JP3555060B2 - ロータリダイカッタの刃物取付台固定装置 - Google Patents

ロータリダイカッタの刃物取付台固定装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は段ボールシート等の打抜加工に使用するロータリダイカッタのナイフシリンダに刃物取付台を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7(A),(B)ないし図11は、従来のロータリダイカッタの構造説明図である。
図7(A),(B)に示すようなロータリダイカッタによって、印刷済みの段ボールシート1に所定の罫入を行ったり、打抜加工を行っている。
ロータリダイカッタは互いに逆方向に回転するアンビルシリンダ2とナイフシリンダ3を備えており、ナイフシリンダ3に刃物取付台4が取り付けられている。この刃物取付台4には切断ナイフ5が装着されており、ナイフシリンダ3の回転に伴って切断ナイフ5により段ボールシート1に所定の加工を施している。
【0003】
この種のロータリダイカッタは、それぞれ左右方向に延びる上部ステー6および下部ステー7を介して上部側および下部側を連結された左右一対の架台フレーム8(8a、8b)を互いに平行的に立設し、これら両フレーム8a、8bの上部、下部に、それぞれ左右方向に延びるアンビルシリンダ2およびナイフシリンダ3が軸支されている。
これらアンビルシリンダ2およびナイフシリンダ3には、それぞれ片側の軸端に互いに噛合するギヤ9、10が装着されている。アンビルシリンダ2およびナイフシリンダ3は、図示省略のギヤ駆動手段を介してギヤ9、10に動力が伝達され、これらギヤ9、10の回転に伴って互いに同期して対向的に反対方向に回転するものである。
両シリンダ2,3の上流側には、段ボールシート1をアンビルシリンダ2およびナイフシリンダ3の間に供給する上下一対の送りロール11a、11bが配置されている。
【0004】
上記ナイフシリンダ3の外周面には、刃物取付台4を介して切断ナイフ5もしくは罫線ルール等が取付けられているので、送りロール11a、11bによって前工程である印刷工程から順次搬送されてくる段ボールシート1は、アンビルシリンダ2とナイフシリンダ3に固着した切断ナイフ5または罫線ルールの挾持回転によって打抜もしくは罫入等所定の加工を行うことができるようになっている。
【0005】
次に、切断ナイフ5を固着した刃物取付台4の設定について説明すると、ナイフシリンダ部は、図8ないし図10に示すように、ナイフシリンダ3の外周面に軸方向に延びる長方形断面の当て金12をネジ13によってネジ止めして突設しており、この当て金12に刃物取付台4の回転方向の一端部を当接させて位置決めしている。
刃物取付台4は、図11に示すように、湾曲長方形状に形成されており、この刃物取付台4の前端を前記当て金12に当接させて位置決めした後、ナイフシリンダ3の外周面へ加工形成してあるねじ孔14を利用し、皿ボルト15をねじ込んで後端側へ順次固定してゆくのである。
【0006】
しかしながら、このような刃物取付台の設定構造では、ナイフシリンダ3の回転に伴う切断ナイフ5の刃先部の回転半径を高い精度で維持するために、刃物取付台4の固定用皿ボルト15を図11に示すように多量に使用するとともに、高密度で取り付ける必要がある。
【0007】
従って、オーダチェンジに伴う刃物取付台4の差し替え交換に際しては、多数の皿ボルト15の着脱に少なからざる時間がかかり、このためダイカットの稼働率を低下させる大きな要因となっている。今日、多種少量生産に対処すべく頻繁なオーダチェンジが行われる場合が多く、そのニーズから再設定時間の短縮化が大きな課題となっている。
【0008】
そこで、本出願人は特願平7−63425号の装置を先に提案した。その概要を図12ないし図14により説明する。
即ち当て金16に傾斜を有する凹部16aを設けるとともに、これに対応して刃物取付台4にも先端部に傾斜部4aを設け、これを前記当て金16の凹部16aに押し込んで楔作用で先端部を固定する。一方、ナイフシリンダ3上を摺動する一対の固定用リング17,17を設け、この固定用リング17,17をボルト18を介してボルト締めして、刃物取付台4の両側面を固定する。傾斜部4aの表面には補強金具19を当てて保護している。
これによって皿ボルト15の使用数を極力減少し、以て刃物取付台4の交換時間の短縮を図るものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この装置においては刃物取付台4の先端部の位置決めの基準に斜面を利用しているため、刃物取付台4の先端傾斜部4aが長期使用により摩耗、変形してきたり、取付け時、刃物取付台4を当て金16の凹部16aに押し込む時の力のばらつき等により、円周方向の取付け位置が狂うことがあった。
【0010】
本発明の目的は、刃物取付台位置決めを容易に行うことができるロータリダイカッタの刃物取付台固定装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物取付台の回転方向の一端部を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、該押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段または解放手段のいずれか一方に圧縮ばねを用い、いずれか他方にフレキシブルチューブを用いるとともに、該フレキシブルチューブ内に流体を供給してフレキシブルチューブに反撥力を付与するとともに、流体を抜いて圧力を抜き、該フレキシブルチューブの圧力と圧縮ばねの反発力を調整して上記フレキシブルチューブと圧縮ばねを上記加圧手段または解放手段として用いるようにしたことにある。
