JPH0410075Y2 - - Google Patents

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JPH0410075Y2
JPH0410075Y2 JP1983161403U JP16140383U JPH0410075Y2 JP H0410075 Y2 JPH0410075 Y2 JP H0410075Y2 JP 1983161403 U JP1983161403 U JP 1983161403U JP 16140383 U JP16140383 U JP 16140383U JP H0410075 Y2 JPH0410075 Y2 JP H0410075Y2
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JP1983161403U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、OCR,OMR等の読取りミスを防
止するとともに、低コストに作製するのに好適な
光学読取用帳票に関する。
《従来の技術》 従来の光学読取用帳票は、例えば第1図に示す
ように構成されている。
すなわち、連続用紙の幅方向両側部に長手方向
に沿う切離し用ミシン目1,1を形成するととも
に、この切離し用ミシン目1,1によつて切離さ
れる耳朶片2,2には長手方向に沿つて送り穴
3,3……を連続的に形成し、かつ連続用紙の幅
方向には長手方向に等間隔で横切る切離し用ミシ
ン目4,4……を形成し、これら各ミシン目1,
4によつて囲まれた区画内を光学読取用紙片5と
している。
そして、この紙片5の一側片の縁辺には、上記
切離し用ミシン目1に交差する形で読取用のタイ
ミングマーク6,6……が印刷されており、また
この紙片5内には所要の帳記事項記載欄が一定の
配列で印刷されている。
しかして、このように構成された光学読取用帳
票を使用する場合には、各切離し用ミシン目1,
4の部分を切離して1枚の紙片5とし、この紙片
5に必要事項をマーキングあるいは描画し、この
紙片5を読取装置にかけるようにしている。
《課題が解決しようとする課題》 ところで、従来の光学読取用帳票における各ミ
シン目1,4は、その切断部分の長さが2〜3
mm、非切断部分の長さが1mmとして設定されてい
る。
また、タイミングマーク6の幅は約1〜2mmと
されており、これは各ミシン目1,4における非
切断部分の長さの幅(1mm)に相当している。
したがつて、ミシン目1を介して上記耳朶片2
を切離した際には、それによつて形成される切取
り縁辺は、例えば第2図に示すように、ミシン目
1の非切断部分が大幅に毛羽立つてかなりの長さ
の突出部分10aが形成されたり、あるいは第3
図に示すように、かなりの深さで引きちぎられて
大幅な凹部10bが切欠かれてしまうという欠点
を有している。
このため、ミシン目1によつて形成されると共
に読取り基準面となる切取り縁辺は、切取りによ
つて形成された紙片5の縁端aより直線状とはな
らず、大幅な凹凸が反復形成される縁辺となつて
しまう。
一方、光学読取装置では、切取られた紙片5の
縁端aを基準として、その紙片5の位置決めを行
ない、タイミングマーク6を検出してその送りを
行なうようにしている。
したがつて、例えば第2図に示すように、切取
り縁辺に大幅な突出部分10aがある場合には、
必ずしも真の縁端、すなわち読取り基準面となる
縁端aによつて紙片5の位置決めが行なわれず、
例えば突出部分10aの突出量dだけ紙片5が幅
方向にずれてしまい、光学読取装置において読取
エラーを生ずる虞れがある。
さらに、第3図のような状態に引きちぎられた
場合であつて、ちょうどその部分にタイミングマ
ーク6が交差するような場合には、タイミングマ
ーク6そのものが切取られる形になるために、上
記と同様に光学読取装置において読取エラーを生
ずる虞れを有している。
この考案は、以上のような従来技術の欠点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、
毛羽立ちあるいは引きちぎり現象によつて切取り
縁辺に生ずる凹凸の大きさを小さくすることによ
り、切取り縁辺の直線性を確保して縁端の読取り
基準位置を精度良く位置決めし、読取不良を防止
することができる光学読取用帳票を低コストに作
製することにある。
《課題を解決するための手段》 この考案は、上記のような目的を達成するため
に、連続用紙の幅方向と、幅方向両側部の長手方
向に沿うように形成された切離し用ミシン目によ
り囲まれた区画内を光学読取用紙片とし、この紙
片の縁辺に読取用のタイミングマークが印刷され
てなる光学読取用帳票において、 上記紙片の縁辺には切離し用ミシン目に交差す
るように一定間隔で上記タイミングマークを印刷
するとともに、読取り基準面となるこの切離し用
ミシンの切断部分の長さを0.2〜0.6mm、非切断部
分の長さを0.1〜0.2mmの単位で反復形成し、切離
し用ミシン目を介して切離された切取り縁辺が直
線状に形成されることを特徴とする。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
ただし、上記従来と同一箇所には同一符号を付
し、その説明を省略する。
第4図はこの考案を適用した光学読取用帳票お
よびそのミシン目加工用の装置を示す斜視図であ
る。
同図に示すように、この光学読取用帳票は、そ
の連続用紙の幅方向両側部の長手方向に沿うよう
に切離用ミシン目20,21が形成されている。
また、連続用紙の幅方向には長手方向に等間隔
で横切る切離用ミシン目22が形成されている。
そして、特に紙片の縁辺に設けられたミシン目
20は読取り基準面となるもので、このミシン目
20は、その切断部分の長さと非切断部分の長さ
との比が、従来のものの5〜10分の1となるよう
に、切断部分の長さは0.2〜0.6mmの単位として、
また非切断部分の長さは0.1〜0.2mmの単位として
反復形成されている。
そして、これらのミシン目20,21の形成に
あつては、連続用紙の長手方向に沿つて送られる
とともに、一対の丸のこ状のマイクロカツト刃3
0と、一般に使用されるカツト刃31によつて構
成されるミシン目加工用の装置を用いて形成され
る。
マイクロカツト刃30の先端部の形状は、第4
図に一部拡大して示すように、その刃先から刃底
までの高さhが0.5〜1mmであり、かつ刃底の幅l1
