JP2006142458A - 段ボールシートの糊代部切断加工装置 - Google Patents

段ボールシートの糊代部切断加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 段ボールシートの一側端部における中央部に耳片部のない糊代部、又は耳片部を有する糊代部を余分な切断刃を必要とすることなく、同じ構造の糊代部切断加工装置によって簡単且つ正確に切断加工できるようにする。
【解決手段】 後側の上刃ホルダ1b上に周方向に位置調整可能に取付けている切断刃装着ホルダ7bの切断刃6bにより段ボールシート20の糊代部前端面を切断加工したのち、上刃ホルダ1bに装着しているスロット切込み上刃5bによって後側スロットを切断加工し、次いで、前側の上刃ホルダ1aに装着しているスロット切込み上刃5aによって前側のスロットを切断加工したのち、この上刃ホルダ1a上に周方向に位置調整可能に取付けている切断刃装着ホルダ7aの切断刃6aにより糊代部後端面を切断加工するように構成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は段ボールシートの加工機において、段ボールシートの一側端部における中央部に糊代部を切断加工するための装置に関するものである。
段ボールシートの加工機によって製造された段ボールシート20の形状は、図18、図19に示すように、幅方向を前後に向けた状態において、その幅方向の中央部にこの段ボールシートによって段ボールケースを組み立てた際の該段ボールケースの箱深さに等しい間隔を存して互いに平行な2条の前後罫線部24、25を設けていると共に、前部と後部とにそれぞれ前後端から上記前後罫線部24、25に達する前後スロット22、23を段ボールシート20の長さ方向に一定間隔毎に設けてこれらのスロット22、23によりそれぞれ4枚の前側フラップ26と後側フラップ27を区画、形成する一方、幅方向に対向する各前後スロット22、23間に罫線28を設けてこれらの罫線28から折り曲げることにより四角形状の段ボールケースの胴部を形成すると共に、上記4つの前側フラップ26と後側フラップ27とによりそれぞれ段ボールケースの上蓋と底蓋とを形成するように構成している。
この際、段ボールシート20の一端部における幅方向の中央部に台形状の糊代部21を形成しておき、段ボールケース20の胴部を形成する際にこの糊代部21を段ボールシート20の他端部に接着している。このような台形状の糊代部21としては、用途等に応じて、上記図18に示すように、その傾斜した前後端面21a1、21b1を段ボールシート20の上記前後罫線部24、25の一端から延長する方向に連続させている形態と、上記図19に示すように、台形状の糊代部21の前後両端部を前後罫線部24、25から前後フラップ26、27の一側端面に沿う方向に突出させて前後耳片部21a 、21b を形成してなる形態とがある。
このように耳片部21a 、21b を有する糊代部21と耳片部のない糊代部21は、従来から同じ糊代部の切断加工装置によって切断加工されており、この切断加工装置としては、例えば、特許文献1に記載されているように、2種類の異なった装置が知られている。
その一つの装置は図20に示すように、上下スロッタ軸30、31に上刃ホルダ32と下刃ホルダ33とをそれぞれ装着し、上刃ホルダ32とこの上刃ホルダ32に周方向に回動、固定自在に取付けた円環状ホルダ34とに段ボールシート20の前部又は後部のいずれか一方と他方との一端側にスロット22、23をそれぞれ切断加工する第1円弧状刃35と第2円弧状刃36とを装着していると共にこれらの第1、第2円弧状刃35、36に、段ボールシート20における耳片部21a 、21b を有する糊代部21と耳片部のない糊代部21との前後端面1a、1bを切断加工する前後一対の切断刃37、38及び39、40をそれぞれ一定間隔を存して固着している。
そして、段ボールシート20の一端部に耳片部のない台形状の糊代部21を切断加工する際には図21(イ)に示すように、円環状ホルダ34を人手によって上刃ホルダ32に対して周方向に回動操作してこの円環状ホルダ34に装着した第2円弧状刃36の前端に突設している切断刃40が上刃ホルダ32に装着している第1円弧状刃35の後端に突設している切断刃38から後方に向かって糊代部21の前後端面21a1、21b1間、即ち、前後罫線24、25間の長さに等しい円弧長の間隔を存した位置で固定する。
この状態にして上下スロッタ軸30、31を矢印方向に一定の速度でもって回転させながら上刃ホルダ32と下刃ホルダ33間に後方側から段ボールシート20を供給すると、図21(ロ)に示すように、まず、段ボールシート20の一側端側の前側フラップ26の一側端部に上刃ホルダ32の第1円弧状刃35と下刃ホルダ33とによって前端から前側罫線24の一側端部に達する前側スロット22が切断加工されると共にこの第1円弧状刃35の後端に突設している上記切断刃38によってこの前側スロット22の後端から糊代部21の前端面21a1が連続的に切断加工される。従って、段ボールシート20におけるこれらの前部スロット22と糊代部21の前端面21a1から外側の一端前部は切除される。なお、第1円弧状刃35の前部に突設しているもう一つの切断刃37はこの切除部内を通過する位置に設けられているので、切断加工には供しない。
次いで、段ボールシート20が上刃ホルダ32と下刃ホルダ33間を糊代部21の前後幅に相当する距離、即ち、段ボールケースの箱深さに相当する距離だけ通過すると、第2円弧状刃36の前端に突設している切断刃40によって糊代部21の後端面21b1が切断加工されたのち、第2円弧状刃36によって後側フラップ27の一端部に後側罫線25から段ボールシート20の後端に連続する後側スロット23が切断加工される。従って、段ボールシート20におけるこれらの糊代部21の後端面21b1と後側スロット23から外側の一端後部は切除され、この切除部内を第2円弧状刃35の後部に突設しているもう一つの切断刃39が通過する位置に設けられているので、切断加工には供しない。
次に、段ボールシート20の一端部に前後耳片部21a 、21b を有する台形状の糊代部21を切断加工する際には、上記円環状ホルダ34を人手により回動操作して図22(イ)に示すように、第2円弧状刃36を第1円弧状刃35の前側に移動させ、第2円弧状刃36の後端と第1円弧状刃35の前端との円弧長が段ボールシート20における前後罫線24、25間の長さに等しい円弧長の間隔を存した位置で円弧状ホルダ34を固定する。
この状態にして上下スロッタ軸30、31を矢印方向に一定の速度でもって回転させながら上刃ホルダ32と下刃ホルダ33間に後方側から段ボールシート20を供給すると、図22(ロ)に示すように、まず、段ボールシート20の一端側の前側フラップ26の一端部に上刃ホルダ32の第2円弧状刃36と下刃ホルダ33とによって前端から前側罫線24の一端部に達する前側スロット22が切断加工されると共にこの第2円弧状刃36の後端から前方に向かって上記糊代部21の前側耳片部21a の前後方向の長さに相当する位置に突設している上記もう一つの切断刃39により、前側スロット22の切断加工途上で段ボールシート20の一側端面から該前側スロット22の後部に達する糊代部21の傾斜した前端面21a1が連続的に切断加工される。従って、この前端部21a1から前側罫線24の延長線上に達する糊代部21の前部が前側耳片部21a となる。
次いで、段ボールシート20が上刃ホルダ32と下刃ホルダ33間を前後罫線24、25間の長さに相当する距離だけ通過すると、第1円弧状刃35によって後側フラップ27の一側端部に後側罫線25から段ボールシート20の後端に達する後側スロット23が切断加工されると共にこの第1円弧状刃35の前端から後方に向かって上記後側耳片部21b の前後方向の長さに相当する位置に突設している上記もう一つの切断刃37により、後側スロット23の切断加工途上で段ボールシート20の一側端面から該後側スロット23の前部に達する糊代部21の傾斜した後端面21b1が連続的に切断加工される。従って、この後端部21b1から後側罫線25の延長線上に達する糊代部21の後部が後側の耳片部21b となる。
前後耳片部21a 、21b を有する糊代部21と耳片部のない糊代部21とを切断加工することができるもう一つの装置としては図23、図24に示すように、前部と後端とに糊代部21の端面形成用切断刃37、38を取付けている上記第1円弧状刃35を装着した上刃ホルダ32a を前側に配し、前端と後部とに糊代部1の端面形成用切断刃39、40を取付けている上記第2円弧状刃36を装着した上刃ホルダ32b を上記前側上刃ホルダ32a から後方に一定間隔を存した位置に配すると共にこれらの上刃ホルダ32a 、32b を装着した上側の前後スロッタ軸30a 、30b の下側に下刃ホルダ33a 、33b を装着した前後スロッタ軸31a 、31b を配設した構造としている。
