JP3241882U - マットレスカバー、トッパーカバーおよび寝具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベッドメイキングにおいて客室スタッフに煩雑な作業を強いることなく、またメンテナンスに優れたマットレスカバー、トッパーカバーおよび寝具を提供する。【解決手段】マットレスカバー11においては、マットレスMに被せるボックス状のカバー部110と、カバー部において、マットレスの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタン112と、を備える。【選択図】図2

Description

本考案は、マットレスカバー、トッパーカバーおよび寝具に関する。
現在、ホテルや旅館等において、客室に配置されたベッドのマットレスやトッパーにシーツを取り付けるベッドメイキングを客室スタッフが行っている。このようなベッドメイキングにおいては、マットレスの頭部側の端部にシーツの一方の端部を被せ、マットレスの脚部側の端部についてもシーツの他方の端部を被せると共に、シーツの側部を整えることにより美しい仕上がり具合を実現している。
ところで、従来、一人でベッドに掛けることができ、また位置ズレすることなく安定するボックスシーツが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
登録実用新案第3005803号公報
しかしながら、ボックスシーツをベッドのマットレスやトッパーに取り付ける場合、客室スタッフはベッドの頭部側が部屋の壁等に接触していると作業し難いため、マットレスやトッパーを壁際から移動して位置をずらしたり、美しい仕上がり具合を実現するためにシーツのしわを伸ばす等の作業が必要である。
したがって、客室スタッフはベッドメイキングにおいて多くの時間を要すると共に煩雑な作業を強いられていた。また、ボックスシーツにおいては立体裁断により作られているため、製造コストおよび洗濯コストがかさんでいた。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、ベッドメイキングにおいて客室スタッフに煩雑な作業を強いることなく、またメンテナンスに優れたマットレスカバー、トッパーカバーおよび寝具を提供することを目的としている。
かかる課題を解決するため本考案のマットレスカバーにおいては、マットレスに被せるボックス状のカバー部と、前記カバー部において、前記マットレスの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、を備えることを特徴とする。
前記カバー部は、前記マットレスの前記頭部および前記脚部に加えて前記マットレスの側部と対応する位置にも前記ボタンが予め取り付けられていることが好ましい。
前記カバー部は、前記ボタンが一定の間隔で設けられていることが好ましい。
かかる課題を解決するため本考案のトッパーカバーにおいては、トッパーに被せるボックス状のカバー部と、前記カバー部において、前記トッパーの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、を備えることを特徴とする。
前記カバー部は、前記トッパーの前記頭部および前記脚部に加えて前記トッパーの側部と対応する位置にも前記ボタンが予め取り付けられていることが好ましい。
前記カバー部は、前記ボタンが一定の間隔で設けられていることが好ましい。
かかる課題を解決するため本考案の寝具においては、マットレスに被せるボックス状のカバー部と、前記カバー部において、前記マットレスの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、を備えるマットレスカバーと、前記マットレスカバーの前記ボタンと対応する位置に予めボタンホールが設けられたマットレスシーツと、を備えることを特徴とする。
かかる課題を解決するため本考案の寝具においては、トッパーに被せるボックス状のカバー部と、前記カバー部において、前記トッパーの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、を備えるトッパーカバーと、前記トッパーカバーの前記ボタンと対応する位置に予めボタンホールが設けられたトッパーシーツと、を備えることを特徴とする。
本考案によれば、ベッドメイキングにおいて客室スタッフに煩雑な作業を強いることなく、またメンテナンスに優れたマットレスカバー、トッパーカバーおよび寝具を実現することができる。
本考案の実施の形態における寝具の構成を示す斜視図である。 本考案の実施の形態におけるマットレスカバーの構成を示す斜視図である。 本考案の実施の形態におけるトッパーカバーの構成を示す斜視図である。
(1)実施の形態の概要
まず、本願において開示される考案の代表的な実施の形態について概要を説明する。なお、以下の説明では、一例として、考案の構成要素に対応する図面上の参照符号を、括弧を付して記載している。
(1-1)
