JPS6384510A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPS6384510A
JPS6384510A JP23307386A JP23307386A JPS6384510A JP S6384510 A JPS6384510 A JP S6384510A JP 23307386 A JP23307386 A JP 23307386A JP 23307386 A JP23307386 A JP 23307386A JP S6384510 A JPS6384510 A JP S6384510A
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rice
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heater
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の1」的] (産業上の利用分野) 本発明は、鍋内の水が沸ル5状態となったときに沸騰検
出手段を得、この沸騰検出信号を炊飯制御に利用するよ
う1コした炊飯器に関する。
(従来の技術) 近年の炊飯器においては、多様な炊飯制御、具体的には
例えば白米炊きを行なう際に鍋内の水が沸騰するまでの
間だけ炊飯用ヒータを大出力で発熱させることにより、
良く知られているご飯を美味しく炊き」二げるための条
件の一つである所謂「中バッパ」の条件を満たすと共に
、沸116i後にはヒータ出力を落して所謂吹きこぼれ
或はご飯の焦げ付きを防止するようになし、以てご飯を
美味しく炊き、1−げるための制御等が行なわれている
が、斯様な制御を行なう場合には、鍋内の水が沸III
状態になったか否かを検出する必要がある。このため、
従来の炊飯器では、鍋の温度を検出しその検出温度が予
め定めた上限温度まで上昇したときにこれをIA3Jl
li&状態と判断することが最も一般的に行なわれてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような構成とした場合、沸騰状態を正確に検出す
るには、上記上限温度を100℃近くに設定することが
望ましい。しかしながら、このように上限温度を100
℃近くに設定した場合には、鍋温度を検出するための温
度センサ部と鍋との間の接触状態、温度センサ部の回路
定数のばらつき及びその特性の経年変化、気圧の変化或
は炊き込みご飯をつくる場合に鍋内に調味量が投入され
ることによる沸騰点の変動等に起因して、鍋内が沸騰状
態にあるにも拘らずその沸騰状態をいつまで経っても検
出できないことがあり、実際には斯様な変動を見越して
前記上限温度を80℃前後に設定しているのが実情であ
った。このため、従来の沸)1勺検出手段では、鍋内の
沸騰状態の検出が極めて不正確になる問題点があり、ひ
いては炊飯器による炊飯制御を的確に行ない得なくなる
という・1【情下にあった。
本発明は」−記“1【情に鑑みてなされたものであり、
そのト1的は、鍋内の水の沸騰状態をその鍋による炊飯
量の如何に拘らず極めて正確に検出することができて、
その検出結果に基づいて二度炊き加熱を含む炊飯制御を
的確に実行でき、しかも上記沸騰状態の検出が一ロ、:
!″、つて行なわれたときでも、その後に沸騰状態の再
検出動作をさらに精度良く行なうことができ、以て常に
美味しいご飯を得ることができると共に、二度炊き加熱
時等にご飯が焦付< :t1態を確実に防止できる炊飯
器を提供するにある。
[発明のfI+Pi成コ (問題点を解決するための手段) 本発明は、温度検出信号により示される鍋温度の時系列
的な勾配が所定の目障温度勾配以下となったときにこれ
を沸騰状態と判断して沸騰検出信号を出力する沸騰検出
手段、前記温度検出信号に基づいて鍋内の炊飯が終了し
た旨を示す炊飯終了信号を出力する炊飯終了制御手段、
前記沸騰検出信号が出力されたときに炊飯用のヒータ出
力を減少させると共に前記炊飯終了信号が出力されたと
きにそのヒータを断電状態にする第1のヒータ出力制御
手段、上記第1のヒータ出力制御手段によってヒータ出
力が減少された状態となってから鍋の温度に応じた温度
検出信号が所定の温度幅量−1−低下したときに誤沸騰
検出信号を出力して前記沸騰検出手段を再動作させると
共に前記第1のヒータ出力制御手段を初期状態に戻す沸
騰検出補償手段、前記炊飯終了信号が出力された後の所
定時期に前記ヒータに再通電させるという二度炊き加熱
を含むむらし行程を制御する第2のヒータ出力制御手段
を夫々設けると共に、炊飯量に応じた炊飯瓜信号を出力
する炊飯量検出手段を設け、前記沸騰検出手段を、上記
炊飯量信号により示される炊飯器が多いときほど前記1
″11標温配が小さくなるように変化させると共に、前
記1ごt沸騰検出(8号により+Ij動作されたときに
は」−記に1標温度勾配を大きく設定し直す構成とし、
前記第2のヒータ出力制御手段を、前記沸騰検出手段が
再動作されたときには二度炊き加熱時のヒータ発熱量を
小さく設定し直す構成としたものである。
(作用) 一般的に、鍋温度の時系列的な勾配は、鍋内の水が沸l
1rA状態に近付くに従って徐々に低下する性質がある
。しかして、本発明における沸騰検出手段は、鍋温度の
時系列的な温度勾配が所定の目標温度勾配以下になった
ときにこれを沸j庵状態と判断して沸騰検出信号を出力
する横1戊であるから、」−記11標温度勾配のを予め
適宜に設定しておくことによって鍋内の水の沸II!状
態を検出することができる。特に、この場合、鍋温度の
」1昇勾配は炊飯量の大小により異なるものであるが、
沸騰検出手段は、1〕記1゛1標温度勾配を炊飯量に即
したものとなるように変化させる(1′4成であるから
、−1−2沸115!状態の検出がi″F、確に行なわ
れるようになる。そして、上記沸騰検出手段から沸騰検
出信号が出力されたときには、第1のヒータ出力制御手
段がヒータ出力を減少させるようになるから、炊飯時に
おいてご飯を美味しく炊き上げるための条件の一つであ
る所謂「中パッパ」の条件を満たしたりする等の制御を
正確に行なうことができる。一方、鍋内の水が沸騰状態
となる前に、何らかの原因で沸騰検出手段から沸騰検出
信号が誤って出力されたときには、ヒータ制御手段によ
りヒータ出力が減少されたときに、鍋温度が低下するこ
とになる。
そして、斯様な鍋温度の低下幅が所定の温度幅量−1−
になったときには、沸騰検出hli償手段から誤沸11
々検出信号が出力されて、前記沸+1!検出手段が再動
作されるようになる。このような場合には、鍋内の水の
蒸発が進行していることに起因して、鍋温度の時系列的
な勾配が前回の沸騰状態検出時点より大きくなるもので
あるが、沸騰検出手段は、上記のような再動作時には前
記目標温度勾配を大きく設定し直す構成であるから、そ
の沸騰状態の検出ひいては炊飯制御が不正確になってし
まう虞か全くなくなるものである。また、に記のように
沸jl令検出信号が、具って出力された場合には、鍋内
の水の蒸発が進行しているために、二度炊き加熱によっ
てご飯に焦付きが生ずる虞があるが、このような場合に
は二度炊き加熱時におけるヒータの発熱量が小さくされ
るから、」二足のような焦付きの発生を確実に防止でき
る。
(実施例) 第2図において、1は内枠2及び外枠3等より成る炊飯
器本体、4は蓋、5は内枠2内に前説可能に収納された
鍋、6はこの鍋5を加熱するように内枠2及び外枠3の
各底部間の空間部に設置された例えば定格出力600ワ
ツトの炊飯用ヒータである。7は内枠2の底部を貫通す
るようにしてL上動可能に配置された感熱キャップで、
これは常時において圧縮コイルばね8のばね力によって
上方に付勢されており、鍋5が内枠2内に収納された状
態でそのw45の外底部に圧接するように配置されてい
る。9は感熱キャップ7内に鍋5の温度を検出するよう
に設けられた感熱素子としての例えばサーミスタ、10
は米及び水を収納して成る鍋5が内枠2内に収納された
状態時のみ感熱キャップ7により押圧されてオンする空
炊き防止用の鍋スイッチである。また、11は炊飯器本
体1の側面に設置された操作パネル、12は炊飯器本体
1の外底部に配設されたケースで、このケース12内に
