JPS6017164Y2 - 寝台の床部の構成 - Google Patents
寝台の床部の構成Info
- Publication number
- JPS6017164Y2 JPS6017164Y2 JP1979164087U JP16408779U JPS6017164Y2 JP S6017164 Y2 JPS6017164 Y2 JP S6017164Y2 JP 1979164087 U JP1979164087 U JP 1979164087U JP 16408779 U JP16408779 U JP 16408779U JP S6017164 Y2 JPS6017164 Y2 JP S6017164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- bed
- steel wire
- side plates
- leaf springs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マツトレスを載置すべく矩形状に形成された
寝台の床部において、その床部の部分的な弾力性が異な
るようにして成る寝台の床部の構成に関するものである
。
寝台の床部において、その床部の部分的な弾力性が異な
るようにして成る寝台の床部の構成に関するものである
。
一般に、寝台装置は、一対の側板及び端板とによって矩
形状の基体を構威し、この基体の上面に床部を設け、こ
の床部にマツトレスを載置するようにしている。
形状の基体を構威し、この基体の上面に床部を設け、こ
の床部にマツトレスを載置するようにしている。
しかし、一部のものにおいては、寝心地を向上させるた
め、床部全面に弾力性を有する板ばねとかネットを具備
したものがあるが、これらはコストを大巾に上昇させる
といった欠点があった。
め、床部全面に弾力性を有する板ばねとかネットを具備
したものがあるが、これらはコストを大巾に上昇させる
といった欠点があった。
そこで、最近この欠点を改良すべく、実公昭５４−２３
５３１の如く、矩形状に形成された基体の長手方向の略
中央部の側板間にだけ板ばねを架設し、その他の部位に
床板を架設し、略中央部のみ弾性を有する床部としたも
のがある。
５３１の如く、矩形状に形成された基体の長手方向の略
中央部の側板間にだけ板ばねを架設し、その他の部位に
床板を架設し、略中央部のみ弾性を有する床部としたも
のがある。
しかしながら、上記の如き構成からなる寝台の床部では
、従来と同様、床部にかかる負荷全体が側板にかかる点
は改良されず、大きな強度を有する側板でななければな
らない。
、従来と同様、床部にかかる負荷全体が側板にかかる点
は改良されず、大きな強度を有する側板でななければな
らない。
又、板ばねの弾性が一定であるため、腰のあたりに大き
な荷置のかかる使用者の場合、腰が沈みすぎて寝づらか
ったり、又腰のあたりの荷重が小さな使用者の場合、板
ばねの効果が十分に発揮されないといった不具合があり
、使用者個人に良好な寝心地を提供するには、弾力性の
異なる数種類の板ばねから選択せねばならないといった
欠点がある。
な荷置のかかる使用者の場合、腰が沈みすぎて寝づらか
ったり、又腰のあたりの荷重が小さな使用者の場合、板
ばねの効果が十分に発揮されないといった不具合があり
、使用者個人に良好な寝心地を提供するには、弾力性の
異なる数種類の板ばねから選択せねばならないといった
欠点がある。
又、床板と板ばねでは弾力性が大きく異なるため、それ
らの境界部に大きな荷重がかかった場合、床板と板ばね
の間に大きな段差を生じ、該段差により床部に載置され
ているマツトレスの表布地が、損傷しやすいといった不
具合もある。
らの境界部に大きな荷重がかかった場合、床板と板ばね
の間に大きな段差を生じ、該段差により床部に載置され
ているマツトレスの表布地が、損傷しやすいといった不
具合もある。
そこで本考案によれば、かかる欠点及び不具合を除去し
た寝台の床部の構成を提供することにあり、その要旨と
するところは、２枚の床板と一対の側板で一体の基体と
し、２枚の床板の間に弾力性を有する板ばねを数本架設
し、そのうち１本以上の板ばねの弾力性を可変として床
部を構威し、前記床板によって床部を支えることにより
、側板にかかる負荷及びマツトレスの表布地の損傷を軽
減し、かつ使用者の身体に合せて良好な寝心地を得るこ
とのできる寝台の床部の構成を提供することをその目的
とするものである。
た寝台の床部の構成を提供することにあり、その要旨と
するところは、２枚の床板と一対の側板で一体の基体と
し、２枚の床板の間に弾力性を有する板ばねを数本架設
し、そのうち１本以上の板ばねの弾力性を可変として床
部を構威し、前記床板によって床部を支えることにより
、側板にかかる負荷及びマツトレスの表布地の損傷を軽
減し、かつ使用者の身体に合せて良好な寝心地を得るこ
とのできる寝台の床部の構成を提供することをその目的
とするものである。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
寝台１は、第１図に示す如く、基体２と、該基体２に取
付けられたヘッドボード３と、そして脚４とよりなる。
付けられたヘッドボード３と、そして脚４とよりなる。
該基体２は、一対の側板５と床部６とよりなり、該床部
６は、２枚の床板７ａ・７ｂと、そして該床板７ａ・７
ｂの間に設けられた数本の板ばね８とよりなる。
６は、２枚の床板７ａ・７ｂと、そして該床板７ａ・７
ｂの間に設けられた数本の板ばね８とよりなる。
９は前記一対の側板５の内側に取付けられた桟であり、
また１０は該桟１１の上に貼付けられた可撓片で、長手
方向に一定間隔にて６個の凹部１０ａが、各々凸部と交
互になるように形成されている。
また１０は該桟１１の上に貼付けられた可撓片で、長手
方向に一定間隔にて６個の凹部１０ａが、各々凸部と交
互になるように形成されている。
次に、本考案の要部の構成を図面に基づいて説明すると
、一対の側板５と２枚の床板７ａ・７ｂは、ブラケット
１１とボルト１２にて連結されている。
、一対の側板５と２枚の床板７ａ・７ｂは、ブラケット
１１とボルト１２にて連結されている。
該床板７ａ、７ｂに各２個の脚４が係合されている。
又、板ばね８は、全て同一の太さで、弾力性を有し、そ
の両端は、桟９上の可撓片１０の凹部１０ａに嵌め込ま
れている。
の両端は、桟９上の可撓片１０の凹部１０ａに嵌め込ま
れている。
又、板ばね８のうち２本の板ばね８ａは、裏側に鋼線１
３引掛金具１４、支持受具１５、線受金具１６、ノ１ン
ドルレバー１７、コイルスプリング１８、そしてナツト
１９を有している。
３引掛金具１４、支持受具１５、線受金具１６、ノ１ン
ドルレバー１７、コイルスプリング１８、そしてナツト
１９を有している。
尚、バンドルレバー１７は、側板７ａ（７ｂ）と床との
間に形成される空間を介して片手で操作できるようにな
っている。
間に形成される空間を介して片手で操作できるようにな