本考案のマットレスカバー(11)においては、マットレス(M)に被せるボックス状のカバー部(110)と、カバー部(110)において、マットレス(M)の少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタン(112)と、を備える。
本考案において、カバー部(110)は、マットレス(M)の頭部および脚部に加えてマットレス(M)の側部と対応する位置にもボタン(112)が予め取り付けられている。
本考案において、カバー部(110)は、ボタン(112)が一定の間隔で設けられている。
本考案のトッパーカバー(21)においては、トッパー(T)に被せるボックス状のカバー部(210)と、カバー部(210)において、トッパー(T)の少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタン(212)と、を備える。
本考案において、カバー部(210)は、トッパー(T)の頭部および脚部に加えてトッパー(T)の側部と対応する位置にもボタン(212)が予め取り付けられている。
本考案において、カバー部(210)は、ボタン(212)が一定の間隔で設けられている。
本考案の寝具においては、マットレス(M)に被せるボックス状のカバー部(110)と、カバー部(110)において、マットレス(M)の少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタン(112)と、を備えるマットレスカバー(11)と、マットレスカバー(11)のボタン(112)と対応する位置に予めボタンホール(122)が設けられたマットレスシーツ(12)と、を備える。
本考案の寝具においては、トッパー(T)に被せるボックス状のカバー部(210)と、カバー部(210)において、トッパー(T)の少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタン(212)と、を備えるトッパーカバー(21)と、トッパーカバー(21)のボタン(212)と対応する位置に予めボタンホール(222)が設けられたトッパーシーツ(22)と、を備える。
(2)実施の形態
以下の説明において、マットレスMやトッパーTが地上と水平に載置された状態を基準として、上側または上方、下側または下方を上下方向(重力方向)とし、マットレスMやトッパーTが載置された面と平行な方向を水平方向として以下説明する。但し、この上下方向、水平方向については、説明の便宜上用いられるのであって、マットレスMやトッパーTの載置される使用状況によっては異なる方向として定義することができる。なお、長手方向において矢印aで示す方向を頭部側、矢印bで示す方向を脚部側と呼ぶ場合があるものとする。
<寝具システム>
図1乃至図3に示すように、本実施の形態において、寝具システム100は、マットレスM、マットレスカバー11、マットレスシーツ12からなるマットレスセット1(図2)、および、トッパーT、トッパーカバー21、トッパーシーツ22からなるトッパーセット2(図3)を有している。
なお、図1では、便宜上、マットレスMにマットレスカバー11だけを被せて、マットレスカバー11にはマットレスシーツ12が被せられていない状態を示しており、トッパーTにトッパーカバー21だけを被せて、トッパーカバー21にはトッパーシーツ22が被せられていない状態を示している。
マットレスカバー11は、マットレスM(図2)に被せて用いるカバーであるが、実際に使用する際には、マットレスカバー11にマットレスシーツ12が被せられる。また、トッパーカバー21はトッパーT(図3)に被せて用いるカバーであるが、実際に使用する際には、トッパーカバー21にトッパーシーツ22が被せられる。
寝具システム100では、マットレスセット1の上にトッパーセット2を重ねた状態で使用されることを想定している。但し、これに限るものではなく、寝具システム100としては、マットレスセット1の上にトッパーセット2を重ねることなく、マットレスセット1だけで使用されること、またはマットレスセット1を用いることなくトッパーセット2だけで使用されることも有り得るものとする。
<マットレスセット>
図2に示すように、寝具としてのマットレスセット1は、マットレスM、そのマットレスMの上から被せるように取り付けるマットレスカバー11、および、そのマットレスカバー11の上から被せるように取り付けるマットレスシーツ12を有している。但し、寝具としてのマットレスセット1は、マットレスカバー11およびマットレスシーツ12だけで構成してもよく、または、マットレスシーツ12を用いることなくマットレスカバー11単体で構成してもよい。
なお、マットレスMは、ベッドフレーム5(図1)に取り付けられた図示しないスノコ等の床板(図示せず)の上に載置されて用いられる。図1においてマットレスMは、ベッドフレーム5のヘッドボード51に頭部側(矢印b方向)が配置されている。但し、マットレスMは、厳密に頭部側、脚部側と分けられているわけではなく、あくまで使用者によってどちら側を頭部側または脚部側と設定してもよい。
