JPS6383733A

JPS6383733A - 電子写真用現像剤

Info

Publication number: JPS6383733A
Application number: JP61228265A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Murofushi; 利昭室伏; Yasuhiro Oya; 大矢　康博; Hiroshi Nakazawa; 博中沢; Koichi Oyamada; 小山田　孝一
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1986-09-29
Filing date: 1986-09-29
Publication date: 1988-04-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、磁性粉分散型キャリアと正帯電性ト°ナーを
用いた電子写真用現像剤に関する。

従来の技術トナーとキャリアよりなる電子写真２成分現像剤のトナ
ー極性は、電子写真プロセスにおいて使用される感光材
料の帯電極性に応じて正帯電にするか負帯電にするかが
選択される。

この様なトナーの帯電極性は主としてトナー構成物質と
、これを摩擦帯電させるキャリアの構成物質の選択によ
って決まり、帯電列上、より一側に近い物質が負帯電さ
れる。

近年、有機電子写真感光体として、機能分離型感光材料
が汎用されているが、これ等有機電子写真感光体は、そ
の機械特性上負帯電型のものが殆どでおり、それに応じ
て正帯電性トナーの必要が迫られている。

しかしながら、正帯電性トナーは負帯電性トナーに比べ
て材料の選択が難しく、トナー設計が難しいという欠点
かある。近年種々のトナーか提案され、トナーに種々の
添加剤を含有ぜしめることが行われている。これら添加
剤としては、３ｉ０２、Ａｌ２Ｏ３、ＳｎＯ２、ＴｌＯ
２等の金属、非金属酸化物かあるか、これら添加剤は、
トナーの流動は、帯電性、クリーニング性等を改良でき
る点て極めて有効である。

発明か解決しようとする問題点しかしながら、これらの添加剤を正帯電性トナーに外添
剤として適用した」場合、種々の問題か生じた。

例えば、親水性アルミナを用いると長寿命の現像剤がで
き、多数枚コピーを行なっても帯電性が、（小端におち
ることかなく、またカブリも発生しないが、画質が良く
ない。叩ら、長期間使用する場合、現像を行なうに際し
て現像機近傍でトナークラウド現象を生じ、瑛＠機内に
汚れを誘発し、光学系がトナーで汚染され、光量不足と
なって最終トナー画像がコントラス１〜の低い画像、す
なわち低温度画像となってしまう。また、トナーのぼた
落ちか発生し、復写シートを汚してしまう。また、疎水
性シリカを用いるとを命はグ、０く、短期間使用に際し
ても多数枚コピーを行なうと帯電性か（小端に低下し、
逆極性トナーか発生してカブリを生じる。

本発明は、従来技術の上記のような問題点を改善するこ
とを目的としてなされＩ＝ものて必る。

したがって、本発明の目的は、１）トナークラウド、トナーぼた落ちの発生し難い正帯
電性の電子写真用現像剤を提供すること、２）多数枚コ
ピーを行なっても帯電ｉ生か極端にあちることかなく、
カブリも発生じない正帯電性の電子写真用現像剤を提供
すること、３）高淵度画象を長期にわたって形成することか可能な
正帯電性の電子写真用現像剤を提供りること、に必る。

問題点を解決するための手段本発明者等は、親水性アルミナと疎水性シリカを共作さ
せることにより、長寿命かつ高画質の画像を形成する電
子写真用現像剤が１ｑられることを見出だし、本発明を
完成するに至った。

本発明の電子写真用現像剤は、キャリア、キャリアとの
摩１察帯電により正に帯電するトナー粒子、親水性アル
ミナ微粒子および疎水性シワ力微粒子よりなることを１
信牧とする。

本発明において親水性アルミナとしては、表面処理をし
ていないアルミナか用いられる。例えば、アルミニウム
オキリ゛イドＣ（日本アエロジル社製）等が用いられる
。

親水ｌ生アルミナの粒径は、平均粒径で０．０１０〜１
．０００μｍのものであればよく、好ましくは、０．０
１０〜０．０３０μｍのものが用いられる。

親水性アルミナの使用量は、トナー粒子に対して０．１
小間％〜３．０市量％好ましくは、１．０重量％〜２．
Ｏ重量％の範囲で用いられる。

Ａｌ２Ｏ３の使用量が０．１手量％より少ないと、正帯
電ｉ生を十分発揮することかできず、トナーに適量の帯
電性が与えられない場合があり、又３．０手量％より多
いとトナーの劣化が生じる場合がある。

本発明において疎水斗シワ力としては、シワ力の表面を
疎水処理したものが用いられる。例えば、Ｒ−９７２（
日本アエロジル社製）等が用いられる。疎水処理は公知
の方法で行なえばよい。

疎水はシリカの粒径は、平均粒径て０．００５〜１．０
００μｍの範囲であればよく、好ましくは、０．０１０
〜０．０３０μｍのものか用いられる。

疎水性シリカの使用量は、親水性アルミナに対し、１重
量％〜３０重量％を用いることが好ましく、１手量％未
渦の場合及び３００手量を越える場合には、画ｖ１がよ
くない。そして又、シリカ使用量か多すぎる場合には、
長期間使用にざいしてカブリを発生しやすい。

