JPS6381428A - 感光材料の処理方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料の現像処理方法およびそれに用いられ
る装置に関し、更に詳しくは、常に安定した現像処理を
行い得る非銀塩御脂感光材料の改良された現像方法およ
びそれに用いられる装置に関する。

〔従来の技術〕

露光済みの非銀塩ａｔ脂感光材料（以下単に感光材料と
いう）、例えば感光性平板印刷版（以下単に２８版とい
う）やカラー校正用或はマスク用感光材料を多数枚処理
する場合には、自動現像機を用いることが一般的であり
、用いられる現像液は奥いや環境保全の問題等から水を
主たる溶媒とするアルカリ性現像液が主流となっている
。自動現像機において露光済みの感光材料を処理する場
合には、感光材料を水平搬送しながら現像液をスプレー
状に吹付けて現像処理する方法や、多量の現像液を収穿
した現像処理槽に感光材料を湾曲させて搬送しながら浸
漬させて現像処理する方法が行われている。こうした処
理方法においては、いづれも感光材料を１枚処理するの
に多量の現像液を準備する必要がある。また、現像液を
経済的に利用するために循環再使用しており、その間、
処理による現像液劣化に加えて空気中からの炭酸ガスの
吸収による現像液劣化が起こり、しばしば劣化した現像
液を交換しなければならず、現像作業の管理が非常に面
倒である。

上記の欠点を改善する目的で、感光材料を多量の循環再
使用する現像液で処理する場合、補充液を補充して現像
処理を安定に保つ方法が知られて。

おり、特開昭５０−１４４５０２号、同５５−１１５０
３９号、同５８−９５３４９号等に開示されている。こ
うした補充方法においても液交換の頻度は減少するもの
の液交換の必要があり、また、補充の精度の問題と感光
材料間の品種差による補充のふれは解決できなかった。

また、その上に補充装置を必要とし、補充装置自体が高
価であるばかりか、補充装置の３１！整、整備等の必要
もある。

こうした補充方゛式の煩わしさを除き、現像液の節約を
目的とした処理装置が特開昭５５−３２０４４号公報に
記載されている。これは自動現像機内の感光材料の移送
路に接近して現像液拡散板を備え感光材料面上に施した
現像液を延伸するものであるが、この装置を用いて感光
材料を少量の現像液で処理する方法には、現像液を比較
的多ｆｉ　（３００〜５００＋＋＋ｌ／曽２）に供給し
ない場合に現像むらを生じ、感光材料の先端部および両
サイド部に約０．５１幅の現像不良による残膜が生ずる
問題がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は前記残膜の問題を解決することにより、１ｌＩ
ｌ充等の問題のない安定かつ経済的な感光材料の現像処
理技術を提供しようとするもので、その第１の目的は、
水を主たる溶媒とするアルカリ性現像液を用いて常に現
像処理を安定に保ちうる感光材料の現像処理方法及びそ
れに適した処Ｐｌ！５＆置を提供することにある。第２
の目的は、現像液管理と液交換の不要な作業性の向上し
た感光材料の現像処理力法及びそれに適した処理装置を
提供することにある。第３の目的は、補充装置及び現像
補充液の不要な、安価な感光材料の処理方法及び処理装
置を提供することにある。第４の目的は、少量の現像液
を用いても常に均一な仕上がりを得〔問題点を解決する
ための手段〕 本発明の上記目的は、少なくとも２笛所の連続した現像
ゾーンを有する自動現像機を用いて感光材料を自動的に
搬送し、現像処理する方法において、前記２箇所の現像
ゾーンの内温−の現像ゾーンにおいて実質的に未使用の
現像液を用いて、処理される感光材料１枚毎にシート上
に供給処理し、ついで＃ｔＪ２の現像ゾーンにおいてく
り返し使用される現像液を該感光材料に供給し、処理す
ることを特徴とする感光材料の現像方法及び感光材料を
自動的に搬送して処理する自動現像機において、少なく
とも２つの連続した現像ゾーンを有することを特徴とす
る感光材料の現像装置によって達成されることを見いだ
した。

