JPH0694527B2 - 帯電防止熱可塑性組成物 - Google Patents
帯電防止熱可塑性組成物Info
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- JPH0694527B2 JPH0694527B2 JP60287640A JP28764085A JPH0694527B2 JP H0694527 B2 JPH0694527 B2 JP H0694527B2 JP 60287640 A JP60287640 A JP 60287640A JP 28764085 A JP28764085 A JP 28764085A JP H0694527 B2 JPH0694527 B2 JP H0694527B2
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- copolymer
- epihalohydrin
- acrylonitrile
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L55/00—Compositions of homopolymers or copolymers, obtained by polymerisation reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, not provided for in groups C08L23/00 - C08L53/00
- C08L55/02—ABS [Acrylonitrile-Butadiene-Styrene] polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L71/00—Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L71/02—Polyalkylene oxides
- C08L71/03—Polyepihalohydrins
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は帯電防止性を有する熱可塑性の、ABS樹脂を含
有する組成物と一般的に関連するものであつて、特にグ
ラフト化ABS共重合体とエピハロヒドリンを含有する帯
電防止組成物に関するものである。
有する組成物と一般的に関連するものであつて、特にグ
ラフト化ABS共重合体とエピハロヒドリンを含有する帯
電防止組成物に関するものである。
グラフト化ABS共重合体はその高耐衝撃強度、引張り強
度、硬度と熱可塑性とのためにコンピューターの収容容
器、冷凍機の内張、玩具等の分野で広い用途を獲得して
いる。然し大部分の熱可塑性ABS組成物は比較的静電荷
の消失速度が小さくそのため静電荷が急速に消滅するこ
とが要求されるある種の医療用機器や軍事用装置等多く
の用途には使用されない。
度、硬度と熱可塑性とのためにコンピューターの収容容
器、冷凍機の内張、玩具等の分野で広い用途を獲得して
いる。然し大部分の熱可塑性ABS組成物は比較的静電荷
の消失速度が小さくそのため静電荷が急速に消滅するこ
とが要求されるある種の医療用機器や軍事用装置等多く
の用途には使用されない。
静電荷の保持度を低下する一つの方法は製品を成形後に
帯電防止性の膜を残すような材料で被覆する方法であ
る。この方法では一時的には適度の帯電防止性が得られ
るようであるが、表面膜はその製品の使用中に摩耗して
消滅するので、定期的に膜の再被覆を行なわないと帯電
防止性は失われる。その外にこの方法では製品の製造工
程に被覆工程を追加しなければならず、製造費が嵩むと
いう不利がある。
帯電防止性の膜を残すような材料で被覆する方法であ
る。この方法では一時的には適度の帯電防止性が得られ
るようであるが、表面膜はその製品の使用中に摩耗して
消滅するので、定期的に膜の再被覆を行なわないと帯電
防止性は失われる。その外にこの方法では製品の製造工
程に被覆工程を追加しなければならず、製造費が嵩むと
いう不利がある。
帯電防止性の保持度を低下させるための別の方法は組成
物中に帯電防止性を有する材料を混入する方法である。
エトキシ化したアミン類のようなある種の内部的帯電防
止添加物は空気中の水分を吸収するため組成物の表面抵
抗を低下する。然し残念ながらこの水分吸収過程は乾燥
した環境内においては逆方向に作用し、製品の周囲の空
気が乾燥している場合には帯電防止性を低下させたり又
は完全に消滅させる。これらの材料は製品の表面に析出
する傾向があり表面で摩耗によつて除去されてしまう。
物中に帯電防止性を有する材料を混入する方法である。
エトキシ化したアミン類のようなある種の内部的帯電防
止添加物は空気中の水分を吸収するため組成物の表面抵
抗を低下する。然し残念ながらこの水分吸収過程は乾燥
した環境内においては逆方向に作用し、製品の周囲の空
気が乾燥している場合には帯電防止性を低下させたり又
は完全に消滅させる。これらの材料は製品の表面に析出
する傾向があり表面で摩耗によつて除去されてしまう。
帯電防止性の保持度を低下させるためのその他の添加物
