JPS6382089A

JPS6382089A - 記録デイスク再生装置

Info

Publication number: JPS6382089A
Application number: JP61227345A
Authority: JP
Inventors: Hidehiro Ishii; 英宏石井
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1986-09-25
Filing date: 1986-09-25
Publication date: 1988-04-12
Also published as: EP0265085A2; EP0265085A3

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技亙光１本発明は、記録ディスク再生装置に関し、特にＰＡＬ方
式によるビデオ信号が記録されたディスクの記録情報を
読取る装置に関する。

１且且韮コンパクト・ディスクと称される直径約１２ｃｍの小型
のディジタル・オーディオ・ディスクの中心から所定距
離だけ外周に位置する領域（以下、ビデオエリヤと称す
）にＰ　ＣＭ　（Ｐｕ１ｓｅ　Ｃｏｄｅ　Ｈａｄｕｌａ
ｔｉｏｎ）信号と共にＦＭ変調したビデオ信号を記録す
る方式が提案されている。かかる方式によって情報の記
録がなされたディスクは複合ディスクと称されている。

この複合ディスクのビデオエリヤにＰＡＬ方式によるカ
ラービデオ信号を記録することもできる。

この場合、ＰＡＬ方式のカラービデオ信号においては、
カラーバースト信号は、１Ｈライン毎に９０°の位相差
を有するように挿入されているために、このカラーバー
スト信号と基準信号とを位相比較して時間軸誤差の補正
を行なうことは困難となっている。このため、記録時に
おいて水平同期信号の整数倍の周波数（３，７５ＭＨ２
）のいわゆるパイロットバースト信号を同期信号中に挿
入し、再生時にこのパイロットバースト信号を分離抽出
して基準同期信号と位相比較することによって時間軸誤
差の補正が容易に行なえるようになっている。

複合ディスクと同様にＰＡＬ方式のカラービデオ信号が
記録されたビデオディスクの記録情報を再生する装置と
しては、静止画再生等の特殊再生をなすべくピックアッ
プの情報検出点を１のトラックから他のトラックへ瞬時
に移動させるいわゆるジャンプ動作を行なわせる場合を
考慮してカラーバースト信号によって時間軸誤差の補正
を行なうようにした装置が多くなっている。

ところが、カラーバースト信号によって時間軸誤差の補
正を行なうようにした記録ディスク再生装置においては
、ＰＡＬ方式のビデオ信号のカラーバースト信号の周波
数（４，４３３６１８７５ＭＨ２）が水平同期信号の周
波数（１５，６２５ｋＨｚ）の整数倍になってないので
、カラーバースト信号との位相比較を行なうための基準
信号を生成する水晶発振器等の基準信号生成手段が別途
必要となって構成が複雑であるという欠点があった。

そこで、ＰＡＬ方式のカラービデオ信号が記録された複
合ディスクの記録情報を再生する記録ディスク再生装置
の構成を簡単にするためにパイロットバースト信号によ
って時間軸誤差の補正を行なうようにすることが考えら
れるが、そうすると、カラーバースト信号によって時間
＠誤差の補正を行なうようにした装置との回路の共通化
が困難になって好ましくないのである。

１肚り且１本発明は、構成が簡単であり、かつ異なる方式によって
時間軸誤差補正を行なう装置との回路の共通化を容易に
行なうことができる記録ディスク再生装置を提供するこ
とである。

本発明による記録ディスク再生装置は、ビデオ工りＶか
ら読取られたビデオ情報中の水平同期信号と第１基準信
号との位相差に応じた第１エラー信号を生成すると同時
にビデオエリヤがら読取られたビデオ情報中のパイロッ
トバースト信号を所定時間だけ遅延して１ｑた信号と第
２基準信号との位相差に応じた第２エラー信号を生成し
、第１及び第２エラー信号によって時間軸誤差を補正す
る構成となっている。

友−五−１以下、本発明の実施例につき添付図面を参照して詳細に
説明する。

第１図において、スピンドルモータ２により回転駆動さ
れる記録ディスク１の記録情報が光学式ピックアップ３
により読取られる。このピックアップ３には、レーザダ
イオード、対物レンズ、フォーカスアクチュエータ、ト
ラッキングアクチュエータ更にはフォトディテクタ等が
内臓されている。ピックアップ３の出力は、デコーダ４
及び映像再生処理回路５における映像復調器“６に供給
される。

