JPS63130343A - 立体模様を有する装飾パネルの製造方法 - Google Patents
立体模様を有する装飾パネルの製造方法Info
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- JPS63130343A JPS63130343A JP61277566A JP27756686A JPS63130343A JP S63130343 A JPS63130343 A JP S63130343A JP 61277566 A JP61277566 A JP 61277566A JP 27756686 A JP27756686 A JP 27756686A JP S63130343 A JPS63130343 A JP S63130343A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C1/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
- B44C1/24—Pressing or stamping ornamental designs on surfaces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B44C3/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing ornamental structures
- B44C3/02—Superimposing layers
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- B44C—PRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
- B44C3/00—Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing ornamental structures
- B44C3/12—Uniting ornamental elements to structures, e.g. mosaic plates
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
未発明は、立体模様を有する装飾パネルの製造方法に間
するものである。
するものである。
〔従来の技術]
例えば、特公昭57−41333号公報に記載されてい
るように1表面に彫刻状の立体模様を備えた装飾パネル
を製造する方法として、木質ffl雄板からなる台板の
表面に所望の立体模様に対応する凹凸模様をあらかじめ
荒彫りし、その表面に熱硬化性合成樹脂を塗布含浸させ
たあと、この台板上に、あらかじめ熱硬化性合成樹脂を
含浸させた繊維集合体からなる接着シートと天然木の突
板とを順次重合させると共に、これらの重合体に反転状
の立体模様を備えた金型をgl型フィルムを介して当接
させ それに熱プレスを施す方法が従来より知られてい
る。
るように1表面に彫刻状の立体模様を備えた装飾パネル
を製造する方法として、木質ffl雄板からなる台板の
表面に所望の立体模様に対応する凹凸模様をあらかじめ
荒彫りし、その表面に熱硬化性合成樹脂を塗布含浸させ
たあと、この台板上に、あらかじめ熱硬化性合成樹脂を
含浸させた繊維集合体からなる接着シートと天然木の突
板とを順次重合させると共に、これらの重合体に反転状
の立体模様を備えた金型をgl型フィルムを介して当接
させ それに熱プレスを施す方法が従来より知られてい
る。
ところが ヒ記従来の方法は、凹凸模様を蔦彫りした台
板上に、接着剤としての熱硬化性樹脂を含浸させた接着
シートと突板とを独立する部材として別、ヤに重合させ
ていたため、次に述べるような欠点があった。
板上に、接着剤としての熱硬化性樹脂を含浸させた接着
シートと突板とを独立する部材として別、ヤに重合させ
ていたため、次に述べるような欠点があった。
(a)熱プレスに当って接着シートと突板とが台板の凹
凸模様に応じて変形する際に、それらが金y!内におい
て別々の動きをし、相互に引っ張り会いを生じて破損し
易い。特に、凹凸模様の深い部分で医板が破れることが
多い。
凸模様に応じて変形する際に、それらが金y!内におい
て別々の動きをし、相互に引っ張り会いを生じて破損し
易い。特に、凹凸模様の深い部分で医板が破れることが
多い。
(b)接着シートに含浸させた熱硬化性樹脂は、未硬化
且つ半硬化状態であるため溶剤におかされ易く、それが
熱プレスの温度で更に助長される。従って、この接着シ
ートに含浸させた熱硬化性樹脂が1熱ブレスの際に溶剤
もどりや熱もどりを生じ、突板表面に滲み出して染みや
汚れを発生させ、時には、溶剤もどりや熱もどりによっ
て樹脂が流出し、局部的に不織布のみが残って剥離する
こともある。台板に含浸させた合成樹脂についても同様
である。
且つ半硬化状態であるため溶剤におかされ易く、それが
熱プレスの温度で更に助長される。従って、この接着シ
ートに含浸させた熱硬化性樹脂が1熱ブレスの際に溶剤
もどりや熱もどりを生じ、突板表面に滲み出して染みや
汚れを発生させ、時には、溶剤もどりや熱もどりによっ
て樹脂が流出し、局部的に不織布のみが残って剥離する