以下、本発明を更に詳細に説明する。本発明における未
使用の現像液とは感光材料の処理に使用していない現像
液のことをいう。実質的に未使用の現像液とは、未使用
の現像液でな（でも未使用の現像液と実用上向等の現像
能力を有するものをいう、すなわち未使用現像液にその
現像能力を低下させない範囲内で使用済みの現像液を混
合して使用することも可能であり、例えば現像の際未使
用の現像液を供給すると共に現像液供給手段の一部から
１度使用した現像液を感光材料面に供給して現像を行う
等の方法をとることも出来るが、全量未使用液を使用す
ることが好ましい、一方、第２の現像ゾーンにおいて繰
り返し使用される現像液とは、使用済みの現像液と未使
用の現像液或は補充液を混合したものであって、感光材
料を繰１）返して多数枚処理するものを指す。

第１の現像ゾーンの実質的に未使用の現像液を供給する
方法としては、例えばシャワーパイプやノズルを使って
液を版面に噴射、噴霧または滴下する方法、或は版面に
接触または非接触の位置に置いた現像液供給部材から現
像液を版面に塗布するような形で供給する方法がある。

現像液供給部材と感光材料を接触させ、現像液を感光材
料上に供給する方法には、例えばスボンシあるいは布な
どのような吸水性の部材で版面を擦ることにより供給す
る方法あるいはゴムのような非吸水性の部材、前記スポ
ンジあるいは布などのような吸水性の部材にかかわらず
、これらの部材をローラー状にし、搬送される感光材料
とローラーの回転を同調させながら供給する方法、ある
いは２枚の可撓性フィルタによって形成されるスリット
を通して現像液を感光材料面に直接供給、。

あるいは該スリットと下ｍ案内板との接点に形成される
現像ａ液溜り中に感光材料を通過させて現像液を塗布す
る方法、あるいはシャワーパイプなどにより供給される
現像液を可視性シートから成る傾斜板で受け、感光材料
を該傾斜板と接触させて現像液を供給する方法などがあ
げられる。また一方第２の現像ゾーンにおいて感光材料
を繰り返し使用される現像液にて処理する方法としては
、例えばシャワーパイプやノズルを使って液を材料面に
噴射、噴ｎまたは滴下する方法、或は多量の現像液を収
容した現像処ＰＩ！層に感光材料を湾曲させて搬送させ
て現像処理する方法、水平または湾曲状のガイに板上上
じた比較的浅い現像液溜りを通過させて現像処理する方
法、比較的短い距離を挾んで対向した上下２枚の案内板
間に満たされた現像液中に感光材料を通過させて現像処
理する方法等が好ましい具体例として挙げられる。また
繰り返し使用される現像液に未使眉の現（Ｒ液または現
像補充液を加えて活性度の低下を補償することが好まし
い、使用時の現像液の温度は一般的には５℃ないし６０
℃、好ましくは１０℃ないし４５°Ｃ１より好ましくは
２５℃ないし３５℃の範囲である。

また現像液供給部材と感光材料とが非接触で現像液を感
光材料上に供給する方法には、例えば細い間隙に現像液
をためてお外、その中を感光材料を通過させることによ
り供給する方法、あるいは現像液供給部材に表面張力に
より雫状に垂れ下がる現像液に感光材料を接触させ供給
する方法、あるいは筒状の物に現像液を貯めておき、該
筒状の物の側面に細い間隙を作り、その間隙に感光材料
を通過させることにより、供給する方法などが挙げられ
る。また、これらの現像液供給方法において、現像液は
液状のみならず泡状として感光材料上に供給することが
できる。

その他の現像液供給方法としては、フィルムベースなど
に現像液を付着させ、それを感光材料上にラミネートす
ることにより供給する方法や、ワックス状の現像液を感
光材料と接触させて供給する方法などが挙げられる。

上述のごとき感光材料に現像液を供給し、処理する方法
にうち、シャワーパイプやノズルを用いる方式回転ロー
ラによる現像液の塗布方式、複数の可撓性フィルムによ
って形Ｊ＆されるスリットを通して現像液を供給する方
法および細い間隙に現像液をためておき、その中を感光
材料を通過させることによって供給する方法がより好ま
しい方法としてあげられる。

