり、この開口部ibの近傍には該開口部1bを閉塞す
るための板状のドアICが設けられている。また、前記
フロントパネルla上には当該ディスクプレーヤの操作
をなすためのスイッチ群1dが設けられている。
尚、本明細書及び図面に記載する方向は、矢印Y方向が
前方であり、矢印X方向が左方であり、矢印Zが上方を
示すものとし、以下、これを基準として本発明を説明す
る。
前方であり、矢印X方向が左方であり、矢印Zが上方を
示すものとし、以下、これを基準として本発明を説明す
る。
第1図、第2図に示されるように、前記プレーヤハウジ
ング1内には、鋼板から成るシャーシ6が設けられてお
り、該シャーシ6には、ディスク型記録担体3を支持す
るターンテーブル7、当該ターンテーブル7上のディス
ク型記録担体3を始動、駆動または停止するための自動
機構、ディスり型記録担体に情報の記録もしくは再生を
する変換器などからなる演奏手段2と、演奏さるべきデ
ィスク型記録担体3を保持し案内移送するキャリィ4と
、前記キャリィ4を、プレーヤハウジング1外のディス
ク型記録担体3の取り出し位置へ突出したり、当該ハウ
ジング1内の記録又は再生位置へ収納せしめるように移
動する搬送手段5とが設けられている。
ング1内には、鋼板から成るシャーシ6が設けられてお
り、該シャーシ6には、ディスク型記録担体3を支持す
るターンテーブル7、当該ターンテーブル7上のディス
ク型記録担体3を始動、駆動または停止するための自動
機構、ディスり型記録担体に情報の記録もしくは再生を
する変換器などからなる演奏手段2と、演奏さるべきデ
ィスク型記録担体3を保持し案内移送するキャリィ4と
、前記キャリィ4を、プレーヤハウジング1外のディス
ク型記録担体3の取り出し位置へ突出したり、当該ハウ
ジング1内の記録又は再生位置へ収納せしめるように移
動する搬送手段5とが設けられている。
本発明は、このようなフロントローディング方式のディ
スクプレーヤのローディング機構、すなわち、搬送手段
に関する改良である。
スクプレーヤのローディング機構、すなわち、搬送手段
に関する改良である。
本実施例における搬送手段5は、部品点数を出来るだけ
削減すること、全体寸法を出来るだけ小さくして小型化
をすること、といった要請から開発されたもので、その
主な設計条件は、駆動源であるモーターが単一であるこ
と、ローディングのための各種の動きが、シャーシに装
着された作動制御手段の前後動に集約されるようにする
こと、しかもその前後動は当該シャーシの奥行からは決
してはみ出さない範囲であること、という技術課題を克
服することであった。ところが、各種作動のかなめにな
るべき作動制御手段の前後動の最大限の距離は、次め基
準によって決せられる。
削減すること、全体寸法を出来るだけ小さくして小型化
をすること、といった要請から開発されたもので、その
主な設計条件は、駆動源であるモーターが単一であるこ
と、ローディングのための各種の動きが、シャーシに装
着された作動制御手段の前後動に集約されるようにする
こと、しかもその前後動は当該シャーシの奥行からは決
してはみ出さない範囲であること、という技術課題を克
服することであった。ところが、各種作動のかなめにな
るべき作動制御手段の前後動の最大限の距離は、次め基
準によって決せられる。
(ハウジング奥行の1/2長さ)−(作動制御手段の傾
斜孔の水平投影距離) 従って、例えば、ビデオディスクプレーヤの場合には、
製品化しているものの奥行寸法が40cm前後であるか
ら、必要な水平投影距離2〜3cmを除いた18cm前
後が作動制御手段の前後移動距離ということになる。
斜孔の水平投影距離) 従って、例えば、ビデオディスクプレーヤの場合には、
製品化しているものの奥行寸法が40cm前後であるか
ら、必要な水平投影距離2〜3cmを除いた18cm前
後が作動制御手段の前後移動距離ということになる。
このみじかい作動制御手段の前後移動距離のなかで、キ
ャリィの突出、収納、下降、クランプといった各種のロ
ーディングのための作動を行なうようにするのである。
ャリィの突出、収納、下降、クランプといった各種のロ
ーディングのための作動を行なうようにするのである。
以下、当該ディスクプレーヤにおけるローディング機構
(搬送手段)について更に詳細に説明する。
(搬送手段)について更に詳細に説明する。
搬送手段5は、キャリィ4と、キャリィ移動手段と、作
動制御手段と、駆動力制御手段とから構成されている。
動制御手段と、駆動力制御手段とから構成されている。
すなわち、 キャリィ移動手段は、シャーシ6に前後移
動、載置移動をするよう装着した支持部材11と、当該
支持部材11に装着され倍速前後移動と載置移動とをす
るようにしたキャリィ4と、当該キャリィ4の移動方向
に沿って設けられたラック部4aと、キャリィ4の移動
方向に沿って設けられたラック部4aに噛合する倍速歯
車9(倍速手段)とで構成されている。
動、載置移動をするよう装着した支持部材11と、当該
支持部材11に装着され倍速前後移動と載置移動とをす
るようにしたキャリィ4と、当該キャリィ4の移動方向
に沿って設けられたラック部4aと、キャリィ4の移動
方向に沿って設けられたラック部4aに噛合する倍速歯
車9(倍速手段)とで構成されている。
尚、前記倍速歯車の詳細については、第5図以降に示さ
れている。
れている。
また、作動制御手段は、倍速歯車9に噛合し、これに駆
動力を付与するようにした中間作動基材13と、支持部
材11に前後移動及び載置移動する駆動力と、倍速手段
の駆動力と、クランプ機構の駆動力とを分与するととも
に、キャリィ4の移動を制御する作動基材12とで構成
されており。
動力を付与するようにした中間作動基材13と、支持部
材11に前後移動及び載置移動する駆動力と、倍速手段
の駆動力と、クランプ機構の駆動力とを分与するととも
に、キャリィ4の移動を制御する作動基材12とで構成
されており。
駆動力付与手段は、モーター(駆動源)からの駆動力を
該作動基材12に付与する駆動歯車(駆動力付与手段)
から構成されている。
該作動基材12に付与する駆動歯車(駆動力付与手段)
から構成されている。
そして、シャーシ6には、キャリィ4が保持するディス
ク型担体が、所定の位置になったとき、当接するストッ
パ20を配設し、前記倍速歯車9には、少なくても収納
方向に駆動する時、バネ等の付勢力が付く付勢手段9e
を装着しておき、前記作動基材には、その分与する支持
部材11への前後移動用駆動力と倍速手段への駆動力を
キャリィ4がストッパ20に当接した少し後まで付与し
続けるように設定して、作動基材が支持部材11へ前後
移動用駆動力として付与する限界点の少し手前で、スト
ッパ20に当接し、シャーシ6に対して所定の位置関係
に規制されるようにし、その後続いて付与される余分な
前後移動用駆動力を倍速歯車9の付勢手段9eが吸収し
、キャリィ4をストッパ20に圧接して両者の適正な位
置関係を維持しながら、両者が一緒になって前後移動か
ら載置移動に移行するようにしたものである。
ク型担体が、所定の位置になったとき、当接するストッ
パ20を配設し、前記倍速歯車9には、少なくても収納
方向に駆動する時、バネ等の付勢力が付く付勢手段9e
を装着しておき、前記作動基材には、その分与する支持
部材11への前後移動用駆動力と倍速手段への駆動力を
キャリィ4がストッパ20に当接した少し後まで付与し
続けるように設定して、作動基材が支持部材11へ前後
移動用駆動力として付与する限界点の少し手前で、スト
ッパ20に当接し、シャーシ6に対して所定の位置関係
に規制されるようにし、その後続いて付与される余分な
前後移動用駆動力を倍速歯車9の付勢手段9eが吸収し
、キャリィ4をストッパ20に圧接して両者の適正な位
置関係を維持しながら、両者が一緒になって前後移動か
ら載置移動に移行するようにしたものである。
尚、ストッパ20を前記支持部材11に配設しておき、
キャリィ4が、後方(収納方向)へ倍速移動して支持部
材11に追いつき、キャリィ4と支持部材11とが所定
の位置関係になったとき、当接するようにし、支持部材
11に対して所定の位置関係に規制されるようにしても
よいこと勿論である。
キャリィ4が、後方(収納方向)へ倍速移動して支持部
材11に追いつき、キャリィ4と支持部材11とが所定
の位置関係になったとき、当接するようにし、支持部材
11に対して所定の位置関係に規制されるようにしても
よいこと勿論である。
以下、上記搬送手段を構成している構成要素について説
明する。
明する。
まず、第1に、基本構成要素であるキャリィ4は、第1
図及び第2図に示されるように、薄板状盤体の上面に直
径約30cm及び20cmの光学式ビディオディスク型
記録担体3が各々嵌装し得る記録担体保持部8を形成す
る0図示実施例におけるディスク記録担体保持部8は2
つの円形状の浅い四部8a、8bが同心的に形成されて