はエピクロロヒドリンゴムのような酸化エチレンの単独
又は共重合体である。このような重合物はポリ塩化ビニ
ルおよびその他の類似の物質のような合成樹脂中に帯電
防止用成分として使用されている。米国特許第3,425,98
1号明細書にはエチレンの重合物樹脂に添加した酸化エ
チレン単独又は共重合体より成る組成物が開示されてい
る。好適な酸化エチレン共重合体は酸化エチレンを主成
分単量体とし酸化プロピレン、酸化ブチレン、酸化スチ
レン等の単独エポキシ基を有する単量体と共に含有する
酸化エチレン共重合体である。
はエピクロロヒドリンゴムのような酸化エチレンの単独
又は共重合体である。このような重合物はポリ塩化ビニ
ルおよびその他の類似の物質のような合成樹脂中に帯電
防止用成分として使用されている。米国特許第3,425,98
1号明細書にはエチレンの重合物樹脂に添加した酸化エ
チレン単独又は共重合体より成る組成物が開示されてい
る。好適な酸化エチレン共重合体は酸化エチレンを主成
分単量体とし酸化プロピレン、酸化ブチレン、酸化スチ
レン等の単独エポキシ基を有する単量体と共に含有する
酸化エチレン共重合体である。
使用材料の静電荷消滅性を改善するために、ある種の帯
電防止性化合物をABS組成物に添加することも行なわれ
て来た。エネベス〔Ebenth〕等の米国特許第3,450,794
号には、スチレンとアクリロニトリルとをポリブタジエ
ンのような共役ジオレフインにグラフト共重合体や、1
ないし10重量%のポリプロピレングリコールとを配合し
たスチレンとアクリロニトリルとの熱可塑性共重合体を
含有する帯電防止性の組成物が開示されている。この組
成物は280秒の帯電消滅半減寿命を持つことが報告され
ている。然しこの消滅速度は多くの目的に対しては未だ
十分小さいとはいえない。
電防止性化合物をABS組成物に添加することも行なわれ
て来た。エネベス〔Ebenth〕等の米国特許第3,450,794
号には、スチレンとアクリロニトリルとをポリブタジエ
ンのような共役ジオレフインにグラフト共重合体や、1
ないし10重量%のポリプロピレングリコールとを配合し
たスチレンとアクリロニトリルとの熱可塑性共重合体を
含有する帯電防止性の組成物が開示されている。この組
成物は280秒の帯電消滅半減寿命を持つことが報告され
ている。然しこの消滅速度は多くの目的に対しては未だ
十分小さいとはいえない。
以上を総括するとプラスチツクに帯電防止性を付与する
種々の方法では摩耗や水その他の溶剤による溶出によつ
てその性能が低下し不適当な帯電消滅速度を示したり、
周囲の雰囲気中の湿度の如何によつて帯電消滅速度が変
化する。然しながらプラスチツクの使用の普及によつ
て、耐久性が良くて、導電性が大きい帯電防止性熱可塑
性樹脂に対する強い要望が存在している。この問題は特
に好ましい物理的性質があるために需要が大きいABS系
熱可塑性樹脂に対しては特に重要であるが現在の電気部
品に使用し得る用途に適するような効果的な絶縁材は見
出されていない。
種々の方法では摩耗や水その他の溶剤による溶出によつ
てその性能が低下し不適当な帯電消滅速度を示したり、
周囲の雰囲気中の湿度の如何によつて帯電消滅速度が変
化する。然しながらプラスチツクの使用の普及によつ
て、耐久性が良くて、導電性が大きい帯電防止性熱可塑
性樹脂に対する強い要望が存在している。この問題は特
に好ましい物理的性質があるために需要が大きいABS系
熱可塑性樹脂に対しては特に重要であるが現在の電気部
品に使用し得る用途に適するような効果的な絶縁材は見
出されていない。
本発明はABSグラフト共重合体80重量%未満で、45重量
%以上とエピハロヒドリン重合物20重量%超え、55重量
%以下とより成る帯電防止熱可塑性組成物に関するもの
であつて、特にABS共重合体がビニル芳香族系化合物と
アクリロニトリル系化合物との組合わせを少なくとも40
重量%と、ゴム質基材60重量%以下とより成るABSグラ
フト共重合体に関するものである。エピハロヒドリンの
共重合体としてはエピクロロヒドリンと、酸化エチレ
ン、酸化プロピレン等の酸化アルキレンおよびそれらの
混合物との共重合体が好適である。
%以上とエピハロヒドリン重合物20重量%超え、55重量
%以下とより成る帯電防止熱可塑性組成物に関するもの
であつて、特にABS共重合体がビニル芳香族系化合物と
アクリロニトリル系化合物との組合わせを少なくとも40
重量%と、ゴム質基材60重量%以下とより成るABSグラ
フト共重合体に関するものである。エピハロヒドリンの
共重合体としてはエピクロロヒドリンと、酸化エチレ
ン、酸化プロピレン等の酸化アルキレンおよびそれらの
混合物との共重合体が好適である。
本発明は80重量%未満で、45重量%以上のABSグラフト
共重合体と20重量%超え、55重量%以下のエピハロヒド
リン共重合体より成る帯電防止熱可塑性組成物に関す
る。
共重合体と20重量%超え、55重量%以下のエピハロヒド
リン共重合体より成る帯電防止熱可塑性組成物に関す
る。
従来“ABS"という用語はアクリロニトリル、ブタジエ
ン、スチレンより主として構成される共重合体を表わす
