JPS5871107A - 化粧合板の製造 - Google Patents
化粧合板の製造Info
- Publication number
- JPS5871107A JPS5871107A JP17053181A JP17053181A JPS5871107A JP S5871107 A JPS5871107 A JP S5871107A JP 17053181 A JP17053181 A JP 17053181A JP 17053181 A JP17053181 A JP 17053181A JP S5871107 A JPS5871107 A JP S5871107A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- decorative
- veneer
- decorative veneer
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）発明の目的
天然の、いわゆる銘木に認められる木目は、微妙な乱れ
、あるいは歪みが生じていて、これが特異な趣を呈し、
これがため古くから珍重されて来た。
、あるいは歪みが生じていて、これが特異な趣を呈し、
これがため古くから珍重されて来た。
本発明は、天然銘木合板にみられるような、微妙な木目
の乱れ、歪みを集成化粧単板および一般天然単板で人工
的に表現する方法を提供することを目的とする。
の乱れ、歪みを集成化粧単板および一般天然単板で人工
的に表現する方法を提供することを目的とする。
（２）従来例
従来、微妙なゆがみのある木目の銘木合板を製造する為
には、集成化粧単板では以下の様な方法がとられてきた
。
には、集成化粧単板では以下の様な方法がとられてきた
。
■ 凹凸を付与した型盤でフリッチを製造しこれをスラ
イスする方法。
イスする方法。
■ 予め凹凸を付与した単板を積層圧締しフリッチを製
造しこれをスライスする方法。
造しこれをスライスする方法。
しかしながら、これらの方法では積層圧締時の圧力分布
が大きく異なり、接着不良が多発する可能性があり、ま
た圧締時に凹凸が緩和されてしまい、天然銘木合板特有
の微妙な木目のゆがみを表現することは不可能であった
。
が大きく異なり、接着不良が多発する可能性があり、ま
た圧締時に凹凸が緩和されてしまい、天然銘木合板特有
の微妙な木目のゆがみを表現することは不可能であった
。
また天然化粧単板を使用する場合には、スライス時ある
いはロータリ一時のパターンで、そのまま表現せざるを
得なく銘木単板の風合いのある微妙にゆがんだ木目を得
る確率は非常に低いのが現状であった。
いはロータリ一時のパターンで、そのまま表現せざるを
得なく銘木単板の風合いのある微妙にゆがんだ木目を得
る確率は非常に低いのが現状であった。
（３）発明の構成
本発明は化粧単板を合板に貼り付けて化粧合板を製造す
るに際して、予め合板面に凹凸を付与し、その」二に集
成化粧単板を接着剤を介して載せ、さらにその上弾性を
有するクッション材を被せてプレス接Ｗし、つぎにサン
デングすることを特徴とする。以下、実施例として示し
た図面に基づき説明する。
るに際して、予め合板面に凹凸を付与し、その」二に集
成化粧単板を接着剤を介して載せ、さらにその上弾性を
有するクッション材を被せてプレス接Ｗし、つぎにサン
デングすることを特徴とする。以下、実施例として示し
た図面に基づき説明する。
第１図において（イ）は台板１の断面図、（ロ）はその
上に化粧単板２を貼り付けた際の断面図、ｅ＼）は（ロ
）の化粧単板面をサンデングして平滑にした状態のもの
の断面図である。また（口）および（／Ｘ）において、
３は夏材部、４は春材部を表わしている。
上に化粧単板２を貼り付けた際の断面図、ｅ＼）は（ロ
）の化粧単板面をサンデングして平滑にした状態のもの
の断面図である。また（口）および（／Ｘ）において、
３は夏材部、４は春材部を表わしている。
台板１に凹凸を付与する場合、長手方向、横方向の何れ
かまたは両方に伸びる波形の凹凸、あるいは全く不規則
な凹凸の何れであってもよく、要するに、所望される木
目の歪み、乱れに応じて凹凸の設計をする。凹凸の規模
も、所望される木目の様子および単板の厚みを勘案して
決める。凹凸を附与する方法は問わない。化粧単板は、
天然の単板でもよく、集成化粧単板でもよい。
かまたは両方に伸びる波形の凹凸、あるいは全く不規則
な凹凸の何れであってもよく、要するに、所望される木
目の歪み、乱れに応じて凹凸の設計をする。凹凸の規模
も、所望される木目の様子および単板の厚みを勘案して
決める。凹凸を附与する方法は問わない。化粧単板は、
天然の単板でもよく、集成化粧単板でもよい。
第２図は、化粧単板の貼付工程を示している。
この図で５はクッション材、６．６′はプレスを表わし
ている。またこの図で、台板１の表面には接着剤を塗布
するが図示はしてない。接着剤の種類は問わない。クッ
ション材５は、適当な厚さのゴムシートを利用すれはよ
い。作業手順としては台板１に接着剤を塗布し、その上
に化粧単板２を載、さらにクッション材５を被せ、プレ
ス６．６′に挾んでプレスする。なお化粧単板２は複数