いるが、当該記録担体保持部8は、所定寸法の円形状を
した浅い凹部8aを1個形成し、別部材にて大小のディ
スクガイドを設ける構成にしたものであっても良いこと
勿論である。
図及び第2図に示されるように、薄板状盤体の上面に直
径約30cm及び20cmの光学式ビディオディスク型
記録担体3が各々嵌装し得る記録担体保持部8を形成す
る0図示実施例におけるディスク記録担体保持部8は2
つの円形状の浅い四部8a、8bが同心的に形成されて
いるが、当該記録担体保持部8は、所定寸法の円形状を
した浅い凹部8aを1個形成し、別部材にて大小のディ
スクガイドを設ける構成にしたものであっても良いこと
勿論である。
図示実施例におけるキャリィ4は、その裏面における側
部近傍にキャリィ4の移動方向に沿って走行するラック
部4aが形成されているとともに、当該左右両側縁部に
はキャリィ4が支持されながら移動することを案内する
案内溝4bがキャリィ4の移動方向に沿って形成されて
いる。
部近傍にキャリィ4の移動方向に沿って走行するラック
部4aが形成されているとともに、当該左右両側縁部に
はキャリィ4が支持されながら移動することを案内する
案内溝4bがキャリィ4の移動方向に沿って形成されて
いる。
次に、キャリィ4のハウジング1内への保持手段と前後
方向へ前後移動せしめる移動手段について説明する。
方向へ前後移動せしめる移動手段について説明する。
キャリィ4は、その左右両側を挟むようサブシャーシ6
aに装着された一対の支持部材11に □よって保持
されている。当該保持手段を更に具体的に説明すると、
キャリィ4は左右両側縁部材11から内側に突出するロ
ーラビン18とガイドビン19(第14図、第15IN
示す。)を介してターンテーブル7(第11図示す。)
のディスク型記録担体支持面7aと平行な方向に支えら
れており、しかも、キャリィ4の左右両側縁部に設けた
案内溝4bにビン18が嵌合して、キャリィ4の突出、
収納方向への移動、この場合、前後方向(矢印Y方向及
びその反対方向)において移動自在に支持されている。
aに装着された一対の支持部材11に □よって保持
されている。当該保持手段を更に具体的に説明すると、
キャリィ4は左右両側縁部材11から内側に突出するロ
ーラビン18とガイドビン19(第14図、第15IN
示す。)を介してターンテーブル7(第11図示す。)
のディスク型記録担体支持面7aと平行な方向に支えら
れており、しかも、キャリィ4の左右両側縁部に設けた
案内溝4bにビン18が嵌合して、キャリィ4の突出、
収納方向への移動、この場合、前後方向(矢印Y方向及
びその反対方向)において移動自在に支持されている。
また、第3図、第5図、第6図に示すように、キヤリイ
4の移動手段は、当該キャリィ4の裏面側部近傍に設け
たラック部4aが、支持部材11のブラケット部11a
上に配設されている倍速歯車9(図示実施例の場合には
、付勢手段が装着されている第1ダブルギヤの大歯車部
9a)と噛合する構造になっている。従って、当該倍速
歯車9(図示第1ダブルギヤの大歯車部9a)が正逆両
方向に回転駆動すると、それに噛合するラック部4aに
よって、キャリィ4は前後方向に倍速前後移動する。
4の移動手段は、当該キャリィ4の裏面側部近傍に設け
たラック部4aが、支持部材11のブラケット部11a
上に配設されている倍速歯車9(図示実施例の場合には
、付勢手段が装着されている第1ダブルギヤの大歯車部
9a)と噛合する構造になっている。従って、当該倍速
歯車9(図示第1ダブルギヤの大歯車部9a)が正逆両
方向に回転駆動すると、それに噛合するラック部4aに
よって、キャリィ4は前後方向に倍速前後移動する。
第2に、キャリィ移動手段の主要構成要素であるシャー
シについて説明する。
シについて説明する。
第3図、第12図、第13図に示したように、シャーシ
6は、各種構成部材を支持し、配設することの出来る基
本的枠組である。このシャーシ6の左右両側に立ち上っ
て形成されているのは、サブシャーシ6a、6aである
。当該サブシャーシ6a、6aは、シャーシ6よりプレ
ーヤハウジング1の左右両側面の内側に沿って立ち上っ
て形成されている側板状のもので、その左右両側面には
0−ディング機構のほとんどの部材を係止し、それら各
部材の基本的動作を制御すべく、それぞれ前後方向に伸
長する前後部14aと、該前後部14aの後端部に連続
して載置方向(図示実施例の場合には下方)に延びる蔵
置部14bとから成るL字状案内孔14が、前方と後方
に所定の間隔をおいて穿設されている。尚、図中14c
はサブシャーシの中央内側に突設された係止突起であり
、後述する中間作動基材13を係止するためのものであ
る。
6は、各種構成部材を支持し、配設することの出来る基
本的枠組である。このシャーシ6の左右両側に立ち上っ
て形成されているのは、サブシャーシ6a、6aである
。当該サブシャーシ6a、6aは、シャーシ6よりプレ
ーヤハウジング1の左右両側面の内側に沿って立ち上っ
て形成されている側板状のもので、その左右両側面には
0−ディング機構のほとんどの部材を係止し、それら各
部材の基本的動作を制御すべく、それぞれ前後方向に伸
長する前後部14aと、該前後部14aの後端部に連続
して載置方向(図示実施例の場合には下方)に延びる蔵
置部14bとから成るL字状案内孔14が、前方と後方
に所定の間隔をおいて穿設されている。尚、図中14c
はサブシャーシの中央内側に突設された係止突起であり
、後述する中間作動基材13を係止するためのものであ
る。
第3に、キャリィ移動手段の主要構成要素である支持部
材11について説明する。
材11について説明する。
支持部材11は、第16図、第17図に示したように、
矩形状の鋼板製支持部材にて形成されており、その外側
面には、ローラービン15a。
矩形状の鋼板製支持部材にて形成されており、その外側
面には、ローラービン15a。
15bが前後方向に所定の間隔をおいて2木、外方に向
けて突出形成されている。当該ローラービン15a、1
5bは、サブシャーシ6 a (1) L字状案内孔1
4と、後述する中間作動基材13の水平案内孔16と、
後述する作動基材12のカム孔l7とに、それぞれに対
応して突設しており、それは当該各孔14.16.17
に同時に嵌挿せしめられている。つまり、当該支持部材
11は、ローラービン15a、15bを介してL字状案
内孔14に沿って移動自在になるようにサブシャーシ6
aに装着されているのである。
けて突出形成されている。当該ローラービン15a、1
5bは、サブシャーシ6 a (1) L字状案内孔1
4と、後述する中間作動基材13の水平案内孔16と、
後述する作動基材12のカム孔l7とに、それぞれに対
応して突設しており、それは当該各孔14.16.17
に同時に嵌挿せしめられている。つまり、当該支持部材
11は、ローラービン15a、15bを介してL字状案
内孔14に沿って移動自在になるようにサブシャーシ6
aに装着されているのである。
また、当該支持部材11の内側面には、キャリィ4を移
動自在に支持するためのガイドローラ18とガイドピン
19数本が所定の間隔をおいて内方に向けて突出するよ
う配設されている。
動自在に支持するためのガイドローラ18とガイドピン
19数本が所定の間隔をおいて内方に向けて突出するよ
う配設されている。
ただし、上記のように形成されている支持部材11の一
方には、更に、内側下部にブラケット部11aが形成さ
れており、当該ブラケット部ita上には互いに噛合し
連動する2組のダブルギヤ9a、9bが倍速作用を起す
ように配設されているとともに、その後方にはサブキャ
リィロック部材27が形成されている。
方には、更に、内側下部にブラケット部11aが形成さ
れており、当該ブラケット部ita上には互いに噛合し
連動する2組のダブルギヤ9a、9bが倍速作用を起す
ように配設されているとともに、その後方にはサブキャ
リィロック部材27が形成されている。
すなわち、支持部材llは、上記倍速手段9付きのもの
と、そうでないものとが、左右一対あって、それらがサ
ブシャーシの内側にそれぞれローラーピン15a、15
bを介してL字状案内孔に沿って移動自在になるよう装
着されているのである。
と、そうでないものとが、左右一対あって、それらがサ
ブシャーシの内側にそれぞれローラーピン15a、15
bを介してL字状案内孔に沿って移動自在になるよう装
着されているのである。
第4に、キャリィ移動手段の主要構成要素であり、支持
部材llに装着されている倍速手段について説明する。
部材llに装着されている倍速手段について説明する。
第2図、第3図、第5図、第6図、第16図に示す実施
例における倍速手段9は、シャーシ6に摺動自在に装着
された左右支持部材11.12の一方に設けられている
。当該一方の支持部材11の内側に突出したブラケット
部11aを形成し、このブラケット部11a上に互いに