<マットレスカバー>
マットレスセット1のマットレスカバー11は、マットレスMを上側から被せるように取り付けることが可能なボックス形状を有するカバー部110と、そのカバー部110においてマットレスMの頭部、脚部および側部と対応する位置に予め取り付けられた複数のボタン112と、を備えている。
マットレスカバー11のカバー部110は、マットレスMを容易に覆うことが可能なボックス形状に予め形成された布地で構成されている。但し、これに限るものではなく、カバー部110がフラットな布地で構成されていてもよい。
マットレスカバー11のカバー部110は、当該カバー部110がマットレスMに被せられたとき、マットレスMの頭部および脚部と対応する端面110aおよび端面110bの両側端部に対し、水平方向に一定の間隔でボタン112が取り付けられている。
この場合、カバー部110の一方の端面110aに2個のボタン112(図2では不図示)、他方の端面110bに2個のボタン112が配置されている。すなわち、カバー部110の頭部側の端面110aおよび脚部側の端面110bには合計4個のボタン112が配置されている。
なお、カバー部110の端面110a、および、端面110bに対してそれぞれボタン112が2個ずつ取り付けられる必要は必ずしもなく、端面110a、端面110b対して水平方向に一定の間隔で少なくとも2個以上あれば複数個のボタン112が取り付けられていてもよい。
また、マットレスカバー11のカバー部110においては、マットレスMの側部と対応する2つの側面110c、110cの中央および両側端部にそれぞれボタン112が水平方向に一定の間隔で3個取り付けられている。
この場合も、カバー部110の側面110c、110cに対してボタン112がそれぞれ3個ずつ取り付けられる必要は必ずしもなく、側面110c、110c対して水平方向に一定の間隔で少なくとも2個以上取り付けられていればよい。
つまり、マットレスカバー11のカバー部110の端面110a、110b、側面110cに取り付けられる複数のボタン112は、作業者の作業負担、製品強度、および、マットレスMのサイズ、マットレスシーツ12がマットレスカバー11に取り付けられたときの仕上がり具合等を考慮した任意の個数が取り付けられていればよい。
複数のボタン112は、カバー部110の端面110a、端面110b、側面110cの高さ方向における中央よりも上側寄りの位置に取り付けられている。但し、これに限らず、複数のボタン112は、端面110a、端面110b、側面110cの高さ方向における中央の位置や、中央よりも下側寄りの位置に取り付けられていてもよい。
この場合、カバー部110は、マットレスMの頭部と対応する端面110a、および、マットレスMの脚部と対応する端面110bの何れにも同じ場所および同じ高さ位置に複数のボタン112が取り付けられている。したがって、マットレスカバー11においては、マットレスMの頭部および脚部に対して端面110a、110bのどちら側が配置されてもよい。
<マットレスシーツ>
一方、マットレスセット1のマットレスシーツ12においては、マットレスカバー11を容易に覆うことが可能な大きさのフラットな布地からなるシーツ本体120と、マットレスカバー11のカバー部110の端面110a、端面110bおよび2つの側面110c、110cに取り付けられた複数のボタン112と対応するシーツ本体120の位置にそれぞれ設けられた複数のボタンホール122とを有している。
具体的には、マットレスシーツ12において、マットレスカバー11のカバー部110の端面110a、端面110bと対応するシーツ本体120の両側端部には、一定の間隔で2個のボタンホール122が形成されている。
具体的には、マットレスシーツ12のシーツ本体120における両側端部に設けられた2個のボタンホール122同士の間隔は、カバー部110の端面110a、端面110bに取り付けられた2個のボタン112同士の間隔と等しい。
また、マットレスシーツ12において、カバー部110の側面110c、110cと対応するシーツ本体120の端部には長手方向(矢印ab)に沿って一定の間隔で3個のボタンホール122が形成されている。
この場合も、マットレスシーツ12のシーツ本体120の端部に設けられた3個のボタンホール122同士の間隔は、カバー部110の側面110c、110cに取り付けられた複数のボタン112同士の間隔と等しい。
<マットレスセットのセットアップ>
続いて、マットレスセット1のセットアップすなわちベッドメイキングの流れについて説明する。マットレスセット1では、最初に、マットレスMの上からマットレスカバー11のカバー部110が被せられた状態で納入されている。
この場合、マットレスMとマットレスカバー11とが一体となるため、見た目には、あたかもマットレスMの周囲に10個のボタン112が配置されているように感じられる。
