JPS6377696A - シ−ト材の溝等切欠方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、シート材の溝環切欠方法に係り、特に段ボー
ルシートからケース箱を製造すべく、グルーラップつま
り糊代を形成すべく溝等の切欠部分を切落す方法に関す
る。

「従来の技術」 一般に、第５図に示す如く、段ボールシートからケース
箱を製造する時に、折れ線となるべき罫線１加工やスリ
ット２の切落し加工の他に、グルーラップ３を形成すべ
く切落し加工をしている。

従来、該グルーラップ３を形成するのに、第６図に斜線
で示した箇所４を第７図及び第８図に示すスロッタ−５
で一度に切落している。該スロッタ−５は、上記切落し
箇所４のうちスリット部４ａを切落すスロッタ−ナイフ
６と、他の部分４ｂを切落す角切りナイフ７とから成っ
ている。角切りナイフ７はスロッタ−ナイフ６の側面に
密着させて共通の刃物台８に取付けである。しかし、上
記従来構成による切落し方法では、使用によって角切り
ナイフ７の端部が欠損することがあり、又スロッタ−ナ
イフ６と角切りナイフ７との間に塵埃が入る等、該スロ
ッタ−ナイフ６と角切りナイフ７との間に間隙の生ずる
ことがあった。この間隙によって、第６図に示す如く切
残しＢが発生し、該切残しＢの存在によって第６図に斜
線で示す切落し箇所４、即ち切屑が除去されずに、段ボ
ールシートＳに付着した状態のままになって、次の加工
処理に邪魔になって不良の発生の原因になっていた。従
って、上記スロッタ−ナイフ６と角切りナイフ７とは常
時密着させておかねばならないが、スロ・ツタ−ナイフ
６及び角切りナイフ７は、寸法精度が極めて高いものを
使用せねばならず価格が極めて高価になるばかりか、使
用による摩耗で長時間良好な切落しを維持することは容
易でなく耐久性に劣るといった問題があった。

「発明が解決しようとする課題」 そたで、本発明は上記事情に鑑み、溝等多角形状の切落
し箇所を２度乃至それ以上に分けて切落し加工をし、し
かもそれぞれ一部をオーバーランプさせて切落し、これ
により使用するに従って各ナイフの端部が欠ＦＭ　シて
も、切残し箇所が生ずることがなく、又従来の如く各ナ
イフを密着させて刃物台に取付けるといった必要性がな
いので調整が極めて容易であるシート材の溝等切久方法
を提供することを目的とする。

「発明が解決しようとする手段」 本発明は、上記目的を達成するために、シート材に溝等
の多角形状の切欠を切落す方法において、上記切欠のう
ち一部を第１のカッターで切断した後、残りの切欠を上
記切断した箇所に重複する部分を持たせて順次別のカン
タ−で切落すシート材の溝環切欠方法を特徴とするもの
である。

「実施例」 以下に、本発明に係るシート材の溝環切欠方法の一実施
例を図面に基づき説明する。第１図において、１１〜１
４は回転するシャフト、１５は予め所定の長さに切断さ
れた段ポールシートである。

シャフト１１には刃物台１６を介して上記第１のカッタ
ーとしての角切りナイフ１７を設ける、シャフト１２に
は角切りナイフ１７を受けるアンビルロール１８が設け
である。シャフト１３には刃物台１９を介して上記前の
カッターとしてのスロッタ−ナイフ２０を有している。

シャフト１４にはスロッタ−ナイフ２０を受ける受刃２
１が設けである。

そして、段ボールシート１５を第１図に示す方向に）殺
人させればまず角切りナイフ１７とアンビルロール１８
とで第２図に示す切断、つまり切目２２を施す。次に段
ホールシート１５はスロッタ−ナイフ２０と受刃２１と
の間に搬入させて、第３図に示すスリット２３を切落す
、該スリット２３は、前段で施した切目２２の先端部分
２２ａとオー）＜−ランプさせて清新加工をする。これ
により段ボールシート１５には第４図に示す如く、不用
部分２４が切落されて、グルーラップ２５が形成される
ことになる。

従って、上記切目２２の先端２２ａは、スリット２３と
オーバーラツプして切落される状態となるので、切目２
２の先端２２ａの位置、つまり角切りナイフ１７の先端
の位置がオーバーラツプして切落されるべきスリット２
３の幅だけ許容できる粗い位置調整で足りる。

一方、加工すべき順序も、上記の如く角切りナイフ１７
０次はスロッタ−ナイフ２ｏで加工するものとは逆に、
スロッタ−ナイフ２０で加工した後に、角切りナイフ１
７で加工することも可能である。

更に、切落す形状も各種の形態を採ることができ、しか
も切落す形状に応じて各種のナイフを採用でき、又ナイ
フの数も切落す形状に応じて自由に選択でき、この場合
においてもナイフをそれぞれ独立して配置し、切落すべ
き形状の一部を互いにオーバーシップさせて順次加工を
することにより、上記各ナイフの位置決め４整の簡易化
などを図ることができる。

「発明の効果」 上記の如く、本発明に係るシート材の溝環切欠方法によ
れば、溝等多角形状の切落し箇所を２度乃至それ以上に
分けて切落し加工をし、しかもそれぞれ一部をオーバー
ラツプさせて切落すものであるから、使用するに従って
各ナイフの端部が欠損しても、切残し箇所が生ずるとい
ったことがなく、切れ味を良好に維持できるばかりか従
来の如く各ナイフを密着させて刃物台に取付けるといっ
た必要性がないので、調整が極めて容易であるなど利用
上頗る便利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート材の溝環切欠方法の一実施
例を示す加工の工程図、第２図乃至第４図は第１図にお
ける段ボールシートの切欠′！：、様を示す要部平面図
、第５図は段ボールシートのケース箱を形成すべき切欠
加工の形状を示す平面図、第６図は第５図の段ポールシ
ートにおいてグルーラ・ノブを形成すべく切落し形状を
示す要部拡大平面図、第７図は従来のグルーラップを形
成すべきスロッタ−ナイフと角切りナイフとの取付は状
態を示す側面図、第８図は第７図の要部平面図である。 １１〜１４・・・シャフト　１５・・・段ボールシート
１６．１９・・・刃物台　　１７・・・角切りナイフ１
８・・・アンビルロール　２０・・・スロッタ−ナイフ
２１・・・受刃　　　　　　２２・・・切目２３・・・
スリット　　　　２４・・・不用部分２５・・・グルー
ランプ 特　許　出　願　人　　株式会社礪輪鉄工所第２図　　
　　　第３図 第４図 第５図　　　　　　第６図 Ｌｒ′Ｉ 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. シート材に溝等の多角形状の切欠を切落す方法において
   、上記切欠のうち一部を第１のカッターで切断した後、
   残りの切欠を上記切断した箇所に重複する部分を持たせ
   て順次別のカッターで切落すことを特徴とするシート材
   の溝等切欠方法。