は前記サーミスタ9による検出温度及び操作パネル11
からの入力に基づいて前記ヒータ6の通断電を制御する
制御回路13が収納されている。
第1図には上記制御回路13及びこれに関連した部分の
うち本発明の要旨に直接関係した部分の構成が示されて
おり、以下これについて述べる。
即ち、14はスイッチング素子としての例えばトライア
ックで、これは交流電源15の両端子間に前記ヒータ6
及び鍋スイッチ10を直列に介して接続されている。1
6は発光ダイオード16a及びホトトランジスタ16b
より成るホトカブラで、その発光ダイオード16aに対
して交流電源15の111波電圧がダイオード17及び
抵抗18を介して与えられるようになっている。19は
交流電源15の出力を受ける直流定電圧回路で、その出
力ラインLa、Lbから以下に述べる各回路部に給電さ
れるようになっている。
20は例えば微分回路より成る初期化回路で、これは電
源役人毎に初期化用パルスPoを出力する。21は前記
ホトカブラ16の出力(交流電源15の半波出力に対応
した電圧出力)を矩形波に整形する波形整形回路、22
はこの波形整形回路21の出力を分周して時間信号たる
例えば1秒周期のクロックパルスP1を発生する第1の
分周回路、23は上記クロックパルスP1を分周して同
じく時間信号たる例えば10秒周期のクロックパルスP
2を出力する第2の分周回路である。24は前記サーミ
スタ9と共に温度検出手段25を構成するA−D変換器
で、これはサーミスタ9が検出したw45の温度に応じ
たデジタル値の温度検出信号Sdを出力する。
26及び27は炊飯最検出に使用される温度例えば夫々
70℃及び80℃に対応した数値を記憶して成る第1及
び第2の温度値記憶部、28は所定の下限温度たる例え
ば90℃に対応した数値を記憶して成る第3の温度値記
憶部、29は例えば110℃に対応した数値を記憶して
成る第4の温度値記憶部である。また、30乃至39は
第5乃至′:j514の温度値記憶部で、これらには第
1図中にも記したように例えば以下に述べる各数値が記
憶されている。即ち、第5の温度値記憶部30には2℃
に対応した数値が記憶され、第6.第8及び第11の温
度値記憶部31.33及び36には夫々3℃に対応した
数値が記憶され、第7及び第10の温度値記憶部32及
び35には夫々1℃に対応した数値が記憶され、第9及
び第12の温度値記憶部34及び37には夫々5℃に対
応した数値が記憶され、第13の温度値記憶部38には
ヒータ断電用温度DZとして112℃に対応した数値が
記憶され、第14の温度値記・境部39には二度炊き加
熱開始用温度D「として103℃に対応した数値が記憶
されている。
40及び41は炊飯全検出時の基準となる夫々例えば2
分及び4分に対応した数値を記憶して成る第1及び第2
の時間値記憶部である。42乃至51は第3乃至第12
の時間値記憶部で、これらには第1図中にも記したよう
に例えば以下に述べる各数値が記憶されてれいる。即ち
、第3の時間値にピ境部42には7分に対応した数値が
記憶され、第4の時間値記憶部43には9分に対応した
数値が記憶され、第5及び第8の時間値記憶部44及び
47には夫々θ秒に対応した数値が記憶され、第6及び
第9の時間値記憶部45及び48には夫々10秒に対応
した数値が記憶され、第7及び第10の時間値記憶部4
6及び49には夫々20秒に対応した数値が記憶され、
第11の時間値記憶部50には二度炊き加熱基桑時間N
としての30秒に対応した数値が記憶され、第12の時
間値記憶部51にはむらし運転時間Mとしての15分に
対応した数値が記憶されている。
52乃至64は比較回路で、これらは入力端子A、Bに
対する各人力値がA≧Bの関係のときに出力端子Cから
ハイレベル信号を出力し、A<Bの関係のときに出力端
子Cからローレベル信号を出力する。また、65はイネ
ーブル端子Enを備えた比較回路で、これはそのイネー
ブル端子Enにハイレベル信号を受けた状態時のみ上記
比較回路52乃至64と同様の動作を行ない、イネーブ
ル端子Enにローレベル信号を受けているときには、常
に出力端子Cからローレベル信号を出力する。66及び
67は減算回路で、これらは入力端子りに対する入力値
から入力端子Eに対する人力値を減算し、その減算結果
を出力端子Fから出力する。68乃至71は加算回路で
、これらは入力端子Xに対する人力値と入力端子Yに対
する入力値とを加算し、その加算結果を出力端子Zがら
出力する。72乃至75はクロック端子CKに対する人
力パルス数をカウントすると共にそのカウント値を出力
端子Qから出力するカウンタで、そのリセット端子Rに
パルス信号を受けたときにカウント内容が>JJ期化さ
れるようになっている。76乃至79はトリガ回路で、
その入力信号が立上がったときに短時間だけトリガパル
スP3を出力する。80は遅延回路で、これは人力され
た信号を短時間だけ遅延させて出力する。
81は例えば24個の単位レジスタを有したシフトレジ
スタで、これはクロック端子φにパルス信号を受ける毎
にデータ端子りに対する人力を第1番1」のllj位レ
ジスタ81aに読み込んで記憶すると」(に、新たなデ
ータを読込む毎に古い記憶データを順次」ユ位tド位レ
ジスタにシフトして行く構成になされており、リセット
端子Rにパルス信号を受けたときにその記憶データを初
期化するようになされている。そして、斯かるシフトレ
ジスタ81にあっては、例えばその第12番目の単位レ
ジスタ81b、第18番目の単位レジスタ81C9第2
4番口の単位レジスタ81dの各記憶データを出力する
ように構成されている。82は記憶回路で、これはその
リセット端子Rにパルス信号を受けたときに初期化され
るように′なっており、斯かる初期化状態から入力端子
りに初めて入力された値を記憶する構成になされている
。83は)−イレベル信号を受けた状態時のみゲート信
号Sgを出力して前記トライアック14のゲート端子に
与えるヒータ駆動回路、84は/%イレベル信号を受け
たときのみ駆動されるデユーティ比制御回路で、このデ
ユーティ比制御回路84は、その駆動時において例えば
デユーティ1t50%のパルス状制御信号Seを出力す
る。85乃至100はトランスファゲートで、これらは
ゲート端子に71イレベル信号を受けた状態時のみ導通
状態を呈する。
101及び102は夫々前記操作パネル11に設けられ
た炊飯開始用のスタートスイッチ及び炊飯停止用のスト
ップスイッチで、これらはモーメンタリ形の押しボタン
スイッチにより構成され、オン操作されたときのみ対応
するラインにパルス信号(ハイレベル信号)Pa及びP
5を夫々出力する。また、103乃至106及び132
はR−Sフリップフロップ、106乃至115及び13
3乃至135はAND回路、116乃至118及び13
6はOR回路、119乃至125はインバータである。
尚、第1.第2の分周回路22.23及びAND回路1
08によって計時手段126が構成され、第1.第2の
温度値記憶部26,27.第1.第2の時間値記憶部4
0,41.比較回路52,53.56,57.カウンタ
72.AND回路106.109及びインバータ119
.120によって炊飯量検出手段127が構成され、第
1の温度値記憶部28.第5の温度値記憶部30.比較
回路54,65.減算回路66、遅延回路80.  シ
フトレジスタ81及びトランスファゲート85〜87に
よって沸騰検出手段128が構成され、第4の温度値記
憶部29.第3.第4の時間値記憶部42,43.比較
回路58.59.カウンタ73、AND回路107,1
10及びインバータ121.122によって補正手段1
29が構成されている。また、ヒータ駆動回路83.デ
ユーティ比制御回路84.R−Sフリップフロップ10
4゜AND回路112〜114.OR回路118及びイ
ンバータ124によって第1のヒータ出力制御手段13
0が構成され、第6の温度値記憶部31゜比較回路60
.減算回路67、記憶回路82.トランスファゲート8
8.トリガ回路76.139゜R−Sフリップフロップ
132.AND回路133〜135、OR回路117及
びインバータ123によって沸ne検出補償手段131
が構成され、第14の温度値記ja部39.第5乃至第
12の時間値記憶部44〜51.比較回路62〜64.
