JP2632779B2 - 双頭旋回継手 - Google Patents

双頭旋回継手

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JP2632779B2 JP5205623A JP20562393A JP2632779B2 JP 2632779 B2 JP2632779 B2 JP 2632779B2 JP 5205623 A JP5205623 A JP 5205623A JP 20562393 A JP20562393 A JP 20562393A JP 2632779 B2 JP2632779 B2 JP 2632779B2
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博章 田口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明には弁付きの旋回継手に
関し、具体的には継手本体の両開口部にそれぞれ旋回部
材を設けた双頭旋回継手に係り、更に具体的には前記し
た2個の旋回部材を継手本体との間の防塵用被覆袋とそ
の取付手段とに関する。
【0002】
【従来の技術】双頭旋回継手と同継手における被覆袋を
図4により説明すれば次のとおりである。同図において
10は双頭旋回継手を示し、1は継手本体2,3はそれ
ぞれ旋回部材を示し、4は被覆袋を示す。
【0003】継手本体1は中空継手体11として形成さ
れており、この中空体の開口端表面には球形条12,1
3が形成されている。一方の旋回部材2および他方の旋
回部材3にそれぞれ前記した球形条12,13に摺接す
る凹形条21,31が形成されており、両旋回部材2,
3は前記球形条を軸として所望角度の旋回を自由に行え
るように形成されている。
【0004】なお、22,32は抜止防止用の止円球、
23,33はシール材である。被覆袋4は合成樹脂等の
可撓性材料の円筒体41として形成されており、円筒体
41の両端は旋回部材2および同部材3の開口端部に固
定されており、継手本体1と両旋回部材2,3間に生じ
ている空隙部C,C間を閉塞している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は双頭旋回継
手における被覆袋が防塵防水等の特性にすぐれた機能を
持つものでなければならないのに、旋回動作がひんぱん
に行なわれる場合などには旋回部材から離脱して前記機
能を失なってしまう場合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記した被覆
袋の機能を向上させるため、一方の旋回部材と他方の旋
回部材に対してそれぞれ独立した被覆袋を取りつけるこ
とによって防塵防水機能を維持しようとするものであ
る。
【0007】
【作用】この発明は被覆袋を双頭旋回継手のそれぞれの
旋回部材ごとに独立した状態で取付けてあるので、それ
ぞれの旋回部材は他の旋回部材の動きに影響を受けるこ
とがなく動作でき、このため独立してセットされている
被覆袋は無理な変形を強制されることがないので機能低
下を生ずることがない。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1により説明すれば次
のとおりである。なお、被覆袋の構成は双頭旋回部材の
それぞれの部材に対して共通するものであり、一方の旋
回部材のみについて説明する。同図において1は継手本
体であり、この本体の球形条12には旋回部材2の凹形
条21が摺接状に取付けられている。
【0009】なお、22は止円球、23はシール材であ
る。また回転部材2は旋回体5と接続部材6とで形成さ
れており、内部に弁部材7が設けられている。4は被覆
袋であり、同図から明らかなように中央開口部42を中
央継手体11に挿通し外周縁41を旋回体5の係止条5
1に結合した断面帽子型に形成されている。また、この
被覆袋4はゴムまたは可撓性合成樹脂等の可撓性材で形
成されており、三次元方向への曲折機能を有するもので
ある。
【0010】この発明は上記実施例に限定されるもので
なく、被覆袋の形状取付方法に任意に設計できるもので
あり、それぞれ例示すれば次のおとりである。図2は被
覆体4の中央開口部周縁にスカート片43を設け、この
スカート片43を止ばね環44で保持し、この部を中空
継手体11に固着してシール効果を高めたものである。
図3は被覆袋の帽体部をジャバラ形状45に形成したも
ので旋回部材の旋回機能に低下を生じさせないものであ
る。
【0011】
【発明の効果】この発明は双頭旋回継手の継手本体と両
旋回部材間のシールを継手本体とそれぞれの旋回部材間
の間で独立して機能する被覆袋を設けたので、被覆袋は
前記した両旋回部材うちの他の部材の動作に影響を受け
ることがなく、従って旋回機能をそこなうことなく、し
かも防塵防水機能を充分にはたすことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部断面図である。
【図2】他の実施例の要部断面図である。
【図3】被覆袋の他の実施例の要部断面説明図である。
【図4】従来の双頭旋回継手の要部断面説明図である。
【符号の説明】
1 継手本体 2 旋回部材 3 旋回部材 4 被覆袋 5 旋回体 6 接続部材 10 双頭旋回継手 11 中空継手体 12(13) 球形条 21(31) 凹形条 41 被覆袋の中央開口周縁部 42 スカート片 45 ジャバラ形状

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空継手体の端部に形成した球形条に旋
    回部材の開口部に形成した凹形条を摺接状に取付けた双
    頭旋回継手において、中空継手体と前記開口部間を独立
    した断面帽子型の被覆袋で閉塞したことを特徴とする双
    頭旋回継手。
  2. 【請求項2】 請求項(1)記載の被覆袋の中空継手体
    との接触部とを一体的に固着したことを特徴とする双頭
    旋回継手。
  3. 【請求項3】 請求項(1)記載の被覆袋の帽体部をジ
    ャバラ状に形成したことを特徴とする双頭旋回継手。
JP5205623A 1993-07-29 1993-07-29 双頭旋回継手 Expired - Lifetime JP2632779B2 (ja)

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JPH0742886A JPH0742886A (ja) 1995-02-10
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