JPS638280B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638280B2 JPS638280B2 JP57138222A JP13822282A JPS638280B2 JP S638280 B2 JPS638280 B2 JP S638280B2 JP 57138222 A JP57138222 A JP 57138222A JP 13822282 A JP13822282 A JP 13822282A JP S638280 B2 JPS638280 B2 JP S638280B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tunnel
- wall
- concrete wall
- drainage device
- back surface
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内面にコンクリート壁を施工し同壁の
側壁の背面に排水装置を設けてなるトンネルにお
いて、上記側壁の上部コンクリート壁に透孔を穿
設し、同透孔からモルタルと急結剤との混合物を
上記側壁の背面上部に挿入し同背面上部にこれを
硬化させた後、同側壁の上部コンクリート壁の背
面に裏込めグラウトを施すことを特徴とするトン
ネル裏込めグラウト施工法に関するものであつ
て、裏込めグラウトに際し側壁背面排水装置の閉
塞を防止することを目的とするものである。
側壁の背面に排水装置を設けてなるトンネルにお
いて、上記側壁の上部コンクリート壁に透孔を穿
設し、同透孔からモルタルと急結剤との混合物を
上記側壁の背面上部に挿入し同背面上部にこれを
硬化させた後、同側壁の上部コンクリート壁の背
面に裏込めグラウトを施すことを特徴とするトン
ネル裏込めグラウト施工法に関するものであつ
て、裏込めグラウトに際し側壁背面排水装置の閉
塞を防止することを目的とするものである。
本発明を図面に示す実施例について説明すると
トンネル３を掘削し掘削面の内面にアーチ形コン
クリート壁１を施工し同壁１の両側下部に側壁１
ａ，１ａを形成する。この側壁１ａ，１ａの背面
には排水装置２を設けこれをトンネル床６に形成
した排水溝７に連通孔８により接続するものであ
る。上記側壁１ａ，１ａの上部コンクリート壁１
にはドリフターにより透孔４を穿設し、同透孔４
にノズル９を挿入し同ノズル９には分岐管１０を
設けノズル９にはエヤモルタル圧送装置１１をホ
ース１２で接続し、分岐管１０には急結剤（珪酸
ソーダ）圧送装置１３をホース１４で接続する。
上記排水装置２にはフイルターマツト又はドレー
ンパイプが用いられる。尚図中１５で示すものは
アーチ形コンクリート壁１に穿設したグラウト孔
である。
トンネル３を掘削し掘削面の内面にアーチ形コン
クリート壁１を施工し同壁１の両側下部に側壁１
ａ，１ａを形成する。この側壁１ａ，１ａの背面
には排水装置２を設けこれをトンネル床６に形成
した排水溝７に連通孔８により接続するものであ
る。上記側壁１ａ，１ａの上部コンクリート壁１
にはドリフターにより透孔４を穿設し、同透孔４
にノズル９を挿入し同ノズル９には分岐管１０を
設けノズル９にはエヤモルタル圧送装置１１をホ
ース１２で接続し、分岐管１０には急結剤（珪酸
ソーダ）圧送装置１３をホース１４で接続する。
上記排水装置２にはフイルターマツト又はドレー
ンパイプが用いられる。尚図中１５で示すものは
アーチ形コンクリート壁１に穿設したグラウト孔
である。
本発明ではエヤモルタル圧送装置１１および急
結剤圧送装置１３を動作して上記ノズル９内にエ
ヤモルタルおよび急結剤を圧入混合し同ノズル９
から透孔４を経てエヤモルタルと急結剤との混合
物を上記側壁１ａ，１ａの背面上部に挿入し同背
面上部にこれを急速硬化５させることができる。
この急速硬化混合物５は第２図に拡大して示すよ
うに流下することなく岩盤１６と上記コンクリー
ト壁１との間に結着し硬化するものでありその程
度の硬化速度と粘性とにエヤモルタルおよび急結
剤を調節するものである。この硬化混合物５はさ
らに凝結するが凝結を待ち又は待たずにグラウト
孔１５から岩盤１６とコンクリート壁１との間に
注入材（エヤセメントミルク、エヤモルタル等）
を圧入充填し上記側壁１ａ，１ａの上記コンクリ
ート壁１の背面に裏込めグラウトを施すものであ
る。上記エヤモルタルに代えてモルタルでも良
い。
結剤圧送装置１３を動作して上記ノズル９内にエ
ヤモルタルおよび急結剤を圧入混合し同ノズル９
から透孔４を経てエヤモルタルと急結剤との混合
物を上記側壁１ａ，１ａの背面上部に挿入し同背
面上部にこれを急速硬化５させることができる。
この急速硬化混合物５は第２図に拡大して示すよ
うに流下することなく岩盤１６と上記コンクリー
ト壁１との間に結着し硬化するものでありその程
度の硬化速度と粘性とにエヤモルタルおよび急結
剤を調節するものである。この硬化混合物５はさ
らに凝結するが凝結を待ち又は待たずにグラウト
孔１５から岩盤１６とコンクリート壁１との間に
注入材（エヤセメントミルク、エヤモルタル等）
を圧入充填し上記側壁１ａ，１ａの上記コンクリ
ート壁１の背面に裏込めグラウトを施すものであ
る。上記エヤモルタルに代えてモルタルでも良
い。
従来内面にコンクリート壁を施工し同壁の側壁
の背面に排水装置を設けてなるトンネルにおいて
コンクリート壁の背面に裏込めグラウトを施すと
側壁１ａ，１ａの背面の排水装置２をグラウトに
より閉塞しトンネルの排水機能が活されず、トン
ネル背面の湧水がコンクリート打継目よりの漏水
となつて現われる。これはコンクリートの耐久
性、トンネルの機能、美観を損じ補修工事の原因
となるものである。
の背面に排水装置を設けてなるトンネルにおいて
コンクリート壁の背面に裏込めグラウトを施すと
