JPS6376906A - ボ−ルジヨイントのシ−ル構造 - Google Patents

ボ−ルジヨイントのシ−ル構造

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JPS6376906A
JPS6376906A JP61219418A JP21941886A JPS6376906A JP S6376906 A JPS6376906 A JP S6376906A JP 61219418 A JP61219418 A JP 61219418A JP 21941886 A JP21941886 A JP 21941886A JP S6376906 A JPS6376906 A JP S6376906A
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ball
boot
retainer
ball retainer
opening
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優 石川
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、例えば自動車のガラス面に付着した雨滴お
よび塵埃等を払拭するワイパブレードに揺動運動を与え
るリンク機構に関し、リンクアームとリンクコンロッド
とを結合するのに利用されるボールジョイントに関する
ものである。
（従来の技術） 従来のボールジョイントとしては、例えば第７図に示す
ものがあった。
すなわち、第７図に示すボールジョイント１０１は、リ
ンクアーム１０２に固定したボールピン１０３と、リン
クコンロッド１０４に装着すると共に前記ボールピン１
０３と球面対隅をなすよう形成された球面凹部１０５を
備えたボールリテーナ１０６とからなり、前記球面凹ｇ
Ｂ１０５の下方に設けた開口部１０７から前記ボールピ
ン１０３を挿入して、動力伝達自在に結合していた。
そして、ボールリテーナ１０６の下面とリンクアーム１
０２の上面との間に、弾性体からなるブーツ１１２を介
在させていた。
したがって、上記ボールジョイント１０１は、前記ブー
ツ１１２で前記ボールリテーナ１０６の下方向から水ま
たは泥等が球面凹部１０５に侵入するのを防いでいた。
（発明が解決しようとする問題点） ところが、上記した従来のボールジョイント１０１では
、図示した状態でリンクアーム１０２とリンクコンロッ
ド１０４との動力伝達を行なうことは少なく、リンクア
ーム１０２またはリンクコンロッド１０４が傾斜した状
態で動力伝達を行なっていた。しかし、リンクアーム１
０２またはリンクコンロッド１０４が傾斜した状態で動
力伝達を行なうと、この動きに対してブーツ１１２が追
随することができずに、ボールリテーナ１０６とブーツ
１１２との間、またはリンクアーム１０２とブーツ１１
２との間に隙間が生じることがある。このため、前記隙
間からボールリテーナ１０６の球面凹部１０５に水また
は泥等が侵入することがある。したがって、ボールピン
１０３およびボールリテーナ１０６の球面凹部１０５が
著しく摩耗し、ボールジョイント１０１の円滑な動きを
妨げて耐久性が低下するという問題点があると共に、ボ
ールリテーナ１０６からポールビン１０３が抜けること
もありうるという問題点があった。
（発明の目的） そこでこの発明は、上述した従来の問題点に着目してな
されたもので、ボールジョイントが傾余１した状態で動
力伝達を行なうとき、ボールリテーナの球面凹部に水ま
たは泥等が侵入するのを防止することができるようにし
たボールリテーナのシール構造を提供することを目的と
している。
「発明の構成」 （問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するためのこの発明によるボールジョ
イントのシール構造の構成は、リンクアームに固定した
ポールビンと、リンクコンロッドに装着すると共に前記
ポールビンと球面対隅をなすよう形成した球面凹部を備
えたボールリテーナとを、動力伝達自在に結合したボー
ルジョイントにおいて、前記球面凹部の開口側外周に環
状のブーツ係合部を設け、環状をなすリテーナ係合部お
よび変形自在な可撓部を備えた弾性体からなるブーツの
前記リテーナ係合部を前記ブーツ係合部に係合すると共
に、前記可撓部をボールリテーナとリンクアームとの間
に当該ボールリテーナの開口を密閉するように介在させ
たものである。
（実施例） 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第１図〜第３図は、この発明のボールジョイントのシー
ル構造による一実施例を示す図であり、第１図はホール
ジヨイントのシール構造を示す断面説明図、第２図およ
び第３図は第１図の作動状態を示す説明図である。
第１図において、１はボールジョイントである。このボ
ールジョイント１は、リンクアーム２に固定されたポー
ルビン３と、リンクコンロッド４に装着されたボールリ
