JPS58185246A - 表面強化人工木目付材の製法 - Google Patents
表面強化人工木目付材の製法Info
- Publication number
- JPS58185246A JPS58185246A JP6932682A JP6932682A JPS58185246A JP S58185246 A JPS58185246 A JP S58185246A JP 6932682 A JP6932682 A JP 6932682A JP 6932682 A JP6932682 A JP 6932682A JP S58185246 A JPS58185246 A JP S58185246A
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- Japan
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- wood grain
- wood
- reinforced artificial
- pvc paste
- plywood
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、表面が塩化ビニルペースト硬化層で強化さ
れた表面強化人工木目付材の製法に関するものである。
れた表面強化人工木目付材の製法に関するものである。
人工的に形成された木目をもつ集成化粧単板は、一般に
安価な原木を切削して得た素材単板（木目が殆ど現われ
ていない）に、脱色、染色を施したのち接着剤を塗布し
て複数枚積層し、これを型面がわん曲している上下一対
の型で圧締してフリッチ化し、ついでスライスすること
により製造されていた。そして、このような集成化粧単
板の表面強化は、ポリエステル樹脂を単板に真空含浸さ
せる（ｗｐｃ法）ことにより行われていた。しかしなが
ら、上記のようにして集成化粧単板を製造する場合には
、脱色、、染色、積層、圧締、スライスと多くの複雑な
工程が必要であり、かつその表面強化も、単板にポリエ
ステル樹脂を真空含浸させるという複雑な工程によって
いた。したがって、これまでは、表面強化された集成化
粧単板の製造は容易ではなく、そのコストも極めて高く
なっていた。
安価な原木を切削して得た素材単板（木目が殆ど現われ
ていない）に、脱色、染色を施したのち接着剤を塗布し
て複数枚積層し、これを型面がわん曲している上下一対
の型で圧締してフリッチ化し、ついでスライスすること
により製造されていた。そして、このような集成化粧単
板の表面強化は、ポリエステル樹脂を単板に真空含浸さ
せる（ｗｐｃ法）ことにより行われていた。しかしなが
ら、上記のようにして集成化粧単板を製造する場合には
、脱色、、染色、積層、圧締、スライスと多くの複雑な
工程が必要であり、かつその表面強化も、単板にポリエ
ステル樹脂を真空含浸させるという複雑な工程によって
いた。したがって、これまでは、表面強化された集成化
粧単板の製造は容易ではなく、そのコストも極めて高く
なっていた。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、基
材表面に木目用凹条を形成し、との凹条内に木目色着色
剤を入れたのち、基材表面に塩化ビニルペーストラ塗布
し、この塩化ビニルペースト塗布面に対して熱圧ゲル化
処理を施すことをその要旨とするものである。
材表面に木目用凹条を形成し、との凹条内に木目色着色
剤を入れたのち、基材表面に塩化ビニルペーストラ塗布
し、この塩化ビニルペースト塗布面に対して熱圧ゲル化
処理を施すことをその要旨とするものである。
すなわち、この廃明け、基材表面に木目用凹条を形成し
、そこへ木目色着色剤を入れて人工的に木目を形成する
ため、木目形成がこれまでの方法に比べて著しく簡単で
ある。そのうえ、表面強化も、木目が形成された基材表
面に塩化ビニルペースト（プラスチゾル）を塗布し熱圧
ゲル化処理することにより行い、樹脂の真空含浸という
複雑な工程を行わないため、簡単に行いうるように彦る
。
、そこへ木目色着色剤を入れて人工的に木目を形成する
ため、木目形成がこれまでの方法に比べて著しく簡単で
ある。そのうえ、表面強化も、木目が形成された基材表
面に塩化ビニルペースト（プラスチゾル）を塗布し熱圧
ゲル化処理することにより行い、樹脂の真空含浸という
複雑な工程を行わないため、簡単に行いうるように彦る
。
したがって、表面強化人工木目付材を極めて簡単に製造
しうるようになる。
しうるようになる。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
。
。
〔実施例１〕
合板の表面に接着剤を塗布してアガチス、ラワン等の木
目のない単板を重ね加圧接着する。つぎに、単板の表面
にプライマーを塗布する。プライマーは、ウレタン系、
アクリル系、酢酸ビニル系等の、木材と表面強化用の塩
化ビニルペーストとの接着性を向上させうるものを用い
る。ついで、単板表面に木目用四条を形成する。この木
目用四条の形成は型押し等によって行われる。つぎに、