そして、前後方向に一定間隔を存して配設している上下一対のスロッタ軸30a 、31a 及び30b 、31b を図23(イ)に示すように、矢印方向に一定の速度でもって回転させながら後側の上刃ホルダ32b と下刃ホルダ33b 間に後方側から段ボールシート20を供給して糊代部21の切断加工を行う。この際、前側の上刃ホルダ32a に装着している第1円弧状刃35と後側の上刃ホルダ32b に装着している第2円弧状刃36の装着位置を人手により周方向に移動調整してこれらの第1、第2円弧状刃35、36と第1円弧状刃35の後端に突設している切断刃38及び第2円弧状刃36の前端に突設している切断刃40とによって図23(ロ)に示すように、耳片部のない糊代部21を切断加工できるように設定しておく。
この状態にして段ボールシート20をこの切断加工装置に送り込み、段ボールシート20の一側端前部を後側の上刃ホルダ32b と下刃ホルダ33b とによって切断加工することなくこれらのホルダ32b 、33b 間を通過させて前側の上刃ホルダ32a に装着している第1円弧状刃35と下刃ホルダ33a とによって該段ボールシート20の一側端側の前側フラップ26の一側端部に前端から前側罫線24の一端部に達する前側スロット22を切断加工すると共にこの第1円弧状刃35の後端に突設している上記切断刃38によって前側スロット22の後端から糊代部21の前端面21a1を連続的に切断加工する一方、後側の上刃ホルダ32b に装着している第2円弧状刃36の前端に突設した上記切断刃40によって糊代部21の後端面21b1を切断加工したのち、この第2円弧状刃36によって後側フラップ27の一側端部に後側罫線25から段ボールシート20の後端に連続する後側スロット23を切断加工する。
次に、前後耳片部21a 、21b を有する糊代部21を切断加工する場合には、図24の(イ)(ロ)に示すように、後側の上刃ホルダ32b に装着している第2円弧状刃36とこの第2円弧状刃36の後部に突設している切断刃39とによって段ボールシート20の一側端部における前部に前側スロット22と糊代部21の前側耳片部21a の前端面21a1とをそれぞれ切断加工したのち、前側の上刃ホルダ32a に装着している第1円弧状刃35とこの第1円弧状刃35の前部に突設している切断刃37とによって段ボールシート20の一側端部における後部に後部スロット23と糊代部21の後側耳片部21b の後端面21b1とをそれぞれ切断加工するように前側の上刃ホルダ32a に装着している第1円弧状刃35と後側の上刃ホルダ32b に装着している第2円弧状刃36の装着位置を人手により周方向に移動調整して設定しておく。
そして、後方から段ボールシート20を供給して、まず、後側の上刃ホルダ32b に装着している第2円弧状刃36と下刃ホルダ33b とによって該段ボールシート20の一側端部における前部に前部スロット22を切断加工し、その切断途上で該第2円弧状刃36の後部に突設している切断刃39によって糊代部21の前側耳片部21a の前端面21a1を切断加工したのち、前側の上刃ホルダ32a に装着している第1円弧状刃35と下刃ホルダ33a とによって該段ボールシート20の一側端部における後部に後部スロット23を切断加工し、その切断途上で該第1円弧状刃35の前部に突設している切断刃37によって糊代部21の後側耳片部21b の後端面21b1を切断加工する。
特開平11−320482号公報
しかしながら、上記段ボールシートの糊代部切断加工装置においては、いずれも前側スロット22と後側スロット23を形成する第1、第2円弧状刃35、36とに、耳片部のない台形状糊代部21の傾斜した前後端面21a1、21b1を切断加工するための切断刃38、39と、耳片部21a 、21b を有する台形状糊代部21の前後端面を切断加工するための切断刃37、40との2つの切断刃をそれぞれ前後方向に一定の間隔を存して取付けているため、耳片部21a 、21b のない糊代部21を切断加工する場合には当然のことながら耳片部21a 、21b を有する糊代部21の前後端面の切断加工用切断刃37、39は糊代部21の切断加工に不必要となり、耳片部21a 、21b のある糊代部21を切断加工する場合には耳片部21a 、21b のない糊代部21の前後端面の切断加工用切断刃38、40は糊代部21の切断加工に不必要となる。
従って、このような二つの切断刃37、38及び39、40を第1円弧状刃35と第2円弧状刃36とにそれぞれ装着しておくことは、全体の構造が複雑化するばかりでなく、糊代部21の切断加工を行わない切断刃も糊代部の切断加工を行う切断刃と共にその刃先が下刃ホルダ33a 、33b の外周面に当接するので、切断音が大きくなる上にこれらの下刃ホルダ33a 、33b をそれぞれ装着している下側の前後スロッタ軸31a 、31b と上刃ホルダ32a 、32b を装着している上側の前後スロッタ軸30a 、30b に余分な振動や撓みが発生し、切断加工の安定性が悪くなると共に切断刃の磨耗が激しくなって短期間で取り替えなければならないといった問題点がある。
さらに、上記二つの切断刃37、38及び39、40を第1円弧状刃と第2円弧状刃とにそれぞれ装着する際に、段ボールシート20の糊代部21への切り込み深さが均一となるように正確に装着することは困難であるため、下刃ホルダ33a 、33b に対する二つの切断刃37、38及び39、40の刃先の当たりにバラツキが生じて糊代部21の切断加工が一層不安定になる。
また、耳片部のない糊代部21の切断加工と耳片部21a 、21b のある糊代部21の切断加工との切り替え時において、耳片部のない糊代部21の前後端面21a1、21b1を切断加工するための切断刃38、39と、耳片部21a 、21b を有する糊代部21の前後端面を21a1、21b1切断加工するための切断刃37、40との2つの切断刃をそれぞれ前後方向に一定の間隔を存して取付けている上記第1、第2円弧状刃35、36との位置関係を変更する際に、上刃ホルダ32a 、32b にそれぞれ固定しているいずれかの円弧状刃35、36、例えば、第1円弧状刃35を人手によりスパナ等の工具を使用してその固定を解き、該円弧状刃35を周方向に移動させて第2円弧状刃36との切断位置の関係を調整したのち固定しているのが現状であり、その調整作業に著しい手間を要するばかりでなく、正確な設定が困難であるといった問題点がある。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、簡単な構造によってスロッタ軸の振動や撓みの発生をできるだけ少なくして段ボールシートの糊代部の切断加工が騒音を生じさせることなく安定的に且つ正確に行えるようにすると共に切断刃の磨耗をできるだけ防止することができ、また、耳片部のない糊代部の切断加工と耳片部のある糊代部の切断加工との刃の位置調整が容易に且つ正確に行える段ボールシートの糊代部切断加工装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の段ボールシートの糊代部の切断加工装置は、請求項1に記載したように、上刃ホルダと下刃ホルダをそれぞれ取付けている上下一対のスロッタ軸を前後に配して後方からこれらの上下スロッタ軸の上刃ホルダと下刃ホルダ間に段ボールシートを供給することにより、段ボールシートの一側端部における前後方向の中央部に糊代部を切断加工するための装置であって、上側の前後いずれか一方の上記スロッタ軸に取付けている上刃ホルダに、段ボールシートの前側フラップの一側端部に前側スロットを切断加工するスロット切込み上刃を装着している一方、他方のスロッタ軸に取付けている上記上刃ホルダに、段ボールシートの後側フラップの一側端部に後側スロットを切断加工するスロット切込み上刃を装着してあり、さらに、上記前側スロットの切込み上刃を装着している上刃ホルダを取付けたスロッタ軸側に段ボールシートにおける糊代部の後端面を切断加工する切断刃を装着したホルダを上刃ホルダに対して周方向に回動、固定自在に配設している一方、上記後側スロットの切込み上刃を装着している上刃ホルダを取付けたスロッタ軸側に段ボールシートにおける糊代部の前端面を切断加工する切断刃を装着したホルダを上刃ホルダに対して周方向に回動、固定自在に配設した構造としている。
このように構成した段ボールシートの糊代部の切断加工装置において、請求項2に係る発明は、上記前側スロットの切断加工用のスロット切込み上刃を装着したホルダと糊代部の後端面を切断加工する切断刃装着ホルダとを備えたスロッタ軸を前側に配設し、後側スロットの切断加工用のスロット切込み上刃を装着したホルダと糊代部の前端面を切断加工する切断刃装着ホルダとを備えたスロッタ軸を後側に配設していることを特徴とする。
