JPS638177A - 精紡管糸の自動口出し装置 - Google Patents

精紡管糸の自動口出し装置

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JPS638177A
JPS638177A JP14979086A JP14979086A JPS638177A JP S638177 A JPS638177 A JP S638177A JP 14979086 A JP14979086 A JP 14979086A JP 14979086 A JP14979086 A JP 14979086A JP S638177 A JPS638177 A JP S638177A
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bobbin
thread
yarn
drawing out
stopper
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Yoshio Kawasaki
義雄 川崎
Tatsutake Horibe
達丈 堀部
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Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は紡績工程中におけるペッグトレーを使用しての
管糸搬送ライン中において、次工程の合糸または撚糸作
業等に必要な管糸の口出しをするための装置に関するも
のである。
第15図〜第19図は従来の精紡管糸の自動口出し装置
の一例を示すものである。図中1はペッグトレーであり
、このペッグトレー1には第18図に示すように、底面
から上端部に向って貫通する空気孔1aが形成されてい
る。2はペッグトレー1に嵌合して一体的に結合できる
ボビンで、2aはその天穴である。3は精紡工程を経た
管糸で、第17図の場合はボビン2に巻き取られ状態を
示している。
4(第15図参照)はペッグトレー1の搬送用レールで
、ペッグトレー1はこのレール4内に設けたコンベアベ
ルト(図示せず)によってレール4に案内されて第15
図の矢印Aのように送られる。5はレール4と重合して
設けたトレー移動用のターレットで、レール4に沿って
送られてきたトレー1がターレット5の下方の円板に設
けた凹欠部5aに嵌合すると、ターレッl−5の一定時
間毎の間欠送りによって矢印Bの方向に1ステツプづつ
回動する。
なわちトレー1と一体の管糸ボビンbが第15図のIの
位置に来ると、この位置には第16図に示すようなロー
タリーカッター装置6が設けられている。6aは円筒を
適当な巾で切断したリング形状のカッタ一本体であり、
このカッタ一本体6aには多数の吸気孔6bが形成され
ている。そしてこのカッタ一本体6aはモータ6c (
第15図参照)によりベルト6dを介して高速回転させ
られている。6eはカッタ一本体6aの外周部と摺接す
るように設けたクランパーであり、6fはカッタ一本体
6aに口出し糸3が巻きつくことを防止する固定カッタ
ーである。
また6gはカッタ一本体6aの内部と連通している吸気
口で第15図に示すサクションホース6hと接続してい
る。
また第15図のIの位置にきた管糸ボビンbは第17図
のような回転駆動装置7を介して第15図の矢印Cのよ
うに回転する。すなわち第17図の78はトレー1の外
周と圧接する駆動用ローラであり、7b。
7cは従動ローラである。
したがって管糸ボビンbはIの位置において矢印Cの方
向に回転しながら、その尻糸部が矢印りの方向に回転す
るロータリーカッター装置6と対向しているため、管糸
ボビンbの尻糸が解舒されると共に、適当な位置で切断
され、切断された屑糸はサクションホース6hに吸引さ
れる。
そして所定の時間が経過すると、ターレット5が、再び
1ステツプ矢印Bの方向へ回動するため、管糸ボビンb
はIの位置からHの位置に回動し、この位置では前記し
たような回転駆動装置によって矢印Eの方向に回転する
。これは口出し糸3がボビン2に巻き付く方向である。
そして再び所定の時間が経過すると、ターレット5がま