その他の現像液供給力法としては、フィルムベースなど
に現像液を付着させ、それを感光材料上にラミネートす
ることにより供給する方法や、ワックス状の現像液を感
光材料と接触させて供給する方法などが挙げられる。

また前記現像液の供給方法は、１つの方法のみを用いて
も良いし、２つ以上の方法を組み合わせて用いても良い
。

これらの方法によって供給される現像液の量は感光材料
１枚当り一定量とする。感光材料の面積に比例した量と
する。処理する感光材料の長さ又は幅に比例した量とす
る等種々の規準によって決めることができ、また処理す
る感光材料の種類、或は形成される画像の非画像部面積
等に応じてこれを変えることもできる。自動現像機の構
造、処理する印刷版のサイズの種類、印刷版、現像液の
性質等に応じて適宜選べばよいが１版当り１１以下であ
ることが望ましい。

また、現像液供給部は感光材料の有無を検出するセンサ
ー等の検出８！構に連動した制御機構を有していで、感
光材料が現像部に搬入される前および通過後は停止機構
が働くようになっていることが望ましい。

また使用時の現像液の温度は一般的には５℃乃至６０℃
、好ましくは１０℃乃至４５°Ｃ１より好ましくは２５
℃利至３５℃の範囲である。

現像液は使用液に仕上げられたものを貯蔵層に貯えてお
き処理時に感光材料上に供給してもよ（、また原液と希
釈液、又は組成を異にする複数の液に分けて貯点槽に貯
え各液を版面上に供給し、或いは供給時自動的に混合し
て使用液に仕上げて供給してもよく、自動的に混合し均
一状態として版面に供給してもよい。

本発明においては現像処理工程中に現像促進手段を加え
ることができる。現像促進手段には、現像促進する物理
的、化学的、電気的、機械的などのすべでの手段を利用
することができる。

機械的促進手段としては、版面を擦る方法、例えば回転
するローラ状の擦り部材を用いて擦る方法、平板状の擦
り部材を回転することにより擦る方法、平板状の擦り部
材を前後および／または左右に移動させることによＱｔ
ｌＥる方法、お上りローラ状の擦り部材あるいは平板状
の擦り部材を回転しながら前後お上り／または左右に移
動させることにより擦る方法などが早げられる。なお、
これらの擦り部材は複数個組み合わせて使用してもよい
、これらの擦り部材は、例えばプラン、スポンジ、或い
は布等を用いて作成することができる。

その他の現像促進手段には、例えば高圧空気を吹きつけ
る方法、超音波を照射する方法、感光材料に振動を与え
る方法、特開昭５８−４２０４２号に記載されているよ
うな電気化学的に現像する方法、マイクロウェーブの照
射により瞬時に感光材料上の現像液を加熱する方法、あ
るいは研摩Ｍ粉末を含む処理液を用いて版面をホーニン
グする方法などが挙げられる。

現像促進操作を付加する時期は、現像液の供給した後或
は現像？１ｌＷＩ中に浸漬中或は浸漬後のいずれの時期
でも良いが、現像液が感光材料面に付与された後または
浸漬状態であることが好ましく、また現像時間からみれ
ば、その時期は後半が好ましい６本発明の方法の実施に
用いられる自動現像機は感光材料を水平状あるいは湾曲
状に搬送し、現像処理するもので、少なくとも２つ以゛
上の連続した現像ゾーンを有していて、まず第１の現像
ゾーンに感光材料を搬送し、実質的に未使用な現像液を
該感光材料面に供給処理する手段を有しておりさらに第
２の現像ゾーンに搬送し、繰り返し使用される現像液を
用いて、処理する手段を備えたものであれば、その形状
、構成、椿遺は特に限定されないが、搬送形式は例えば
搬送ロー２やエンドレスベルト等を泪いたものが好まし
い、また本発明を適用する自動現像機は本発明に係る現
像処理工程の他に必要ならば現像停止処理工程（停止処
理工程は使い捨て方式や循環使用の方式を含む。