ものであるが、この定義は近年に於ては拡大して使用さ
れ、これらの成分が全部又は一部分これに類縁性が大き
い化合物で置きかえられた共重合体をも包含して使用さ
れている。
ン、スチレンより主として構成される共重合体を表わす
ものであるが、この定義は近年に於ては拡大して使用さ
れ、これらの成分が全部又は一部分これに類縁性が大き
い化合物で置きかえられた共重合体をも包含して使用さ
れている。
本発明において使用し得るビニル芳香族系化合物は、α
−メチルスチレンのようなビニル芳香族系化合物、クロ
ロスチレンやジブロモスチレンのようなハロゲン化スチ
レン、ビニルトルエン、ビニルアニリン類、スチレンの
ようなアルキルスチレン等の種々の共重合性ビニル芳香
族化合物である。異つたビニル芳香族系化合物の混合物
も使用することが出来る。然し好ましいビニル芳香族系
化合物はスチレン、ハロゲン化スチレン類、α−メチル
スチレン類、アルキルスチレン類、およびそれらの混合
物である。最も好ましい実施態様においてはグラフト共
重合体中には少なくとも若干のスチレンを含有してい
る。
−メチルスチレンのようなビニル芳香族系化合物、クロ
ロスチレンやジブロモスチレンのようなハロゲン化スチ
レン、ビニルトルエン、ビニルアニリン類、スチレンの
ようなアルキルスチレン等の種々の共重合性ビニル芳香
族化合物である。異つたビニル芳香族系化合物の混合物
も使用することが出来る。然し好ましいビニル芳香族系
化合物はスチレン、ハロゲン化スチレン類、α−メチル
スチレン類、アルキルスチレン類、およびそれらの混合
物である。最も好ましい実施態様においてはグラフト共
重合体中には少なくとも若干のスチレンを含有してい
る。
本発明において使用することが出来るアクリロニトリル
系化合物はアクリロニトリル、ハロゲン化アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、エタクリロニトリル、更に
アルキルアクリロニトリル誘導体およびそれらの誘導体
である。メタクリル酸エステル、メチルメタクリレー
ト、エタクリレートおよびアクロレインのようなその他
の非ニトリル系アクリル化合物はABSグラフト共重合体
中に20重量%以下、好ましくは10重量%以下の比較的少
量で存在していても良い。好適な化合物はアクリロニト
リルおよび/又はメタアクリロニトリルである。最も好
適なABSグラフト共重合体はアクリロニトリルを主なア
クリル化合物として含有し、少量のメタクリロニトリル
を含有するものである。
系化合物はアクリロニトリル、ハロゲン化アクリロニト
リル、メタクリロニトリル、エタクリロニトリル、更に
アルキルアクリロニトリル誘導体およびそれらの誘導体
である。メタクリル酸エステル、メチルメタクリレー
ト、エタクリレートおよびアクロレインのようなその他
の非ニトリル系アクリル化合物はABSグラフト共重合体
中に20重量%以下、好ましくは10重量%以下の比較的少
量で存在していても良い。好適な化合物はアクリロニト
リルおよび/又はメタアクリロニトリルである。最も好
適なABSグラフト共重合体はアクリロニトリルを主なア
クリル化合物として含有し、少量のメタクリロニトリル
を含有するものである。
ゴム質基材としては公知の種々のゴム質基材を何れも使
用し得る。然し好ましいゴム質基材はジエン系ゴムより
成るものである。特に好ましいゴムはポリブタジエン系
ゴムおよびブタジエン共重合ゴムであつて、例えば35%
以下のアクリロニトリル、アルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート等の共重合性単量体又はスチレン等
のビニル芳香族系単量体を含有するブタジエン共重合体
である。また、ジエン系ゴム程は好ましくはないがその
他のゴム質基材も使用することが出来る。その例として
はアルキルアクリレート単独重合物又は共重合体から誘
導したアクリルゴム等のゴムで通常少量の二又は三官能
性架橋性単量体およびグラフト結合単量体を含むもので
ある。
用し得る。然し好ましいゴム質基材はジエン系ゴムより
成るものである。特に好ましいゴムはポリブタジエン系
ゴムおよびブタジエン共重合ゴムであつて、例えば35%
以下のアクリロニトリル、アルキルアクリレート、アル
キルメタクリレート等の共重合性単量体又はスチレン等
のビニル芳香族系単量体を含有するブタジエン共重合体
である。また、ジエン系ゴム程は好ましくはないがその
他のゴム質基材も使用することが出来る。その例として
はアルキルアクリレート単独重合物又は共重合体から誘
導したアクリルゴム等のゴムで通常少量の二又は三官能
性架橋性単量体およびグラフト結合単量体を含むもので
ある。
公知のごとく、本発明のグラフト共重合体は樹脂の性質
を改善するために種々の添加物を少量含んでいても良
い。このような添加物としてはジビニルベンゼン、エチ
レングリコールジメタクリレート等の架橋性単量体であ
る。
を改善するために種々の添加物を少量含んでいても良
い。このような添加物としてはジビニルベンゼン、エチ
レングリコールジメタクリレート等の架橋性単量体であ
る。
これらのグラフト共重合体の多数は市場で広範囲から入
