JPS6378981A - 開閉間仕切り - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は引戸式に開閉可能な間仕切りに関するものであ
る。

（従来技術） 従来、この秤の開閉間仕切りとして、複数枚のパネルを
互いの幅方向一端部で蝶番により連結した状態で間仕切
り部分に吊戸（引戸）式に吊設し、１ｉ’ｌｌ　ｔｌｉ
ＩＪｌには各パネルを、出光を中心に９００回転させた
状態で間仕切り部分の一端（両開き式の場合は両端）に
？：ｒ１！て折畳むようにした構造のものが公知である
。

ところが、この従来の間仕切り構造によると、開閉に応
じて各パネルを９００回転させる操作が必要となるため
、開閉操作が面倒となり、かつ９００回転時にパネル間
に手指が挟み込まれる危険性があった。また、従来構造
の場合、閑じた状態での間仕切り全幅寸法を間仕切り部
分の幅（以下、間口という）寸法と正確に一致させるこ
と、いいかえればバネルー族の幅寸法×パネル枚数−間
ロ寸法となることが必要となるため、間口寸法に応じて
パネルの幅寸法を決定しなければならない。

したがって、各種幅寸法のパネルを用意し、これらを使
い分けなければならないためコストが高くつくとともに
、取付１ノに１４精度が要求され、取付作業が面倒とな
る。

さらに、間口寸法が大きくなるほどパネル枚数が多くな
るが、従来構造にＪ：ると、パネル枚数が多くなるほど
、折畳み状態でその折畳み幅寸法が大きくなるため、と
くに間口寸法が大きい場合に折畳み状態での間口寸法の
ロスが大きくなる等の欠点があった。

（発明の目的） そこで本発明は、開閉操作が簡単であるとともに、間口
寸法の変化に容易に対応でき、また折畳み状態での間口
寸法のロスが小さくてすむ開閉間仕切りを提供するもの
である。

（発明の構成） 本発明の特徴とするところは、間仕切り本体と、この間
仕切り本体を間仕切り位置とこの間仕切り位置の少なく
とも一端部で直角方向にのびる収納位１ａとの間で移動
可能に吊持する上部吊り装置と、同本体の下端部を上記
両位置間で移動案内する下部ガイド装置行とから成り、
上記間仕切り本体は、複数枚のパネルが相隣接して配置
され、かつ相隣接するパネル同士が互いの少なくとら上
端部で連結部材により連結されて、上記間仕切り位置で
は各パネルがパネル幅方向に相連続する展開状態、上記
収納位置では各パネルが上記展開状態と同じ向きでパネ
ル厚み方向に相隣接する折畳み状態となるように構成さ
れ、上記上部吊り装置は、上記間イ１切り位置と収納位
置とに亘って連続形成された上レールと、上記間仕切り
本体の各パネルの上端中央部に取付けられた吊り軸と、
上記上レール上を転動するようにこの吊り軸に対し水平
軸まわりに回転自在でかつ吊り軸まわりに回転可能に取
イ」けられた上部ローラとを具備し、上記下部ガイド装
置は、上記上レールに対向して上記間仕切り位置と収納
位置とに亘って連続形成された下レールと、上記上部吊
り装置にお番ノる吊り帖と同軸まわりに回転可能で上記
下レールに沿って転動するように間仕切り本体の各パネ
ルの下端部に回転自在に取付けられた下部ローラとを具
備し、かつ上記上部吊り装置および下部ガイド装置の少
なくとも一方において、パネル幅方向の両側に潤滑部材
が設けられるとともに、上レールま１ｃは下レールの間
仕切りレール部にこの潤滑部材が接触する補助ガイド壁
が設けられてなる開閉間仕切り、にある。

