JP2003334921A - 裁断構成部材を取り外し可能に固定するための装置 - Google Patents

裁断構成部材を取り外し可能に固定するための装置

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JP2003334921A JP2003105663A JP2003105663A JP2003334921A JP 2003334921 A JP2003334921 A JP 2003334921A JP 2003105663 A JP2003105663 A JP 2003105663A JP 2003105663 A JP2003105663 A JP 2003105663A JP 2003334921 A JP2003334921 A JP 2003334921A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブ印刷機の裁断部材胴に対して裁断ブレ
ード及び裁断ゴムを容易に着脱できるようにする。 【解決手段】 裁断部材胴の円周に配置された第1の軸
方向アンビル部材4が設けられており、該第1のアンビ
ル部材4に向き合って、裁断部材胴の円周に配置された
第2の軸方向アンビル部材6が設けられており、第1及
び第2のアンビル部材が、これらのアンビル部材の間に
裁断部材2を収容するように構成されており、ロックモ
ードにおいて裁断部材2を裁断部材胴にポジティブに固
定しかつ、解放モードにおいて裁断部材をポジティブに
解放させるように構成されたロッキング装置8が設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、該してウェブ印刷
機、特にウェブ印刷機における折り機の胴に裁断部材を
固定することに関する。
【0002】
【従来の技術】ウェブ印刷機は、紙等の材料の連続的な
ウェブを印刷する。次いで、連続的なウェブは、折り機
の裁断ユニットにおいて裁断され、折丁を形成し、この
折丁は次いで折り畳まれるか又は出力されることができ
る。ウェブは通常、刃付き胴とアンビル胴とによって形
成されたニップにおいて、アンビル胴によって支持され
た裁断ゴム又はその他のアセンブリと協働する、刃付き
胴によって支持されたブレードによって裁断される。
【0003】欧州特許出願第1136411号明細書
(これは、共同で所有された米国特許出願番号第09/
533685号に対応し、この米国出願は引用によりこ
こに組み込まれる)は、第1の切込みを形成するように
ウェブを部分的に裁断する、第1の裁断胴及び刃受け胴
を有する折り装置を開示している。部分的に裁断された
ウェブは、搬送テープの間を第2の裁断胴及び刃受け胴
まで案内され、これらの第2の裁断胴及び刃受け胴が、
第1の切り込みの間でウェブを裁断して折丁を形成す
る。搬送テープは、第2の裁断胴及び刃受け胴に設けら
れた、軸方向に間隔を置いて配置された溝を通過する
(図6及び図7参照)。
【0004】米国特許第5259283号明細書は、折
り機アセンブリのための横裁ち装置を示している。裁断
溝胴は溝ストリップアセンブリを有しており、この溝ス
トリップアセンブリは、裁断溝部材と、裁断過程の間に
生じる力を吸収するための圧力ばね部材とを有してい
る。圧力ばね部材は、弾性的なエレメントであってよい
か(図1及び図3参照)、又は圧力ばねによって裁断溝
部材に向かって押し付けられた黄銅ボディであってよい
(図2参照)。溝ストリップアセンブリは、裁断溝胴に
おける溝にきつく締め付けられており、簡単に取り外す
ことができないという欠点を有する。
【0005】ブレード及び裁断ゴムは磨耗し、定期的に
交換されなければならない。典型的な従来の装置では、
ブレード交換作業はしばしば時間がかかりかつ困難であ
り、ボルト、ねじ等の弛緩及び緊定を必要とする。裁断
ゴムは、アンビル胴に機械加工された軸方向溝内に、圧
縮されながら密に保持されていてよい。これまで、古い
裁断ゴムの交換は、工具を用いて裁断ゴムを軸方向溝か
らてこにより取り出し、次いで同時に新たな裁断ゴムを
湾曲させて、刃受け胴における軸方向溝に取り付けるこ
とを必要としていた。欧州特許出願第1136411号
明細書に開示されたシステムの場合、裁断ゴムに形成さ
れた溝を、裁断ゴムを挿入する曲げ及び取付けの方法を
使用して、胴ボディに形成された軸方向に間隔を置かれ
たテープ溝と整合させることが困難であることが分かっ
た。しばしば裁断ゴムは取り外されて再整列させられな
ければならず、このことは裁断ゴムに対する損傷を生じ
るおそれがある。
【0006】幾つかの従来のシステムにおいては、裁断
ゴム又はブレードは、裁断胴又はアンビル胴から取外し
可能なアセンブリに収容されている。例えばEMT In
ternationalのQuick Set Bar TM は、バーによって支
持されたブレードが迅速かつ容易に交換されることを可
能にするパーフォレーションバーである。しなしなが
ら、その間にブレードが締め付けられたアンビルを有す
るバー全体が、裁断胴から取り外されなければならな
い。ブレードのみを取り外すことは示されていない。
【0007】
【特許文献1】欧州特許出願第1136411号明細書