枚重ねて接着してもよく、この場合はさらに趣の変った
木目が得られる。プレス圧は適当でよい。このようなプ
レス工程によれば、台板１が凹凸状であっても、クッシ
ョン材５の作用により、化粧単板がよくなじみ一体化さ
れる。このようにして得られるのが第１図（ロ）のよう
なものである。
ている。またこの図で、台板１の表面には接着剤を塗布
するが図示はしてない。接着剤の種類は問わない。クッ
ション材５は、適当な厚さのゴムシートを利用すれはよ
い。作業手順としては台板１に接着剤を塗布し、その上
に化粧単板２を載、さらにクッション材５を被せ、プレ
ス６．６′に挾んでプレスする。なお化粧単板２は複数
枚重ねて接着してもよく、この場合はさらに趣の変った
木目が得られる。プレス圧は適当でよい。このようなプ
レス工程によれば、台板１が凹凸状であっても、クッシ
ョン材５の作用により、化粧単板がよくなじみ一体化さ
れる。このようにして得られるのが第１図（ロ）のよう
なものである。
第３図において（イ）は第１図（ロ）の平面図であり、
表面は凹凸状であるが木目の乱れは認められない。
表面は凹凸状であるが木目の乱れは認められない。
ところがこれをサンデングして、第１図ｅ１）のように
表面平滑にすると第３図（ロ）のように乱れた木目か得
られる。
表面平滑にすると第３図（ロ）のように乱れた木目か得
られる。
（４）実施例
１実施例１〕
化粧単板として杉の板目を模した集成化粧単板（厚み０
．４ ｍ ）を使用した。なおこの化粧単板の木目は第
４図（イ）のようであった。
．４ ｍ ）を使用した。なおこの化粧単板の木目は第
４図（イ）のようであった。
合板は第４図（ロ）、（ハ）のようなものを使用した。
（ロ）は横断面図、（ハ）は長手方向断面図である。凹
凸７は山８のピッチａが１−１山８の斜面長さｂが０、
２ ｍｍ程度のものであった。
凸７は山８のピッチａが１−１山８の斜面長さｂが０、
２ ｍｍ程度のものであった。
上記台板に酢ビ、ユリア系の接着剤を１００騎塗布し、
この上に化粧単板を載置し、離型性のある弾性体シート
（Ｐ、Ｐシート）を介し、温度１３０℃で５分間プレス
（プレス圧１０１）を行い、接着した。次にこれをサン
デングすると天然杉の→ノ“す杢に酷似した化粧合板９
か得られた（第４図に）））。
この上に化粧単板を載置し、離型性のある弾性体シート
（Ｐ、Ｐシート）を介し、温度１３０℃で５分間プレス
（プレス圧１０１）を行い、接着した。次にこれをサン
デングすると天然杉の→ノ“す杢に酷似した化粧合板９
か得られた（第４図に）））。
〔実施例２〕
化粧単板として、縞黒檀の板目を模した集成化粧単板（
厚み０．２５ ｍｍ ）を使用した。
厚み０．２５ ｍｍ ）を使用した。
合板としては、第５図（イ）〔横断面図〕、（ロ）〔長
手方向断面図〕のような合板を用いた。山の高さは最大
０．４ ｍｍ程度であった。
手方向断面図〕のような合板を用いた。山の高さは最大
０．４ ｍｍ程度であった。
以上において、実施例１と同じプレス条件で集成化粧単
板を３枚接着した。次にサンデングを行うと下に接着し
た単板と表面の単板が合成され、更に複雑な木目、色調
が表現でき自然感が向上］７た。
板を３枚接着した。次にサンデングを行うと下に接着し
た単板と表面の単板が合成され、更に複雑な木目、色調
が表現でき自然感が向上］７た。
（５）効 果
本発明は化粧単板を台板に貼り付けて化粧合板を製造す
るに際して、予め合板面に凹凸を付与し。
るに際して、予め合板面に凹凸を付与し。
その上に集成化粧単板を接着剤を介して載せ、さらにそ
の上に弾性を有するクッション材を被せてプレス接着し
、つぎにサンデングすることを特徴とするので台板の凹
凸の設計のみで微妙な木目のゆがみが表現できる様にな
った。また化籾単板を複数枚接着した場合サンデングを
充分行うと、下の単板が表面に現われる為非常に複雑な
木目も表現可能となった。
の上に弾性を有するクッション材を被せてプレス接着し
、つぎにサンデングすることを特徴とするので台板の凹
凸の設計のみで微妙な木目のゆがみが表現できる様にな
った。また化籾単板を複数枚接着した場合サンデングを
充分行うと、下の単板が表面に現われる為非常に複雑な
木目も表現可能となった。
第１図（イ）は本願発明に係る合板の断面図、（ロ）は
化粧単板を台板に貼った状態の断面図、（ハ）は表面を
サンデングした状態の断面図、第２図はプレス工程を示
す断面図、第３図（イ） 、 ｆ口１は第１図（ロ）１
（ハ）に対応する平面図、第４図（イ）は化粧単板の平
面図、（ロ）、（ハ）は合板の断面図、に）は最終の化
粧単板の平面図、第５図は合板の断面図である。 １・・・・・・・・・台 板 ２・・・・・・・化粧単板 ５ ・・・・・・・クッション材 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹 元 敏 丸 （ほか２名）
化粧単板を台板に貼った状態の断面図、（ハ）は表面を
サンデングした状態の断面図、第２図はプレス工程を示
す断面図、第３図（イ） 、 ｆ口１は第１図（ロ）１
（ハ）に対応する平面図、第４図（イ）は化粧単板の平
面図、（ロ）、（ハ）は合板の断面図、に）は最終の化
