JP3125227U - 4分割敷布団 - Google Patents

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實 高崎
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Abstract

【課題】分離して通常の家庭用洗濯機で洗うことができ、また、日干しもできる敷布団を提供する。
【解決手段】中綿層20を表生地10と裏生地30で挟み、表生地10と裏生地30の外周を縫製して4枚の薄袋敷布団1とし、薄袋敷布団1の周辺にスナップボタン50a、50b等の係止部を設ける。使用時には薄袋敷布団1をスナップボタン50a、50b等で結合して4枚の薄袋敷布団1を重ねて通常の厚さの敷布団とする。スナップボタン50a、50b等により簡単に分離でき、各薄袋敷布団1は薄いため、丸めて通常の家庭用洗濯機に入れて洗濯できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、4枚の薄袋敷布団に分離して、家庭用洗濯機で洗濯でき、また日干しもできる4分割敷布団に関する。
近年、ダニ等のハウスダストによるアレルギー体質の人々が増加している。布団にダニ等がいると皮膚炎や喘息、鼻炎等の症状を引き起こすため、アレルギー体質の人々にとっては布団のダニ等をこまめに駆除しなければならない。
一般に布団のダニ等を排除するために、日干しをしている。ダニを死滅させるには50℃程度の温度が必要だが、日干しだけでは布団の内部の温度はそこまで上がらず、全て死滅させることは難しい。また、日干しではダニの糞や死骸までは除去できず、アレルギーの原因を取り除く根本的な解決策とはいえない。
そのため、家庭内でこまめに洗濯できる布団が望まれているが、布団は大きいため、通常家庭で使っている洗濯機では洗うことができない。特に、敷布団はそこに寝る者の体重を支持するため、適度な硬さ、厚みを要求されるが、そのための硬さ、厚みのある敷布団を家庭用洗濯機に入れようとしても、コンパクトに丸めたりすることができず、家庭内での洗濯を困難にしている。
上記事項に鑑み、1枚の布団を複数のパーツに分断し、家庭用洗濯機でも洗うことを可能とした布団が開示されている。
特許文献1の発明は、平面方向に連続して2以上の袋部を備えた外側地と、袋部毎に分割して挿入する中芯から構成される。中芯を層方向に2層以上に分割して小芯材にするとともに、小芯材の各層の中心を折りたたみ可能とし、コンパクト化を図っている。
また、複数の布団ピースが同一平面上に並置され、各布団ピースを連結部材によって分離可能に連結して、部分洗濯可能な布団が開示されている(特許文献2)。
特開2002−345603号公報 特開平9−19346号公報
特許文献1の発明では、簡便な分離が困難であり、こまめに洗濯することが難しいという課題が残る。外側地に設けた複数の小袋毎に、複数の小芯材を挿入する構成であるため、小袋毎にファスナーを開口して、小芯材を重ねて挿入又は取り出しを行わなければならないからである。
また、外側地及び小芯材のそれぞれに折りたたみ部を設ける必要があり、構造が複雑という問題も有する。
特許文献2の発明では、布団ピースの平面寸法は小さくなるが、厚み自体は変らない。このため、丸めることができず、洗濯槽に入れることが困難である。したがって、通常の家庭用洗濯機での十分な洗浄は期待できない。
また、布団ピースが厚いため、たとえ洗濯しても乾燥に時間がかかるという問題もある。
本考案は、中綿層を表生地と裏生地で挟み、前記表生地と裏生地の外周を縫製した4枚の薄袋敷布団と、前記薄袋敷布団の周辺に設けた係止部とを備え、前記薄袋敷布団を前記係止部で結合して4枚の前記薄袋敷布団を重ね、通常の厚さの敷布団を形成することを特徴とする。
また、本考案は前記係止部が、スナップボタン、又は面ファスナーからなることを特徴とする。