手することが出来、あるいは種々の公知のグラフト重合
技術によつて製造することが出来る。その方法の一つは
アクリロニトリル単量体とビニル芳香族単量体とを予め
生成したゴム質基材に共重合する方法である。米国特許
第3,238,275号明細書にはスチレンとアクリロニトリル
から伝統的なABSグラフト重合体を製造する代表的な方
法が記載されている。同明細書には、ゴム質基質の含有
率が大きいグラフト共重合体と、スチレン−アクリロニ
トリル共重合体(SAN)、アクリロニトリル−α−メチ
ルスチレン、スチレン共重合体等の予め形成された剛性
の共重合体とを配合することによるABS型樹脂の製造も
記載されている。
手することが出来、あるいは種々の公知のグラフト重合
技術によつて製造することが出来る。その方法の一つは
アクリロニトリル単量体とビニル芳香族単量体とを予め
生成したゴム質基材に共重合する方法である。米国特許
第3,238,275号明細書にはスチレンとアクリロニトリル
から伝統的なABSグラフト重合体を製造する代表的な方
法が記載されている。同明細書には、ゴム質基質の含有
率が大きいグラフト共重合体と、スチレン−アクリロニ
トリル共重合体(SAN)、アクリロニトリル−α−メチ
ルスチレン、スチレン共重合体等の予め形成された剛性
の共重合体とを配合することによるABS型樹脂の製造も
記載されている。
ビニル芳香族系化合物、アクリロニトリル系化合物およ
びゴム質基質の割合は一部は熱可塑性組成物の所望の特
性によつて異る。然しABSグラフト共重合体が少なくと
も40重量%のビニル芳香族系化合物とアクリロニトリル
系化合物との組合わせより成り、ゴム基質が60重量%以
下であることが好ましい。更に好ましい割合はABSグラ
フト共重合体中のビニル芳香族系化合物とアクリロニト
リル系化合物との組合わせが少なくとも50重量%でゴム
質基質が50重量%以下の割合である。
びゴム質基質の割合は一部は熱可塑性組成物の所望の特
性によつて異る。然しABSグラフト共重合体が少なくと
も40重量%のビニル芳香族系化合物とアクリロニトリル
系化合物との組合わせより成り、ゴム基質が60重量%以
下であることが好ましい。更に好ましい割合はABSグラ
フト共重合体中のビニル芳香族系化合物とアクリロニト
リル系化合物との組合わせが少なくとも50重量%でゴム
質基質が50重量%以下の割合である。
本願発明の帯電防止熱可塑性組成物はまた、20重量%超
えるエピハロヒドリン共重合体を含有している。含有さ
れるべきエピハロヒドリン共重合体の最大割合は一部
は、特定のエピハロヒドリン共重合体の性質と、組成物
の使用目的に応じて異る。通常は組成物中のエピハロヒ
ドリン共重合体が55重量%以下であることが好ましい。
然し大抵の用途に対してはエピハロヒドリン共重合体の
割合は通常約50重量%以下である。
えるエピハロヒドリン共重合体を含有している。含有さ
れるべきエピハロヒドリン共重合体の最大割合は一部
は、特定のエピハロヒドリン共重合体の性質と、組成物
の使用目的に応じて異る。通常は組成物中のエピハロヒ
ドリン共重合体が55重量%以下であることが好ましい。
然し大抵の用途に対してはエピハロヒドリン共重合体の
割合は通常約50重量%以下である。
エピハロヒドリンの単量体は一般的に次式で表わされ
る。
る。
式中Xは塩素、臭素又はヨー素である。然し、Xが塩素
又は臭素が好ましく、エピクロロヒドリンが最も好まし
い。
又は臭素が好ましく、エピクロロヒドリンが最も好まし
い。
エピハロヒドリンは他の公知のオキシラン環を有する種
々の共重合性単量体と共重合することが出来る。このよ
うな単量体の例はグリシジルエーテル類、ジエン類およ
びポリエン類のモノエポキシ化物、グリシジルエステル
類および酸化アルキレン類である。このような単量体の
例はビニルグリシジルエーテル、イソプロペニルグリシ
ジルエーテル、ブタジエンモノオキシド、クロロプレン
モノオキシド、3,4-エポキシ‐1-ペンテン、グリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレート、1,2-エポキ
シ‐3,3,3-トリクロロプロパン、フエニルグリシジルエ
ーテル、酸化エチレン、酸化プロピレンおよびトリクロ
ロブチレンオキシドである。
々の共重合性単量体と共重合することが出来る。このよ
うな単量体の例はグリシジルエーテル類、ジエン類およ
びポリエン類のモノエポキシ化物、グリシジルエステル
類および酸化アルキレン類である。このような単量体の
例はビニルグリシジルエーテル、イソプロペニルグリシ
ジルエーテル、ブタジエンモノオキシド、クロロプレン
モノオキシド、3,4-エポキシ‐1-ペンテン、グリシジル
アクリレート、グリシジルメタクリレート、1,2-エポキ
シ‐3,3,3-トリクロロプロパン、フエニルグリシジルエ
ーテル、酸化エチレン、酸化プロピレンおよびトリクロ
ロブチレンオキシドである。
好適な単量体は酸化エチレン、酸化プロピレン、酸化ブ
チレン、等の酸化アルキレン、3,4-エポキシ‐1-ペンテ
ン、1,2-エポキシ‐3,3,3-トリクロロプロパン、酸化ト