客室スタッフは、マットレスMと一体化されたマットレスカバー11のカバー部110の上からマットレスシーツ12のシーツ本体120を被せ、カバー部110の複数のボタン112と、マットレスシーツ12の複数のボタンホール122とをそれぞれ対応するように配置させる。
客室スタッフは、マットレスカバー11のカバー部110における頭部側の端面110aに取り付けられた2個のボタン112、および、部屋の壁W側に配置される一方の側面110cに取り付けられた3個のボタン112についてのみ、マットレスシーツ12のシーツ本体120に設けられたボタンホール122で留める。
そして客室スタッフは、マットレスシーツ12のシーツ本体120のうちマットレスカバー11のボタン112を留めていない側の端部を、マットレスカバー11の脚部側の端面110bおよび他方の側面110cの下に入れ込むことにより整える。かくして客室スタッフは、マットレスカバー11に対してマットレスシーツ12を容易かつ短時間のうちに皺なく綺麗に取り付けることができる。
これにより、マットレスシーツ12のシーツ本体120により、マットレスカバー11の脚部側の端面110bに取り付けられた2個のボタン112、および、マットレスカバー11の側面110cに取り付けられた3個のボタン112が隠蔽されるので、見た目に違和感のない状態でセットアップが終了する。
なお、マットレスカバー11の頭部側の端面110aに取り付けられた2個のボタン112は、ベッドフレーム5のヘッドボード51によって見えなくなり、部屋の壁W側となるマットレスカバー11の側面110cに取り付けられた3個のボタン112については、壁Wの存在によって見えなくなる。
また、マットレスシーツ12のシーツ本体120は、ボタンホール122の部分まで生地が存在すれば十分に足りるので、従来のシーツと比較して、その分だけ生地を節約して小型化することができる。マットレスシーツ12の小型化は、収納スペースに対する省スペース化に貢献することに加えて、製造コスト、輸送コスト、および、洗濯コストについても削減することもできる。
さらに、マットレスセット1においては、マットレスMに直接ボタン112が取り付けられておらず、マットレスカバー11のカバー部110にボタン112が取り付けられている。このため、ボタン112が破損したり、紛失した場合でも、マットレスM自体を修理する必要はなく、小型軽量のマットレスカバー11のカバー部110に対してボタン112を交換する等すればよく、メンテナンス性に優れている。
また、既に存在するマットレスMには、マットレスカバー11を取り付けるだけで、マットレスセット1を形成することができるので、マットレスMの側面にボタン112を直接取り付けたり、ボタン112が予め取り付けられたマットレスMに取り換える必要がなく、汎用性に優れている。
<トッパーセット>
図3に示すように、寝具としてのトッパーセット2は、トッパーT、そのトッパーTの上から被せるように取り付けるトッパーカバー21、および、そのトッパーカバー21の上から被せるように取り付けるトッパーシーツ22を有している。但し、寝具としてのトッパーセット2は、トッパーカバー21およびトッパーシーツ22だけで構成してもよく、または、トッパーシーツ22を用いることなくトッパーカバー21単体で構成してもよい。
また、トッパーTは、ベッドフレーム5のヘッドボード51に頭部側(矢印b方向)が配置されている。但し、トッパーTは、厳密に頭部側、脚部側と分けられているわけではなく、あくまで使用者によってどちら側を頭部側または脚部側と設定してもよい。
<トッパーカバー>
図3に示すように、トッパーカバー21は、トッパーTを上側から被せるように取り付けることが可能なボックス形状を有するカバー部210と、そのカバー部210においてトッパーTの頭部、脚部および側部と対応する位置に予め取り付けられた複数のボタン212と、を備えている。
トッパーカバー21のカバー部210は、トッパーTを容易に覆うことが可能なボックス形状に予め形成された布地で構成されている。但し、これに限るものではなく、トッパーカバー21のカバー部210がフラットな布地で構成されていてもよい。
トッパーカバー21のカバー部210は、当該カバー部210がトッパーTに被せられたとき、トッパーTの頭部および脚部と対応する端面210aおよび端面210bの両側端部に水平方向に一定の間隔でボタン212が取り付けられている。
この場合、カバー部210の一方の端面210aに2個のボタン212(図3では不図示)、他方の端面210bに2個のボタン212が配置されている。すなわちカバー部210の頭部側の端面110aおよび脚部側の端面110bには合計4個のボタン212が配置されている。
なお、カバー部210の端面210a、および、端面210bに対してそれぞれボタン212が2個ずつ取り付けられる必要は必ずしもなく、端面210a、端面210b対して水平方向に一定の間隔で少なくとも2個以上あれば複数個のボタン212が取り付けられていてもよい。
また、トッパーカバー21のカバー部210においては、トッパーTの側部と対応する2つの側面210c、210cの中央および両側端部にそれぞれボタン212が水平方向に一定の間隔で取り付けられている。