【特許文献2】米国特許第5259283号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、従来技術の欠点を改良して、ウェブ印刷機の裁
断部材胴に対して裁断ブレード及び裁断ゴムを容易に着
脱できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェブ印刷機
の裁断部材胴に裁断部材を取り外し可能に固定するため
の装置を提供する。この装置は、裁断部材胴の円周に配
置された第1の軸方向アンビル部材と、第1のアンビル
部材に向かい合って、裁断部材胴の円周に配置された第
2の軸方向アンビル部材とを有している。第1及び第2
のアンビル部材は、これらの間に裁断部材を収容するよ
うに構成されている。ロックモードにおいて裁断部材胴
に裁断部材を確実に固定し、解放モードにおいて裁断部
材を確実に解放するためのロッキング装置が設けられて
いる。
【0010】第1及び第2のアンビル部材は、ロックモ
ードにおいてこれらのアンビル部材の間に裁断部材を締
め付けるように構成されていてよい。第1のアンビル部
材は、裁断部材胴に対して固定されていてよい。第2の
アンビル部材は、第1のアンビル部材に対して可動であ
ってよい。さらに、第2のアンビル部材は、裁断部材胴
に対して固定されたピボットを中心に旋回するように構
成されていてよい。
【0011】ロッキング装置は偏心部材を有しており、
この偏心部材は、偏心部材の第1の角度位置においてロ
ックモードを達成するために第2のアンビル部材の少な
くとも一部を第1のアンビル部材に向かって押し付ける
ために、また、ロックモードにおいて確実なロックを提
供するために偏心部材の第2の角度のオーバートグル位
置において第2のアンビル部材の少なくとも一部を第1
のアンビル部材に向かって押し付けるために、また、偏
心部材の第3の角度位置において解放モードを達成する
ために第2のアンビル部材の少なくとも一部を第1のア
ンビル部材から離れる方向に移動させるために構成され
ている。偏心部材は、第2のアンビル部材に隣接して配
置された細長い軸方向部材であってよい。さらに、偏心
部材は、第2のアンビル部材によって規定されたスロッ
トに収容された偏心ディスクであってよい。
【0012】さらに、ロッキング装置は回転可能な偏心
部材を有していてよく、この偏心部材は、偏心部材の第
1の角度位置においてロックモードを達成するために第
2のアンビル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部
材に向かって押し付けるために、また、ロックモードに
おいてポジティブなロックを提供するために偏心部材の
第2の角度のオーバートグル位置において第2のアンビ
ル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材に向かっ
て押し付けるために、また、偏心部材の第3の角度にお
いて解放モードを達成するために第2のアンビル部材の
少なくとも一部を第1のアンビル部材から離れる方向に
移動させるために、構成されている。
【0013】第2のアンビル部材は、第1のアンビル部
材に向かい合って第1のテーパした面を有していてよ
い。テーパ部材が設けられており、このテーパ部材は、
第1のテーパ面に隣接して配置された第2のテーパ面を
有し、ロックモードにおいて第2のアンビル部材を第1
のアンビル部材に向かって押し付けるために軸方向に並
進するように構成されている。
【0014】裁断部材胴は、テーパした軸方向側部を有
する溝を規定していてよく、第2のアンビル部材は、第
1のアンビル部材に向かい合ったテーパした面を有して
いてよい。第2のアンビル部材は、溝に収容されていて
よく、この場合、テーパした面が、テーパした軸方向側
部に隣接していて、ロックモードにおいて第2のアンビ
ル部材を第1のアンビル部材に押し付けるために、半径
方向内方に可動である。
【0015】第1及び第2のアンビル部材の少なくとも
一方が、裁断部材胴に定置に取り付けられていてよい。
第1及び第2のアンビル部材の少なくとも一方が、裁断
部材胴と一体的に形成されていてよい。
【0016】ロッキング部材は、ロックモードにおいて
締め付けを達成するように第2のアンビル部材を第1の
アンビル部材に向かって押し付けるために膨張するよう
に構成された、膨張可能なシール装置を有していてよ
い。膨張可能なシール装置はさらに、解放モードを達成
するように第2のアンビル部材を第1のアンビル部材か
ら離れる方向に移動させるように、収縮するように構成
されている。さらに、ロッキング装置は、ロックモード
を達成するために裁断部材を半径方向内方に押し付ける
ために、裁断部材の少なくとも1つの面に隣接して真空
を提供するように構成された真空装置を有していてよ
い。
【0017】ロッキング装置は、裁断部材によって規定
された長手方向ボアに収容された細長い捕捉部材と、こ
の捕捉部材のそれぞれの端部において捕捉部材を裁断部
材胴に取外し可能に取り付けるように構成された、第1
及び第2のばねクリップ部材とを有していてよい。さら
に、ロッキング装置は、裁断部材によって規定された横
方向溝に収容された、取外し可能なクリップ装置を有し