リクロロブチレン等である。更に好ましいものは酸化エ
チレン、酸化プロピレン又はその混合物である。酸化エ
チレンが最も好ましい。
チレン、等の酸化アルキレン、3,4-エポキシ‐1-ペンテ
ン、1,2-エポキシ‐3,3,3-トリクロロプロパン、酸化ト
リクロロブチレン等である。更に好ましいものは酸化エ
チレン、酸化プロピレン又はその混合物である。酸化エ
チレンが最も好ましい。
好ましい実施態様においてはエピハロヒドリンゴムを、
ABSグラフト共重合体と結合させる前に、エピハロヒド
リンと酸化アルキレンとを共重合させてエピハロヒドリ
ンゴムを形成する。好適なエピハロヒドリン共重合体は
市場で入手することが出来るし、又は公知の市場で入手
し得る単量体から公知の技術で製造することが出来る。
ABSグラフト共重合体と結合させる前に、エピハロヒド
リンと酸化アルキレンとを共重合させてエピハロヒドリ
ンゴムを形成する。好適なエピハロヒドリン共重合体は
市場で入手することが出来るし、又は公知の市場で入手
し得る単量体から公知の技術で製造することが出来る。
好ましい実施態様ではエピハロヒドリン共重合体は約25
ないし約75重量%のエピハロヒドリンと約75ないし約25
重量%の他種単量体より成るものである。然し共重合体
がエピハロヒドリン約40ないし約60重量%と他種単量体
約60ないし約40重量%より成るものが更に好ましい。こ
の他種単量体は酸化アルキレンであることが好ましい。
ないし約75重量%のエピハロヒドリンと約75ないし約25
重量%の他種単量体より成るものである。然し共重合体
がエピハロヒドリン約40ないし約60重量%と他種単量体
約60ないし約40重量%より成るものが更に好ましい。こ
の他種単量体は酸化アルキレンであることが好ましい。
ABSグラフト共重合体およびエピハロヒドリンゴムはバ
ンバリーミキサー中での混合、溶融混合、押出しおよび
練肉等の種々の方法で一体化することが出来る。この場
合ジクミルパーオキシド等の少量の架橋剤を添加するこ
とが好ましい。衝撃性改善剤、顔料、潤滑剤、安定剤、
充填剤および酸化防止剤等の公知のその他の添加物を混
合しても良い。
ンバリーミキサー中での混合、溶融混合、押出しおよび
練肉等の種々の方法で一体化することが出来る。この場
合ジクミルパーオキシド等の少量の架橋剤を添加するこ
とが好ましい。衝撃性改善剤、顔料、潤滑剤、安定剤、
充填剤および酸化防止剤等の公知のその他の添加物を混
合しても良い。
下記の実施例は種々の割合とエピハロヒドリンゴムとAB
Sグラフト共重合体の配合物を合衆国試験規格101、試験
法4046に従つて試験した結果に関するものである。この
試験法は試料に電荷を与えて試料の電荷の減少速度を測
定する方法である。
Sグラフト共重合体の配合物を合衆国試験規格101、試験
法4046に従つて試験した結果に関するものである。この
試験法は試料に電荷を与えて試料の電荷の減少速度を測
定する方法である。
これらの実施例中のエピハロヒドリン共重合体はエピク
ロロヒドリンと酸化エチレンとの50/50の共重合体であ
る。原料のABSは公知の乳化重合法およびグラフト法で
製造したA/B/S=30/15/55のグラフト共重合体である。A
BSとエピハロヒドリン共重合体との配合物は潤滑剤と安
定剤を2%以下含有するものである。
ロロヒドリンと酸化エチレンとの50/50の共重合体であ
る。原料のABSは公知の乳化重合法およびグラフト法で
製造したA/B/S=30/15/55のグラフト共重合体である。A
BSとエピハロヒドリン共重合体との配合物は潤滑剤と安
定剤を2%以下含有するものである。
試料をバンバリーミキサーで混練し、330゜F(166℃)
で圧縮成形して厚さ125ミル(0.3175cm)、幅3.5インチ
(8.9cm)、長さ5インチ(12.7cm)の寸法とした。次
に試料を関係湿度15%、73゜F(23℃)において24hr調
質した。次に静電荷減計を使用して試験法4046に依つて
試料の電荷消滅速度を測定した。この装置は5000ボルト
の電圧を試料にかけた後試料がこの荷電を失つてゼロボ
ルトとなるまで要する時間を監視する。
で圧縮成形して厚さ125ミル(0.3175cm)、幅3.5インチ
(8.9cm)、長さ5インチ(12.7cm)の寸法とした。次
に試料を関係湿度15%、73゜F(23℃)において24hr調
質した。次に静電荷減計を使用して試験法4046に依つて
試料の電荷消滅速度を測定した。この装置は5000ボルト
の電圧を試料にかけた後試料がこの荷電を失つてゼロボ
ルトとなるまで要する時間を監視する。
対照例C1およびC10はそれぞれエピハロヒドリン共重合
体を含まない試料およびABSグラフト共重合体を含まな
い試料を表わす。対照例C2〜C5はABSの外にエピハロヒ
ドリン共重合体を含んでいる試料を表わすものであるが
そのエピハロヒドリン共重合体の相対的割合は20%又は
それ以下である。実施例6〜9は本発明の種々の実施態
様を表わし、試料は20重量%超え、55重量%以下のエピ
ハロヒドリン共重合体と80重量%未満で、45重量%以上
のABSグラフト共重合体より成るものである。本試験の
