JPH1110583A - ロータリダイカッタの刃物取付台固定装置 - Google Patents

ロータリダイカッタの刃物取付台固定装置

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JPH1110583A
JPH1110583A JP16865597A JP16865597A JPH1110583A JP H1110583 A JPH1110583 A JP H1110583A JP 16865597 A JP16865597 A JP 16865597A JP 16865597 A JP16865597 A JP 16865597A JP H1110583 A JPH1110583 A JP H1110583A
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Yasuyuki Baba
康之 馬場
Arifumi Okamoto
有文 岡本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刃物取付台位置決めを容易に行うことができ
るロータリダイカッタの刃物取付台固定装置を提供する
こと。 【解決手段】 ロータリダイカッタのナイフシリンダ3
0の外周面に、ナイフシリンダ30と同軸方向の溝30
aを形成し、上記刃物取付台33の回転方向の一端部を
固定する押えバー32を上記溝30a内に本体部32d
を挿入して該溝30aの両側部側に軸支するとともに、
該押えバー32の回転方向の一端部に、上記刃物取付台
33の一端部をナイフシリンダ30の半径方向に加圧し
て固定する押え部32bと、上記刃物取付台33の一端
部端面を係止するストッパー部32fとを設け、該押え
部32bを刃物取付台33の固定部側に押しつける加圧
手段と、該押え部32bを刃物取付台33の固定部側か
ら引き離す解放手段を上記溝30a内に、本体部32d
を挟んで配設したことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は段ボールシート等の
打抜加工に使用するロータリダイカッタのナイフシリン
ダに刃物取付台を固定するロータリダイカッタの刃物取
付台固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7(A),(B)ないし図11は、従
来のロータリダイカッタの構造説明図である。図7
(A),(B)に示すようなロータリダイカッタによっ
て、印刷済みの段ボールシート1に所定の罫入を行った
り、打抜加工を行っている。ロータリダイカッタは互い
に逆方向に回転するアンビルシリンダ2とナイフシリン
ダ3を備えており、ナイフシリンダ3に刃物取付台4が
取り付けられている。この刃物取付台4には切断ナイフ
5が装着されており、ナイフシリンダ3の回転に伴って
切断ナイフ5により段ボールシート1に所定の加工を施
している。
【0003】この種のロータリダイカッタは、それぞれ
左右方向に延びる上部ステー6および下部ステー7を介
して上部側および下部側を連結された左右一対の架台フ
レーム8(8a、8b)を互いに平行的に立設し、これ
ら両フレーム8a、8bの上部、下部に、それぞれ左右
方向に延びるアンビルシリンダ2およびナイフシリンダ
3が軸支されている。これらアンビルシリンダ2および
ナイフシリンダ3には、それぞれ片側の軸端に互いに噛
合するギヤ9、10が装着されている。アンビルシリン
ダ2およびナイフシリンダ3は、図示省略のギヤ駆動手
段を介してギヤ9、10に動力が伝達され、これらギヤ
9、10の回転に伴って互いに同期して対向的に反対方
向に回転するものである。両シリンダ2,3の上流側に
は、段ボールシート1をアンビルシリンダ2およびナイ
フシリンダ3の間に供給する上下一対の送りロール11
a、11bが配置されている。
【0004】上記ナイフシリンダ3の外周面には、刃物
取付台4を介して切断ナイフ5もしくは罫線ルール等が
取付けられているので、送りロール11a、11bによ
って前工程である印刷工程から順次搬送されてくる段ボ
ールシート1は、アンビルシリンダ2とナイフシリンダ
3に固着した切断ナイフ5または罫線ルールの挾持回転
によって打抜もしくは罫入等所定の加工を行うことがで
きるようになっている。
【0005】次に、切断ナイフ5を固着した刃物取付台
4の設定について説明すると、ナイフシリンダ部は、図
8ないし図10に示すように、ナイフシリンダ3の外周
面に軸方向に延びる長方形断面の当て金12をネジ13
によってネジ止めして突設しており、この当て金12に
刃物取付台4の回転方向の一端部を当接させて位置決め
している。刃物取付台4は、図11に示すように、湾曲
長方形状に形成されており、この刃物取付台4の前端を
前記当て金12に当接させて位置決めした後、ナイフシ
リンダ3の外周面へ加工形成してあるねじ孔14を利用
し、皿ボルト15をねじ込んで後端側へ順次固定してゆ
くのである。
【0006】しかしながら、このような刃物取付台の設
定構造では、ナイフシリンダ3の回転に伴う切断ナイフ
5の刃先部の回転半径を高い精度で維持するために、刃
物取付台4の固定用皿ボルト15を図11に示すように
多量に使用するとともに、高密度で取り付ける必要があ
る。
【0007】従って、オーダチェンジに伴う刃物取付台
4の差し替え交換に際しては、多数の皿ボルト15の着
脱に少なからざる時間がかかり、このためダイカットの
稼働率を低下させる大きな要因となっている。今日、多
種少量生産に対処すべく頻繁なオーダチェンジが行われ
る場合が多く、そのニーズから再設定時間の短縮化が大
きな課題となっている。
【0008】そこで、本出願人は特願平7−63425
号の装置を先に提案した。その概要を図12ないし図1
4により説明する。即ち当て金16に傾斜を有する凹部
16aを設けるとともに、これに対応して刃物取付台4
にも先端部に傾斜部4aを設け、これを前記当て金16
の凹部16aに押し込んで楔作用で先端部を固定する。
一方、ナイフシリンダ3上を摺動する一対の固定用リン
グ171 ,172 を設け、この固定用リング171 ,1
2をボルト18を介してボルト締めして、刃物取付台
4の両側面を固定する。傾斜部4aの表面には補強金具
19を当てて保護している。これによって皿ボルト15
の使用数を極力減少し、以て刃物取付台4の交換時間の
短縮を図るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置においては刃物取付台4の先端部の位置決めの基準に
斜面を利用しているため、刃物取付台4の先端傾斜部4
aが長期使用により摩耗、変形してきたり、取付け時、
刃物取付台4を当て金16の凹部16aに押し込む時の
力のばらつき等により、円周方向の取付け位置が狂うこ
とがあった。
【0010】本発明の目的は、刃物取付台位置決めを容
易に行うことができるロータリダイカッタの刃物取付台
固定装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周
面に取り付けられる刃物取付台の回転方向の一端部を固