さらに、上記請求項1又は請求項2に記載の段ボールシートの糊代部の切断加工装置において、請求項3に係る発明は、上刃ホルダを上側スロッタ軸上に嵌着した円筒部とこの円筒部の外周中央部に、一側面にスロット切込み上刃を装着している一定高さの円形状のフランジ部を一体に設けてなる形状を有する一方、糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダは、上記上刃ホルダの円筒部の一側部上に回動、固定自在に外嵌したリング部材からなり、この切断刃装着ホルダの外周部に上記上刃ホルダのフランジ部の一側面側から該切断刃装着ホルダの一側面に向かって切断刃を装着していると共にこの切断刃装着ホルダの一部を分断して該分断部の対向端面間を常態においてはスプリング力によって締付けて上刃ホルダの一側部上に固着し、また、上記スプリングの締付力に抗して分断部の対向面間を離間させることにより締付けを解除して上記切断刃装着ホルダを上刃ホルダの一側部の外周面上で周方向に摺動可能となるように構成している。
また、上記請求項1又は請求項3に記載の段ボールシートの糊代部の切断加工装置において、請求項4に係る発明は、上記切断刃装着ホルダの締付手段であって、糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部における対向端部に互いに連通した軸体挿通孔を設けて一端部を一方の端部に支持させた軸体をこれらの挿通孔を通じて他方の端部から突出させ、その突出端部に固定しているスプリング受けと他方の端部との対向面間にスプリングを圧縮状態で介在させてそのスプリング力により、切断刃装着ホルダを締め付けて上刃ホルダの一側部上に固着した構造としている。
請求項5に係る発明は、上記糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部の対向端面間をスプリングによる締付力に抗して離間させることにより上刃ホルダの一側部外周面に対する締付けを解除する手段であって、分断部の対向面間に挿入して対向端面間を拡げる方向に作動する爪部を有する開放用エアシリンダからなることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、上記切断刃装着ホルダの締付けを解除する別な手段であって、切断刃装着ホルダの分断部の対向面間に形成されて長径側をスロッタ軸の長さ方向に向けている楕円孔と、この楕円孔に係脱自在な断面楕円形状のピストンロッドを有する締付け解除用シリンダとからなり、この締付け解除用シリンダのピストンロッドを上記楕円孔に挿入したのち、該ピストロッドを軸心回りに90度回動させることにより上記スプリング力に抗して上記対向端面間を離間させるように構成している。
請求項7に係る発明は、上記切断刃装着ホルダの締付けを解除するさらに別な手段であって、切断刃装着ホルダの外周面に係止孔を設けてこの係止孔に切断刃装着ホルダの外方に設けているホルダ固定用シリンダのピストンロッドを挿入、係止させることにより切断刃装着ホルダを回動不能にする手段と、この固定状態において分断部の対向端部間に挿通している軸体の突出端面をスプリング力に抗して押圧して分断部の対向端部間の締付力を解除する締付け力解除用シリンダとからなることを特徴とする。
前後に一定間隔を存して配設している上下一対のスロッタ軸において、下側のスロッタ軸に下刃装着ホルダを取付ている一方、前後に対向する上側のスロッタ軸のいずれか一方には段ボールシートの一側端部に前側スロットを切断加工する一枚のスロット切込み上刃を装着したホルダと、該スロット切込み上刃から周方向に離間した位置に段ボールシートの糊代部の後端面を切断加工する一枚の切断刃を装着したホルダとを取付け、他方の上側のスロッタ軸には段ボールシートの一側端部に後側スロットを切断加工する一枚のスロット切込み上刃を装着したホルダと、該スロット切込み上刃から周方向に離間した位置に段ボールシートの糊代部の前端面を切断加工する一枚の切断刃を装着したホルダとを取付けた構造としているので、一本の上側スロッタ軸には一枚のスロット切込み上刃と一枚の切断刃とだけ装着された極めて簡素化した糊代部切断加工装置を提供することができる。
その上、段ボールシートの糊代部の切断加工時には、前後いずれの上側スロット軸においても、一枚の切断刃のみを下側の下刃装着ホルダ上に押し付けて段ボールシートの糊代部の前後いずれか一方の端面を切断加工するように構成しているから、切断音が小さくなって作業環境を良好にすることができると共に、スロット軸に余分な振動や撓みが発生するのをなくして安定した切断加工を可能にすることができ、且つ、下刃装着ホルダ上に対する切断刃の刃先の当たりが常に略一定となって糊代部の切断加工を正確に行えると共にこれらの切断刃の使用期間の長期化を図ることができる。
また、前後に配設した上側のスロッタ軸には、上述したように、一枚の円弧状刃を装着したホルダと、一枚の切断刃を装着したホルダとを周方向に所定の間隔を存して配設しているので、一方のスロッタ軸のスロット切込み上刃によって段ボールシートの一端部に前側のスロットを切断加工した場合、このスロッタ軸に装着している切断刃によって上記前側のスロットから後方に離間した部分に糊代部の後端面が切断加工され、他方の上側スロッタ軸に装着した切断刃によって糊代部の前端面が切断加工されると共にこのスロッタ軸に装着したスロット切込み上刃によって後側のスロットが形成されることになる。
従って、後方側から前方に向かって供給される段ボールシートの一側端部が後側の上下スロッタ軸に装着したホルダ間を通過しても、糊代部の切り屑が全く発生することはなく、前側の上下スロット軸に装着したホルダ間を通過してはじめて糊代部の切り屑が発生してこの前側の上下スロット軸の位置で切り屑を飛散させることなく下方に集中的に落下、集積させることができ、切り屑の後処理が容易に行えるものである。
さらに、前後に配設した上側のスロット軸上に取付けている上刃ホルダに装着したスロット切込み上刃と切断刃装着ホルダに装着した切断刃との対向端面間の円弧長を段ボールケースの箱深さに等しい長さ間隔に設定しておくことによって、段ボールシートの一側端部に耳片部のない糊代部を正確に切断加工することができると共に、切断刃装着ホルダに対して上刃ホルダを耳片部の長さに相当する距離だけ離間する方向に回動移動させてその位置で固定することにより、段ボールシートの一側端部に前後耳片部を有する糊代部を簡単且つ正確に切断加工することができる。従って、スロット軸上に別に耳片部なし、耳片部有り用の切断刃を装着しておくことなく前後一枚ずつのスロット切込み上刃と切断刃とによって簡単且つ確実に耳片部のない糊代部と耳片部のある糊代部とを切断加工することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、前側のスロッタ軸に前側スロットの切断加工用のスロット切込み上刃を装着したホルダと糊代部の後端面を切断加工する切断刃装着ホルダとを配設し、後側のスロッタ軸に後側スロットの切断加工用のスロット切込み上刃を装着したホルダと糊代部の前端面を切断加工する切断刃装着ホルダとを配設した構造としているので、まず、後側のスロッタ軸上の切断刃によって段ボールシートの一側端部に糊代部の前端面を切断加工したのち、スロット切込み上刃によって糊代部の前端面から後方に一定間隔を存した段ボールシートの後部に後側スロットを切断加工し、次いで、前側のスロッタ軸上のスロット切込み上刃によって段ボールシートの前部に上記後側の切断刃によって切断加工した糊代部の前端面に連続する前側スロットを切断加工したのち、この前側スロッタ軸上の切断刃によって上記後側のスロット切込み上刃により切断加工した後側スロットの前端に連続する糊代部の後端面を切断加工することができる。
従って、段ボールシートが後側の上下スロット軸に取付けている上下ホルダ間を通過しても該段ボールシートに後側の切断刃とスロット切込み上刃とによって糊代部の前端面と後側のスロットとが切断加工されるだけで、糊代部の切り屑が何等発生することはなく、後側の上下スロット軸に取付けている上下ホルダ間を通過して、はじめて、糊代部の切り屑が生じることになり、切り屑をホルダの回転方向に飛散させることなく、前側のスロット軸の下方に集中的に落下、集積させることができる。