ていてよく、このクリップ装置は、ロックモードを達成
するために裁断部材を裁断部材胴に定置に取り付け、ま
た解放モードを達成するために取り外されるように構成
されている。
【0018】裁断部材胴はアンビル胴であってよく、裁
断部材は裁断ゴムであってよい。さらに、裁断部材胴は
裁断胴であってよく、裁断部材は裁断ブレードであって
よい。
【0019】本発明はウェブ印刷機も提供する。ウェブ
印刷機は、ウェブ印刷機の裁断部材胴の円周に配置され
ていてかつ裁断部材胴に対して固定された第1の軸方向
アンビル部材と、第1のアンビル部材と向かい合って裁
断部材胴の円周に配置されていてかつ裁断部材胴に対し
て固定されたピボットを中心に旋回するように構成され
た第2の軸方向アンビル部材とを有している。第1及び
第2のアンビル部材は、裁断部材を収容するように構成
された軸方向溝を規定している。回転可能な偏心部材が
設けられており、この偏心部材は、偏心部材の第1の角
度位置において第1のアンビル部材と第2のアンビル部
材との間に裁断部材を締め付けるために第2のアンビル
部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材に向かって
押し付けるように、また、ロックモードにおいてポジテ
ィブなロックを提供するために偏心部材の第2の角度の
オーバートグル位置において第2のアンビル部材の少な
くとも一部を第1のアンビル部材に向かって押し付ける
ように、また、偏心部材の第3の角度位置において裁断
部材を解放するために第2のアンビル部材の少なくとも
一部を第1のアンビル部材から離れる方向に移動させる
ように、なっている。
【0020】本発明は、ポジティブロッキング及びポジ
ティブ迅速解放能力を提供し、これは、折り機の胴にお
ける裁断ゴム又はその他の裁断部材が、迅速に、正確
に、不当なオペレータ主観性なしに確実に交換又は調整
されることを可能にする。
【0021】本発明を、添付の図面に関連した典型的な
実施例に基づき説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照すると、裁断部
材胴に裁断部材を固定するための、本発明による装置の
実施例が示されている。図示した実施例の場合、固定装
置10は、定置のアンビル4と、可動なアンビル6と、
アンビル胴30に裁断ゴム2を固定するためのロッキン
グロッド8とを有している。裁断ゴム2は、例えばポリ
ウレタン等の適切な弾性的な材料から形成されていてよ
い。本発明の別の実施例では、例えば裁断溝又は裁断ブ
レード等の別の裁断部材が、折り装置のアンビル胴又は
刃付き胴又はその他の胴に固定されていてよい。ロッキ
ングロッド8により、装置10は、裁断ゴム2がアンビ
ル胴30に固定されているロックモードと、裁断ゴム2
がアンビル胴30から容易に取外し可能である解放モー
ドとを占めることができる。
【0023】可動なアンビル6は、アンビル6が、図1
に示したようなロックモード、又は図2に示したような
解放モードを占めることができるように、ピボット軸1
2を中心に旋回する。ロックモードにおいて、裁断部材
2は、可動なアンビル6と定置のアンビル4との間に締
め付けられている。解放モードにおいては、可動なアン
ビル6は、アンビルの間から裁断部材2を解放させるた
めに、定置のアンビル4から離れる方向に回転させられ
ている。ロックモードは、裁断ゴム2がアンビル胴30
にポジティブに固定されている状態であるのに対して、
解放モードは、裁断ゴムの容易な配置換え又は取外しを
可能にするように、アンビル胴30からポジティブに解
放されている状態である。
【0024】ロッキングロッド8は、概して円筒状のロ
ッドエレメントであってよく、ロッキングロッドは、偏
心部材又はカム部材5を有していて、偏心部材5を2つ
の角度位置に90゜だけ相対的に回転させるようにピボ
ット軸11を中心に回転させられることができる。偏心
部材5は、それぞれ、面7と、面9と、面14とを有し
ている。面7は、面9よりも、ピボット軸11から半径
方向により離れているに対し、面14は、面7よりも、
ピボット軸11から半径方向に離れている。ロッキング
ロッド8が図1に示したように配置されている場合、面
7は可動なアンビル6に隣接して配置され、この場合、
可動なアンビル6の面13が裁断ゴム2に隣接し、裁断
ゴムを定置のアンビル4に押し付ける。この場合、ロッ
キングロッド8のロックモードにおいて、裁断ゴム2
は、可動なアンビル6の面13と定置のアンビル4との
間にポジティブに締め付けられる又はロックされる。可
動なアンビル6の面13は、裁断ゴム2における可動な
アンビル6の食い付き効果を高めるために、プラズマ溶
射粗面化によって粗くなっている又は凹凸を有する。ロ
ッキングロッド8が図2に示したように回転させられる
と(図1に示した位置から90゜)、面9は可動なアン
ビル6に隣接して配置され、可動なアンビルが、定置の
アンビル4から離れる方向に移動する。この解放モード
において、裁断ゴム2はアンビル胴30から容易に取外
し可能である。ロッキングロッド8がロックモードと解
放モードとの間で回転させられる場合、固定装置10
は、面14が可動なアンビル6に隣接して配置される