た1ステツプ矢印Bの方向へ回動して、管糸ボビンbが
■の位置から■の位置に回動する。
この■の位置には第15図に示すように管糸3の尻糸を
吸い込み得るスリン)8aを有する吸気管8がサクショ
ンボース8bと接続して設けてあり、また■の位置にき
た管糸ボビンbは第17図に示すような回転駆動装置7
を介して矢印Cの方向に回転する。この回転は管糸3の
尻糸がほどける方向であるため、前記した尻糸がスリン
)8aを介して吸気管8内に吸引される。
そして所定時間が経過するとターレット5がまた1ステ
ツプ矢印Bの方向へ回動して管糸ボビンbが■の位置か
ら■の位置に移る。
したがって吸気管8内にスリンHaを介して吸引されて
いる口出し糸3がカッター内蔵の口出し検知センサー9
に係合すると共に、カッター9aによって切断される。
またこの■の位置では、第18図に示すようにペッグト
レー1がサクション口l。
上に重合しているため、切断された口出し糸3が第19
図に示すようにボビン2の天穴2aから吸い込まれて口
出しが完了する。
そして所定時間が経過した後、ターレット5がさらに1
ステツプ回動すれば、管糸ボビンbのトレー1が再びレ
ール4のベルトコンベヤー上に乗って矢印へのように搬
送されてゆく。
(発明が解決しようとする問題点) 」二連のように従来の管糸口出し装置においては、管糸
は口出しの成功・不成功に関係無く、一定時間毎に次々
に送られるので、サイクルタイムは統計的に充分な余裕
時間を見ておかないと、口出しミス率を望ましい状態に
保持する事が困難であるばかりか、糸屑、電力、噴射エ
アー等も無駄が多いという問題点があった。またロータ
リーカッターとサクションマウスは、2ステーシヨンに
分離されている為構造も複雑となるばかりで無く、搬送
方向も水平方向の為、管糸のス!・レージ、ミス管糸の
再循環等でフロアスペースが大きくなる欠点がある」二
に、メンテナンスの時も従来装置のトレー搬送装置のよ
うに、床に近い部分にある部品は非常に窮屈な姿勢で修
理しなければならないから、保守作業も困難であるとい
う問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本発明装置においては、空
気孔を有するペッグトレーに嵌装した管糸ボビンをコン
ベヤベルトにより搬送する途中に管糸ボビンが通過し得
る門型吸気筒を設け、この吸気筒の一方の基部に管糸の
尻糸を解舒して切断するし1−タリーカッターを設け、
このロータリーカッターの対向位置に来た管糸ボビンを
停止させるスI−ソバ−を設けると共に、その管糸ボビ
ンの回転駆動装置を設け、前記門型吸気筒の他方の基部
より吸気するようにすると共に、この吸気筒の内側面に
スリン1〜を設け、この吸気筒内に吸引された11出し
糸が吸気側に牽引された時、これを検知すると共に口出
し糸を切断するカッターを有するセンサーを設け、この
センサーの口出し検知信号により前記ストッパーを解除
して管糸ボビンを吸気口上に移動させてボビンの天穴よ
り口出し糸を吸引するようにし、口出しが一定時間中に
成功しない場合は口出し補助装置を一定時間作動させた
後、前記ストッパーを解除して管糸ボビンを1個宛移動
させるようにして精紡管糸の自動口出し装置を構成する
(作 用) 本発明装置は上述のように、吸気筒内に吸引された口出
し糸が吸気側に牽引された時、これを検知すると共に口
出し糸を切断するカッターを有するセンサーを設け、こ
のセンサーの口出し検知信号によりストッパーを解除し
て管糸ボビンを吸気口上に移動させるようにしたから、
従来のように一定時間が経過しなくとも、管糸の口出し
が検知されれば直ちに管糸ボビンを送り出すことができ
る。このため本発明によれば1口出し作業能率が著しく
向上する上に、糸屑量が少なくなると共に、電力および
噴射空気の使用量も軽減する。
また本発明装置は、ロータリーカッターとサクションマ
ウスが一個所に設けられているため、構造が簡単となっ
て製造が容易になる上に、装置全体を捩り搬送を利用し
た立型構造にすることかできるから、据付スペースが少
なくなると共に、保守点検作業も容易になる。
(実施例) 以下、図面について本発明の詳細な説明する。