テーナ５とからなる。そ１プ　ボア卯ギー１しパン−Ｉ
ソト１１÷　渭１矛ギーノ！７ビン３にボールリテーナ
５を結合し、前記リンクアーム２の動力をリンクコンロ
ッド４へ自在に伝達している・ すなわち、前記ボールリテーナ５は、前記リンクコンロ
ッド４に設けた穴４ａにインサート成形で設けてあり、
前記ポールビン３と球面対隅を介して結合する球面凹部
１１と、この球面凹部１１の下方に前記ボールピン３を
結合するための入口である開口１２と、前記リンクコン
ロッド４を上下で挟持する環状の鍔部１３およびスカー
ト部１４とを主として備えている。
そして、前記開口１２には、前記ポールビン３の結合方
向に複数の切欠部１５（この実施例では６個）を設けて
リップ部１６が形成しである。前記リップ部１６は、前
記スカート部１４との間に環状の溝１７が形成してあり
、前記ポールビン３の直径よりも狭径の開口１２から当
該ボールピン３を挿入するときに、溝１７側に撓んでポ
ールビン３の結合を容易に行なうものである。
また、前記スカート部１４は、先端に環状の突起部１８
が設けである。つまり、前記突起１８とリンクコンロッ
ド４の下面までが、後述するブーツ３０の環状突部３１
を係合するブーツ係合部１９である。そして、前記突起
１８の先端を円弧面とし、後述するブーツ３０の環状突
部３１への係合を容易にしている。
さらに、前記球面凹部１１の上部には、ポールビン３の
頭部に設けた突起部３ａと係合してボールリテーナ５の
傾斜角度を規制する傾斜規制用凹部２０が設けである。
３０は弾性体であるゴム材で形成されたブーツである。
このブーツ３０は、前記ブーツ係合部１９に係合するリ
テーナ係合部としての環状突部３１と、ポールビン３の
軸部３ｂに嵌着する環状のリブ部３２と、前記環状突部
３１およびリブ部３２を連結する薄皮状の可撓部３３と
を備えている。すなわち、前記可撓部３３は、ポールビ
ン３とボールリテーナ５とが結合した状態で、前記ボー
ルリテーナ５とリンクコンロッド４との間に介在して、
前記ボールリテーナ５の球面凹部１１を密閉している。
次に、上記のようなボールリテーナ５とポールビン３と
を結合してボールジョイント１に形成するには、まず、
ポールビン３の軸部３ｂに、ブーツ３０のリブ部３２を
嵌着する０次いで、ボールリテーナ５の開口１２に前記
ポールビン３を嵌合する。このとき、開口１２のリップ
部１６が外側に撓み、前記開口１２よりも大径のポール
ビン３が通過できるため、前記ポールビン３はボールリ
テーナ５の球面凹部１１に球面対隅を介して結合する。
そして、ブーツ３０の環状突部３１をスカート部１４の
ブーツ係合部１９に係合する。このときのブーツ３０の
環状突部３１およびリブ部３２は、そのりｉ性によって
それぞれボールリテーナ５のブーツ係合部１９およびポ
ールビン３の軸部３ｂに密着している。
そして、このような状態のボールジ冒インド１は、第２
図および第３図に示すように、リンクコンロッド４が傾
斜した場合でも、ブーツ３０はボールジョイント１の動
きを阻害せずに追随している。つまり、ブーツ３０の可
撓部３３は、リンクコンロッド４の動きに追随して変形
するため、環状突部３１またはリブ部３２が変形するこ
とはなく、そのままの状態を保持している。したがって
、ブーツ３０がボールリテーナ５の開口１２を密閉して
いるため、外部から水や泥等がボールリテーナ５の内部
に侵入するのを防止している。
次に、第４図は、この発明の他の実施例を示す図である
。
すなわち、ブーツ４０は弾性体であるゴム材で形成して
おり、ボールリテーナ５の係合部１９に係合する環状突
部４１と、この環状突部４１に接続する薄皮状で変形自
在な可撓部４２とを備え、前記可撓部４２の端部内周に
はポールビン３の軸部３ｂに嵌着する２層の環状舌片４
３．４３が設けである。
したがって、ブーツ４０の環状突部４１をボールリテー
ナ５の係合部１９に係合すると共に、環状舌片４３，４
３をポールビン３の軸部３ｂに嵌７Ｆすると、可拮缶４
２力くリングアーム２にボールリテーナ５との間に介在
して当該ボールリテーナ５の開口１２を密閉する。この
とき、前記環状突部４１および環状舌片４３．４３は、
その弾性によってボールリテーナ５の係合部１９および
ポ〒ルピン３の軸部３ｂに密着している。
次に、第５図は、この発明のさらに他の実施例を示す図
である。
すなわち、ブーツ５０は、弾性体であるゴム材で形成さ
れ、ボールリテーナ５のブーツ係合部１９に係合する環
状突部５１と、この環状突部５１に接続してリンクアー
ム２の上面に圧着する薄皮状で変形自在な可撓部５２と
を備えている。
そして、前記環状突部５１をボールリテーナ５の係合部
１９に係合すると共に、可撓部５２の端部をリンクアー
ム２の上面に当接させると、ブーツ５０の環状突部５１
および可撓部５２の端部は。
その弾性によってそれぞれボールリテーナ５のブーツ係
合部１９およびリンクアーム２の下面に密着する。
したがって、ブーツ５０の可撓部５２は、リンファーム
