JPS638663Y2 - - Google Patents

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JPS638663Y2
JPS638663Y2 JP1983067147U JP6714783U JPS638663Y2 JP S638663 Y2 JPS638663 Y2 JP S638663Y2 JP 1983067147 U JP1983067147 U JP 1983067147U JP 6714783 U JP6714783 U JP 6714783U JP S638663 Y2 JPS638663 Y2 JP S638663Y2
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JP
Japan
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link plate
plate
tongue
chain
link
Prior art date
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JP1983067147U
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English (en)
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JPS59173616U (ja
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Priority to JP6714783U priority Critical patent/JPS59173616U/ja
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Publication of JPS638663Y2 publication Critical patent/JPS638663Y2/ja
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  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一方への屈曲を阻止して、押送り作
動をし得る押送りチエーンに係り、詳しくはその
リンクプレートの形状に関する。
従来、押送りチエーン1は、第1図及び第2図
に示すように、上方に突出した舌部2aの上部を
斜め側方に折り曲げたリンクプレート2よりな
り、該リンクプレート2を、その折曲げ舌部2a
が互に内側に向くように交互に向きを異ならせて
ピン3により連結して構成されていた(実公昭53
−32194号公報参照)。そして、該押送りチエーン
1は、リンクプレート2の折曲げ舌部2aが隣接
するリンクプレート2′の折曲げ舌部2′aとX字
状に当接して一方向への屈曲を阻止するが、該当
接部分はX字状の交点である極めて狭い部分であ
り、かつ、第3図に示すように、舌部2aを折り
曲げる際に、その折り曲げ内側には大きな圧縮力
が作用していわゆる「むくれ」が生じ、当接側面
に小突起Aが生じてしまう。このため、該押送り
チエーン1は、極めて狭く、かつ小突起Aの影響
で斜めになつた部分で当接し、左右方向に対して
ぶれを生じやすく、一連の長いチエーンにおいて
該ぶれが累積して左右方向に斜めに、又は大きく
湾曲して伸出する虞れがある。
そこで、本考案は、互に当接する舌部を有する
多数のリンクプレートからなる押送りチエーンに
おいて、該押送りチエーンが、肉厚のインナーリ
ンクプレートと、該インナーリンクプレートを狭
むように配置されるアウターリンクプレートとを
互にピンより連結してなり、前記インナーリンク
プレートに、上方に突出する舌部を形成し、また
前記アウターリンクプレートに、その両側面に形
成した小切欠き部にてプレート本体に対し略々直
角に折り曲げて舌部を形成したことを特徴とし、
もつて当接面を広くすると共に「むくれ」の影響
をなくして、上述欠点を解消した押送りチエーン
におけるリンクプレートを提供することを目的と
するものである。
以下、図面に沿つて、本考案による実施例につ
いて説明する。
本考案に係るアウターリンクプレート5の素材
5aは、第4図a,bに示すように、ピツチPに
等しい幅にて上方に突出する舌部6を有してお
り、更に該舌部6の両側面7,7は小切欠き部
9,9を介してプレート本体10に接していると
共に、プレート中心線l−lに対して直角に延び
ている。そして、第4図bに示すように、素材5
aが小切欠き部9,9にて舌部6を矢印方向に折
り曲げられ、第5図に示すように、舌部6が本体
10に対して略々直角に屈曲し、かつその側面7
の略々全体が当接面となるリンクプレート5が構
成される。
まず、上述リンクプレート5を用いた例を示す
と、第6図ないし第8図に示すように、押送りチ
エーン1は、舌部6の長さがプレート板厚tだけ
異なる2種類のリンクプレート5,5′よりなり、
その折曲げ舌部6が同じ方向を向くように2種類
のリンクプレート5,5′を交互にピン3により
連結して構成される。
なお、側面7の当接面が少なくなるが、従来例
(第2図参照)と同様に、リンクプレート5を舌
部6が同じ長さからなる同一なものにより構成
し、該リンクプレート5をその舌部6が互いに内
側に向くように交互に向きを異ならせて連結して
もよい。また、第9図に示すように、一方のリン
クプレート5をピン3に固定すると共に、他方の
リンクプレート5″をブツシユ11を介してピン
3に遊嵌し、該ブツシユ11により両リンクプレ
ート5,5″の間に間隙Cを形成し、両舌部側面
7,7が略々その全面で当接するようにしてもよ
い。
ついで、本考案に係る実施例を説明すると、第
10図及び第11図に示すように、インナーリン
ク12及びアウターリンク13をピン3により交
互に連結した押送りチエーン1に適用する。即
ち、インナーリンク12は肉厚でかつ上方に突出
する舌部14を有するリンクプレート15よりな
り、またアウターリンク13は本考案に係るリン
クプレート5を、その折曲げ舌部6を内側にして
インナーリンクプレートを挾むように2枚連結し
てなる。そして、2枚のアウターリンクプレート
5の舌部側面7,7がインナーリンクプレート1
5の舌部14側面に略々その全面にて当接し、一
方向への屈曲が阻止される。
また、比較的薄い鋼板でリンクプレート5を形
成する場合、第12図に示すように、素材5aに