）、水洗工程、不感脂化処理工程、界面活性剤を含む水
溶液による処理工程等の各々個々の処理工程、あるいは
現像停止工程とそれに引続く不惑詣化処理工程等現像処
理工程と不感脂化処理工程等の様に前記各工程を連続に
組合せた処理工程を含んでもよい、＊た現像処理工程及
び他の工程は各複数であっても良く、現像促進工程も任
意の数で組み合わせることも可能である。また上述の現
像処理工程および現像後の処理工程において使用済みの
不要な液は、廃液として処理されるが、−時的には廃液
タンク等を設けることによって貯蔵されることが望まし
い。

本発明の方法に用いられる感光材料の具体的な例として
２８版により以下説明する。２８版には、光照射によっ
て溶解性の変化する感光層が支持体上に塗布されている
もの、および電子写真方式等によって画像様レノスト層
を設は得る溶解性層が支持体上に設けられているものが
含まれる。

上記の感光性層は必須成分として感光性物質を含んでお
り、感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性
ノ７ゾ化合物、感光性アット化合物、エチレン性不飽和
二重結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキ
シ化合物、酸で分解するシリルエーテルポリマーやＣ−
０−Ｃ−基を有する化合物と光酸発生剤との組合せ等が
挙げられる。

感光性ジアゾ化合物としては、露光によりアルカリ可溶
性に変化するボッ型のものとして０−キノンノアノド化
合物、露光により溶ｈＴ性が減少するネガ型のものとし
て芳香族ノアゾニウム塩等が挙げられる。

本発明の方法に用いるネガ型２８版の現像液には例えば
特開昭５１−７７４０１号、同５１−８０２２８号、同
５３−４４２０２号および同５５−５２０５４号中に記
載されているような７ニオン界面活性剤、水に対する溶
解度が常温において１０重１％以下である有機溶媒、ア
ルカリ剤、水および必要により汚れ防止剤からなる水溶
液がｔまれる。

本発明の方法に用いるボン型２５版の現像液にはアルカ
リ金属水酸化物、珪酸アルカリ金属塩、リン酸アルカリ
金属塩またはアルミン酸アルカリ金属塩、水および必要
に応じて界面活性剤や他の添加剤からなるｐ　１１１２
以上の強アルカリ水溶液がｔ＊れる。具体的には９閏昭
４８−１５５３５号、同５３−８２３３４号、同５４−
６２００４号、同５２−１２７３３８号、同５３−９６
３０７号、同５０−１４４５０２号、同５５−２２７５
９号゛、同５５−２５１００号、同５５−９５９４６号
、同５５−１１５０３９号、同５６−１４２５２８号、
同５０−５１３２４号に記載されている珪酸ナトリウム
または珪酸カリウムからなる現像液を苧げる事ができる
。

また特開昭６０−１３０７４１号等に記載のネガ型２８
版とポジ型２８版の兼用現像液も用いることも出来る。

［実施例］ 以下、実施例をもっで本発明の詳細な説明する。

実施例１ 厚さ０．２４ｘｘのＪＩＳ　１０５０アルミニウム板を
２％の水酸化す）　＋７ウム水溶液中に浸漬し、脱脂処
理を行った後に、希硝酸液中で電気化学的に粗面化し、
よく洗浄した後に希硝酸液中で陽極酸化処理を行って２
．５ｙ／ｚ”の酸化皮膜を上記アルミニウム板表面上に
形成させた。このように処理されたアルミニウム板を水
洗、乾燥後、下記組成の感光液を乾燥！ｉｊ！２．５ｇ
／ｍ”となるように塗布し、乾燥してポジ型２８版を得
た。