２とボールリテーナ５との間に介在して当該ボールリテ
ーナ５の開口１２を密閉する。
次に、第６図はこの発明のさらに他の実施例を示す図で
ある。
すなわち、この実施例は、ボールリテーナ５のスカート
部１４の外周にブーツ係合部としての環状の係合凹溝６
０を形成し、この係合凹溝６０に当該係合凹溝６０と同
一幅を有するブーツ６１の環状突部６２を係合すると共
に、ボールピン３の軸部３ｂにブーツ６１の環状のリブ
部６３を嵌着する。そして、薄皮状で変形自在なブーツ
６１の可撓部６４が前記環状突部６２とリブ部６３とを
連結している。したがって、前記可撓部６４は、ボール
リテーナ５とリンクアーム２との間に介在して当該ボー
ルリテーナ５の開口１２を密閉する。
なお、上記した各実施例では、リンクコンロッド４にボ
ールリテーナ５をインサート成形によって装着した場合
を説ＩＩ　したが、リンクコンロッドにボールリテーナ
を回動装着した場合でも、この発明の技術的範囲に含ま
れることは言うまでもない。
［発明の効果］ 以上説明してきたようにこの発明によるボールジョイン
トのシール構造によれば、リンクアームに固定したボー
ルピンと、リンクコンロッドに装着すると共に前記ボー
ルピンと球面対隅をなすよう形成した球面凹部を備えた
ボールリテーナとを、動力伝達自在に結合したボールジ
ョイントにおいて、前記球面凹部の開口側外周に環状の
ブーツ係合部を設け、環状をなすリテーナ係合部および
変形自在な可撓部を備えた弾性体からなるブーツの前記
リテーナ係合部を前記ブーツ係合部に係合すると共に、
前記可撓部をボールリテーナとリンクアームとの間に当
該ボールリテーナの開口を密閉するように介在させた構
成としたことにより、リンクコンロッドまたはリンクア
ームが傾斜した状態で動力伝達を行なう場合、ブーツの
リテーナ係合部がその弾性でボールリテーナのブーツ係
合部に密着すると共に、可撓部が前記リンクコンロッド
またはリンクアームの傾斜に対応して追随するため、ボ
ールリテーナの開口を常時密閉することができる。した
がって、ボールリテーナの開口から球面凹部に水または
泥等が侵入するのを防止することができるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明の一実施例によるボールジョイントの
シール構造を示す断面説明図、第２図および第３図は第
１図の作動状態を示す各断面説明図、第４図はこの発明
の他の実施例によるボールジョイントのシール構造を示
す断面説明図、第５図はこの発明のさらに他の実施例に
よるボールジョイントのシール構造を示す断面説明図、
第６図はこの発明のさらに他の実施例によるボールジオ
インドのシール構造を示す断面説明図、第７図は従来の
ボールジョイントのシール構造を示す断面説明図である
。 １・・・ボールジョイント、 ２・・・リンクアーム、 ３・・・ボールピン、 ４・・・リンクコンロッド、 ５・・・ボールリテーナ、 １１・・・球面凹部、 １２・・・開口、 １９・・・ブーツ係合部、 ６０・・・係合凹溝（ブーツ係合部）、３０．４０，５
０．６１・・・ブーツ、３１．４１，５１．６２・・・
環状突部（リテーナ係合部）、 ３３．４２，５２．６４・・・可撓部。 特許出願人　　　　　自動車電機工業株式会社代理人弁
理士　　　　小　　塩　　　　豊第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）リンクアームに固定したボールピンと、リンクコ
    ンロッドに装着すると共に前記ボールピンと球面対隅を
    なすよう形成した球面凹部を備えたボールリテーナとを
    、動力伝達自在に結合したボールジョイントにおいて、
    前記球面凹部の開口側外周に環状のブーツ係合部を設け
    、環状をなすリテーナ係合部および変形自在な可撓部を
    備えた弾性体からなるブーツの前記リテーナ係合部を前
    記ブーツ係合部に係合すると共に、前記可撓部をボール
    リテーナとリンクアームとの間に当該ボールリテーナの
    開口を密閉するように介在させたことを特徴とするボー
    ルジョイントのシール構造。
JP61219418A 1986-09-19 1986-09-19 ボ−ルジヨイントのシ−ル構造 Granted JPS6376906A (ja)

Priority Applications (2)

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JP61219418A JPS6376906A (ja) 1986-09-19 1986-09-19 ボ−ルジヨイントのシ−ル構造
US07/098,450 US4902157A (en) 1986-09-19 1987-09-18 Sealing structure for a ball joint of a wiper link mechanism

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