JPH0342057Y2 - - Google Patents

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JPH0342057Y2
JPH0342057Y2 JP1988098048U JP9804888U JPH0342057Y2 JP H0342057 Y2 JPH0342057 Y2 JP H0342057Y2 JP 1988098048 U JP1988098048 U JP 1988098048U JP 9804888 U JP9804888 U JP 9804888U JP H0342057 Y2 JPH0342057 Y2 JP H0342057Y2
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yarn
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案はコアヤーンの製造装置に関する。
〓従来の技術〓 ステープルフアイバ束の通過路に沿つてドラフ
ト装置、空気噴射ノズルを配した紡績糸の製造装
置の前記ステープルフアイバ束の通過路に向け、
前記ステープルフアイバ束とは別の糸条、即ち芯
糸を供給する糸条案内体の糸出口端部を配置した
コアヤーンの製造装置において、従来は前記芯糸
の切断をヤーンクリヤラによる糸の太さの検出に
より検知していた。
然しながら芯糸に対するステープルフアイバ束
の巻付比率が、例えば65%以上と高くなると、芯
糸の切断を正確に検知することが出来ないことが
あつた。
〓考案が解決しようとする課題〓 この考案は芯糸に対するステープルフアイバ束
の巻付比率の如何にかゝわらず、芯糸の糸切れを
正確に検知することのできるコアヤーンの製造装
置を得ることを目的とする。
〓課題を解決するための手段〓 ステープルフアイバ束の通過路に沿つてドラフ
ト装置と空気噴射ノズルとを配した紡績糸の製造
装置に、前記ステープルフアイバ束とは別の糸条
を芯糸として供給する糸条案内体を設けたコアヤ
ーンの製造装置において、前記糸条案内体の糸入
口端部に隣接して、空気の送入により上位のテン
シヨンデイスク及び該テンシヨンデイスクの軸を
上昇する空気送入口を備えたテンサー部を設け、
揺動自在に装架したフイラー揺動レバーの端部を
前記テンシヨンデイスクの軸と接触し、フイラー
部には芯糸の走行路と平行して伸びる腕杆と、該
腕杆と交差するよう旋回動自在に装架した芯糸の
切断検知用フイラーを設け、芯糸の切断により旋
回動したフイラー先端と、前記腕杆とが、接点を
形成して装置の運転を停止する電気的閉回路を構
成し、かつ該フイラーの基端部が前記フイラー揺
動レバーの他端と接触するよう構成した、芯糸の
切断感知機構を有するテンシヨン装置を配置し
た。
〓作用〓 テンサー部に空気を送入し上部テンシヨンデイ
スクを上昇してテンサーを開き、同時に芯糸の切
断検知用フイラーも上昇して芯糸に対するテンサ
ー及びフイラーの作用を解除し、芯糸の口出し後
はテンサー部から空気を排出しテンサーを閉じて
芯糸にテンシヨンを与えると共にフイラーを芯糸
上に自重により載置し、芯糸が切断したときは、
フイラーが下降してコアヤーン製造装置の制御装
置との間に閉回路を形成して運転を停止する。
〓実施例〓 以下図面と共に本考案のコアヤーン装置の実施
例を説明する。
第1図は、この考案のコアヤーン製造装置の主
要部分を概略的に示したものであつて、該コアヤ
ーンの製造装置1にはステープルフアイバ束2の
通過路に沿つて、ドラフト装置3、空気噴射ノズ
ル4よりなる紡績ユニツトが配されている。ドラ
フト装置3は、無撚のステープルフアイバ束2
を、所の太さにまで牽引するためのもので、バツ
クローラ対5a,5b、エプロン6a,6bを有
するミドルローラ対7a,7b、そしてフロント
ローラ対8a,8bの各ローラ対からなつてい
る。
空気噴射ノズル4の内部(図示省略)にはステ
ープルフアイバ束2の進行方向に向つて圧縮空気
流を噴出するノズルを有し、フロントローラ8a
とミドルローラ7a間のエプロン6aの下位に
は、前記ステープルフアイバ束2とは別の、例え
ばポリエステルフイラメントの仮撚加工糸の如き
芯糸9をステープルフアイバ束2へと供給するた
めの、糸条案内体10の糸出口端部11が配置し
てある。
前記糸条案内体10はパイプ状をなしており、
その糸入口端部12に隣接して芯糸9の切断感知
機構を備えたテンシヨン装置13が設けられ、
