JPS638336A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPS638336A
JPS638336A JP61152362A JP15236286A JPS638336A JP S638336 A JPS638336 A JP S638336A JP 61152362 A JP61152362 A JP 61152362A JP 15236286 A JP15236286 A JP 15236286A JP S638336 A JPS638336 A JP S638336A
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Japan
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skin
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dried
solution
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JP61152362A
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Yukio Tsuboi
坪井 幸男
Yoshitaka Uji
宇治 義隆
Yuji Shibayama
裕治 柴山
Shosaku Kawada
川田 勝作
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YAMAKAWA SEIKAGAKU KOGYO KK
Iwase Cosfa Co Ltd
Original Assignee
YAMAKAWA SEIKAGAKU KOGYO KK
Iwase Cosfa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は皮膚外用剤に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、チョレイマイタケはその地下部菌核を猪苓といい
、古来漢方の要薬として五苓散、猪令湯などの処方に配
合されており、その効果は利水、消腫、利湿、解熱の作
用があるとされている。その地上部の子実体(キノコ〕
はまれに初夏および秋に発生し食用に供せられ珍重され
て来た。地下部菌核の成分としてはエルゴステロール(
Ergosteroす、α−ヒドロキシテラコサノ酸(
α−Hydroxyter −acosanoic A
c1dJおよび多糖類などが知られ特にその多糖類には
抗ガン作用があるとされている。
チョレイマイタケの菌体培養法は既に特開昭52−28
987号公報および特開昭52−61283号公報に開
示されているが、これらの方法では副生成物を含み、皮
膚外用剤へ利用することは決して満足出来ることではな
い。チョレイマイタケの菌核から直接抽出物を得ようと
する方法は特開昭55−159796号公報に示されて
いる。
また、これら方法で得られたものの効能については抗ガ
ン作用に関するものが主であり、皮膚外用剤に主眼を置
いたものはない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように従来の技術においては、チョレイマイタケの
有効成分が皮膚外用剤として充分に活用されていないと
いう問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するため)こ、この発明はサルノコ
シカケ科チョレイマイタケ[:Po1yporus u
mb −ellatus Fr1es (Polypo
raceae)]の子実体または新鮮な菌核から分離培
養した菌糸体抽出液もしくはその乾燥物を皮膚外用剤に
含有させるという手段を採用したものである。以下その
詳細を述べる。
まず、この発明)こおけるチョレイマイタケ菌の種菌は
収穫直後の子実体または菌核から寒天培地による植継を
数回繰り返えして雑菌の混入のないことが確認された菌
糸体である。
つぎにこのようfλチョレイマイタケ菌の種菌の培養に
は禾本科(イネ科少植物培地を用いるとよい。ここで禾
本科植物とはイネ、ムギ、トウモロコシなどであり、こ
れら植物の培地とは細断された禾本科A主成分としこれ
に常水を加えただけのものであるが、必要に応じて禾本
科植物にコメぬか、麩すどを混合したものにグルコース
、ショ糖、麦芽エキス、バレイショエキス、酵母エキス
、ペプトンまたは無啜塩類などを溶解させた水を加えて
もよい。そして培養に際しては、ガラス製、またはプラ
スチック製の容器に入れられた培地に種菌を接種し、2
0〜30’Cのもとて通常7〜15日間保持し充分に繁
殖させる。培養を終われば、培養物をそのまままたは乾
燥細粉化して、たとえばステンレス製タンクなどの中で
、水または3係以下の酸もしくはアルカリを含む水を用
いて、80〜100℃のちとに3〜6時間程度抽出する
。抽出液は遠心分離または濾過によって精製され、得ら
れた清澄液を減圧濃縮した後、これに酢酸または三塩化
酢酸を3〜7%になるように添加して蛋白を除去し、透
析を行なう。さらにこの透析内液を減圧下(たとえば約
7 Q Q mm−Hg ) Ic 濃縮し、この濃縮
液に80%以上になるよう(こ水に可溶性の有機溶媒(
たとえば、エチルアルコール、アセトンなどつを加えて
生じる沈澱を集め、さらにこの沈澱を90%以上の前記
有機溶媒またはエーテル等で洗浄し、乾燥すると抽出液
の乾燥物が得られる。
このようにして得られるチョレイマイタケの菌糸体抽出
液もしくはその乾燥物を主成分として混入する皮膚外用
剤の形体は特に限定するものではないが、水溶液、乳液
(スキンミルク等〕、クリーム、軟膏など塗布の容易な
ものが好都合である。
そしてこれら皮膚外用剤に混入する菌糸体抽出液もしく
はその乾燥物の1は乾燥物換算で全量中0゜05〜10
.0%(%は重量%、以下同じ)を一つの目安lこする
ことが望ましい。なぜならば混入量が0.05%未満の
少量では期待される効果が得られず、また10.0%を
越える多量のときは着色、発臭等があって好ましくない
からである。
〔作用〕
この発明による皮膚外用剤は含有するチョレイマイタケ
の抽出物の働き(こよって皮膚賦活化およびチロシナー
ゼ活性化などの作用を発現するのである。
〔実施例〕
秋田県北秋田郡の山林に自生しているチョレイマイタケ
の子実体および菌核から寒天培地(こよる数回の植継を
