JP2023149101A - 組成物及び食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線による刺激から肌を保護する作用、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る作用、又は肌の保湿作用に優れ、これらのいずれかの用途に用いられる組成物を提供すること。【解決手段】プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をW1とし、前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をW3とした際に、W3/W1が0.2以上2以下である、紫外線による刺激から肌を保護するため等に用いられる組成物。W3/W1は0.2以上1.8以下であることが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、紫外線を浴びた肌を乾燥から守るために用いられる組成物、紫外線を浴びた肌を乾燥から守るために用いられる組成物、肌の保湿のために用いられる組成物及び食品に関する。
従来、皮膚のバリア機能が肌の保護や乾燥抑制、保湿との関係が知られている。表皮は、外側から「角層」、「顆粒層」、「有棘層」、「基底層)」の4つの層から成っており、その大部分を表皮角化細胞と、それが変化した細胞が占めている。表皮の一番外側にある角層は、死んで角化した細胞(角質細胞)が、何層にも重なり強固に結合することによって作られた頑丈なバリアである。また顆粒層におけるタイトジャンクションという機構もバリア機能の一部である。これらにより肌の水分の蒸散が抑制されるほか、異物の侵入を防ぐなどの皮膚のバリア機能が得られている。これらのことから、表皮角化細胞は皮膚バリア機能に重要な役割を果たす。
特に、特定波長の紫外線(UVB)照射による活性酸素種(ROS)は、表皮における角化細胞が角質化する過程にダメージを与えることで、皮膚バリア機能に悪影響を及ぼし、これにより皮膚の乾燥が進むと言われている。
例えば特許文献1には、イチヤクソウ科ウメガサソウ属(Chimaphila Pursh)に属する植物又はその抽出物を有効成分とする紫外線防御剤が記載されている。同文献には、同文献記載の紫外線防御剤は、安全性が高く、紫外線暴露によって誘導される皮膚障害を予防・軽減する効果を有すると記載されている。
特開2008-222633号公報
これまで開発されてきた肌の防護剤はその作用に個人差があり、肌の防護作用が十分に得られない場合や、皮膚炎等の副作用を生じる場合があった。このような需要の多様化に答えるために、従来の紫外線に対する肌の防護剤とは異なる有効成分及び/又は該有効成分の組成を有する剤が求められている。
本発明の課題は、紫外線による刺激から肌を保護する作用、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る作用、又は/及び肌の保湿作用に優れ、これらのいずれかの用途に用いられる組成物を提供することである。
本発明は、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、
前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
/Wが0.2以上2以下である、紫外線による刺激から肌を保護するために用いられる組成物を提供するものである。
また本発明は、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、
前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
/Wが0.2以上2以下である、紫外線を浴びた肌を乾燥から守るために用いられる組成物を提供するものである。
また本発明は、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、
前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
/Wが0.2以上2以下である、肌の保湿のために用いられる組成物を提供するものである。
また本発明は、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する食品であって、
前記食品に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
前記食品に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
/Wが0.2以上2以下であり、
プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線による刺激から肌を保護する旨、プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線を浴びた肌を乾燥から守る旨、並びに、プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が肌の保湿作用を示す旨、の中から選択される一種以上を表示した食品を提供するものである。
本発明によれば、紫外線による刺激から肌を保護する作用、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る作用、又は/及び肌の保湿作用に優れ、これらのいずれかの用途に好適に用いられる組成物や食品が提供される。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて説明する。以下では、紫外線による刺激から肌を保護するために用いられる組成物、紫外線を浴びた肌を乾燥から守るために用いられる組成物及び肌の保湿のために用いられる組成物をすべて「本発明の組成物」と総称する。また上記の本発明の食品にも、下記で説明する事項は全て適合する。
本発明は、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物である。プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3は、下記式(I)及び(II)に示す化学構造を有する。
Figure 2023149101000001
本発明の組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、プロシアニジンB3の質量をWとした場合、両者の比W/Wは0.2以上2以下である。W/Wをかかる範囲内に設定することによって、UVB照射による表皮角化細胞の細胞死を防止でき、UVB照射による表皮角化細胞における活性酸素産生を抑制できる。これにより、組成物がもつ紫外線(特にUVB)による刺激から肌を保護する効果、紫外線(特にUVB)を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果を十分に高めることができる。なお、本明細書において「肌」とは頭皮も含む。すなわち本発明の組成物は、頭皮に対しても上述の効果を奏するものである。
組成物がもつ紫外線による刺激から肌を保護する効果、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果を十分に高める観点から、W/Wは0.2以上1.8以下であることが好ましいが、更に、0.3以上1.5以下であることがより好ましく、更に、0.3以上1以下であることが一層好ましく、0.3以上0.7以下であることがより更に好ましく、0.3以上0.6以下であることが特に好ましく、0.3以上0.49以下であることが最も好ましい。W/Wがより好ましい範囲であればあるほど、上述の効果が強く奏されるようになる。
本発明の組成物中のプロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の含有量は、次のようにして測定する。組成物の重量を精密に測り、10%エタノールを加えてメスアップし、口径0.45μmのメンブランフィルターで濾過し、試験溶液を得る。下記の条件でHPLCに供し、PB1、PB3の定量を行う。
(HPLC条件)
・分析カラム:L-Column ODS 3μm、4.6×250mm(一般財団法人化学物質評価研究機構製)
・カラム温度:40℃
・注入量 :10μL
・流速 :1.0ml/min
・測定波長 :280nm
・移動相 :(A液)0.1M酢酸水溶液
(B液)0.1M酢酸アセトニトリル溶液
・グラジエントプログラム:表1参照
Figure 2023149101000002
本発明の組成物は、その形態に特に制限はないが、例えば食品若しくは化粧品の形態とすることができる。本発明の組成物を食品の形態とする場合、本発明の組成物の形態は特に限定されず、任意の形態とすることができる。例えば、経口的な使用に適した形態、具体的には、粉末状、粒状、顆粒状、錠状、液状、ジェル状、ペースト状、ハードカプセルやソフトカプセルのようなカプセル状、カプレット状、タブレット状、ゲル状、ゼリー状、グミ状、ウエハース状、ビスケット状、クッキー状、ケーキ状、チュアブル状、シロップ状、スティック状、ヨーグルト状などの各形態が挙げられる。本発明の組成物は、紫外線による刺激から肌を保護、紫外線を浴びた肌を乾燥からの保護及び肌の保湿の点から、顆粒状、錠状、カプセル状、液状が好ましく、顆粒状、錠状、カプセル状がより好ましい。ここで、顆粒状とは粉末を造粒した組成物のことを言い、直接飲用してもよく、水などの液体に溶かして飲用してもよい。また、ジェル状とは水と増粘剤又はゲル化剤を含有し、粘性又は弾性を有する組成物のことを言う。
