JP2011156617A - ロケーター貼り止め用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】段ボール紙、板紙等のシートを打ち抜く抜型に、折目形成用補助材をセッティングするに際し、そのセッティングが正確に行われるように該折目形成用補助材に予めロケーターを貼り止めするためのロケーター貼り止め用具を提供する。
【解決手段】把持部10aが形成された用具本体10と、粘着テープ8を粘着面を下にして引き出し得るように該用具本体に設けられたテープ保持部11と、該粘着テープをロケーター7の頂部に圧着させる前側ロール12と、前側ロールの後側に配設されロケーターの頂部に圧着された粘着テープに切目を入れるカッター14と、カッターの後側に回転自在に配設された後側ロール17とからなり、前側ロールおよび後側ロールの外周にはロケーターの頂部が遊嵌する周溝12a,17aが形成され、後側ロールの周溝内底中央には粘着テープの切目縁をロケーターの嵌合溝内面に圧着させる突条17bを形成する。
【選択図】図1
【解決手段】把持部10aが形成された用具本体10と、粘着テープ8を粘着面を下にして引き出し得るように該用具本体に設けられたテープ保持部11と、該粘着テープをロケーター7の頂部に圧着させる前側ロール12と、前側ロールの後側に配設されロケーターの頂部に圧着された粘着テープに切目を入れるカッター14と、カッターの後側に回転自在に配設された後側ロール17とからなり、前側ロールおよび後側ロールの外周にはロケーターの頂部が遊嵌する周溝12a,17aが形成され、後側ロールの周溝内底中央には粘着テープの切目縁をロケーターの嵌合溝内面に圧着させる突条17bを形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、段ボール紙、板紙等のシートを打ち抜く抜型の基板に対し折目形成用補助材をセッティングするに際し、そのセッティングが正確に行われるように該折目形成用補助材に粘着テープにより予めロケーターを貼り止めするためのロケーター貼り止め用具に関するものである。
図12に示すように、段ボール紙,板紙等のシート1を打ち抜くための抜型2には、刃物3が突設されているほか、シート1に折目を付けるための押罫4が突設され、該抜型2と対向する基板5に該押罫4の先端縁両側に対向するように折目形成用補助材6が貼り付けられ、図13に示したように、刃物3によってシート1が打ち抜かれると同時に、押罫4がシート1を該補助材6に押し付けることで、該シート1に折目が形成されるようにしている。
上記折目形成用補助材6は、図6に示したように、下面に粘着材が塗布された一定幅の両面粘着テープ6a上に、耐磨耗性、耐衝撃性に優れたシート状のファイバー積層材(バルカナイズドファイバー)からなる2本の突状帯体6b,6bを間隔6cを隔てて平行に固着してなるもので、該突状帯体6b,6bの厚さや間隔6c、材質等は、前記シート1の厚さや紙質等によって適宜決定される。
上記折目形成用補助材6は、図6に示したように、下面に粘着材が塗布された一定幅の両面粘着テープ6a上に、耐磨耗性、耐衝撃性に優れたシート状のファイバー積層材(バルカナイズドファイバー)からなる2本の突状帯体6b,6bを間隔6cを隔てて平行に固着してなるもので、該突状帯体6b,6bの厚さや間隔6c、材質等は、前記シート1の厚さや紙質等によって適宜決定される。
ところで、上記折目形成用補助材6を基板5に貼り付ける(セッティングする)に際しては、図7、図8に示したように、頂部7aに嵌合溝7bが形成され、下面中央線上に突条7cが一体に形成されたプラスチック製の横断面山形のロケーター7を予め粘着テープ(セロファンテープ)8によって貼り止め、図10に示したように、押罫4の先端部に嵌合溝7bが嵌るように該ロケーター7および折目形成用補助材6を押罫4の先端部に取り付けた後、図11に示したように、該抜型2を基板5に接近させることで両面粘着テープ6aが基板5に粘着し、補助材6が基板5に正確にセッティングされるようにしている。なお、折目形成用補助材6は、ロケーター7を予め貼り止めた状態にて従来から市販されており、一般に面切テープと称しているので、以下、このようにロケーター7を予め貼り止めた状態の折目形成用補助材のことを面切テープという。また、下記特許文献1の図4には、抜型、押罫、折目形成用補助材(折目形成用母型)等の作用が示されている。
ところで、折目形成用補助材6を上記のように基板5にセッティングした後は、上記ロケーター7および粘着テープ8は該補助材6から取り去り、補助材6のみを基板5にセッティングされて折目形成用として使用できるようになるものであるため、従来ではロケーター7および粘着テープ8はこのセッティングが終わると廃棄するものであった。このため、資源が無駄となりコストも上昇させるという問題があった。
また、粘着テープ8によってロケーター7を折目形成用補助材6に貼り止めるに際しては、粘着テープ8をロケーター7の真上に正確に貼らなければならず、少しでも横ズレすると粘着テープ8の両側縁が補助材6の上面に貼着できないという難しさがあり、また、貼着した後に該粘着テープ8の中央線に切目を入れて、図7、図8に示したようにその切目の両側を嵌合溝7b内に巻き込むことで、該嵌合溝7b内に押罫4の先端部が嵌入できるようにする必要があるので、精度を要すると同時に手間が掛かるという状況であった。このため、ロケーター7を再利用することも困難であった。
