JP3359369B2 - ロータリーダイカッタ用刃物の製造方法 - Google Patents

ロータリーダイカッタ用刃物の製造方法

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JP3359369B2
JP3359369B2 JP05300193A JP5300193A JP3359369B2 JP 3359369 B2 JP3359369 B2 JP 3359369B2 JP 05300193 A JP05300193 A JP 05300193A JP 5300193 A JP5300193 A JP 5300193A JP 3359369 B2 JP3359369 B2 JP 3359369B2
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博 水野
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敏一 水野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板紙,段ボール紙等のシ
ート材の切断に使用されるロータリーダイカッタ用の刃
物の製造の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータリーダイカッタは周知のようにダ
イシリンダとアンビルシリンダが所定間隔を置いて平行
に支持され、該ダイシリンダの外周に主として合板から
なる円弧面状のロールダイを設定し、該ロールダイには
所要切断形状に予め刃物が植設され、段ボール紙等のシ
ート材を該ダイシリンダとアンビルシリンダの間に通す
ことにより該シート材を打抜切断するものである。
【0003】ところで、上記ロールダイに設定される円
弧状刃物は従来図3に示したような工程で作られてい
た。即ち、図3(イ)に示したように一辺に尖鋭なる刃
先1が形成された一定幅の刃材2はその他辺に曲げ加工
を容易ならしめるため幅狭なるスリット状切込3を定ピ
ツチ(3〜10ミリピツチ)で設けることによりくし刃
状に形成され、該刃材2を3本のロールからなるベンダ
ー(図示せず)に通すことにより図3(ロ)に示したよ
うに刃先1を外周とする円弧状に曲げ加工し、その後で
この円弧状刃材2をプレス機にかけてところどころ隣り
合うスリット状切込3間を切り落とし図3(ハ)に示し
たような幅広なる門形切込4を形成し、該門形切込4に
て刃材2両側の合板どうしを連継させるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのように曲
げ加工した刃材2に後から門形切込4をプレス加工する
と、材料のヒケが生じ刃先1に矢印で示したようにわず
かながら窪み部分が生じる。このためこの刃材2をロー
ルダイ5の切込溝中に植設し、該ロールダイ5をダイシ
リンダ6に設定するに当たっては図3(ニ)に示したよ
うに該ダイシリンダ6の外周面上に硬質薄板状の小片
(シム)7を介在させ窪み部分が持ち上げられるように
して刃先1を揃わせる調整作業が必要であったが、この
ような作業は熟練を要するため生産性を悪くするという
問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のロータリーダイ
カッタ用刃物の製造方法は上記課題を解決しようとする
もので、一辺に刃先が形成された直線状の一定幅の刃材
の他辺にプレス加工により定ピッチで幅狭スリット状切
込および幅広門形切込を夫々予め形成し、その後に該刃
材をベンダーにより刃先を外周とする円弧状に曲げ加工
することを特徴としたものである。
【0006】
【作用】円弧状に曲げ加工する前の直線状の刃材に幅狭
スリット状切欠とともに合板連継のための幅広門形切込
を予め形成しておき、これを円弧状に曲げ加工すること
でいわゆるヒケが生じず刃先に窪み部分が出来ないた
め、調整を要さず刃先が揃い切断性能を保持できる。
【0007】
【実施例】次に図1,図2に従い本発明の実施例を説明
する。先ず図1(イ),(ロ)に示したように、一辺に
刃先1が形成された一定幅の直線状の刃材2の他辺にプ
レス加工により幅5〜10ミリの門形切込4を50〜1
00ミリピッチで形成すると共に、幅2〜3ミリのスリ
ット状切込3を3〜10ミリピッチで形成する。
【0008】その後で該刃材2を公知のベンダーにより
刃先1が外周となるように円弧状に曲げ加工し図1
(ハ)に示したロータリーダイカッタ用刃物8を得る。
【0009】こうして予めスリット状切込3および門形
切込4が形成された刃材2に曲げ加工をすれば、スリッ
ト状切込3を後加工したときのようなヒケは発生せず、
ロータリーダイカッタ用刃物8の刃先1に従来のような
窪み部分が発生するようなことがない。このため該ロー
タリーダイカッタ用刃物8は図1(ニ)に示したように
従来のような薄板状の小片を介在させる必要はなく簡単
にダイシリンダ6に設定できる。
【0010】図2にこうして製造されたロータリーダイ
カッタ用刃物8の使用状況を示す。同図中、5は該刃物
8が固植されたロールダイで、前記門形切込4には該ロ
ールダイ5を構成する合板の連継部5’が位置する。6
は該ロールダイ5が設定されるダイシリンダ、9はアン
ビルシリンダ、10は段ボール紙等のシート材である。
ダイシリンダ6およびアンビルシリンダ9が矢印の方向
に回転しシート材10がその間に挟入されることにより
該シート材10は該ロールダイ5に設定された刃物8の
刃先1により切断される。このように刃先1は窪みのな
い正円弧状に保たれるので回転によりアンビルシリンダ
9の外周に均一に接触しシート材10をきれいに切断で
きる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るロータ
リーダイカッタ用刃物の製造方法によれば、刃先に窪み
部分が出来ることなく、従って設定を容易ならしめ作業
が簡略化されると共に、常に切断性能を良好に保つこと
ができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリーダイカッタ用刃物の製
造方法の一実施例を示す工程図。
【図2】ロータリーダイカッタの要部の横断面図。
【図3】従来のロータリーダイカッタ用刃物の製造方法
の工程図。
【符号の説明】
1 刃先 2 刃材 3 スリット状切込 4 門形切込 5 ロールダイ 6 ダイシリンダ 8 ロータリーダイカッタ用刃物 9 アンビルシリンダ 10 シート材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 593050013 小島 忠治 愛知県名古屋市守山区大字守山字間黒19 合資会社水野木工ミシン透彫工業所内 (72)発明者 水野 博 愛知県名古屋市守山区大字守山字間黒19 合資会社水野木工ミシン透彫工業所内 (72)発明者 水野 敏一 愛知県名古屋市守山区大字守山字間黒19 合資会社水野木工ミシン透彫工業所内 (72)発明者 山口 静男 愛知県名古屋市守山区大字守山字間黒19 合資会社水野木工ミシン透彫工業所内 (72)発明者 小島 忠治 愛知県名古屋市守山区大字守山字間黒19 合資会社水野木工ミシン透彫工業所内 (56)参考文献 実開 昭63−27299(JP,U) 実公 昭41−21672(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26F 1/00 - 1/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺に刃先が形成された直線状の一定幅
    の刃材の他辺にプレス加工により定ピッチで幅狭スリッ
    ト状切込および幅広門形切込を夫々予め形成し、その後
    に該刃材をベンダーにより刃先を外周とする円弧状に曲
    げ加工することを特徴としたロータリーダイカッタ用刃
    物の製造方法。
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JP3841869B2 (ja) * 1996-03-19 2006-11-08 大日本印刷株式会社 半切れ加工法
JP2006015445A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Mitsuru Ikemura 刃先が打ち抜き方向に曲線となっている打ち抜き刃
JP2010260127A (ja) * 2009-05-03 2010-11-18 Takahashi Keisei:Kk 三次元抜き型ユニット

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