組成物中のプロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の合計含有量は0.01質量%以上60質量%以下とすることが好ましく、0.1質量%以上40質量%以下とすることがより好ましく、0.2質量%以上20質量%以下とすることが更に好ましい。組成物中の合計含有量を0.01質量%以上に設定することによって、本発明のより高い効果が得られる。一方、組成物中の合計含有量を10質量%超としても上述した効果の増強を得られない場合がある。
本発明の組成物は、W/Wが上述の範囲内になるようにプロシアニジンB1とプロシアニジンB3とを配合して調製してもよいが、プロシアニジンB1又はプロシアニジンB3の少なくとも一部として、松樹皮抽出物を用いてもよい。松樹皮抽出物を用いる場合、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の合計量中、松樹皮抽出物に由来する割合は、例えば30質量%以上が好ましく挙げられ、50質量%以上、又は70質量%以上であってもよい。
プロシアニジンB1又はプロシアニジンB3として松樹皮抽出物を用いる場合には、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の含有量に特に制限はないが、本発明の効果をより高める観点から、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の合計含有量が1質量%以上の松樹皮抽出物を用いることが好ましく、1.5質量%以上の松樹皮抽出物を用いることがより好ましく、2質量%以上の松樹皮抽出物を用いることが更に好ましく、2.5質量%以上の松樹皮抽出物を用いることが特に好ましく、3質量%以上の松樹皮抽出物を用いることが最も好ましい。また、松樹皮抽出物中のプロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の合計含有量は、例えば、30質量%以下であってもよく、20質量%以下であってもよく、10質量%以下であってもよい。
松樹皮抽出物中のプロシアニジンB1とプロシアニジンB3の質量比(W/W)に特に制限はないが、紫外線による刺激から肌を保護する効果、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果を十分に高める観点から、W/Wは0.2以上1.8以下であることが好ましく、0.3以上1.5以下であることがより好ましく、0.3以上1以下であることが一層好ましく、0.3以上0.7以下であることがより更に好ましく、0.3以上0.6以下であることが特に好ましく、0.3以上0.49以下であることが最も好ましい。W/Wがより好ましい範囲であればあるほど、本発明の効果が強く奏されるようになる。
前記松樹皮抽出物としては、フランス海岸松(Pinus Martima)、カラマツ、クロマツ、アカマツ、ヒメコマツ、ゴヨウマツ、チョウセンマツ、ハイマツ、リュウキュウマツ、ウツクシマツ、ダイオウマツ、シロマツ、カナダのケベック地方のアネダ等の樹皮抽出物が挙げられる。なお、収穫時期や産地の違いにより、フランス海岸松に含まれるプロシアニジンB1やプロシアニジンB3の量は大きく異なるため、フランス海岸松の樹皮抽出物のW/Wは0.2以上2以下に含まれる場合も、範囲内に含まれない場合もある。フランス海岸松の樹皮抽出物のW/Wが0.2以上2以下の範囲に合致しない場合には、プロシアニジンB1やプロシアニジンB3の精製品を添加することにより、W/Wが0.2以上2以下となるように調製して用いても良い。
プロシアニジンB1又は/及びプロシアニジンB3源となる松樹皮抽出物を得るための松樹皮からの抽出方法としては、加温抽出法や超臨界流体抽出法等の公知の方法を単独で又は複数組み合わせて用いることができる。
加温抽出法は、例えば、被験物質と溶媒とを接触させ、溶媒の沸点以下の温度などで処理して、被験物質に含まれる成分を溶媒に抽出する方法である。還流抽出法であってもよい。加温抽出法で松樹皮抽出物を得る場合、抽出溶媒としては例えば水、メタノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、1-ブタノール、2-ブタノール、t-ブチルアルコール、プロピレングリコール、アセトン、アセトニトリル、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、酢酸エチル、ジエチルエーテル、塩化メチレン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン、1,1,2-トリクロロエチレン、食用油脂等を単独で又は複数の溶媒を組み合わせて用いることができる。抽出の効率性の観点から、抽出溶媒としては水、含水エタノール、及び含水プロピレングリコールが好ましく用いられる。これらの溶媒は1種を単独で、又は2種以上を組合せて用いられ得る。抽出の際の温度は、室温から抽出溶媒の沸点以下の温度まで、適宜調整することができる。本発明においては、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB2を効率的に抽出する観点から、水、含水エタノール及び含水プロピレングリコールが好ましく用いられる。