結果は第I表に示す通りである。パーセントはすべてエ
ピハロヒドリン共重合体とABSとの合計重量に対する重
量%である。
体を含まない試料およびABSグラフト共重合体を含まな
い試料を表わす。対照例C2〜C5はABSの外にエピハロヒ
ドリン共重合体を含んでいる試料を表わすものであるが
そのエピハロヒドリン共重合体の相対的割合は20%又は
それ以下である。実施例6〜9は本発明の種々の実施態
様を表わし、試料は20重量%超え、55重量%以下のエピ
ハロヒドリン共重合体と80重量%未満で、45重量%以上
のABSグラフト共重合体より成るものである。本試験の
結果は第I表に示す通りである。パーセントはすべてエ
ピハロヒドリン共重合体とABSとの合計重量に対する重
量%である。
対照例C2〜C5を実施例6〜9と比較すると本発明の実施
態様の試料は本発明の実施態様によらない本発明以外の
類似のABSグラフト共重合体とエピハロヒドリン共重合
体の配合物よりも電荷消滅速度が著しく大きいことを示
しており、本発明の組成物は多くの目的に対して好適で
あるが他の組成物では不適であることが分る。例えば陸
軍規格MIL−B−81705Bでは5000ボルトからゼロボルト
までの電荷消滅速度が2.0秒以下であることを要求して
いる。前記のデータから分るように本発明は本基準に明
らかに適合している。
態様の試料は本発明の実施態様によらない本発明以外の
類似のABSグラフト共重合体とエピハロヒドリン共重合
体の配合物よりも電荷消滅速度が著しく大きいことを示
しており、本発明の組成物は多くの目的に対して好適で
あるが他の組成物では不適であることが分る。例えば陸
軍規格MIL−B−81705Bでは5000ボルトからゼロボルト
までの電荷消滅速度が2.0秒以下であることを要求して
いる。前記のデータから分るように本発明は本基準に明
らかに適合している。
実施例11は第II表に示しているようにABS75%と50/50酸
化エチレン/エピクロロヒドリン共重合体の配合物の物
理的性質についてのデータを代表するものである。第II
表中に記した試験法はASTM法に準拠するものであつて、
“RT"は室温(すなわち約25℃)を表わす。
化エチレン/エピクロロヒドリン共重合体の配合物の物
理的性質についてのデータを代表するものである。第II
表中に記した試験法はASTM法に準拠するものであつて、
“RT"は室温(すなわち約25℃)を表わす。
試料を溶媒で処理した場合の帯電防止性の低下に対する
抵抗も測定されている。対照例C12およびC13は公知の帯
電防止配合物の試料である。これらの配合物の中、C12
はABSとエトキシル化アミン8〜10重量%との配合物で
あり、C13はポリエチレンとエトキシル化アミン6重量
%の配合物である。実施例14は実施例11に示したような
本発明のABS75重量%、エピクロロヒドリン/酸化エチ
レン共重合体25重量%の帯電防止熱可塑性組成物であ
る。対照例C12とC13および実施例14の試料は射出成形で
製造したものである。実施例11と実施例14は圧縮成形法
によつて製造された試料と射出成形法によつて製造され
た試料の間に消滅速度の僅小な差異があることを示して
いる。
抵抗も測定されている。対照例C12およびC13は公知の帯
電防止配合物の試料である。これらの配合物の中、C12
はABSとエトキシル化アミン8〜10重量%との配合物で
あり、C13はポリエチレンとエトキシル化アミン6重量
%の配合物である。実施例14は実施例11に示したような
本発明のABS75重量%、エピクロロヒドリン/酸化エチ
レン共重合体25重量%の帯電防止熱可塑性組成物であ
る。対照例C12とC13および実施例14の試料は射出成形で
製造したものである。実施例11と実施例14は圧縮成形法
によつて製造された試料と射出成形法によつて製造され
た試料の間に消滅速度の僅小な差異があることを示して
いる。
前記のごとく試験は試料の電荷消滅速度を測定して行な
われた。試料の表面は通常の病院用消毒剤であるイソプ
ロピルアルコールを十分吸収させた木綿のあて物で良く
拭つて関係湿度10%において24hr調整した。清浄および
調整後電荷消滅速度を再測定した。試験結果は第III表
に示す通りである。
われた。試料の表面は通常の病院用消毒剤であるイソプ
ロピルアルコールを十分吸収させた木綿のあて物で良く
拭つて関係湿度10%において24hr調整した。清浄および
調整後電荷消滅速度を再測定した。試験結果は第III表
に示す通りである。
これらの実施例は本発明の実施可能性と若干の状況を示
すために提示したものに過ぎない。本発明の範囲はこれ
らの実施例によつて制限されるものではなく、特許請求
の範囲に定義した処と同一の実施態様および変更を包含
するものである。
すために提示したものに過ぎない。本発明の範囲はこれ
らの実施例によつて制限されるものではなく、特許請求
の範囲に定義した処と同一の実施態様および変更を包含
するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨージ・ピー・キポーラス アメリカ合衆国ウエスト・バージニア州 26102,パーカースバーグ,ハミルトン・ ストリート 1907 (56)参考文献 米国特許3425981(US,A)
