JPS5835439Y2 - 厚紙シ−ト切断刃 - Google Patents
厚紙シ−ト切断刃Info
- Publication number
- JPS5835439Y2 JPS5835439Y2 JP1980158308U JP15830880U JPS5835439Y2 JP S5835439 Y2 JPS5835439 Y2 JP S5835439Y2 JP 1980158308 U JP1980158308 U JP 1980158308U JP 15830880 U JP15830880 U JP 15830880U JP S5835439 Y2 JPS5835439 Y2 JP S5835439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- cutting blade
- cardboard sheet
- cutting
- teeth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紙箱の製作のため、段ボール紙等の厚紙シート
材を切断又は打抜き加工するロータリーダイカッタ用の
切断刃の改良構造に関する。
材を切断又は打抜き加工するロータリーダイカッタ用の
切断刃の改良構造に関する。
ロータリーダイカッタは、周知のように外周に切断刃を
取着したダイシリンダと、これに圧接するアンビルシリ
ンダとを回転させて、その間隙部に厚紙シート材を差し
込むことで所定の形状に該シート材を切断又は打抜く加
工機構であり、切断刃は第1図及び第2図に示すように
帯状鋼板の前側面に線1を境界にして上部を傾斜面2と
なすと共に上端縁に三角形の歯3,3・・・を鋸歯状に
列設し、さらに各歯3,3・・・は歯表の側縁を傾斜面
に研削して側刃4,4を形成すると共に各側刃4゜4の
谷部は弧状傾斜面5をなすようにしている。
取着したダイシリンダと、これに圧接するアンビルシリ
ンダとを回転させて、その間隙部に厚紙シート材を差し
込むことで所定の形状に該シート材を切断又は打抜く加
工機構であり、切断刃は第1図及び第2図に示すように
帯状鋼板の前側面に線1を境界にして上部を傾斜面2と
なすと共に上端縁に三角形の歯3,3・・・を鋸歯状に
列設し、さらに各歯3,3・・・は歯表の側縁を傾斜面
に研削して側刃4,4を形成すると共に各側刃4゜4の
谷部は弧状傾斜面5をなすようにしている。
このように形成される切断刃の側面形状は各歯3.3・
・・の尖鋭な歯先6は帯状鋼板の厚さの中心に位置せず
鋼板裏面の頂部にあって、結局各歯3は東夷を直線状と
した片勾配となっている。
・・の尖鋭な歯先6は帯状鋼板の厚さの中心に位置せず
鋼板裏面の頂部にあって、結局各歯3は東夷を直線状と
した片勾配となっている。
このように形成された切断刃をダイシリンダに取着した
場合には、シート材の切断又は打抜きされる位置が把握
し難いために正確な切断又は打抜き寸法が設定し難くて
、誤差が生じる場合が多く、渣た切断刃をダイシリンダ
に取着する位置決めに困難がある。
場合には、シート材の切断又は打抜きされる位置が把握
し難いために正確な切断又は打抜き寸法が設定し難くて
、誤差が生じる場合が多く、渣た切断刃をダイシリンダ
に取着する位置決めに困難がある。
また、シート材を屈曲状に打抜きするために切断刃を第
3図に示すように胴部に列設した切込溝7を利用して屈
曲させるが、この場合には歯3の谷部に形成された肉薄
の弧状傾斜面が屈曲の外周部で強く展張されて裂目や小
さな切目を生じ、これらの裂目や切目はシート材の切断
に際してシート材の繊維を引込んで歯を折損欠落させる
といった重大な欠点をはらんでいる。
3図に示すように胴部に列設した切込溝7を利用して屈
曲させるが、この場合には歯3の谷部に形成された肉薄
の弧状傾斜面が屈曲の外周部で強く展張されて裂目や小
さな切目を生じ、これらの裂目や切目はシート材の切断
に際してシート材の繊維を引込んで歯を折損欠落させる
といった重大な欠点をはらんでいる。
本考案の目的は前記した従来欠点を解消することにある
。
。
即ち、本考案では、前述の如くに帯状鋼板の上端縁に列
設された歯3,3・・・が歯表3aと東夷3bとで対称
する傾刷面を形成するように前記傾剰面2に対称的な傾
斜面8を形成するように研削加工を施こし、各歯3の断
面形状を第4図に示すようにV字形となして、尖鋭な歯
先6が切断刃の厚さ方向の中心に位置するように形成し
て成るものである。
設された歯3,3・・・が歯表3aと東夷3bとで対称
する傾刷面を形成するように前記傾剰面2に対称的な傾
斜面8を形成するように研削加工を施こし、各歯3の断
面形状を第4図に示すようにV字形となして、尖鋭な歯
先6が切断刃の厚さ方向の中心に位置するように形成し
て成るものである。
このようにして、各歯3,3・・・を片勾配とせずに、
歯先6が切断刃の厚さ方向の中心に位置するように歯の
表裏で対称をなす傾斜面を設けて形成した本考案の切断
刃は、ダイシリンダへの取付けに際して、切断刃の厚み
から計算して切断又は打抜き位置が明確に把握できるた
めに取付は位置が決め易く、かつ切断又は打抜き位置の
誤差がなく、設定寸法通り正確にシート材を切断するこ
とができる。
歯先6が切断刃の厚さ方向の中心に位置するように歯の
表裏で対称をなす傾斜面を設けて形成した本考案の切断
刃は、ダイシリンダへの取付けに際して、切断刃の厚み
から計算して切断又は打抜き位置が明確に把握できるた
めに取付は位置が決め易く、かつ切断又は打抜き位置の
誤差がなく、設定寸法通り正確にシート材を切断するこ
とができる。
そして、第3図のように切断刃を屈曲させて使用する場