“オーバートグル”位置(図示せず)を通って移行す
る。このオーバートグル位置は、ポジティブロッキング
効果を提供し、これにより、ロッキングロッド8は解放
モードに位置するか又はポジティブにロックモードに位
置する。
【0025】ロッキングロッド8のこの90゜の回転
は、装置10をポジティブロックモードからポジティブ
解放モードへ迅速に変化させる。ボルト、ねじ等のトル
ク負荷に関するオペレータの主観的判断は必要ない。装
置は、ポジティブにロックモード又は解放モードに位置
する。ロックモードから解放モードへの変更は、“迅速
解放”形式で迅速に行われる。裁断ゴム2は、その全長
に沿って均一に負荷又は保持されるか、又は裁断ゴムの
大部分は、裁断ゴムを固定するためにアンビル胴30に
機械加工された溝によって提供されるであろう剛性に近
付く。本発明により、裁断ゴム2は、裁断ゴムにほとん
ど又は全く損傷を与えることなく、アンビル胴30に対
して容易にかつ正確に配置されることができる。これに
より、アンビル胴30において軸方向に間隔を置いて配
置された溝を通過する搬送テープを利用する折りシステ
ムにおいて、裁断ゴム2は容易に配置されてよく、これ
により、裁断ゴムにおける対応する溝が、アンビル胴の
溝と整合させられる。付加的に、裁断ゴム2は容易に解
放される。
【0026】偏心部材5の特定の構成に応じて、ロッキ
ングロッド8のロックモードと解放モードの位置の間に
90゜ではない角度差が設けられていてよい。
【0027】図3及び図4を特に参照すると、本発明に
よる装置の実施例は、側部部材18と端部キャップ16
とを有している。可動なアンビル6とロッキングロッド
8とは、端部キャップ16において旋回し、かつ端部キ
ャップ16によって支持されている。定置のアンビル4
と共に、側部部材18と端部キャップ16とは一体的な
アセンブリ20を形成している。一体的なアセンブリ2
0は、例えばボルトを使用してアンビル胴30のチャネ
ル32に固定されてよい。一体的なアセンブリ20は、
裁断ゴム2の高さ、整合等に関して、及びロッキングロ
ッド8及び可動なアンビル6の力及び動作に関して、工
場出荷時調整されていてよい。本発明の別の実施例にお
いては、定置のアンビル4はアンビル胴30の一体的な
部分であってよく、この場合、可動なアンビル6及びロ
ッキングロッド8は、例えばアンビル胴30における個
々の軸を中心に旋回する。
【0028】図5a及び5bは、本発明の個々の実施例
によるロッキングロッドを所定の位置に保持するための
装置を示している。図5a及び5bに示された実施例
は、図1〜図4に関して上に説明された実施例に、それ
ぞれ異なる形式でポジティブロッキング効果を提供す
る。すなわち、図5a及び5bに示した実施例におい
て、ロッキングロッド8は、前述のように、オーバート
グルポジティブロッキングのための面14を有していて
も、有していなくてもよい。図5aに示した実施例にお
いては、ロッキングロッド8には、ロッドの端部にタブ
22が設けられている。タブ22は、クリップ装置26
のスロット24に挿入され、これにより、ロッキングロ
ッド8をロックモードにおいて堅く保持し、ロッキング
ロッド8は、クリップ装置26によってロックモードか
ら回転することを防止されている。前述のように、ロッ
クモードにおいては、裁断ゴム2が、可動なアンビル6
と定置のアンビル4との間に締め付けられる。クリップ
装置26は、ロッキングロッド8から容易に解除できる
ようにばね負荷されており、これにより、ロッキングロ
ッドは、裁断ゴム2がアンビル6及び4から解放される
解放モードに回転させられる。本発明の別の実施例にお
いては、クリップ装置は、例えばボルトを使用して所定
の位置に固定されていてよい。
【0029】図5bに示した実施例においては、ロッキ
ングロッド8には切欠28が設けられており、この切欠
は、図5aに示した実施例のように、ロッキングロッド
の回転を阻止しかつロッキングロッドをロックモードに
保持するために、ばねブロック32と合致するように設
計されている。ばねブロック32はばね力に抗して引っ
込められ、ロッキングロッド8との係合を解除され、こ
れにより、ロッキングロッド8を解放モードへ回転させ
ることができる。
【0030】図6は、本発明の実施例を示しており、こ
の場合、ロッキングロッド8には、ロッキングロッドの
位置をオペレータに示すための、平らな面34及び36
が設けられている。図6に示したように面34が上方に
面している場合は、ロッキングロッド8はロックモード
にある。これに対して、面36が上方に面するようにロ
ッキングロッド8が90゜だけ回転させられると、ロッ
キングロッド8は解放モードにある。面34及び36
は、ロッキングロッド8の単純でかつ有効な位置表示を
提供するために、例えばそれぞれ赤と緑とに着色されて
よい。
【0031】図7a及び7bを参照すると、本発明の別
の実施例が示されている。図示したロックモードにおい
ては、裁断ゴム2はアンビル胴30の可動なアンビル6
と面42との間に締め付けられている。本発明の別の実
施例においては、面42は、アンビル胴30に例えばボ
ルト留めされた、別個の定置のアンビルに設けられてい
てよい。偏心ディスク又はカム部材46は、可動なアン
