JPS638300Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638300Y2 JPS638300Y2 JP20397883U JP20397883U JPS638300Y2 JP S638300 Y2 JPS638300 Y2 JP S638300Y2 JP 20397883 U JP20397883 U JP 20397883U JP 20397883 U JP20397883 U JP 20397883U JP S638300 Y2 JPS638300 Y2 JP S638300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- floorboard
- slider
- pinerest
- waist
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 5
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 5
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 5
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000037396 body weight Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は床板起伏式寝台用のマツトレスに関す
るものである。
るものである。
近年、病院等で使用する寝台は複数個に分割し
た床板を起伏させて、その上に仰臥している患者
等を背上げの姿勢にしたり、恰も椅子に座つてい
る姿勢等にし得るようにした床板起伏式寝台が使
用されることが多い。また近年、マツトレスは比
較的硬いクツシヨンのものが好まれる傾向にあ
る。硬いクツシヨンのマツトレスは屈曲がし難い
ので全身用として一体のものを前記床板起伏式寝
台に於いて使用すると、床板の起伏動作に要する
駆動力が大となつたり、屈曲によつてマツトレス
内部のクツシヨン材が好ましからざる変形をして
寝心地が悪化したり、傷みも早いというようない
ろいろな不都合を生じ易い。これらを解決するた
めにマツトレスを複数の部分に分割し、これらの
夫々を床板の起伏形状に応じて屈曲するように予
め接合した構成や、実開昭58−129861号公報に示
されるように、隣接する他の部分との隣接縁部の
全てに連結用フアスナーを設け、かかるフアスナ
ーの連結によつて床板の起伏形状に応じて屈曲さ
せるようにした構成がある。ところが、前者は表
裏が予め決められてしまつて、裏面の使用ができ
ない等の欠点があり、また後者は裏面の使用はで
きるものの、３つのマツトレス部分に対して合計
４対のフアスナーが必要であるため、材料費と縫
製の手間がかかり、コスト高となるという欠点が
ある。
た床板を起伏させて、その上に仰臥している患者
等を背上げの姿勢にしたり、恰も椅子に座つてい
る姿勢等にし得るようにした床板起伏式寝台が使
用されることが多い。また近年、マツトレスは比
較的硬いクツシヨンのものが好まれる傾向にあ
る。硬いクツシヨンのマツトレスは屈曲がし難い
ので全身用として一体のものを前記床板起伏式寝
台に於いて使用すると、床板の起伏動作に要する
駆動力が大となつたり、屈曲によつてマツトレス
内部のクツシヨン材が好ましからざる変形をして
寝心地が悪化したり、傷みも早いというようない
ろいろな不都合を生じ易い。これらを解決するた
めにマツトレスを複数の部分に分割し、これらの
夫々を床板の起伏形状に応じて屈曲するように予
め接合した構成や、実開昭58−129861号公報に示
されるように、隣接する他の部分との隣接縁部の
全てに連結用フアスナーを設け、かかるフアスナ
ーの連結によつて床板の起伏形状に応じて屈曲さ
せるようにした構成がある。ところが、前者は表
裏が予め決められてしまつて、裏面の使用ができ
ない等の欠点があり、また後者は裏面の使用はで
きるものの、３つのマツトレス部分に対して合計
４対のフアスナーが必要であるため、材料費と縫
製の手間がかかり、コスト高となるという欠点が
ある。
本考案は以上の欠点を解消し、マツトレスの両
面の使用を、少ないフアスナーによつて合理的に
行なえるようにすることを目的とするものであ
る。以下実施例に基づいて詳細に説明すると次の
通りである。
面の使用を、少ないフアスナーによつて合理的に
行なえるようにすることを目的とするものであ
る。以下実施例に基づいて詳細に説明すると次の
通りである。
符号Ｍはマツトレスを全体的に示すもので、該
マツトレスＡを寝台の床板の起伏形状に応じて、
背部１、腰部２並びに足部３対応個所に３分割す
る。該背部１並びに足部３の腰部２側の上下両端
縁にスライダー４付フアスナー部材５を設ける。