側壁１ａ，１ａの背面の排水装置２をグラウトに
より閉塞しトンネルの排水機能が活されず、トン
ネル背面の湧水がコンクリート打継目よりの漏水
となつて現われる。これはコンクリートの耐久
性、トンネルの機能、美観を損じ補修工事の原因
となるものである。
本発明は上記欠陥に鑑みなされたものであつ
て、本発明は上述のように内面にコンクリート壁
を施工し同壁の側壁の背面に排水装置を設けてな
るトンネルにおいて、上記側壁の上部コンクリー
ト壁に透孔を穿設し、同透孔からモルタルと急結
剤との混合物を上記側壁の背面上部に挿入し同背
面上部にこれを硬化させた後、同側壁の上部コン
クリート壁の背面に裏込めグラウトを施す方法で
あるから内面にコンクリート壁を施工し同壁の側
壁の背面に排水装置を設けてなるトンネルにおい
てコンクリート壁の背面に裏込めグラウトを施し
ても側壁１ａ，１ａの背面の排水装置２をグラウ
トにより閉塞するおそれがなく、トンネルの排水
機能が阻害されず、トンネル背面の湧水がコンク
リート打継目よりの漏水となるおそれがなく、ト
ンネルの耐久性、トンネルの機能、美観を損じる
おそれがなく補修工事の原因を軽減し得る効果が
ある。
て、本発明は上述のように内面にコンクリート壁
を施工し同壁の側壁の背面に排水装置を設けてな
るトンネルにおいて、上記側壁の上部コンクリー
ト壁に透孔を穿設し、同透孔からモルタルと急結
剤との混合物を上記側壁の背面上部に挿入し同背
面上部にこれを硬化させた後、同側壁の上部コン
クリート壁の背面に裏込めグラウトを施す方法で
あるから内面にコンクリート壁を施工し同壁の側
壁の背面に排水装置を設けてなるトンネルにおい
てコンクリート壁の背面に裏込めグラウトを施し
ても側壁１ａ，１ａの背面の排水装置２をグラウ
トにより閉塞するおそれがなく、トンネルの排水
機能が阻害されず、トンネル背面の湧水がコンク
リート打継目よりの漏水となるおそれがなく、ト
ンネルの耐久性、トンネルの機能、美観を損じる
おそれがなく補修工事の原因を軽減し得る効果が
ある。
第１図は本発明のトンネル裏込めグラウト施工
法によるトンネルを示す図、第２図は第１図の一
部拡大図である。 １……コンクリート壁、１ａ……側壁、２……
排水装置、３……トンネル、４……透孔、５……
硬化部。
法によるトンネルを示す図、第２図は第１図の一
部拡大図である。 １……コンクリート壁、１ａ……側壁、２……
排水装置、３……トンネル、４……透孔、５……
硬化部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 内面にコンクリート壁１を施工し同壁１の側
壁１ａ，１ａの背面に排水装置２を設けてなるト
ンネル３において、上記側壁１ａ，１ａの上部コ
ンクリート壁１に透孔４を穿設し同透孔４からモ
ルタルと急結剤との混合物を上記側壁１ａ，１ａ
の背面上部に挿入し同背面上部にこれを硬化５さ
せた後、同側壁１ａ，１ａの上部コンクリート壁
１の背面に裏込めグラウトを施すことを特徴とす
るトンネル裏込めグラウト施工法。 ２ コンクリート壁１がアーチ形コンクリート壁
である特許請求の範囲第１項記載のトンネル裏込
めグラウト施工法。 ３ 排水装置２がフイルターマツトである特許請
求の範囲第１項記載のトンネル裏込めグラウト施
工法。 ４ 排水装置２がドレーンパイプである特許請求
の範囲第１項記載のトンネル裏込めグラウト施工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57138222A JPS5927097A (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | トンネル裏込めグラウト施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57138222A JPS5927097A (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | トンネル裏込めグラウト施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927097A JPS5927097A (ja) | 1984-02-13 |
| JPS638280B2 true JPS638280B2 (ja) | 1988-02-22 |
Family
ID=15216939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57138222A Granted JPS5927097A (ja) | 1982-08-07 | 1982-08-07 | トンネル裏込めグラウト施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927097A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06286780A (ja) * | 1992-06-20 | 1994-10-11 | Maruman Sangyo Kk | タイヤ結束具 |
-
1982
- 1982-08-07 JP JP57138222A patent/JPS5927097A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06286780A (ja) * | 1992-06-20 | 1994-10-11 | Maruman Sangyo Kk | タイヤ結束具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5927097A (ja) | 1984-02-13 |
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