噛合し連動する第1ダブルギヤ9aと第2ダブルギヤ9
bとの2組のダブルギヤ9a、9bが増速作用を起すよ
うに配設構成されている。すなわち、第5図、第6図に
示されるように、第1ダブルギヤ9aは、その大歯車部
が前記キャリィ4の移動方向に沿って形成されたラック
部4aに噛合しているとともに、その小歯車部は第2ダ
ブルギヤ9bの大歯車部に噛合しており、当該第2ダブ
ルギヤ9bの小歯車は、後述する、中間作動基材13の
中間駆動ラック23と噛合している。
例における倍速手段9は、シャーシ6に摺動自在に装着
された左右支持部材11.12の一方に設けられている
。当該一方の支持部材11の内側に突出したブラケット
部11aを形成し、このブラケット部11a上に互いに
噛合し連動する第1ダブルギヤ9aと第2ダブルギヤ9
bとの2組のダブルギヤ9a、9bが増速作用を起すよ
うに配設構成されている。すなわち、第5図、第6図に
示されるように、第1ダブルギヤ9aは、その大歯車部
が前記キャリィ4の移動方向に沿って形成されたラック
部4aに噛合しているとともに、その小歯車部は第2ダ
ブルギヤ9bの大歯車部に噛合しており、当該第2ダブ
ルギヤ9bの小歯車は、後述する、中間作動基材13の
中間駆動ラック23と噛合している。
そして、当該第1ダブルギヤ9aは、第7図〜第9図に
示すように大歯車部9Cと小歯車部9dとが別体になっ
て同一軸ピン9fに軸着されており、両者の間には少な
くとも収納移送方向に回転駆動蒔付勢力が付く付勢手段
9eが装着されている。なお、図示しないが付勢手段9
eが装着されているダブルギヤは、第2ダブルギヤであ
っても良いこと勿論である。
示すように大歯車部9Cと小歯車部9dとが別体になっ
て同一軸ピン9fに軸着されており、両者の間には少な
くとも収納移送方向に回転駆動蒔付勢力が付く付勢手段
9eが装着されている。なお、図示しないが付勢手段9
eが装着されているダブルギヤは、第2ダブルギヤであ
っても良いこと勿論である。
つまり、倍速手段9は、キャリィ4に設けたラック部4
aと、複数のダブルギヤ9a、9bからなる倍速歯車9
と、中間駆動ラック23および相対運動をする第1駆動
ラック22とから構成されている。そして、作動基材1
2の移動速度とキャリィ4の移動速度との比は上記の2
つのダブルギヤ9a、9bの歯数によって定まり、図示
実施例の場合、約1:4となっている。
aと、複数のダブルギヤ9a、9bからなる倍速歯車9
と、中間駆動ラック23および相対運動をする第1駆動
ラック22とから構成されている。そして、作動基材1
2の移動速度とキャリィ4の移動速度との比は上記の2
つのダブルギヤ9a、9bの歯数によって定まり、図示
実施例の場合、約1:4となっている。
このような構成によって、作動基材12の移動に伴なっ
てキャリィ4を該作動基材12の移動速度の所定倍の速
度にて移動せしめることになる。
てキャリィ4を該作動基材12の移動速度の所定倍の速
度にて移動せしめることになる。
なお、該倍速手段9をこのように倍速歯車9とラック部
4aとにより構成したことによって、作動基材12とキ
ャリィ4の速度比を容易に変化させ得、しかも低コスト
によってこれを行ない得る。
4aとにより構成したことによって、作動基材12とキ
ャリィ4の速度比を容易に変化させ得、しかも低コスト
によってこれを行ない得る。
第5に、基本構成要素である作動制御手段について詳述
する。
する。
図示実施例の作動制御手段は、作動基材12(第15図
)と、中間作動基材13(第19図)との2部材にて形
成しているので、それに従って説明する。
)と、中間作動基材13(第19図)との2部材にて形
成しているので、それに従って説明する。
作動基材12は、第19図に示したように、はぼ矩形状
の板体で、その側面にはカム孔17゜17が、前述した
支持部材11のローラービン15に対応するよう前後方
向に所定の間隔をおいて穿設されている。当該各カム孔
17..17の形状は、第15図から明らかなように、
水平方向に伸長する水平部17aと、該各水平部分の後
端部に連続し且つ後方(反矢印Y方向)に向って上方(
矢印Z方向)に傾斜する傾斜部分17bとから成ってい
る。また、当該、作動基材の下端縁には第1駆動ラック
22が下向に形成されいる。尚、図中12aは、クラン
パーの作動を規制する案内カム部である。
の板体で、その側面にはカム孔17゜17が、前述した
支持部材11のローラービン15に対応するよう前後方
向に所定の間隔をおいて穿設されている。当該各カム孔
17..17の形状は、第15図から明らかなように、
水平方向に伸長する水平部17aと、該各水平部分の後
端部に連続し且つ後方(反矢印Y方向)に向って上方(
矢印Z方向)に傾斜する傾斜部分17bとから成ってい
る。また、当該、作動基材の下端縁には第1駆動ラック
22が下向に形成されいる。尚、図中12aは、クラン
パーの作動を規制する案内カム部である。
当該作動基材12は、それぞれ前記支持部材11の前後
方向に突設されたローラーピン18によって、左右両サ
ブシャーシ6aの外側に前移動自在に装着されている。
方向に突設されたローラーピン18によって、左右両サ
ブシャーシ6aの外側に前移動自在に装着されている。
更に、前記中間作動基材13は、第18図、第19図に
示したように、前後方向に伸長する矩形板状にして、そ
の側面には前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に
伸長する一対の前後案内孔16.16が形成されている
とともに、はぼ中央部には載置方向(図示実施例では垂
直方向)に長い垂直案内孔21が穿設されている。
示したように、前後方向に伸長する矩形板状にして、そ
の側面には前後方向(矢印Y方向及びその反対方向)に
伸長する一対の前後案内孔16.16が形成されている
とともに、はぼ中央部には載置方向(図示実施例では垂
直方向)に長い垂直案内孔21が穿設されている。
この中間作動基材13は、前記サブシャーシ6aの左右
両側において、該サブシャーシ6aの内側に突設したピ
ン18が載置案内孔に嵌挿するとともに、支持部材のガ
イドピン19が前後案内孔16.16を貫通することに
より装着されている。すなわち、中間作動基材13はサ
ブシャーシ6aの内側で支持部材11の外側の位置、換
言すれば、サブシャーシ6aの内側において支持部材1
1との間に挟まれる態様に上下方向にのみ移動自在に装
着されている。当該中間作動基材13は左右一対が必要
であるが、その一方の中間作動基材13、特に倍速歯車
部9を設けた支持部材11と対応する側の中間作動基材
13には、前記前後案内孔16及び載置案内孔20を設
ける他、その下部に伸長方向に沿って中間駆動ラック2
3が内側向に突出形成されている。この中間駆動ラック
23は、サブシャーシ6aへの装着時、前記倍速歯車部
9の小歯車部に噛合される。
両側において、該サブシャーシ6aの内側に突設したピ
ン18が載置案内孔に嵌挿するとともに、支持部材のガ
イドピン19が前後案内孔16.16を貫通することに
より装着されている。すなわち、中間作動基材13はサ
ブシャーシ6aの内側で支持部材11の外側の位置、換
言すれば、サブシャーシ6aの内側において支持部材1
1との間に挟まれる態様に上下方向にのみ移動自在に装
着されている。当該中間作動基材13は左右一対が必要
であるが、その一方の中間作動基材13、特に倍速歯車
部9を設けた支持部材11と対応する側の中間作動基材
13には、前記前後案内孔16及び載置案内孔20を設
ける他、その下部に伸長方向に沿って中間駆動ラック2
3が内側向に突出形成されている。この中間駆動ラック
23は、サブシャーシ6aへの装着時、前記倍速歯車部
9の小歯車部に噛合される。
上記のように図示実施例の作動基材12,13は1作動
基材12と、中間作動基材13との2部材に分離して形
成し、前者に第1駆動ラック22を設け、後者に中間駆
動ラック23を設けている。そして、駆動源から付与さ
れる駆動力を第1駆動ラック22で受けて作動基材12
を前後移動させる。この作動基材12の前後方向へ移動
することによって、支持部材の前後移動、載置移動、倍
速手段を作動させる相対運動、キャリィの倍速前後移動
、キャリィの位置決め、クランパーの下降、ロック機構
の作動など多様な動きをする駆動力の分与とタイミング
制御を行なう点が本件ローディング機構の特徴である。
基材12と、中間作動基材13との2部材に分離して形
成し、前者に第1駆動ラック22を設け、後者に中間駆
動ラック23を設けている。そして、駆動源から付与さ
れる駆動力を第1駆動ラック22で受けて作動基材12
を前後移動させる。この作動基材12の前後方向へ移動
することによって、支持部材の前後移動、載置移動、倍
速手段を作動させる相対運動、キャリィの倍速前後移動
、キャリィの位置決め、クランパーの下降、ロック機構