ビル6に設けられた切欠44に配置されており、アンビ
ル胴30に固定された個々のピボット47を中心に回転
可能である。図1〜図4を参照に前述した偏心部材5と
同様に、偏心ディスク46は、ロックモード及び解放モ
ードを達成するために、個々の軸47を中心に回転させ
られる。示されたロックモードにおいては、可動なアン
ビル6が裁断ゴム2に対して押し付けられ、アンビル胴
30の面42に対して裁断ゴムを締め付ける。解放モー
ドにおいては、可動なアンビル6は裁断ゴム2から引き
離され、裁断ゴムは、アンビル4と6との間から解放さ
れ、自由に取り外される。
【0032】図8は、本発明の実施例を示しており、こ
の場合、図示したようなロックモードを達成するため
に、アンビル胴30の可動なアンビル6と面42との間
に裁断ゴム2を固定するための締付力を提供するため
に、締付けボルト部材52が使用されている。締付けボ
ルト部材は、可動なアンビル6の個々のボア54に配置
されており、アンビル胴30の面56に係止させられて
いる。締付けボルト部材52を緊定することにより、可
動なアンビル6は面42に向かって移動させられ、これ
により、装置をロックモードに配置する。当業者によっ
て理解されるように、締付けボルト部材は、可動なアン
ビル6を面42に向かって押し付けるためのあらゆる適
切なボルトであってよい。締付けボルト部材52を弛緩
させることによって、可動なアンビル6は面42から離
れる方向に移動させられ、これにより、装置を解放モー
ドに配置する。
【0033】図9a及び9bを参照すると、裁断ゴム2
を固定するための締付力を提供するためにテーパバー部
材62及び64を使用する本発明の別の実施例が示され
ている。ねじ山付きロッド63が、可動なテーパバー部
材62の対応するねじ山付きボア67に収容されてい
る。ロック可能なボルト66を使用してロッド63を時
計回り又は逆時計回りに回転させることにより、可動な
テーパバー部材62が、図9aに矢印L及びRで示され
たそれぞれの方向に並進する。可動なテーパバー部材6
2がLの方向に移動する場合、テーパバー部材62のテ
ーパした側67が、定置のテーパバー部材64の対応す
るテーパした側61と相互作用することにより、定置の
テーパバー64を裁断胴2へ押し付ける。これにより、
裁断ゴムは、ロックモードにおいてアンビル胴30の面
42と定置のテーパバー部材64との間に締め付けられ
る。可動なテーパバー部材62がRの方向に移動する
と、定置のテーパバー部材64を緩め、裁断ゴム2を解
放し、解放モードを達成する。Rの方向での可動なテー
パバー部材62の移動を可能にするために、空所81が
設けられている。可動なテーパバー部材62の移動を制
限しかつそれぞれポジティブなロックモード及び解放モ
ードを達成するために、ストッパ68及び69、又はそ
の他のタイプの停止部材が設けられていてよい。図9b
に示したように、可動なテーパバー部材62は、アンビ
ル胴にテーパバー部材を保持するために、定置のテーパ
バー部材64及びアンビル胴30における対応するスロ
ットにおいて摺動するタブ65を有している。ロックモ
ードにおいて可動なテーパバー部材62を固定するため
に、ロック可能なボルト66がロックされる。
【0034】図10は本発明の実施例を示しており、こ
の場合、裁断ゴム2を固定するためにくさび部材71が
使用されている。くさび部材71は、ボルト72の動作
によって半径方向内方へ押し付けられる、テーパしたバ
ーである。アンビル胴30の直線的なテーパした面又は
湾曲した面74により、くさび部材72は裁断ゴム2に
力を加え、これにより、ロックモードにおいてアンビル
胴の面42に対して裁断ゴムを締め付ける。ボルト72
を弛緩させることにより、くさび部材72は半径方向外
方へ移動し、これにより、裁断ゴム2への力を解放し、
裁断ゴムが取外し可能となる解放モードを達成する。
【0035】図11を参照すると、本発明の別の実施例
において、裁断ゴム2を所定の位置に締め付けるため
に、膨張可能なシール82が使用されている。膨張可能
なシール82は、アンビル胴30の面42に向かって裁
断ゴム2を押し付けるために、流体圧力源(図示せず)
を使用して膨張させられてよく、これにより、裁断ゴム
が膨張可能なシールと面42との間に堅く締め付けられ
るロックモードを達成する。裁断ゴム2が解放される解
放モードを達成するために、膨張可能なシール82は収
縮させられる。膨張及び収縮の予設定は、ロックモード
及び解放モードのための、膨張可能なシールの膨張され
た又は収縮されたポジティブな位置を達成するために設
けられていてよい。アンビル胴30に設けられた溝31
内に膨張可能なシールを閉鎖するために、ボルト86に
よって固定されたカバープレート84が設けられてい
る。膨張可能なシール82は、あらゆる適切な膨張可能
なシール装置、例えばSeal Master TM ブランドの膨
張可能なシールであってよい。
【0036】図12は、本発明の実施例を示しており、
この場合、裁断ゴム2はキーパ部材92を使用して所定
の位置に保持されている。この場合、裁断ゴム2は、ア
ンビル胴に設けられた個々の溝(図示せず)に対応す
る、軸方向に間隔を置かれた溝3を有している。溝3