該フアスナー部材５は背部１並びに足部３の夫々
に於いて上下側のものを、夫々開閉方向を逆に構
成すると共に、上下側の夫々に於いて、他の部位
のものと開閉方向を逆に構成する。また前記腰部
２には背部１側上端縁並びに足部３側下端縁に、
前記スライダー付フアスナー５に対応したスライ
ダーなしフアスナー部材６を設ける。図に於い
て、フアスナー部材５，６に沿つて示した矢印は
夫々のフアスナー部材５，６を連結状態、即ち閉
とするためのスライダー４の移動方向を示すもの
である。かかる方向は勿論、開とするための移動
方向を示すものとしても良いことは勿論である。
マツトレスＡを寝台の床板の起伏形状に応じて、
背部１、腰部２並びに足部３対応個所に３分割す
る。該背部１並びに足部３の腰部２側の上下両端
縁にスライダー４付フアスナー部材５を設ける。
該フアスナー部材５は背部１並びに足部３の夫々
に於いて上下側のものを、夫々開閉方向を逆に構
成すると共に、上下側の夫々に於いて、他の部位
のものと開閉方向を逆に構成する。また前記腰部
２には背部１側上端縁並びに足部３側下端縁に、
前記スライダー付フアスナー５に対応したスライ
ダーなしフアスナー部材６を設ける。図に於い
て、フアスナー部材５，６に沿つて示した矢印は
夫々のフアスナー部材５，６を連結状態、即ち閉
とするためのスライダー４の移動方向を示すもの
である。かかる方向は勿論、開とするための移動
方向を示すものとしても良いことは勿論である。
しかして、第１図の状態に於けるマツトレスＭ
の夫々の部位の上面をＡ面、下面をＢ面として本
考案の使用方法を説明する。まず第１図の状態に
於いて、腰部２のスライダーなしフアスナー部材
６と、対応する背部１並び足部３のスライダー付
フアスナー部材５を連結することにより、夫々の
部位を、Ａ面を表面として、第２図ａに示すよう
に屈曲自在に連結することができ、床板起伏式寝
台に於ける床板の起伏に追従することができる。
次に第１図の状態のマツトレスＭの部位の全てを
裏返すと、第２図ｂの状態となるが、この状態で
は床板の起伏に適応した連結を行なうことができ
ない。そこで第２図ｂの状態の腰部２を、180度
旋回すると第２図Ｃの状態になり、かかる状態は
全ての部位に於いてＢ面が上面となつている他
は、スライダー付並びにスライダーなしフアスナ
ー部材５，６の相対関係が第１図の状態と同様で
あり、従つて対応するフアスナー部材５，６を連
結することにより、夫々の部位をＢ面を表面とし
て、第２図ｄに示すように屈曲自在に連結するこ
とができ、床板の起伏に追従することができる。
本考案はこのように夫々の部位の両面を使用して
床板の起伏に追従し得るマツトレスＭを構成する
ことができ、汚れや部分的な損傷に対応すること
ができる。
の夫々の部位の上面をＡ面、下面をＢ面として本
考案の使用方法を説明する。まず第１図の状態に
於いて、腰部２のスライダーなしフアスナー部材
６と、対応する背部１並び足部３のスライダー付
フアスナー部材５を連結することにより、夫々の
部位を、Ａ面を表面として、第２図ａに示すよう
に屈曲自在に連結することができ、床板起伏式寝
台に於ける床板の起伏に追従することができる。
次に第１図の状態のマツトレスＭの部位の全てを
裏返すと、第２図ｂの状態となるが、この状態で
は床板の起伏に適応した連結を行なうことができ
ない。そこで第２図ｂの状態の腰部２を、180度
旋回すると第２図Ｃの状態になり、かかる状態は
全ての部位に於いてＢ面が上面となつている他
は、スライダー付並びにスライダーなしフアスナ
ー部材５，６の相対関係が第１図の状態と同様で
あり、従つて対応するフアスナー部材５，６を連
結することにより、夫々の部位をＢ面を表面とし
て、第２図ｄに示すように屈曲自在に連結するこ
とができ、床板の起伏に追従することができる。
本考案はこのように夫々の部位の両面を使用して
床板の起伏に追従し得るマツトレスＭを構成する
ことができ、汚れや部分的な損傷に対応すること
ができる。
次に第１図の状態に於いて、腰部２だけを裏返
すと共に、これを180度旋回すると第３図ａの状
態となつて、フアスナー部材５，６の相対関係が
第１図の状態と同様となり、こうして前述と同様
に床板の起伏に追従し得るマツトレスＭを構成し
得る。このように、体重によつて一番圧縮され易
い腰部２のみを裏返して使用することもできる。
また逆に第１図に於いて、腰部２はそのままとし
て背部１または足部３を裏返しても、第３図ｂに
示すようにフアスナー部材５，６の相対関係を同
様とすることができ、こうして床板の起伏に追従
し得るマツトレスＭを構成することもできる。
すと共に、これを180度旋回すると第３図ａの状
態となつて、フアスナー部材５，６の相対関係が
第１図の状態と同様となり、こうして前述と同様
に床板の起伏に追従し得るマツトレスＭを構成し
得る。このように、体重によつて一番圧縮され易
い腰部２のみを裏返して使用することもできる。