この場合も、カバー部210の側面210c、210cに対してボタン212がそれぞれ3個ずつ取り付けられる必要は必ずしもなく、側面210c、210c対して水平方向に一定の間隔で少なくとも2個以上取り付けられていればよい。
つまり、トッパーカバー21のカバー部210における端面210a、210b、側面210cにそれぞれ取り付けられる複数のボタン212は、作業者の作業負担、製品強度、および、トッパーTのサイズ、トッパーシーツ22がトッパーカバー21に取り付けられときの仕上がり具合等を考慮した任意の個数が取り付けられていればよい。
複数のボタン212は、カバー部210の端面210a、端面210b、側面210cの高さ方向における中央よりも上側寄りの位置に取り付けられている。但し、これに限らず、複数のボタン212は、端面210a、端面210b、側面210cの高さ方向における中央の位置や、中央よりも下側寄りの位置に取り付けられていてもよい。
この場合、トッパーカバー21のカバー部210は、トッパーTの頭部と対応する端面210a、および、トッパーTの脚部と対応する端面210bの何れにも同じ場所および同じ高さ位置に複数のボタン212が取り付けられている。したがって、トッパーカバー21においては、トッパーTの頭部および脚部に対して端面210a、210bのどちら側が配置されてもよい。
<トッパーシーツ>
一方、トッパーセット2のトッパーシーツ22においては、トッパーカバー21を容易に覆うことが可能な大きさのフラットな布地からなるシーツ本体220と、トッパーカバー21のカバー部210の端面210a、端面210bおよび2つの側面210c、210cに取り付けられた複数のボタン212と対応するシーツ本体220の位置にそれぞれ設けられた複数のボタンホール222とを有している。
具体的には、トッパーシーツ22において、カバー部210の端面210a、端面210bと対応するシーツ本体220の端部には、一定の間隔で2個のボタンホール222が形成されている。
具体的には、トッパーシーツ22のシーツ本体220の端部に設けられた2個のボタンホール222同士の間隔は、カバー部210の端面210a、端面210bに取り付けられた2個のボタン212同士の間隔と等しい。
また、トッパーシーツ22において、カバー部210の側面210c、210cと対応するシーツ本体220の端部には一定の間隔で3個のボタンホール222が形成されている。
この場合も、トッパーシーツ22のシーツ本体220の端部に設けられた3個のボタンホール222同士の間隔は、カバー部210の側面210c、210cに取り付けられた複数のボタン212同士の間隔と等しい。
<トッパーセットのセットアップ>
続いて、トッパーセット2のセットアップすなわちベッドメイキングの流れについて説明する。トッパーセット2では、最初に、トッパーTの上からトッパーカバー21のカバー部210が被せられた状態で納入されている。
この場合、トッパーTとトッパーカバー21とが一体となるため、見た目には、あたかもトッパーTの周囲に10個のボタン212が配置されているように感じられる。
客室スタッフは、トッパーTと一体化されたトッパーカバー21のカバー部210の上からトッパーシーツ22のシーツ本体220を被せ、カバー部210の複数のボタン212と、トッパーシーツ22の複数のボタンホール222とをそれぞれ対応するように配置させる。
客室スタッフは、トッパーカバー21のカバー部210における頭部側の端面210aに取り付けられた2個のボタン212、および、部屋の壁W側に配置される一方の側面210cに取り付けられた3個のボタン212についてのみ、トッパーシーツ22のシーツ本体220に設けられたボタンホール222で留める。
そして客室スタッフは、トッパーシーツ22のシーツ本体220のうちトッパーカバー21のボタン212を留めていない側の端部を、トッパーカバー21の脚部側の端面210bおよび他方の側面210cの下に入れ込むことにより整える。かくして客室スタッフは、トッパーカバー21に対してトッパーシーツ22を容易かつ短時間のうちに皺なく綺麗に取り付けることができる。
これにより、トッパーシーツ22のシーツ本体220により、トッパーカバー21の脚部側の端面210bに取り付けられた2個のボタン212、側面210cに取り付けられた3個のボタン212が隠蔽されるので、見た目に違和感のない状態でセットアップが終了する。
なお、トッパーカバー21の頭部側の端面210aに取り付けられた2個のボタン212は、ベッドフレーム5のヘッドボード51によって見えなくなり、部屋の壁W側となるトッパーカバー21の側面210cに取り付けられた3個のボタン212については、壁Wの存在によって見えなくなる。
また、トッパーシーツ22のシーツ本体220は、ボタンホール222の部分まで生地が存在すれば十分に足りるので、従来のシーツと比較して、その分だけ生地を節約して小型化することができる。トッパーシーツ22の小型化は、収納スペースに対する省スペース化に貢献することに加えて、製造コスト、輸送コスト、および、洗濯コストについても削減することもできる。