加算回路70,71. カウンタ74,75.  トリ
ガ回路7g、79.)ランスファゲート95〜100、
AND回路114,115及びインバータ125によっ
て第2のヒータ出力制御手段137が構成され、さらに
比較回路61.R−Sフリップフロップ105.加算回
路68,69.温度値記憶部32〜38及びトランスフ
ァゲート89〜94によって炊飯終了制御手段138が
構成されている。 次に上記構成の作用について、第3
図及び第4図も参照しながら説明する。尚、第3図(A
)及び(B)には大々サーミスタ9による検知温度(即
ち鍋5の温度)及びヒータ6の出力の各時間変化特性を
示し、また第4図には、比較回路52.53.54.5
5.60.61.62゜63.64,65.デユーティ
比制御回路84゜スタートスイッチ101.R−Sフリ
ップフロップ103,104,105.132の各セッ
ト出力端子Q、AND回路106,107,113゜1
15、OR回路118からの各出力波形を夫々の71号
に対応させて示す。
即ち、米及び所要量の水を収納した鍋5を内枠2内に収
納すると、その収納に応じて鍋スイッチ10がオンされ
る。この状態で電源が投入されると、直流電源回路19
及びホトカブラ16が駆動されると共に、初期化回路2
0から初期化用パルスPoが出力されるため、この初期
化用パルスPOによってR−Sフリップフロップ103
がリセットされてそのリセット出力端子0からハイレベ
ル信号が出力され、このハイレベル信号ニよってカウン
タ72.74及び記憶回路82が初期化されると共に、
R−Sフリップフロップ105がリセットされる。また
、このときには、−ヒ記R−Sフリップフロップ103
からのハイレベル信号をOR回路117を介して受けた
トリガ回路76からトリガパルスP3が出力されるため
、そのl・リガバルスP3によってシフトレジスタ81
が初期化されると共に、同じ<OR回路117を介して
出力されるハイレベル信号によってR−Sフリップフロ
ップ104がリセットされ、R−Sフリップフロップ1
32がセットされる。
この後、時刻to  (第3図及び第4図参照)にてス
タートスイッチ101がオンされると、そのオンに応じ
て出力されるパルス信号P4によってR−Sフリップフ
ロップ103がセットされ、そのセット出力端子Qから
のハイレベル信号によってトリガ回路139がパルス信
号P3を出力するため、R−Sフリップフロップ132
がリセットされると共に、上記ハイレベル信号がAND
回路112.113に与えられる。このとき、一方のA
ND回路112には前述の如くリセットされた状態にあ
るR−Sフリップフロワーブ104のセット出力端子Q
からのローレベル信号が与えられているから、その出力
はローレベル信号のままであるが、他方のAND回路1
13には、R−Sフリップフロップ1o4のセット出力
端子Qがらのローレベル信号がインバータ124により
ハイレベル信号に反転されて与えられていると共に、同
じくリセット状態にあるR−Sフリップフロップ105
のリセット出力端子0からのハイレベル信号が与えられ
ているため、結果的にAND回路113からハイレベル
信号が出力されてヒータ駆動回路83に悸えられる。こ
のため、ヒータ駆動回路83からゲート信号Sgが出力
されてトライアック14がターンオンされ、これに応じ
て交流電源15から鍋スイッチ10.トライアック14
を介してヒータ6に通電されて鍋5が加熱されるように
なり、以て炊飯行程が開始される。斯様な炊飯行程の進
行に応じて、鍋5の温度が第3図に示す如く上昇すると
共に、温度検出回路25から上記鋼5の温度に応じた温
r!io出信号Sdが出力される。
そして、上記鋼5の温度が第1の温度値π己境部26に
記憶された70℃まで上昇すると(時刻t1)、まず炊
飯量検出手段127が動作する。即ち、炊飯量検出手段
127において、比較回路52は、その端子゛Aに入力
される温度検出信号Sdが端−j’ Bに対して第1の
温度値記憶部26から人力される「70℃」に対応した
温度値と等しくなる時刻t1までの間はローレベル信号
を出力し、その時刻t1以降はハイレベル信号を出力す
る。
また、比較回路53は、その端子Bに人力される温度検
出信号Sdが端子Aに対して第2の温度値記憶部27か
ら人力される「80℃」に対応した温度値より大きくな
る時刻t2までハイレベル信号を出力し、その時刻t2
以降はローレベル信号を出力する。従って、時刻t1〜
t2の期間のみ両比較回路52.53からハイレベル信
号が出力されてAND回路106に与えられるため、こ
の期間中だけ第1の分周回路22からの1秒周期のパル
ス信号P1がAND回路106を通過してカウンタ72
のクロック端子CKに・与えられる。このため結果的に
、カウンタ72のカウント値は、鍋5の温度が70℃が
80℃まで上昇するのに要した時間Ta  (時刻t1
からt2までの時間)に相当した値となる。」−2のよ
うに測定された時間Taは、炊飯量に比例して大小する
性質があり、この時間Taに対応したカウンタ72のカ
ウント値に基づいて炊飯量の大小が判定される。即ち、
カウンタ72のカウント値は比較回路513.57によ
って第1.第2の時間値記憶部40.41に記憶された
各数値(2分、4分に相当)と夫々比較される。このと
き、比較回路56は、カウンタ72のカウント値が2分
相当値より小さいとき(換言すれば炊飯にか比較的少な
いとき)にローレベル信号を出力し、このローレベル信
号はインバータ119により炊飯量信号たるハイレベル
信号に反転されてラインLlに与えられる。また比較回
路57は、カウンタ72のカウント値が4分411当値
以上のとき(換言すれば炊飯量が比較的多いとき)に炊
飯量信号たるハイレベル信号を出力してラインL3にI
yえる。さらに、カウンタ72のカウント値が2分相当
値以上で且つ4分相当値より小さいとき(換言すれば炊
飯−が中程度のとき)には、比較回路56からハイレベ
ル信号が出力されてこれがAND回路109の一方の入
力端子にtyえられ、且つ比較回路57からローレベル
信号が出力されてこれがインバータ120によりハイレ
ベル信号に反転されてAND回路109の他方の入力端
子に与えられるようになり、結果的にそのAND回路1
09から炊飯量信号たるノ1イレベル信号が出力されて
ラインL2に与えられる。
要するに、炊飯量検出手段127は、鍋5の温度が70
℃から80℃まで」−Hするのに要した時間に基づいて
炊飯量の大小を判定し、その判定結果を示す炊飯量信号
(ハイレベル信号)をラインL1 + L2 +  L
3に選択的に出力するものである。
しかして、この場合には、R−Sフリップフロップ13
2かリセットされた状態にあって、そのリセット出力端
子0からの/Xイレベル信号がAND回路133〜13
5に入力されているため、各AND回路133〜135
が炊飯量検出手段127からの炊飯量信号の通過を許容
した状態にある。
このため、に記のように検出された炊飯口が比較的少な
い場合には、ゲート端子にAND回路133からの出力
をOR回路136を介して受けるトランスファゲート8
5,89.95が導通状態を呈し、検出炊飯量が中程度
の場合には、ゲート端子にAND回路134からの出力
を受けるトランスファゲート86,90.96が導通状
態を呈し、さらに検出炊飯量が比較的多い場合には、ゲ
ート端子にAND回路135からの出力を受けるトラン