超臨界流体抽出法では、目的成分を超臨界流体によって抽出する抽出工程と、目的成分と超臨界流体を分離する分離工程とを行う。分離工程では、圧力変化による抽出分離、温度変化による抽出分離、吸着剤・吸収剤を用いた抽出分離のいずれを行ってもよい。
エントレーナー添加法による超臨界流体抽出を行ってもよい。この方法は、抽出流体に、例えば、エタノール、プロパノール、n-ヘキサン、アセトン、トルエン、その他の脂肪族低級アルコール類、脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水素類、ケトン類を2~20W/V%程度添加し、この流体を用いて超臨界流体抽出を行うことによって、OPC(oligomeric proanthocyanidin:オリゴメリック・プロアントシアニジン)などの目的とする抽出物の抽出溶媒に対する溶解度を飛躍的に上昇させる、又は分離の選択性を増強させる方法であり、効率的な松樹皮抽出物を得る方法である。
超臨界流体抽出法は、比較的低い温度で操作できるため、高温で変質・分解する物質にも適用できるという利点、抽出流体が残留しないという利点、溶媒の循環利用が可能であるため、脱溶媒工程などが省略でき、工程がシンプルになるという利点がある。
松樹皮からの抽出は、上述の抽出法以外に、液体二酸化炭素回分法、液体二酸化炭素還流法、超臨界二酸化炭素還流法などにより行ってもよい。
抽出により得られた松樹皮抽出物は、限外濾過、吸着性担体(ダイヤイオンHP-20、Sephadex-LH20、キチンなど)を用いたカラム法、バッチ法などにより精製を行うことが安全性の面から好ましい。
松樹皮抽出物は、保存性や加工性の観点から、粉末状のものであることが好ましく、乾燥粉末状のものであることがより好ましい。乾燥手段は特に限定されず、例えば、溶媒を含む松樹皮抽出物を、加温、日干し、熱風乾燥、凍結乾燥、減圧などによる乾燥手段を挙げることができる。乾燥の程度は、松樹皮抽出物の溶媒含有量が十分に低下したことが確認されるまでの程度であればよく、例えば、溶媒含有量が10wt%以下、好ましくは5wt%以下となるまでの程度である。
松樹皮抽出物乾燥粉末を得るための粉末化の方法としては、例えば、当業者が通常用いる方法であるボールミル、ハンマーミル、ローラーミルなどにより、松樹皮抽出物を粉砕及び粉末化する方法が挙げられるが、これらに限定されない。乾燥と粉末化の順序を入れ替えて、乾燥前の松樹皮抽出物を予め粉砕しておき、この粉砕物を乾燥して松樹皮抽出物乾燥粉末とすることもできる。
また、松樹皮抽出物は市販されているものを用いることもでき、そのような例としては、フラバンジェノール(登録商標;株式会社東洋新薬)等を挙げることができる。
本発明の組成物を食品の形態とする場合、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3の1日の合計摂取量は0.01mg以上20mg以下とすることが好ましく、0.1mg以上10mg以下とすることがより好ましく、0.2mg以上5mg以下とすることが更に好ましい。1日の合計摂取量を0.01mg以上に設定することによって、組成物がもつ紫外線による刺激から肌を保護する効果、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果をさらに高めることができる。一方、1日の合計摂取量を10mg以下に設定することによって、プロシアニジン高配合により製品の原価が上がることを抑制できる。
本発明の組成物は、プロシアニジンB1、プロシアニジンB3、及び松樹皮抽出物に含まれる成分以外のその他の成分を含んでもよい。その他の成分としては、組成物の各形態において通常用いられている成分が挙げられる。例えば本発明の組成物が食品である場合、タンパク質、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維等の食物繊維、ビタミン類、ミネラル類、藻類、乳酸菌、酵母等の微生物等を配合することができる。更に必要に応じて通常食品分野で用いられる、デキストリン、でんぷん等の糖類、オリゴ糖類、甘味料、酸味料、着色料、増粘剤、光沢剤、賦形剤、栄養補助剤、結合剤、滑沢剤、安定剤、希釈剤、増量剤、乳化剤、食品添加物、調味料等を挙げることができる。これらその他の成分の含有量は、本発明の組成物の形態等に応じて適宜選択することができる。