の作動など多様な動きをする駆動力の分与とタイミング
制御を行なう点が本件ローディング機構の特徴である。
つまり、作動基材12の前後移動は、支持部材11の連
動した前後方向への移動を起し、これと一体の倍速歯車
部9を前後方向へ移動する。その結果前後方向へは移動
しない中間作動基材13の中間駆動ラック23との間に
相対運動を発生させる。この相対運動は倍速歯車部9に
回転駆動力を与える。そして、支持部材11が前後方向
への移動を終えてその後方位置にて載置方向へ移動方向
を転換すると、中間作動基材13も一緒に方向、上下方
向へ移動する。
動した前後方向への移動を起し、これと一体の倍速歯車
部9を前後方向へ移動する。その結果前後方向へは移動
しない中間作動基材13の中間駆動ラック23との間に
相対運動を発生させる。この相対運動は倍速歯車部9に
回転駆動力を与える。そして、支持部材11が前後方向
への移動を終えてその後方位置にて載置方向へ移動方向
を転換すると、中間作動基材13も一緒に方向、上下方
向へ移動する。
従って、作動基材12,13を2部材に分離形成したの
は、作動基材12の前後移動力を倍速歯軍部9の回転駆
動力に変換するとともに、中間作動基材13を、支持部
材11の蔵置方向へ移動に対してのみ追従するようにし
て、倍速歯車部9と中間駆動ラック23との噛合状態を
維持させ、円滑な作動を確保するためである。
は、作動基材12の前後移動力を倍速歯軍部9の回転駆
動力に変換するとともに、中間作動基材13を、支持部
材11の蔵置方向へ移動に対してのみ追従するようにし
て、倍速歯車部9と中間駆動ラック23との噛合状態を
維持させ、円滑な作動を確保するためである。
しかし、作動基材12,13は、常にこのような2部材
方式に設計する必要はなく、例えば、この作動基材を1
部材で構成し、これに第1駆動ラック22と中間駆動ラ
ック23との両方を形成しておき、当該作動基材12が
前後移動と載置移動を起したとき、その動きに対応する
ように、駆動源の機構の方を設計しても良い。
方式に設計する必要はなく、例えば、この作動基材を1
部材で構成し、これに第1駆動ラック22と中間駆動ラ
ック23との両方を形成しておき、当該作動基材12が
前後移動と載置移動を起したとき、その動きに対応する
ように、駆動源の機構の方を設計しても良い。
また、他の例として、中間作動基材13をサブシャーシ
6aに対して固定する構成とすることも出来る。但し、
この場合、中間作動基材13に形成される中間駆動ラッ
ク23は、該ラック23に噛合して支持部材11と共に
上下に移動する倍速歯車9の移動範囲よりも大きな幅寸
法のものとなる。
6aに対して固定する構成とすることも出来る。但し、
この場合、中間作動基材13に形成される中間駆動ラッ
ク23は、該ラック23に噛合して支持部材11と共に
上下に移動する倍速歯車9の移動範囲よりも大きな幅寸
法のものとなる。
第6に、基本構成要素である駆動力付与手段について説
明する。
明する。
駆動力付与手段は、第20図に示すように、駆動源であ
るモータ31と、変速作用をさせる中間駆動歯車その他
の中間伝導機構26 、28 。
るモータ31と、変速作用をさせる中間駆動歯車その他
の中間伝導機構26 、28 。
29.30と、−次的回転駆動力を二次的駆動力である
作動基材12,12’の前後移動力に変換させる駆動用
ダブル歯車25と、第1駆動ラック22とから構成され
ている。
作動基材12,12’の前後移動力に変換させる駆動用
ダブル歯車25と、第1駆動ラック22とから構成され
ている。
具体的には、第12図、第15図、第20図に示される
ように、左右に一対設けられた作動基材12,12’の
各下端部には第1駆動ラック22.22”が形成されて
いる。
ように、左右に一対設けられた作動基材12,12’の
各下端部には第1駆動ラック22.22”が形成されて
いる。
第12図及び第20図に示されるように、一方(図示実
施例では右側)の作動基材12’に形成された第1駆動
ラック22′に駆動用ダブル歯車25の小歯車部が噛合
している。
施例では右側)の作動基材12’に形成された第1駆動
ラック22′に駆動用ダブル歯車25の小歯車部が噛合
している。
この駆動用ダブル歯車25は、該ダブル歯車の大歯車部
と小歯車部にて噛合するダブル歯車26、ダブル歯車2
6の大歯車部と小歯車部にて噛合するもう1つのダブル
歯車部28aが一体成形されたプーリー28、ベルト2
9及び小プーリ30を順次弁してモータ31の出力軸と
連結されている。
と小歯車部にて噛合するダブル歯車26、ダブル歯車2
6の大歯車部と小歯車部にて噛合するもう1つのダブル
歯車部28aが一体成形されたプーリー28、ベルト2
9及び小プーリ30を順次弁してモータ31の出力軸と
連結されている。
また、第12図から明らかなように、上記したダブル歯
車25がその一端部に嵌着されたシャフト32の他端部
には歯車33が嵌着されており、該歯車33は右側に配
置されたもう一方の第1作動基材12’に形成された第
1駆動ラック22゜と噛合している。すなわち、モータ
31が回転することによって、左右の第1作動基材12
及び12°が共に移動するようになされているのである
。
車25がその一端部に嵌着されたシャフト32の他端部
には歯車33が嵌着されており、該歯車33は右側に配
置されたもう一方の第1作動基材12’に形成された第
1駆動ラック22゜と噛合している。すなわち、モータ
31が回転することによって、左右の第1作動基材12
及び12°が共に移動するようになされているのである
。
上記した各ダブル歯車25.26とプーリー28と、ベ
ルト29と、小プーリ30と、モータ31と、シャフト
32と、歯車33とによって、上記作動基材12,12
′に駆動力を付与する駆動力付与手段が構成されている
。
ルト29と、小プーリ30と、モータ31と、シャフト
32と、歯車33とによって、上記作動基材12,12
′に駆動力を付与する駆動力付与手段が構成されている
。
次いで、第7に、演奏位置すなわちターンテーブル7上
にクランプするクランプ機構について説明する(第1図
、第3図、第11図、第12図、第20図)。
にクランプするクランプ機構について説明する(第1図
、第3図、第11図、第12図、第20図)。
第1図及び第11図に示されるように、プレーヤハウジ
ング1内には左右方向において伸長する矩形板状の平面
部34aと該平面部の端部に連続する立面部34bとか
らなる保持部材37が設けられている。第20図及び第
ti図から明らかなように、保持部材34はその立面部
34bの前端部においてピン36に枢着されてる。この
ピン36は前述の支持部材11に突設されている。保持
部材34を枢支するピン36は前述したターンテーブル
7のディスク型記録担体支持面7aと平行に伸長してお
り、従って、保持部材34は該ディスク型記録担体支持
面7aに対して、直角な内面(矢印S方向)において揺
動自在となっている。
ング1内には左右方向において伸長する矩形板状の平面
部34aと該平面部の端部に連続する立面部34bとか
らなる保持部材37が設けられている。第20図及び第
ti図から明らかなように、保持部材34はその立面部
34bの前端部においてピン36に枢着されてる。この
ピン36は前述の支持部材11に突設されている。保持
部材34を枢支するピン36は前述したターンテーブル
7のディスク型記録担体支持面7aと平行に伸長してお
り、従って、保持部材34は該ディスク型記録担体支持
面7aに対して、直角な内面(矢印S方向)において揺
動自在となっている。
第11図に示されるように、立面図34bの他端部には
所定曲率の切欠部34cが形成されており、該切欠部3
4 Cに他のピン37(第20図にも図示)が摺動自在
に係合していることによって保持部材34の揺動の案内
がなされる。なお、このピン37も上記したピン36と
共に支持部材11に突設されている。また、第11図に
示されるように、保持部材34の自由端部には該自由端
部をターンテーブル7に近づける方向に付勢するコイル
スプリング38が連結されている。第12図及び第20
図に示されるように、保持部材34の平面部34aの中
央部にはディスク型記録担体3(第1図参照)をターン
テーブル7に押圧する円板状の押圧部材40が回転自在
に取り付けられている。
所定曲率の切欠部34cが形成されており、該切欠部3
4 Cに他のピン37(第20図にも図示)が摺動自在
に係合していることによって保持部材34の揺動の案内
がなされる。なお、このピン37も上記したピン36と
共に支持部材11に突設されている。また、第11図に
示されるように、保持部材34の自由端部には該自由端
部をターンテーブル7に近づける方向に付勢するコイル
スプリング38が連結されている。第12図及び第20
図に示されるように、保持部材34の平面部34aの中
央部にはディスク型記録担体3(第1図参照)をターン