は、前記欧州特許出願第1136411号明細書に開示
された折り機におけるように、1つ又は2つ以上の個々
の搬送テープ94のための隙間を提供している。キーパ
部材92は溝3に嵌合して、アンビル胴30に裁断ゴム
2を捕捉し、これにより、ロックモードを達成する。キ
ーパ部材92は、ねじ、ボルト等を使用してアンビル胴
30に固定されていてよい。キーパ部材92は、解放モ
ードを達成するために取り外されてよい。個々の溝3
に、裁断ゴム2に沿って軸方向に間隔を置いて複数のキ
ーパ部材92が設けられていてよい。
【0037】図13を参照すると、本発明の実施例が示
されており、この場合、裁断ゴム2は、真空装置102
を使用してアンビル胴30の所定の位置に固定されてい
る。裁断ゴム2は、アンビル胴30の溝31内に配置さ
れている。真空装置102は、裁断ゴム2と、溝31の
底部45、側部42及び側部43のうちの1つ又は2つ
以上との間に真空を生ぜしめ、これにより、ロックモー
ドにおいて裁断ゴムを溝31内に堅く保持する。ロック
モード及び解放モードのためのポジティブな真空圧力レ
ベル及び非真空圧力レベルを達成するために、真空予設
定が提供されてよい。真空装置102によって加えられ
る真空を除去することによって、解放モードが達成され
る。溝31は例えばアンビル胴30に機械加工されてい
てよい。真空装置は、裁断ゴム2と溝31との間に真空
を生ぜしめるための真空ポンプ又はあらゆる適切な装置
であってよい。
【0038】図14を参照すると、本発明の実施例が示
されており、この場合、裁断ゴム2は、ばねクリップ1
14と組み合わされたロッド112を使用してアンビル
胴30に固定されている。ロッド112は、裁断ゴム2
に設けられた軸方向ボア113内に配置されている。裁
断ゴム2は、アンビル胴30に設けられた溝31内に配
置されている。ロッド112の端部115は、図示した
ようにばねクリップ14に固定されており、裁断ゴム2
を溝31内の所定の位置に堅く保持しかつロックモード
を達成する。ばねクリップ114は、ばねで、又はその
他の形式で弾性的にアンビル胴30に固定されており、
これにより、ばねクリップは、端部115から離れる方
向に引っ込められ、解放モードを達成する。
【0039】本発明は上に単に例として説明されてお
り、発明の範囲において詳細の変更がなされることがで
きることは当然理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロックモードにおいて本発明に実施例による裁
断部材胴に裁断部材を取外し可能に固定するための装置
を示す概略的な横断面図である。
【図2】解放位置における図1の装置を示す概略的な横
断面図である。
【図3】図1の装置の斜視図である。
【図4】図1の装置を分解して示す斜視図である。
【図5】a及びbは、本発明のそれぞれの実施例による
ロッキングロッドを所定の位置にポジティブに保持する
ための装置を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施例による位置表示装置を有するロ
ッキングロッドを示す斜視図である。
【図7】aは、可動なアンビルの切欠に設けられた偏心
ディスク部材を使用する本発明の別の実施例による装置
を示す斜視図であり、bはaに示した装置の可動なアン
ビル部分を詳細に示す斜視図である。
【図8】緊定ボルト部材を使用する本発明のさらに別の
実施例による装置を示す斜視図である。
【図9】aは、テーパバー部材を使用する本発明のさら
に別の実施例による装置を示す斜視図であり、bは、図
9aに示した装置の横断面図である。
【図10】くさび部材を使用する本発明のさらに別の実
施例を示す概略的な横断面図である。
【図11】膨張可能なシールを使用する本発明のさらに
別の実施例の横断面図である。
【図12】キーパ部材を使用する本発明のさらに別の実
施例を分解して示す斜視図である。
【図13】真空装置を使用する本発明のさらに別の実施
例を示す横断面図である。
【図14】ばねクリップ装置を使用する本発明のさらに
別の実施例を示す概略的な斜視図である。
【符号の説明】
2 裁断ゴム、 4 定置のアンビル、 5 カム部
材、 6 可動なアンビル、 7 面、 8 ロッキン
グロッド、 9 面、 10 固定装置、 1111,
12 ピボット軸、 13,14 面、 16 端部キ
ャップ、 18側部部材、 20 アセンブリ、 22
タブ、 24 スロット、 26クリップ装置、 3
0 アンビル胴、 34,36 面、 42 面、 4
4切欠、 46 カム部材、 47 軸、 52 ボル
ト部材、 54 ボア、56 面、 63 ロッド、
62,64 テーパバー部材、 66 ボルト、67
テーパした側、 68,69 ストッパ、 71 くさ
び部材、 72ボルト、 74 面、 82 シール、
84 カバープレート、 86 ボルト、 92 キ
ーパ部材、 94 搬送テープ、 102 真空装置、
112 ロッド、 114 ばねクリップ、 115