本発明の組成物を化粧品の形態とする場合、化粧品の種類に特に制限はなく、例えば化粧水、クリーム、乳液、ファンデーション、パック、浴用剤、ヘアートニック、ヘアーローション、ヘアートリートメント、ヘアークリーム、ヘアーコンディショナー、ヘアージェル、ヘアーミスト、ヘアーフォーム、コロン、洗顔料、ボディーシャンプー、シャンプー、リンス及び浴用剤等に使用することができる。
本発明の組成物は、後述の実施例に示すように、紫外線を浴びた表皮細胞(特に、表皮角化細胞)の生存率を向上させる効果と、該細胞による活性酸素の産出を低減する効果と、を有する。表皮は、水分を含む生体成分の散逸を防ぐバリアとなり、水分の過剰な蒸散を防ぐものであるから、紫外線を浴びた表皮細胞(特に、表皮角化細胞)の生存率を向上させることができる。本発明の組成物は、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果を奏する。
また、紫外線を浴びた表皮細胞(特に、表皮角化細胞)内に活性酸素が産出されると、当該活性酸素に起因して、該表皮細胞(特に、表皮角化細胞)のDNA損傷及びアポトーシスが進行し、表皮のバリア機能が低下する。本発明の組成物は、紫外線を浴びた表皮細胞(特に、表皮角化細胞)による活性酸素の産出を低減することができるので、紫外線(特にUVB)による表皮のバリア機能の低下を抑制し、紫外線(特にUVB)による刺激から肌を保護する効果を奏する。本発明の組成物は紫外線30秒以上の照射に対して表皮角化細胞の保護作用を有している。
本発明の組成物は、いずれの形態であっても、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線による刺激から肌を保護する」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線による刺激から肌を助ける」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線による刺激から肌をサポートする」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線による肌の刺激が気になる方に適した」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線を浴びた肌を乾燥から守る」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線を浴びた肌を乾燥から保護する」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線を浴びた肌の乾燥を改善する」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線を浴びた肌の乾燥が気になる方に適した」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が肌の保湿作用を示す」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が肌の保湿作用をサポートする」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が肌の保湿作用を助ける」、「プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が肌の保湿作用を改善する」等の文言が包装体や広告物等に付されているものを含む。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲は、かかる実施例に制限されない。
<表皮角化細胞の生存率試験>
〔実施例1〕
(1)培地の調製
被験物質として熱水で抽出されたフランス海岸松の松樹皮抽出物を用いた。この被験物質中のプロシアニジンB1の含有量は2.52質量%、プロシアニジンB3の含有量は1.22質量%であり、両者の合計含有量は3.75質量%、W/Wは0.48であった。
被験物質にDMSOを加えて、被験物質を6.25mg/mLの濃度で含有するDMSO溶液を調製した後、血清入り培地Aでさらに1000倍希釈し、被験物質を6.25μg/mLの濃度で含有する実施例1の被験物質・血清含有培地を得た。なお、血清入り培地Aは、Dulbecco's Modified Eagle's Medium high glucose培地(SIGMA、以下「DMEM培地」ともいう。)に、ウシ胎児血清(Fetal Bovine Serum、Japan Bio Serum)を10容量%添加したほか、Penicillin-Streptomycin(SIGMA)を1容量%添加したものであった。
(2)表皮角化細胞の培養
ヒト表皮角化細胞であるHaCaT細胞を以下の手順で培養した。
HaCaT細胞を、37℃、5体積%COのインキュベーター内に設置された75cmフラスコ中で、血清入り培地Aによって培養した。培養後のHaCaT細胞を、トリプシン-EDTA処理により浮遊させた。浮遊した細胞入り培地を、96well plateに1.5×10cells/wellとなるように100μLずつ播種した。well中のHaCaT細胞を37℃、5体積%COのインキュベーター内で前培養した。
