JPS6381143A - 耐油性の良いゴム混合物 - Google Patents

耐油性の良いゴム混合物

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JPS6381143A
JPS6381143A JP22519786A JP22519786A JPS6381143A JP S6381143 A JPS6381143 A JP S6381143A JP 22519786 A JP22519786 A JP 22519786A JP 22519786 A JP22519786 A JP 22519786A JP S6381143 A JPS6381143 A JP S6381143A
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sulfide
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Akio Maeda
前田 明夫
Takeshi Senda
武 千田
Hirokatsu Seya
瀬谷 弘且
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐油性、耐寒性、耐熱性等に優れ、アルコー
ル混合ガソリンとの接触下において特に有用性の高いア
クリロニトリルゴム−ブタツエン共重合ゴムとアルキレ
ンスルフイドーエビノ10ヒドリン系共重合ゴムとを混
合してなる耐油性ゴム組成物に関するものである。
(従来の技術) 近年の大気環境改善の社会的要請の結果実施されるに至
った乗用車の排出ガス規制に伴うエンジンの改良などに
よシ、耐熱性、耐ガンリン(油)性、耐寒性を同時に満
足する合成fムを用いた重要保安部品が数多く新規に乗
用車に採用装着されている。既存の合成コ9ムのうち、
アクリロニトリル−ブタツエン共重合ゴム(以下NBR
と称することがある)は緒特性のバランスのとれ念優れ
几合成フ9ムとして、ホース、ガスケット、オーリング
およびオイルシール等の用途に広く使用されている。
ところが近年世界的な石油代替エネルギー開発の一環と
してガソリンにエタノールやメタノールなどのアルコー
ル類金混合して使用する検討が各国で進められ、すでに
実用化の段階に至っている。
しかし、自動車燃料としてこのようなアルコール混合ガ
ンリンを使用すると、ゴム材料への影響は犬きく、従来
常用されてきたNBRでは膨潤が増大し、自動車部品と
して使用するのは困難である。
特にメタノール混合ガソリンではその影響は甚大であり
、膨潤は著しく増大することから、NBRを素材とした
部品を乗用車に装着すると、長期にわたシその機能を保
ち得なくなるという危険性をはらんでいる。
(発明が解決しようとする問題点) 従りて本発明の目的は、NBRが保有している耐熱性、
耐ガンリン(油)性、耐寒性を犠牲にすることなく、耐
アルコール混合ガンリン性を改良した耐油性ゴム組成物
1提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のこの目的は、NBR101〜80重量%とアル
キレンスルフィド15〜70モル%、エビハロヒドリン
30〜85モル%及び不飽和エポキシド0〜15モル%
よシなる共重合コ9ム90〜20重量%とからなること
t−W徴とするゴム混合物によシ達成される。
本発明で使用さnるNBRは、アクリロニトリル25〜
60重量%、好ましくは35〜55重量%、ブタジェン
75〜40重量%、好ましくは65〜45重量うの共重
合ゴムである。アクリロニトリルが251L量シ未満で
は耐油性が劣り、一方60重量%を越えると耐寒性に問
題を生じる。なお、所望に応じて共重合成分として更に
ブチルアクリレート、メトキシエチルアクリレートなど
のα、β−モノエチレン性不飽和カルゲン酸エステルを
共重合コ9ム中0〜50重量%の範囲で有することがで
きる。また、本発明におけるNBRは、上記ゴムを水素
化したものであってもよい。
本発明で使用されるアルキレンスルフィドーエピハロヒ
ドリンー不飽和エポキシド共重合ゴム中のアルキレンス
ルフィドとは、エビチオフロロヒドリン、エビチオクロ
ロヒドリン、エビチオブロモヒドリンまたはエビチオヨ
ードヒドリンなどのエビチオハロヒドリン、エチレンス
ルフィド、グロビレンスルフイド、ブテンスルフィド、