（感光？！り ピロ〃ロールーアセトンリ（甜のす７トキノンー１゜２
−ノアシト（２）−５−スルホン酸エステル（特公昭４
３−２８４０３号の実施例１に記載の方法で合成したも
の、）　　　　　　　　・・・・・・・・・１ｆｆｉ量
部論、ｐ−クレゾールーホルムア７レデヒド樹脂・・・
・・・・・・２！１１部 ｔｅｒｔ−ブチル７エノールーホルムアルデヒド樹脂・
・・・・・０．３重量部 オイルブルー９６０３（商品名、オリエント化学工業（
株）製、染料）　　　　　・・・・・・０．０３ｆｆｉ
量部クリスタルバイオレット（Ｂ、＾、Ｓ、Ｆ、社製、
染料）・・・・・・０．０３重量部 エチレンジグリコールモノエチルエーテル・・・・・・
　２０重量部 こうして得られたボッ型２８版を多数枚用意し、透明ボ
ッチイブフィルムを密着させて２キロワツトのメタルハ
ライドランプでフＯｃｘの距離から６０秒問露光を行っ
た。

上記の露光済みのＰＳ版賢弟１図に示すような自動現像
機で、１１、ｆｆ１２現像ゾーンとも、各々２７℃、１
０秒間づつ現像処理した。

第１図は、本実施例に用いた現像処Ｆｌ装置を示す概略
側断面図である。装置全体は現像部Ｌ、水洗ｇ２、リン
ス処理又は〃ム引き処理部（不感脂化処理部）３から成
っている。現像部はさらに第１現像ゾーン１１と第２現
像ゾーン上上に分かれている。２８版は搬送ローラ対２
により自動現像機の第１現像ゾーン１１に搬送される。

センサー８により、この搬入が検知されると、濃厚現像
液槽７と希釈水槽６から夫々ポンプを介して所定の濃度
に混合された実質的に未使用の現像液がシャワーノ・ブ
ル４供給口ｌフを通ってＰＳ版量中に均一に供給され、
上、下案内板９ａ、９ｂに挾まれた間隙を満たし、この
間隙を通過する該２８版を現像する０次いで粗面化ロー
ラ１０により現像液を保持したまま、２８版は＄２の現
像ゾーン上上に入る。

ここで現像１ＷＪｌｏより供給される、くり返し使用さ
れる現像液がシャワーパイプ１４．１４’よりＰＳ版上
に噴霧され現像される。

該２８版は次に現像促進のためのブラシローラー１６、
スクイズローラ一対３を通って水洗部−？−、リンス部
或は〃ム引き部りにより処理されるのである。

本発明においで使用した現像液の組成はＰＳ版上への供
給時（希釈後）において下記のとおりであった、第１現
像ゾーンにおける現像液の供給量は処理されるＰＳ版の
面積１ｍ”当りは２００ｍ１とした。

第２現像ゾーンには下記の組成の現像液を５１仕込み、
さらに第１現像ゾーンで使用済みの現像液は全て、第２
現像ゾーンに導入し、再利用するようにした。

（現像液） ケイ酸ナトリウム（日本工業規格ケイ酸ソーダ　。

３号）　　　　　　　　　　・・・・・・・・・１００
重量部水酸化ナトリウム　　　　　・・・・・・・・・
　ｓｗａｇベレフクスＮ［ｌ−Ｌ　（花王（株）製、界
面活性剤）・・・・・・・・・　１重量部 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・
・・・・６８８重ｆｆｉ部なお、現像処理後の工程とし
て水洗を行うため循環水洗槽には水を１５１入れ、リン
ス液、〃ム液槽には下記組成の〃ムｆｉ８１を入れた。

（〃ム液組成） アラビアガム　　　　　　　・・・・・・・・・　５　
ｆｆｉｆｆｉｇデキストリン　　　　　　　　・・・・
・・・・・　１５１ｆｉ部燐　　酸（７５％）　　　　
　　　　　　　・・・・・・・・・０．３重量部水　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・・・
・　８０重量部ノー２−エチルへキシスルホこはく酸ナ
トリウム・・・・・・・・・１．０重量部 ／ニル７エ／−ルポリエチレンオキサイドエーテル（エ
チレンオキサイドモル数６） ・・・・・・・・・１．０重量部 ステアリン酸　　　　　　　・・・・・・・・・１．０
重量部ソルビタンモノオレエート　・・・・・・・・・
１．０重を部ノブチリ７タレート　　　　・・・・・・
・・・２．０１１量部現像処理されたＰＳ版は上記の条
件で水洗およびがム引き処理を各々１０秒間行った。こ
のようにして得られたＰＳ版をオフセット印Ｍ４８！に
かけて印刷したところ、良好な印刷物が多数枚得られた
。