こともある。台板に含浸させた合成樹脂についても同様
である。
(C)上述したように凹凸模様の深い部分で突板が破れ
易いため、該台板の荒彫りにも相出の精度を必要とし、
その作業が面倒であると同時に、執達した技術を要する
。
易いため、該台板の荒彫りにも相出の精度を必要とし、
その作業が面倒であると同時に、執達した技術を要する
。
(tN台板より小幅の突板を使用するのが困難でおる。
即ち、複数の突板を並へて使用すると、プレスの際にそ
れらが動いて端部が重なったり惟れたりし易く、不良率
が高くなる。
れらが動いて端部が重なったり惟れたりし易く、不良率
が高くなる。
[発明が解決しようとする問罪点]
大発明の課題は、上記従来の方法における間四へを解決
し、突板や接着シートの破損、接着剤の滲出による汚れ
等を生じることなく、また、台板の荒彰ζ、1精度をそ
れほど高めることなく、しかも小幅の突板であっても、
所期の装飾パネル七簡単に製造することができる装飾パ
ネルの製造方法を提供することにある。
し、突板や接着シートの破損、接着剤の滲出による汚れ
等を生じることなく、また、台板の荒彰ζ、1精度をそ
れほど高めることなく、しかも小幅の突板であっても、
所期の装飾パネル七簡単に製造することができる装飾パ
ネルの製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記課題を解決するため1本発明の方法は、木質繊維板
からなる台板の表面に所望の立体模様に対応する凹凸模
様を荒彫りして、その表面に効・硬化性合成樹脂を塗布
含浸させ、この台板上に、天然木の突板と繊維集合体か
らなる接着シートとを接着一体化してなる単板シートを
重合すると共に、該単板シート上に反転状の立体模様を
備えた金型を当接させ、これに熱プレスを施すことを特
徴とするものである。
からなる台板の表面に所望の立体模様に対応する凹凸模
様を荒彫りして、その表面に効・硬化性合成樹脂を塗布
含浸させ、この台板上に、天然木の突板と繊維集合体か
らなる接着シートとを接着一体化してなる単板シートを
重合すると共に、該単板シート上に反転状の立体模様を
備えた金型を当接させ、これに熱プレスを施すことを特
徴とするものである。
〔発明の効果]
本発明の方法によれば、次に列挙するような効果を期待
することができる。
することができる。
(1)接着シートと突板とを一体に接着してなる単板シ
ートを使用するようにしたので、熱プレスに当って接着
シートと突板とが金型内において同じ動、きをし、単板
シート全体としての強度が非常に大きくなるため、突板
や接着シートの破損が生じにくい。
ートを使用するようにしたので、熱プレスに当って接着
シートと突板とが金型内において同じ動、きをし、単板
シート全体としての強度が非常に大きくなるため、突板
や接着シートの破損が生じにくい。
(2)接着シートと突板とを予め一体に接着してお(こ
とにより、接1gシートに含浸させた接着剤が硬化して
樹脂本来の性質を十分発揮するため 溶剤に強ぐなる。
とにより、接1gシートに含浸させた接着剤が硬化して
樹脂本来の性質を十分発揮するため 溶剤に強ぐなる。
従って、熱プレス時に溶剤もどりや熱もどり等が生じな
い。
い。
しかも、接着シートと突板との間に接着剤による強靭な
被膜が形成されるため、台板に含浸させた合成樹脂の滲
出もなくなり、染みなどの汚れが発生しにぐい。
被膜が形成されるため、台板に含浸させた合成樹脂の滲
出もなくなり、染みなどの汚れが発生しにぐい。
(3)m着シートと突板とを一体化することにより単板
シートとしての強度を高めたので、それに応じてプレス
時の圧力を高めることができ、従って、金型への台板の
馴染み性を圧力の調整によって高めることができるため
、該台板の荒彫り精度をそれほど高くする必要がない。
シートとしての強度を高めたので、それに応じてプレス
時の圧力を高めることができ、従って、金型への台板の
馴染み性を圧力の調整によって高めることができるため
、該台板の荒彫り精度をそれほど高くする必要がない。
しかも、深い段差の形状でも簡単に表現することができ
る。
る。
(4)予め突板と接着シートとを一体に接着するように
したので、複数の突板を接着シートに整然と並べて接着
することが可能となり、そのため1台板より小幅の突板
を使用して広幅のパネルを形成することができる。
したので、複数の突板を接着シートに整然と並べて接着
することが可能となり、そのため1台板より小幅の突板
を使用して広幅のパネルを形成することができる。
[発明の具体例]
以下、大発明の方法を図面を参照しながら更に詳細に譜
明する。
明する。
大発明においては、まず、定寸に加工された台板1の表
面に、あらかじめ所望の立体模様に対応する凹凸模様が
荒彫りされる。
面に、あらかじめ所望の立体模様に対応する凹凸模様が
荒彫りされる。
上記台板lを形成するための素材としては、例えば、フ
ァイバーボード、チップボード、パーティクルボード、
ベニア板などの木質繊維板が用いられ その表面に面取
盤、ルータ−マシン、彫刻機等によってE記凹凸模様が
切設される。このような連載による荒彫りを行えば、比
較的精度よく凹凸模様を切設することができ、従ってそ
の後の熱プレスを容易にすると共に、成形後における台
板の経時フ化をなくすために有効な形成部を考慮して適