は0.1〜0.2mm、刃先の幅l2が0.2〜0.6mmの長さに設
定されており、よつてこれにより形成される各ミ
シン目20の切断部分の長さと非切断部分の長さ
は0.2〜0.6mm、非切断部分の長さは0.1〜0.2mmの
単位で反復形成されることとなる。
したがつて、第5図に示すように耳朶片2を上
記ミシン目20を介して切取つた場合には、その
切取り縁辺における凹凸間の幅および突出量が従
来の5〜10分の1程度となり、ミシン目20を介
して切離された取り縁辺、すなわち光学読取装置
による読取り用基準線は直線状に形成されること
となる。
このように、この考案にあつては、タイミング
マーク6が印刷されている側の切離し用ミシン目
20に沿つて耳朶片2を切取つた場合には、その
切取り縁辺は、従来のように大幅な毛羽立ちや引
きちぎり現象が全くなくなり、小さな凹凸20a
が反復される直線状の縁辺として形成される。
したがつて、この紙片5を光学読取装置にかけ
た場合には、読取り基準面となるその縁端aは上
記凹凸20aの突出長さに相当する誤差範囲内で
位置決めされ、精度の良い位置決めを行うことが
できる。
また、タイミングマーク6が大幅に切取られる
ことがないために、精度の良い読取を行うことが
でき、光学読取装置における読取ミスを防止する
ことができる。
さらに、ミシン目20,21等の形成は、丸の
こ状のマイクロカツト刃30およびカツト刃31
の回転によつて容易に形成することができるの
で、この種の光学読取用帳票を低コストに作製す
ることができる。
なお、長手方向に沿う切離し用ミシン目21を
形成するミシン刃31や、長手方向に等間隔で幅
方向を横切る切離し用ミシン目22を形成するミ
シン刃32にも、切離し用ミシン目20を形成す
る上記マイクロカツト刃20を使用すれば、毛羽
立あるいは引きちぎり現象による凹凸の大きさを
小さくすることができ、切離した際の仕上がりが
良いことは勿論である。
《考案の効果》 以上説明したように、この考案は、タイミング
マークが印刷されると共に読取り基準面となる切
離し用ミシン目の切断部分の長さを0.2〜0.6mm、
非切断部分の長さを0.1〜0.2mmの単位で反復形成
するように構成したので、切離し用ミシン目に沿
つて形成される切取り縁辺は、従来のように大幅
な毛羽立ちや引きちぎり現象がなく、小さな凹凸
が反復される直線状の縁辺として形成することが
できる。
よつて、光学読取装置にかけた場合、読取り基
準面となる縁端は切取り縁辺に形成された凹凸の
突出長さに相当する誤差範囲内で位置決めされ、
精度の良い位置決めを行うことができ、光学読取
装置における読取りミスを防止することができ
る。
さらに、切離し用ミシン目の形成は丸のこ状の
マイクロカツト刃の回転によつて容易に形成する
ことができるので、この種の光学読取用帳票を低
コストに作製することができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学読取用帳票の一般形態を示す正面
図、第2図、第3図はミシン目より切離した状態
を示す部分拡大図、第4図はこの考案を適用した
光学読取用帳票およびそのミシン目加工用の装置
を示す斜視図、第5図はマイクロカツト刃使用の
ミシン目で切取つた状態における部分拡大図であ
る。 5……光学読取用帳票、6……タイミングマー
ク、20,21,22……切離し用ミシン目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連続用紙の幅方向と、幅方向両側部の長手方向
    に沿うように形成された切離し用ミシン目により
    囲まれた区画内を光学読取用紙片とし、この紙片
    の縁辺に読取用のタイミングマークが印刷されて
    なる光学読取用帳票において、 上記紙片の縁辺には切離し用ミシン目に交差す
    るように一定間隔で上記タイミングマークを印刷
    すると共に、読取り基準面となるこの切離し用ミ
    シン目の切断部分の長さを0.2〜0.6mm、非切断部
    分の長さを0.1〜0.2mmの単位で反復形成し、切離
    し用ミシン目を介して切離された切取り縁辺が直
    線状に形成されることを特徴とする光学読取用帳
    票。
JP16140383U 1983-10-19 1983-10-19 光学読取用帳票 Granted JPS6067968U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16140383U JPS6067968U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 光学読取用帳票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16140383U JPS6067968U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 光学読取用帳票

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6067968U JPS6067968U (ja) 1985-05-14
JPH0410075Y2 true JPH0410075Y2 (ja) 1992-03-12

Family

ID=30354725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16140383U Granted JPS6067968U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 光学読取用帳票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6067968U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585867U (ja) * 1978-12-08 1980-06-13
JPS58140764U (ja) * 1982-03-17 1983-09-21 小林記録紙株式会社 連続送り用紙

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6067968U (ja) 1985-05-14

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