請求項3に係る発明によれば、前後の上側スロッタ軸上に取付けている上記上刃ホルダはスロッタ軸上に嵌着した円筒部とこの円筒部の外周中央部に、一側面にスロット切込み上刃を装着している一定高さの円形状のフランジ部を一体に設けてなる形状を有する一方、糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダは、上記上刃ホルダの円筒部の一側部上に回動、固定自在に外嵌したリング部材からなり、この切断刃装着ホルダの外周部に上記上刃ホルダのフランジ部の一側面側から該切断刃装着ホルダの一側面に向かって切断刃を装着していると共にこの切断刃装着ホルダの一部を分断して該分断部の対向端面間を常態においてはスプリング力によって締付けて上刃ホルダの一側部上に固着してあり、上記スプリングの締付力に抗して分断部の対向面間を離間させることにより締付けを解除して上記切断刃装着ホルダを上刃ホルダの一側部の外周面上で周方向に摺動可能となるように構成しているので、スロット切込み上刃に対する切断刃の位置を変更、調整する際には、切断刃装着ホルダから切断刃を取り外すことなく、切断刃装着ホルダを上刃ホルダの一側部上で周方向に回動させるだけで、簡単且つ正確に切断刃の配設位置を変更、調整することができる。
この際、切断刃装着ホルダの分断部の対向端面間をスプリング力に抗して離間させた状態を保持し、この状態でスロッタ軸を所定角度だけ回動させるという操作を行うことによってこのスロッタ軸に取付けている上刃ホルダを該スロッタ軸と一体に回動させ、切断刃装着ホルダに装着している切断刃を上刃ホルダに装着しているスロット切込み上刃に対して周方向に所定の円弧長だけ、相対的に移動させることができ、位置調整が容易に且つ正確に行える。
請求項4に係る発明によれば、段ボールシートの糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部における対向端部に互いに連通した軸体挿通孔を設けて一端部を一方の端部に支持させた軸体をこれらの挿通孔を通じて他方の端部から突出させ、その突出端部に固定しているスプリング受けと他方の端部との対向面間にスプリングを圧縮状態で介在させてそのスプリング力により、切断刃装着ホルダを締め付けて上刃ホルダの一側部上に固着しているので、別に固着手段を必要とすることなくスプリング力によって切断刃装着ホルダの分断部の対向面間を強固に圧締めして該切断刃装着ホルダを上刃ホルダの一側部上に固定しておくことができる。
糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部の対向端面間をスプリングによる締付力に抗して離間させることにより上刃ホルダの一側部外周面に対する締付けを解除する手段としては、請求項5に記載したように、分断部の対向面間に挿入して対向端面間を拡げる方向に作動する爪部を有する開放用エアシリンダから構成しておくことによって、人手によることなく自動的に且つ確実に切断刃装着ホルダの締付けを解除することができ、上記スロット切込み上刃と切断刃との切断加工の位置調整が能率よく正確に行うことができる。
また、上刃ホルダの一側部外周面に対する切断刃装着ホルダの締付けの解除手段としては、請求項6に記載したように、切断刃装着ホルダの分断部の対向面間に長径側をスロッタ軸の長さ方向に向けている楕円孔を設けておき、この楕円孔に締付け解除用シリンダの断面楕円形状のピストンロッドを挿入したのち、該ピストロッドを軸心回りに90度回動させることにより上記スプリング力に抗して上記対向端面間を離間させて解除することもできる。
さらに、請求項7に記載したように、切断刃装着ホルダの外周面に係止孔を設けてこの係止孔に切断刃装着ホルダの外方に設けているホルダ固定用シリンダのピストンロッドを挿入、係止させることにより切断刃装着ホルダを回動不能にする手段と、この固定状態において分断部の対向端部間に挿通している軸体の突出端面をスプリング力に抗して押圧して分断部の対向端部間の締付力を解除する締付け力解除用シリンダとから構成しておくこともできる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面について説明すると、図1は、段ボールシート20の一側端部の中央部に糊代部21を切断加工するための装置の簡略側面図であって、外周面上に上刃ホルダ1aと下刃ホルダ2aとをそれぞれ固着させた状態で取付けている上下一対のスロッタ軸3a、4aと、同じく外周面上に上刃ホルダ1bと下刃ホルダ2bとをそれぞれ固着させた状態で取付けている上下一対のスロッタ軸3b、4bとを前後に所定間隔を存して配設してあり、上側の前後スロッタ軸3a、3bにそれぞれ取付けている前後上刃ホルダ1a、1bには段ボールシート20の一側端部の前後部にそれぞれスロット22、23を切断加工するスロット切込み上刃5a、5bをそれぞれ装着していると共に、段ボールシート20の糊代部21の前端面21a1又は後端面21b1を切断加工するための切断刃6a、6bをそれぞれ装着した切断刃装着ホルダ7a、7bをこれらの前後上刃ボルダ1a、1bに対して周方向に回動、固定自在に配設してなるものである。
前後上刃ホルダ1a、1bは、図3、図4及び図5、図6にそれぞれ示すように、短い円筒部1a1 、1b1 の外周中央部に一定厚みと高さを有する円環状のフランジ部1a2 、1b2 をそれぞれ一体に設けてなる形状を有し、その円筒部1a1 、1b1 の内周面を上側の前後スロッタ軸3a、3b上にそれぞれ嵌着させて該上側スロッタ軸3a、3bと一体的に回転するように構成していると共に、上記フランジ部1a2 、1b2 の一側面に段ボールシート20にスロット22、23を切断加工するための上記スロット切込み上刃5a、5bをそれぞれ装着している。これらのスロット切込み上刃5a、5bは、それぞれ上刃ホルダ1a、1bの円周方向に円弧状に湾曲している円弧状刃からなり、その外周刃先部5a1 、5b1 を全長に亘って一定の突出幅でもって上刃ホルダ1a、1bの外周面から外側方にそれぞれ突出させている。なお、これらのスロット切込み上刃5a、5bの刃先部5a1 、5b1 の円弧長は、前スロット22の長さと同長若しくは該前スロット22よりも長い寸法に形成されている。
上記フランジ部1a2 、1b2 の内部には円形溝1a3 、1b3 がそれぞれ設けられていると共に該円周溝1a3 、1b3 の一側中央部を全周に亘ってフランジ部1a2 、1b2 の一側面にそれぞれ開口させてあり、スロット切込み上刃5a、5bの長さ方向の2箇所にそれぞれ取付けているボルト8a、8bの頭部をこれらの円周溝1a3 、1b3 内にそれぞれ周方向に移動自在に挿入して、所定位置でスロット切込み上刃5a、5bを固定するように構成している。
詳しくは、スロット切込み上刃5a、5bの長さ方向の2箇所にボルト取付孔5a2 、5b2 をそれぞれ設けてこれらのボルト取付孔5a2 、5b2 に上記ボルト8a、8bの先端部を挿通させ、取付孔5a2 、5b2 から突出した端部にナット9a、9bを螺合させてこのナット9a、9bを締め付けることにより、ボルト頭部を円形溝1a3 、1b3 の一側内面に係止させた状態にしてナット9a、9bとフランジ部1a2 、1b2 の一側面間でスロット切込み上刃5a、5bをそれぞれ挟着させ、ナット9a、9bを緩めることによってスロット切込み上刃5a、5bを周方向に回動移動可能にしている。
一方、上記切断刃装着ホルダ7a、7bは、それぞれ外径が上記上刃ホルダ1a、1bのフランジ部1a2 、1b2 の外径と同径で且つ内径が上刃ホルダ1a、1bの円筒部1a1 、1b1 の一側部上に外嵌可能な径を有し、且つ、両側面間の厚みが一定のリング部材からなると共に、これらの切断刃装着ホルダ7a、7bはそれぞれ半円形リング部7a1 、7a1'及び7b1 、7b1'に2分割されていて一方の分割面を互いに接合させた状態にしてボルト10a 、10b により一体に固着してあり、他方の分割面は接合させることなく小間隔を存して対向させた状態にしてこの切断刃装着ホルダ7a、7bをそれぞれ上刃ホルダ1a、1bの円筒部1a1 、1b1 の一側部上に取付けている。そして、小間隔を存して対向した対向端部7a2 、7b2 をその間隔部が小さくなる方向に締め付けることによって、切断刃装着ホルダ7a、7bを縮径させてその内周面をそれぞれ上刃ホルダ1a、1bの一側部外周面に圧着させ、上刃ホルダ1a、1bにそれぞれ固定するように構成している。