（実茄例） 第１図乃至第８図に本発明の基本実施例を示している。

このうら、第１図乃至第３図には、この実施例にかかる
間仕切りの概略構成を示している。

まず、この概略構成から説明する。Ｗｌ、Ｗ２はこの間
仕切りが設置される建物の側壁、ｗ３は同天井壁、Ｗ４
は同床壁である。この間仕切りは、間仕切り壁を形成す
る間仕切り本体Ａと、この本体Ａを吊戸式に移動（開閉
）可能に吊持する上部吊り装置Ｂと、同本体への下端部
を移動案内して開閉動作を円滑に行なわせる下部ガイド
装置Ｃとから成っている。上部吊り￥ｉ装１３および下
部ガイド装置Ｃとして、第１図乃至第３図には上レール
３および下レール８のみを示している。また、ここでは
、本体Ａが片側にのみ開閉移動する片開き式に構成した
場合を例にとっている。

間仕切り本体Ａは、上部吊り装置Ｂおよび下部ガイド装
置Ｃにより、側壁Ｗ１．Ｗ２間の間仕切り位置と、この
間仕切り位置の−＠（図例では左端、以下この図例に従
って説明する）から左側壁Ｗ１に沿って直角方向にのび
る収納位２Ｊとの間で移動（開ｒＪｌ）ｔ、うるように
なっている。収納位置には、左側壁Ｗ１とフレームＤと
によって戸袋Ｅが形成され、本体Δがこの戸袋Ｅ内に折
畳み収納される。

間仕切り本体Δは、複数枚のバネルト・・が相隣接して
配置され、かつ隣り合うもの同士互いの上下両側で連結
されて構成されている。この本体へは、間仕切り位置で
は、第１．２図に示すように各バネルト・・がパネル幅
方向に相連続する展開状態となり、収納位置では、第３
図に示すように各バネルト・・が展開状態と同じ向きの
ままパネル厚み方向に相隣接する折畳み状態となる。な
お、収納位置から最も遠い右端のパネル１には取手１＝
が設けられ、この取手Ｅを介して右端のペネル１に加え
られる左向ぎの押し力（間ぎ力）または右向きの引き力
（閉じ力）によって本体１仝体が上記間仕切り位置と収
納位置との間で移動する。

上記構成を第４図乃至第８図によって詳述する。

間仕切り本体Ａを構成する各パネル１は、幅方向両側面
１１．１１が斜面となった平面視平行四辺形に形成され
、展開状態で、互いの側面（斜面）１１がわずかの隙間
を置いて近接対向する状態となる。

各パネル１は、全体が木材の厚根にて形成されるか、ま
たは木材、金属もしくはプラスチックの板材にて中空パ
ネル構造、あるいは中空で内部に防音材が充填された構
造に構成される。これらノくネル１には、上下両端部に
パネル全幅に負って縁枠１２．１３が設けられ、相隣接
するパネル同士がこの上部および下部の縁枠１２．１３
部分で連結リンク２によって連結されている。上下の連
結リンク２は、第１．第２両リンク片２１．２２が互い
の先端部で縦ビン２３により枢支連結されて中折れ式に
屈伸可能に構成されている。そして、第１リンク片２１
の基端部が、」二下の縁枠１２゜１３におけるパネル幅
方向中心部（上側リンクの場合は吊り軸４、下側リンク
の場合はローラ軸９）に取付けられている。また、第２
リンク片２２の基端部は、縁枠１２，１３における相隣
接する端部に縦軸２４を介して取付けられている。また
、両リンク片２１．２２の相連結された先端部において
、第１リンク片２１側に、ストッパ爪２１ａが延設され
、第２リンク片２２側にはこのストッパ爪２１ａが当接
するストッパビン２２ａが突設されている。また、両パ
ネル１，１の相連結される端部において、第２リンク片
２２を前後（ノヘネル厚み方向）両側から挟む状態でビ
ン２５．２６が上下の縁枠１２．１３に突設されている
。これらス１〜ツバ爪２１ａ１ストッパビン２２ａ、そ
れにビン２５．２６の作用は後に詳述する。

つぎに、上部吊り装置Ｂおよび下部ガイド装置ノＣにつ
いて説明する。

一上部吊り装置Ｂの上レール３、および下部ガイド装置
Ｃの下レール８は、第２．３図、それに第６図乃至第８
図に示すように、それぞれ間仕切り位置に対応する間仕
切りレール部３ａ、３ａの左端に、収納位置に対応する
収納レール部３Ｃ１８Ｃが曲線部３ｂ、８ｂを介して一
体に連続形成されてなり、上レール３は天井壁Ｗ３に突
出状態で、下レール８は床壁Ｗ４に埋込み状態でそれぞ
れ設置されている。