定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置におい
て、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと
同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一
端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して
該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転
方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリ
ンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物
取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、
該押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段
と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放
手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設したことにあ
る。また、本発明は、ロータリダイカッタのナイフシリ
ンダの外周面に取り付けられる刃物取付台を固定するロ
ータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記
ナイフシリンダの外周面に、互いに相対的に軸方向に接
離可能に装着された一対の固定用リングを設け、上記ナ
イフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の
溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定
する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側
部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端
部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径
方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一
端部端面を係止するストッパー部とを設け、上記押え部
を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押
え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上
記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段を介し
て上記押えバーの押え部を上記刃物取付台の固定部側に
押しつけるとともに、上記一対の固定用リングを介して
上記刃物取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定し
たことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図12ないし図14と同一
部分は同符号を付してその説明を省略して示す図1ない
し図3に従って本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1ないし図3において、ロータリダイカッタのナイフ
シリンダ30には、外周面の表面軸方向に全幅に亘って
溝30aが設けられている。ナイフシリンダ30の溝3
0aの左右の両開放端面には支持板31が配設され、こ
の支持板31はナイフシリンダ30の側面に取付けられ
ている。この支持板31には、板面に孔31aが設けら
れ、この孔31aには、押えバー32の両端軸部32a
が回転可能に支持されている。押えバー32のナイフシ
リンダ回転方向の一方の一端部には、刃物取付台33の
一端部に設けられた段状の前端部33aを、ナイフシリ
ンダ30の半径方向に加圧して押える押え部32bが設
けられている。押え部32bに近接して押え面から突出
るストッパー部32fが設けられている。このストッパ
ー部32fは刃物取付台33の一端部端面を係止して、
回転方向の位置決めを図るものである。押えバー32の
回転方向他方の他端部には、突き出し部32cが設けら
れ、押え部32bと突き出し部32cの中間部に、溝3
0a内に挿入される本体部32dが設けられている。本
体部32dの側面ならびに突き出し部32cの下面およ
び溝30aの底面ならびに側面とで、概ね断面正方形を
なす空間Sを形成している。この空間S内に内部が中空
のフレキシブルチューブ34が格納されている。
【0013】フレキシブルチューブ34の一端には接手
35があり、溝30aの底面に固定されている。接手3
5の下部の溝30aの底面には、図3に示す如く、ナイ
フシリンダ30の軸端部30bから流通孔30cがあけ
られている。軸端部30bにはロータリジョイント36
が設けられており、これを介してナイフシリンダ30と
共に回転するフレキシブルチューブ34に空気や油等の
流体を供給できるようにしている。また、溝30a内の
押え部32bと本体部32dの間(以下ここを、押し上
げ部32gとする)には、軸方向適宜の間隔で複数の圧
縮ばね37が、押え部32bを押し上げるように配置さ
れている。
【0014】刃物取付台33の前端は段状に形成され、
先端は保護金具38で覆われている。また刃物取付台3
3の前端部ほぼ中央部には、凸部としての位置決め金具
39が取付けられており、これが押えバー32のほぼ中
央部に設けられた凹部32eに係合して幅方向(横方
向)の位置決めがなされている。刃物取付台33の側面
は、従来技術として説明した図12の固定用リング17
1 ,172 により固定する。固定用リング171 ,17
2 は、ナイフシリンダ30の外周面に、軸方向に互いに
接離可能に装着され、刃物取付台33の両側面を押さえ
た位置でボルト締めされている。
【0015】次に上記構成の取付手順を説明する。刃物
取付台33をナイフシリンダ30に取り付けるときは、
先ずフレキシブルチューブ34の圧力を抜く。するとフ
レキシブルチューブ34の加圧力が無くなり、圧縮ばね
37の作用で押え部32bが押し上げられ、図1の二点
鎖線の如く、ナイフシリンダ30の表面との隙間が大き
くなる。この状態で刃物取付台33の位置決め金具39
を押えバー32の凹部32eに案内させながら、先端部
を押えバー32のストッパー部32fに当たるまで押し
込む。これにより刃物取付台33のナイフシリンダ上で
の回転方向および横方向の位置決めがなされる。
【0016】次いで、フレキシブルチューブ34に流体
圧をかけると、チューブ34が膨らんで押えバー32の
突き出し部32cを押し上げる。押えバー32の押え部
32bは、軸部32aを中心に回動し、押え部32bが
降下する。これによって、刃物取付台33の前端がナイ