テーブル7に押圧する円板状の押圧部材40が回転自在
に取り付けられている。
上記した保持部材34と、コイルスプリング38と、押
圧部材40とによって、クランプ機構が構成されている
。
圧部材40とによって、クランプ機構が構成されている
。
以上、ローディング機構を構成する各構成部材について
、説明してきたが、その各構成部材は、その全部や一部
が必要に応じて相互に組み合わされ、関連して、キャリ
ィの突出、収納、位置決め、載置移動、クランプ、等と
いった多様な動きをする。すなわち、各構成部材はすべ
て、多機佳なのである、従ってその相互関連の仕方や動
きについて説明が必要である。そこで、次にキャリィの
前後方向への増速移動の構成とその作動の仕方、キャリ
ィの蔵置方向への移動の構成とその作動の仕方、キャリ
ィ4の移送位置特定機構について分けて説明する。
、説明してきたが、その各構成部材は、その全部や一部
が必要に応じて相互に組み合わされ、関連して、キャリ
ィの突出、収納、位置決め、載置移動、クランプ、等と
いった多様な動きをする。すなわち、各構成部材はすべ
て、多機佳なのである、従ってその相互関連の仕方や動
きについて説明が必要である。そこで、次にキャリィの
前後方向への増速移動の構成とその作動の仕方、キャリ
ィの蔵置方向への移動の構成とその作動の仕方、キャリ
ィ4の移送位置特定機構について分けて説明する。
まず、はじめに、キャリィ4の前′後方向への倍速移動
の構成とその作動の仕方について、特にキャリィを前後
方向(図示Y方向及びその逆方向)に前後移動する倍速
歯車9と、当該倍速歯車9に回転駆動力を付与する中間
駆動ラック23との間の相対運動について説明する。
の構成とその作動の仕方について、特にキャリィを前後
方向(図示Y方向及びその逆方向)に前後移動する倍速
歯車9と、当該倍速歯車9に回転駆動力を付与する中間
駆動ラック23との間の相対運動について説明する。
図示実施例の作動基材は互いに連動する第1駆動ラック
22と中間駆動ラック23と2giに分離して構成し、
駆動源25は第xvx、bラック22に噛合し、中間駆
動ラック23は倍速歯車部9に噛合して、作動基材12
と倍速歯車部9とが間接的に相対運動するようにしたも
のである。
22と中間駆動ラック23と2giに分離して構成し、
駆動源25は第xvx、bラック22に噛合し、中間駆
動ラック23は倍速歯車部9に噛合して、作動基材12
と倍速歯車部9とが間接的に相対運動するようにしたも
のである。
前述したように1倍速歯車9は支持部材11に取り付け
られているが、当該支持部材11の外側に突出するロー
ラーピン15は、サブシャーシ6aのL字状案内孔14
と、中間作動基材13の前後案内孔16と、作動基材1
2のカム孔17とに、同時に嵌合し、その移動を規制さ
れている。
られているが、当該支持部材11の外側に突出するロー
ラーピン15は、サブシャーシ6aのL字状案内孔14
と、中間作動基材13の前後案内孔16と、作動基材1
2のカム孔17とに、同時に嵌合し、その移動を規制さ
れている。
そこで、作動基材12を前後方向に移動すると。
上記各部材は次のように作動し、倍速歯車9に対して中
間駆動ラック23が相対運動をする。尚、作動基材12
を前方向に移動する場合と、逆に後方向に移動する場合
では、各部材の動きが逆になるだけなので、ここでは、
当該作動基材12が一番前方から後方に移動した際の各
部材の動作を説明する。
間駆動ラック23が相対運動をする。尚、作動基材12
を前方向に移動する場合と、逆に後方向に移動する場合
では、各部材の動きが逆になるだけなので、ここでは、
当該作動基材12が一番前方から後方に移動した際の各
部材の動作を説明する。
第18図のように、作動基材12が、一番前方に位置す
る場合には、支持部材11と作動基材12とはローラー
ピン15によって、連動するとともに、サブシャーシ6
aのL字状案内孔14における前後部に規制されて、後
方(反矢印方向)に前後移動する。このとき、中間作動
基材13はその前後案内孔16によって、前後方向への
移動力が逃げるうえ、中央の載置案内孔20に嵌合する
ガイドピン14cに係止されて、その場に停止したまま
移動しない、したがって、作動基材と共に前後移動する
支持部材11の倍速歯車9と、移動しない中間作動基材
13の中間駆動ラック23との間に相対運動が発生する
。この相対運動は、作動基材12が移動させるローラー
ピン15が第19図のように中間作動基材13の前後案
内孔16の最後方に到達するまで続く。その結果、こう
して相対運動が生じている間、キャリィ4は倍速されな
がらハウジング1に対して収納移動をすることになる。
る場合には、支持部材11と作動基材12とはローラー
ピン15によって、連動するとともに、サブシャーシ6
aのL字状案内孔14における前後部に規制されて、後
方(反矢印方向)に前後移動する。このとき、中間作動
基材13はその前後案内孔16によって、前後方向への
移動力が逃げるうえ、中央の載置案内孔20に嵌合する
ガイドピン14cに係止されて、その場に停止したまま
移動しない、したがって、作動基材と共に前後移動する
支持部材11の倍速歯車9と、移動しない中間作動基材
13の中間駆動ラック23との間に相対運動が発生する
。この相対運動は、作動基材12が移動させるローラー
ピン15が第19図のように中間作動基材13の前後案
内孔16の最後方に到達するまで続く。その結果、こう
して相対運動が生じている間、キャリィ4は倍速されな
がらハウジング1に対して収納移動をすることになる。
次に、キャリィ4が保持するディスク型記録担体3をタ
ーンテーブル7に載置しクランプするために、当該キャ
リィ4を蔵置方向へ移動する構成とその作動の仕方につ
いて述べる。
ーンテーブル7に載置しクランプするために、当該キャ
リィ4を蔵置方向へ移動する構成とその作動の仕方につ
いて述べる。
操作としては、前述した作動基材12°の後方への移動
を、更に続けることにより行なう。すなわち、支持部材
11と一体のローラービン15は、サブシャーシ6aの
L字状案内孔14における載置部14bと、中間作動基
材13の前後案内孔16の後方端部とに規制されて前後
移動は中止するが、支持部材11と中間作動基材13と
は一緒になって、載置下方へ移動する。この際、支持部
材11やそれに支持されるキャリィ4を載置移動させる
力は、作動基材12,12”の後方への移動力にともな
ってローラービン15が作動基材12.12°のカム孔
17に誘導されて下がることによる。この載置方向への
移動は、第14図のように、ローラーピン15が、作動
基材12゜12’のカム孔17の傾斜部における下部ま
で下がるまでの間で起こる。
を、更に続けることにより行なう。すなわち、支持部材
11と一体のローラービン15は、サブシャーシ6aの
L字状案内孔14における載置部14bと、中間作動基
材13の前後案内孔16の後方端部とに規制されて前後
移動は中止するが、支持部材11と中間作動基材13と
は一緒になって、載置下方へ移動する。この際、支持部
材11やそれに支持されるキャリィ4を載置移動させる
力は、作動基材12,12”の後方への移動力にともな
ってローラービン15が作動基材12.12°のカム孔
17に誘導されて下がることによる。この載置方向への
移動は、第14図のように、ローラーピン15が、作動
基材12゜12’のカム孔17の傾斜部における下部ま
で下がるまでの間で起こる。
尚、大径のディスク型記録担体と小径のディスク型記録
担体を同一キャリィ4で搬送する方式の場合には、第1
3図、第141fflに示したようにカム孔17が少し
長く形成されており、更に、第1作動基材12を後方へ
カム孔17の前後部に沿っての移動すると、この間にキ
ャリィ4が保持する小径のディスク型記録担体を後方に
移送し、後方の第2ターンンテーブル7a上に載置し、
そのクランパ40aを載置方向へ移動させて、小径のデ
ィスク型記録担体を変換位置に挟持する作業をする。
担体を同一キャリィ4で搬送する方式の場合には、第1
3図、第141fflに示したようにカム孔17が少し
長く形成されており、更に、第1作動基材12を後方へ
カム孔17の前後部に沿っての移動すると、この間にキ
ャリィ4が保持する小径のディスク型記録担体を後方に
移送し、後方の第2ターンンテーブル7a上に載置し、
そのクランパ40aを載置方向へ移動させて、小径のデ
ィスク型記録担体を変換位置に挟持する作業をする。
更に、本発明の特徴であるキャリィ4の収納時における
、ディスク型記録担体3の移送位置特定機構について説
明する。
、ディスク型記録担体3の移送位置特定機構について説
明する。
移送位置特定機構の第1構成は、前述したように、倍速
歯車9を構成するダブルギヤ9a、9bの一方9aに、
収納移送方向(反矢印Y方向)に回転駆動時、付勢力が
付くバネ9eを装着しであることである。すなわち、ダ