スファゲート87,91.97が導通状態を呈するよう
になる。このとき、上記のように選択的に導通されるト
ランスファゲート89,90.91に対応した第7.第
8.第9の温度値記憶部32.33.34に記憶された
温度値はヒータ断電用’ILL度Dz  (第13の温
度値記憶部38に記憶された温度値、即ち112℃)を
、1!I整するためのものであり、これら各記憶温度値
が加算回路68の入力端子Yに対し前記検出炊飯量の大
小に応じて選択的に与えられ、加仲:回路68にあって
は、斯様に入力された温度値を第13の温度値記憶部3
8に記憶された数値(ヒータ断電用温度Dz)に加算し
て出力する。また、同じく上記のように選択的に導通さ
れるトランスファゲート95,96゜97に対応した゛
第5.第6.第7の時間値記憶ご1く44.45.46
に記憶された時間値は二度炊き加熱基■時間N(第11
の時間値記憶部50に記憶された時間値、即ち30秒)
を5!I整するためのものであり、これら各記憶時間値
が加算回路70の入力端子Yに対し前記検出炊飯量の大
小に応じて選択的に与えられ、加算回路70にあっては
、斯様に入力された時間値を第11の時間値記憶部50
に記憶された数値(二度炊き加熱基準時間N)に加算し
て出力する。
この後、鍋5の温度がさらに上貸して第3の温度値記憶
部28に記憶された下限温度「90℃」以上になると(
時刻t3)、比較回路54の入力端子A、Bに対する各
人力値がA≧Bの関係になって、その比較回路54の出
力がハイレベル信号に反転するようになる。この結果、
」−記ハイレベル信号を一方の入力端子に受けたAND
回路108が他方の入力端子に対する人力、即ち計時手
段126内の第2の分周回路23からの10秒周期のパ
ルス信号P2の通過を許容するようになると共に、同じ
く比較回路54からの/%イレベル信号を遅延回路80
を介してイネーブル端子Enに受けた比較回路65が動
作可能状態となり、これに応じて沸騰検出手段128の
沸騰検出機能がa効化されるようになる。
即ち、パルス信号P2がAND回路108を通過するよ
うになると、そのパルス信号P2がシフトレジスタ81
のクロック端子φに与えられるようになるため、そのシ
フトレジスタ81は、データ端子りに対する入力、つま
り温度検出信号Sdを10秒毎に読込んで記憶すると共
に、新たな)H度検出信号Sdを読み込む毎に古い温度
検出信号Sdを順次上位の単位レジスタにシフトするよ
うになる。この結果、第12番目の単位レジスタ81b
には、今現在の温度検出信号Sdより120秒(2分)
前の温度検出信号Sdが記憶され、第18番口の単位レ
ジスタ81cには、今現在の温度検出信号Sdより18
0秒(3分)前の温度検出信号Sdが記憶され、第24
番目の単位レジスタ81dには、今現在の温度検出信号
Sdより240秒(4分)前の;H度検出信号Sdが記
憶されるようになる。このとき、上記単位レジスタ81
b。
81c及び81dの各記憶データは夫々に対応したトラ
ンスフアゲ−1−85,86及び87を介して減算回路
66の入力端子Eに与えられるようになっているが、前
述したように炊飯量が比較的少ない場合にはトランスフ
ァゲート85が導通状態を呈しており、ζ11位レジス
タ81bの記憶データが減算回路66の入力端子Eに与
えられ、また、同様に炊飯量が中程度の場合及び比較的
多い場合には、夫々11位レジスタ81c 、  81
dの各記憶データが減算回路66の入力端子Eに与えら
れる。
上記減算回路66の他の入力端子りには温度検出信号S
dが直接的に入力されるようになっており、従って、減
算回路66は今現在の温度検出信号Sdにより示される
数値から基準時間としての2分前、3分前或は4分前の
温度検出信号Sdにより示される数値を減算するもので
あり、その減算結果は、一定の基準時間(2分、3分或
は4分)内における鍋5の温度上昇値ひいては鍋5の時
系列的な温度勾配に相当した値になる。
しかして、鍋5の温度即ち温度検出信号Sdの上昇率は
、鍋5内の水が沸騰状態に近付くに伴い徐々に低下して
最終的に略零になる性質を有するものであり、従って基
準時間内における鍋5の温度上昇値が所定の比較用温度
値以下になったことを検出すれば、鍋5内が沸騰状態に
なったか否かを判断することができる。この場合、鍋5
の温度上昇率は炊飯量が多い程鈍くなる性質があるから
、正確な沸騰検出を行なうためにはその炊飯量に応じて
1−2基り時間を変更することが91ましく、本実施例
では、このように正確な温度検出を行なうためにここで
いう基準時間(即ち温度検出信号Sdのサンプリング時
間)を前述のように2分、3分、4分の何れかに自動的
に変更するようにしている。そして、比較回路65にお
いて、減算回路66からの出力(炊飯量に応じて決定さ
れる3段階の基準時間内における鍋5の温度上昇値)と
、第5の温度値記憶部30に前記比較用温度値として記
憶された数値(2℃に相当)とが比較されるものであり
、」:°記基弗時間内における鍋5の温度上昇値が2℃
未満となったとき、換言すれば鍋5の温度」−昇勾配が
所定のl」温度度勾配以下となったときに、その比較回
路65からハイレベル信号より成る沸騰検出信号Szが
出力される(時刻t4)。
さて、」ユ記のように沸騰検出信号Szが出力されたと
きには、第1のヒータ出力制御手段137が機能する。
即ち、前記時刻tAにおいては、記憶回路82の記憶内
容が初期化された状態にあって、その記憶値から第6の
温度値記憶部31に記憶された数値(3℃に相当)を減
算する減算回路67の出力は負の値であり、比較回路6
0はローレベル信号を出力した状態にある。このため、
OR回路117の両入力端子には、上記比較回路60及
びR−Sフリップフロップ103のリセット出力端子0
からローレベル信号が与えられており、このローレベル
信号がインバータ123によりノ1イレベル信号に反転
されてAND回路111の一方の入力端子に15えられ
ている。従って、時刻t4にて前述のように沸騰検出信
号SZ(/%イレベル信号)が出力されると、AND口
路111からハイレベル信号が出力されてR−Sフリッ
プフロップ104がセットされる。すると、それまでノ
翫イレベル信号を出力していたAND回路113の出力
がローレベル信号に反転すると共に、AND回路112
の各入力端子にR−Sフリ・ンプフロ・ノブ103,1
04の各セット出力端子Q及びR−Sフリップフロップ
105のリセ・ット出力端子0からのハイレベル信号が
与えられて、そのAND回路112からハイレベル信号
が出力されるようになり、これに応じてデユーティ比制
御回路84からデユーティ比50%のパルス状制御信号
Scが出力されてヒータ駆動回路83に与えられるよう
になる。この結果トライアック14が50%デユーティ
比でオンオフされるようになり、このときヒータ6の定
格出力は600ワツトであるから、そのヒータ6は30
0ワツトの出力即ち定格時の1分の出力で発熱するよう
になる。
また、上記時刻t4にてR−Sフリップフロップ104
がセットされたときには、トリガ回路77が駆動されて
これからトリガパルスP3が出力されるため、そのトリ
ガパルスP3によってカウンタ73が初期化されると共
に、トランスファゲート88が導通状態を呈するように
なり、その時刻t4の時点での21す度検出信号Sd 