更に前記２８版１００枚を連続的に処理し、１００枚口
の版について同様の印刷を行った結果も１枚目の版と同
じく良好な印刷物を得ることができた。

比較例１ 第２図に示すような自動現像機を用いて、実施例１で用
いた実質的に未使用の現像液と同様の組成の現像液で処
理するＰＳ版の面積１ｍ”当たり２００ｚｉ’、供給し
、２５℃、２０秒間現像処理した。第２図は本比較例に
用いた自動現像機の現像部のみの側断面図でありで、現
像ゾーンは１個所で、その機構はｔＩＳ１図の第１の現
像ゾーン１ａとほぼ同じであって、実質的に未使用の現
像液をシャワーバイブ４を介して２８版面上に均一に噴
霧し上下案内板９ａ、９重間に拡散しＰＳ版を現像する
。この場合第２現像ゾーンはない、向上側案内板９ａに
は厚さ１７５μのポリエチレンテレフタレートを用い版
の搬送方向におけるＰＳ版との接触部分の長さを４００
論−となる様にした。

尚その他の条件は実施例１と同様にした。

得られたＰＳ版は、版の上下の歪みのため中手方向にわ
たって処理ムラがみられ、さらにこの版をオフセット印
刷機にかけて印刷したところ、印刷版の端部が現像不足
のため、印刷物の一部に汚れが生じた。

実施例２ 厚さ０，２４ｚｚのＪＩＳ　１０５０アルミニウム板を
２０％リン酸ナトリウム水溶液に浸漬して脱脂し、希塩
酸溶液中で電気化学的に粗面化し、よく洗浄した後に希
硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って１．５ｇ／ｉ”の酸
化皮膜を上記アルミニウム板表面上に形成させた。この
ように処理されたアルミニウム板を、さらにメタケイ酸
ナトリウム水溶液中に浸漬して封孔処理を行い、水洗、
乾燥した後に、下記組成の感光液を乾燥重量２．０ｇ／
ｘ２となるように塗布し、乾燥してネが型２８版を得た
。

（感光液） ｐ−ジアゾジフェニルアミンとバラホルムアルデヒドと
の縮合物２−７トキシー４−ヒドロキシ−５−ベンゾイ
ルベンゼンスルホン酸塩 ・・・・・・・・・　１重量部 ２−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体（英国特
許第１，５０５，７３９号明１ｆｆ（７）実施例１に記
載のもの）　　　　　　　　　・・・・・・・・・１０
ｆｉ量部オイルブルー＄＄　６０３（商品名、オリエン
ト化学工業（株）ｇＪｌ、染料）　　　　　　・・・・
・・・・・０．３重量部エチレンクリコールモノメチル
エーテル・・・・・・・・・１００重量部 こうして得られたネ〃型ＰＳ版を多数枚用意し、透明ネ
〃ティプフイルムを密着させて、２キロワツトのメタル
ハライドランプでフＯｃｘの距離から、３０秒間露光を
行った。

次に第３図に示す様な自動現像機で現像処理した。第１
現像ゾーンでは３０℃１０秒間、第２現像ゾーンは３０
℃１０秒間現像処理した。第３図は本実施例に用いた現
像処理装置を示す概略側断面図である６本図においては
、実施例１と異なる点は第１の現像ゾーンにおいて実質
的に未使用の現像液はシャワーバイブ４より現像液供給
口１７を介して傾斜板１８により下側案内板上９ｂを搬
送される２８版上に供給される。これによって該ＰＳ版
は現像される。