フシリンダ30の表面と押え部32bの間に挾持され
る。次いで、固定用リング171 ,172 をナイフシリ
ンダ30の軸方向に互いに相対的に接離させて刃物取付
台33の側面を固定し、なお必要あれば適宜の箇所を皿
ボルト15で必要最小限固定する。
【0017】刃物取付台33を取外すときは、上記と逆
の手順で行う。このようにして、本発明によれば、刃物
取付台33を短時間で正確にナイフシリンダ30に固定
できる。
【0018】図4および図5は本発明の第2の実施の形
態である。本例は、加圧装置としてフレキシブルチュー
ブ34に代わる機械的加圧手段を用いる例であり、加圧
手段以外の構成は第1の実施の形態と同じである。押え
バー32の突き出し部32cの下部には、軸40が支持
板31に回転可能に支持されている。軸40には、偏芯
位置を軸支された偏芯輪41が適宜の位置(図では3箇
所)に取付けられている。軸40の一端40aは支持板
31から突き出ており、一端40aの断面は四角形また
は六角形に形成され、図示しないハンドルで軸40を回
転できるようになっている。支持板31には、止めねじ
42が設けられており、止めねじ42を締めることで軸
40の回転を止めることができる。
【0019】軸40を回転するとそれに固定された偏芯
輪41が回転し、それに摺接する押えバー32の突き出
し部32cを上下する。それにより、押えバー32は軸
部32aの回りに回転し押え部32bが刃物取付台33
を挾持したり、解放したりする。軸40は止めねじ42
にて固定されているので運転中回転することはない。
【0020】図6は第3の実施の形態である。第1、第
2の実施の形態では、刃物取付台33を固定するとき、
突き出し部32cを押し上げるフレキシブルチューブ3
4または偏芯輪41を作用させ、解放するときに、押し
上げ部32gにある圧縮ばね37を作用させるように配
置している。図6は、それと反対に突き出し部32cに
圧縮ばね43を配して刃物取付台33を固定するよう作
用させ、押し上げ部32gにフレキシブルチューブ44
を配して解放作用をさせるようにしたものである。勿
論、押し上げ部32gに実施例2の偏芯輪を配すること
も可能である。
【0021】作用効果は基本的には同じであるが、固定
時の加圧をばねにし、解放をフレキシブルチューブまた
は偏芯輪とすることにより、運転中刃物取付台33は圧
縮ばねで固定されている。従って、実施の形態1、2の
ように万一運転中、流体圧が抜けたり、偏芯輪が歪んだ
りして、固定力が無くなるようなおそれがない。
【0022】上記実施の形態によれば、以下のような効
果を奏する。、ロータリダイカッタのナイフシリンダ3
0の外周面に、ナイフシリンダ30と同軸方向の溝30
aを形成し、上記刃物取付台33の回転方向の一端部を
固定する押えバー32を上記溝内30aに本体部32d
を挿入して該溝30aの両側部側に軸支するとともに、
該押えバー32の回転方向の一端部に、上記刃物取付台
33の一端部をナイフシリンダ30の半径方向に加圧し
て固定する押え部32bと、上記刃物取付台33の一端
部端面を係止するストッパー部32fとを設けたので、
刃物取付台33の回転方向の位置決めを容易に行うこと
ができる。よって、刃物取付台33を短時間で正確にナ
イフシリンダ30に固定することができる。また、該刃
物取付台33の一端部と押えバー32との対向面に、互
いに係合して幅方向の位置決めを行う係合部としての凹
部32eと凸部39aを設けたので、刃物取付台33を
幅方向に位置決めすることができる。さらに、該押え部
32を刃物取付台33の固定部側に押しつける加圧手段
としてのフレキシブルチューブ34と、該押え部32を
刃物取付台33の固定部側から引き離す解放手段として
の圧縮ばね37を上記溝30a内に、本体部32dを挟
んで配設したので、フレキシブルチューブ34内に圧力
を加えることによって、押え部32を刃物取付台33の
固定部側に押しつけることができるとともに、フレキシ
ブルチューブ34内に圧力を抜くことによって、圧縮ば
ね37が作用し、押え部32を刃物取付台33の固定部
側から引き離すことができる。
【0023】また、ナイフシリンダの外周面に、互いに
相対的に軸方向に接離可能に装着された一対の固定用リ
ングを設け、この一対の固定用リングを介して上記刃物
取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定したので、
従来のネジ等の使用を減らすことができる。。またさら
に、加圧手段または解放手段の一方に弾撥手段としての
圧縮ばね37を用いたので、加圧または解放を確実に行
うことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明のロータリダイカッタの刃物取付
台固定装置によると以下の効果を奏する。ロータリダイ
カッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物
取付台の回転方向の一端部を固定するロータリダイカッ
タの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダ
の外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、
上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバー
を上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支す
るとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃
物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧し
て固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係
止するストッパー部とを設け、該押え部を刃物取付台の
固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付
台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体
部を挟んで配設したので、刃物取付台の回転方向の位置
決めを容易に行うことができる。よって、刃物取付台を
短時間で正確にナイフシリンダに固定することができ
る。ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取
り付けられる刃物取付台を固定するロータリダイカッタ
の刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの
外周面に、互いに相対的に軸方向に接離可能に装着され
た一対の固定用リングを設け、上記ナイフシリンダの外
周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記
刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上