インゾチレンスルフイド、シクロヘキセンスルフィド、
スチレンスルフィド、p−クロロスチレンスルフィド、
p−クロロメチルスチレンスルフィド、メチルチオグリ
シツルエーテル、エチルチオグリシジルエーテル、アリ
ルチオグリシジルエーテル、フェニルチオグリシジルエ
ーテル、メチルチオグリ7ゾルチオエーテル、アリルチ
オグリシジルチオエーテル、フェニルチオグリシジルチ
オエーテル、チオグリシゾル(メタ)アクリレート、γ
−チオグリシジルオキシグロビルトリメトキシシラン等
を挙げることができる。これらのうちエビチオクロロヒ
ドリン、エチレンスルフィド、メチルチオグリシジルエ
ーテルが特に好ましい。
共を合ゴム中のエビハロヒドリンはエビフロロヒドリン
、エビクロロヒドリン、エビブロモヒドリン及びエビョ
ードヒドリンよシ選択されるが、好ましくはエビクロロ
ヒドリンである。
不飽和エポキシドとしてはツタジエンモノオキシド、ア
リルグリシツルエーテル、グリシジル(メタ)アクリレ
ート等の炭素炭素不飽和二重結合を有したエポキシド化
合物が挙げられる。
本発明における共重合ゴムの組成は、アルキレンスルフ
ィド15〜70モル%好ましくは20〜50モル%、エ
ビハロヒドリン30〜85モル%好ましくは40〜80
モル%、不飽和エポキシド0〜15モル%好ましくは0
〜10モル%である。
アルキレンスルフィドが15モル%未満では耐油性、耐
寒性等の性能の向上は見られず、一方70モル%を越え
ると耐熱性等の性能が低下することになる。不飽和エポ
キシドは必要に応じて含有すればよく、特にアルキレン
スルフィド含量の低い共重合ゴムにおいては不飽和工昶
キシドを導入することによシ耐寒性、アルコール混合サ
ワーガンリンでの膨潤等の性能を向上させることができ
る。
しかし、不飽和エポキシドが15モル%ヲ越よると性能
のバランスを損うことになる。なお、本発明の共重合体
は、所望に応じて共重合成分として更にエチレンオキシ
ド、グロピレンオキシドナトのアルキレンオキシドを共
重合体中0〜50モル%の範囲で有すことができる。
本発明におけるNBRと共重合ゴムとの混合において、
NBHの割合は、ゴム成形品に求められる性能に応じて
10〜80重量%の範囲で適宜決定される。80重量%
を越えると耐アルコール混合ガンリン性が低下し、10
重量%未満では耐寒性に問題を生じる。
本発明のNBRの加硫剤としては、ツエン系ゴムに通常
使用されているイオウ系加硫剤でよく、イオウ並びにモ
ルホリンソスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフ
ィドなどのチウラム化合物及び高分子多硫化物などのイ
オウ供与体が挙げられる。
本発明の共重合コ9ムの加硫剤としては、ハロダン原子
を介して加硫反応を生起せしめるポリチオール系加硫剤
、チオウレア系加硫剤が使用可能で69、不飽和エポキ
シドを共重合した共重合コ9ムではイオウ系加硫剤も使
用可能である。
ポリチオール系加硫剤としては、エピクロルヒドリン系
ゴムに通常使用されているポリチオール系加硫剤でよく
、ジ又はトリチオール−8−トリアジン化合物(例えば
特公昭48−36926号に記載)、2,5−ジメルカ
プト−1,3,4−チアジアゾール化合物(例えば米国
特許第4,288.576号に記載)、2,3−ジメル
カプトピラジン化合物(例えば特公昭58−14468
号に記載)、2.3−ジメルカプトキノキサリン化合物
(例えば特公昭58−14469号に記載)、3.5−
ゾメルカプ) −1,2,4−)リアゾール化合物(例
えば特公昭57−46463号に記載)などが挙げられ
る。
また、チオウレア系加硫剤としては、2−メルカプトイ
ミダゾリン(エチレンチオウレア)化合物、2−メルカ
グトピリミジン化合物(共に例えば特公昭43−575
8号に記載)などが拳げられる。
イオウ系加硫剤としては、NBRに使用される加硫剤が
使用可能である。
加硫剤の使用量はNBR及び共重合ゴムとの混合物10
0i量部当たc、o、t 〜10Xi部である。
なお、加硫剤を併用することももちろん可能である。
本発明のゴム組成物は、 NBRとアルキレンスルフィ
ド及びエビハロヒドリン及び必要に応じて不飽和エポキ
シドを共重合したゴムを混合し、加硫剤並びに必要に応
じて加硫促進剤、加硫助剤、補強剤、充填剤、可塑剤お
よび老化防止剤などの通常のゴム用配合物をロールまた