この締付手段としては、図3、図5に示すように、切断刃装着ホルダ7a、7bにおける上記小間隔を存して対向した対向部の外周部に切欠凹部7a3 、7b3 を形成してこれらの切欠凹部7a3 、7b3 と分割対向面との間に一定厚みを有する上記対向端部7a2 、7b2 をそれぞれ形成し、これらの切断刃装着ホルダ7a、7bの対向端部7a2 、7a2 及び7b2 、7b2 に互いに連通した軸体挿通孔7a4 、7b4 をそれぞれ設けて、挿通孔7a4 、7a4 間、及び7b4 、7b4 間にそれぞれ軸体11a 、11b を挿通すると共に該軸体11a 、11b の一端部を一方の端部7a2 、7b2 に支持させ、他方の端部の挿通孔7a4 、7b4 から突出している他端部にスプリング受け12a 、12b をそれぞれ固着してこのスプリング受け12a 、12b と他方の端部7a2 、7b2 との対向面間にスプリング13a 、13b をそれぞれ圧縮状態で介在させ、このスプリング13a 、13b の復元力により、両端部7a2 、7a2 及び7b2 、7b2 の対向面間を狭める方向に締め付けて、切断刃装着ホルダ7a、7bを前後上刃ホルダ1a、1bの円筒部1a1 、1b1 の一側部外周面に固着した構造としている。
上記軸体11a 、11b の一端部を切断刃装着ホルダ7a、7bにおける一方の端部7a2 、7b2 にそれぞれ支持させた具体的な構造としては、これらの端部7a2 、7b2 に設けている挿通孔7a4 、7b4 から突出した軸体11a 、11b の一端部に螺子部11a1、11b1を設けておき、この螺子部11a1、11b1にナット14a 、14b を螺合させて該ナット14a 、14b を上記端部7a2 、7b2 の平坦な背面に座着させることにより係止させた構造としている。そして、切断刃装着ホルダ7a、7bの対向端部7a2 、7a2 間及び7b2 、7b2 間の隙間を後述する締付け解除手段15a 、15b によって上記スプリング13a 、13b の力に抗して拡げることにより、上刃ホルダ1a、1bの円筒部1a1 、1b1 の一側部外周面に対するこれらの切断刃装着ホルダ7a、7bの固着をそれぞれ解除し、上刃ホルダ1a、1bを円筒部1a1 、1b1 の上側部外周面上を周方向に相対的にそれぞれ回動可能となるように構成している。
なお、切断刃装着ホルダ7a、7bの内周面の中央部に図4、図6に示すように、周方向に連続した突条7a5 、7b5 をそれぞれ設けてあり、この突条7a5 、7b5 を上刃ホルダ1a、1bの円筒部1a1 、1b1 の一側部外周面に設けている周溝1a4 、1b4 にそれぞれ周方向に摺動自在に嵌合させ、上刃ホルダ1a、1bの軸方向に対する切断刃装着ホルダ7a、7bの取付位置を一定位置に設定していると共に、切断刃装着ホルダ7a、7bの固着を解除する際においても突条7a5 、7b5 と周溝1a4 、1b4 とが係合した状態を保持させて切断刃装着ホルダ7a、7bが上刃ホルダ1a、1bの軸方向に移動しないように構成している。
このように構成した切断刃装着ホルダ7a、7bの外周部の一部には、段ボールシート20の糊代部21の端面を切断加工する上記切断刃6a、6bの装着台16a 、16b の取付凹部17a 、17b がそれぞれ設けられている。切断刃装着台16a 、16b は、それぞれの取付凹部17a 、17b 内に嵌め込まれてその外底面を固定キー18a 、18b によって取付凹部17a 、17b の内底面に固着していると共に、切断刃装着台16a 、16b の前端面又は後端面に上記切断刃6a、6bをそれぞれボルト19a 、19b によって固着している。
これらの切断刃6a、6bはその刃先部6a1 、6b1 を上記スロット切込み上刃5a、5bの刃先部5a1 、5b1 よりも上刃ホルダ1a、1bの上記フランジ部1a2 、1b2 の外周面からの突出長が短くて該フランジ部1a2 、1b2 の外周面に対して段ボールシート20の厚みに略相当する長さだけそれぞれ突出させていると共に、その刃先部6a1 、6b1 の長さ方向を上記フランジ部1a2 、1b2 の一側面側から切断刃装着ホルダ7a、7bの一側面側に向け、且つ、スロッタ軸3a、3bの回転方向に段ボールシート20の糊代部21における前後端面21a1、21b1の傾斜角度と同一角度でもって傾斜させた状態で装着台16a 、16b にそれぞれ装着されている。
そして、前側のスロッタ軸3aに取付けている上記上刃ホルダ1aに装着したスロット切込み上刃5aは、段ボールシート20の前側スロット22の切断加工用であり、上刃ホルダ1aと共に該スロット軸3a上に取付けている上記切断刃装着ホルダ7aに装着した切断刃6aは、段ボールシート20の糊代部21の後端面21b1の切断加工用として配設されている一方、後側のスロッタ軸3bに取付けている上記上刃ホルダ1bに装着したスロット切込み上刃5bは、段ボールシート20の後側スロット23の切断加工用であり、上刃ホルダ1bと共に該スロット軸3b上に取付けている上記切断刃装着ホルダ7bに装着した切断刃6bは、段ボールシート20の糊代部21の前端面21a1の切断加工用として配設されている。
一方、前後の上刃ホルダ1a、1bの下方にそれぞれ配設されている前後の下刃ホルダ2a、2bは、図2に示す示すように、前後スロット切込み上刃5a、5bに対向する外周面に、前後スロット切込み上刃5a、5bの刃先部5a1 、5b1 をそれぞれ受け入れる凹溝2a1 、2b1 を全周に亘って設けてあり、これらの凹溝2a1 、2b1 の開口縁に下刃2a2 、2b2 が形成されていて上刃5a、5bと下刃2a2 、2b2 とにより、段ボールシート20に細幅のスロット22、23を剪断するように構成している。また、前後の切断刃6a、6bの刃先部6a1 、6b1 は下刃ホルダ2a、2bの一側部外周面上にそれぞれ当接することによって、糊代部21の前後傾斜端面21a 、21b を切断加工するように構成している。
上刃ホルダ1a、1bの一側部上に外嵌している上記切断刃装着ホルダ7a、7bの対向端部7a2 、7a2 間及び7b2 、7b2 間の隙間を拡げて、上刃ホルダ1a、1bに対する切断刃装着ホルダ7a、7bの締付けを解除する手段15a 、15b としては、図3、図5に示すように、切断刃装着ホルダ7a、7bの外方にそれぞれ配設した開放用爪部15a2、15b2を有するエアシリンダ15a1、15b1からなる。これらのエアシリンダ15a1、15b1には切断刃装着ホルダ7a、7bの対向端部7a2 、7a2 間及び7b2 、7b2 間の隙間にそれぞれ挿入可能な上記開放用爪部15a2、15b2がそれぞれ一対ずつ設けられていて、エアシリンダ15a1、15b1により互いに接離する方向に作動するように構成されている。なお、エアシリンダ15a1、15b1の開放用爪部15a2、15b2に上記切断刃装着ホルダ7a、7bの対向端部7a2 、7a2 間及び7b2 、7b2 間の隙間を対向させるには位置決めセンサ(図示せず)によって行うように構成している。
次に、以上のように構成した段ボールシートの糊代部切断加工装置によって段ボールシート20の一側端部における前後方向の中央部に糊代部21を切断加工する要領について説明する。まず、前後両端部に耳片部のない台形状の糊代部21を切断加工するには、予め、前後に一定間隔を存して配設している上側のスロッタ軸3a、3bにそれぞれ嵌着している前後上刃ホルダ1a、1bに対して前後切断刃装着ホルダ7a、7bを周方向に回動させることにより、スロット切込み上刃5a、5bと切断刃6a、6bとの対向端間の円弧長を段ボールケースの箱深さに等しい前後罫線部24、25間の前後幅寸法に等しくしておく。
具体的には、前側の上刃ホルダ1aに対してこの上刃ホルダ1aの一側部上に取付けている切断刃装着ホルダ7aを回動させるには、この切断刃装着ホルダ7aの分断部の対向端部7a2 、7a2 間の隙間にエアシリンダ15a1の一対の爪部15a2、15a2を互いに接した状態で挿入してそれぞれ対向端部7a2 、7a2 の対向端面にその背面を当接させた状態にしたのち、エアシリンダ15a1を作動させてこれらの爪部15a2、15a2を離間する方向に拡げると、切断刃装着ホルダ7aの対向端部7a2 、7a2 間がスプリング13a の力に抗して拡がり、上刃ホルダ1の一側部外周面に対する圧着が開放される。
この状態を保持して上刃ホルダ1aを取付けているスロッタ軸3aを回動させると、上刃ホルダ1aが一体に回動して該上刃ホルダ1aに装着しているスロット切込み上刃5aがエアシリンダ15a1の開放用爪部15a2、15a2によって不動状態に保持されている切断刃装着ホルダ7aの切断刃6aに対して周方向に移動し、これらのスロット切込み上刃5aと切断刃6aとの対向端間の円弧距離が変化するので、その円弧距離が段ボールケースの箱深さ、即ち、前後罫線部24、25間の前後幅寸法に等しくなるように調整する。この調整後、切断刃装着ホルダ7aの分断部の対向端部7a2 、7a2 間の隙間からエアシリンダ15a1の一対の爪部15a2、15a2を離脱させると、該対向端部7a2 、7a2 がスプリング13a の復元力によって接近する方向に押圧されて切断刃装着ホルダ7aが締め付けられ、上刃ホルダ1aの一側部上に回動不能に固着される。