また、本発明は、ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物取付台を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの外周面に、互いに相対的に軸方向に接離可能に装着された一対の固定用リングを設け、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、上記押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段または解放手段のいずれか一方に圧縮ばねを用い、いずれか他方に軸に装着した偏芯輪を用いるとともに、該偏芯輪を回転させて反撥力を付与するとともに、該偏芯輪の圧力と圧縮ばねの反発力を調整して上記該偏芯輪と圧縮ばねを上記加圧手段または解放手段とし、上記加圧手段を介して上記押えバーの押え部を上記刃物取付台の固定部側に押しつけるとともに、上記一対の固定用リングを介して上記刃物取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定したことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図12ないし図14と同一部分は同符号を付してその説明を省略して示す図1ないし図3に従って本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1ないし図3において、ロータリダイカッタのナイフシリンダ30には、外周面の表面軸方向に全幅に亘って溝30aが設けられている。
ナイフシリンダ30の溝30aの左右の両開放端面には支持板31が配設され、この支持板31はナイフシリンダ30の側面に取付けられている。この支持板31には、板面に孔31aが設けられ、この孔31aには、押えバー32の両端軸部32aが回転可能に支持されている。
押えバー32のナイフシリンダ回転方向の一方の一端部には、刃物取付台33の一端部に設けられた段状の前端部33aを、ナイフシリンダ30の半径方向に加圧して押える押え部32bが設けられている。押え部32bに近接して押え面から突出るストッパー部32fが設けられている。このストッパー部32fは刃物取付台33の一端部端面を係止して、回転方向の位置決めを図るものである。押えバー32の回転方向他方の他端部には、突き出し部32cが設けられ、押え部32bと突き出し部32cの中間部に、溝30a内に挿入される本体部32dが設けられている。本体部32dの側面ならびに突き出し部32cの下面および溝30aの底面ならびに側面とで、概ね断面正方形をなす空間Sを形成している。この空間S内に内部が中空のフレキシブルチューブ34が格納されている。
【0013】
フレキシブルチューブ34の一端には接手35があり、溝30aの底面に固定されている。接手35の下部の溝30aの底面には、図3に示す如く、ナイフシリンダ30の軸端部30bから流通孔30cがあけられている。軸端部30bにはロータリジョイント36が設けられており、これを介してナイフシリンダ30と共に回転するフレキシブルチューブ34に空気や油等の流体を供給できるようにしている。
また、溝30a内の押え部32bと本体部32dの間(以下ここを、押し上げ部32gとする)には、軸方向適宜の間隔で複数の圧縮ばね37が、押え部32bを押し上げるように配置されている。
【0014】
刃物取付台33の前端は段状に形成され、先端は保護金具38で覆われている。また刃物取付台33の前端部ほぼ中央部には、凸部としての位置決め金具39が取付けられており、これが押えバー32のほぼ中央部に設けられた凹部32eに係合して幅方向(横方向)の位置決めがなされている。
刃物取付台33の側面は、従来技術として説明した図12の固定用リング17,17により固定する。固定用リング17,17は、ナイフシリンダ30の外周面に、軸方向に互いに接離可能に装着され、刃物取付台33の両側面を押さえた位置でボルト締めされている。
【0015】
次に上記構成の取付手順を説明する。
刃物取付台33をナイフシリンダ30に取り付けるときは、先ずフレキシブルチューブ34の圧力を抜く。するとフレキシブルチューブ34の加圧力が無くなり、圧縮ばね37の作用で押え部32bが押し上げられ、図1の二点鎖線の如く、ナイフシリンダ30の表面との隙間が大きくなる。この状態で刃物取付台33の位置決め金具39を押えバー32の凹部32eに案内させながら、先端部を押えバー32のストッパー部32fに当たるまで押し込む。これにより刃物取付台33のナイフシリンダ上での回転方向および横方向の位置決めがなされる。
【0016】
次いで、フレキシブルチューブ34に流体圧をかけると、チューブ34が膨らんで押えバー32の突き出し部32cを押し上げる。押えバー32の押え部32bは、軸部32aを中心に回動し、押え部32bが降下する。
これによって、刃物取付台33の前端がナイフシリンダ30の表面と押え部32bの間に挾持される。
次いで、固定用リング17,17をナイフシリンダ30の軸方向に互いに相対的に接離させて刃物取付台33の側面を固定し、なお必要あれば適宜の箇所を皿ボルト15で必要最小限固定する。