使用した現像液の岨或は下記のとうりであり、Ｐｔ５１
現像ゾーンにおける現像液の供給量は、処理されるＰＳ
版の面積１１２当たり２５０＋１とした。

第２現像ゾーンには下記の組成の現像液を３１仕込み、
さらに第１現像ゾーンで使用済みの現像液は全て、第２
現像ゾーンに導入し、再利用するようにした。

（現像液） ベンノルアルコール　　　　・・・…・・・２０ｍ　ｆ
ｉ　ｉ炭酸す）　＋７ウム・−水塩　　・・・・・・・
・・　３重量部亜硫酸ナトリウム　　　　　・・・・・
・・・・　３重量部３−メチル−３−メトキシブタノー
ル ・・・・・・・・・　７４重量部 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・
・・・・５００重量部なお、現像処理後の工程として水
洗を行うため循環水洗槽には水を１５１入れ、リンス液
、〃ム液槽には実施例１で用いたのと同一組成の〃ム液
８１を入れ、水洗およびガム引き処理を各々１０秒間行
った。

このようにして得られた平版印刷版をオフセット印刷機
にかけて印刷したところ、良好な印刷物が多数枚得られ
た。また、前記２８版１００枚を連続的に処理し、１０
０枚目の版について同様の印刷を行った結果も１枚目の
版と同じく良好な印刷物を得ることができた。

実施例３ 実施例１におけるボッ型２８版と同一のアルミニウム支
持体上に下記組成の感光液を乾燥型ｆｉ２Ｚ２／Ｒ２と
なるように塗布し、乾燥してボッ型２８版を得た。

（感光液） レゾルシン−ベンズアルデヒドυ（脂のす７トキノンー
１．２−ジアジド（２）−５−スルホン酸エステル（特
開昭５６−１０４４号公報の実施例１に記載されている
もの）　　　　　　　・・・・・・　　１重ｆｆｉ部ク
レゾールーフェノール−ホルムアルデヒド樹層・・・・
・・　　３重量部 ｔｅｒｔ−ブチルフェノール−ベンズアルデヒド樹脂の
カプトキノン−１，２−ノアシト（２）−５−スルホン
酸エステル（特開昭６０−３１１８８号公報の実施例１
に記載されているもの）・・・・・・　０．１重量部ク
リスタルバイオレット（Ｂ、＾、Ｓ、Ｆ、社製、染料）
・・・・・・０．０５重量部 エチレングリコールモノメチルエーテル・・・・・・　
　２０重量部 ’ー２１ヂｉｒＬ／ーＪｎ讐’．７２１ＰＩＯ（ごＦＬ
？＊−づＦ−Ｎｐｋｈｌ’Ｒ６１透明ポジティブフィル
ムを密Ｎさせて２キロワツトのメタルハライドランプで
７０ｃｍの距離から４５秒ｒｒＲＭ光を行った。

一方、ネγ型ＰＳ版は次のようにして作製した６実施例
１におけるネ〃型ＰＳ版と同一のアルミニウム支持体上
に下記組成の感光液を乾燥重量１，８り／履２となるよ
うに塗布し、乾燥してネ７ｙ型ＰＳ版を得た。

（感光液） ｐ−ノアジノフェニルアミンとパラホルムアルデヒドと
の縮合物のヘキサフルオロ燐酸塩・・・・・・　１重量
部 Ｎ−（４−ヒドロキシフェニル）メタクリルアミド共重
合体く特公昭５７−４３８９０号公報の実施例１に記載
のもの）　　　　　　　　・・・・・・１０重！１ｇビ
クトリア・ピエアー・ブルー・Ｂ　Ｏ　Ｉ＋　（商品名
、保土谷化学（株）製、染料）　・・・・・・０．２重
量部エチレングリコールモノメチルエーテル・・・・・
・１００ｆｆｌ量部 こうして得られたネ〃型の感光性平服印刷版を多数枚用
意し、透明ネガティブフィルムを密着させて２キロワツ
トのメタルハライドランプで７０ｃｍの匪離から３０秒
間露光を行った。

次に、実施例１と同様の自動現像機で、上記の露光済み
のポジ型２８版およびネガ型２８版を交互に第１、第２
現像ゾーンとも各々３０℃、１５秒間づつ現像処理した
。使用した現像液の、ＩＩＬ成は下記のとうりであり、
ｐｌＳ１現像ゾーンにおける現像液　。