前培養後、培地を除去した後、被験物質・血清含有培地を100μL/well添加し、37℃、5体積%COのインキュベーター内で24時間培養した(n=6)。
(3)細胞生存率の測定
細胞培養後の各wellから培地上清を除去した。次いで、well中の細胞をナカライテスク株式会社製ダルベッコリン酸緩衝生理食塩水(以下、PBSと略す)で3回洗浄した。PBSを50μL程度残し、20mJ/cmの紫外線B波(波長280~320nm、以下、UVBともいう。)を30秒間照射した。UV照度計(UVP社製)を用いて測定したUV照度に基づき、照射時間を以下の式によって定めた。
照射時間(単位:秒)=積算光量(20、単位:mJ/cm)/UV照度(単位:mW/cm
UVBの照射後、PBSを除去し、被験物質含有無血清培地を100μL/well添加し、37℃、5体積%COのインキュベーター内で18時間培養した。
被験物質含有無血清培地は以下のようにして調製したものだった。
上記被験物質にDMSOを加えて、被験物質を6.25mg/mLの濃度で含有するDMSO溶液を調製した後、無血清培地A’でさらに1000倍希釈し、被験物質を6.25μg/mLの濃度で含有する実施例1の被験物質含有無血清培地を得た。なお、無血清培地A’は、DMEM培地に、Penicillin-Streptomycin(SIGMA)を1容量%添加したものであった。
培地を除去後、無血清培地A’で3回洗浄し、株式会社同仁化学研究所製Cell counting kit-8の試薬を無血清培地A’で30容量倍に希釈した培地を150μL/well添加し、37℃、5体積%COのインキュベーター内で1時間培養した。次いで、450nmにおける吸光度をプレートリーダー(モレキュラーデバイスジャパン株式会社製SpectraMax i3x)で測定した。測定された吸光度(Data照射あり)に基づき、以下の式から、細胞生存率を求めた。
細胞生存率(% of UV照射なし群)=(Data照射あり-Data照射ありblank)/(Data照射無し-Data照射無しblank)
「Data照射無し」は紫外線照射を行わなかった以外は同様にして得られたサンプルの吸光度である。また「Data照射ありblank」及び「Data照射無しblank」は、被験物質を添加していない培地の吸光度である。
〔実施例2〕
被験物質を12.5mg/mLの濃度で含有するDMSO溶液を血清含有培地Aで1000倍希釈して被験物質を12.5μg/mLの濃度で含有する被験物質・血清含有培地を調製した。また被験物質含有無血清培地における被験物質量も同様とした。その点以外は実施例1と同様にして、細胞生存率を測定した。
〔比較例1〕
被験物質を含有しないDMSOを血清入り培地A、無血清培地A’でそれぞれ1000倍希釈して比較例1の培地を調製し、これを被験物質・血清含有培地及び被験物質含有無血清培地の代わりにそれぞれ用いた以外は実施例1と同様にして、細胞生存率を測定した。
〔比較例2及び3〕
上記被験物質に代えて、プロシアニジンB1(比較例2)又はプロシアニジンB3(比較例3)を25mg/mLの濃度で含有するDMSO溶液を血清入り培地A、無血清培地A’で1000倍希釈して被験物質・血清含有培地及び被験物質含有無血清培地をそれぞれ調製した以外は、実施例1と同様にして、細胞生存率を測定した。なお、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3は純度98%以上の市販品(AdooQ-BioScience社)を使用した。後述する実施例及び比較例で使用したプロシアニジンB1及びプロシアニジンB3についても同様である。
Figure 2023149101000003
表2には各実施例及び各比較例における細胞生存率を示す。比較例1の細胞生存率は29.6%、比較例2の細胞生存率は38.8%、比較例3の細胞生存率は39.7%であったことから、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3は、それぞれ単独で用いた場合でも表皮角化細胞の生存率を向上させる効果が認められた(比較例2及び3)。これに対し、両成分をW/W=0.48の質量比で含有する被験物質(特定の松樹皮抽出物)を用いた実施例1及び2は、各成分を単独で使用した比較例2及び3と比較して、それぞれ49.1%、49.3%と10%以上高い値であり、低濃度であっても高い表皮角化細胞の生存率を示した。
<表皮角化細胞の活性酸素産生量試験>
〔実施例3〕
(4)培地の調製及び表皮角化細胞の培養