更に、本考案は前記薄袋敷布団を、丸めて家庭用洗濯機で洗濯できる大きさにすることを特徴とする。
更に、本考案は前記薄袋敷布団は、同じサイズであることを特徴とする。
本発明によると、一つの敷布団を複数の薄袋敷布団に分離できる。それぞれの薄袋敷布団は十分に薄いため、丸めて通常の家庭用洗濯機で洗うことができる。同時に、短時間での乾燥が可能である。
また、本発明では日干しする場合でも、敷布団の中に生息するダニ等を簡単に死滅させることができる。薄袋敷布団の厚みが薄いため、敷布団内部の温度はダニ等が死滅する50℃前後まで上がるからである。
更に、各薄袋敷布団にスナップボタン等を使うことで、分離、結合が簡易である。
更に、全ての薄袋敷布団が同じサイズであるため、任意の順序で薄袋敷布団を結合しても、同じように使用できる。
更に、全ての薄袋敷布団が同じサイズであるため、表生地の消耗度に応じて、消耗度の低い表生地の薄袋敷布団を一番上にすれば、永く快適に使用できる。
更に、全ての薄袋敷布団が同じサイズであるため、薄袋敷布団ごとに異なる色や模様を施すと、順番を入れ替えるだけで、様々な色や模様の敷布団として楽しむことができる。
図1は、本発明による4分割敷布団の分解斜視図である。図2は、本発明による薄袋敷布団の断面図である。図3は、本発明による4分割敷布団の斜視図である。
図1を参照して本発明による4分割敷布団の概略的構成について説明する。図1は本発明による4分割敷布団の分解斜視図である。
4分割敷布団は、4枚の薄袋敷布団1から構成する。それぞれの薄袋敷布団1を丸めて、通常の家庭用洗濯機に入れて洗濯できる薄さにするためには、少なくとも4枚以上の薄袋敷布団1で形成することが望ましい。特に、簡単に分離したり結合したりするためには、4枚程度の薄袋敷布団1から形成することが最も好ましい。
薄袋敷布団1は中綿層20(図2参照)を表生地10と裏生地30で挟み、その外周を縫製して形成する。
薄袋敷布団1は矩形状であり、通常のダブルサイズでは140cm×200cm程度である。また、使用時の敷布団の厚さが5、6cm程度であると、薄袋敷布団1の厚さは1.5cm程度である。薄袋敷布団1はこのように薄いため、丸めると通常の家庭用洗濯機で洗うことが可能になると同時に、短時間で乾燥させることができる。
時間がない等、洗濯できない場合でも、日干しするだけで敷布団に生息するダニを駆除することができる。薄袋敷布団1は、1枚1枚が薄いため、短時間で内部の温度が上がる。通常の敷布団の中心付近は、その厚さが災いし、敷布団中心部の温度はさほど上がらない。このため、50℃程度というダニの死滅条件を達成できない。しかし、上述のように薄袋敷布団1は薄いため、中心部付近の温度も50℃程度まで速やかに上がり、ダニ等を死滅させることが可能となる。
全ての薄袋敷布団1は、同じサイズが好ましい。いずれの順序で薄袋敷布団1を結合しても、同じように使用できる。
表生地10は、睡眠者が横たわる際に、直接肌が触れる部分でもあり、織物等の丈夫で肌触りの良い材質を使用することが望ましい。裏生地30は直接肌が触れないため、不織物等でもよい。中綿層20はポリエステル繊維や綿等を用いればよい。
表生地10と裏生地30を同一の材質にしてもよい。いずれの面が表であるかを区別することなく使用できる。
薄袋敷布団1には、キルティング40を施し、睡眠時及び洗濯時に中綿層20が特定方向へ移動することを防止している。
表生地10の周囲に、係止部としてスナップボタン凹部50aを設けている。また、表生地10に対向する裏生地30に、スナップボタン凸部50bを設けている。スナップボタン凹部50a及び凸部50bは、各薄袋敷布団1を分離、結合しやすいように、それぞれ表生地10及び裏生地30の外周近くに配置することが好ましい。
スナップボタン凹部50a及び凸部50bは、それぞれ表生地10及び裏生地30に10個ずつ配置している。スナップボタンの数は、睡眠時に各薄袋敷布団1がずれて分離することを防止できる数量とする。
