JP3022859U - 帯刃の打抜金型 - Google Patents

帯刃の打抜金型

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JP3022859U
JP3022859U JP1995006749U JP674995U JP3022859U JP 3022859 U JP3022859 U JP 3022859U JP 1995006749 U JP1995006749 U JP 1995006749U JP 674995 U JP674995 U JP 674995U JP 3022859 U JP3022859 U JP 3022859U
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JP
Japan
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band blade
blade
band
die
punching die
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JP1995006749U
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Inventor
泰典 国宗
彰英 奥村
昭三 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukatani Hamono Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tsukatani Hamono Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トムソン刃、押罫、ミシン刃等の長尺帯刃材
から所定形状寸法の帯刃を切断加工するための打抜金型
であって、帯刃の端面切断および端面背面の隅部切欠加
工を同時に行い、かつ、中間所定位置の背面コ字形切欠
加工にも兼用できる帯刃の打抜金型を提供する。 【構成】 縦方向寸法aが帯刃の幅寸法bよりも大き
く、短冊形の胴部11と、その胴部11の一端の横幅を
左右に拡大した頭部12が一体形成されて、全体として
略T字形の打抜金型。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トムソン刃、押罫、リード罫、ミシン刃等の帯刃を切断加工する打 抜金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
トムソン刃、押罫、リード罫、ミシン刃等の帯刃は皮革、紙、プラスチックシ ート、シート状木材等の押切加工に使用されるもので、通常は、切断加工、折曲 加工により所定の形状寸法に加工されたのち、基板の溝に植設されて、一群の帯 刃による押切装置が製作される。
【0003】 図5は、ある押切装置の一部分を刃先側から見た平面図を示している。縦方向 のトムソン刃1,1と横方向の押罫2,2が交差した状態で基板33に植設され ている。
【0004】 基板33は、図7に示すように、通常は鉄板34とベニヤ板35の積層構造の ものが用いられ、ベニヤ板35に帯刃を植設するための溝が刻設される。図6は このベニヤ板35に刻設された溝36…36の平面図を図5と対応させて示して いる。全体としてトムソン刃1,1と押罫2,2を植設するための互に交差した 溝が形成されているが適宜間隔に不連続個所37…37が設けられて、ベニヤ板 35がばらばらになることを防止している。
【0005】 図7は図5のX−X′断面図である。帯刃の(3/4)がベニヤ板35に埋ま り、先端部が露出している。例えば押罫2の中間の所定位置には、上記した不連 続個所37を逃げるために、コ字形の切欠部4,4が形成されている。このコ字 形切欠部はトムソン刃1にも同様に形成されている。また、トムソン刃1の刃先 のわずかな高低差を調整するため、片方のトムソン刃の背面と鉄板34の間に所 定厚さのテープ38が貼付されている。このテープ38の幅はトムソン刃1の厚 さよりも大きく、トムソン刃1の背面の両側にわずかながら(1〜2mm)はみ出 している。そのため、押罫2の端面と背面とが交わる隅部に、テープ38のはみ 出しを逃げるための切欠部5を設ける必要がある。けだし、押罫2の先端は加工 すべき紙等に所定深さの押圧線を形成しなければならず、そのために、押罫2の 背面が隙間なく鉄板34に密着していなければならないからである。
【0006】 図8は、あらかじめ切断加工されるべき押罫2の形状を示している。全長が所 定寸法に切断され、背面3の中間の所定位置にコ字切欠部4,4が形成され、両 端の背面隅部に隅切欠部5,5が形成されている。
【0007】 このように、帯刃を所定長さに切断加工し、各種切欠部を形成する方法として 、従来は、長尺の帯刃材から手動切断装置を用いて両端面を切断したのち、別に 設けられた手動切断装置を用いて両端部の隅部切欠部5を切断加工し、さらに別 に設けられた手動切断装置を用いて所定位置にコ字切欠部4を切断加工していた 。
【0008】
【考案の目的】
本考案者は、帯刃の自動加工装置を発明し、平成7年特許願第167659号 として別途提案している。その発明を簡単に説明すると、コンピュータ内蔵の作 図機のメモリに書き込まれた、例えば図1(A)に示すような型の図面情報に従 い、長尺の帯刃の送り工程と切断加工工程を交互直列に実行することにより、所 定位置に背面コ字切欠部4が加工され、端面切断と両端部背面の隅部切欠部5切 断が同時加工される帯刃の自動加工装置である。そして本考案は、この発明に関 連してなされたものである。
【0009】 本考案の目的は、長手方向に送られる長尺の帯刃をプレス装置により切断加工 するための帯刃の打抜金型であって、先行する帯刃の後端背面隅部切欠部と、後 続する帯刃の先端背面隅部切欠部とを切断加工しながら同時に先行する帯刃の後 端面と後続する帯刃の先端面を切断して分離することができ、しかも、型位置を 移動させることにより帯刃背面のコ字切欠部の加工にも使用することができる帯 刃の打抜金型を提供することである。