 (沸騰状態検出時点での鍋5の温度に相当)が記憶回
路82に記憶されるようになる。また、この時点では、
鍋5内にはまだ十分に水が残っていてその温度が100
℃を越えることがないから、その鍋5の温度に対応した
温度検知信号Sdと第4の温度値記憶部29の記憶値(
110℃に条目当)とを比較した比較回路55がハイレ
ベル信号を出力しており、従って上記ハイレベル信号並
びにR−Sフリッププロップ105のリセット出力端子
0からの71イレベル信号を受けたAND回路107が
第1の分周囲路22からのパルス信号P1 (1秒周期
)の通過を許容した状態にある。このため、−1−記の
ように初期化されたカウンタ73のカウント値は、時刻
t4からの経過時間を示すようになる。そして、炊飯行
程がさらに進行して鍋5内が所謂ドライアップ状態を呈
すると、その鍋5の温度が急灘に上昇するようになるも
のであるが、この場合において鍋5の温度が時刻t5に
て110℃に達すると、前記比較回路55の入力端子A
、Bの各入力がA<Bの関係になってその出力がローレ
ベル信号に反転するため、AND回路107がパルス信
号P1の通過を阻止するようになって、カウンタ73の
カウント動作が停止される。従って結果的に、カウンタ
73のカウント値は、沸11の検出信号Szが出力され
た時刻t4から鍋5の温度が110℃に達した時刻t、
までの所要111間Tb(沸+12状態の継続時間に対
応)に相当するようになる。
l−記のように測定された時間Tbも前述した時刻tl
からt2までの111f間Taと同様に炊飯量に比例し
て大小する性質かあると共に、炊飯時の米と水との比率
にも影響される性質があり、補正手段129は、l―記
時間Tbに対応したカウンタ73のカウント値に基づい
て前記炊飯量検出手段127による検出炊飯量を以下の
ように補正する。
即ち、カウンタ73のカウント値は比較回路58゜59
によって第3.第4の時間値記憶3ff42.43に記
憶された各数値(7分、9分に相当)と夫々比較される
。このとき、比較回路58は、カウンタ73のカウント
値が7分相当値より小さいとき(換言すれば炊飯口が比
較的少ないとき)にローレベル信号を出力し、このロー
レベル信号はインバータ121によりハイレベル信号に
反転されてラインL4に与えられる。また比較回路59
は、カウンタ73のカウント値が9分相当値以」二のと
き(換イすれば炊飯量が比較的多いとき)にノ\イレベ
ル(λ号を出力してラインL6に与える。そして、カウ
ンタ73のカウント値が7分相当値以にで1つ9分相当
値より小さいとき(換言すれば炊飯=が中稈度のとき)
には、比較回路58から71イレベル信号が出力されて
これがAND回路110の一ノjの入力端子に与えられ
、nつ比較回路59からローレベル信号が出力されてこ
れがインバータ122によりハイレベル信号に反転され
てAND回路110の他方の入力端子に与えられるよう
になり、結果的にそのAND回路110からハイレベル
信号が出力されてラインL、に与えられる。
そして、このように検出された炊飯量が比較的少ない場
合には、ゲート端子がラインL&に接続されたトランス
ファゲート92.98が導通状態を呈し、検出炊飯量が
中程度の場合には、ゲート端子がラインL5に接続され
たトランスファゲート93.99が導通状態を呈し、さ
らに検出炊飯量が比較的多い場合には、ゲート端子がラ
インL、に接続されたトランスファゲート94,100
が導通状態を呈するようになる。このとき、上記のよう
に選択的に導通されるトランスファゲート92.93.
94に対応した第10.第11.第12 ノ?AiLW
(in記Ll!135. 36. 371:2tach
た温度値も前記ヒータ断電用温度Dz  (第13の温
度値記憶部38に記憶された温度値、即ち112℃)を
補11:、するためのものであり、これら各記憶温度値
が加算回路69の入力端子Yに対し前記時間Tbの長短
に応じて選択的に与えられ、加算回路69にあっては、
斯様に人力された2、す度値を加算回路68からの数値
信号(即ち、ヒータ断電用温度f D zに対して炊飯
量検出手段127により検出された炊飯量の大小に応じ
た温度値だけ加算したもの)にさらに加算し、以て炊飯
EHtA出手段127による加算温度値ひいてはその検
出炊飯量を補正するように作用する。また、同じく選択
的に導通されるトランスファゲート98.99゜100
に対応した第8.第9.第10の時間値記憶部47.4
8.49に記憶された時間値も後述するむらし工程で使
用される二度炊き加熱基準時間N(第11の時間値記憶
部50に記憶された時間値、即ち30秒)を補正するた
めのものであり、これら各記憶時間値が加算回路71の
入力端子Yに対し前記時間Tbの長短に応じて選択的に
与えられ、加算回路71にあっては、斯様に入力された
時間値を加算回路70からの数値信号(即ち、二度炊き
加熱基準時間Nに対して炊飯量検出手段127により検
出された炊飯量の大小に応じた時間値だけ加算したもの
)にさらに加算し、以て炊飯量検出手段127による加
算時間値ひいてはその検出炊飯量を補正するように作用
する。
その後の時刻t6においては炊飯終了制御手段138が
機能する。即ち、鍋5の温度が加算回路69からの出力
に対応したご飯の炊き上がり温度Dol’l’  (即
ち、ヒータ断電用温度Dz(112℃)に対して、炊飯
量検出手段127により検出された炊飯量に応じた温友
値及び補正手段129による補正温度値だけ加算した温
度)に達すると、比較回路61の入力端子A、Bに対す
る各人力値がA2Bの関係になって、その比較回路61
からハイレベル信号より成る炊飯終了信号Ssが出力さ
れるため、R−Sフリップフロップ105がセットされ
る。すると、R−Sフリップフロップ105のリセット
出力端子0からのローレベル信号がANDH路112に
与えられてそのAND回路112の出力がローレベル信
号に反転するため、デユーティ比制御回路84が駆動停
止され、これに応じてヒータ駆動回路83がゲート信号
Sgの出力を停止1−シてトライアック14をターンオ
フ状態に保持、即ちビータ6を断電させるようになり、
以て炊飯行程が終了される。そして、このときにはR−
Sフリップフロップ105のセット出力端子Qからのハ
イレベル信号がAND回路114及び115に与えられ
て、そのAND回路114がパルス信号P1の通過を許
容するようになり、これに応じて第2のヒータ出力制御
手段137が機能してむらし行程へ移行されるようにな
る。以上要するに、鍋5の混成が、ヒータ断電用温度D
Zたる112℃に対し炊飯量検出手段127により検出
された炊飯量に応じた温度値(第7.第8゜第9の温度
値記憶部32.33.34に記憶された温度値のfJれ
か一つ) !l(tびに補正手段129による補正温度
値(第10.第11.第12の温度値記憶部35.36
.37に記憶された温度値の何れか一つ)を加算した炊
き」二かり温度Dol’l’に達したときに、炊飯行程
が終了されてむらし行程へ移行されるものであり、以下
においてはこのむらし行程における作用を述べる。尚、
本実施例の場合、に2炊き1−かり温度Dol’f’は
第7乃至第13の;晶戊値記憶部32乃至38の記憶内
容に応じて114℃乃至122℃の間で変化される。
第2のヒータ出力制御手段137内のカウンタ75は、
電源投入時点からパルス信号P1をカウントしており、