上部吊り装置Ｂ 上レール３は、間仕切りレール部３ａ、曲線部３ｂ、収
納レール部３Ｃに共通の構成として、上壁３１と前後両
側壁３２．３２とを備え、この両側壁３２．３２の内側
に、上壁３１と平行にローラガイド壁３３．３３が、互
いの間にガイド満３４が形成される状態で突設されてい
る。また、間仕切りレール部３ａには、上記構成に加え
て、両側壁３２．３２の下方に補助ガイド壁３５．３５
が一体に延設されている。

一方、各パネル１の上部縁枠１２に突設された吊り軸４
には、−上部にスリーブ５１が吊り軸４まわりに回転可
能に外＋ｆｆｌされ、このスリーブ５１の前後両側に水
平なローラ取付軸５２．５２を介して上部メインローラ
５．５が回転自在に取付けられている。この上部メイン
ローラ５．５は、上レール３における【］−ラガイド壁
３３．３３に、このローラガイド壁３３．３３上を転動
しうるように係合支持されている。これにより各パネル
１が上レール３に沿って移動可能に吊持され、間仕切り
本体１が間イ１切り位置と収納位置との間で移動しろる
ように構成されている。また、スリーブ５１の左右両側
下方に、閉じ側Ｊ３よび開き開山先導ローラ６ａ、６ｂ
がそれぞれ吊り軸４と平行な縦軸６１まわりに回転自在
に取付けられ、この先導ローラ６ａ、６ｂが、上レール
３におけるガイド溝３４内でローラガイド壁３３．３３
に沿って転動しつるようになっている。この先導ローラ
６ａ。

６ｂは、間仕切り開閉時における上部メインローラ５，
５の先導作用（かじ取り作用）を果し、とくに上レール
３曲線部３ｂを走行する際に、上部メインローラ５．５
の前方を先駈けてｌ１ｊｌメインローラ５，５の方向転
換を円滑に行なわせる役目を果たす。

さらに、上部縁枠１２内の左右両側において、潤滑部材
としての前後一対の上部補助ローラ７゜７が縦軸まわり
に回転自在に取付けられている。

これら各補助ロー５７は、上部縁枠１２に設けられた窓
孔１２ａ・・・を介して一部が縁枠外部に導出され、上
レール３の補助ガイド壁３５．３５に沿って転動しうる
ようになっている。

下部ガイド装置Ｃ 下レール８は、前後一対のレール桟８１．８２が平行に
設けられてなっている。このレール桟８１．８２は１間
仕切りレール部８ａにおいては下部にローラガイド壁８
３．８３、上部に補助ガイド壁８４．８４を備え、曲線
部８ｂおよび収納レール部８Ｃにおいてはローラガイド
壁８３．８３のみを有している。一方、各パネル１の下
部縁枠１３に突設されたローラ軸９に、下部メインロー
ラ１００が水平姿勢でこのローラ軸９まわりに回転自在
に取付けられ、この下部メインローラ１００が、下レー
ル８における両側レール桟８１．８２のローラガイド壁
８３．８３間に、このガイドｇＬ８３．８３に沿って転
動しつるように係合されている。この下部メインローラ
１００とローラガイド壁８３．８３とにより、各パネル
１のローラ軸９が、下レール８の間仕切りレール部８ａ
、曲線部８ｂ、収納レール部８Ｃの各部で常に垂直状態
に保持され、これによって各パネル１の垂直吊持状態が
確保される。

また、下部縁枠１３内の左右両側に、上部吊り装置Ｂの
上部補助ローラ７と同様の前後一対の下部補助ローラ２
００．２００が、下部縁枠１３の窓孔１３ａ・・・を介
して一部突出する状態でｇｉ軸まわりに回転自在に取付
けられ、この下部補助ローラ２００・・・が、下レール
８の間仕切りレール部８ａにおいて補助ガイド壁８４．
８４に沿って転動しつるようになっている。