端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 マイケル ウィリアム ヒリアード アメリカ合衆国 ニューハンプシャー ソ マーズワース アダムズ コート 7 (72)発明者 ジャティンダー シン サッパル アメリカ合衆国 ニューハンプシャー ロ チェスター レッジビュー ドライヴ 39 (72)発明者 マーク アンソニー ウィンゲイト アメリカ合衆国 ニューハンプシャー ロ チェスター ピー オー ボックス 411 Fターム(参考) 3C021 JA02 JA08 JA09 JA10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブ印刷機の裁断部材胴に裁断部材を
    取外し可能に固定するための装置において、 裁断部材胴の円周に配置された第1の軸方向アンビル部
    材が設けられており、 該第1のアンビル部材に向き合って、裁断部材胴の円周
    に配置された第2の軸方向アンビル部材が設けられてお
    り、第1及び第2のアンビル部材が、これらのアンビル
    部材の間に裁断部材を収容するように構成されており、 ロックモードにおいて裁断部材を裁断部材胴にポジティ
    ブに固定しかつ、解放モードにおいて裁断部材をポジテ
    ィブに解放させるように構成されたロッキング装置が設
    けられていることを特徴とする、ウェブ印刷機の裁断部
    材胴に裁断部材を取外し可能に固定するための装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のアンビル部材が、ロ
    ックモードにおいてこれらのアンビル部材の間に裁断部
    材を締め付けるように構成されている、請求項1記載の
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のアンビル部材が、裁断部材胴
    に対して固定されている、請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のアンビル部材が、第1のアン
    ビル部材に対して可動である、請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のアンビル部材が、前記裁断部
    材胴に対して固定されたピボット軸を中心に旋回するよ
    うに構成されている、請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記ロッキング装置が、回転可能な偏心
    部材を有しており、該偏心部材が、偏心部材の第1の角
    度位置においてロックモードを達成するように第2のア
    ンビル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材に向
    かって押し付けるように、及びロックモードにおいてポ
    ジティブロッキングを提供するように偏心部材の第2の
    角度のオーバートグル位置において第2のアンビル部材
    の少なくとも一部を第1のアンビル部材に向かって押し
    付けるように、及び偏心部材の第3の角度位置において
    解放モードを達成するように第2のアンビル部材の少な
    くとも一部を第1のアンビル部材から離れる方向に移動
    させるように、構成されている、請求項2記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記偏心部材が、第2のアンビル部材に
    隣接して配置された細長い軸方向部材である、請求項6
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記偏心部材が、第2のアンビル部材に
    よって規定されたスロット内に収容された偏心ディスク
    である、請求項6記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ロッキング装置が、回転可能な偏心
    部材を有しており、該偏心部材が、偏心部材の第1の角
    度位置においてロックモードを達成するために第2のア
    ンビル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材に向
    かって押し付けるように、また、偏心部材の第2の角度
    位置において解放モードを達成するために第2のアンビ
    ル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材から離れ
    る方向移動させるように構成されており、前記ロッキン
    グ装置が、少なくともロックモードにおいて偏心部材を
    ポジティブに保持するための、タブ及びスロット付きク
    リップ装置又は、切欠き及びばねブロック装置のうちの
    少なくとも一方を有している、請求項2記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のアンビル部材が、第1のア
    ンビル部材に向き合った、第1のテーパした面を有して
    おり、テーパ部材が設けられており、該テーパ部材が、
    第1のテーパした面に隣接して配置された第2のテーパ
    した面を有していてかつ、ロックモードにおいて第2の
    アンビル部材を第1のアンビル部材に向かって押し付け