同様に、後側の切断刃装着ホルダ7bに対してもエアシリンダ15b1によって後側の上刃ホルダ1bの一側部上に対する締付けを解除した状態で、後側のスロッタ軸3bを回動させることにより該後側の上刃ホルダ1bを一体に回動させてこの上刃ホルダ1bに装着しているスロット5bと切断刃装着ホルダ7bに装着している切断刃6bとの対向端間の円弧距離を段ボールケースの箱深さ、即ち、前後罫線部24、25間の前後幅寸法に等しくなるように調整する。さらに、後方から段ボールシート20を供給して該段ボールシート20の前側の罫線部24が後側の上刃ホルダ1bと下刃ホルダ2b間を通過する際に、後側の切断刃6bが該前側の罫線部24から糊代部21の前端面21a1の切断を開始し、この段ボールシート20が前側の上刃ホルダ1aと下刃ホルダ2a間を通過する際に、前側のスロット切込み上刃5aによって前側スロット22の切断を開始するように調整しておく。
このように予め、前後のスロット切込み上刃5a、5bと切断刃6a、6bとの位置調整を行ったのち、後方側から段ボールシート20を供給し、その供給速度に同調して上下一対の前後スロッ軸3a、4a、3b、4bを矢印方向に回転させながら段ボールシート20の一側端部の中央部、即ち、前後罫線部24、25間の段ボールケース胴部の一側端部に耳片部のない糊代部21の切断加工を行う。まず、図7(イ)(ロ)に示すように、段ボールシート20の前側罫線部24の一側端部が後側の上刃ホルダ1bと下刃ホルダ2b間を通過する際に、後側の切断刃装着ホルダ7bに装着している切断刃6bによって該前側罫線部24の前端部から斜め後方に向かって段ボールシート20の一側端に達した糊代部21の傾斜前端面21a1を切断加工する。
さらに、段ボールシート20が前方に送られてその後側罫線部25の一側端部が上刃ホルダ1bと下刃ホルダ2b間を通過する時に、図8(イ)(ロ)に示すように、上刃ホルダ1bに装着しているスロット切込み上刃5bによってその後側罫線部25の一側端部から段ボールシート20の後端に達するまでの後側フラップ27の一側端部に該段ボールシート20の一側端面に平行な直状の後側スロット23が切断加工される。なお、段ボールシート20の一側端面からこの後側スロット23までの幅間隔は糊代部21のスロット軸方向の幅(高さ)、即ち、上記切断刃6bによって切断が開始された前側罫線部24から段ボールシート20の一側端面間の幅に等しい。
引き続いて段ボールシート20の一側端部の前端が前側の上刃ホルダ1aと下刃ホルダ2a間に達すると、上刃ホルダ1aに装着しているスロット切込み上刃5aによって図9(イ)(ロ)に示すように、段ボールシート20の前側フラップ26の一側端部にその前端から前側罫線部24に達する前側スロット22が切断加工され、この前側スロット22が上記後側の切断刃6bによって切断加工された糊代部21の前端面21a1の基端に連続してこれらの糊代部21の前端面21a1と前側スロット22とから外側の段ボールシート20の前側隅角部が切り屑として前側の下刃ホルダ2aから下方に落下する。
次いで、段ボールシート20の後側罫線部25が上刃ホルダ1aと下刃ホルダ2a間の手前まで達すると、切断刃装着ホルダ7aに装着している切断刃6aによって、図10(イ)(ロ)に示すように、段ボールシート20の後側罫線部25の一側端部の前方近傍部、即ち、胴部の後端部における段ボールシート20の一側端面からこの後側罫線部25の一側端部に向かって傾斜した糊代部21の後端面21b1が切断加工される。この際、該後端面21b1の切断終端が上記後側のスロット切込み上刃5bによって切断加工された後側スロット23の前端に連続し、これらの糊代部21の後端面21b1と後側スロット23とから外側の段ボールシート20の後側隅角部が切り屑として前側の下刃ホルダ2aから下方に落下する。こうして、段ボールシート20の一側端部における前後長さ方向の中央部、即ち、段ボールケースに組立てた時における胴部の一側端面に、前後端面21a1、21b1が前後罫線部24、25の一側端にそれぞれ連続した台形状の糊代部21が加工される。
次に、上記糊代部切断加工装置によって段ボールシート20の一側端部における前後方向の中央部、即ち、上記胴部の一側端部に、前後両端部に前後フラップ26、27の一側端面に沿って前後方向にそれぞれ突設した耳片部21a 、21b を有する糊代部21を切断加工する要領について説明する。まず、この糊代部21の切断加工に先立って、上記前後の上刃ホルダ1a、1bに装着されているスロット切込み上刃5a、5bに対して、前後の切断刃装着ホルダ7a、7bに装着されている切断刃6a、6bの位置を形成すべき耳片部21a 、21b の前後方向の長さに相当する距離だけそれぞれ離間させておく。
切断刃6a、6bのこのような位置調整は、上記同様に、前後の切断刃装着ホルダ7a、7aの分断部の対向端部7a2 、7a2 間、及び7b2 、7b2 間の隙間にそれぞれエアシリンダ15a1、15b1の一対の爪部15a2、15a2及び15b2、15b2を挿入したのち、エアシリンダ15a1、15b1を作動させてこれらの爪部15a2、15a2間、及び7b2 、7b2 間をスプリング13a 、13b の力に抗して離間する方向に拡げることにより、上刃ホルダ1a、1bの一側部外周面に対するこれらの切断刃装着ホルダ7a、7bの固定を解き、この状態を保持して上刃ホルダ1a、1bを固定させている前後の上側スロッタ軸3a、3bを上記耳片部21a 、21b の前後方向の長さに相当する円弧長だけ切断刃装着ホルダ7a、7bから離間する方向に回動させたのち停止させ、しかるのち、前後の切断刃装着ホルダ7a、7aの対向端部7a2 、7a2 間、及び7b2 、7b2 間からエアシリンダ15a1、15b1の爪部15a2、15a2及び15b2、15b2を抜き取る。
そうすると、これらの前後切断刃装着ホルダ7a、7bがスプリング13a 、13b の復元力によって縮径して前後の上刃ホルダ1a、1bの一側部外周面に固着され、前後の切断刃装着ホルダ7a、7bに装着されている切断刃6a、6bの位置が形成すべき耳片部21a 、21b の前後方向の長さに相当する距離だけスロット切込み上刃5a、5bに対してそれぞれ離間した状態となる。
このように切断刃6a、6bの切断位置の調整を行ったのち、後方側から段ボールシート20を供給し、その供給速度に同調して上下一対の前後スロッ軸3a、4a、3b、4bを矢印方向に回転させながら段ボールシート20の一側端部に前後耳片部21a 、22b を有する糊代部21の切断加工を行う。まず、図11(イ)(ロ)に示すように、段ボールシート20の前部が上刃ホルダ1bと下刃ホルダ2b間を通過する際に、後側の切断刃装着ホルダ7bに装着している切断刃6bによって前側罫線部24から前方側に向かって切断加工すべき前側耳片部21a の前後方向の長さに相当する間隔を存した段ボールシート20の前側フラップ26における一側端部に糊代部21の傾斜した前端面21a1が切断加工される。
さらに、段ボールシート20が前方に送られてその後側罫線部25の一側端部が上刃ホルダ1bと下刃ホルダ2b間を通過する時に、上記耳片部のない糊代部21を切断加工する場合と同様に、図12(イ)(ロ)に示すように、上刃ホルダ1bに装着しているスロット切込み上刃5bによってその後側罫線部25の一側端部から段ボールシート20の後端に達するまで該段ボールシート20の一側端面に平行な直状の後側スロット23が切断加工される。
引き続いて段ボールシート20の一側端部の前端が前側の上刃ホルダ1aと下刃ホルダ2a間に達すると、上記耳片部のない糊代部21を切断加工する場合と同様に、上刃ホルダ1aに装着しているスロット切込み上刃5aによって図13(イ)(ロ)に示すように、段ボールシート20の前側フラップ26の一側端部にその前端から前側罫線部24に達する前側スロット22が切断加工される。この際、この前側スロット22が前側罫線部24に達する前に、上記後側の切断刃6bによって切断加工された糊代部21の前端面21a1の基端に連続してこれらの糊代部21の前端面21a1と前側スロット22とから外側の段ボールシート20の前側隅角部が切り屑として前側の下刃ホルダ2aから下方に落下すると共に、糊代部21の前端面21a1の基端から前側罫線部24に達した前側スロット22による切り込み溝22a によって糊代部21の前側耳片部21a が形成される。