記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支すると
ともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取
付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固
定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止す
るストッパー部とを設け、上記押え部を刃物取付台の固
定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台
の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部
を挟んで配設し、上記加圧手段を介して上記押えバーの
押え部を上記刃物取付台の固定部側に押しつけるととも
に、上記一対の固定用リングを介して上記刃物取付台の
両端部を上記ナイフシリンダに固定したので、刃物取付
台の回転方向の位置決めを容易に行うことができる。よ
って、刃物取付台を短時間で正確にナイフシリンダに固
定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る刃物取付台固
定装置の部分拡大断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】ナイフシリンダ軸端部の部分詳細図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す刃物取付台固
定装置の部分拡大断面図である。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す刃物取付台固
定装置の部分拡大断面図である。
【図7】従来のロータリダイカッタを示し、図7(A)
は正面図、図7(B)は側面図である。
【図8】従来のロータリダイカッタのナイフシリンダを
示す斜視図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】図8のC−C線断面図である。
【図11】図8の刃物取付台を示す展開図である。
【図12】従来のロータリダイカッタのナイフシリンダ
を示す斜視図である。
【図13】図12のB−B線断面図である。
【図14】図12のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 段ボールシート 2 アンビルシリンダ 3 ナイフシリンダ 5 切断ナイフ 30 ナイフシリンダ 30a 溝 30b 軸端部 30c 流通孔 31 支持板 32 押えバー 32a 軸部 32b 押え部 32c 突き出し部 32d 本体部 32e 凹部 32f ストッパー部 32g 押し上げ部 33 刃物取付台 34 フレキシブルチューブ 35 接手 36 ロータリジョイント 37 圧縮ばね 38 保護金具 39 位置決め金具 40 軸 40a 軸端部 41 偏芯輪 42 止めねじ 43 圧縮ばね 44 フレキシブルチューブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリダイカッタのナイフシリンダの
    外周面に取り付けられる刃物取付台の回転方向の一端部
    を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置に
    おいて、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリン
    ダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向
    の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入
    して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの
    回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフ
    シリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記
    刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設
    け、該押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧
    手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す
    解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設したことを
    特徴とするロータリダイカッタの刃物取付台固定装置。
  2. 【請求項2】 ロータリダイカッタのナイフシリンダの
    外周面に取り付けられる刃物取付台を固定するロータリ
    ダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフ
    シリンダの外周面に、互いに相対的に軸方向に接離可能
    に装着された一対の固定用リングを設け、上記ナイフシ
    リンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形
    成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押
    えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に
    軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、
    上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に
    加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端
    面を係止するストッパー部とを設け、上記押え部を刃物
    取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を
    刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内
    に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段を介して上記
    押えバーの押え部を上記刃物取付台の固定部側に押しつ
    けるとともに、上記一対の固定用リングを介して上記刃
    物取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定したこと
    を特徴とするロータリダイカッタの刃物取付台固定装
    置。
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