従ってそのカウント値は、時刻t6の時点では少なくと
も加算回路71から出力される数値信号(本実施例の場
合最大で100秒に相当した数値)より大きく、結果的
に比較回路64の入力端子A、Bに対する各人力値がA
<Bの関係にあって、その比較回路64はローレベル信
号を出力している。また、第2のヒータ出力制御手段1
37内における他のカウンタ74は、時刻t6からカウ
ント動作を開始するものであるから、この時点では比較
回路62の入力端子A、Bに入力される各数値がA2B
の関係にあってその比較回路62からハイレベル信号が
出力されている。
そして、時刻t6にてヒータ6が断電されたときには、
鍋5の温度は第3図に示すように一旦オーバーシュート
した後に次第に低下するようになり、時刻t7にて鍋5
の温度が第14の温度値記憶部39に記憶された二度炊
き開始用温度Dr(103℃)まで低Fすると、比較回
路63の入力端子A、Bに対する各人力値がA2Bの関
係になってハイレベル信号が出力されるため、そのハイ
レベル信号を受けたトリガ回路78がトリガパルスP3
を出力するようになり、そのトリガパルスP3によって
カウンタ75が初期化される。すると、比較回路64の
入力端子A、Bの各人力値がA2Bの関係になってその
比較回路64からハイレベル信号が出力され、これに応
じて、AND回路115の全ての入力端子にハイレベル
信号が与えられて、そのAND回路115の出力がハイ
レベル信号に反転するようになる。この結果、」二足A
ND回路115からのハイレベル信号を受けたヒータ駆
動回路83がトライアック14をターンオンさせてヒー
タ6に再通電させるようになり、これに応じて二度炊き
加熱が行なわれる。このとき、カウンタ75のカウント
値は、鍋5の温度が103℃まで低下した時刻t7から
の経過時間を示すようになり、時刻t8にてそのカウン
ト値が加算回路71からの出力に対応した時間(即ち、
二度炊き加熱用基準時間N(30秒)に対して、炊飯量
検出手段127により検出された炊飯量に応じた時間値
及び補正手段129による補正時間値だけ加算した時間
)に達すると、比較回路64の入力端子A、Bに対する
各入力値がA<Bの関係になって、その比較回路64の
出力がローレベル信号に反転するため、A N D回路
115の出力も反転してヒータ駆動回路83がトライア
ック14をターンオフさせるようになり、以てヒータ6
が断電されて二度炊き加熱が停止される。これ以後にお
いては、二度炊き加熱によって鍋5の温度が−0,1−
昇した後に103℃まで低下する各時刻t9゜tllに
て1一連間様にヒータ6に再通電されて二度炊き加熱が
行な1)れると共に、斯様な二度炊き加熱はカウンタ7
5のカウント値が加算回路71からの出力に対応するよ
うになる時間が経過した各時刻T10.t12にて停止
される。
そして、時刻t6後に第12の時間値記憶部51に記憶
されたむらし運転時間M(15分)が経過した時刻t’
13に至ると、カウンタ74のカウント値が上記むらし
運転時間Mにト[1当した値を越えるようになって比較
回路62の出力がローレベル信号に反転するため、AN
D回路115がローレベル信号を出力した状態ひいては
ヒータ駆動回路83が動作停止1〕された状態に保持さ
れて、むらし行程が終了される。そして、上記のように
比較回路62の出力がローレベル信号に反転したときに
は、インバータ125の出力がハイレベル信号に反転し
てトリガ回路79からトリガパルスP3が出力されるた
め、そのトリガパルスP3によってR−Sフリップフロ
ップ103がリセットされるものであり、これ以降は図
示しない保温ヒータによる保温行程に移行される。以上
要するに、むらし行程においては、鍋5の)、V!度が
二度炊き開始用l:4度Drたる103°Cまで下がっ
たときにヒータロに再通電すると共に、その通電時間が
、二度炊き加熱用基準時間Nたる30秒に対し炊飯瓜検
出手段127により検出された炊飯量に応じた時間値(
第5.第6.第7の時間値記憶部44,45.46に記
憶された時間値の何れか一つ) ・lf2びに補正手段
129による補正時間値(第8.第9゜第10の時間値
記憶部47.48.49に記憶された時間値の何れか一
つ)を加算した時間に達したときに、ヒータ6を断電さ
せて二度炊き加熱を終了させるという制御を繰返すもの
であり、本実施例の場合、上記二度炊き加熱時間は第5
乃至第11の時間値記憶部44乃至50の記憶内容に応
じて30秒乃至70秒の間で変化される。
さて、ここまでにおいては、時刻t4において沸騰検出
信号Szが出力されてヒータ6の出力が定格の半分に落
とされた後に、鍋5の温度が低下することなくそのまま
上昇した場合の作用について述べて来たが、以下におい
ては、このようにヒータ6の出力を落とした後に鍋5の
温度が低下した場合の作用について、前記第3図及び第
4図と夫々同様の第5図及び第6図を参照しながら説明
する。即ち、ヒータ6の出力を半分に落としたときに鍋
5の温度が低下する現象は、鍋5内の水がまだ沸騰して
いないとき(換言すれば沸騰検出信号Szが誤出力°さ
れたとき)に起り得るものであり、斯様な現象は、例え
ば炊き込みご飯をつくる際において鍋5内に投入された
醤油等の調味料がその鍋5の底で焦付き、これによって
鍋5内の水の温度とサーミスタ9による検出温度との間
のギャップが大きくなるのに起因すると考えられる。
しかして、第5図及び第6図中の時刻t4にてヒータ6
の出力が半減されたときには、前にも述べたようにその
時点の鍋5の温度(即ち沸騰検出手段128が沸騰状態
にある旨検出したときの鍋5の温度)に対応した温度検
出信号Sdが沸騰検出補償手段131内の記憶回路82
に記憶される。
このとき、沸騰検出補償手段131内の減算回路67に
あっては、上記記憶回路82の記憶値から第6の温度値
記憶部31の記憶数値(3℃に相当)を減算し、その減
算結果に対応した温度値Tpを比較回路60の入力端子
Aに与える。このため、その後において、鍋5の温度が
」−記温度値Tpまで低下したとき、換言すれば温度検
出信号Sdが所定の温度幅たる3℃相当値以」−減少し
たときには(時刻t41)、その比較回路60からハイ
レベル信号より成る誤沸騰検出信号Seが出力される。
すると、これに応じてR−Sフリップフロップ104が
リセットされると共に、R−Sフリップフロップ132
がセットされる。さらに、このときには、上記誤沸騰検
出信号Scの出力に応じてトリガ回路76が駆動される
ため、そのトリガ回路76からのトリガパルスP3によ
ってシフトレジスタ81が初期化され、以て沸騰検出手
段128が+1動作される。そして、」二足のようにR
−Sフリップフロップ132がセットされると、そのリ
セット出力端子0からのローレベル信号がAND回路1
33〜135に人力されるため、各AND回路133〜
135が炊飯瓜検出手段127からの炊飯量信号の通過
をしゃ断するようになる。
また、R−Sフリップフロップ132のセット出力端子
Qからのハイレベル信号がOR回路136を通過するた
め、トランスファゲート85,89゜95が導通状態を
呈する。
つまり、沸騰検出手段128が沸騰状態を誤って検出し
たとき°には、第12番1」の単位レジスタ81bに記
憶された2分前の温度検出信号Sdがトランスファゲー
ト85を介して減算回路66に与えられるようになり、