そこで、本発明は、粘着テープ8によってロケーター7を折目形成用補助材6に簡単に貼り止めし得る専用具、即ち、ロケーター貼り止め用具を提供し、このような課題を解決しようとするものである。
そこで、本発明は、粘着テープ8によってロケーター7を折目形成用補助材6に簡単に貼り止めし得る専用具、即ち、ロケーター貼り止め用具を提供し、このような課題を解決しようとするものである。
そのために本発明に係るロケーター貼り止め用具は、把持部が形成された用具本体と、粘着テープを粘着面を下にして引き出し得るように該用具本体の前部に設けられたテープ保持部と、該用具本体の下縁前部に回転自在に配設され該テープ保持部から引き出された粘着テープをロケーターの頂部に圧着させる前側ロールと、該用具本体の下縁部で該前側ロールの後側に配設されロケーターの頂部に圧着された粘着テープの中心線上に切目を入れるカッターと、該用具本体の下縁部で該カッターの後側に回転自在に配設された後側ロールとからなり、前記前側ロールおよび後側ロールの外周にはロケーターの頂部が遊嵌する周溝が形成され、該後側ロールの周溝内底中央には切目の入った粘着テープの切目縁をロケーターの嵌合溝内面に圧着させる突条が形成されていることを特徴とする。
上記構造のロケーター貼り止め用具によれば、粘着テープをロケーターに横ズレすることなく簡単に貼り付けられ、作業性が向上する。このため従来は廃棄していたロケーター7を再利用することも容易になる。
次に本発明に係るロケーター貼り止め用具を図1〜図3に従い説明する。同図において、10は枠状の把持部10aが形成された用具本体で、該用具本体10の前縁にテープ保持部11が設けられ、該テープ保持部11に巻回状の粘着テープ8が保持され、該粘着テープ8は粘着面を下にして該テープ保持部11から該用具本体の下方に引き出されるようにしている。12は該用具本体10の下縁前部に支軸13により回転自在に配設された前側ロールで、該前側ロール12の外周にロケーター7の頂部7aが遊嵌し得る周溝12aが形成されている。また、14は該用具本体10の下縁部で該前側ロールの後側に配設され先端部に丸刃14aが設けられたカッター、15は該カッターの設定高さを調節し得るように用具本体10に形成された長孔、16は該長孔に遊嵌されている締付ネジ部材である。17は該用具本体の下縁で該カッターの後側に支軸18により回転自在に配設された後側ロールで、該後側ロール17の外周には前側ロール12と同様にロケーター7の頂部7aが遊嵌し得る周溝17aが形成されているとともに、該周溝17a内底中央に突条17bが形成されている。そして、図示したように、カッター14の刃先(丸刃14aの外周)が前側ロール12および後側ロール17よりも少し下方に突出するように該カッター14が高さ調節される。
このロケーター貼り止め用具は、作業者が手で把持部10aを握ることによりハンディーに使用されるもので、粘着テープ8をテープ保持部11から前側ロール12の下へ真直に引き出し、該粘着テープ8を図4に示したように該前側ロール12によってロケーター7の頂部7aに対向させて圧着し、その状態でこのロケーター貼り止め用具を該ロケーター7の長手方向に沿ってスライドさせる。そのとき該頂部7aを周溝12aに遊嵌させることにより該粘着テープ8を該頂部7aの円弧状面に沿いきれいに貼り付けることができる。頂部7aに貼り付けられた粘着テープ8は、ロケーター貼り止め用具をさらに前進させることにより、カッター14の丸刃14aが該粘着テープ8の中心線上に切目8aを入れる。そしてロケーター貼り止め用具をさらに前進させると、図5に示したように、後側ロール17の突条17bが該粘着テープ8の切目8aの縁に当たって該切目縁をロケーター7の嵌合溝7b内面に圧着させることから、図8に示したように該切目縁を該嵌合溝7b内面にきれいに貼り付けることができる。
このようにこの貼り止め用具では、ロケーター7の長手方向に沿ってこの貼り止め用具を一方向にスライドさせるだけで、粘着テープ8が前側ロール12により頂部7aに貼り付けられ、その後、カッター14によって切目8aが入り、その切目縁がさらに後側ロール17の突条17bにより嵌合溝7b内面に貼り付けられるので、粘着テープ8が横ズレすることなく非常に簡単にロケーター7を折目形成用補助材6に貼り止めることができる。このため貼り止め作業が容易になり、いわゆる面切テープの製作を容易にするとともに、従来は廃棄していたロケーター7を再利用することも容易になり、無駄をなくしてコストを軽減することができる。
なお、図9に示したように、短く切断された複数のロケーター7をこの貼り止め用具を用いて折目形成用補助材6に対し適宜間隔を隔てて部分的に貼り止めることもできる。このようにロケーター7は該補助材6に部分的に貼り止めても、該補助材6を十分な位置決め精度で基板5にセッティングすることができるので、短いロケーター7でも廃棄することなく再利用できる。