Claims (12)
- 【請求項1】(A) 80重量%未満で、45重量%以上の
ABSグラフト共重合体と、 (B) 20重量%超え、55重量%以下のエピハロヒドリ
ン共重合体 とより成る帯電防止熱可塑性組成物。 - 【請求項2】ABSグラフト共重合体が少なくとも40重量
%のビニル芳香族系化合物とアクリロニトリル系化合物
との組合わせと、60重量%以下のゴム基質とより成る前
記特許請求の範囲第1項に記載する組成物。 - 【請求項3】ABSグラフト共重合体が少なくとも50重量
%のビニル芳香族系化合物とアクリロニトリル系化合物
との組合わせと、50重量%以下のゴム基質とより成る前
記特許請求の範囲第2項に記載する組成物。 - 【請求項4】ABSグラフト共重合体がアクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、およびそれらの混合物より成
る群から選ばれたアクリロニトリル系化合物を含有する
前記特許請求の範囲第1項に記載する組成物。 - 【請求項5】ABSグラフト共重合体がスチレン、ハロゲ
ン化スチレン類、α−メチルスチレン類、アルキルスチ
レン類およびそれらの混合物より成る群から選ばれたビ
ニル芳香族系化合物を含有する前記特許請求の範囲第4
項に記載する組成物。 - 【請求項6】ABSグラフト共重合体がジエン系ゴムをゴ
ム基質として含有する前記特許請求の範囲第5項に記載
する組成物。 - 【請求項7】エピハロヒドリンは酸化アルキレンと共重
合させたものである前記特許請求の範囲第1項に記載す
る組成物。 - 【請求項8】酸化アルキレンが酸化エチレン、酸化プロ
ピレンおよびそれらの混合物より成る群から選ばれたも
のである前記特許請求の範囲第7項に記載する組成物。 - 【請求項9】エピハロヒドリンはエピクロロヒドリンで
ある前記特許請求の範囲第7項に記載する組成物。 - 【請求項10】該エピハロヒドリンと該酸化アルキレン
との共重合体が該エピハロヒドリン25ないし75重量%と
該酸化アルキレン25ないし75重量%とより成る前記特許
請求の範囲第7項に記載する組成物。 - 【請求項11】該エピハロヒドリンと該酸化アルキレン
との共重合体が該エピハロヒドリン40ないし60重量%と
該酸化アルキレン40ないし60重量%とより成る前記特許
請求の範囲第10項に記載する組成物。 - 【請求項12】(A) アクリロニトリルとメタクリロ
ニトリルの少なくとも一種より成るアクリロニトリル系
化合物と、スチレン、ハロゲン化スチレン類、α−メチ
ルスチレン類、アルキルスチレン類およびそれらの混合
物より成る群から選ばれたビニル芳香族系化合物との組
合わせを少なくとも50重量%と、50重量%以下のジエン
系ゴムを含有する基質とより成るグラフト共重合体の80
重量%未満で、45重量%以上と、 (B) エピクロロヒドリンの40ないし60重量%と、酸
化エチレン、酸化プロピレンおよびそれらの混合物より
成る群から選ばれた酸化アルキレンの40ないし60重量%
との共重合体20重量%超え、55重量%以下、 とより成る前記特許請求の範囲第1項に記載する組成
物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US685091 | 1984-12-21 | ||
US06/685,091 US4588773A (en) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | Antistatic thermoplastic composition |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185557A JPS61185557A (ja) | 1986-08-19 |
JPH0694527B2 true JPH0694527B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=24750743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60287640A Expired - Lifetime JPH0694527B2 (ja) | 1984-12-21 | 1985-12-20 | 帯電防止熱可塑性組成物 |
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---|---|
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EP (1) | EP0186321B1 (ja) |
JP (1) | JPH0694527B2 (ja) |
AU (1) | AU582198B2 (ja) |