上記上部吊り装置８およＵ小部ガイド装置Ｃにお（プる
レール３．８の補助ガイド壁３５，３５Ｊ５よび８４．
８４と補助ローラ７・・・、２００とによって補助ガイ
ド兼パネル拘束手段が構成される。

この補助ガイド兼パネル拘束手段は、上下のレール３．
８のローラガイド壁３３．３３１３よび８３゜８３とメ
インローラ５，５および１００によるパネル移動時のガ
イド作用を助けて各パネルト・・を軽快に移動させると
ともに、このパネル移動中、およびバネルト・・が間仕
切り位置に静止した状態でのバネルト・・の吊り軸（ロ
ーラ軸９）まわりの回転を阻止する。これにより、間仕
切り本体へが間仕切り位置にある間は展開状態（各パネ
ルト・・が幅方向に相連続する状態）に拘束される。た
だし、上下のレール３．８の補助ガイド壁３５，３５お
よび８４．８４は、間仕切りレール部３ａ。

８ａのみに設けられているため、曲線部３ｂ、８ｂおよ
び収納レール部３Ｇ、８ｃにおいては、上記パネル拘束
作用は解除され、各パネル］が吊り軸４（ローラ軸９）
まわりに回転可能となる。なお、下レール８０曲線部８
ｂＪ５よび収納レール部８Ｃが設置される床面は、ロー
ラガイド壁８３゜８３の高さに形成される。

つぎに作用を説明する。

間仕切りを閉じた状態では、間仕切り本体Ａは、間仕切
り位置において、各パネルト・・が互いの側面（斜面）
１１ではば接してパネル幅方向に相連続する第１，２図
の状態（展開状態）となる。この状態で、パネル間に殆
ど隙間が生じないため、間仕切り本体Ａが遮音性、遮光
性にすぐれ、間仕切り壁として」−分な機能を果Ｊとと
もに、折畳み式でありながら、隙間のない一枚１狸とし
ての外観を早することとなる。さらに、この状態で各パ
ネルト・・が前記したように上部吊り装置Ｂおよび下部
ガイド装置Ｃの補助ガイド兼パネル拘束手段によって展
開状態に保持されるため、各パネルの幅方向両側部分に
外力が加えられても縦軸まわりに回転したり動揺したり
するおそれがない。したがって、間仕切り本体へが堅牢
な間仕切り壁を形成する。

間仕切りを上記のように閉じた状態から聞くどきには、
収納位置から最も遠い右端のパネル１を取手Ｆを介して
左側に押す。この押１ツカは、上下の連結リンク２を介
して各パネルト・・に伝達され、これにより全パネルト
・・が一体に左側に移動する。

第６．７図はこの移動途中の状態を示している。

この場合、各パネルト・・は、上下のレール３゜８に沿
って、間仕切りレール部３ａ、３ａから曲線部３ｂ、８
ｂを経て収納レール部３ｃ、　８ｃへと、終始、展開状
態時と同じ向きく厚み方向面が前後に向いた状態）のま
ま移動して、収納位置すなわち戸袋Ｅ内に順次入り、こ
の戸袋Ｅ内で互いの厚み方向面が接する第３図の折畳み
状態となる。

このパネル１等の動きを次に詳述する。

（イ）　各パネル１は、間仕切り位置を左に移動する間
は、前記した補助ガイド兼パネル拘束手段によって吊り
軸４（０−ラ軸９）まわりの回転を阻止される。このた
め、各パネルト・・がＩｊＸ開状態時の向きに保持され
たまま左行移りする。また、上部および下部両メインロ
ーラ５，５．１００は、上下のレール３，８の間仕切り
レール部３ａ、８ａに沿って左に直進走行する。

このとき、上下の連結リンク２において、第２リンク片
２２がビン２５．２６により回動を阻止され、したがっ
て第１リンク片２１も回動不能状態となる。このため連
結リンク２が伸長状態に保たれ、この状態で左向きの押
し力を前段のパネル１に確実に伝えることとなる。