の供給量は処理されるＰＳＪＩの面積１ｍ”当たり３０
０ｚ１とした。

第２現像ゾーンには、下記の組成の現像液を５２仕込み
、さらに第１現像ゾーンで使用済みの現像液は全て、第
２現像ゾーンに導入し、再利用するようにした。

（水性アルカリ現像ａ） 珪酸す）　１７ウム（日本工業規格ケイ酸ソー７３号）
　　　　　　　　　　　・・・・・・１９重量部水酸化
す）　１７ウム　　　　　・・・・・・５．８ｆｉｊ１
部塩化カリウム　　　　　　　・・・・・・１４重量部
エチレンクリコールモ／フェニルエーテル・・・・・・
　６重量部 ３−メチル−３−メトキシブタ／−ル ・・・・・・１１重量部 亜硫酸す）　１７ウム　　　　　・・・・・・ＩＨｎｊ
［パイオニ７Ａ　−４４Ｂ　（商品名、竹本油ｍ製、ア
ニオン界面活性剤）　　　　　・・・・・・１１重量部
純　　水　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・
・・５００重量部また、自動現像機の循環水洗槽には下
記組成の界面活性剤水溶液を１５１入れ、リンス液、ガ
ム液槽には実施例１で用いたのと同一組成のガム液８１
を入れ、界面活性Ｍ水溶液処理および〃ム引き処理を各
々１０秒間行った。

（界面活性剤水溶液） ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム塩・・・・
・・　３０重量部 リン酸二水素す）　ＩＪウム・二水塩 ・・・・・・　１０重量部 クエン酸・−水塩　　　　　・・・・・・　２重１部水
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・
１０００重量部このようにして、ボッ型２８版およびネ
ガ型２８版より得られた両方の平版印刷版を各々オフセ
ット印刷機にかけて印刷したところ、いづれの版につい
ても汚れることな（良好な印刷物が多数枚得られた。ま
た、前記ＰＳ版１００枚を連続的に処理し、同様の印刷
を行ったところ、ボン、ネガの両方の平版印刷版につい
て１枚目の版と同様に良好な印刷物が得られた。

［発明の効果１ 本発明により、感光材料特に非銀塩樹１１１１？感光材
料を水を主たるアルカリ性現像液を用いて処理する場合
現像処理を安定に保ち、現像液補充の煩わしさがなく、
経済的で且つ少量の現像液を用いても均一な仕上がりを
得る感光材料の処理方法及び装置を提供することが出来
な。

【図面の簡単な説明】

自動現像機の現像部のみの概略へ図である。 Ｌ・・・現像部　　　　　Ｌ・・・水洗部ｈ・・・第１
の現像ゾーン １上・・・第２の現像ゾーン Ｌ・・・リンス処理或はがム引き部 ２・・・搬送ローラ対 ３・・・スクイズローラ対 ４．１４．１４’・・・現像液シャワーパイプ９ａ・・
・上側案内板　　　９ｂ・・・下側案内板１６・・・ブ
ラシローラ 出願人　　小西六写真工業株式会社 第２図 １−・現像部 ２−一一オ陶電送、ローラタ守 Ｊ−一一−スクイヌζローラ対 ９ｂ−一一下碍リデ勾不良

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）少なくとも２箇所の連続した現像ゾーンを有する
   自動現像機を用いて感光材料を自動的に搬送し、現像処
   理する方法において、前記２箇所の現像ゾーンの内第一
   のゾーンにおいて実質的に未使用の現像液を用いて、処
   理される感光材料１枚毎にシート上に供給処理し、つい
   で第２の現像ゾーンにおいてくり返し使用される現像液
   を該感光材料に供給し、処理することを特徴とする感光
   材料の処理方法。
2. （２）感光材料を自動的に搬送して処理する自動現像機
   において、少なくとも２つの連続した現像ゾーンを有す
   ることを特徴とする感光材料の処理装置。