実施例2と同様にして、上記被験物質を12.5μg/mLの濃度で含有する被験物質・血清含有培地を調製した。次いで、HaCaT細胞を、37℃、5体積%COのインキュベーター内に設置されたフラスコ中で、血清入り培地Aによって培養した。培養後のHaCaT細胞を、Trypsin-EDTA処理により浮遊させた。浮遊した細胞入り培地を、96wellplateに1.5×10cells/wellとなるように100μLずつ播種した。well中のHaCaT細胞を37℃、5体積%COのインキュベーター内で24時間、前培養した。
前培養後、培地を除去した後、被験物質含有・血清培地を100μL/well添加し、37℃、5体積%COのインキュベーター内で18時間培養した(n=6)。
(5)活性酸素産生量の評価
培地を除去後、HBSS(+)150μLで2回洗浄し、20μM濃度のDCFHDA(2’,7’-ジクロロフルオレセインジアセタート)試薬溶液を50μL/well添加し、37℃、5体積%COのインキュベーター内で30分間培養した。ここで、DCFHDA(2’,7’-ジクロロフルオレセインジアセタート)試薬溶液は、DCFHDAを、DMSOで10mM溶液とした後、これを無血清培地A’で20μM濃度に希釈したものであった。
なお、HBSS(+)とは、10×HBSS(-) without Phenol Red(WAKO)の100mL、HEPES(238.3)の2.38g、NaHCO 350mg、CaCl 140mg、MgCl 100mg、MgSO・7HO 100mgを950mL超純水に入れ、1M NaOHでpHを7.4に調整した後、全量を1Lにすることで得られたものである。
試薬を除去後、HBSS(+)150μLで2回洗浄した後、HBSS(+)を100μL/well添加した。その後、励起波長485nm、蛍光波長530nmで蛍光強度を測定し、紫外線照射前の蛍光強度を得た。測定後、HBSS(+)を50μL/well抜き、20mJ/cmのUVB(波長280~320nm)を30秒程度照射した。UVBの照射時間は細胞生存率の測定と同様な方法で計算している。UVBを照射後、同様に蛍光光度を測定し、蛍光強度を得た(「照射終了後0時間目」)。次いで、インキュベーター内で培養し、照射終了後1、2時間後の各時点における蛍光強度を、照射前における蛍光強度で除することで、相対蛍光強度(%)を算出した。算出された相対蛍光強度を表3に示す。
〔比較例4及び5〕
フラバンジェノールに代えて、プロシアニジンB1(比較例4)又はプロシアニジンB3(比較例5)を25mg/mLの濃度で含有するDMSO溶液を血清入り培地Aで1000倍希釈して被験物質・血清含有培地を調製した以外は実施例3と同様にして、紫外線を1時間照射後及び2時間照射後の蛍光強度を得た。得られた各時点における蛍光強度を、後述するコントロールの照射前、照射終了後1時間時点及び2時間時点における蛍光強度でそれぞれ除することで算出される相対蛍光強度(%)を表3に示す。
〔対照例〕
被験物質を含まないDMSO溶液を血清入り培地Aで1000倍希釈して培地を調製し、被験物質・血清入り含有培地の代わりに用いた以外は実施例3と同様にして、紫外線を照射前、照射終了後1時間時点及び2時間時点のコントロールの蛍光強度を得た。
Figure 2023149101000004
本試験において使用された2’,7’-ジクロロフルオレセインジアセタートは細胞透過性の非蛍光性プローブであり、細胞内の活性酸素と速やかに反応して蛍光性の物質に変換される。よって、本試験によって測定される蛍光強度が高いほど、紫外線照射後の細胞内に活性酸素が産生されていることを示す。本試験においても、対照例における蛍光強度は、紫外線照射前に比べて、紫外線照射後1時間後には2.4~2.8倍、照射後2時間後には2.7~3.1倍、増強していた。この点に関し、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3をW/W=0.48の質量比で含有する被験物質を用いた実施例3は、プロシアニジンB1又はプロシアニジンB3を単独で用いた比較例4~5と比較して、相対蛍光強度が低かった。すなわち、プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3をW/W=0.48の割合で含有する被験物質は、低濃度であっても、プロシアニジンB1又はプロシアニジンB3を単独で使用した場合よりも効果的に表皮角化細胞による活性酸素の産生を抑制することが分かる。
上述した通り、HaCaT細胞のような皮膚角化細胞は、皮膚の最外層の表皮に存在する主要な細胞であり、皮膚バリア機能において重要な役割を果たす。従って、紫外線への曝露によってHaCaT細胞の死滅を抑制できることは、紫外線照射による皮膚バリア機能の低下を抑制し、紫外線刺激から肌を保護できることや、皮膚バリア機能の一つである水分蒸散抑制機能の低下を抑制し、皮膚の乾燥を防止し、保湿につながることを意味する。