次いで、段ボールシート20の後側罫線部25から後側耳片部12b の前後方向の長さに相当する一側端部が上刃ホルダ1aと下刃ホルダ2a間を通過する際に、切断刃装着ホルダ7aに装着している切断刃6aによって、図14(イ)(ロ)に示すように、段ボールシート20の後側フラップ27の一側端部における前部の一側端面から上記後側のスロット切込み上刃5bによって切断加工されている後側スロット23の前部に向かって斜め後方に傾斜した糊代部21の後端面21b1が切断加工される。この際、切断刃6aによる糊代部21の後端面21b1の切断が後側スロット23の前部に達すると、これらの糊代部21の後端面21b1と後側スロット23とから外側の段ボールシート20の後側隅角部が切り屑として前側の下刃ホルダ2aから下方に落下すると共に、後側フラップ27の前部の一側端面に沿って残存している後側スロット23の前部を介して後側罫線部25の一側端部から後方に向かって突出した糊代部21の後側耳片部21b が形成される。
このように、耳片部のない糊代部21と前後耳片部21a 、21b を有する糊代部21とを切断加工することができる装置において、それぞれの糊代部21の切断加工が可能となるように前後上刃ホルダ1a、1bに対して前後切断刃装着ホルダ7a、7bをそれぞれ周方向に相対的に回動させて上刃ホルダ1a、1bに装着しているスロット切込み上刃5a、5bと切断刃装着ホルダ7a、7bに装着している切断刃6a、6bとの周方向の間隔を調整する際に、切断刃装着ホルダ7a、7bの分断部の対向端部7a2 、7a2 間及び7b2 、7b2 間をスプリング13a 、13b の締付力に抗して離間させることにより、上刃ホルダ1a、1bの一側部外周面に対する切断刃装着ホルダ7a、7bの締付けを解除する手段としては、上記実施の形成においては、切断刃装着ホルダ7a、7bの分断部の対向端部7a2 、7a2 間及び7b2 、7b2 間をに挿入してこれらの対向端面間を拡げる方向に作動する開放用爪部15a2、15b2を有するエアシリンダを採用しているが、これ以外の解除手段を採用してもよい。
図15、図16はその一つの解除手段15c の構造を示すものである。なお、前後の切断刃装着ホルダ7a、7bの締付け解除手段の構造は同じであるので、前側の切断刃装着ホルダ7aについて説明し、後側の切断刃装着ホルダ7bには同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。切断刃装着ホルダ7aの分断部における対向端部7a2 、7a2 には、上記実施の形態と同様に互いに連通した軸体挿通孔7a4 、7a4 が設けられてあり、これらの軸体挿通孔7a4 、7a4 に一本の軸体11c を挿通し、この軸体11c の両端に固着しているスプリング受け12c 、12c とこれらのスプリング受け12c 、12c に対向する上記端部7a2 、7a2 の背面間にスプリング13c 、13c を圧縮状態で介在させてこれらのスプリング13c 、13c の力により対向端部7a2 、7a2 間を締め付けて切断刃装着ホルダ7aを上刃ホルダ1aの一側部外周面に圧着、固定している。
さらに、切断刃装着ホルダ7aの対向端部7a2 、7a2 の対向面に長径側が該ホルダ7aの両側面間の厚み方向、即ち、スロッタ軸3aの長さ方向に向けられている楕円孔15c1が形成されている。具体的には楕円孔15c1の一半部が一方の端部7aの端面に、他半部が他方の端部7aの端面にそれぞれ形成されてあり、この楕円孔15c1が対向端部7a2 、7a2 間から外方に開口している。一方、切断刃装着ホルダ7aの外方に、この楕円孔15c1に係脱自在な断面楕円形状のピストンロッド15c3を有するエアシリンダ15c2が配設されてあり、楕円孔15c1と共に切断刃装着ホルダ7aの締付け解除手段15c1を構成している。
このように構成したので、スロット切込み上刃5aに対する切断刃6aの位置調整を行う際には、上刃ホルダ1aを取付けているスロッタ軸3aを回動させ、該上刃ホルダ1a上に装着している上記切断刃装着ホルダ7aにおける対向端部7a2 、7a2 の対向面に設けている上記楕円孔15c1がエアシリンダ15c2のピストンロッド15c3の先端に対向した位置に達すると、その位置を位置決めセンサ(図示せず)により検出してスロッタ軸3aの回動を停止させる。しかるのち、エアシリンダ15c2の断面楕円形状のピストンロッド15c3を楕円孔15c1に挿入し、該ピストンロッド15c3を軸心回りに90度回動させると、このピストンロッド15c3の長径方向が楕円孔15c1の短径方向に指向してスプリング13c 、13c の力に抗して切断刃装着ホルダ7aの対向端部7a2 、7a2 間を離間させ、上刃ホルダ1aの一側部外周面に対する切断刃装着ホルダ7aの締付けが解除される。
この状態を維持してスロッタ軸3aを所定角度だけ回動させることにより、上記実施の形態で説明したように、該スロッタ軸3a上の上刃ホルダ1aに装着されているスロット切込み上刃5aと切断刃装着ホルダ7aに装着されている切断刃6aとの位置関係を耳片部なし、耳片部有りの糊代部21の切断加工に適した状態となるように調整し、しかるのち、エアシリンダ15c2のピストンロッド15c3をその長径方向が楕円孔15c1の長径方向に向くまで回動させて楕円孔15c1から抜き取る。そうすると、スプリング13c 、13c の復元力によって切断刃装着ホルダ7aの対向端部7a2 、7a2 間が締め付けられ、該切断刃装着ホルダ7aを上刃ホルダ1aの一側部外周面上に固定される。
図17は切断刃装着ホルダ7a、7bの締付け解除手段のさらに別な実施の形態を示すものである。なお、この実施の形態においても前後の切断刃装着ホルダ7a、7bの締付け解除手段の構造は同じであるので、前側の切断刃装着ホルダ7aについて説明し、後側の切断刃装着ホルダ7bには同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。切断刃装着ホルダ7aの分断部における対向端部7a2 、7a2 には、上記図3、図5に示した構造と同様に、互いに連通した軸体挿通孔7a4 、7a4 が設けられてあり、これらの軸体挿通孔7a4 、7a4 に一本の軸体11d を挿通して一方の端部7a2 から突出した一端にナット14d を螺合させて該ナット14d を該端部7a2 の背面に座着させ、他方の端部7a2 から突出している軸体先端に固着したスプリング受け12d とこの端部7a2 の背面間にスプリング13d を圧縮状態で介在させ、このスプリング13d の力により対向端部7a2 、7a2 間を締め付けて切断刃装着ホルダ7aを上刃ホルダ1aの一側部外周面に圧着、固定している。
さらに、他方の端部7a2 から1/4の円周長だけ離れた切断刃装着ホルダ7aの外周面に、該端部7a2 の軸体挿通孔7a4 から突出している軸体11d に平行した適宜深さの係止孔15d1を設け、切断刃装着ホルダ7aの外方におけるこれらの端部7a2 と係止孔15d1とに対向する位置に締付け力解除用シリンダ15d2と切断刃装着ホルダ7aの固定用シリンダ15d3とを配設している。
このように構成したので、スロット切込み上刃5aに対する切断刃6aの位置調整を行う際には、上刃ホルダ1aを取付けているスロッタ軸3aを回動させ、該上刃ホルダ1a上に装着した上記切断刃装着ホルダ7aに設けている係止孔15d1が上記固定用シリンダ15d3のピストンロッド15d3' の先端に対向した位置に達すると、その位置を位置決めセンサ(図示せず)により検出してスロッタ軸3aの回動を停止させる。そうすると、切断刃装着ホルダ7aの分断部における対向端部7a2 、7a2 に挿通した上記軸体11d の先端面も締付け力解除用シリンダ15d2のピストンロッド15d2' の先端に対向する。
しかるのち、固定用シリンダ15d3のピストンロッド15d3' の先端部を係止孔15d1に挿入、係止させると切断刃装着ホルダ7aが回動不能状態となる。この状態にして締付け力解除用シリンダ15d2のピストンロッド15d2' を伸長させてその先端面で軸体11d をスプリング13d の力に抗して押圧すると、該軸体13d の一端部に螺合しているナット14d が端部7a2 の背面から離脱して締付けが解除され、上刃ホルダ1の一側部外周面に対する切断刃装着ホルダ7aの固定が解かれる。
この状態を維持してスロッタ軸3aを所定角度だけ回動させると、固定用シリンダ15d3による回動不能に固定されている切断刃装着ホルダ7aに対してスロッタ軸3a上の上刃ホルダ1aが回動し、上記実施の形態で説明したように、該スロッタ軸3a上の上刃ホルダ1aに装着されているスロット切込み上刃5aと切断刃装着ホルダ7aに装着されている切断刃6aとの位置関係を耳片部なし、耳片部有りの糊代部21の切断加工に適した状態となるように調整する。この調整後、締付け力解除用シリンダ15d2のピストンロッド15d2' を収縮させて軸体11d の先端面から離間させると、スプリング13d の復元力によって切断刃装着ホルダ7aの対向端部7a2 、7a2 間が締め付けられ、該切断刃装着ホルダ7aを上刃ホルダ1aの一側部外周面上に固定される。しかるのち、固定用シリンダ15d3のピストンロッド15d3' を収縮させてその先端部を係止孔15d1から離脱させることにより、スロット切込み上刃5aと切断刃6aとの位置調整を終了する。