デコーダ４は、例えばいわゆる非点収差法に基づくフォ
ーカスエラー信号及び３ビーム法に基づくトラッキング
エラー信号を生成すると同時にデータ復調用のクロック
の再生、この再生クロックとクロック発生器８から出力
されたクロックとの位相差に応じたスピンドルエラー信
号の生成及びＥ　ＦＭ　（Ｅｉａｈｔ　ｔｏ　Ｆｏｕｒ
ｔｅｅｎ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）復調器によるデータ
の復調を行うように構成されている。

このデコーダ４の出力データはＤ／Ａ　（ディジタル／
アナログ）コンバータ７において音声信号となる。また
、デコーダ４から出力された再生り［コックは、クロッ
ク発生器８に供給されている。クロック発生器８は、サ
ーボ切替指令によって所定周波数のクロック及びデコー
ダ４からの再生クロックと同一周波数のクロックのうち
の一方を選択的に出力するように構成されている。また
、デコ−ダ４から出力されたフォーカスエラー信号及び
トラッキングエラー信号は、光学サーボ回路９に供給さ
れている。

光学サーボ回路９は、フォーカスエラー信号によってピ
ックアップ内のフォーカスアクチ・ユエータを駆動する
フォーカスサーボアンプと、トラッキングエラー信号に
よってピックアップ内のトラッキングアクヂュエータを
駆動するトラッキングサーボアンプと、トラッキングエ
ラー信号によってピックアップ３をディスク１の半径方
向へ送るキャリッジモータを駆動するキャリッジサーボ
アンプとからなっている。これらフォーカスサーボアン
プ、トラッキングサーボアンプ、キャリッジサーボアン
プは、サーボ切替指令に応答してゲインを変化させるよ
うに構成されている。また、デコーダ４から出力された
スピンドルエラー信号はスピンドルサーボ回路１０に供
給されている。スピンドルサーボ回路１０には位相比較
回路１１の出力も供給されている。スピンドルサーボ回
路１０は、サーボ切替指令によってデコーダ４及び映像
再生処理回路５における位相比較回路１１から出力され
るエラー信号のうちの一方によってスピンドルモータ２
を駆動する構成となっている。これら光学サーボ回路９
及びスピンドルサーボ回路１０によって記録ディスク１
の記録面上に情報検出点（スポット）が形成されかつこ
の情報検出点の記録ディスク１の半径方向における相対
的な位置並びに記録ディスク１に対する相対的な移動速
度の制御がなされる。また、位相比較回路１１は、映像
復調器６から出力された映像信号中の水平同期信号と基
準信号発生器１２から出力される１５゜６２５ｋＨｚの
基準信号との位相差に応じたエラー信号を出力するよう
に構成されている。基準信号発生器１２は、例えば３．
７５ＭＨｚの基、単信号を生成する水晶発振器と、この
水晶発振器の出力を分周して１５．６２５ｋＨｚの基準
信号を生成する分周器とで形成されている。

映像復調回路６から出力された映像（ｉ号は、時間軸補
正回路１３に供給される。時間軸補正回路１３には位相
比較回路１４及び１５の出力が供給されている。位相比
較回路１４は、時間軸補正回路１３から出力された映像
信号中の水平同期信号と基準信号発生器１２から出力さ
れた１５．６２５ｋＨｚの基準信号との位相差に応じた
エラー信号を出力するように構成されている。また、位
相比較回路１５は、遅延回路１６によって例えば４゜３
μｓだけ遅延された時間軸補正回路１３の出力中のパイ
ロットバースト信号と基準信号発生器１２から出力され
た３、７５ＭＨ２の基準信号との位相差に応じたエラー
信号を出力するように構成されている。時間軸補正回路
１３は、これら位相比較回路１４及び１５から出力され
たエラー信号によってＣＯＤ　（Ｃｈａｒｇｅ　Ｃｏｕ
ｐｌｅｄ　Ｄｅｖｉｃｅ）等の可変遅延素子の信号遅延
時間を変化させて時間軸補正を行う構成となっている。

この時間軸補正回路１３によって時間軸補正がなされた
映像信号が映像出力端子に供給される。

一方、ピックアップ３の情報検出点がビデオエリヤに到
達したことを検出するビデオエリヤ検出回路１７が設け
られている。ビデオエリヤ検出回路１７は、例えばピッ
クアップ３が所定の位置に到達したとき発光素子から発
せられた光が反射又は透過して受光素子に入射するよう
に配置された反射形又は透過形フォトカブラからなって
いる。