又、該糸条案内体10の糸入口端部12には供給
開始時に該芯糸9を積極的に給送するエジエクタ
ー14が備えられ、芯糸9をドラフト装置3の所
定の供給位置へと案内する。
即ち、エジエクター14は内部(図示省略)に
走行方向に向つて形成された圧空噴射ノズルを有
し、圧縮空気がエジエクター14内へ向つて噴射
されることにより、芯糸9は糸案内体10内を積
極的にドラフト装置3へ向つて送出される。
然して本考案の構成部分である芯糸の切断感知
機構を備えたテンシヨン装置13は、第2図に示
すようにL型フレーム15上に取付けられたフイ
ラー部16とテンサー17とからり、該フイラー
部16は、一端に糸ガイド18を備え芯糸9の走
行路と平行して延びる腕杆19と、芯糸9の走行
路と直交する仮想面上を芯糸の方向に先端を自重
により旋回動するよう付勢されているフイラー2
0を腕杆21に支持してなり、前記フイラー20
が旋回してその光端が腕杆19と接触し、接点を
形成したときに、コアヤーン製造装置1の制御装
置22との間に腕杆21、フイラー20、腕杆1
9を結ぶ電気的閉回路を形成する。
又、腕杆21にはフイラー揺動レバー23が腕
杆21軸として、絶縁体を介して揺動自在に軸支
され、その一端は後述するテンサー部17の軸2
4と接触し、他端は前記フイラー20の基端部と
接触可能とされている。
一方、テンサー部17は芯糸9を挟持する一対
のテンシヨンデイスク25,26を有し、上部の
テンシヨンデイスク25は軸24に取付けられて
おり、該軸24はフイラー揺動レバー23端と接
触していることは既に述べた通りである。27は
テンサー部17に空気を送りその圧力によつて上
部のテンシヨンデイスク25を上昇する空気導入
パイプである。
今、芯糸9を供給するに当つては、空気導入パ
イプ27からテンサー部17に空気を送り、テン
シヨンデイスク25に取付けられた軸24をテン
シヨンデイスク25と共に上昇して軸24に接す
るフイラー揺動レバーを揺動し、フイラー揺動レ
バー23はフイラー20を互いに絶縁された交点
28で押下げてフイラー20を腕杆19から離去
する方向に旋回動し、フイラー20先端を上昇す
る。
そこで、芯糸9を図示を省略したパツケージか
ら引出し、腕杆19上の糸ガイド18を通り、テ
ンサー部17のテンシヨンデイスク25,26間
を経て糸案内体10に導入し、エジエクター14
の作用により芯糸9の口出しを行う。
次いで、テンサー部17に送入された空気を排
出するとテンシヨンデイスク25が下降し、テン
シヨンデイスク26との間で芯糸9を挟持してテ
ンシヨンを与え、同時にフイラー揺動レバー23
が揺動してフイラー20との交点28を上昇する
から、フイラー20は自重によつて揺動しその先
端を芯糸9上に載置する。
今、何等かの原因によつて芯糸9が切断したと
きは芯糸9は張力を失い、芯糸9上に載置されて
いたフイラー20は自重により揺動して先端を腕
杆19に接触し、前記したようにコアヤーン製造
装置1の制御装置22との間に腕杆21、フイラ
ー20、腕杆19を結ぶ閉回路を形成してコアヤ
ーン製造装置1の運転を停止する。そして運転の
再開に当つては、空気導入パイプ27からテンサ
ー部17に空気を送り込み、以下前記したと同様
にしてフイラー20先端を上昇し、前記閉回路を
開くと共に芯糸9の口出しを行つてコアヤーンの
製造をスムーズに再開する。
〓考案の効果〓 以上詳細に述べた通り、この考案のコアヤーン
の製造装置は、ステープルフアイバ束の通過路に
沿つてドラフト装置と空気噴射ノズルとを配した
紡績糸の製造装置に、前記ステープルフアイバ束
とは別の糸条を芯糸として供給する糸条案内体を
設けたコアヤーンの製造装置において、前記糸条
案内体の糸入口端部に隣接して、空気の送入によ
り上位のテンシヨンデイスク及び該テンシヨンデ
イスクの軸を上昇する空気送入口を備えたテンサ
ー部を設け、揺動自在に装架したフイラー揺動レ
バーの端部を前記テンシヨンデイスクの軸と接触
し、フイラー部には芯糸の走行路と平行して延び
る腕杆と、該腕杆と交差するよう旋回動自在に装
架した芯糸の切断検知用フイラーを設け、芯糸の
切断により旋回動したフイラー先端と、前記腕杆
とが接点を形成して装置の運転を停止する電気的
閉回路を構成し、かつ該フイラーの基端部が前記
フイラー揺動レバーの他端と接触するよう構成し
た、芯糸の切断感知機構を有するテンシヨン装置
を配置したものであつて、該装置にによりテンサ
ー部に空気を導入し上部テンシヨンデイスクを上