また逆に第１図に於いて、腰部２はそのままとし
て背部１または足部３を裏返しても、第３図ｂに
示すようにフアスナー部材５，６の相対関係を同
様とすることができ、こうして床板の起伏に追従
し得るマツトレスＭを構成することもできる。
本考案は以上の通り、３分割したマツトレスに
於いて、４個のスライダー付フアスナー部材と、
２個のスライダーなしフアスナー部材を合理的に
配置して連結することにより、床板起伏式寝台の
床板の起伏形状に追従し得るマツトレスを容易に
構成することができ、殊に本考案は、マツトレス
の各部位の両面をいろいろな態様で使用すること
ができるので、全体的あるいは部分的な汚れや損
傷に容易に対応することができると共に、長期使
用に際して効果的なローテーシヨンを容易に行な
えるという特徴がある。そして本考案は前述した
通り、従来と比較してフアスナー部材の数が少な
いので材料費、縫製コストを低減し得るという特
徴がある。
於いて、４個のスライダー付フアスナー部材と、
２個のスライダーなしフアスナー部材を合理的に
配置して連結することにより、床板起伏式寝台の
床板の起伏形状に追従し得るマツトレスを容易に
構成することができ、殊に本考案は、マツトレス
の各部位の両面をいろいろな態様で使用すること
ができるので、全体的あるいは部分的な汚れや損
傷に容易に対応することができると共に、長期使
用に際して効果的なローテーシヨンを容易に行な
えるという特徴がある。そして本考案は前述した
通り、従来と比較してフアスナー部材の数が少な
いので材料費、縫製コストを低減し得るという特
徴がある。
第１図は本考案の実施例の斜視説明図、第２図
ａ，ｄは本考案の使用状態側面説明図、第２図
ｂ，ｃ並びに第３図ａ，ｂは各部位の配置転換状
態を示す斜視説明図である。 符号Ｍ……マツトレス、１……背部、２……腰
部、３……足部、４……スライダー、５……スラ
イダー付フアスナー部材、６……スライダーなし
フアスナー部材。
ａ，ｄは本考案の使用状態側面説明図、第２図
ｂ，ｃ並びに第３図ａ，ｂは各部位の配置転換状
態を示す斜視説明図である。 符号Ｍ……マツトレス、１……背部、２……腰
部、３……足部、４……スライダー、５……スラ
イダー付フアスナー部材、６……スライダーなし
フアスナー部材。
Claims (1)
- マツトレスを寝台の床板起伏形状に応じて背
部、腰部並びに足部対応個所に３分割すると共
に、該背部並びに足部の腰部側上下両端縁にスラ
イダー付フアスナー部材を設け、該フアスナー部
材は背部並びに足部の夫々に於いて上下側のもの
を、夫々開閉方向を逆に構成すると共に、上下側
の夫々に於いて、他の部位のものと開閉方向を逆
に構成し、前記腰部には背部側上端縁並びに足部
側下端縁に、前記スライダー付フアスナー部材に
対応したスライダーなしフアスナー部材を設けた
ことを特徴とする床板起伏式寝台用マツトレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20397883U JPS60109464U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 床板起伏式寝台用マツトレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20397883U JPS60109464U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 床板起伏式寝台用マツトレス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109464U JPS60109464U (ja) | 1985-07-25 |
| JPS638300Y2 true JPS638300Y2 (ja) | 1988-03-12 |
Family
ID=30766381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20397883U Granted JPS60109464U (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 床板起伏式寝台用マツトレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109464U (ja) |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP20397883U patent/JPS60109464U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109464U (ja) | 1985-07-25 |
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