このビデオエリヤ検出回路１７から出力されたビデオエ
リヤ検出信号は、システムコントローラ１８に供給され
る。システムコントローラ１８には、ビデオ／ＣＤ切替
スイッチ１９の状態に応じた信号も同時に供給されてい
る。システムコントローラ１８は、１個若しくは複数個
のマイクロコンピュータからなるもので、デコーダ４か
らのデータ中のコントロール信号によって曲中、曲間、
曲ナンバー、演奏時間等の各種情報を取込み、ビデオ／
ＣＤ切替スイッチ１９を含む操作部（図示せず）のキー
人力に応じて光学サーボ回路９、スピンドルサーボ回路
１０、クロック発生器８等への各種指令の供給を行う。

以上の構成におけるシステムコントローラ１８を形成し
ているマイクロコンピュータのブロセッザは、第２図に
示す如きフローチャートに基づくプログラムに従って動
作する。すなわち、操作部（図示せず）のキー操作によ
ってプレイ動作指令が発せられると、プロセッサはビデ
オ／ＣＤ切替スイッチ１９によってビデオエリヤの再生
が指定されているか否かの判定を行う（ステップＳ１）
。

ステップＳ１の実行によってビデオエリヤの再生が指定
されていると判定されたときは、プロセッサはリードイ
ンエリヤに記録されているＴＯＣによって記録ディスク
１が複合ディスクであるが否かの判定を行う（ステップ
３２）。ステップｓ２の実行によって記録ディスク１が
複合ディスクでないと判定されたときは、プロセッサは
メインルーチンの実行を再開する。ステップＳ２の実行
によって記録ディスク１が複合ディスクであると判定さ
れたときは、プロセッサはステップｓ３に移行してピッ
クアップ３の情報検出点をビデオエリヤに移動さぜる。

次いで、１０セツザはプレイ動作を開始させ（ステップ
Ｓ４）、メインルーチンの実行を再開する。

これらステップＳ３及び＄４の実行中にビデオエリヤ検
出信号が発生したとぎはプロセッサは割込み処理によっ
てサーボ切替指令を光学サーボ回路９、スピンドルサー
ボ回路１０及びクロック発生回路８に供給する。

ステップＳ１の実行によってビデオエリヤの再生が指定
されていないと判定されたとぎは、ブ］コセッサはリー
ドインエリヤに記録されているＴ。

Ｃによって記録ディスク１が複合ディスクであるか否か
の判定を行う（ステップ８５）。ステップＳ５の実行に
よって記録ディスク１が複合ディスクでないと判定され
たときは、プロセッサはプレイ動作を開始させ（ステッ
プＳ６）、メインルーチンの実行を再開する。また、ス
テップｓ５の実行によって記録ディスク１が複合ディス
クであると判定されたときは、プロセッサはステップＳ
７に移行してビデオエリヤを除く領域であるオーディオ
エリヤの記録情報のみの読取りを行うプレイ動作をＩ７
ｎ始さぜたのち、メインルーチンの実行を再開する。

以上の如きプロセッサの動作によって複合ディスクのビ
デオエリヤの記録情報の読取りが行われる時は、ビデオ
エリヤ検出信号が発生してサーボ切替指令が発せられる
。そうすると、このサーボ切替指令によってスピンドル
サーボ回路１０におけるエラー信号の切替が行なわれ、
映像信号中の水平同期信号と基準信号との位相比較によ
ってスピンドルモータ２の回転速度の制御が行なわれる
ようになる。また、それと同時にフォーカスサーボ、ト
ラッキングサーボ、キャリッジサーボ、の各々のサーボ
アンプのゲインが大となってエラー信号の周波数が高く
なっても情報検出点の位置等の制御が良好に行われる。

以上の構成において、遅延回路１６として中心周波数が
パイロットバースト信号の周波数に等しい狭帯域のバン
ドパスフィルタを使用することができる。この場合、こ
のバンドパスフィルタの信号遅延時間が例えば約４．３
μｓとなるように回路定数を設定すれば、第３図（Ａ）
に示す如きＰＡＬ方式によるカラービデオ信号が時間軸
補正回路１３から出力されたとき、遅延回路１６からは
同図（８）に示す如く時間軸補正回路１３の出力中のカ
ラーバースト信号Ｃとほぼ同タイミングで発生するパイ
ロットバースト信号ｐが得られる。

このパイロットバースト信号が位相比較回路１５に供給
されて時間軸エラー信号が生成される。従って、位相比
較回路１５としてカラーバースト信号を抽出して基準信
号と位相比較して時間軸エラー信号を生成する構成の回
路を用いることができ、カラーバースト信号によって時
間軸補正を行なうようにした記録ディスク再生装置との
回路の共通化を図ることができることになる。