このためその減算回路66の減算結果と第5の温度値記
憶部30に記憶された比較用温度値(2℃に相当)とに
より示される目標温度勾配が、炊飯量が比較的少ないと
きに対応した大きな値に変えられる。さらに、この場合
、上記のように沸騰検出手段128がIIIII騰状態
を誤って検出したときには、第7の温度値記憶部32に
記憶された温度値(1℃に相当した最も低い補正用温度
値)がトランスファゲート89を介して加算回路68に
与えられるようになり、このため炊き上がり温度D o
l’rが低く設定し直されるようになる。また、この場
合、同じく沸騰検出手段128が沸jle状態を誤って
検出したときには、第5の時間値記憶部44に記憶され
た時間値(0秒に相当した最も低い袖11:、川時間値
)がトランスファゲート るようになり、このため二次炊き加熱時におけるヒータ
6の通電時間(ひいてはヒータ6の発熱r:L)が低く
設定し11”【されるようになる。
−ツノ°、前記R−Sフリップフロップ104のリセッ
トに応じて、AND回路112の出力がローレベル信号
に反転すると共に、AND回路113の出力がハイレベ
ル信号に反転して、ヒータ駆動回路83に連続的にハイ
レベル信号が与えられるようになり、これに応じて第1
のヒータ出力制御r・段130か初期状態に戻されて、
ヒータ6が定格出力即ち600ワツトの出力で発熱する
ようになる。また、このときには上述のように再動作さ
れた沸騰検出手段127が、新たに大きく設定し直され
たト1標温度勾配に基づいて前述と同様の沸騰状態検出
動作を行なうようになり、例えば時刻t42にて比較回
路65から沸騰検出伝号Szが出力されたときには、再
びヒータ6′の出力が半減されるようになる。この後に
再び鍋5の温度が低下した場合には上記同様の動作が繰
返されるものであり、以上のようにして沸jle検出補
償手段131は沸jle検出手・段128の検出動作が
より正確になるように機能する。
上記した本実施例によれば、以下に述べるような効果を
奏することができる。即ち、鍋5内の水が沸騰した状態
を、従来のように予め定めた絶対的な」−限温度に基づ
いて検出するのではなく、鍋5内の水が沸騰状態を呈し
たときにその鍋5の温度勾配が所2の[]標温度勾配以
下となったこと(具体的には、所定の基窄時間内におけ
る鍋5の温度の変化量が第5の温度値記憶部30に記憶
された一定の比較用温度値(2℃)以下になったこと)
に基づいて検出する構成であるから、感熱キャップ7と
鍋5の底部との間の接触状態,温度検出手段25をもう
成するサーミスタ9或はA−D変換器24の回路定数の
ばらつき及びその特性の経年変化,気圧の変化或は炊き
込みご飯をつくる場合に鍋5内に調味料が投入されるこ
とに起因した沸騰点の変動等があったとしても、鍋5内
水の沸騰状態をilE &’Fi.に検出することがで
きるものである。
また、このようにして沸騰状態を検出する場合、鍋5の
l# FE l昇勾配が炊飯量の大小に応じて変化する
ことに起因して、炊飯量が異なるときには前記のような
沸iF&検出が不正確になるIRかあるが、本実施例で
は、炊飯州検出f・段127により検出した炊飯;の大
小に応じて、沸騰検出111jにおける前記11標温度
勾配を変える(14成(具体的には温度勾配を測定する
ときに必要となる基準時間を変える第77)成)とした
から、鍋5内水の4 !li!状態の検出を、炊飯量が
異なる場合でも常に正確に行なうことができるものであ
る。
さらに、本実施例では、何らかの理由で沸騰状態が1誤
って検出されたときには、これを沸騰検出補償手段13
1により検出して沸騰検出手段128を再動作させると
共に、このときの沸騰検出のための目標温度勾配を大き
く設定し、且つ炊飯終了制御手段138における炊き」
二かり温度Doff’及び二次炊き加<p( uIにお
けるヒース6の発熱層を夫々小さく設定し直すように(
R成されているから、次のような効果も奏する。即ち、
上記のように沸騰検出手段128が再動作されたときに
は、w45内の水の蒸発が進行中であることに起因して
、鍋5の;g度の時系゛列内な勾配が前回の沸1塾状態
検出時点より大きくなるため、沸騰検出手段128によ
る新たな沸11り状態検出動作が不正確になる虞がある
が、この場合には1〕述のように11#$ 9℃度勾配
が大きく設定し直されるから、沸騰状態の検出が不IE
確になってしまうことがないものである。また、1−述
のように鍋5内の蒸発が進行した状態をすして内部のご
飯が焦付き易い状態となった場合でも、本実施例では炊
き−にかり温度D of’「及び二次炊き加熱時におけ
るヒータ6の発熱量が夫々小さく設定し直される結果、
炊飯終了制御手段138から炊飯終了信号Ssが出力さ
れるタイミング及び二次炊き加熱時における鍋5の温度
上昇が抑制されて、ご飯の焦付きが確実に防止されるよ
うになる。
そして、本実施例では、沸騰状態を検出するまでの間ヒ
ータ6を定格出力で発熱させた後に、そのヒータ6の出
力を半減させるという炊飯制御を行なう構成であるが、
この場合前述したように沸騰状態の検出が正確であるか
ら、上記炊飯制御を厳密に行なうことができ、以てご飯
を美味しく炊き上げるための条件の一つである所謂「中
バッパ」の条件を十分に満たすことができると共に、焦
付きの少ないご飯に炊き上げることができ、総じてご飯
の炊き上がりを良好になし得る。勿論、このように鍋5
内の沸1協状態が11:、litに検出されると共に、
その沸11令検出後にはヒータ6の出力が半減される構
成であるから、この構成をおかゆ炊き制御に適用した場
合には、吹きこぼれを確実に防止できるものである。さ
らに、本実施例では、炊飯量検出手段127が検出した
炊飯量が多い程、換言すればドライアップ時に鍋5内に
不要な水分が比較的多く残っている状態時程、ヒータ6
の断電温度即ちご飯の炊き−Lかり温度を上げるように
したから、この面からもご飯の炊き上がりを゛良好にで
きる。しかも、この場合、補正手段129を設けて、炊
飯=検出手段127による検出炊飯針を鍋5内の水が沸
11の状態にある期間の長短に応じて11171トする
構成としたから、炊飯−の大小及び、炊飯時の米と水の
比率に応じた炊飯制御をより厳密に行なうことができる
。また、むらし行程時における二次炊き加熱時間も、炊
飯量検出手段127により検出されRつ補正手段129
により補正された炊飯量の大小に応じた時間に変化され
る構成であるから、米のアルファ化を必要十分に行なう
ことができて、炊き上がったご飯をより一層美味しくで
きる。加えて、炊き込みご飯をつくる場合においてw4
5内に投入された醤油等の調味料が焦付くこと等に起因
した沸騰検出の誤差が沸jle検出補償手段131によ
って補償されるようになっているから、」二連のように
鍋5内が特殊な状態に陥いる等、温度検出手段25によ
る検出温度と実際の鍋5内の温度との間にずれが生ずる
ような場合でも鍋5内の水の沸+11i!状態の検出を
極めて正確に行ない得る。さらに、1−記名実施例では
、鍋5の温度が第3の温度値記憶部28に記憶′された
下限温度(90℃)に達したときに初めて沸騰検出手段
128の機能が有効化される構成であるから、第3図中
Gで示す鍋5の温度の立上がり時点等のように、その温
は勾配が・11.現状態にある期間を沸騰状態と誤検出
してしまう虞がなくなるものである。
尚、に記実施例では、鍋5の温度が70℃から80℃ま