（ロ）　パネル１が上下のレール３．８の曲線部３ｂ、
８ｂにさしかかると、上部および下部両メイン１］−ラ
５．５．１００は、この曲線部３ｂ。

８ｂでカーブ走行（方向転換）して収納レール部３ｃ、
　８ｃに入る。

一方、パネルそのものは、連結リンク２により、後続の
パネル１から左向きの押し力を加えられながら曲線部３
ｂ、８ｂに入る。ここで、曲線部３ｂ、８ｂに入ったパ
ネル１と、間仕切りレール部３ａ、　８ａに位置する後
続のパネル１の前後方向位置がずれるため、連結リンク
２が屈折しながら、前段パネル１に押し力を加える。こ
のどき、ス１ヘッパ爪２１ａとスｌ−ツバビン２２ａと
によって、連結リンク２の屈折方向が規制される。なお
、この連結リンク２の屈折の始動性を与える意味で、１
１１リンク２を元々少し屈折した状態で取付けてＪ３く
のが望ましい。

また、上記曲線部３ｂ、８ｂに入って斜行移動するパネ
ル１と、なＪ３左に直進移動するパネル１の相対向する
側面１１．１１の干渉は、このパネル側面１１．１１が
斜面に形成されていることによって防止される。いいか
えれば、パネル側面１１．１１を斜面に形成することに
よって、収納位置入口部分でのパネル同士の干渉が防止
されるため、展開状態でパネル側面１１．１１間に大き
な隙間を確保しておく必要がなくなるものである。

（ハ）　パネル１が曲線部３ｂ、８ｂから収納レール部
３ｃ、　８ｃの入口に至ると、連結リンク２による押し
力伝達作用が失われ、以後は、曲線部３ｂ、８ｂに入っ
てくる後続のパネル１に直接押されて収納レール部３ｃ
、　８ｃに沿って移動する。こうして、全バネルト・・
が展開状態時と同じ向きのまま、収納位置（戸袋Ｅ内）
に折畳み収納される。

このように、この間仕切りによると、全パネルト・・が
ほぼパネル−枚方の幅寸法内で折畳み収納されるため、
すなわちパネル枚数（間口寸法）に関係なく、間仕切り
本体Ａをほぼパネル−枚方の幅寸法で折畳み収納するこ
とができるため、この折畳み収納状態での間口寸法のロ
スが小さくてすむ。

一方、間仕切りを１１１しるとぎは、折畳み収納された
間仕切り本体Ａを収納位置から間仕切り位置に引出せば
よい。このとき、各パネルト・・は、先頭のパネル１に
加えられる引き力を連結リンク２を介して順次伝達され
、上下のレール３，８の収納レール部３ｃ、Ｑｃから曲
線部３ｂ、８ｂを経て間仕切りレール部３ａ、８ａへと
、前記収納時の軌道を逆に辿って、順次自動的に展開し
ながらく互いの斜面１１でほぼ接してパネル幅方向に連
続する状態となりながら）引き出される。

このＪ、うに、間仕切り開閉時に、間仕切り本体Ａが押
し引き操作のみによって自動的に展開、折畳み収納され
、従来の間仕切りのように各パネルを開閉の都度９０°
回転させる操作が不要となるため、開閉操作が簡単とな
るとともに、パネル間に手指を挟むようなおそれがなく
なる。

ところで、この間仕切りにおいては、閉じた状態で、全
パネルト・・が戸袋Ｅ内から引出されるのではなく、最
後尾−枚、または最後尾のものを含めて複数枚のパネル
１が戸袋Ｅ内に残されるＪ：うに構成される。この構成
とすることにより、間仕切りを開じた状態で、戸袋Ｅの
入口部分に隙間が生じることを防止できるとともに、戸
袋Ｅ内に残されたパネル１の合計幅寸法内で間口寸法の
変動に対応できることとなる。すなわち、戸袋Ｅ外に引
出されるパネル枚数が、間口寸法が小さい場合には少な
く、間口寸法が大きい場合には多くなる。

また、戸袋Ｅが設けられない場合は、開じた状態で左側
壁Ｗ１と本体Ａとの間に隙間が生じないように、少なく
とも一枚のパネル１が収納位置、寸なわら上下のレール
３．８の収納レール部３Ｇ。