昇してテンサーを開き、同時に芯糸の切断検知用
フイラーも上昇して芯糸に対するテンサー及びフ
イラーの作用を解除し、芯糸の口出し後はテンサ
ー部から空気を排出しテンサーを閉じて芯糸にテ
ンシヨンを与えると共にフイラーを芯糸上に自重
により載置し、芯糸が切断したときは、フイラー
が下降してコアヤーン製造装置の制御装置との間
に閉回路を形成して運転を停止して芯糸の切断を
直接検知するようにしたから、従来ヤーンクリヤ
ラーにより芯糸の切断を検知していたときのよう
に芯糸に対するステープルフアイバ束の巻付比率
の増大によつて芯糸の切断が検知できないといつ
た現象が完全に解消され、正確な芯糸の切断検知
が可能となり、然も芯糸の口出しを行う際、オペ
レータはテンサー部に空気を送入し、次いでパツ
ケージから引き出した芯糸を糸ガイドを通して糸
条案内体入口端に向つて引き出し、テンサー部に
送入した空気を排出するといつた極めて単純な操
作により糸通しを完了するものであつて、空気の
送入、排出操作は低位置で行うことが可能であ
り、オペレータに煩瑣な操作を要求することな
く、芯糸切断感知機構を有するテンシヨン装置が
機台上の如何なる高所に設置されていたとしても
極めて迅速且つ容易に糸通しを行うことができ、
然も該装置は極めて単純な構成からなるものであ
るから、徹底した小型化をはかり、芯糸のパツケ
ージと糸条案内体の入口端との僅かな間隔に容易
に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のコアヤーン製造装置の概
略側面図、第2図は同上装置における芯糸の切断
感知機構を備えたテンシヨン装置の斜視図であ
る。 2……ステープルフアイバ束、3……ドラフト
装置、4……空気噴射ノズル、9……芯糸、10
……糸案内体、13……テンシヨン装置、14…
…エジエクター、20……フイラー、23……フ
イラー揺動レバー、25,26……テンシヨンデ
イスク、27……空気導入パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ステープルフアイバ束の通過路に沿つてドラフ
    ト装置と空気噴射ノズルとを配した紡績糸の製造
    装置の、前記ステープルフアイバ束の通過路に向
    け、前記ステープルフアイバ束とは別の糸条を芯
    糸として供給する糸条案内体を設けたコアヤーン
    の製造装置において、前記糸条案内体の糸入口端
    部に隣接して、空気の送入により上位のテンシヨ
    ンデイスク及び該テンシヨンデイスクの軸を上昇
    する空気送入口を備えたテンサー部を設け、揺動
    自在に装架したフイラー揺動レバーの端部を前記
    テンシヨンデイスクの軸と接触し、フイラー部に
    は芯糸の走行路と平行して伸びる腕杆と、該腕杆
    と交差するよう旋回動自在に装架した芯糸の切断
    検知用フイラーを設け、芯糸の切断により旋回動
    したフイラーの先端と、前記腕杆とが接点を形成
    して、装置の運転を停止する電気的閉回路を構成
    し、かつ該フイラーの基端部が前記フイラー揺動
    レバーの他端と接触するように構成した、芯糸の
    切断感知機構を有するテンシヨン装置を配置した
    コアヤーンの製造装置。
JP1988098048U 1988-07-25 1988-07-25 Expired JPH0342057Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS446505Y1 (ja) * 1965-05-11 1969-03-11
JPS63112727A (ja) * 1986-10-23 1988-05-17 Murata Mach Ltd 紡積糸の製造装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS446505Y1 (ja) * 1965-05-11 1969-03-11
JPS63112727A (ja) * 1986-10-23 1988-05-17 Murata Mach Ltd 紡積糸の製造装置

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JPH0222384U (ja) 1990-02-14

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