切な荒彫りを行うことができる。
ァイバーボード、チップボード、パーティクルボード、
ベニア板などの木質繊維板が用いられ その表面に面取
盤、ルータ−マシン、彫刻機等によってE記凹凸模様が
切設される。このような連載による荒彫りを行えば、比
較的精度よく凹凸模様を切設することができ、従ってそ
の後の熱プレスを容易にすると共に、成形後における台
板の経時フ化をなくすために有効な形成部を考慮して適
切な荒彫りを行うことができる。
続いて、模様を荒彫りした台板lの表面に、搗着材とし
てフロー性1寸法安定性が良好で硬化の速い熱硬化性合
成樹脂、例えばエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等、湿
気硬化型ポリウレタン等が塗布含浸される。この合成樹
脂の含浸に当り留意すべきことは、その含浸量及び含浸
層の厚さであって、これは、約300g/rn’の量を
台板1の表面から1〜3■の範囲に含浸させるのが好適
であるから1台板1の素材等を考慮に入れてこの条件に
見合うタイプの合成樹脂を選定するのが望ましい。
てフロー性1寸法安定性が良好で硬化の速い熱硬化性合
成樹脂、例えばエポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等、湿
気硬化型ポリウレタン等が塗布含浸される。この合成樹
脂の含浸に当り留意すべきことは、その含浸量及び含浸
層の厚さであって、これは、約300g/rn’の量を
台板1の表面から1〜3■の範囲に含浸させるのが好適
であるから1台板1の素材等を考慮に入れてこの条件に
見合うタイプの合成樹脂を選定するのが望ましい。
このようにして合成樹脂が含浸せしめられると1合成重
におけるU&雌雄間間隙が埋められると共に台板自身の
軟化が生じ、それによって熱プレス時に該台板lが金型
に対して一暦なじみ易くなり、ざらに成形後における台
板の経時変化も防止される。
におけるU&雌雄間間隙が埋められると共に台板自身の
軟化が生じ、それによって熱プレス時に該台板lが金型
に対して一暦なじみ易くなり、ざらに成形後における台
板の経時変化も防止される。
次に1合成重の模様を荒彫りした合成樹脂含浸面上に、
繊a集合体製の接着シート2aと天然木製の突板2bと
を一体に接着してなる単板シート2が重合される。 こ
の単板シート2は、接着剤としての熱硬化性合成樹脂を
含浸させた接着シー)2a上に突板2bを重合し、必要
に応じてそれらをアイロン等で部分的に仮止めしたあと
、熱プレスすることによって完全接着したもので、上記
接着シート2aとしては、レーヨン、テトロン:ポリエ
ステル、綿等を素材とする不織布や、和紙、布、麻、合
成紙などが好適に使用され、一方、突板2bとしては、
桜、チーク、松などの広葉樹や針葉樹等の原材からスラ
イス等により切成し、含水率を5〜15%程常に調整し
たものが使用される。この場合、該突板2bとして、必
ずしも台板lの大きさに合った1枚ものを使用する必要
はなく、複数の小幅の突板を寄せ張りすることもできる
。
繊a集合体製の接着シート2aと天然木製の突板2bと
を一体に接着してなる単板シート2が重合される。 こ
の単板シート2は、接着剤としての熱硬化性合成樹脂を
含浸させた接着シー)2a上に突板2bを重合し、必要
に応じてそれらをアイロン等で部分的に仮止めしたあと
、熱プレスすることによって完全接着したもので、上記
接着シート2aとしては、レーヨン、テトロン:ポリエ
ステル、綿等を素材とする不織布や、和紙、布、麻、合
成紙などが好適に使用され、一方、突板2bとしては、
桜、チーク、松などの広葉樹や針葉樹等の原材からスラ
イス等により切成し、含水率を5〜15%程常に調整し
たものが使用される。この場合、該突板2bとして、必
ずしも台板lの大きさに合った1枚ものを使用する必要
はなく、複数の小幅の突板を寄せ張りすることもできる
。
また、上記接着に使用される合成樹脂は、フロー性が小
さく、クリープ特性が良好であるばかりでなく、その硬
化後には熱、溶剤、薬品等に対する安定性を示すものが
好ましく、例えば、ブチラールフェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、ジアリルフタレート樹脂等が単独で、または併
せて使用される。
さく、クリープ特性が良好であるばかりでなく、その硬
化後には熱、溶剤、薬品等に対する安定性を示すものが
好ましく、例えば、ブチラールフェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、ジアリルフタレート樹脂等が単独で、または併
せて使用される。
そして、上記接着シー)2aと突板2bとを接着する際
の熱プレス条件としては、接着剤のタイプにもよるが1
例えば、加熱温度が 130℃、圧力が8にス/cm″
、加圧時間が5分程度が好適である。
の熱プレス条件としては、接着剤のタイプにもよるが1
例えば、加熱温度が 130℃、圧力が8にス/cm″
、加圧時間が5分程度が好適である。
続いて、−上記単板シート2を台板lに仮止めし、それ
らを該台板1上の模様に対応する反転状の凹凸模様を備
えた金型4に当接させ、抑圧子5.5による熱プレスを
行う、その際、単板シート2と金型4との間に雌型フィ