経て得られた雑菌の混入していない菌糸体を種菌とし、
この種菌を禾本科植物培地に接種し、27℃のもとに約
10日間培養した。得られた培養物に常水を加え、約9
0℃で約4時間抽出し、抽出液を濾過し、濾液を減圧濃
縮し、約4%濃度になるよう酢酸を添加して除蛋白処理
を行なった。その後セロハン膜を用いて透析し、透析内
液を減圧濃縮し、これにエチルアルコールを加えて沈澱
を生成させ、この沈澱を集めてさら)こ95%エチルア
ルコールで洗浄し、乾燥させて粉末状の抽出物を得た。
得られた抽出物の性状は第1表のとおりであった。
第  1  表 ■外観  淡灰色ないし淡褐色の非吸湿性粉末■性状 
  水に可溶、アルコール類、エーテル、クロロホルム
、ベンゼン等の有機溶媒 に不溶 ■融点  一定の融点を示さない ■pH(1%水溶液つ  中性ないし微酸性■モーリツ
ンユ反応       陽性■アンスロン硫酸反応  
    陽性■トリプトファン硫酸反応    陽性■
ビユレット反応        陰性■キサントプロテ
ィ2反応    陰性[相]フェーリング氏反応   
   陰性0グルコース換算量(フェノール硫酸法) 
 40%以上@チロシナーゼ活性阻害率(%l   −
42,20ここで″、チロシナーゼ活性阻害率はつぎの
方法で求めた。すなわち、チロシナーゼはジャガイモか
ら得たものを精製したもののl mg/ml溶液2m溶
液2−lロシン0.05%溶液1ml、リン酸緩衝液1
/15 ml (p86.8)  溶液2 ml 、 
Cu”イオ7 (1%Cu5O4)溶液0.05m1 
 および0.1%チョレイマイタケ抽出物溶fl 2 
ml  を加えて、その640μmの吸光度を測定(そ
の値をDとするりし、その後37℃で1時間保持して、
再度吸光度を測定(その値をD′とする)し、同時に0
.1%チョレイマイタケ抽出物溶液の代わりに常水を入
れたものの吸光度を測定(それぞれの値をdおよびd′
とする)して、 から算出したものである。なお対照品としてチョレイマ
イタケの代わりに1%ビタミンC水溶液を用いて同様の
測定を行ない、算出されたチロシナーゼ活性阻害率は8
6.24であったので、0.1%チョレイマイタケ抽出
物水溶液はメラニン生成を促進することが考えられる。
実施例1および2: 第2表に示す配合割合でチョレイマイタケ抽出物および
その他の成分を配合し、常温下で完全に溶解して化粧水
を得た。なお配合割合を示す斧は重量%(以下同じ)で
ある。得られた化粧水に対して成人女子20人の官能試
験によって荒れ肌、脂性肌の改善効果を「明らかに効果
あり」(これを2点に採点)、「やや効果あり」(これ
を1点に採点〕、「効果なし」(これを0点に採点〕の
3段階に評価し、全員の採点の合計点を求め、この合計
点の満点(40点つに対する百分率すなわち (合計点÷40 ) X 100 を有効性(%)とし、算出された有効性優)の値を()
内に併記した。
第  2  表 比較例 チョレイマイタケ抽出物を用いなかったこと以外は実施
例1と全く同唾の操作を行なって化粧水を調製した。得
られた化粧水に対する官能試験の評価結果を第2表に併
記したが、実施例1および2のいずれよりも遥かに劣っ
たものであった。
実施例3: 第1相として、          チミリスチン酸オ
クチルドデシル  5.0スクワラン        
  10.0ステアリン酸         10.0
ホホバ油            3.0天然ビタミン
E         ”  0.1モノオレイン酸ポリ
オキシエチレンソルビタン(20E、O,)1.0 第2相として チョレイマイタケ抽出物     3.0キサンタンガ
ム         0.IL−アルギニン     
    1.0濃グリセリン         3.0
1.3−ブチレングリコール    5.0精製水  
          58.8をそれぞれ準備し、まず
第1相を80℃で溶解し、これに同温度で加熱溶解した
第2相の溶液を加え、ホモジナイザーで充分混合した後
、35℃まで冷却してスキンクリームを得た。このスキ
ンクリームについて実施例1におけると同様の官能試験
を実施したところ、得られた評価結果は実施例1および
2と同様の優れたものであった。
実施例4: 第1相として、          チ白色ワセリン 
        25 ステアリルアルコール     22 プロピレングリコール     12 ラウリル硫酸ナトリウム     1.5バラオキシ安
息香酸エチル    0.025パラオキシ安息香酸プ
ロピル   0.015第2相として チョレイマイタケ抽出物     5 精製水            残り全部をそれぞれ準
備しておき、まず十改正日本薬局方親水軟膏の製法に準
じて第1相の成分を加熱溶解して75℃の混合物を調製
し、これに75℃で加熱溶解した第2相の溶液を加えて
撹拌しながら冷却して親水軟膏を得た。この軟膏を荒れ
肌および湿しんの人(こ適用したところ、優れた効果の
あることがわかった。また、この発明の軟膏に、通常の
化粧品、医薬部外品、医薬品に添加される防腐殺菌剤、
紫外線吸収剤、ビタミン剤、その他を配合しても何らの
支障も生じなかった。
〔効果〕
以上述べたように、この発明の皮膚外用剤はチョレイマ
イタケ抽出物における皮膚賦活効果(こより、脂性肌、
荒れ肌を正常化すると共;こ、湿しん等にも優れた効果
を現わし、さらにメラニンの生成を促すので色白の人に
対しては適度の健康色の発現を期待することが出来るの
で、この発明の欲義はきわめて大きいといえる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  サルノコシカケ科チヨレイマイタケ〔Polypor
    usumbellatusFries(Polypor
    aceae)〕の子実体または新鮮な菌核から分離培養
    した菌糸体抽出液もしくはその乾燥物を含有することを
    特徴とする皮膚外用剤。
JP61152362A 1986-06-27 1986-06-27 皮膚外用剤 Expired - Fee Related JPH075472B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312936A (ja) * 1993-04-30 1994-11-08 Yukiguni Maitake:Kk I型及びii型糖尿病に対して改善効果を有する物質の製造方法
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