JPS638309Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638309Y2 JPS638309Y2 JP18346482U JP18346482U JPS638309Y2 JP S638309 Y2 JPS638309 Y2 JP S638309Y2 JP 18346482 U JP18346482 U JP 18346482U JP 18346482 U JP18346482 U JP 18346482U JP S638309 Y2 JPS638309 Y2 JP S638309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- grain
- grained
- cherry bark
- strong
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Table Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は表面には秋田杉のまさ目材を裏面に
は桜皮を用いた茶托の改良にかかわる。
は桜皮を用いた茶托の改良にかかわる。
従来、合板に杉の単板を貼り着けその単板の表
面に桜皮の模様片を貼り着けた盆類等は、桜皮の
模様片が杉単板の表面より浮き出ているものであ
つた。そこでこの出願人は先きに、合板と杉の単
板との間に繊維が強じんな単板例えばシナノキの
単板を配し、杉単板と前記桜皮の模様片とを圧定
することにより、桜皮の模様片と杉単板との表面
を同一面とする考案の茶托を出願した。その出願
に対して本件の出願は、杉の単板にあや目の模様
を現出させることにより、一層に優美な茶托を提
供するものである。
面に桜皮の模様片を貼り着けた盆類等は、桜皮の
模様片が杉単板の表面より浮き出ているものであ
つた。そこでこの出願人は先きに、合板と杉の単
板との間に繊維が強じんな単板例えばシナノキの
単板を配し、杉単板と前記桜皮の模様片とを圧定
することにより、桜皮の模様片と杉単板との表面
を同一面とする考案の茶托を出願した。その出願
に対して本件の出願は、杉の単板にあや目の模様
を現出させることにより、一層に優美な茶托を提
供するものである。
実施例に基づいてこの考案の構成を説明する
と、茶托1の表面(平面)は第1図に示すとおり
に表面材であるまさ目単板2にフキを形どつた桜
皮の模様片3を配し、裏面(底面)は第3図に示
すとおりに桜皮4を全面に貼り着けている。この
ような茶托1の断面構成は第4図に示され、芯材
に合板5が使用され、合板5を挾んで上下にシナ
ノキの単板6を貼着し、上層の同単板6にはまさ
目単板2を重畳し、更にその上に所定の桜皮の模
様片3を貼り着けている。下層のシナノキの単板
6には全面に桜皮4を貼り着けている。まさ目単
板2は同単板の冬目夏目の木目7に同じく他のま
さ目単板2の同木目7を押圧して木目が全面にわ
たつて第5図の菱形状或いは第6図の格子状に形
成されている。すなわち、一方の単板の冬目夏目
の並行状の木目に他方の単板の同上木目が交叉し
て押圧されるので、双方の堅い冬目が他の双方の
軟かい夏目にくい込んで双方の冬目による菱形状
或いは格子状の木目枠内に夏目が浮びあがり状と
なり、その夏目と冬目間に僅かながらの溝ができ
る。上記のように重畳された合成材は所定の圧力
(160Kg/cm2の油圧加工)を加えて圧縮成形され、
上部周縁には目止め塗装がされ全体に仕上げ塗装
がされる。
と、茶托1の表面(平面)は第1図に示すとおり
に表面材であるまさ目単板2にフキを形どつた桜
皮の模様片3を配し、裏面(底面)は第3図に示
すとおりに桜皮4を全面に貼り着けている。この
ような茶托1の断面構成は第4図に示され、芯材
に合板5が使用され、合板5を挾んで上下にシナ
ノキの単板6を貼着し、上層の同単板6にはまさ
目単板2を重畳し、更にその上に所定の桜皮の模
様片3を貼り着けている。下層のシナノキの単板
6には全面に桜皮4を貼り着けている。まさ目単
板2は同単板の冬目夏目の木目7に同じく他のま
さ目単板2の同木目7を押圧して木目が全面にわ
たつて第5図の菱形状或いは第6図の格子状に形
成されている。すなわち、一方の単板の冬目夏目
の並行状の木目に他方の単板の同上木目が交叉し
て押圧されるので、双方の堅い冬目が他の双方の
軟かい夏目にくい込んで双方の冬目による菱形状
或いは格子状の木目枠内に夏目が浮びあがり状と
なり、その夏目と冬目間に僅かながらの溝ができ