ルム3を介在させ。
らを該台板1上の模様に対応する反転状の凹凸模様を備
えた金型4に当接させ、抑圧子5.5による熱プレスを
行う、その際、単板シート2と金型4との間に雌型フィ
ルム3を介在させ。
このII!IIをフlルム3を介して熱プレスを行うこ
ともできるが、必ずしもかかる雌型フィルム3を介在さ
せる必要はない。
ともできるが、必ずしもかかる雌型フィルム3を介在さ
せる必要はない。
かくして熱プレスを施すことにより、あらかじめ台板1
Hに1#彫りされた凹凸MX様が金型4の反転状模様
に適合して良くなじみ、金型の模様に忠実な立体模様が
細部まで正確に形成され、同時に、台板1に含浸せしめ
られている合成樹脂の硬化によって該台板lと単板シー
ト2とが接着一体化12、所期の化粧板が形成される。
Hに1#彫りされた凹凸MX様が金型4の反転状模様
に適合して良くなじみ、金型の模様に忠実な立体模様が
細部まで正確に形成され、同時に、台板1に含浸せしめ
られている合成樹脂の硬化によって該台板lと単板シー
ト2とが接着一体化12、所期の化粧板が形成される。
このときの熱プレスの条件としては、熱硬化性合成樹脂
のタイプ、突板2bの厚さ、金型4の形状等にもよるが
、大体温度が80〜120℃、圧力がlO〜130kg
/cm′(平均)、加圧時間3〜5分が標醜である。
のタイプ、突板2bの厚さ、金型4の形状等にもよるが
、大体温度が80〜120℃、圧力がlO〜130kg
/cm′(平均)、加圧時間3〜5分が標醜である。
また 、熱プレスに怒号、上記の如く接着シート2aと
突板2bとを予め一体に接着しでおくことにより、それ
らが凹凸模様に馴染んで変形する際の強度が高められ、
模様が深い部分においても単板シート2の破損が俄しに
くい、しかも、接着シート2aに含浸させた合成樹脂が
硬化することにより、耐溶剤性が高くなって熱プレス時
に溶剤もどりや熱もどり等が生じにくいばかりでなく、
該接着シート2aと突板2bとの間に接着剤による強靭
な被膜が形成されるため、台板に含浸された合成樹脂の
滲出もなくなり、染みなどの、汚れが発生しにくい。
突板2bとを予め一体に接着しでおくことにより、それ
らが凹凸模様に馴染んで変形する際の強度が高められ、
模様が深い部分においても単板シート2の破損が俄しに
くい、しかも、接着シート2aに含浸させた合成樹脂が
硬化することにより、耐溶剤性が高くなって熱プレス時
に溶剤もどりや熱もどり等が生じにくいばかりでなく、
該接着シート2aと突板2bとの間に接着剤による強靭
な被膜が形成されるため、台板に含浸された合成樹脂の
滲出もなくなり、染みなどの、汚れが発生しにくい。
また、単板シート2の強化によって加圧力を高めること
ができるため、荒彫りの精度を必要としない、即ち、加
圧力の増犬により、例えば、ルータ−刃物でアールとし
て残った部分でも角に仕とげたり、彫らない部分でもあ
る程度の立体形状を表現することも可能である。
ができるため、荒彫りの精度を必要としない、即ち、加
圧力の増犬により、例えば、ルータ−刃物でアールとし
て残った部分でも角に仕とげたり、彫らない部分でもあ
る程度の立体形状を表現することも可能である。
パネルの両面に立体模様を設ける場合には、台板1の両
面に凹凸模様をあらかじめ荒彫りし、そのhから単板シ
ートを重合してb記と同様の熱プレスを施せばよい。
面に凹凸模様をあらかじめ荒彫りし、そのhから単板シ
ートを重合してb記と同様の熱プレスを施せばよい。
次に本発明の実施例について説明する。
(実施例)
接着シートとして不織布にニトリルフェノールを含浸さ
せたものを用意し、これに、突板として用意した小幅の
けや、き材を隙間なく重合し、それにがプレスを施すこ
とにより単板シートを形成した。このとき、各突板は、
アイロンにより仮止めしておき、温度130℃、圧力8
1H/crn’で5分間プレスした。
せたものを用意し、これに、突板として用意した小幅の
けや、き材を隙間なく重合し、それにがプレスを施すこ
とにより単板シートを形成した。このとき、各突板は、
アイロンにより仮止めしておき、温度130℃、圧力8
1H/crn’で5分間プレスした。
次に、ファイバーボードからなる台板の表面に、ルータ
−マシンにより金型の反転模様に対応中る凹凸模様を荒
彫りし、その表面に、ポリオール 100部、インシア
ネート100部、無水アセトン30部を配合してなるポ
リウレタン樹脂を 300g/rn’塗布して、硬化さ
せることなく溶剤分のみを飛散させた。
−マシンにより金型の反転模様に対応中る凹凸模様を荒
彫りし、その表面に、ポリオール 100部、インシア
ネート100部、無水アセトン30部を配合してなるポ
リウレタン樹脂を 300g/rn’塗布して、硬化さ
せることなく溶剤分のみを飛散させた。
そして、この台板上に上記単板シートを重合し、これを
金型上に重合して熱プレスを行った。
金型上に重合して熱プレスを行った。
このときの温度は90℃、圧力は1301Gg/cm′
、時間は4分であった。
、時間は4分であった。
かくして得られた製品は、加圧力が太きいにもかかわら
ず、単板シートの破損もなく、また、合F&樹脂の滲出
による汚染も見られなかった。
ず、単板シートの破損もなく、また、合F&樹脂の滲出
による汚染も見られなかった。
第1図は本発明の詳細な説明するための概略側断面図で