すべての薄袋敷布団1は同じ大きさとし、それぞれのスナップボタンを同じ位置に設置することで、薄袋敷布団1を重ねる際に上下の順番を考慮せずに重ねることが可能である。このため、表生地10の消耗度に応じ、消耗度の低い表生地10の薄袋敷布団1を一番上にすれば、永く快適に使用できる。
また、薄袋敷布団1ごとに異なる色や模様を施すと、順番を入れ替えるだけで、様々な色や模様の敷布団になる。例えば、4枚の薄袋敷布団1に四季の花等を施すと、簡単に四季折々の花柄敷布団として楽しむことができる。
スナップボタンはできる限り小型で薄型のものが好ましい。洗濯時にスナップボタンが洗濯槽に触れること、また、結合時に複数のスナップボタンが重なり、寝心地を阻害することを防止できる。
また、一番上と一番下の薄袋敷布団1の周囲を結合すれば、使用時の薄袋敷布団1のずれや分離をある程度抑えることができる。この場合、スナップボタン凹部50aを一番下の薄袋敷布団1の表生地10に、スナップボタン凸部50bを一番上の薄袋敷布団1の裏生地30に設置して結合させれば、中の2つの薄袋敷布団1にはボタンを設置する必要はなくなる。薄袋敷布団1を分離したり結合したりする際の作業性が向上し、コスト的にも有利である。
本発明では様々な係止手段を用いることができる。上述のスナップボタンのほか、面ファスナーを使用してもよい。
面ファスナーを使用する場合、表生地10の周囲に面ファスナーのフック部を設け、表生地10に対向する裏生地30にループ部をそれぞれ設けるとよい。面ファスナーの設置箇所や数量等は、上述のスナップボタンと同様で良い。
図2の薄袋敷布団1の断面図を参照して、薄袋敷布団1の内部構造について説明する。
薄袋敷布団1は、表生地10と裏生地30の外周を縫製し、内部に中綿層20を充填した構造である。
表生地10にスナップボタン凹部50aを、その垂直下方向の裏生地30にスナップボタン凸部50bを設けている。これにより、上下に重なる薄袋敷布団1同士が結合、分離する。
図3は、4枚の薄袋敷布団1を結合した使用時の状態を示す斜視図である。
各薄袋敷布団1は、上下に隣接する薄袋敷布団1とスナップボタン凹部50a及びスナップボタン凸部50bによって結合している。隣接する薄袋敷布団1同士はそれぞれ10個のスナップボタン50で結合しているため、睡眠中の敷布団のずれもない。
このままの状態で使用しても差し支えないが、シーツ等で覆って使用してもよい。4枚の薄袋敷布団1を重ねて結合しているため、十分な厚みがあり、睡眠者を快適に支持できる。
本発明による4分割敷布団の分解斜視図である。 本発明による薄袋敷布団の断面図である。 本発明による4分割敷布団の斜視図である。
符号の説明
1 薄袋敷布団
10 表生地
20 中綿層
30 裏生地
40 キルティング
50a スナップボタン凹部
50b スナップボタン凸部

Claims (4)

  1. 中綿層を表生地と裏生地で挟み、前記表生地と裏生地の外周を縫製した4枚の薄袋敷布団と、
    前記薄袋敷布団の周辺に設けた係止部とを備え、
    前記薄袋敷布団を前記係止部で結合して4枚の前記薄袋敷布団を重ね、通常の厚さの敷布団を形成することを特徴とする4分割敷布団。
  2. 前記係止部が、スナップボタン、又は面ファスナーからなることを特徴とする請求項1に記載の4分割敷布団。
  3. 前記薄袋敷布団は、丸めて家庭用洗濯機で洗濯できる大きさにすることを特徴とする請求項1に記載の4分割敷布団。
  4. 前記薄袋敷布団は、同じサイズであることを特徴とする請求項1に記載の4分割敷布団。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009046455A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Akita Univ 有害生物用忌避袋

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