JP2715425B2 - 乾式トナー - Google Patents

乾式トナー

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JP2715425B2
JP2715425B2 JP63027428A JP2742888A JP2715425B2 JP 2715425 B2 JP2715425 B2 JP 2715425B2 JP 63027428 A JP63027428 A JP 63027428A JP 2742888 A JP2742888 A JP 2742888A JP 2715425 B2 JP2715425 B2 JP 2715425B2
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toner
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silica fine
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保雄 松村
育太郎 長束
雅夫 望月
孝義 青木
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
    • G03G9/09708Inorganic compounds

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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真法、静電記録法において使用され
る静電荷像現像用乾式トナーに関する。
従来の技術 電子写真法、あるいは静電記録法に適用される現像方
法として、トナーとキャリャとよりなる現像剤を用い、
トナーとキャリャ間の摩擦帯電によりトナーに電荷を付
与し、このトナーにより静電潜像を可視化する方法が知
られている。感光体あるいは静電記録体上の可視化され
たトナー像は転写紙に転写した後、定着して複写物と
し、一方転写後の感光体あるいは静電記録体上の転写で
きなかった残留トナーが、次の転写工程に備える為クリ
ーニングされる。
上記の様な複写プロセスに使用されるトナーは、その
複写プロセスに適合性を有するためには、流動性、耐ケ
ーキング性、定着性、帯電性、クリーニング性等の諸特
性を備えていなければならない。これらの諸特性のう
ち、特に流動性及び耐ケーキング性を高めるために、シ
リカやアルミナ等の無機微粉末をトナーに対して添加す
ることが試みられた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、シリカ微粉末をトナーに添加する場
合、シリカ微粉末の粒径が小さくなるほど流動性や耐ケ
ーキング性には効果が現れるが、トナー表面からシリカ
が脱離して帯電安定性に問題が生じ易く、また、脱離し
たシリカ等が凝集して感光体上に付着し、ブラックスポ
ット等の二次障害を生じるという問題がある。この現象
は、特に、低温定着を目的としたトナーの場合に問題に
なり、その問題は、未だ充分には解決されていなかっ
た。
したがって、本発明の目的は、流動性及び耐ケーシン
グ性に優れたトナーを提供することにある。
本発明の他の目的は、クリーニング不良を生じにくい
トナーを提供することにある。
本発明の他の目的は、感光体上のトナー固着によるブ
ラックスポットが発生し難いトナーを提供することにあ
る。
本発明の更に他の目的は、現像剤が経時的に劣化し難
いトナーを提供することにある。
課題を解決するための手段及び作用 本発明者等は研究を重ねた結果、上記の問題は、シリ
カ微粒子の平均粒径とトナー中に添加されるシリカ微粒
子の含有量とに関係があること、そして、低温定着を目
的とするトナーについては、シリカ微粒子を高含有濃度
で添加すればよいことを見出だし、本発明を完成するに
至った。
本発明の熱定着用乾式トナーは、ガラス転移温度45℃
以下の結着樹脂と着色剤とを混練して得られるトナー粉
末に、平均粒径16mμm以下のシリカ微粒子を、2重量
%以上であって下記の関係が満足されるように添加して
なることを特徴とする。
本発明は、特に低温定着を目的としたトナーに有効で
あるが、通常のトナーに適用しても何等問題は生じな
い。
本発明においてシリカ微粒子としては、無処理の親水
性シリカ、表面を疎水化処理したもの、シランカップリ
ング剤或いはチタンカップリング剤等で表面処理したも
の等が使用できる。また、これらシリカ微粒子には、酸
化チタン或いは酸化アルミニウム等、他の金属酸化物微
粒子や、合成樹脂微粒子が少量配合されていてもよい。
本発明において、これらシリカ微粒子は、平均粒径16m
μm以下のものが使用される。平均粒径が16mμmより
も大きくなると、耐ケーキング性及び流動性の改善効果
が低下する。
また、本発明において上記シリカ微粒子は、上記の関
係を満足するような割合でトナー粒子に外添することが
必要である。シリカ微粒子の平均粒径とトナー中のシリ
カ微粒子の重量%との比が1.75以下になると、トナー粒
子が感光体に付着するようになり、コピー画像に黒点が
発生するようになる。一方上記の比が7.0以上になる
と、トナーにケーキングが発生する様になる。
上記シリカ微粒子が外添されるトナー粒子としては、
結着樹脂と着色剤とを構成成分とする公知のトナーが使
用されるが、本発明は、特にガラス転移点の低い、又は
低分量分を含み、比較的低温でシャープな溶融挙動を示
す結着樹脂を使用したトナーに対して効果的である。こ
れらトナーに用いられる結着樹脂としては、スチレン、
クロルスチレン等のスチレン類;エチレン、プロピレ
ン、ブチレン、イソブチレン等のモノオレフィン;酢酸
ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビ
ニル等のビニルエステル;アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、ア
クリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メ
タクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボ
ン酸のエステル;ビニルメチルエーテル、ビニルエチル
エーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル;
ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイ
ソプロペニルケトン等のビニルケトン等の単独重合体あ
るいは共重合体を例示することができ、特に代表的な結
着樹脂としては、ポリスチレン、スチレン−アクリル酸
アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキル共
重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、ポリエチレン、ポリプロピレンを挙げることが
できる。更にポリエステル、ポリウレタン、エポキシ樹
脂、シリコン樹脂、ポリアミド、変性ロジン、パラフィ
ン、ワックス類を挙げることができる。
又、トナー粒子の着色剤としてはカーボンブラック、
ニグロシン染料、アニリンブルー、カルコイルブルー、
クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイ
ルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロリ
ド、フタロシアニンブルー、マラカイトグリーンオキサ
レート、ランプブラック、ローズベンカル等を代表的な
ものとして例示することができる。
本発明においては、又磁性材料を内包した磁性トナー
粉末をも用いることができる。
このトナー粒子の平均粒径は、30μm以下に設定さ
れ、好ましくは3〜20μmの平均粒径を有するものが用
いられる。
前述のシリカ微粒子を添加してなる本発明の乾式トナ
ーは、キャリャとトナーとよりなる、いわゆる二成分現
像剤であっても、またキャリャを用いない、いわゆる一
成分現像剤として用いてもよい。
実施例 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する
が、本発明の範囲は以下の例により何ら制限されるもの
ではない。
スチレン−n−ブチルメタクリレート(ガラス転移点
45℃) 90重量部 カーボンブラック(BPLキャボット社製) 10重量部 上記の成分をバンバリーミキサーによって混練し、ジ
ェットミルによって粉砕し、粒径10μmのトナーを得
た。
このトナーに、下記第1表に示すシリカ微粒子を添加
し、ヘンシェルミキサーを用いて混合して乾式トナーを
得た。
この乾式トナーを用い、耐ケーキング性テストと連続
コピーテストを行った。耐ケーキング性テストは、上記
乾式トナーを45℃において24時間放置した後、目視によ
り判定した。また、連続コピーテストは、電子写真複写
機(FX3500改造機、富士ゼロックス(株)製)によって
10万枚のコピーを行うことによって実施した。得られた
結果を第1表に示す。なお、表中、○は問題がないこと
を意味し、×はケーキングが著しいことを意味し、△は
ケーキングがやや発生したことを意味する。
発明の効果 本発明の乾式トナーは、シリカ微粒子を上記のように
添加してなるから、流動性及び耐ケーキング性に優れた
ものとなり、また、クリーニング不良を生じ難く、感光
体上のトナー固着によるブラックスポットが発生し難
い。また、本発明の乾式トナーは、経時的に劣化し難
く、長時間のコピー操作が可能になる。更に本発明は、
ガラス転移点の低い、又は低分量分を含み、比較的低温
でシャープな溶融挙動を示す結着樹脂を使用した低温定
着性のトナーである場合に上記の効果が効果的に現れ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 孝義 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (56)参考文献 特開 昭62−182775(JP,A) 特開 昭61−114248(JP,A) 特開 昭63−10163(JP,A) 特開 昭63−282758(JP,A) 特開 昭58−205161(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス転移温度45℃以下の結着樹脂と着色
    剤とを混練して得られるトナー粉末に、平均粒径16mμ
    m以下のシリカ微粒子を、2重量%以上であって下記の
    関係が満足されるように添加してなることを特徴とする
    熱定着用乾式トナー。
JP63027428A 1988-02-10 1988-02-10 乾式トナー Expired - Lifetime JP2715425B2 (ja)

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JPH01204069A JPH01204069A (ja) 1989-08-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0664356B2 (ja) * 1984-11-09 1994-08-22 富士写真フイルム株式会社 カプセルトナー
JPS62182775A (ja) * 1986-02-03 1987-08-11 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電潜像の現像方法

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