る。上記のように重畳された合成材は所定の圧力
(160Kg/cm2の油圧加工)を加えて圧縮成形され、
上部周縁には目止め塗装がされ全体に仕上げ塗装
がされる。
この出願の茶托は前記木目7を有するまさ目単
板2を用いたことを特徴とするもので、その木目
によつて単板自体の層は緻密質となつているため
に、このまさ目単板2単独には桜皮の模様片3を
圧入し難いものであるが、強じんなシナノキの単
板6を合板5との間に介在させることにより圧入
され、まさ目単板2と模様片3との表面が同一面
となる。この茶托は表面が木目7により緻密であ
り裏面が桜皮4により耐摩性があること、表裏両
面の対照に明暗性があること等から茶托として使
用されて洗浄清掃に耐え且つ湯呑みを乗せての運
搬中の湯呑みの移動を木目によつて防ぎ、更に前
記菱形状或いは格子状の木目は僅かながら溝を形
成するために湯呑みの糸尻りが濡れていても湯呑
みを取り揚げた際に茶托が湯呑みと共に持ちあが
ることがないの効果がある。
板2を用いたことを特徴とするもので、その木目
によつて単板自体の層は緻密質となつているため
に、このまさ目単板2単独には桜皮の模様片3を
圧入し難いものであるが、強じんなシナノキの単
板6を合板5との間に介在させることにより圧入
され、まさ目単板2と模様片3との表面が同一面
となる。この茶托は表面が木目7により緻密であ
り裏面が桜皮4により耐摩性があること、表裏両
面の対照に明暗性があること等から茶托として使
用されて洗浄清掃に耐え且つ湯呑みを乗せての運
搬中の湯呑みの移動を木目によつて防ぎ、更に前
記菱形状或いは格子状の木目は僅かながら溝を形
成するために湯呑みの糸尻りが濡れていても湯呑
みを取り揚げた際に茶托が湯呑みと共に持ちあが
ることがないの効果がある。
第1図はこの考案茶托の平面図、第2図は側面
図、第3図は底面図、第4図は一部拡大断面図、
第5図は木目の一実施例を示す平面図、第6図は
木目の他実施例を示す平面図。 図中、1は茶托、2はまさ目単板、3は模様
片、4は桜皮、5は合板、6はシナノキ単板、7
は木目。
図、第3図は底面図、第4図は一部拡大断面図、
第5図は木目の一実施例を示す平面図、第6図は
木目の他実施例を示す平面図。 図中、1は茶托、2はまさ目単板、3は模様
片、4は桜皮、5は合板、6はシナノキ単板、7
は木目。
Claims (1)
- 芯材を挾んで上下に強じんな単板を貼り合わ
せ、上層の強じんな単板にはまさ目単板とその上
の桜皮の模様片とを圧して貼り着け、下層の強じ
んな単板には全面に桜皮を貼り着けた茶托におい
て、上層に貼るまさ目単板は同単板の木目に同じ
く他のまさ目単板の木目を交叉押圧して木目模様
が交叉した単板を用いると共に同まさ目単板と桜
皮の模様片とは圧により表面を同一に形成して成
る茶托。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18346482U JPS5986184U (ja) | 1982-12-02 | 1982-12-02 | 茶托 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18346482U JPS5986184U (ja) | 1982-12-02 | 1982-12-02 | 茶托 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986184U JPS5986184U (ja) | 1984-06-11 |
JPS638309Y2 true JPS638309Y2 (ja) | 1988-03-12 |
Family
ID=30397053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18346482U Granted JPS5986184U (ja) | 1982-12-02 | 1982-12-02 | 茶托 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986184U (ja) |
-
1982
- 1982-12-02 JP JP18346482U patent/JPS5986184U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5986184U (ja) | 1984-06-11 |
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