またHaCaT細胞において、紫外線曝露に伴う活性酸素の産生を抑制できることは、表皮角化細胞内において、活性酸素(ROS)が発生し、それに起因して、表皮細胞(表皮角化細胞を含む)のDNA損傷、皮膚細胞のアポトーシスが進行し、皮膚のバリア機能が低下することを防止することにつながる。なおROSにはOの逐次1電子還元産物であるO ,H,・OHなどが含まれる。
以上より、本発明の組成物が、紫外線による刺激から肌を保護する用途、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る用途、及び肌の保湿用途に用いる組成物として好適であることが明らかである。
<粉末飲料の製造>
表4に示す割合でプロシアニジンB1、プロシアニジンB3、及びデキストリンを混合することにより、実施例4~10の粉末飲料を製造した。ただし、表4において「W/W」以外は質量部を表す。実施例4~10の粉末飲料を1回あたり1g、1日1回摂取することにより、紫外線による刺激から肌を保護する効果、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果を奏するものである。特に、実施例9及び10の粉末飲料は、実施例4~8の粉末飲料に比べて優れた効果を発揮する。表4の配合の数値は質量部である。
Figure 2023149101000005
<錠剤の製造>
表5に示すように、各原料を混合後、ロータリー打錠機を用いて打錠を行い、実施例11~12の錠剤を製造した。錠剤は、錠径8mmφ、錠厚4.5mm、重量300mg、硬度5kgf以上で製造した。実施例11~12の錠剤を1日あたり2粒摂取することにより、紫外線による刺激から肌を保護する効果、紫外線を浴びた肌を乾燥から守る効果、及び肌の保湿効果を奏するものである。
ただし、表5において「松樹皮抽出物A」及び「松樹皮抽出物B」は、プロシアニジンB1並びにプロシアニジンB3を合計で4質量%含有し、表5に記載のW/W値を有する。表5の配合の数値は質量部である。
Figure 2023149101000006
本発明の組成物は、健康食品等として用いることができることから、産業上有用である。


Claims (4)

  1. プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、
    前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
    前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
    /Wが0.2以上2以下である、紫外線による刺激から肌を保護するために用いられる組成物。
  2. プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、
    前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
    前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
    /Wが0.2以上2以下である、紫外線を浴びた肌を乾燥から守るために用いられる組成物。
  3. プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する組成物であって、
    前記組成物に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
    前記組成物に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
    /Wが0.2以上2以下である、肌の保湿のために用いられる組成物。
  4. プロシアニジンB1及びプロシアニジンB3を含有する食品であって、
    前記食品に含まれるプロシアニジンB1の質量をWとし、
    前記食品に含まれるプロシアニジンB3の質量をWとした際に、
    /Wが0.2以上2以下であり、
    プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線による刺激から肌を保護する旨、プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が紫外線を浴びた肌を乾燥から守る旨、並びに、プロシアニジンB1及び/又はプロシアニジンB3が肌の保湿作用を示す旨、の中から選択される一種以上を表示した食品。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024171994A1 (ja) * 2023-02-14 2024-08-22 株式会社東洋新薬 組成物、血小板凝集抑制用組成物、高血圧改善用組成物及び肌質改善用組成物

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