図中前記符号と同一の符号は同等のものを示している。
第1図は本発明装置の全体構造を示すもので、図中11
はフロアに立設した立型のフレーム、12はフレーム1
1の前面下部に設けた制御箱、13はフレーム11の上
方に突設したT型のフレームプレートで、14はこのフ
レームプレート13の上辺に沿って水平に配置したペッ
グトレー搬送用のレールであり、15はこのレール14
内に設けたメインコンベアベルトである。すなわちこの
レール14は例えば紡績機(図示せず)と金糸m、<図
示せず)との間にかけ渡され、精紡機における紡出工程
が完了した管糸ボビンbをペッグトレー1と共に矢印F
のように搬送してきて、後述する本発明の口出し装置に
よって口出した管糸ボビンbを再びレールI4に乗せて
矢印Gの方向に搬送して合糸機に送り込むものである。
そしてこのレール14から管糸ボビンbを本発明の口出
し装置に導入すると共に、口出しした管糸ボビンbを再
びレール14に乗せるために、フレームプレート13お
よびフレーム11の上部前面に、管糸ボビンbの捩り搬
送装置■(を設ける。
この捩り搬送装置Hは本出願人が先に出願した特願昭6
1−22089号の管糸ボビンの搬送装置を利用するも
のである。そのベルトによる伝動系は第2図に示す通り
で、図中16はモータM+ (第1図参照)によって駆
動されるコンベア駆動プーリ、17は4個の従動プーリ
、18ば2個のガイドローラ、19は平型のコンベアベ
ルトである。すなわちコンベア駆動プーリ16を矢印I
の方向へ回転させることによりコンベアベルト19は矢
印Jの方向に移動する。
第3図は捩り搬送の原理図で、20はペッグトレー1の
突部1aを挟持すると共にペッグトレー1の底面をコン
ベアベルト19に圧接する弾性ガイドで、この弾性ガイ
ド20をコンベアベルト19に対して捩りながら敷設す
ることによって、第4図ta+ (bl (C)および
第5図に示すように、ペッグI・クー1およびボビン2
を捩り搬送するものである。
本実施例においては、第1図に示すようにフレーム11
の前面にコンベアベルト19により搬送するペッグトレ
ー1付きの管糸ボビンbが通過し得る門型吸気筒21を
設ける。この門型吸気筒21は中空の角筒をほぼ凹型に
形成したもので、その一方の基部には、はぼ円筒形状の
ロータリーカッターハウジング22を設け、このハウジ
ング22内に管糸3の尻糸を解舒して切断するロータリ
ーカッター23を設ける。
第7図および第8図に示すように、23aはロータリー
カック一本体で、このロータリーカッター本体23aは
中空の截頭円錐形状に形成してあり、その外周面に多数
の孔23bを分布配設しである。
また23cはロータリーカッター本体23aに摺接する
ように設けたクランパー、24はロータリーカッター本
体23aの軸、25は軸24に固着したプーリ、26は
そのベルトで、第1図に示すモータM2によってロータ
リーカッター本体23aを高速回転させるものである。
またロータリーカッター23との対向位置に前記コンベ
アベルト19によって搬送されてきた管糸ボビンbのペ
ッグトレー1を停止させるストッパー27(第6図fc
l、第9図、第10図参照)を設ける。
27aはフレーム11を貫通して回転自在に枢支した軸
、27bはこの軸27aに固着したアーム、27cはこ
のアーム27hの遊端部に枢支したローラで、このロー
ラ27cがペッグトレー1の外周と衝合することによっ
てペッグトレー1をその位置に停止させ、またアーム2
7bが回動してローラ27cがペッグトレー1から離間
することによってトレー1の停止を解除するものである
。28はストッパー27を駆動するためフレーム11に
設けたロータリーソレノイド、28aはその軸、29は
軸28aに固着したアーム、30は前記軸27aに固着
したアーム、31はアーム29.30の遊端部間を連結
するロンドである。
また前記ストッパー27によって停止している管糸ボビ
ンbを回転させる回転駆動装置32を設ける。
32a(第8図参照)はフレーム11を貫通して回転自
在に設けた軸、32bはこの軸32aに固着した駆動ロ
ーラであり、このローラ32bの外周部に設けたウレタ