粧単板の平面図、第５図は合板の断面図である。 １・・・・・・・・・台 板 ２・・・・・・・化粧単板 ５ ・・・・・・・クッション材 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士 竹 元 敏 丸 （ほか２名）
Claims (1)
- （１）化粧単板を合板に貼り付けて化粧合板を製造する
に際して、予め合板面に凹凸を付与し、その上に集成化
粧単板を接着剤を介して載せ、さらにその上に弾性を有
するクッション材を被せてプレス接着し、つぎにザンデ
ングすることを特徴とする化粧合板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17053181A JPS5871107A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 化粧合板の製造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17053181A JPS5871107A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 化粧合板の製造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5871107A true JPS5871107A (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=15906649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17053181A Pending JPS5871107A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 化粧合板の製造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5871107A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62181148A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 | ヒューレット・パッカード・カンパニー | 積層構造物製造方法 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP17053181A patent/JPS5871107A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62181148A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-08 | ヒューレット・パッカード・カンパニー | 積層構造物製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5871107A (ja) | 化粧合板の製造 | |
| JPS6178606A (ja) | 化粧単板の製法 | |
| JPH09174506A (ja) | 木質建築材の製造方法 | |
| JPS61270102A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS60248304A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS6018342A (ja) | 化粧板の製法 | |
| JPS61277401A (ja) | 人工化粧単板の製法 | |
| JPS58142801A (ja) | 人工木目化粧単板の製造方法 | |
| JPH0753365B2 (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPH11227105A (ja) | 木質系複合板及びそれを用いた化粧板 | |
| JPS638309Y2 (ja) | ||
| JPS646001B2 (ja) | ||
| JPS59190805A (ja) | 集成材の製法 | |
| JPH11229596A (ja) | 木質系基板 | |
| JPS58185246A (ja) | 表面強化人工木目付材の製法 | |
| JPS59114008A (ja) | 化粧板の製法 | |
| JPS58163603A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS583810A (ja) | 化粧単板の製造方法 | |
| JPS6031904A (ja) | 凹凸木質化粧板の製法 | |
| JPS59140006A (ja) | 集成単板の製法 | |
| JPS58101002A (ja) | 針葉樹化粧材の強化方法 | |
| JPS5881104A (ja) | 集成材の製法 | |
| JPS59220353A (ja) | 化粧板とその製造法 | |
| JPS6233045B2 (ja) | ||
| JPS59194801A (ja) | 人工木目化粧単板の製造方法 |