木目色顔料入りの塩化ビニルペースト（以下「塩ビペー
スト」と略す）を塗布し木目用凹条内にその木目色顔料
入り塩ビペーストを入れて木目を表現する。この木目色
顔料入り塩ビペーストがプライマー作用も有するときに
は、前記プライマー塗布工程を省くことができる。つぎ
に、単板の表面全体に表面強化用の塩ビペーストを塗布
する。塗布は、ロールコータ、フローコータ等を用いて
行われる。しかし、はけ塗り等で行ってもよい。つキニ
、塩ヒヘースト塗布面に対して熱プレス、熱ロール等で
熱圧ゲル化処理を施し塩ビペーストを完全硬化させる。
目のない単板を重ね加圧接着する。つぎに、単板の表面
にプライマーを塗布する。プライマーは、ウレタン系、
アクリル系、酢酸ビニル系等の、木材と表面強化用の塩
化ビニルペーストとの接着性を向上させうるものを用い
る。ついで、単板表面に木目用四条を形成する。この木
目用四条の形成は型押し等によって行われる。つぎに、
木目色顔料入りの塩化ビニルペースト（以下「塩ビペー
スト」と略す）を塗布し木目用凹条内にその木目色顔料
入り塩ビペーストを入れて木目を表現する。この木目色
顔料入り塩ビペーストがプライマー作用も有するときに
は、前記プライマー塗布工程を省くことができる。つぎ
に、単板の表面全体に表面強化用の塩ビペーストを塗布
する。塗布は、ロールコータ、フローコータ等を用いて
行われる。しかし、はけ塗り等で行ってもよい。つキニ
、塩ヒヘースト塗布面に対して熱プレス、熱ロール等で
熱圧ゲル化処理を施し塩ビペーストを完全硬化させる。
このようにして得られた表面強化人工木目付合板を第１
図に示す。図において、■は合板、２は単板、３は木目
、４は塩ビペースト硬化層である。
図に示す。図において、■は合板、２は単板、３は木目
、４は塩ビペースト硬化層である。
この合板は、表面に塩ビペースト硬化層４が形成されて
おり、表面の硬度および耐久性が極めて大である。しか
も、塩ビペースト硬化層４の層厚がかなり厚いにもかか
わらず硬化層４を通して合板表面の木目３がはっきりと
見え、木質感が何ら損なわれていないの庫ある。まだ、
塩ビペースト硬化層４の表面は、熱圧ゲル化の際、熱ロ
ール等によって接触加圧されているため、極めて平滑性
に富んでいる。
おり、表面の硬度および耐久性が極めて大である。しか
も、塩ビペースト硬化層４の層厚がかなり厚いにもかか
わらず硬化層４を通して合板表面の木目３がはっきりと
見え、木質感が何ら損なわれていないの庫ある。まだ、
塩ビペースト硬化層４の表面は、熱圧ゲル化の際、熱ロ
ール等によって接触加圧されているため、極めて平滑性
に富んでいる。
〔実施例２〕
実施例１と同様にして合板をつくり、プライマー塗布→
木目用凹条の形成→木目色顔料入り塩ビペーストの塗布
→表面強化用塩ビペーストの塗布を行う。つぎに、この
塩ビペースト塗布面にクッション材を重ね、その状態で
熱プレス、熱ロール等で熱圧ゲル化を行い塩ビペースト
を完全硬化させる。
木目用凹条の形成→木目色顔料入り塩ビペーストの塗布
→表面強化用塩ビペーストの塗布を行う。つぎに、この
塩ビペースト塗布面にクッション材を重ね、その状態で
熱プレス、熱ロール等で熱圧ゲル化を行い塩ビペースト
を完全硬化させる。
このようにして得られた表面強化人工木目付合板を第２
図に示す。図において、第１図と同一または相当個所に
同一符号を付している。この表面強化人工木目付合板は
、熱圧ゲル化時に用いたクッション材の作用で塩ビペー
スト硬化層４０表面が波うっていていわゆる浮造り調と
なっておシ、風合に富んだものである。
図に示す。図において、第１図と同一または相当個所に
同一符号を付している。この表面強化人工木目付合板は
、熱圧ゲル化時に用いたクッション材の作用で塩ビペー
スト硬化層４０表面が波うっていていわゆる浮造り調と
なっておシ、風合に富んだものである。
なお、上記実施例は、いずれも合板に木目のない単板を
接着し、この単板面に木目を形成しているが、合板作製
の際に表層用材として木目のないものを用いて表面に木
目の現われていない合板を（５） つ（シ、この表面に直接木目を形成するようにしてもよ
い。また、表面強化用塩ビペースト塗布後直ちに熱圧ゲ
ル化を行うのではなく、半ゲル化したのち、熱圧ゲル化
を行うようにしてもよい。このようにすると、熱圧に際
して、塗布された塩ビペーストの流れ出しが防がれるよ
うになり、厚塗りが容易にできるようになる。また、熱
圧ゲル化に用いる熱プレス等のプレス面に凹凸加工を施
してもよい。このようにすると、熱圧の際にその凹凸が
合板表面に転写され凹凸模様等を形成しうるようになる
。
接着し、この単板面に木目を形成しているが、合板作製
の際に表層用材として木目のないものを用いて表面に木
目の現われていない合板を（５） つ（シ、この表面に直接木目を形成するようにしてもよ
い。また、表面強化用塩ビペースト塗布後直ちに熱圧ゲ
ル化を行うのではなく、半ゲル化したのち、熱圧ゲル化
を行うようにしてもよい。このようにすると、熱圧に際
して、塗布された塩ビペーストの流れ出しが防がれるよ