ン製のリングが管糸ボビンbのボビン2の下端部2bと
圧接するようになっている。32cはフレーム11の背
面に突出した軸32aに固着したプーリ、32dばこの
ブー’J32cのベルトで、第1図に示す管糸ボビン回
転駆動モータM3によって駆動されるものである。
また前記門型吸気筒21の他方の基部21aをサクショ
ンホース33(第1図参照)を介して真空ポンプ等の吸
気装置(図示せず)に接続する。そして門型吸気筒21
の内側面に第6図山)および第9図に示すよ・うに、ロ
ータリーカッター23の近接部から前記他方の基部21
aの近くまで連続するスリット34を設け、この吸気筒
21内に吸引された口出し糸3が吸気側に牽引された時
、これを検知すると共に、口出し糸3を切断するカッタ
ー(図示せず)を内蔵するセンサー35(第1図および
第6図(C)参照)を門型吸気筒21の内側に設け、こ
のセンサー35の口出し検知信号により、前記ロータリ
ーソレノイド28を作動させることによりストッパー2
7によるペッグ1−クー1の停止を解除して管糸ボビン
hをトレー1と共にコンベアベルト19の作用によって
下方に移動させるようにする。
このペッグトレー1のスト・ツバ−27による停止位置
から、約ペングトレー1個分下方へずれた位置には、第
9図および第10図に示すように、リング状の吸気口3
6を設ける。そしてこの吸気口36は図示しない吸気装
置に接続する。
したがって第6図(d)および第11図に示すように、
吸気口36上にペッグトレー1が重合すると−;・ノブ
トレー1には空気孔1bがあるため、管糸ボビンbのボ
ビン2の大穴2a (第6図(elおよび第12図参照
)より外部の空気を激しく吸引するため、その作用によ
ってセンサー35によって切断された口出し糸3が大穴
2a内に吸引される。
なお第6図(b) (cl (d)および第9図に示す
37は、口出し糸3を大穴2aの近くに誘導するガイド
バーであり、第9図に示すように門型吸気筒21の内側
に固定しである。
また上述した口出しが一定時間中に成功しない場合は、
口出し補助装置を一定時間作動させた後、ストッパー2
7を解除して管糸ボビンbを1個宛コンベアベルト19
によって移動させるようにする。
第6図fblおよび第9図に示す38は、口出し補助装
置としてのジェット噴射ノズルであり、口出しが一定時
間中に成功しない場合は、このノズル38より一定時間
空気を管糸3の尻糸部に吹きつけて、尻糸の解舒を促進
するものである。
また第13図および第14図は、他の口出し補助装置と
してのバイブレーションブラシ39であり、第13図の
場合ばモータ40によってカム41を回転させ、カムフ
ロア−42を介してブラシ39を矢印にのように振動さ
せて管糸3の解舒を促進するものである。
なお43は戻しばねである。
また第14図の場合は、モータ40によりプーリ44、
ベル川〜45、プーリ46を介して偏心ピン47を回転
させ、この偏心ピン47と係合するブラシ39と一体の
レバー48を固定ビン49を支点としてその先端部をブ
ラシ39と共に矢印りのように回動させて、管糸口出し
糸3の解舒を促進するものである。なお50ばプーリ4
6の軸を支持するヘアリングハウジングである。
上述した本発明装置における各機構間の関連作動は、電
気的回路を介して行うものであるが、この回路は公知の
ものであるから説明は省略する。
次に上述のように構成した本発明装置の作用を説明する
第1図においてレール14により矢印Fのように搬送さ
れてきた管糸ボビンbはガイド14aによってコンベア
ベルト19に乗り移り、コンベアベルト19による前述
した捩り搬送装置によって、第1図の矢印Mのようにフ
レームプレート13に沿って垂直に降下する。そして第
6図(C)に示すようにペッグトレー1が門型吸気筒2
1の近くに来ると、ストッパー27によって一旦ペソゲ
トレー1と共に管糸ボビンbがその位置で停止する。し
たがって後続の管糸ボビンbはその上方において待機す
ることになる。すなわち第1図のNの部分が管糸ボビン
bのストレージ部となる。
上述のようにして第6図fatに示す管糸ボビンbが、
第6図(bl fclの位置に達してストッパー27に
