JPS5871104A - 浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法 - Google Patents
浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5871104A JPS5871104A JP17044381A JP17044381A JPS5871104A JP S5871104 A JPS5871104 A JP S5871104A JP 17044381 A JP17044381 A JP 17044381A JP 17044381 A JP17044381 A JP 17044381A JP S5871104 A JPS5871104 A JP S5871104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- synthetic resin
- impregnated
- floating
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法に係わる
。
。
従来、杉や松等の針葉樹材の表面をワイヤーブラシ等で
研削して材質の軟らかな春材部を削り取って凹所とし硬
い秋材部を５所とした浮造り化粧板は良く知られている
。近時、化粧板の見掛は及び性能の向上を目的として木
材中に合成樹脂液を注入し、硬化させたいわゆるｗｐ。
研削して材質の軟らかな春材部を削り取って凹所とし硬
い秋材部を５所とした浮造り化粧板は良く知られている
。近時、化粧板の見掛は及び性能の向上を目的として木
材中に合成樹脂液を注入し、硬化させたいわゆるｗｐ。
処理がさかんに行なわれる様になり、平面的な化粧板だ
けではなく上記の浮造り化粧板にも利用しようとする試
みもなされている。所でその製造方法としては一度浮造
り処理した化粧板に合成樹脂液を注入後硬化させて行な
うのが一般的であるが、該方法では化粧板の浮造り工程
及び合成樹脂液注入、硬化工程の２工程となり製品は価
格の高い物にならざるを得なかった。そこで本発明では
加工工程を短縮する方法を検討し、本発明の方法を完成
したものである。すなわち本発明は、常法により製造さ
れた針葉樹化粧単板又は人工半日化粧単板に熱硬化性合
成樹脂液を含浸注入後、該合成樹脂含浸単板の片面にク
ッション性を有するシート状物を介して平坦な熱盤間で
加熱・加圧後、熱盤間より取り出すことを特徴とする浮
造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法に係わり、その最も
特徴とする点は合成樹脂含浸単板の片面にクッション性
を有するシート状物を介して平坦な熱盤間で加熱・加圧
して単板中の硬度の低い部分を凹所としつつ合成樹脂を
硬化させることにある。
けではなく上記の浮造り化粧板にも利用しようとする試
みもなされている。所でその製造方法としては一度浮造
り処理した化粧板に合成樹脂液を注入後硬化させて行な
うのが一般的であるが、該方法では化粧板の浮造り工程
及び合成樹脂液注入、硬化工程の２工程となり製品は価
格の高い物にならざるを得なかった。そこで本発明では
加工工程を短縮する方法を検討し、本発明の方法を完成
したものである。すなわち本発明は、常法により製造さ
れた針葉樹化粧単板又は人工半日化粧単板に熱硬化性合
成樹脂液を含浸注入後、該合成樹脂含浸単板の片面にク
ッション性を有するシート状物を介して平坦な熱盤間で
加熱・加圧後、熱盤間より取り出すことを特徴とする浮
造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法に係わり、その最も
特徴とする点は合成樹脂含浸単板の片面にクッション性
を有するシート状物を介して平坦な熱盤間で加熱・加圧
して単板中の硬度の低い部分を凹所としつつ合成樹脂を
硬化させることにある。
以下、本発明を図面とともに詳述すると第１図は本発明
の実施例を示す断面図で第２図は本発明の方法により得
られた合成樹脂含浸化粧単板の断面図を示す。
の実施例を示す断面図で第２図は本発明の方法により得
られた合成樹脂含浸化粧単板の断面図を示す。
（１）は合成樹脂含浸単板であり、該単板は常法により
製造された針葉樹化粧単板又は人工半日化粧単板などの
様に単板内部に春材部と秋材部又はそれらに相当する硬
軟が共存する厚さ０２〜２−０ｍｍ程度の単板である。
製造された針葉樹化粧単板又は人工半日化粧単板などの
様に単板内部に春材部と秋材部又はそれらに相当する硬
軟が共存する厚さ０２〜２−０ｍｍ程度の単板である。
該単板に含浸注入させる合成樹脂としては常用のポリエ
ステル樹脂、ビニール樹脂、メチルメタアクリレート樹
脂、ジアリルフタレート樹脂などの付加重合タイプの樹
脂が好ましく、所要の色に着色して用いることも出来る
。合成樹脂の単板への含浸注入方法としては常法の減圧
・加圧注入方法が好ましく用いられる。
ステル樹脂、ビニール樹脂、メチルメタアクリレート樹
脂、ジアリルフタレート樹脂などの付加重合タイプの樹
脂が好ましく、所要の色に着色して用いることも出来る
。合成樹脂の単板への含浸注入方法としては常法の減圧
・加圧注入方法が好ましく用いられる。
木材単板に対する合成樹脂液の注入量としては単板重量
に対して１００〜２００重Ｍ％程度である。
に対して１００〜２００重Ｍ％程度である。
ついで該合成樹脂含浸単板（１）の片面にクッション性
を有するシート状物（２）を介して平坦な熱射（３）、
（４）間で加熱・加圧後熱盤（３） 、（４１間より取
り出す。なお図中（５）は離形性の有る耐熱フィルムを
示す。クッション性を有するシート状物（２）としては
厚さが０５〜５ｍｍの厚手のクッション紙やα５〜５ｍ
ｍ程度のクッションゴムを用いる。熱圧条件としては含
浸した合成樹脂の拙類にもよるが１１０℃〜１５０℃−
５ｋ ｇ／ｃｔＡＮ２０ ｋ ｇ／ｃｄｌ −５分〜２
０分程度の条件で行なう。
を有するシート状物（２）を介して平坦な熱射（３）、
（４）間で加熱・加圧後熱盤（３） 、（４１間より取