ブルギヤ9a、9bは、第6図、第7図に示したように
大歯車部と小歯車部とが別体になって同一軸ピン9fに
軸着されており、両者の間には少なくとも収納移送方向
に回転駆動時、付勢力が付くバネ9eが装着されている
。
歯車9を構成するダブルギヤ9a、9bの一方9aに、
収納移送方向(反矢印Y方向)に回転駆動時、付勢力が
付くバネ9eを装着しであることである。すなわち、ダ
ブルギヤ9a、9bは、第6図、第7図に示したように
大歯車部と小歯車部とが別体になって同一軸ピン9fに
軸着されており、両者の間には少なくとも収納移送方向
に回転駆動時、付勢力が付くバネ9eが装着されている
。
また、移送位置特定機構の第2構成は、シャーシの後端
部、もしくは支持部材11の後端部にストッパ20が形
成されていることである。前者は、キャリィ4がストッ
パ20と当接して、シャーシに対して直接位置を規制す
るものである。これに対して、後者は、増速されて速い
スピードで移動するキャリィ4が、ゆっくり移動する支
持部材に追いつき、両者の関係において所定の位置関係
になった時、キャリィ4はストッパ20に当接して、支
持部材に対して、位置規制を受けるようにする為のもの
である。つまり、後者は、支持部材とキャリィが所定の
位置関係、例えば、保持されているディスク形記録担体
の中心基準線が一致するなどといった、両者の間に特定
の位置関係が生じたとき、ストッパ20に当接するよう
にし、この支持部材の動きを他の方法、例えば、ポテン
ションメータなどを用いてコントロールするのが、その
−例である。
部、もしくは支持部材11の後端部にストッパ20が形
成されていることである。前者は、キャリィ4がストッ
パ20と当接して、シャーシに対して直接位置を規制す
るものである。これに対して、後者は、増速されて速い
スピードで移動するキャリィ4が、ゆっくり移動する支
持部材に追いつき、両者の関係において所定の位置関係
になった時、キャリィ4はストッパ20に当接して、支
持部材に対して、位置規制を受けるようにする為のもの
である。つまり、後者は、支持部材とキャリィが所定の
位置関係、例えば、保持されているディスク形記録担体
の中心基準線が一致するなどといった、両者の間に特定
の位置関係が生じたとき、ストッパ20に当接するよう
にし、この支持部材の動きを他の方法、例えば、ポテン
ションメータなどを用いてコントロールするのが、その
−例である。
また更に、作動制御手段である作動基材の前後移動にお
ける駆動力分与調整において、キャリィ4がストップに
当接した少し後まで前後移動の駆動力を付与続けつよう
に設定しておく。
ける駆動力分与調整において、キャリィ4がストップに
当接した少し後まで前後移動の駆動力を付与続けつよう
に設定しておく。
この結果、このキャリィ4がストッパ20に当接し、両
者の位置関係が特定した少し後まで作動基材12が後方
に移動して、倍速歯車部9へ引き続き回転駆動力が付与
されるが、その余分な回転駆動力は倍速歯車部9に装着
した付勢手段9eが吸収する。同時に、倍速歯車部9に
付与される余分の駆動力が、各部材間の遊び、およびバ
ックラッシュが吸収し、その付勢手段の付勢力によって
、キャリィをストッパに圧接させる。すなわち、キャリ
ィはストッパによって、常に正確に支持部材との位置関
係を特定できる効果がある。
者の位置関係が特定した少し後まで作動基材12が後方
に移動して、倍速歯車部9へ引き続き回転駆動力が付与
されるが、その余分な回転駆動力は倍速歯車部9に装着
した付勢手段9eが吸収する。同時に、倍速歯車部9に
付与される余分の駆動力が、各部材間の遊び、およびバ
ックラッシュが吸収し、その付勢手段の付勢力によって
、キャリィをストッパに圧接させる。すなわち、キャリ
ィはストッパによって、常に正確に支持部材との位置関
係を特定できる効果がある。
最後に、上記した構成のディスクプレーヤの動作を第1
3図、第14図、第20図をも参照しつつ演奏手順に沿
って簡単に説明する。
3図、第14図、第20図をも参照しつつ演奏手順に沿
って簡単に説明する。
まず、スイッチ群1d(第1図示す。)に含まれるロー
ディングボタンをして、モータ31を回転して第1図に
示されるように、キャリィ4をプレーヤハウジング1外
に突出させ、該キャリィlの所定位置にディスク型記録
担体3を載置する。
ディングボタンをして、モータ31を回転して第1図に
示されるように、キャリィ4をプレーヤハウジング1外
に突出させ、該キャリィlの所定位置にディスク型記録
担体3を載置する。
なお、キャリィ4のプレーヤハウジングlの外への突出
動作は以下に述べる収納動作とまったく逆の過程を辿っ
てなされるので詳述はしない。
動作は以下に述べる収納動作とまったく逆の過程を辿っ
てなされるので詳述はしない。
ディスク型記録担体3をキャリィ4上に載置したら、ス
イッチ群1d(第1図示す。)に含まれるローディング
ボタンを押す、すると、モータ31(第20図参照)が
回転し、左右の第1作動基材12及び12°が後方(反
矢印Y方向)に移動を開始する。よって、作動基材12
の各カム孔17とサブシャーシ6aのL字状案内孔14
との交差位置にあるビン15に従って、各支持部材11
が後方に移動する。
イッチ群1d(第1図示す。)に含まれるローディング
ボタンを押す、すると、モータ31(第20図参照)が
回転し、左右の第1作動基材12及び12°が後方(反
矢印Y方向)に移動を開始する。よって、作動基材12
の各カム孔17とサブシャーシ6aのL字状案内孔14
との交差位置にあるビン15に従って、各支持部材11
が後方に移動する。
一方の支持部材11の後方への移動に伴い、該支持部材
11に設けられた2つのダブルギヤ9a、9b(第2図
、第3図などに図示)も後方に移動する。
11に設けられた2つのダブルギヤ9a、9b(第2図
、第3図などに図示)も後方に移動する。
ダブルギヤ9aは中間作動基材13に形成された中間駆
動ラック23と噛合しているため、支持部材11の後方
移動によって該ダブルギヤ9bは第2図における時計方
向に回転する。故にもう一方のダブルギヤ9aが第2図
における反時計方向に回転し、これにより、該ダブルギ
ヤ9aと噛合するラック部4aを有するキヤ’ IJイ
4は作動基材12、の移動速度の4倍の速度にて後方に
移動する。
動ラック23と噛合しているため、支持部材11の後方
移動によって該ダブルギヤ9bは第2図における時計方
向に回転する。故にもう一方のダブルギヤ9aが第2図
における反時計方向に回転し、これにより、該ダブルギ
ヤ9aと噛合するラック部4aを有するキヤ’ IJイ
4は作動基材12、の移動速度の4倍の速度にて後方に
移動する。
こうして、キャリィ4は第3図ないし第13図に示され
る位置に達する。そこでは、後方に移動終了する直前に
キャリィ4はストッパ2oによって当接されるので、正
確に位置特定した後も引き続き前後移動の駆動力を分与
されることになる。
る位置に達する。そこでは、後方に移動終了する直前に
キャリィ4はストッパ2oによって当接されるので、正
確に位置特定した後も引き続き前後移動の駆動力を分与
されることになる。
このため、更に作動基材12は後方に移動して、キャリ
ィ4に対して倍速歯車部9の付勢手段9eによる付勢力
を与え、ストッパ20に圧接し、特定された位置関係を
維持する。これによって、第20図に示されるように、
キャリィ4は各支持部材11と一緒に位置関係を特定し
た状態で載置移動する。すると、ディスク型記録担体3
はターンテーブル7.7a(第1図、第12図示す。)
上に載置されるとともに、クランパー40が降下して挟
持される。それから、キャリィ4は更に移動して、ディ
スク型記録担体3かも離れ、この状態でモータ31は停
止し、クランプを完了する。
ィ4に対して倍速歯車部9の付勢手段9eによる付勢力
を与え、ストッパ20に圧接し、特定された位置関係を
維持する。これによって、第20図に示されるように、
キャリィ4は各支持部材11と一緒に位置関係を特定し
た状態で載置移動する。すると、ディスク型記録担体3
はターンテーブル7.7a(第1図、第12図示す。)
上に載置されるとともに、クランパー40が降下して挟
持される。それから、キャリィ4は更に移動して、ディ
スク型記録担体3かも離れ、この状態でモータ31は停
止し、クランプを完了する。
そして、ディスク型記録担体3の記録の変換演奏が開始
されることになるのである。
されることになるのである。
ディスク型記録担体の変換演奏が終了すると、前述もし
た如く、モータ31が逆回転を開始し、キャリィ4は上
記の逆の過程を辿ってプレーヤハウジング1の外部に突
出する。かくして、ディスク型記録担体3は回収される
。尚、当該実施例においてはキャリィ4が前後方向と載
置方向に移動するものとしているが、ディスクプレーヤ
の設置状態によってはこの方向とはならず、互いに直角