【0010】
【考案の構成】
本考案の帯刃の打抜金型10を、その実施例を示す図1を参照しながら説明す ると、縦方向寸法Aが帯刃の幅寸法Bより大きく、短冊形の胴部11と、その胴 部11の一端の横幅を左右に拡大した頭部12が一体形成されて、全体として略 T字形であることを特徴としている。
【0011】
【考案の作用】
胴部11の一辺11aが先行する帯刃の後端面を切断し、胴部11の他辺11 bが後続する帯刃の先端面を切断し、頭部12の一方の段部13aが先行する帯 刃の後端背面隅部を切断し、頭部12の他方の段部13bが後続する帯刃の先端 背面隅部を切断加工する。また、胴部11の端部11cがコ字切欠部を切断加工 する。
【0012】
【実施例】
図1に本考案の打抜金型10の一実施例を示す。縦方向の長さaは、加工すべ き帯刃の幅寸法bよりも大きく、短冊形の胴部11の一端に、それよりも横幅が 左右に拡大された頭部12が一体形成され、頭部12と胴部11の間に段部13 a、13bが形成されて全体として略T字形をしている。胴部11の横寸法cは 例えば6mm、段差dの寸法は例えば3mmである。この打抜金型は凸金型と凹金型 をセットにして用いられる。
【0013】 図2に、本考案の打抜金型を用いて帯刃を加工するためのプレス装置の好まし い実施例を示す。加工すべき長尺の帯刃材は、前段に設けられた送り機構により 送材長さが制御され、ガイドにより進行路が規制されてプレス装置に供給される 。これら前段装置は図面上において図2の背後に位置するので、図示されていな い。
【0014】 プレス装置は、テーブル14上に設けられた下ホルダ15、この下ホルダ15 に植設されたガイドピン17,17に沿って上下方向に変位する上ホルダ16を 具備し、この下ホルダ15に本考案の凹金型10aが固着され、上ホルダ16に 本考案の凸金型10bが固着されている。この上ホルダ16は、図示しない電磁 クラッチを介してモータにより駆動されるシャフト18と一体の偏心カム19が 1回転してカムホロア20が下降し、それに従い下方へ駆動されて帯刃を切断加 工する。カムホロア20の下面と、上ホルダ16の間には空隙21が設けられて おり、下ホルダ15とそれに支えられた一群の装置は、テーブル14上に設けら れた帯刃の幅方向ガイドに沿い、送りねじ22と係合して幅方向(矢印方向)に 変位する。送りねじ22はパルスモータ23と歯車機構24により両方向に回転 駆動される。その結果、本考案の打抜金型10は、図3に示すように、帯刃Pに 対して端部切断位置(A)とコ字部切断位置(B)に切換えて使用することがで きる。
【0015】 図4に本考案の打抜金型の他の実施例を示す。図(A)に示すものは頭部12 の四隅を丸めたものである。図(B)に示すものは段部13を丸めたものである 。図(C)に示すものは段部を崩して頭部から胴部の中央部までを穏やかなテー パ状にしたものである。図(D)に示すものは胴部11の先端を丸めたものであ る。本考案はさらに変形して実施することができる。
【0016】 上記プレス装置は、凸金型を上ホルダ16に装着して上下動するものであった が、他の方向、例えば金型を水平方向に変位駆動して実施することができる。ま た、本考案の打抜金型を手動機械にセットとして使用することもできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、従来手作業により個別に行われていた帯刃の端面切断、端面 背面の隅部切欠加工および中間所定位置のコ字形切欠加工を、単一の金型により 一挙に行うことができるので生産性が向上し、帯刃製作の自動化工程が簡素化さ れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】は、本考案品の使用例の説明図であって、帯刃
を切断加工するプレス装置の一実施例を示す図である。
【図3】は、本考案の作用説明図である。
【図4】は、本考案の他の実施例を示す正面図である。
【図5】は、帯刃の用途を説明する図であって、ある押
切装置の一部分を刃先側から見た平面図である。
【図6】は、図5に示す押切装置の基板33を示す平面
図である。
【図7】は、図5のX−X′断面図である。
【図8】は、図7の押罫2を示す図である。
【符号の説明】
1,2・・・・帯刃 3・・・・帯刃の背面 4・・・・帯刃のコ字切欠部 5・・・・帯刃の隅切欠部 10・・・・打抜金型 11・・・・胴部 12・・・・頭部 13・・・・段部 a・・・・打抜金型の縦方向の長さ b・・・・帯刃の横幅
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦方向寸法が帯刃の幅寸法より大きく、
    短冊形の胴部と、その胴部の一端の横幅を左右に拡大し
    た頭部が一体形成されて、全体として略T字形の帯刃の
    打抜金型。
  2. 【請求項2】 先行する帯刃の後端背面隅部切断部と、
    後続する帯刃の先端背面隅部切断部と、先行する帯刃の
    後端面並びに後続する帯刃の先端面切断部が一体形成さ
    れている帯刃の打抜金型。
  3. 【請求項3】 上記胴部の端部が、帯刃背面のコ字加工
    に兼用できる形状寸法である、帯刃の打抜金型。
JP1995006749U 1995-07-04 1995-07-04 帯刃の打抜金型 Expired - Lifetime JP3022859U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110053097A (zh) * 2019-04-30 2019-07-26 深圳市骏昊自动化科技有限公司 带形刀片切割装置和加工方法

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