８Ｃに残されるように構成される。

他の実施例 （Ｉ）　　パネル１の幅方向両側面の形状ａ、第９図に
示す実流例では、パネル側面１４を、中間部に段部１４
ａ、その両側に斜面１４ｂ、１４ｂを備えた階段状に形
成し、間仕切りを開じた状態で、相隣接するパネル１．
１の側面１４．１４が互いの斜面１４ｂ、１４ｂで左右
にほぼ接し、互いの段部１４ａ同士が前後に接する状態
となるように構成されている。なお、段部１４ａ、１４
ａ同士は直接接触させてもよいし、図示のようにシール
部＋Ｊ１５．１５を介して接触させてもよい。この構成
とすれば、間仕切りを閉じた状態での遮音性、遮光性が
一層良好となる。

ｂ、第１０図に示す実施例では、パネル側面１６を、斜
面を含まない階段状に形成し、閉じた状態でこのパネル
側面１６．１６の段部１６ａ。

１６ａ同士がシール部材１５．１５を介して（または直
接）接触する構成としている。但しこの構成の場合、上
下のレール３．８の曲線部３ｂ、８ｂを移動するパネル
１の側面１６が後続のパネル１の側面１６と干渉しない
ように、両パネル側面１６．１６間に逃げ用の隙間Ｇを
確保する必要がある。なお、図例では側面１６の両側角
部を曲面に形成しているが、これは直角面に形成しても
よく、あるいは斜面に形成してもＪ、い。

（ＩＩ）　　パネル連結手段 ａ、ｌ結すンクのバリエーション 第１１図に示す実施例では、上下両側の連結リンク２に
おいて、上記基本実施例の場合とは逆に、第２リンク片
の基端部を一方のパネル１の中心部（吊り軸４、ローラ
軸９）に、第１リンク片２１の基端部を他方のパネル１
の端部にそれぞれ取付けている。また、第１２図に示す
実施例では、両リンク片２１．２２の基端部をそれぞれ
両パネル１．１の端部と中心部との中間部に縦軸２７゜
２７によって取付けている。さらに、第１３図に示す実
施例では、両リンク片２１．２２の！、Ｓ端部を両パネ
ル１，１の中心部に取付けている。さらにまた第１４図
に示す実施例では、−本物の連結リンク２ａを両パネル
１．１間に跨って取付りている。このリンク２ａは、図
示のように一方のパネル１の中心部と、他方のパネル１
の端部どの間に取付けてらよいし、両パネル１，１の端
部と中心部の中間部間に取付けてもよい。

これら各実施例のリンク連結構造によっても、上記基本
実施例のリンク連結構造の場合と同様の作用を得ること
ができる。

ｂ、他のパネル連結手段 第１５図に示す実施例では、パネル同士を、リンクでな
く、ローブ、チェーン等の可撓性部材からなる連結部材
３００で連結している。この場合、間仕切りを開く場合
の押し力を、斜面に形成されたパネル側面１１（第９図
に示すパネル側面１４でも可）で各バネルト・・に伝達
し、閉じる場合の引き力を連結部材３００を介して各パ
ネルト・・に伝達するようにしている。この構成とすれ
ば、リンク連結式と比較してパネル連結構造が命中とな
る。

（ＩＩＩ）　　開開手段 第１６図および第１７図に示１実施例では、上レール３
に、電ｖＪ纒４０１と、この電動機４０１によって回転
駆動される駆動輪（スプロケットまたはプーリ）４０２
と、従動輪４０３とを設け、これら駆動輪４０２と従動
輪４０３との間に上レール３に沿って巡回移動する無端
ループ状の伝動部材４０４を張設し、この伝動部材４０
４を連結金具４０５を介して右端のパネル１の上部に連
結している。こうして開閉駆動装置４００を構成し、電
動機４０１の正逆回転により、間仕切り本体へを開閉駆
動するようにしている。なお、電動１１１４０１の正逆
回転、停止は、図示しないスイッチおよびリミットスイ
ッチにより制御される。この構成とすれば、人力による
開閉操作が不要となるため、とくに大形の間仕切りの場
合に取扱いが容易となる。