DE (1) | DE3580256D1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US4719263A (en) * | 1985-05-10 | 1988-01-12 | The B. F. Goodrich Company | Antistatic plastic materials containing epihalohydrin polymers |
FR2583486B1 (fr) * | 1985-06-14 | 1989-03-31 | Valeo | Dispositif amortisseur de torsion, notamment pour embrayage de vehicule automobile, a amortissement au moins partiellement du a un element elastomere |
JPS62271526A (ja) * | 1986-05-19 | 1987-11-25 | Fujitsu Ltd | 自動利得制御増幅器 |
DE3704485A1 (de) * | 1987-02-13 | 1988-08-25 | Bayer Ag | Antistatische, thermoplastische formmassen auf basis von vinylaromatpolymerisaten |
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CA1318740C (en) * | 1987-04-17 | 1993-06-01 | Simon Hsiao-Pao Yu | Copolymers of ethylene oxide as antistatic additives |
US6369159B1 (en) | 1987-05-13 | 2002-04-09 | Pdm Holdings Corp. | Antistatic plastic materials containing epihalohydrin polymers |
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EP0405192A1 (en) * | 1989-06-30 | 1991-01-02 | General Electric Company | Polymer blend compositions |
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US4048261A (en) * | 1975-11-10 | 1977-09-13 | The B. F. Goodrich Company | Vulcanizable compositions of a halogen-containing polymer and a diene-nitrile rubber having active halogen cure sites |
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-
1984
- 1984-12-21 US US06/685,091 patent/US4588773A/en not_active Expired - Lifetime
-
1985
- 1985-11-27 EP EP85308630A patent/EP0186321B1/en not_active Expired
- 1985-11-27 DE DE8585308630T patent/DE3580256D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-12-05 AU AU50801/85A patent/AU582198B2/en not_active Ceased
- 1985-12-20 JP JP60287640A patent/JPH0694527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3425981A (en) | 1965-02-12 | 1969-02-04 | Union Carbide Corp | Olefin polymer compositions containing ethylene oxide polymers having a molecular weight of from 100,000 to 10 million |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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US4588773A (en) | 1986-05-13 |
AU5080185A (en) | 1986-06-26 |
DE3580256D1 (de) | 1990-11-29 |
EP0186321B1 (en) | 1990-10-24 |
EP0186321A3 (en) | 1987-05-20 |
EP0186321A2 (en) | 1986-07-02 |
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