はバンバリーミキサ−のような通常の混合機にて混合し
調製される。
このゴム組成物を所望の金型中で通常100〜250℃
で加熱することによりてコ9ム加硫物が得られる。
(発明の効果) 得られたゴム加硫物は、特に自動車の燃料ホース、シー
ル、ガスケット、オーリング、ダイヤフラムなどとして
耐アルコール混合ガンリン性はいうに及ばず、耐油性、
耐寒性、耐熱性等において優れた物性のバランスを示す
ものである。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例中の部及び%はとくに断りのないかぎシ
重量基準である。
実施例1 有機アルミニウム化合物系重合触媒を用いて公知の溶液
重合法により調製したエチレンスルフィド−エビクロロ
ヒドリン共重合ゴムとNBRとを下記の配合処方に従っ
て他の配合剤とともに冷却ロールで混合し、160℃、
30分間加熱し加硫物を調製した。
配合処方 NBR”          50 工チレンスルフイドーエヒクロロヒトリン共重合コ9ム
    50ステアリン酸            2
FEFカーはン            35酸化亜鉛
               2.5鉛丹     
   2.5 イオウ                0.25テト
ラメチルチウラムジスルフイド         0.
5シクロヘキシルベンゾチアジルスルフエンアミド  
      0.52−メルカゾトイミダゾリン   
       0.6N−フェニル−N’−4ンプロピ
ルーp−フェニレンシアミン   0.5・クプチルジ
チオカルパミン酸ニッケル          0.5
*1 日本ゼオン社製品N1pol DN−101L(
アクリロニトリル含量42重量%) 次に、加硫物の物性をJISK−6301によシ測定し
た。結果を第1表に示す。
同表よp1本発明のコ9ム混合物は緒特性のバランスの
とれた加硫物を与えることがわかる。
実施例2 NBR、!:エチレンスルフィド(39モル%)−エピ
クロロヒドリン(58モル%)−アリルグリシツルエー
テル(3モル%)の共重合ゴムを各々第2表の配合処方
に従りて他の配合剤とともに冷却ロールで混合し、得ら
れた配合物を第3表に示す配合比で冷却ロールにて混合
物を調製し次。
以下、実施例1と同様にして得られた加硫物の物性を第
3表に示す。
実施例3 NBRトエチレンスルフィド(40モル%)−エピクロ
ロヒドリン(60モル%)の共重合ゴムを各々第4表の
配合処方に従りて他の配合剤とともに冷却ロールで混合
し、得られた配合物を第5表に示す配合比で冷却ロール
にて混合物を調製した。
以下実施例1と同様にして得られた加硫物の物性を第5
表に示す。
第5表 実施例4 水素化したNBRとエチレンスルフィド(35モル%)
−エヒクロロヒドリン(62モル%)−アリルグリシジ
ルエーテル(3モル%)の共重合ゴムを各々第6表の配
合処方に従りて他の配合剤とともに冷却ロールで混合し
、得られた配合物を第7表に示す配合比で冷却ロールに
て混合物を調製した。
以下実施例1と同様にして得られた加硫物の物性を第7
表に示す。
第  7  表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム10〜80重
    量%とアルキレンスルフィド15〜70モル%、エピハ
    ロヒドリン85〜30モル%及び不飽和エポキシド0〜
    15モル%よりなる共重合ゴム90〜20重量%とから
    なることを特徴とする耐油性の良いゴム混合物。
JP22519786A 1986-09-24 1986-09-24 耐油性の良いゴム混合物 Expired - Lifetime JPH078932B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106046455A (zh) * 2016-07-13 2016-10-26 安徽奥丰汽车配件有限公司 一种汽车橡胶密封条及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106046455A (zh) * 2016-07-13 2016-10-26 安徽奥丰汽车配件有限公司 一种汽车橡胶密封条及其制备方法

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