その他、上部吊り装置Ｂの先導ローラは、主として本体
Δを折畳み収納する場合にメインローラ５．５を上レー
ル３０曲線部３ｂに誘導する役７．１１を果たすため、
この折畳み収納時におけるパネル移動方向の前側（基本
実施例の場合でいえば左側先導ローラ６ａ）のみ設けて
もよい。あるいは、開閉の円滑上の低下を許容しつるな
らば、この先導ローラを省略してもよい。さらに、基本
実施例において、上部吊り装置Ｂおよび下部ガイド装置
Ｃの双方に設けられた潤滑部材としての補助ローラ７．
２００と補助ガイド壁３５．３５および８４．８４とに
よる補助ガイド兼パネル拘束手段は、その上下いずれか
一方を省略してもよい。また、潤滑部材として、上記補
助ローラに代えて、すべりの良いプラスチックからなる
滑子またはテープ、あるいは摩擦軽減のために表面が波
形、ｔＪＡ歯状等の接触面積が小さくなる形状に形成さ
れた根状部材を用いてもにい。さらに、基本実施例では
、所謂片開き式の間仕切りを例にとったが、本発明は両
１；１１き式にももらろｌυ適田川可能ある。この場合
、間仕切り本体が左右のブロックに分割され、左側ブロ
ックが間仕切り位７ｊの左端から直角方向にのびる左側
間仕切り位置に、右側ブロックが間仕切り位置の右端か
ら１１角方向にのびる右側収納位Ｖイにそれぞれ折嵜み
収納されることとなる。一方、パネル同士を連結する連
結部材（リンクまたはｉ１撓性部材）は、パネル上端部
のみに設けてもよい。

（発明の効果） 上記のｊ；うに本発明によるときは、複数枚のパネルを
連結してなる間仕切り本体を、上部吊り装置および下部
ガイド装置により、間仕切り位置と、この間仕切り位置
の少なくとも一端から直角方向にのびる収納位置との間
で移動可能に支持し、閉じた状態では各パネルがパネル
幅方向に相連続する展開状態となり、開いた状態では各
パネルが７１間時と同じ向きのままパネル厚み方向に相
隣接する折畳み状態で収納位置に収納される構成として
いるため、つぎの効果を奏する。

（Ｉ＞　　間仕切り部分の間口寸法、ずなわら間仕切り
本体の展１；１１状態での全幅寸法の大小に関係なく、
同本体をほぼパネル−枚の幅寸法内で折畳み収納するこ
とができるため、とくに間口寸法が広い場合に間口寸法
のロスが小さくてすむ。

（Ｉ［）　　閉じた状態において、収納位置（戸袋を設
ける場合は戸袋内）に残されたパネルの幅寸法内で本体
の展開幅を拡ＩＴｉ！調節することか可能となるため、
間口寸法の大小変１ヒに容易に対応することができる。

１なわら、本体幅の融通が利き、従来の間仕切りのよう
に、パネル幅×パネル枚攻＝間口寸法となるようにパネ
ル幅と枚数を厳格に調整する必要ら、取付粘度を高くと
る必要もなくなるため、コストが安くてすむとともに取
付けが容易となる。

（ＩＩＩ）　　各パネルが押し引き操作によって自動的
に展開、折畳み状態となるため、従来の間仕切りのよう
に、開閉時に各パネルを９０’回転させる必要がなく、
開閉操作が簡単となるとともに、閉じる際にパネル間に
手指が挟まれる危険も４【くなる。