第４図は、本発明の他の実施例を示すブロック図であり
、記録ディスク１、スピンドルモータ２、ピックアップ
３、デコーダ４、映Ｑ復調器６、Ｄ／△コンバータ７、
クロック発生器８、光学サーボ回路９、スピンドルサー
ボ回路１０、基準信号発生器１２、時間軸補正回路１３
、位相比較回路１４．１５、遅延回路１６、ビデオエリ
ヤ検出回路１７、システムコントローラ１８、ビデオ／
ＣＤＩ、７Ｊ替スイッチ１つは第１図の装置と同様に接
続されている。しかしながら、本例においてはクロック
発生器８は、常に所定周波数のクロックを出力するよう
に構成されている。また、映像復調器６の出力は時間軸
補正１３に供給されると同時にクロック発生回路２０に
供給されている。クロック発生回路２０は、映像復調器
６から出力されたビデオ信号中の水平同期信号と基準信
号発生器１２から出力される約１５．６２５ｋｌ−１ｚ
の基準信号との位相差に応じた周波数のクロックを発生
するように構成されている。このクロック発生回路２０
の出力は、基準信号発生器１２に供給される。

基準信号発生器１２は、クロック発生回路２０の出力を
分周してクロック発生回路２０及び位相比較回路１４に
供給する約１５．６２５ｋｌ−１ｚの基準信号及び位相
比較回路１５に供給する約３．７５ｋＨ２の基準信号を
発生するように構成されている。

また、スピンドルサーボ回路１０にはデコーダ４から出
力されたエラー信号及びシステムコントローラ１８から
出力されるサーボ切替指令のみが供給されている。スピ
ンドルサーボ回路１０は、システムコントローラ１８か
らのサーボ切替指令に応答して利１ｑを大にするように
構成されている。

以上の構成においても第１図の装置と同様に遅延回路１
６によって遅延されたパイロットバース１〜信号と基準
信号との位相比較によって時間軸補正が行なわれるので
、カラーバースト信号によって時間軸補正を行なう装置
との回路の共通化を容易に行なうことができる。

１肚立欠」以上詳述した如く本発明による記録ディスク再生装置は
、ビデオエリヤから読取られたビデオ情報中の水平同期
信号と第１基準信号との位相差に応じた第１エラー信号
を生成すると同時にビデオエリヤから読取られたビデオ
情報中のパイロットバースト信号を所定時間だけ遅延し
て得た信号と第２基準信号との位相差に応じた第２エラ
ー信号を生成し、第１及び第２エラー信号によって時間
軸誤差を補正する構成となっているので、単一の基準信
号生成手段によって第１及び第２基準信号を生成するこ
とができて構成を簡単にすることができることとなる。

また、それと同時にパイロットバースト信号を所定時間
だけ遅延してカラーバースト信号と発生タイミングを同
一にしたのち基準信号と位相比較するようにしたので、
カラーバースト信号によって時間軸誤差補正を行なうよ
うにした装置との回路の共通化が容易となるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は、第１図の装置の動作を示すフローチャート、第３図
は、第１図の装置の各部の作用を示す波形図、第４図は
、本発明の他の実施例を示すブロック図である。主要部分の符号の説明１２・・・・・・基準信号発生回路１３・・・・・・時間軸補正回路１４．１５・・・・・・位相比較回路１６・・・・・・遅延回路

Claims

【特許請求の範囲】

ビデオ情報が周波数変調処理された信号と所定ディジタ
ル信号とが重畳されて記録されかつ前記ビデオ情報とし
て水平同期信号周波数の整数倍の周波数を有するパイロ
ットバースト信号が所定区間に挿入されたＰＡＬ方式の
カラービデオ信号が記録された情報記録ディスクの記録
情報の再生が可能な記録ディスク再生装置であって、前
記情報記録ディスクから読取られた前記ビデオ情報中の
水平同期信号と第１基準信号との位相差に応じた第１エ
ラー信号を生成する第１エラー信号生成手段と、前記情
報記録ディスクから読取られた前記ビデオ情報中のパイ
ロットバースト信号を所定時間だけ遅延する遅延手段と
、前記遅延手段によって遅延されたパイロットバースト
信号と第２基準信号との位相差に応じた第２エラー信号
を生成する第２エラー信号生成手段とを含み、前記第１
及び第２エラー信号によって時間軸誤差を除去するよう
にしたことを特徴とする記録ディスク再生装置。