【0017】
刃物取付台33を取外すときは、上記と逆の手順で行う。
このようにして、本発明によれば、刃物取付台33を短時間で正確にナイフシリンダ30に固定できる。
【0018】
図4および図5は本発明の第2の実施の形態である。
本例は、加圧装置としてフレキシブルチューブ34に代わる機械的加圧手段を用いる例であり、加圧手段以外の構成は第1の実施の形態と同じである。
押えバー32の突き出し部32cの下部には、軸40が支持板31に回転可能に支持されている。軸40には、偏芯位置を軸支された偏芯輪41が適宜の位置(図では3箇所)に取付けられている。軸40の一端40aは支持板31から突き出ており、一端40aの断面は四角形または六角形に形成され、図示しないハンドルで軸40を回転できるようになっている。
支持板31には、止めねじ42が設けられており、止めねじ42を締めることで軸40の回転を止めることができる。
【0019】
軸40を回転するとそれに固定された偏芯輪41が回転し、それに摺接する押えバー32の突き出し部32cを上下する。それにより、押えバー32は軸部32aの回りに回転し押え部32bが刃物取付台33を挾持したり、解放したりする。軸40は止めねじ42にて固定されているので運転中回転することはない。
【0020】
図6は第3の実施の形態である。第1、第2の実施の形態では、刃物取付台33を固定するとき、突き出し部32cを押し上げるフレキシブルチューブ34または偏芯輪41を作用させ、解放するときに、押し上げ部32gにある圧縮ばね37を作用させるように配置している。
図6は、それと反対に突き出し部32cに圧縮ばね43を配して刃物取付台33を固定するよう作用させ、押し上げ部32gにフレキシブルチューブ44を配して解放作用をさせるようにしたものである。
勿論、押し上げ部32gに実施例2の偏芯輪を配することも可能である。
【0021】
作用効果は基本的には同じであるが、固定時の加圧をばねにし、解放をフレキシブルチューブまたは偏芯輪とすることにより、運転中刃物取付台33は圧縮ばねで固定されている。従って、実施の形態1、2のように万一運転中、流体圧が抜けたり、偏芯輪が歪んだりして、固定力が無くなるようなおそれがない。
【0022】
上記実施の形態によれば、以下のような効果を奏する。、
ロータリダイカッタのナイフシリンダ30の外周面に、ナイフシリンダ30と同軸方向の溝30aを形成し、上記刃物取付台33の回転方向の一端部を固定する押えバー32を上記溝内30aに本体部32dを挿入して該溝30aの両側部側に軸支するとともに、該押えバー32の回転方向の一端部に、上記刃物取付台33の一端部をナイフシリンダ30の半径方向に加圧して固定する押え部32bと、上記刃物取付台33の一端部端面を係止するストッパー部32fとを設けたので、刃物取付台33の回転方向の位置決めを容易に行うことができる。よって、刃物取付台33を短時間で正確にナイフシリンダ30に固定することができる。
また、該刃物取付台33の一端部と押えバー32との対向面に、互いに係合して幅方向の位置決めを行う係合部としての凹部32eと凸部39aを設けたので、刃物取付台33を幅方向に位置決めすることができる。
さらに、該押え部32を刃物取付台33の固定部側に押しつける加圧手段としてのフレキシブルチューブ34と、該押え部32を刃物取付台33の固定部側から引き離す解放手段としての圧縮ばね37を上記溝30a内に、本体部32dを挟んで配設したので、フレキシブルチューブ34内に圧力を加えることによって、押え部32を刃物取付台33の固定部側に押しつけることができるとともに、フレキシブルチューブ34内に圧力を抜くことによって、圧縮ばね37が作用し、押え部32を刃物取付台33の固定部側から引き離すことができる。
【0023】
また、ナイフシリンダの外周面に、互いに相対的に軸方向に接離可能に装着された一対の固定用リングを設け、この一対の固定用リングを介して上記刃物取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定したので、従来のネジ等の使用を減らすことができる。。
またさらに、加圧手段または解放手段の一方に弾撥手段としての圧縮ばね37を用いたので、加圧または解放を確実に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のロータリダイカッタの刃物取付台固定装置によると以下の効果を奏する。
ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物取付台の回転方向の一端部を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、該押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段または解放手段のいずれか一方に圧縮ばねを用い、いずれか他方にフレキシブルチューブを用いるとともに、該フレキシブルチューブ内に流体を供給してフレキシブルチューブに反撥力を付与するとともに、流体を抜いて圧力を抜き、該フレキシブルチューブの圧力と圧縮ばねの反発力を調整して上記フレキシブルチューブと圧縮ばねを上記加圧手段または解放手段として用いるようにしたので、刃物取付台の回転方向の位置決めを容易に行うことができる。よって、刃物取付台を短時間で正確にナイフシリンダに固定することができる。
ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物取付台を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの外周面に、互いに相対的に軸方向に接離可能に装着された一対の固定用リングを設け、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、上記押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段または解放手段のいずれか一方に圧縮ばねを用い、いずれか他方に軸に装着した偏芯輪を用いるとともに、該偏芯輪を回転させて反撥力を付与するとともに、該偏芯輪の圧力と圧縮ばねの反発力を調整して上記該偏芯輪と圧縮ばねを上記加圧手段または解放手段とし、上記加圧手段を介して上記押えバーの押え部を上記刃物取付台の固定部側に押しつけるとともに、上記一対の固定用リングを介して上記刃物取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定したので、刃物取付台の回転方向の位置決めを容易に行うことができる。よって、刃物取付台を短時間で正確にナイフシリンダに固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る刃物取付台固定装置の部分拡大断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】ナイフシリンダ軸端部の部分詳細図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す刃物取付台固定装置の部分拡大断面図である。
【図5】図4のA矢視図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示す刃物取付台固定装置の部分拡大断面図である。
【図7】従来のロータリダイカッタを示し、図7(A)は正面図、図7(B)は側面図である。
【図8】従来のロータリダイカッタのナイフシリンダを示す斜視図である。
【図9】図8のB−B線断面図である。
【図10】図8のC−C線断面図である。
【図11】図8の刃物取付台を示す展開図である。
【図12】従来のロータリダイカッタのナイフシリンダを示す斜視図である。
【図13】図12のB−B線断面図である。
【図14】図12のC−C線断面図である。
【符号の説明】
1 段ボールシート
2 アンビルシリンダ
3 ナイフシリンダ
5 切断ナイフ
30 ナイフシリンダ
30a 溝
30b 軸端部
30c 流通孔
31 支持板
32 押えバー
32a 軸部
32b 押え部
32c 突き出し部
32d 本体部
32e 凹部
32f ストッパー部
32g 押し上げ部
33 刃物取付台
34 フレキシブルチューブ
35 接手
36 ロータリジョイント
37 圧縮ばね
38 保護金具
39 位置決め金具
40 軸
40a 軸端部
41 偏芯輪
42 止めねじ
43 圧縮ばね
44 フレキシブルチューブ

Claims (2)

  1. ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物取付台の回転方向の一端部を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、該押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段または解放手段のいずれか一方に圧縮ばねを用い、いずれか他方にフレキシブルチューブを用いるとともに、該フレキシブルチューブ内に流体を供給してフレキシブルチューブに反撥力を付与するとともに、流体を抜いて圧力を抜き、該フレキシブルチューブの圧力と圧縮ばねの反発力を調整して上記フレキシブルチューブと圧縮ばねを上記加圧手段または解放手段として用いるようにしたことを特徴とするロータリダイカッタの刃物取付台固定装置。
  2. ロータリダイカッタのナイフシリンダの外周面に取り付けられる刃物取付台を固定するロータリダイカッタの刃物取付台固定装置において、上記ナイフシリンダの外周面に、互いに相対的に軸方向に接離可能に装着された一対の固定用リングを設け、上記ナイフシリンダの外周面に、ナイフシリンダと同軸方向の溝を形成し、上記刃物取付台の回転方向の一端部を固定する押えバーを上記溝内に本体部を挿入して該溝の両側部側に軸支するとともに、該押えバーの回転方向の一端部に、上記刃物取付台の一端部をナイフシリンダの半径方向に加圧して固定する押え部と、上記刃物取付台の一端部端面を係止するストッパー部とを設け、上記押え部を刃物取付台の固定部側に押しつける加圧手段と、該押え部を刃物取付台の固定部側から引き離す解放手段を上記溝内に、本体部を挟んで配設し、上記加圧手段または解放手段のいずれか一方に圧縮ばねを用い、いずれか他方に軸に装着した偏芯輪を用いるとともに、該偏芯輪を回転させて反撥力を付与するとともに、該偏芯輪の圧力と圧縮ばねの反発力を調整して上記該偏芯輪と圧縮ばねを上記加圧手段または解放手段とし、上記加圧手段を介して上記押えバーの押え部を上記刃物取付台の固定部側に押しつけるとともに、上記一対の固定用リングを介して上記刃物取付台の両端部を上記ナイフシリンダに固定したことを特徴とするロータリダイカッタの刃物取付台固定装置。
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