さらに、トッパーセット2においては、トッパーTに直接ボタン212が取り付けられておらず、トッパーカバー21のカバー部210にボタン212が取り付けられている。このため、ボタン212が破損したり、紛失した場合でも、トッパーT自体を修理する必要はなく、小型軽量のトッパーカバー21のカバー部210に対してボタン212を交換する等すればよく、メンテナンス性に優れている。
また、既に存在するトッパーTには、トッパーカバー21を取り付けるだけで、トッパーセット2を形成することができるので、トッパーTの側面にボタン212を取り付けたり、ボタン212が予め取り付けられたトッパーTに取り換える必要がなく、汎用性に優れている。
(3)他の実施の形態
なお、上述した実施の形態において、マットレスカバー11のカバー部110における側面110c、110c、および、トッパーカバー21のカバー部210における側面210c、210cについても複数のボタン112、212を取り付けるようにした場合について述べた。しかしながら、本考案はこれに限るものではなく、側面110c、210cにはボタン112、212を取り付けないようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において、マットレスカバー11のカバー部110における端面110a、110b、側面110c、110cに複数のボタン212を取り付け、トッパーカバー21のカバー部210における端面210a、210b、側面210c、210cに複数のボタン212を取り付けるようにした場合について述べた。
しかしながら、本考案はこれに限るものではなく、マットレスカバー11においては、マットレスMの頭部、脚部、側部と対応したカバー部110の底面の近傍に複数のボタン112を取り付け、トッパーカバー21においては、トッパーTの頭部、脚部、側部と対応したカバー部210の底面の近傍に複数のボタン212を取り付けるようにしてもよい。
その他、当業者は、従来公知の知見に従い、本考案の寝具としてのマットレスセット1、寝具としてのトッパーセット2を適宜改変し、また各種構成の組み合わせを変更することができる。かかる変更によってもなお本考案の構成を具備する限り、勿論、本考案の範疇に含まれるものである。
1…マットレスセット、2…トッパーセット、5…ベッドフレーム、11…マットレスカバー、12…マットレスシーツ、21…トッパーカバー、22…トッパーシーツ、51…ヘッドボード、100…寝具システム、110、210…カバー部、110a、110b、210a、210b…端面、110c、210c…側面、112、212…ボタン、122、222…ボタンホール。

Claims (8)

  1. マットレスに被せるボックス状のカバー部と、
    前記カバー部において、前記マットレスの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、
    を備えることを特徴とするマットレスカバー。
  2. 前記カバー部は、前記マットレスの前記頭部および前記脚部に加えて前記マットレスの側部と対応する位置にも前記ボタンが予め取り付けられている
    請求項1に記載のマットレスカバー。
  3. 前記カバー部は、前記ボタンが一定の間隔で設けられている
    請求項1または2に記載のマットレスカバー。
  4. トッパーに被せるボックス状のカバー部と、
    前記カバー部において、前記トッパーの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、
    を備えることを特徴とするトッパーカバー。
  5. 前記カバー部は、前記トッパーの前記頭部および前記脚部に加えて前記トッパーの側部と対応する位置にも前記ボタンが予め取り付けられている
    請求項4に記載のトッパーカバー。
  6. 前記カバー部は、前記ボタンが一定の間隔で設けられている
    請求項4または5に記載のトッパーカバー。
  7. マットレスに被せるボックス状のカバー部と、前記カバー部において、前記マットレスの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、
    を備えるマットレスカバーと、
    前記マットレスカバーの前記ボタンと対応する位置に予めボタンホールが設けられたマットレスシーツと、
    を備えることを特徴とする寝具。
  8. トッパーに被せるボックス状のカバー部と、前記カバー部において、前記トッパーの少なくとも頭部および脚部と対応する位置に予め取り付けられたボタンと、を備えるトッパーカバーと、
    前記トッパーカバーの前記ボタンと対応する位置に予めボタンホールが設けられたトッパーシーツと、
    を備えることを特徴とする寝具。
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