ある。 1 ・・台板、 2 ・・単板ソート。 2a−−接着シート、 2b・辱突板、4・・金型。
ある。 1 ・・台板、 2 ・・単板ソート。 2a−−接着シート、 2b・辱突板、4・・金型。
Claims (1)
- 1、木質繊維板からなる台板の表面に所望の立体模様に
対応する凹凸模様を荒彫りして、その表面に熱硬化性合
成樹脂を塗布含浸させ、この台板上に、天然木の突板と
繊維集合体からなる接着シートとを接着一体化してなる
単板シートを重合すると共に、該単板シート上に反転状
の立体模様を備えた金型を当接させ、これに熱プレスを
施すことを特徴とする立体模様を有する装飾パネルの製
造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61277566A JPS63130343A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 立体模様を有する装飾パネルの製造方法 |
KR1019870005305A KR920003784B1 (ko) | 1986-11-20 | 1987-05-28 | 입체모양을 보유하는 장식판넬의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61277566A JPS63130343A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 立体模様を有する装飾パネルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63130343A true JPS63130343A (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=17585288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61277566A Pending JPS63130343A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | 立体模様を有する装飾パネルの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63130343A (ja) |
KR (1) | KR920003784B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347370A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-28 | Kobunshi Giken Kk | コンクリート型枠用板及びその製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100859739B1 (ko) * | 2007-12-28 | 2008-09-23 | (주)모성 | 입체무늬를 형성한 곡면가구재 및 그 제조방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741333A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-08 | Akira Yazawa | Smelting method for sulfide ore |
JPS5915069A (ja) * | 1982-06-17 | 1984-01-26 | エービー テトラ パック | 加圧内容物の充填容器とその製造方法 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP61277566A patent/JPS63130343A/ja active Pending
-
1987
- 1987-05-28 KR KR1019870005305A patent/KR920003784B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5741333A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-08 | Akira Yazawa | Smelting method for sulfide ore |
JPS5915069A (ja) * | 1982-06-17 | 1984-01-26 | エービー テトラ パック | 加圧内容物の充填容器とその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0347370A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-28 | Kobunshi Giken Kk | コンクリート型枠用板及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR880006061A (ko) | 1988-07-21 |
KR920003784B1 (ko) | 1992-05-14 |
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