JPS638511Y2 - - Google Patents

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JPS638511Y2
JPS638511Y2 JP1008582U JP1008582U JPS638511Y2 JP S638511 Y2 JPS638511 Y2 JP S638511Y2 JP 1008582 U JP1008582 U JP 1008582U JP 1008582 U JP1008582 U JP 1008582U JP S638511 Y2 JPS638511 Y2 JP S638511Y2
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JP
Japan
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door
protector
side edge
vehicle body
wiring
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JP1008582U
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JPS58113566U (ja
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Priority to JP1008582U priority Critical patent/JPS58113566U/ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車体の扉開口部と該扉開口部に枢着さ
れた扉との間に配索される配線構造の改良に関す
るものである。
従来、車両用扉に電装品を設ける場合(例えば
後扉にライセンスランプを設ける場合等)に車体
の扉開口部と扉開口部に枢着された扉との間に配
索される配線構造においては、第1図に示すよう
に扉1の開扉時において、車体の配線用貫通孔7
と扉1の配線用貫通孔6の間に配索された配線2
が引張られないようにするために、該配線2の長
さは扉1を開いたとき扉1の側縁1aと車体の扉
開口部側縁3との間隙lに合せて、その間の寸法
を決め、その両露出部側縁をクランプ4,5でそ
れぞれ扉1の側縁1aと扉開口部側縁3に係止し
ていたために、扉1を閉じた時に該配線2が弛
み、扉開口部側縁3と扉1の側縁1aとの間に挟
まつたり、あるいは第2図に示すように車体内
(もしくは車体外)に露出したりする虞れがあつ
た。8はヒンジである。
そこで本考案は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであつて、扉の閉扉時に、配線の弛みを
吸収し、車体の扉開口部と扉との間で該配線を挟
み込んだり、車体の内外に露出しないようにした
ものであつて、そのため本考案では、車体の扉開
口部に扉がヒンジにより開閉可能に枢着され、扉
開口部側縁と扉側縁は閉扉時互いに近接対面する
ようになされ、該扉開口部側縁と扉側縁の相対向
する位置にそれぞれ配線用貫通孔が穿設される。
両貫通孔のうち一方の貫通孔もしくはその近傍に
プロテクタの基端部が固定され、該プロテクタの
先端部は他方の貫通孔を貫通して該貫通孔の内方
に延在され、かつ、該プロテクタには一側が車体
に他側が扉内に配索された配線が挿通されてい
る。そして該プロテクタの基端部側に折曲りやす
い可撓部が形成され、該可撓部と先端部の間に折
曲り難い摺動部が形成され、該摺動部が扉の開閉
時貫通孔を摺動可能な長さを有するようにして所
期の目的を達成するようにしたものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随つて説明す
る。
aは車体、bは車両用扉であつて、車体aの扉
開口部側縁11と該扉開口部側縁11と対向する
扉bの側縁12には配線用貫通孔13,14がそ
れぞれ対向するようにして穿設され、それぞれの
貫通孔13,14には耐摩耗性の硬質ゴムからな
るリング状のグロメツト15,16が嵌込まれて
いる。
17は車体a側から扉bに配索される配線18
を保護するプロテクタであつて、適宜な肉厚を有
し、かつ、折曲自在な軟質のビニール管、もしく
はゴムホース管で形成され、前記貫通孔13,1
4に遊嵌され、その基端部17aは車体a内にク
ランプ19により固定され、又先端部17bは前
記扉b内に位置して自由端となされ、その長さは
扉bの全開時における扉開口部側縁11の貫通孔
13と扉bの側縁12の貫通孔14との間隔Lよ
りも長くなされ、先端部17bが扉bの貫通孔1
4から外れないようになされている。又、該プロ
テクタ17の扉bの側縁12の貫通孔14と接触
する部分、すなわち、扉bの開閉により摺動する
部分には、硬質樹脂、もしくは鋼線からなる芯材
20が嵌挿固定され折曲らないようになされてい
る。したがつて、該プロテクタ17は車体aの扉
開口部側縁11の貫通孔13付近で折曲しやすく
なるため、扉bを開閉すると該扉bはヒンジ21
を中心として回動するため、プロテクタ17は前
記貫通孔13付近を折曲りやすい可撓部17cと
して該可撓部17cを中心にして揺動し、芯材2
0の入つている摺動部17dは折曲り難く、扉b