なZ方向となる場合もある。
た如く、モータ31が逆回転を開始し、キャリィ4は上
記の逆の過程を辿ってプレーヤハウジング1の外部に突
出する。かくして、ディスク型記録担体3は回収される
。尚、当該実施例においてはキャリィ4が前後方向と載
置方向に移動するものとしているが、ディスクプレーヤ
の設置状態によってはこの方向とはならず、互いに直角
なZ方向となる場合もある。
「発明の効果」
以上詳述した如く、本発明は、プレーヤハウジングと、
演奏手段と、キャリィと、搬送手段とからなるディスク
プレーヤにおいて、 搬送手段は、プレーヤハウジング内のサブシャーシに装
着し、突出・収納方向への前後移動と、その後方位置で
の載置移動とが出来るようになした支持部材と、当該支
持部材に支持され、前後方向への前後移動時は倍速手段
により増速移動し、載置移動時には支持部材と一緒に下
降移動するキャリィとから構成されるキャリィ移動手段
と1前後移動によって支持部材の前後移動と載置移動、
キャリィの増速前後移動と載置移動、倍速手段の駆動、
クランプ機構の作動のための駆動力を分与し、その動き
を制御する作動制御基材と、駆動源から作動制御基材に
駆動力を付与する駆動力付与手段とから構成し、前記支
持部材もしくはシャーシには、キャリィが保持したディ
スク型担体が所定の位置にきたとき、当接するストッパ
を配設し、前記倍速機構には、少なくても収納方向に駆
動する時に付勢力が付く付勢手段を装着しておき、前記
作動制御基材には、その分与する支持部材への前後移動
用駆動力と倍速手段への駆動力をキャリィがストッパに
当接した少し後まで付与し続けるように設定して、キャ
リィがストッパに当接した後も続いて付与される余分な
駆動力を、前記付勢手段で吸収するとともに、キャリィ
をストッパに圧接するようにしたので、キャリィと支持
部材とが、前後移動から載置移動に移行する直前では位
置関係を常に正確に特定することが出来る。しかも、そ
の際、それまで生じていた、構成部材間の遊びやバック
ラッシュを付勢手段が一気に吸収するので、キャリィの
載置移動位置が高精度に正確となり、続いて行なわれる
ディスク型記録担体の記録変換が円滑に開始できる効果
がある。
演奏手段と、キャリィと、搬送手段とからなるディスク
プレーヤにおいて、 搬送手段は、プレーヤハウジング内のサブシャーシに装
着し、突出・収納方向への前後移動と、その後方位置で
の載置移動とが出来るようになした支持部材と、当該支
持部材に支持され、前後方向への前後移動時は倍速手段
により増速移動し、載置移動時には支持部材と一緒に下
降移動するキャリィとから構成されるキャリィ移動手段
と1前後移動によって支持部材の前後移動と載置移動、
キャリィの増速前後移動と載置移動、倍速手段の駆動、
クランプ機構の作動のための駆動力を分与し、その動き
を制御する作動制御基材と、駆動源から作動制御基材に
駆動力を付与する駆動力付与手段とから構成し、前記支
持部材もしくはシャーシには、キャリィが保持したディ
スク型担体が所定の位置にきたとき、当接するストッパ
を配設し、前記倍速機構には、少なくても収納方向に駆
動する時に付勢力が付く付勢手段を装着しておき、前記
作動制御基材には、その分与する支持部材への前後移動
用駆動力と倍速手段への駆動力をキャリィがストッパに
当接した少し後まで付与し続けるように設定して、キャ
リィがストッパに当接した後も続いて付与される余分な
駆動力を、前記付勢手段で吸収するとともに、キャリィ
をストッパに圧接するようにしたので、キャリィと支持
部材とが、前後移動から載置移動に移行する直前では位
置関係を常に正確に特定することが出来る。しかも、そ
の際、それまで生じていた、構成部材間の遊びやバック
ラッシュを付勢手段が一気に吸収するので、キャリィの
載置移動位置が高精度に正確となり、続いて行なわれる
ディスク型記録担体の記録変換が円滑に開始できる効果
がある。
つまり、キャリィの収納時にお°ける位置決めが機械的
手段により簡単にしかも正確に出来たことと、機械的構
造が起す遊びやバックラッシュによる精度低下の問題も
克服し解消している点で実用性の高いものとなっている
。
手段により簡単にしかも正確に出来たことと、機械的構
造が起す遊びやバックラッシュによる精度低下の問題も
克服し解消している点で実用性の高いものとなっている
。
第1図は本発明に係るフロントローディングディスク型
記録担体プレーヤの全体斜視図、第2図は同ローディン
グ機構、及び演奏手段の全体斜視図、第3図は本発明に
係るローディング機構の平面図、第4図はサブシャーシ
を示す側面図、第5図は倍速手段を示す平面図、第6図
は同縦断側面図、第7図ないし第1θ図はダブルギヤの
分解斜視図、第11図はり゛ランパ機構を示す側面図、
第12図は内部構造の一部詳細図、第13図、第14図
はキャリィ移送手段の組立作動状態を示す側面図で、第
15図は作動基材の側面図、第16図、第17図は支持
部材の平面図と側面図、第18図、第19図は中間作動
基材の平面図と側面図であり、第20図は駆動力付与手
段を示す説明図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・プレーヤハウジング 3・・・・・・ディスク型記録担体 4・・・・・・キャリィ 6・・・・・・シャーシ 7・・・・・・ターンテーブル 9・・・・・・倍速手段 9e・・・・・・付勢手段 11・・・・・・支持部材 12・・・・・・作動基材 14・・・・・・L字状案内孔 31・・・・・・モータ 出願人 パイオニア株式会社 手続補正歯 1.事件の表示 昭和61年 特許願 第235363号2、発明の名称 ディスクプレーヤのローディング機構 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 氏 名 (501)パイオニア株式会社4、代理
人 昭和 年 月 日 8、補正の内容 図面の第7図、第8図、第10図を別紙のように補正す
る。 第8 第10 (イ) 叉 図 (イ) \り 図 (イ)
記録担体プレーヤの全体斜視図、第2図は同ローディン
グ機構、及び演奏手段の全体斜視図、第3図は本発明に
係るローディング機構の平面図、第4図はサブシャーシ
を示す側面図、第5図は倍速手段を示す平面図、第6図
は同縦断側面図、第7図ないし第1θ図はダブルギヤの
分解斜視図、第11図はり゛ランパ機構を示す側面図、
第12図は内部構造の一部詳細図、第13図、第14図
はキャリィ移送手段の組立作動状態を示す側面図で、第
15図は作動基材の側面図、第16図、第17図は支持
部材の平面図と側面図、第18図、第19図は中間作動
基材の平面図と側面図であり、第20図は駆動力付与手
段を示す説明図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・プレーヤハウジング 3・・・・・・ディスク型記録担体 4・・・・・・キャリィ 6・・・・・・シャーシ 7・・・・・・ターンテーブル 9・・・・・・倍速手段 9e・・・・・・付勢手段 11・・・・・・支持部材 12・・・・・・作動基材 14・・・・・・L字状案内孔 31・・・・・・モータ 出願人 パイオニア株式会社 手続補正歯 1.事件の表示 昭和61年 特許願 第235363号2、発明の名称 ディスクプレーヤのローディング機構 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 氏 名 (501)パイオニア株式会社4、代理
人 昭和 年 月 日 8、補正の内容 図面の第7図、第8図、第10図を別紙のように補正す
る。 第8 第10 (イ) 叉 図 (イ) \り 図 (イ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)プレーヤハウジングと、当該ハウジング内にあっ
て、ディスク型記録担体を支持するターンテーブル、当
該ディスク型記録担体を始動、駆動または停止する自動
機構、ディスク型記録担体に情報の記録もしくは再生を
する変換器などを含む演奏手段と、演奏さるべきディス
ク型記録担体を保持し案内移送するキャリィと、前記キ
ャリィを、プレーヤハウジング外のディスク型記録担体
の取り出し位置へ突出したり、当該ハウジング内の記録
又は再生位置へ収納するように移動する搬送手段とから
なるディスクプレーヤにおいて、搬送手段は、プレーヤ
ハウジング内のサブシャーシにキャリィの左右両側を挟
むように支持部材を装着し、当該支持部材を突出・収納
方向への前後移動と、その後方の所定位置での載置移動
とが出来るようになし、当該支持部材には、キャリィを
前後移動自在なるように支持するとともに、支持部材に
設けた倍速手段により、支持部材が前後移動するときは
、キャリィが前後方向に増速移動し、支持部材が載置移
動するときはキャリィが支持部材と一緒に載置移動する
よう構成してなるキャリィ移動手段と、駆動力付与手段