よって下降を停止すると、回転駆動装置32(第8図参
照)の駆動ローラ32bによって管糸ボビンbが矢印O
のように回転する。この場合管糸ボビンbの尻糸部と対
向するロータリーカッター本体23a(第8図参照)は
矢印Pの方向に高速回転すると共に、その内部には門型
吸気筒21を介して負圧が作用しているため、管糸ボビ
ンbの尻糸が解舒されると共に、その尻糸がロータリー
カッター本体23aの孔23bに吸引される。この吸引
された尻糸はクランパー23cとの間で切断されるから
、その切断された管糸3の端部および切り離された屑糸
は門型吸気筒21内に吸引される。そしてこの吸気筒2
1内に吸引された管糸3は、吸気筒21内を第6図(I
ll (11,1の矢印Qおよび矢印Rの方向へ引かれ
るため、管糸3の端部がセンサー35を通過した後は、
吸気筒21内にあった管糸3がスリット34から外へ出
て、第6図(C1に示すようにガイドバー37とセンサ
ー35との間にかけ渡される。そしてセンサー35がそ
の口出し糸3を検知すると、その検知信号によってスト
ッパー27が一旦上方へ回動する結果、ペッグ1〜レー
1と共に管糸ボビンbがコンベアベル1〜19の作用に
よって下方へ送られる。
なお上述の口出し作用において、一定時間経過しても口
出しが成功しない場合は、図示しないタイマーの作用に
よって口出し補助装置が作動する。
すなわち第6図(biおよび第9図の場合はジエン1−
噴射ノズル38より空気が噴射され、第13図および第
14図の場合は、バイブレーションブラシ39が振動し
て尻糸の解舒を促進する。なおこの口出し補助装置の作
動時間もタイマーによって一定時間に設定されているた
め、この口出し補助装置の作動によっても口出しが成功
しない場合は口出しミス管糸ボビンとして排除される。
上述のようにして下方へ送られたペッグトレー1は、第
6図(d)、第10図および第11図に示すように吸気
口36上に重合するため、ペッグトレー1の空気孔1b
を介してボビン2の大穴2aより空気を吸引すると共に
、センサー35に内蔵したカッターによって口出し糸3
が切断される。このため一定長の口出し糸3が第6図(
elおよび第12図に示すように大穴2aよりボビン2
内に吸引される。なお、この場合ガイドバー37は口出
し糸3を大穴2aの近くに導く作用をする。そしてこの
ペッグトレー付きの管糸ボビンbば上方のペッグトレー
1に押されて下方へ移動し、再びコンベアベルト19に
よって第1図の矢印Sおよび矢印Tのように移動してレ
ール14のメインコンベアベルト15によって矢印Gの
方向に搬送される。
(発明の効果) 本発明装置は」二連のように、門型吸気筒21内に吸引
された口出し糸3が吸気側に牽引された時、これを検知
すると共に口出し糸を切断するカッターを有するセンサ
ー35を設け、このセンサー35の口出し検知信号によ
りストッパー27を解除して管糸ボビンbを吸気口36
上に移動させるようにしたから、従来のように一定時間
が経過しなくとも、管糸3の口出しが検知されれば直ち
に管糸ボビンl]を送り出すことができる。このため本
発明によれば、口出し作業能率が著しく向上する上に、
糸屑量が少なくなると共に、電力および噴射空気の使用
量も軽減するというすぐれた効果が得られる。
すなわち、前述した従来装置と本発明装置とを比較試験
した結果、1分間当りの最大管糸処理本数が従来型は3
0木であり、本発明装置は40本であった。
また管糸1本当りの屑糸の平均節約量を算出すると、本
発明装置は従来型に比べて50χ減であった。
さらに圧縮空気の消費量および使用電気量を測定したと
ころ、本発明装置は従来型と比較して30χ減であった
また本発明装置は、ロータリーカッター23と門型吸気
筒21のサクションマウスが一個所に設けられているた
め、構造が簡単となって製造が容易になる上に、装置全
体を捩り搬送を利用した立型構造にすることができるか
ら、据付スペースが少なくなると共に、保守点検作業も
容易になるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体構造を示す斜視図、第2図は
その捩り搬送用コンベアベルI・の伝動系を示す立面図