っている。
以上の如く本考案によれば、寝台の床部に板ばねを含む
構成をした基体において、２枚の床板と一対の側板で一
体化し、この床板に直接脚を取付ける構造としたため、
マツトレスを載置した状態においても床部にかかる全負
荷のうちの大部分は床板にかかるので、一対の側板にか
かる負荷は、板ばねの部分に限られるため非常に小さく
なり、側板の強度低減が可能であり、重量低減によるコ
ストダウン、しいては断面積低減によるデザインの多様
性付加といった効果がある。
構成をした基体において、２枚の床板と一対の側板で一
体化し、この床板に直接脚を取付ける構造としたため、
マツトレスを載置した状態においても床部にかかる全負
荷のうちの大部分は床板にかかるので、一対の側板にか
かる負荷は、板ばねの部分に限られるため非常に小さく
なり、側板の強度低減が可能であり、重量低減によるコ
ストダウン、しいては断面積低減によるデザインの多様
性付加といった効果がある。
また、弾力性を有する数本の板ばねのうち適数本の板ば
ねは使用者が容易に配置及び弾力性を変えることができ
る構成としたため、床板部との弾力性の差も容易に変え
ることができ、マツトレスの表布地の損傷を軽減すると
ともに、寝心地改良をねらいとした従来の寝台と比較し
、使用者自身に合った寝心地が得られるといった実用上
非常に優れた効果がある。
ねは使用者が容易に配置及び弾力性を変えることができ
る構成としたため、床板部との弾力性の差も容易に変え
ることができ、マツトレスの表布地の損傷を軽減すると
ともに、寝心地改良をねらいとした従来の寝台と比較し
、使用者自身に合った寝心地が得られるといった実用上
非常に優れた効果がある。
更に、鋼線の張力を変えるバンドルレバーは、板ばねの
裏側に配設され且つ側板の間に位置しているので、バン
ドルレバーは、寝台近傍に立つ者の視界の範囲外におか
れ、寝台の外観が損われることがない。
裏側に配設され且つ側板の間に位置しているので、バン
ドルレバーは、寝台近傍に立つ者の視界の範囲外におか
れ、寝台の外観が損われることがない。
同時に、バンドルレバーへのアクセスは、側板と床との
間の空間を介して何の煩わしさもなく片手で行なうこと
ができるので、バンドルレバーを回動することによって
鋼線の張力を容易に変更することができる。
間の空間を介して何の煩わしさもなく片手で行なうこと
ができるので、バンドルレバーを回動することによって
鋼線の張力を容易に変更することができる。
図は全て本考案寝台の床部の構成の一実施例を示すもの
で、第１図は全体の斜視図、第２図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿って切断した断面図、第３図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿って切断した断面図、第４図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿って切断した断面図、第５図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿った板ばねの正面図、そして第６図は第５図のＥ
方向より見た平面図。 １：寝台、２：基体、３：へラドボード、４：脚、５：
側板、７ａ・７ｂ：床板、８・８ａ：板ばね。
で、第１図は全体の斜視図、第２図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿って切断した断面図、第３図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿って切断した断面図、第４図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿って切断した断面図、第５図は第１面矢示Ｃ−Ｃ
線に沿った板ばねの正面図、そして第６図は第５図のＥ
方向より見た平面図。 １：寝台、２：基体、３：へラドボード、４：脚、５：
側板、７ａ・７ｂ：床板、８・８ａ：板ばね。
Claims (1)
- 一対の側板および該側板の両端部に配設された２枚の床
板によって一体的に形成され、且つ中央部付近に空間を
有する矩形状の基体と、前記側板間に架設され且つ前記
中央の空間部に配設された弾力性を有する複数の板ばね
と、該板ばねのうちの適数本の裏側に張設された鋼線と
、前記板ばねの裏側であって前記鋼線に連結され、回動
すると前記鋼線の張力を変えるレバーと、前記床板に直
結された脚部とからなり、前記側板と床との間に形成さ
れた空間から前記レバーを操作できるようにした、寝台
の床部の構成。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979164087U JPS6017164Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 寝台の床部の構成 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979164087U JPS6017164Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 寝台の床部の構成 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5680745U JPS5680745U (ja) | 1981-06-30 |
| JPS6017164Y2 true JPS6017164Y2 (ja) | 1985-05-27 |
Family
ID=29675045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979164087U Expired JPS6017164Y2 (ja) | 1979-11-27 | 1979-11-27 | 寝台の床部の構成 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6017164Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4732085U (ja) * | 1971-04-28 | 1972-12-11 |
-
1979
- 1979-11-27 JP JP1979164087U patent/JPS6017164Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4732085U (ja) * | 1971-04-28 | 1972-12-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5680745U (ja) | 1981-06-30 |
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