からの駆動力を、前記支持部材の前後移動及び載置移動
の駆動力として、また倍速手段の駆動力として、および
クランプ機構の駆動力として分与するとともに、キャリ
ィの移動を制御する作動制御手段と、駆動源から作動制
御手段に駆動力を付与する駆動力付与手段とから構成し
、 前記支持部材もしくはシャーシには、キャリィに保持さ
れているディスク型記録担体が所定の記録または再生位
置に移送されたとき、当該キャリィが当接するようスト
ッパを配設し、前記倍速手段には、少なくても収納方向
に駆動する時、付勢力が付く付勢手段を装着しておき、
前記作動制御手段には、その分与する支持部材への前後
移動用駆動力と倍速手段への駆動力をキャリィがストッ
パに当接した少し後まで付与し続けるように設定して、 作動制御手段が支持部材への前後移動用駆動力を付与し
て、後方へ倍速移動するキャリィがストッパに当接し、
保持されているディスク型記録担体が所定の位置に規制
された後、続いて付与される余分な駆動力を前記付勢手
段が吸収し、キャリィをストッパに圧接するようにした
ことを特徴とするディスクプレーヤのローディング機構
。 (2)前記搬送手段を、サブシャーシに前後移動および
載置移動をするよう装着した支持部材と、当該支持部材
に装着され倍速前後移動と載置移動とをするようにした
キャリィと、当該キャリィの移動方向に沿って設けられ
たラック部と、キャリィの移動方向に沿って設けられた
ラック部に噛合する倍速歯車(倍速手段)とからなるキ
ャリィ移動手段と、 倍速歯車に噛合しこれに駆動力を付与するようにした中
間作動基材と、支持部材に前後移動及び載置移動する駆
動力と、倍速手段の駆動力と、クランプ機構の駆動力と
を分与するとともに、キャリィの移動を制御する作動基
材とからなる作動制御手段と、 モーター(駆動源)からの駆動力を該作動基材に付与す
る駆動歯車ととからなる駆動力付与手段とから構成し、 前記シャーシには、キャリィに保持されているディスク
型記録担体が所定の記録または再生位置に移送されたと
き、当該キャリィが当接するようストッパを配設し、前
記倍速歯車には、少なくても収納方向に駆動する時、付
勢力が付く付勢手段を装着しておき、前記作動基材には
、その分与する支持部材への前後移動用駆動力と倍速手
段への駆動力をキャリィがストッパに当接した少し後ま
で付与し続けるように設定して、 作動基材が支持部材へ前後移動用駆動力として付与する
限界点の少し手前で、後方へ倍速移動するキャリィが、
ストッパに当接し、シャーシに対して所定の位置関係に
規制されるようにし、その後続いて付与される余分な前
後移動用駆動力を倍速歯車の付勢手段が吸収し、キャリ
ィをストッパに圧接するようにしたことを含む特許請求
の範囲第1項記載のディスクプレーヤのローディング機
構。 (3)前記倍速手段を、1個のダブルギヤまたは複数個
のダブルギヤによって構成したことを含む特許請求の範
囲第1項又は第2項記載のディスクプレーヤのローディ
ング機構。(4)作動制御基材を1個の作動基材により
構成し、これに駆動力付与手段からの駆動力を受け、作
動制御基材をシャーシに対して前後方向に移動する第1
駆動ラックと、倍速歯車に対して相対運動により駆動力
を付与する第2駆動ラックとを設けるようにしたものを
含む特許請求の範囲第1項記載のディスクプレーヤのロ
ーディング機構。 (5)作動制御基材を互いに連動する作動基材と、中間
作動基材とに分離して構成し、作動基材には第1駆動ラ
ックを設けて、駆動源からの駆動歯車と噛合するように
し、他方中間作動基材には第2駆動ラックを設けて倍速
歯車部に噛合し、作動基材と倍速歯車とが相対運動する
ようにしたものを含む特許請求の範囲第2項記載のディ
スクプレーヤのローディング機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61235363A JPS6390057A (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | デイスクプレ−ヤのロ−デイング機構 |
US07/103,867 US4759008A (en) | 1986-10-02 | 1987-10-02 | Loading mechanism for disk player |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61235363A JPS6390057A (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | デイスクプレ−ヤのロ−デイング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6390057A true JPS6390057A (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=16984975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61235363A Pending JPS6390057A (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 | デイスクプレ−ヤのロ−デイング機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4759008A (ja) |
JP (1) | JPS6390057A (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5050159A (en) * | 1987-12-15 | 1991-09-17 | Pioneer Electronic Corporation | Double-sides playable disc player |
NL8800448A (nl) * | 1988-02-23 | 1989-09-18 | Philips Nv | Laadinrichting, alsmede een platenspeler voorzien van de laadinrichting. |
JP2573017B2 (ja) * | 1988-03-08 | 1997-01-16 | 三洋電機株式会社 | ディスクプレーヤ |
US4901011A (en) * | 1988-11-04 | 1990-02-13 | Tokyo Electron Limited | Carrier for transferring plate-like objects one by one, a handling apparatus for loading or unloading the carrier, and a wafer probing machine fitted with the handling apparatus for the wafer carrier |
US5056078A (en) * | 1988-12-20 | 1991-10-08 | Literal Corporation | Load mechanism for a beam addressable information storage disk drive system |
US5276668A (en) * | 1990-02-02 | 1994-01-04 | Clarion Co., Ltd. | Compact disk selecting mechanism including mechanical and optical detection |
JPH03292633A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-24 | Pioneer Electron Corp | コンパチブルディスクプレーヤ |
US6009061A (en) | 1994-08-25 | 1999-12-28 | Discovision Associates | Cartridge-loading apparatus with improved base plate and cartridge receiver latch |
US5724331A (en) | 1994-08-25 | 1998-03-03 | Discovision Associates | Disk drive system having improved cartridge-loading apparatus including direct drive gear train and methods for making and operating same |
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