側の貫通孔14を摺動して、該扉b内に出入する
ようになる。よつて、扉bを閉じても、プロテク
タ17の摺動部17dが扉b内方に移動するので
扉開口部側縁11と扉bの側縁12との間に配線
18が弛むことがない。22はウエザーストリツ
プである。
尚、上記実施例ではプロテクタ17の摺動部1
7dに芯材20を入れて折曲らないようにした
が、これに限ることなく、該摺動部17dを肉厚
にして折曲り難くし、一方可撓部17cを肉厚に
したり、あるいは蛇腹状に形成して折曲りやすく
するようにしてもよい。又、上記実施例では、プ
ロテクタ17の基端部17aを車体a側に固定し
たが、これを逆に該プロテクタ17の基端部17
aを扉b側に固定し、摺動部17dを車体aの内
方に移動させるようにしてもよい。
以上述べたように本考案によれば、車体と扉と
の間に配索された配線が、扉開放時に扉開口部側
縁と扉側縁との間に露出する部分をプロテクタで
覆い、かつ、該プロテクタの基端部を車体、もし
くは扉の内方に固定し、先端部を他方の貫通孔に
貫通させて他方の内方に延在させ、さらに、該プ
ロテクタの可撓部と先端部との間には折曲し難い
摺動部を設け、閉扉時には該可撓部が車体もしく
は扉の内方に移動するようになしたので、配線の
弛みを防止することができ、したがつて、車体の
扉開口部側縁と扉側縁との隙間の狭い所に該配線
等を挟み込んだり、車体の内外に露出させたりす
ることがなく、よつて、該配線等の損傷を防止す
ることができる。
又、本考案によれば、従来のプロテクタに芯材
を取付けて摺動部を形成し、貫通孔内を摺動させ
るようにするだけでよいので簡単に実施すること
ができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の扉開口部と扉との間に配索され
た配線の扉を開けた時の状態を示す車体の要部斜
視図、第2図は同上の閉扉時における配線が車内
に突出した状態を示す該略平断面図、第3図は本
考案による配線の配索状態を示す車体の要部斜視
図、第4図は本考案による配線の作動状態を示す
平断面図であつて、イは開扉時を示し、ロは閉扉
時を示している。 aは車体、bは扉、11は扉開口部側縁、12
は扉側縁、13,14は貫通孔、17はプロテク
タ、18は配線、19はクランプ、20は芯材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の扉開口部に扉がヒンジにより開閉可能に
    枢着され、扉開口部側縁と扉側縁は閉扉時互いに
    近接対面するようになされ、該扉開口部側縁と扉
    側縁の相対向する位置にそれぞれ配線用貫通孔が
    穿設され、両貫通孔のうち一方の貫通孔もしくは
    その近傍にプロテクタの基端部が固定され、該プ
    ロテクタの先端部は他方の貫通孔を貫通して該貫
    通孔の内方に延在され、かつ、該プロテクタには
    一側が車体に他側が扉内に配索された配線が挿通
    されているとともに、該プロテクタの基端部側に
    折曲りやすい可撓部が形成され、該可撓部と先端
    部の間に折曲り難い摺動部が形成され、該摺動部
    は扉の開閉時貫通孔を摺動可能な長さを有してい
    ることを特徴とする車両用扉における配線構造。
JP1008582U 1982-01-29 1982-01-29 車両用扉における配線構造 Granted JPS58113566U (ja)

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JP1008582U JPS58113566U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 車両用扉における配線構造

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JP1008582U JPS58113566U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 車両用扉における配線構造

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Publication Number Publication Date
JPS58113566U JPS58113566U (ja) 1983-08-03
JPS638511Y2 true JPS638511Y2 (ja) 1988-03-14

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ID=30022747

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JP1008582U Granted JPS58113566U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 車両用扉における配線構造

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JPS58113566U (ja) 1983-08-03

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