で−1−昇するのに要した時間に基づいて炊飯量を検出
する構成の炊飯量検出手段127を設ける構成としたが
、」―記検出用温度値即ち第1゜第2の温度値記憶部2
6.27の記憶値はこれに限られるものでなく、また鍋
5の全体のm Wを測定することによって炊飯量を検出
するようにしたもの等、他の構成の炊飯量検出手段を設
けるようにしても良い。勿論、他の各温度値記憶部28
乃至39,136乃至138及び各時間値記憶部40乃
至51の記憶内容も上記各実施例に限定されるものでは
なく、特に二次炊き加熱制御用に第14の記ta部39
に記憶した数値は、これを記憶回路82に記憶される数
値により代用しても良いものである。さらに、上記実施
例では・、補正手段129による沸騰状態の継続時間の
測定を第4の温度値記憶部29に記憶された数値(11
0℃)に基づいて行なうようにしたが、これに代えて鍋
5の温度が急激に上昇する時点を検出し、その検出結果
に基づいて゛沸騰継続時間の測定を行なうようにしても
良い。また、上記実施例では炊飯量検出手段127によ
る検出炊飯量を3段階にランク付・けするようにしたが
、これをさらに多段階にランク付けするようにしても良
く、勿論この場合には沸騰検出手段128或は132及
び補正手段129の構成もこれに合せて変更するもので
あるが、斯様に構成することによって沸騰検出をよりき
め細かく行ない得る。−に記実施例では、二次炊き加熱
時における電力を時間制御によって変化させる構成とし
たが、ヒータ6の平均電力を変える構成であれば他の構
成でも良く、また、二次炊き加熱時におけるヒータ6の
通電時間は上記各実施例のように各回とも一定にする必
要はなく、例えば各回の二次炊き加熱時において順次短
い時間となるようにしても良い。加えて、デユーティ比
制御回路84に代えて、位相制御力式によりヒータ6の
出力を落とす(111成のもの等を採用しても良く、ま
たトライアック14に代えてリレー等の他のスイッチン
グ素子を使用するようにしても良い。さらに、1−記実
施例では、通常の炊飯動作のみを行なうものを説明した
が、これに加えておかゆ炊き、玄米炊き等信の炊飯機能
を付加しても良いことは勿論である。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定
されるものではなく、例えばハードウェア的に示した第
1図中の各機能部分をマイクロコンピュータのプログラ
ムによって置換えても良い等、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができるものである。
[発明の効果] 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、鍋
内の水の沸騰状態の検出を、炊飯量の大小の如何に拘ら
ず常に極めて正確に行なうことができて、その検出結果
に基づいて二次炊き加熱を含む炊飯制御を的確に実行で
き、シかも上記沸騰状態の検出が(■Iらかの理由で−
L’l lLjって行なわれたときでも、その後に沸j
lk状態のIJj検出動作をさらに精度良く行なうこと
ができ、以て常に美味しいご飯を得ることができると共
に、二次炊き加熱時等にご飯が゛焦付く事態を確実に防
上できるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は電気的
構成のブロック図、第2図は炊飯器を一部破断して示す
側面図、第3図は鍋温度及びヒータ出力の変化特性図、
第4図は第1図中の各部出力波形を示すタイミングチャ
ート、第5図は前記第3図とは異なる状態での鍋温度及
びヒータ出力の変化特性図、第6図は前記第4図とは異
なる状態での第1図中の各部出力波形を示すタイミング
チャートである。 図中、1は炊飯器本体、5は鍋、6はヒータ、7は感熱
キャップ、9はサーミスタ、10は鍋スイッチ、13は
制御回路、25は温度検出手段、83はヒータ駆動回路
、84はデユーティ比制御回路、101スタートスイツ
チ、102はストップスイッチ、126は計時手段、1
27は炊飯量検出手段、128はI?n騰険出検出、1
29は補正手段、130は第1のヒータ出力制御手段、
131は沸騰検出補償手段、137は第2のヒータ出力
制御子8段、138は炊飯終了制御手段を示す。 出願人  株式会″f1.   東   2第 2 図 鍋5匁温度代) 第3図 tI&5の温度(@C) 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鍋の温度に応じた温度検出信号を出力する温度検出
    手段と、炊飯動作時における経過時間を示す時間信号を
    出力する計時手段と、炊飯器に応じた炊飯量信号を出力
    する炊飯量検出手段と、前記温度検出信号及び時間信号
    に基づいて前記鍋温度の時系列的な勾配を測定すると共
    にその測定した温度勾配が予め設定された目標温度勾配
    以下となったときに鍋内の水が沸騰状態にあると判断し
    て沸騰検出信号を出力する沸騰検出手段と、前記温度検
    出信号に基づいて前記鍋内での炊飯が終了した旨を示す
    炊飯終了信号を出力する炊飯終了制御手段と、前記沸騰
    検出信号が出力されたときに炊飯用のピーク出力を減少
    させると共に前記炊飯終了信号が出力されたときにその
    ヒータを断電状態にする第1のヒータ出力制御手段と、
    この第1のヒータ出力制御手段によって前記ヒータ出力
    が減少された状態となってから前記温度検出信号が所定
    の温度幅以上低下したときに誤沸騰検出信号を出力して
    前記沸騰検出手段を再動作させると共に前記第1のヒー
    タ出力制御手段を初期状態に戻す沸騰検出補償手段と、
    前記炊飯終了信号が出力された後の所定時期に前記ヒー
    タに再通電させるという二度炊き加熱を含むむらし行程
    を制御する第2のヒータ出力制御手段とを備え、前記沸
    騰検出手段は、前記炊飯量信号により示される炊飯量が
    多いとき程前記目標温度勾配が小さくなるように変化さ
    せると共に、前記誤沸騰検出信号により再動作されたと
    きには上記目標温度勾配を大きく設定し直すように構成
    され、且つ前記第2のヒータ出力制御手段は、前記沸騰
    検出手段が再動作されたときには二度炊き加熱時のヒー
    タ発熱量を小さく設定し直すように構成されていること
    を特徴とする炊飯器。 2、炊飯終了制御手段は、温度検出信号により示される
    鍋の温度が予め設定されたご飯の炊き上がり温度に達し
    たときに炊飯終了信号を出力するように設けられ、沸騰
    検出手段が再動作されたときには上記炊き上がり温度を
    低く設定し直すように構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の炊飯器。 3、第2のヒータ出力制御手段は、沸騰検出手段が再動
    作されたときには二度炊き加熱時のヒータ通電時間を短
    くすることによりヒータ発熱量を小さく設定し直すよう
    に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の炊飯器。
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