JPH01281459A

JPH01281459A - 電子写真用トナー

Info

Publication number: JPH01281459A
Application number: JP63110490A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Murofushi; 利昭室伏; Yasuhiro Oya; 大矢　康博; Koichi Oyamada; 小山田　孝一
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1988-05-09
Filing date: 1988-05-09
Publication date: 1989-11-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、電子写真法、静電記録法等において、静電潜
像を現像する為のトナーに関する。更に詳しくは、クリ
ーニング性を向上した高品質画像を与える電子写真用ト
ナーに関する。

従来の技術電子写真法において、セレンをはじめとする光導電性物
質を感光体として用い、種々の手段により電気的潜像を
形成し、この潜像を磁気ブラシ現像法などを用いてトナ
ーを付着させ、顕像化し、転写、定着する方式が一般的
に採用されている、３この方式において、感光体は、再
び静電潜像を形成するためには、何等かの方法でクリー
ニングすることが必要となるが、このクリーニング操作
が不安定であると、画像の経時劣化を起ずことの原因に
なる。

従来より、この問題を解決するものとして、種々の提案
があり、トナーについでも、シリカ、アルミナなどの無
機微粉末、或いはメチルメタクリレートやフッ素樹脂等
の樹脂微粉末を外添することが提案され、そしてフッ素
樹脂としては、分子曇が２０．０００よりも高いものを
使用することが知られている。（例えば、特開昭６０−
１６６９５７号、７ｉｊ］６０−７９３６１〜７９３６
３号、同６０−８３０４１号、同５７−８４４６０号、
同５７−２０４４号、Ｉｉ’；１５０−９９１４３号公
報）発明が解決しようとする課題ところが、従来提案されている、上記公報などに記載の
トナーを電子写真用現像剤として使用すると、クリーニ
ング性は向上するが、二次障害とし・で、コピー画像に
白抜けが発生しやすいという問題があった。

本発明は、従来の技術における上記のような問題点を解
決することを目的としてなされたものである。したかっ
て本発明の目的は、画像に白抜けか発生せずにクリーニ
ング性が向上した電子写真用１ヘナーを提供ブることに
ある。

課題を解決するための手段不発町名等は、鋭意検討し・た結果、従来用いられてい
るものよりも低い分子間のポリテトラフルオロエチレン
を使用すると、上記の目的が達成できること８見出だし
、本発明を完成するに至った。

寸−なりも、本発明の電子写真用トナーは、結着樹脂と
着色剤を主成分とするトナー粒子に、分子１５．０００
〜２０．０００のポリテトラフルオロエチレン・微粒子
を添ｉＪＯジノでなることを特徴とする。

以下、本発明について詳細に説明する。

本発明においてトナー粒子としては、公知のものが使用
される。このトナー粒子に使用される結着樹脂としては
、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類、エチレン
、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィ
ン、作品ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香該ビニル
、作置ビニル等のビニルエステル、アリクル醗メチル、
アクリル酸エチル、アクリル荘ブチル、フッフリル荘ド
デシル、アクリル酸オクヂル、フッフリル駿フェニル、
メック１ノル酸メチル、メタクリル駿エチル、メタクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂
肪族モノカルボン駿エステル、ビニルメチルエーテル、
ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニ
ルエーテル、ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケト
ン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン等の
単独重合体あるいは共重合体を例示することができ、特
に代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン、スチレン
−アクリル酸フルキル共重合体、スチレン−メタクリル
醗アルキル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重
合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−無水
マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンを
めげることができる。

更に、ポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、パラフィン、ワ
ックス類をあげることができる。

又、トナーの着色剤としては、公知のものであれば特に
１り限はなく、例えば、カーボンブラック、ニグロシン
染料、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエ
ロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、
キノリンイエロー、メチレンブルークロリド、フタロシ
アニンブルー、マラカイトグリーンオキサレート、ラン
プブラック、ローズベンガル、Ｃ，Ｉ、ピグメント・レ
ッド４８：１、Ｃ，Ｉ。ピグメント・レッド１２２、Ｃ
，１，ピグメント・レッド５７：１　、Ｃ，１，ピグメ
ント・イエロー９７、Ｃ，１，ピグメント・イエロー１
２　、　Ｃ，１，ピグメント・ブルー１５：１　、Ｃ，
１，ピグメント・ブルー１５：３、等を代表的なものと
して例示することができる。

本発明におけるトナー粒子は、約３０Ｍ以下、好ましく
は３〜２０即の平均粒径を有するものを用いることがで
きる。

上記トナー粒子に添加されるポリテトラフルオロエチレ
ン微粒子としては、平均粒径１〜３０μｓ、好ましくは
５〜１０ｔｕｎの範囲のものが好ましく用いられる。

本発明において、ポリテトラフルオロエチレン微粒子は
、分子１５０００〜２００００の範囲に必ることが必要
でおる。分子間が５０００よりも低くなると、添加の効
果が低く、又、２００００よりも高くなると、長期間コ
ピー操作を続けた場合、コピー画像に白扱けが発生する
ようになる。