、 第3図は捩り搬送装置の原理説明図、 第4図fa) (bl tc+はその作用説明図、第5
図は捩り搬送によるペッグトレーとボビンの作動状態を
示す斜視図、 第6図(al〜telは本発明装置の作用を説明するた
めの部分斜視図、 第7図はロータリーカッターの斜視図、第8図はロータ
リーカッターと回転駆動部を示す横断面図、 第9図は門型吸気筒を断面で示すフレームの部分立面図
、 第10図はその吸気口とストッパー軸部の横断面図、 第11図は吸気口の作用説明用の部分断面図、第12図
は管糸ボビン先端部の斜視図、第13図(alはバイブ
レーションブラシの斜視図、同図(blはその部分平面
図、 第14図(a)は他のバイブレーションブラシの斜視図
、 同図(illはその部分平面図、 第15図は従来装置の要部を示す斜視図、第16図はそ
のロータリーカッターの斜視図、第17図はペッグトレ
ー回転駆動部の斜視図、第18図は吸気口部の部分断面
図、 第19図は管糸ボビン先端部の斜視図である。 1・・・ペッグトレー   1b・・・空気孔2・・・
ボビン      2a・・・大穴3・・・管糸(口出
し糸)  b・・・管糸ボビン11・・・フレーム  
   13・・・フレームプレート14・・・レール 15・・・メインコンベアベルト H・・・捩り搬送装置   19・・・コンベアベルト
20・・・弾性ガイド    21・・・門型吸気筒2
2・・・ロータリーカッターハウジング23・・・ロー
タリーカッター 27・・・ストッパー 28・・・ロータリーソレノイド 32・・・回転駆動装置   33・・・サクションホ
ース34・・・スリット 35・・・カッター内蔵センサー 36・・・吸気口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気孔を有するペッグトレーに嵌装した管糸ボビン
    をコンベヤベルトにより搬送する途中に管糸ボビンが通
    過し得る門型吸気筒を設け、この吸気筒の一方の基部に
    管糸の尻糸を解舒して切断するロータリーカッターを設
    け、このロータリーカッターの対向位置に来た管糸ボビ
    ンを停止させるストッパーを設けると共に、その管糸ボ
    ビンの回転駆動装置を設け、前記門型吸気筒の他方の基
    部より吸気するようにすると共に、この吸気筒の内側面
    にスリットを設け、この吸気筒内に吸引された管糸口出
    し糸が吸気側に牽引された時、これを検知すると共に口
    出し糸を切断するカッターを有するセンサーを設け、こ
    のセンサーの口出し検知信号により前記ストッパーを解
    除して管糸ボビンを吸気口上に移動させてボビンの天穴
    より口出し糸を吸引するようにし、口出しが一定時間中
    に成功しない場合は口出し補助装置を一定時間作動させ
    た後、前記ストッパーを解除して管糸ボビンを1個宛移
    動させるようにしたことを特徴とする精紡管糸の自動口
    出し装置。 2、ロータリーカッター本体を截頭円錐形状に形成した
    特許請求の範囲第1項記載の精紡管糸の自動口出し装置
    。 3、口出し補助装置をジェット噴射装置とした特許請求
    の範囲第1項記載の精紡管糸の自動口出し装置。 4、口出し補助装置をバイブレーションブラシ装置とし
    た特許請求の範囲第1項記載の精紡管糸の自動口出し装
    置。 5、ペッグトレーに嵌装した管糸ボビンのコンベアベル
    トによる垂直搬送部に門型吸気筒を設けた特許請求の範
    囲第1項記載の精紡管糸の自動口出し装置。
JP14979086A 1986-06-27 1986-06-27 精紡管糸の自動口出し装置 Granted JPS638177A (ja)

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JP14979086A JPS638177A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 精紡管糸の自動口出し装置

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