装置全体の簡略側面図。 そのホルダ部分を断面した正面図。 前側上刃ホルダ部分の縦断側面図。 その一部縦断正面図。 後側上刃ホルダ部分の縦断側面図。 その一部縦断正面図。 (イ)は糊代部の前端面を切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は後側スロットを切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は前側スロットを切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は糊代部の後端面を切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は耳片部を有する糊代部の前端面を切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は後側スロットを切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は前側スロットを切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は耳片部を有する糊代部の後端面を切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 切断刃装着ホルダの締付け解除手段の別な構造を示す正面図。 その一部の平面図。 切断刃装着ホルダの締付け解除手段のさらに別な構造を示す縦断正面図。 糊代部に耳片部のない段ボールシートの平面図。 糊代部に耳片部のある段ボールシートの平面図。 従来例を示す簡略側面図。 (イ)は耳片部のない糊代部を切断加工している状態の上刃ホルダの側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は耳片部のある糊代部を切断加工している状態の上刃ホルダの側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 別な従来例の装置であって、(イ)は耳片部のない糊代部を切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。 (イ)は耳片部のある糊代部を切断加工している状態の簡略側面図、(ロ)はその段ボールシートの長さ方向の一側部分の平面図。
符号の説明
1a、1b 上刃ホルダ
2a、2b 下刃ホルダ
3a、4a及び3b、4b 上下一対のスロッタ軸
5a、5b スロット切込み上刃
6a、6b 切断刃
7a、7b 切断刃装着ホルダ
11a 軸体
13a スプリング
15a 締付け解除手段
20 段ボールシート
21 糊代部
21a 、21b 耳片部
22、23 前後スロット

Claims (7)

  1. 上刃ホルダと下刃ホルダをそれぞれ取付けている上下一対のスロッタ軸を前後に配して後方からこれらの上下スロッタ軸の上刃ホルダと下刃ホルダ間に段ボールシートを供給することにより、段ボールシートの一側端部における前後方向の中央部に糊代部を切断加工するための装置であって、上側の前後いずれか一方の上記スロッタ軸に取付けている上刃ホルダに、段ボールシートの前側フラップの一側端部に前側スロットを切断加工するスロット切込み上刃を装着している一方、他方のスロッタ軸に取付けている上記上刃ホルダに、段ボールシートの後側フラップの一側端部に後側スロットを切断加工するスロット切込み上刃を装着してあり、さらに、上記前側スロットの切込み上刃を装着している上刃ホルダを取付けたスロッタ軸側に段ボールシートにおける糊代部の後端面を切断加工する切断刃を装着したホルダを上刃ホルダに対して周方向に回動、固定自在に配設している一方、上記後側スロットの切込み上刃を装着している上刃ホルダを取付けたスロッタ軸側に段ボールシートにおける糊代部の前端面を切断加工する切断刃を装着したホルダを上刃ホルダに対して周方向に回動、固定自在に配設していることを特徴とする段ボールシートの糊代部切断加工装置。
  2. 前側スロットの切断加工用のスロット切込み上刃を装着したホルダと糊代部の後端面を切断加工する切断刃装着ホルダとを備えたスロッタ軸を前側に配設し、後側スロットの切断加工用のスロット切込み上刃を装着したホルダと糊代部の前端面を切断加工する切断刃装着ホルダとを備えたスロッタ軸を後側に配設していることを特徴とする請求項1に記載の段ボールシートの糊代部切断加工装置。
  3. 上刃ホルダはスロッタ軸上に嵌着した円筒部とこの円筒部の外周中央部に、一側面にスロット切込み上刃を装着している一定高さの円形状のフランジ部を一体に設けてなる形状を有する一方、糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダは、上記上刃ホルダの円筒部の一側部上に回動、固定自在に外嵌したリング部材からなり、この切断刃装着ホルダの外周部に上記上刃ホルダのフランジ部の一側面側から該切断刃装着ホルダの一側面に向かって切断刃を装着していると共にこの切断刃装着ホルダの一部を分断して該分断部の対向端面間を常態においてはスプリング力によって締付けて上刃ホルダの一側部上に固着してあり、上記スプリングの締付力に抗して分断部の対向面間を離間させることにより締付けを解除して上記切断刃装着ホルダを上刃ホルダの一側部の外周面上で周方向に摺動可能となるように構成していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の段ボールシートの糊代部切断加工装置。
  4. 糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部における対向端部に互いに連通した軸体挿通孔を設けて一端部を一方の端部に支持させた軸体をこれらの挿通孔を通じて他方の端部から突出させ、その突出端部に固定しているスプリング受けと他方の端部との対向面間にスプリングを圧縮状態で介在させてそのスプリング力により、切断刃装着ホルダを締め付けて上刃ホルダの一側部上に固着していることを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の段ボールシートの糊代部切断加工装置。
  5. 糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部の対向端面間をスプリングによる締付力に抗して離間させることにより上刃ホルダの一側部外周面に対する締付けを解除する手段は、分断部の対向面間に挿入して対向端面間を拡げる方向に作動する爪部を有する開放用エアシリンダからなることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の段ボールシートの糊代部切断加工装置。
  6. 糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部の対向端面間をスプリングによる締付力に抗して離間させることにより上刃ホルダの一側部外周面に対する締付けを解除する手段は、分断部の対向面間に形成されて長径側をスロッタ軸の長さ方向に向けている楕円孔と、この楕円孔に係脱自在な断面楕円形状のピストンロッドを有する締付け解除用シリンダとからなり、この締付け解除用シリンダのピストンロッドを上記楕円孔に挿入したのち、該ピストロッドを軸心回りに90度回動させることにより上記スプリング力に抗して上記対向端面間を離間させるように構成していることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の段ボールシートの糊代部切断加工装置。
  7. 糊代部の端面を切断する切断刃装着ホルダの分断部の対向端面間をスプリングによる締付力に抗して離間させることにより上刃ホルダの一側部外周面に対する締付けを解除する手段は、切断刃装着ホルダの外周面に係止孔を設けてこの係止孔に切断刃装着ホルダの外方に設けているホルダ固定用シリンダのピストンロッドを挿入、係止させることにより切断刃装着ホルダを回動不能にする手段と、この固定状態において分断部の対向端部間に挿通している軸体の突出端面をスプリング力に抗して押圧して分断部の対向端部間の締付力を解除する締付け力解除用シリンダとからなることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の段ボールシートの糊代部切断加工装置。
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