    るように軸方向に並進するように構成されている、請求
    項2記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記裁断部材胴が、テーパした軸方向
    側部を有する溝を規定しており、第2のアンビル部材
    が、第1のアンビル部材に向き合ったテーパした面を有
    しており、第2のアンビル部材が、テーパした面がテー
    パした軸方向側部に隣接するように溝内に収容されてお
    りかつ、ロックモードにおいて第2のアンビル部材を第
    1のアンビル部材に向かって押し付けるように半径方向
    内方へ可動である、請求項2記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2のアンビル部材の少
    なくとも一方が、裁断部材胴に定置に取り付けられてい
    る、請求項2記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2のアンビル部材の少
    なくとも一方が、裁断部材胴と一体的に形成されてい
    る、請求項2記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ロッキング装置が、ロックモード
    において締め付けを達成するために第2のアンビル部材
    を第1のアンビル部材に向かって押し付けるように膨張
    するように構成された膨張可能なシール装置を有してお
    り、該膨張可能なシール装置が、さらに、解放モードを
    達成するために第2のアンビル部材を第1のアンビル部
    材から離れる方向に移動させるように収縮するように構
    成されている、請求項2記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記ロッキング装置が、真空装置を有
    しており、該真空装置が、ロックモードを達成するため
    に裁断部材を半径方向内方へ引き付けるために裁断部材
    の少なくとも1つの面に隣接して真空を提供するように
    構成されている、請求項1記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記ロッキング装置が、 裁断部材によって規定された長手方向ボア内に収容され
    た細長い捕捉部材と、 該捕捉部材のそれぞれの端部において捕捉部材を裁断部
    材胴に取外し可能に取り付けるように構成された第1及
    び第2のばねクリップ部材とを有している、請求項1記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 前記ロッキング装置が、裁断部材によ
    って規定された横方向溝内に収容された取外し可能なク
    リップ装置を有しており、該クリップ装置が、ロックモ
    ードを達成するために裁断部材を裁断部材胴に定置に取
    り付けるように及び、解放モードを達成するために取り
    外されるように構成されている、請求項1記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記裁断部材胴がアンビル胴であり、
    裁断部材が裁断ゴムである、請求項1記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記裁断部材が裁断胴であり、裁断部
    材が裁断ブレードである、請求項1記載の装置。
  20. 【請求項20】 ウェブ印刷機において、 第1の軸方向アンビル部材が設けられており、該第1の
    アンビル部材が、印刷機の裁断部材胴の円周に配置され
    ていてかつ裁断部材胴に対して固定されており、 第2の軸方向アンビル部材が設けられており、該第2の
    軸方向アンビル部材が、第1のアンビル部材に向かい合
    って裁断部材胴の円周に配置されていてかつ、裁断部材
    胴に対して固定されたピボットを中心に旋回するように
    構成されており、第1及び第2のアンビル部材が、裁断
    部材を収容するように構成された軸方向の溝を規定して
    おり、 回転可能な偏心部材が設けられており、該偏心部材が、
    偏心部材の第1の角度位置において裁断部材を第1のア
    ンビル部材と第2のアンビル部材との間に締め付けるた
    めに第2のアンビル部材の少なくとも一部を第1のアン
    ビル部材に向かって押し付けるように、また、ロックモ
    ードにおいてポジティブロッキングを提供するために偏
    心部材の第2の角度のオーバートグル位置において第2
    のアンビル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材
    に向かって押し付けるように、また、偏心部材の第3の
    角度位置において裁断部材を解放するために第2のアン
    ビル部材の少なくとも一部を第1のアンビル部材から離
    れる方向に移動させるように、構成されていることを特
    徴とする、ウェブ印刷機。
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