本発明において、上記ポリテトラフルオロエチレンを外
部添加剤としてトナー粒子に添加混合されるが、その添
加量は、トナー粒子１００重量部に対して０．０１〜ｉ
、ｏ重量部、好ましくは、０．１〜０．５型組部の範囲
に設定される。

本発明の電子写真用トナーは、トナーのみよりなる−・
成分現像剤、或いは、ギＸ・リアと混合した二成分現像
剤のいずれの形態で用いることもできる。

本発明の電子写真用トナーは、どの様なタイプの電子写
真感光体に対しても適用でき、特に制限ｓ、ｔされない
が、有機感光体などからなるエンドレスベルト状感光体
を使用し、ポリウレタンエラストマー製のブレードによ
ってクリーニングを行うブレードクリーニング方式を採
用するものに適用すると、特に浸れた効果を生じるので
好ましい。

実施例以下、実施例によって本発明を説明する。

実施例１ジメチルアミノエチル化したポリエステル　　　　　　　　３５重景品ポリプロピレ
ンワックス　　　　　　５型温部上記成分をスチレン及
びｎ−ブチルメタクリレ−１−（小間比６０：４０）で
グラフト重合させることにより得られたポリマ−７■１
部、スチレン−アクリル共重合体２０重量部、Ｃ，１，
ピグメント・イエロー９７５手早部、及びＣ，１，ピグ
メン１〜・ブルー１５３５重量部を混練、粉砕、分級す
ることにより、平均粒径１２μｍのトナー粒子をｊ７だ
。

このトナー粒子ｉｏｏ重量部、Ｔ　ｉ　０２微粉末（Ｐ
２５　、日入アエロジル■製）２重便部、及びポリテト
ラフルオロエチレン（丁ＦＤ−Ｉ、セントラル硝子■製
、分子量７５００）　０．３小母部を混合し、トナーを
得た。

一方、スヂレンーブチルメタクリレート（６５，３５）
共重合体３０重単品及びマグネタイト（ＥＰ丁−１００
０、戸田工業ａ木製）７０重量部を混練、粉砕、分級し
て、平均粒径３５萌のキトリアを（ｑた。

上記トナー７重伍部と、上記キャリア９３重量部とを混
合して二成分現像剤とし、電子写真複写機（ＦＸ−７７
９０改造機１、富士ゼロックス１朱製、ブレードクリ−
ノー−を設置）を用いてコピーテストを行った。その結
果、５００．０００枚目まで、白投げ、及びクリーニン
グ不良は発生しなかった。

比較例１実施例１において、ポリテトラフルオロエチレン（ＴＦ
Ｏ−Ｉ）を使用しなかった以外は、実施例１に６３ける
と同様にしてトナーを製造し、同様にして］ビーテスト
を行った。その結果、１００．０００枚目よりクリーニ
ング不良が発生した。

比較例２実施例１にｄ３いて、ポリテトラフルオロエチレン（Ｔ
ＦＯ−Ｉ）に代えて、分子量３００．０００のポリテト
ラフルオロエチレンを用いた以外は、実施例１と同様に
してトナーを製造し、同様にしてコピーテストを行った
。その結末、２００．０００枚目より自吸けが発生した
。

実施例２着色剤を、Ｃ，１，ピグメ〕／ト・イエロー９７７゜２
千４部、Ｃ，１，ごグメント・ブルー１５：３　０．４
重量部、及びＣ，１，ピグメン１〜・レッド１２２　２
．６重量部に変更した以外は、実施例１にあけると同様
にして！・ナーを製造し、同様にしてコピーテストを行
った。その結果、５００．０００枚目まで、白婁は及び
クリーニング不良は発生しなかった。

比較例３実施例１において、ポリテトラフルオロエチレン（ＴＦ
Ｏ−１）に代えて、分子量２５，０００のポリテトラフ
ルオロエチレンを用いた以外は、実施例１と同様にして
トナーを製造し、同様にしてコピーテストを行った。そ
の結果、ａｏｏ、　ｏｏｏ枚目より白（友けが発生した
。

発明の効果上記の比較からも明らかなように、＊発明のトナーは、
分子量５，０００〜２０．０００のボリア１〜ラフル４
０工チレン微粒子を添加したので、クリーニング性に優
れてあり、又長期間コピー操作を続けても、画像に白ぬ
けが発生することがない。したがって、本発明のトナー
は、電子可真法、静電記録法において、静電潜像の現像
のために使用される一成分現像剤或いは二成分現像剤と
して、極めて有用である。

特許出願人　　富士ゼロックス株式会社代理人　　　　
弁理士　　製部　剛

Claims

【特許請求の範囲】

（１）結着樹脂と着色剤とを主成分とするトナー粒子に
、分子量５，０００〜２０，０００のポリテトラフルオ
ロエチレン微粒子を添加してなることを特徴とする電子
写真用トナー。
（２）ポリテトラフルオロエチレン微粒子が粒径５〜１
０μｍである請求項（１）記載の電子写真用トナー。
（３）エンドレスベルト状有機感光体に使用するための
請求項（１）又は（２）記載の電子写真用トナー。