うになり、厚塗りが容易にできるようになる。また、熱
圧ゲル化に用いる熱プレス等のプレス面に凹凸加工を施
してもよい。このようにすると、熱圧の際にその凹凸が
合板表面に転写され凹凸模様等を形成しうるようになる
。
以上のように、この発明は、基材表面に木目用凹条を形
成し、との凹条内に木目色着色剤を入れたのち、基材表
面に塩ビペーストを塗布し、この塩ビペースト塗布面に
対して熱圧ゲル化処理を施すため、表面強化人工木目付
材を簡単に製造しうるようになる。そのため、表面強化
人工木目付材のコストを大幅に下げることができる。ま
た、木目形成を、木目用凹条の形成および木目色着色剤
の流し込み等によって行うため、任意の木目バタ（６） −ンを容易に形成しつるようになる。そして、得られる
表面強化人工木目付材は、塩ビペースト硬化層により表
面硬度、耐久性が極めて向−ヒするようになる。このよ
うに、この発明によれば、人工木目付材に、ｗｐｃ法処
理並みの性能をｗｐｃ法よりも著しく簡単な方法により
付与しうるのである。
成し、との凹条内に木目色着色剤を入れたのち、基材表
面に塩ビペーストを塗布し、この塩ビペースト塗布面に
対して熱圧ゲル化処理を施すため、表面強化人工木目付
材を簡単に製造しうるようになる。そのため、表面強化
人工木目付材のコストを大幅に下げることができる。ま
た、木目形成を、木目用凹条の形成および木目色着色剤
の流し込み等によって行うため、任意の木目バタ（６） −ンを容易に形成しつるようになる。そして、得られる
表面強化人工木目付材は、塩ビペースト硬化層により表
面硬度、耐久性が極めて向−ヒするようになる。このよ
うに、この発明によれば、人工木目付材に、ｗｐｃ法処
理並みの性能をｗｐｃ法よりも著しく簡単な方法により
付与しうるのである。
第１図はこの発明の一実施例により得られた表面強化人
工木目付合板の側面図、第２図は他の実施例により得ら
れた表面強化人工木目付合板の側面図である。 ｌ・・・台板 ２・・・単板 ３・・・木目 ４・・・
塩ビペースト硬化層 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 本 武 彦（７） 醜 第１図 第２図
工木目付合板の側面図、第２図は他の実施例により得ら
れた表面強化人工木目付合板の側面図である。 ｌ・・・台板 ２・・・単板 ３・・・木目 ４・・・
塩ビペースト硬化層 特許出願人 松下電工株式会社 代理人 弁理士 松 本 武 彦（７） 醜 第１図 第２図
Claims (1)
- （１） 基材表面に木目用凹条を形成し、との凹条内
に木目色着色剤を入れたのち、基材表面に塩化ヒニルペ
ーストを塗布し、この塩化ビニルペースト塗布面に対し
て熱圧ゲル化処理を施すことを特徴とする表面強化人工
木目付材の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6932682A JPS58185246A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 表面強化人工木目付材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6932682A JPS58185246A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 表面強化人工木目付材の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185246A true JPS58185246A (ja) | 1983-10-28 |
Family
ID=13399310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6932682A Pending JPS58185246A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 表面強化人工木目付材の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185246A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007236573A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Yamato Protec Co | 消火器の安全栓 |
-
1982
- 1982-04-24 JP JP6932682A patent/JPS58185246A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007236573A (ja) * | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Yamato Protec Co | 消火器の安全栓 |
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