本発明に用いられるトナーの結着剤としては、公知の結
着樹脂ならばどのようなものでもよく、例えば′、スチ
レン、クロルスチレン、ビニルスチレン等のスヂレン類
；エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等の
七ノオレフィン；酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安
息香酸ビニル、醋酸ビニル等のビニルエステル：アクリ
ル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フ
ェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチ
レン脂肋族モノカルボン酸のエステル；ビニルメチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル
等のビニルエーテル：ビニルメチルケトン、ビニルへキ
シルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケ
トン等の単独重合体あるいは共重合体を例示することが
でき、特に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、
スチレン−アクリル酸アルキル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸アルキル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−、ブタジェン共重合体、スチ
レン−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリエステル、アミノエステル化ポリエステ
ル、スチレン−アクリル−ポリエステル重合体、ポリウ
レタン、エポキシ、樹脂、シリコン樹脂、ポリアミド、
変性ロジン、パラフィン、ワックス類を挙げることがで
きる。

本発明に用いられるトナーの着色剤としては、黒色着色
剤、有彩色色剤等、公知の任意のものが使用可能である
。黒色着色剤としては、カーボンブラックがあげられ、
有彩色色剤としては、銅フタロシアニン系シアン色材、
アゾ系イエロー色材、ナシ系マゼンタ色材、キナクリド
ン系マゼンタ色材等があげられる。

本発明において、トナー中に有彩色色剤を含有させる場
合、本発明の効果は特に顕著であることがわかった。そ
の理由は不明であるが、有彩色色剤の分子構造に起因す
る帯電制御効果が発現するものと推測される。特に、銅
フタロシアニン系顔料を使用した場合、極めて効果が大
であった。

本発明において、場合によっては、帯電制御剤等の公知
の物質をトナーの結着樹脂中に共存させてもよい。しか
しながら、その場合には、キャリアとの摩擦帯電によっ
てトナーが正に帯電するようトナー結着樹脂、帯電制御
剤及びキャリア材質を選択する必要がある。

本発明におけるトナーは、約３０μｍ以下、好ましくは
、３〜２０μｍの平均粒径を有するものか用いられる。

本発明におけるキャリアは、鉄粉、フェライト系ギヤリ
ア、磁性粉分散キャリア、樹脂被覆キャリア等、任意に
選択可能であるが、樹脂中に磁性引分を分散させたもの
が好ましく用いられる。この場合における樹脂及び磁性
粉は公知のものであればよい。また、磁性粉は樹脂に対
し４０〜８０重量％が好ましい。

実施例以下、実施例によって本発明を説明する。

実施例１末端ジメチルアミノエチルエステル化ポリニスデル３５
重呈部とポリプロピレンワックス１重量部とスチレン−
ブチルメタクリレート−アクリロニトリル（７０：２５
：５）共重合体５７重り部、銅フタロシアニン７重量部
を混練、粉砕、分級し、平均粒径１２μｍのトナー粒子
を（ｑだ。このトナー粒子１００重量部に対し、アルミ
ニウムオキサイドＣ（日本アエロジル製）１．８重量部
及び疎水性シリカＲ９７２（日本アエロジルＭ）０．４
ｆｆｉｆＭ部を加え、ヘンシェルミキサーで混合してト
ナー粒子に付着させた。

一方、スチレン−ｎ−ブチルメタリレート（６５：３５
）共重合体３０手量部及びマグネタイトＥＰＴ−１００
０（戸田工業製＞７０重量部を混練、粉砕、分級し、平
均粒径３５μｍのキャリアを得た。

上記のトナー　１０手量部に対しキャリア９０巾吊部を
混合し、復写機ＦＸ−７７９０（富士ゼロックス憎）社
製）によって走行テストを行なったところ、３０万枚ま
での複写操作で良好な画質が１ｑられた。即ち、得られ
た画像は、カブリがなく、濃度コントラストが高かった
。また、トナーぼた落ち現象は、極めてわずかであった
。ざらに、トナークラウド現象も掻く軽微なものであっ
た。

比較例１疎水ｊ生シリカＲ−９７２を用いない他は実施例１と全
く同じ方法で現像剤を調整し、テストしたところ、１０
万枚目でｉ〜ルナ−クラウド激しくなった。

比較例２アルミニウムオキサイドＣの代わりに、シリカ］３０（
日本アエロジル製）をγ−アミノプロピルトリエトキシ
シランで１０％ｆｆ１ＬＬ埋したものを用いた（ｌ！２
は、実施例１と全く同一の方法で現像剤を調整し、てテ
ス１へしたところ、５万枚目でカブリか発生した。

実施例２混練時、セチルピリジニウムクロライド１重量部追７Ｊ
ＩＩ　した他は、実施例１と全く同一の方法で現像剤を
調整し、テストを行なったところ、実施例１におけると
同様に３０万枚まで良好な画質か１■られた。

発明の効果本発明の電子写真用現像剤は、上記のように親水性アル
ミナ微粒子および疎水性シリカ微粒子を含有づるから、
現像型理に際して、トナークラウド、トナニぼた落らか
発生し似［い正帯電性の電子写真用現像剤でおり、そし
て多数枚コピーを行なっても帯電性か極端におちること
がなく、カブリも発生せず、高温陽画像を長門にわたっ
て形成することか可能でおる。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）キャリア、キャリアとの摩擦帯電により正に帯電
するトナー粒子、親水性アルミナ微粒子および疎水性シ
リカ微粒子よりなることを特徴とする電子写真用現像剤
。
（２）トナー粒子が有彩色色剤を含有することを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載の電子写真用現像剤。
（３）親水性アルミナ微粒子をトナー粒子に対して０．
１重量％〜３．０重量％、かつ疎水性シリカ微粒子を親
水性アルミナ微粒子に対して１重量％〜３０重量％の範
囲で含有することを特徴とする特許請求の範囲第１項又
は第２項に記載の電子写真用現像剤。