り出す。なお図中（５）は離形性の有る耐熱フィルムを
示す。クッション性を有するシート状物（２）としては
厚さが０５〜５ｍｍの厚手のクッション紙やα５〜５ｍ
ｍ程度のクッションゴムを用いる。熱圧条件としては含
浸した合成樹脂の拙類にもよるが１１０℃〜１５０℃−
５ｋ ｇ／ｃｔＡＮ２０ ｋ ｇ／ｃｄｌ −５分〜２
０分程度の条件で行なう。
本発明は以上の様であるため、得られるＷｐａ単板は第
２図に示す様に合成樹脂を含浸した単板が熱圧される工
程中に単板内部の軟材部が圧縮された状態で硬化して凹
所（６）となり硬材部は５所（７）を形状し、全体とし
ては浮造り調の合成樹脂含浸化粧単板となるため、合成
樹脂含浸単板を熱圧するだけの非常に簡単な工程のみで
高級感のある高品質の化粧単板を製造することが出来る
。
２図に示す様に合成樹脂を含浸した単板が熱圧される工
程中に単板内部の軟材部が圧縮された状態で硬化して凹
所（６）となり硬材部は５所（７）を形状し、全体とし
ては浮造り調の合成樹脂含浸化粧単板となるため、合成
樹脂含浸単板を熱圧するだけの非常に簡単な工程のみで
高級感のある高品質の化粧単板を製造することが出来る
。
以下、本発明の実施例を記す。
実施例 （１）
厚さ０．６ｍｍの松単板を減圧加圧釜に封入して減圧後
、透明なポリエステル樹脂を注入した。
、透明なポリエステル樹脂を注入した。
含浸率は１５０重量％であった。ついで該単板を釜より
取り出し、積層して約１２時間放置し、含浸樹脂の垂れ
をなくしてから、その両面を薄いポリプロピレン樹脂フ
ィルムで包つんで、’Ｆ坦な熱盤間に挿入後、さらに該
フィルムの上面に厚す１ ｍｍのクッションシー） ｔ
ｔ重ネ１１０℃−１０ｋｇ／ｃｔｌ−１０分間の条件熱
圧締した。解圧後クッションシー ト及びポリプロピレ
ン樹脂フィルムを取り除き求める浮造り調の合成樹脂含
浸した松単板を得た。
取り出し、積層して約１２時間放置し、含浸樹脂の垂れ
をなくしてから、その両面を薄いポリプロピレン樹脂フ
ィルムで包つんで、’Ｆ坦な熱盤間に挿入後、さらに該
フィルムの上面に厚す１ ｍｍのクッションシー） ｔ
ｔ重ネ１１０℃−１０ｋｇ／ｃｔｌ−１０分間の条件熱
圧締した。解圧後クッションシー ト及びポリプロピレ
ン樹脂フィルムを取り除き求める浮造り調の合成樹脂含
浸した松単板を得た。
実施例 （２）
厚さα５ｍｍの杉木目模様の人工半日化粧単板を実施例
（１）と同様の方法により樹脂含浸後、熱圧して求める
浮造り調の合成樹脂含浸した杉木目模様の人工半日化粧
単板を得た。
（１）と同様の方法により樹脂含浸後、熱圧して求める
浮造り調の合成樹脂含浸した杉木目模様の人工半日化粧
単板を得た。
第１図は本発ψノの実施例を示す断面図で第２図は本発
明の方法により得られた合成樹脂含浸化粧単板の断面図
を示す。 （１）−合成樹脂含浸単板 （２）−クッション性を有
するシート状物 （３）、（４）−熱射 （５）−離形
フィルム （６）−凹所 （７）−凸所 出願人段谷産業株式会社 代１諸段谷弘忠
明の方法により得られた合成樹脂含浸化粧単板の断面図
を示す。 （１）−合成樹脂含浸単板 （２）−クッション性を有
するシート状物 （３）、（４）−熱射 （５）−離形
フィルム （６）−凹所 （７）−凸所 出願人段谷産業株式会社 代１諸段谷弘忠
Claims (1)
- Ｌ 常法により製造された針葉樹化粧単板又は人工半日
化粧単板に熱硬化性合成樹脂液を含浸注入後、該合成樹
脂含浸単板の片面にクッション性を有するシート状物を
介して平坦な熱盤間で加熱・加圧後、熱盤間より取り出
すことを特徴とする浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17044381A JPS5871104A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17044381A JPS5871104A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5871104A true JPS5871104A (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=15905012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17044381A Pending JPS5871104A (ja) | 1981-10-22 | 1981-10-22 | 浮造り調樹脂含浸化粧単板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5871104A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002331501A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-19 | Hokusan Kk | 人工杢単板または人工杢板の製造方法 |
| JP2013215987A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Panasonic Corp | 木質材の製造方法 |
-
1981
- 1981-10-22 JP JP17044381A patent/JPS5871104A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002331501A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-19 | Hokusan Kk | 人工杢単板または人工杢板の製造方法 |
| JP2013215987A (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-24 | Panasonic Corp | 木質材の製造方法 |
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