合に訃いても歯の肉薄部分が屈曲個所の外周でなく、内
寄りとなるため展張される度合いが小さく、従って裂目
や切目を発生させることが少なくなり、シート材切断に
際して欠損することもなく、長期間の使用が可能である
。
合に訃いても歯の肉薄部分が屈曲個所の外周でなく、内
寄りとなるため展張される度合いが小さく、従って裂目
や切目を発生させることが少なくなり、シート材切断に
際して欠損することもなく、長期間の使用が可能である
。
また、本考案の切断刃は、側刃は各歯の画表の歯縁にの
み形成して、東夷は単に傾斜面に研削することにより各
歯の横断面をV字形とするものであるから、歯の表裏両
面に側刃を形成するものに比べて製作工程が省略できて
安価に提供することができる。
み形成して、東夷は単に傾斜面に研削することにより各
歯の横断面をV字形とするものであるから、歯の表裏両
面に側刃を形成するものに比べて製作工程が省略できて
安価に提供することができる。
以上に述べたように本考案の切断刃は、鋸歯状に設けた
歯を横断面形状が表裏で対称状のV字形に形成すること
で、シート材の切断位置を明確に知ることができて使い
易くなり、打抜きするために屈曲させて使用する場合に
屈曲部に裂目や切目を発生することが少なくなり、長期
間の安定使用が可能となるといったように多くの利点を
有している。
歯を横断面形状が表裏で対称状のV字形に形成すること
で、シート材の切断位置を明確に知ることができて使い
易くなり、打抜きするために屈曲させて使用する場合に
屈曲部に裂目や切目を発生することが少なくなり、長期
間の安定使用が可能となるといったように多くの利点を
有している。
図は本考案に係わるもので第1図は平面図、第2図は従
来例の断面図、第3図は同上屈曲させた状態の斜視図、
第4図は本考案の実施例の断面図である。 1・・・線、2・・・傾斜面、3・・・歯、4・・・側
刃、5・・・弧状傾斜面、6・・・歯先、7・・・切込
溝、8・・・傾斜面。
来例の断面図、第3図は同上屈曲させた状態の斜視図、
第4図は本考案の実施例の断面図である。 1・・・線、2・・・傾斜面、3・・・歯、4・・・側
刃、5・・・弧状傾斜面、6・・・歯先、7・・・切込
溝、8・・・傾斜面。
Claims (1)
- 帯状鋼板の一側縁に多数の歯を鋸歯状に列設形成したも
のであって、各歯の尖鋭歯先が帯状鋼板の厚さ方向の中
心に位置するように横断面V字形に形成すると共に各歯
の画表側歯縁に弧状傾斜状に側刃を形成してなることを
特徴とする厚紙シート用切断刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980158308U JPS5835439Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 厚紙シ−ト切断刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980158308U JPS5835439Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 厚紙シ−ト切断刃 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5781099U JPS5781099U (ja) | 1982-05-19 |
JPS5835439Y2 true JPS5835439Y2 (ja) | 1983-08-09 |
Family
ID=29517381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980158308U Expired JPS5835439Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 厚紙シ−ト切断刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835439Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3626748A1 (de) * | 1986-08-07 | 1988-02-18 | Peters W Maschf | Messerwellenpaar zum schneiden von bahnartigem material, insbesondere wellpappe |
JP2006142424A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Risu Pack Co Ltd | フィルムまたはシートを切断するためのトムソン刃、及びこれを使用した切断方法 |
US9284087B2 (en) * | 2010-06-30 | 2016-03-15 | Nippon Die Steel Co., Ltd. | Die-cutting blade and case-forming die-cut blank |
JP2013141713A (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-22 | Toshio Yamada | トムソン刃の加工方法 |
-
1980
- 1980-11-04 JP JP1980158308U patent/JPS5835439Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5781099U (ja) | 1982-05-19 |
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