なお、図9に示したように、短く切断された複数のロケーター7をこの貼り止め用具を用いて折目形成用補助材6に対し適宜間隔を隔てて部分的に貼り止めることもできる。このようにロケーター7は該補助材6に部分的に貼り止めても、該補助材6を十分な位置決め精度で基板5にセッティングすることができるので、短いロケーター7でも廃棄することなく再利用できる。
2 抜型
4 押罫
5 基板
6 折目形成用補助材
7 ロケーター
7a 頂部
7b 嵌合溝
8 粘着テープ
10 用具本体
10a 把持部
11 テープ保持部
12 前側ロール
12a 周溝
14 カッター
17 後側ロール
17a 周溝
17b 突条
4 押罫
5 基板
6 折目形成用補助材
7 ロケーター
7a 頂部
7b 嵌合溝
8 粘着テープ
10 用具本体
10a 把持部
11 テープ保持部
12 前側ロール
12a 周溝
14 カッター
17 後側ロール
17a 周溝
17b 突条
Claims (1)
- 把持部が形成された用具本体と、粘着テープを粘着面を下にして引き出し得るように該用具本体の前部に設けられたテープ保持部と、該用具本体の下縁前部に回転自在に配設され該テープ保持部から引き出された粘着テープをロケーターの頂部に圧着させる前側ロールと、該用具本体の下縁部で該前側ロールの後側に配設されロケーターの頂部に圧着された粘着テープの中心線上に切目を入れるカッターと、該用具本体の下縁部で該カッターの後側に回転自在に配設された後側ロールとからなり、前記前側ロールおよび後側ロールの外周にはロケーターの頂部が遊嵌する周溝が形成され、該後側ロールの周溝内底中央には切目の入った粘着テープの切目縁をロケーターの嵌合溝内面に圧着させる突条が形成されていることを特徴とするロケーター貼り止め用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010019966A JP2011156617A (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | ロケーター貼り止め用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010019966A JP2011156617A (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | ロケーター貼り止め用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011156617A true JP2011156617A (ja) | 2011-08-18 |
Family
ID=44589053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010019966A Pending JP2011156617A (ja) | 2010-02-01 | 2010-02-01 | ロケーター貼り止め用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011156617A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109459978A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-12 | 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 | 一种开放复杂陡峭深型腔加工中防止扎刀的数控加工方法 |
CN111730578A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-10-02 | 常州市瑾瑜精密科技有限公司 | 一种自动化生产线 |
-
2010
- 2010-02-01 JP JP2010019966A patent/JP2011156617A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109459978A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-12 | 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 | 一种开放复杂陡峭深型腔加工中防止扎刀的数控加工方法 |
CN109459978B (zh) * | 2018-12-18 | 2021-04-13 | 西安昆仑工业(集团)有限责任公司 | 一种开放复杂陡峭深型腔加工中防止扎刀的数控加工方法 |
CN111730578A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-10-02 | 常州市瑾瑜精密科技有限公司 | 一种自动化生产线 |
CN111730578B (zh) * | 2020-06-28 | 2022-03-25 | 常州市瑾瑜精密科技有限公司 | 一种自动化生产线 |
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