＜ＩＶ）　　−上部吊り装置および下部ガイド装置の少
なくとも一方にＪ３いて、レールの補助ガイド壁と、こ
の補助ガイド壁に沿って転動する補助ローラとからなる
補助ガイド兼パネル拘束手段を構成し、この手段により
、レールの間仕切りレール部におけるパネル移動時の補
助ガイドを行なうとともに、この移動時、および間仕切
りを閉じた状態でパネルの吊り軸（ローラ軸）まわりの
回転を阻１ヒするようにしたから、パネルの移動、寸な
わら間仕切りの開閉をより軽快かつスムースに行ないつ
るととｂに、閉じた状態でのパネルの８１工を防止して
堅牢な間仕切り壁を構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本実施例にかかる間仕切りの概略構
成を説明するための閉じた状態での正面図、第２図は同
横断面図、第３圀は問いた状態の横所面図、第４図は基
本実施例にかかる間仕切りの詳細構造を示す第１図ＴＶ
　−ＩＶ線拡大断面図、第５図は第４図■−ｖ線断面図
、第６図は第５図Ｖｌ−Ｖｌ線、第７図は同ｖｉ　−ｖ
ｕ線、第８図は同■−■にそれぞれ沿う断面図、′；５
９図および第１０図はパネルの別の側面形状二個を示１
平面図、第１１図乃至第１４図は連結リンクによるパネ
ル連結構造の各バリエーションを示す第６図相当図、第
１５図は別のパネル連結構造を示す第６図相当図、第１
６図は開閉駆動装置を備えた間仕切りを示す第１図相当
図、第１７図は同第２図相当図である。 Ａ・・・間仕切り本体、Ｂ・・・上部吊り装置、Ｃ・・
・下部ガイド装置、１・・・間仕切り本体のパネル、１
１・・・パネル側面（斜面）、１４・・・斜面を備えた
パネル側面、２，２ａ・・・連結リンク（連結部材）、
３・・・上部吊りＩＪの上レール、３ａ・・・上レール
の間仕切りレール部、３ｂ・・・同曲線部、３Ｇ・・・
同収納レール部、４・・・吊り軸、５・・・上部メイン
ローラ、８・・・下部ガイド装置の下レール、８ａ・・
・下レールの間仕切りレール部、８ｂ・・・同曲線部、
８Ｃ・・・同収納レール部、１００・・・下部メインロ
ーラ、７・・・上部吊り装置の補助ローラ、３５．３５
・・・同補助ガイド壁、２００・・・下部ガイド装置の
補助ローラ、８４．８４・・・・・・同補助ガイド壁。 特許出願人　　　　　　株式会社若本製作所代　理　人
　　　　　　弁理士　　小谷悦司同　　　　　　　　弁
理士　　長［ｆｌ　　正向　　　　　　　　弁理ＪＴ　
　板谷康夫第　　４　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、間仕切り本体と、この間仕切り本体を間仕切り位置
   とこの間仕切り位置の少なくとも一端部で直角方向にの
   びる収納位置との間で移動可能に吊持する上部吊り装置
   と、同本体の下端部を上記両位置間で移動案内する下部
   ガイド装置とから成り、上記間仕切り本体は、複数枚の
   パネルが相隣接して配置され、かつ相隣接するパネル同
   士が互いの少なくとも上端部で連結部材により連結され
   て、上記間仕切り位置では各パネルがパネル幅方向に相
   連続する展開状態、上記収納位置では各パネルが上記展
   開状態と同じ向きでパネル厚み方向に相隣接する折畳み
   状態となるように構成され、上記上部吊り装置は、上記
   間仕切り位置と収納位置とに亘って連続形成された上レ
   ールと、上記間仕切り本体の各パネルの上端中央部に取
   付けられた吊り軸と、上記上レール上を転動するように
   この吊り軸に対し水平軸まわりに回転自在でかつ吊り軸
   まわりに回転可能に取付けられた上部ローラとを具備し
   、上記下部ガイド装置は、上記上レールに対向して上記
   間仕切り位置と収納位置とに亘って連続形成された下レ
   ールと、上記上部吊り装置における吊り軸と同軸まわり
   に回転可能で上記下レールに沿って転動するように間仕
   切り本体の各パネルの下端部に回転自在に取付けられた
   下部ローラとを具備し、かつ上記上部吊り装置および下
   部ガイド装置の少なくとも一方において、パネル幅方向
   の両側に潤滑部材が設けられるとともに、上レールまた
   は下レールの間仕切りレール部にこの潤滑部材が接触す
   る補助ガイド壁が設けられてなることを特徴とする開閉
   間仕切り。