おける舌部6の両側に耳部16,16を形成し、
そして、第13図に示すように、舌部6を小切欠
き部9,9にて略々直角に折り曲げると共に、耳
部16,16を下方又は上方に直角に折り曲げ、
該折り曲げた側面7,7にて広い当接面を構成す
る。
以上説明したように、本考案によると、アウタ
ーリンクプレート5は、舌部6を小切欠き部9,
9にてプレート本体10に対し略々直角に折り曲
げて構成したので、折曲げ部に生ずる「むくれ」
は小切欠き部9部分に位置し、当接面となる側面
7は平坦面を保たれ、かつ隣接するリンクプレー
ト舌部側面と略々平行に当接するため、当接面
が、特に押送りチエーン1の左右方向にて広くな
ると共に、インナーリンクプレート15は、肉厚
からなりかつ上方に突出する舌部14を有するの
で、上述同様に、当接面が平坦に保たれると共に
広くなつており、これら両リンクプレート5,1
5の当接面が略々全面にて当接するので、左右に
ぶれが発生することを防止して、押送りチエーン
の曲がりを大幅に減少することができる。更に、
各ピン3にチエーンの長手方向に対して斜めにな
るような力が作用せず、使用によりピンとピン孔
部分に摩耗が生じても、押し送りチエーン1が湾
曲したり、ジグザグに屈曲したりすることを防止
できる。
また、アウターリンクプレート5の舌部6が、
耳部16を略々直角に折り曲げて広い当接面7を
構成すると、更に平坦で広い面積からなる当接面
を得ることができ、押送りチエーンの曲がりを一
層確実に減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の押送りチエーンを示す正面図、
第2図はその側面図、第3図はそのリンクプレー
トを示す斜視図である。そして、第4図は本考案
に係るリンクプレート素材を示す図で、aは正面
図、bは側面図、第5図はリンクプレートの斜視
図、第6図ないし第8図は該リンクプレートによ
り構成された押送りチエーンの一例を示す図で、
第6図は正面図、第7図は側面図、第8図は平面
図である。更に第9図は他の押送りチエーンを示
す縦断面図、第10図は本考案に係る押送りチエ
ーンを示す平面図、第11図はその断面図、第1
2図は一部変更したリンクプレートの素材を示す
正面図、第13図はそのリンクプレートを示す斜
視図である。 1……押送りチエーン、5,5′,5″……アウ
ターリンクプレート、6……舌部、7……当接面
(側面)、9……小切欠き部、10……プレート本
体、12……インナーリンク、13……アウター
リンク、14……舌部、15……インナーリンク
プレート、16……耳部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互に当接する舌部を有する多数のリンクプレ
    ートからなる押送りチエーンにおいて、 該押送りチエーンが、肉厚のインナーリンク
    プレートと、該インナーリンクプレートを挟む
    ように配置されるアウターリンクプレートを互
    にピンにより連結してなり、 前記インナーリンクプレートが、上方に突出
    する舌部を有し、 また前記アウターリンクプレートが、その両
    側面に形成した小切欠き部にてプレート本体に
    対し略々直接に折り曲げて構成した舌部を有す
    る、 押送りチエーン。 (2) 前記アウターリンクとプレート舌部が、耳部
    を略々直角に折り曲げて広い当接部を構成して
    なる、 実用新案登録請求の範囲第1項記載の押送り
    チエーン。
JP6714783U 1983-05-04 1983-05-04 押送りチェ−ン Granted JPS59173616U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6714783U JPS59173616U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 押送りチェ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6714783U JPS59173616U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 押送りチェ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59173616U JPS59173616U (ja) 1984-11-20
JPS638663Y2 true JPS638663Y2 (ja) 1988-03-15

Family

ID=30197347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6714783U Granted JPS59173616U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 押送りチェ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59173616U (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3082893A (en) * 1959-02-27 1963-03-26 Rolls Royce & Associates Ltd Handling apparatus
GB1091528A (en) * 1963-08-26 1967-11-15 Teleflex Prod Ltd Improvements in gearing for adjusting windows and other angularly movable panels
JPS5332194U (ja) * 1976-08-24 1978-03-20
JPS55489U (ja) * 1979-05-18 1980-01-05

Patent Citations (4)

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JPS5332194U (ja) * 1976-08-24 1978-03-20
JPS55489U (ja) * 1979-05-18 1980-01-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59173616U (ja) 1984-11-20

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