JPH0374625A - ボールジョイントのダストカバー - Google Patents

ボールジョイントのダストカバー

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JPH0374625A
JPH0374625A JP8383589A JP8383589A JPH0374625A JP H0374625 A JPH0374625 A JP H0374625A JP 8383589 A JP8383589 A JP 8383589A JP 8383589 A JP8383589 A JP 8383589A JP H0374625 A JPH0374625 A JP H0374625A
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lip
periphery lip
dust cover
ball joint
outer periphery
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JP8383589A
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Tatsuyoshi Tsuji
辻 達好
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 =発明の目的= 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車懸架装置及び操舵装置等に使用
されるボールジヨイントのダストカバーに関する。
〔従来の技術〕
第6図に示す如く、ポールジヨイント21aと連結部材
41aとの間をシールする肉厚のシールリングタイプの
ダストカバー1aとしては、実公昭46−29067号
などがある。また、釣鐘型のダストカバーとしては、第
7図に示す如く、ボールスタッド22aの外周に係合す
る小開口部2aに補強環3bが埋設され、かつ連結部材
41bの摺動面42bに当接するリ プ7bを有するダ
ストカバー1bとして、実開昭61−133116号な
どがある。その他、第10図、第11図に示す如く、小
開口部2dに補強環が埋設され、連結部材41dの摺動
面42dに当接するリップが、内周リップ5d及び外周
リップ7dの二重に設けられた釣鐘型のダストカバー1
dとして、実公昭48−9005号がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如き、シールリングタイプのダストカバー1aに
おいては、第5図に拡大して示す如く、外周リップ7a
を、他のリップ5a、10a、11aの高さを越えて外
方に延ばし、これらのリップ5a、7a、10a、ll
aにより、連結部材41aとポールジ−インド21aと
の間のシールを図っている。ところが、外周リップ7a
は半径方向に肉厚であり、かつ他のリップ5a、10a
11aよりも高く軸線方向に延びているので、連結部材
41aにより、はぼ垂直に強く圧縮されることになる。
従って連結部材41aの摺動面42aと常に強く当接し
ながら摺動するので、仮りに摺動面42aに錆が発生し
た場合、外周リップ7aは摩耗してしまい、シール機能
を失うという問題があった。その上、この様なシールリ
ングタイプのダストカバー1aは、ポールジヨイントの
傾動角が大きい場合、リップ5a、7a、10a+11
aが連結部材41aの摺動面42aに追従せず、シール
機能を維持することができなかった。
この点、第7図に示す如く、釣鐘型のダストカバー1b
の小開口部2bに一重のリップ7bを設け、このリップ
7bを連結部材41bにより圧縮することによってシー
ル機能を得るものにおいては、ポールジヨイントの傾動
角が大きい場合にも、リップ7bは連結部材41bの摺
動面42bに追従し、シール機能を維持できる。ところ
が、この様なタイプのダストカバー1bにおいても、摺
動面42bに錆が発生した場合、その錆びた部分とリッ
プ7bとが摺動することにより、やはりリップ7bが摩
耗してしまい、シール機能を失うという問題がある。
また、この様な釣鐘型のダストカバーにおいて、ダスト
カバー成形時、小開口部に埋設する補強環を固定するた
めの治具等により形成された溝9cが第8r!Aに示す
如く、小開口部2cの外表面に円周状に複数存在する場
合、このダストカバー10が連結部材によって軸線方向
に圧縮されると、第9図に示す如く、溝9cの存在する
部分のリップ7cが内径方向へ引っ張られ、その結果、
連結部材とのシール機能が低下する欠点がある。
さらに、第10図に示す如く、ポールジヨイントに装着
前、内周リップ5dと外周リップ7dとの高さが同一で
あると共にそれらの肉厚もほぼ同じである場合、両方の
リップ5d、7dが連結部材41dの摺動面に同じ様に
当接するので、やはり連結部材41dの摺動面42dに
発生する錆により、連結部材41dとの摺動距離の大き
い外周リップ7dが特に摩耗するという問題がある。
これらの問題を解決し、傾動角の大きいボールジョイン
トに使用でき、長期間確実なシール機能を保つことので
きるポールジ−インドのダストカバーを提供することが
本発明の課題である。
=発明の構成= 〔課題を解決するための手段〕 1、 釣姶型のダストカバーにおいて、小開口部の外表
面に先細りの内周リップと先細りの外周リップとを形成
し、内周リップの根本部の半径方向の厚みを、外周リッ
プの根本部の半径の厚みよりも大とし、かつ外周リップ
を内周リップよりも軸線方向に高く形成する。
2、 釣鐘型のダストカバーにおいて、小開口部に補強
環を埋設すると共に、小開口部外表面に存在する外面溝
よりも内径側に内周リップを形成する1゜〔実施例及び
作用〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はダストカバー1が装着され、アーム31に連結
されたポールジヨイント21を表しており、左半部は、
連結部材41との結合前の状態、右半部は、連結部材4
1との結合後の状態を表している。
図において、22はポールスタッド、24はベアリング
、26はハウジング、25は閉止板である。ハウジング
26の鍔部27とアーム31との間には、全周に渡りシ
ーリング材30が挟み込まれている。また、アーム31
は、ハウジング26に嵌め込まれたリング33によって
抜は止めされている。
ダストカバー1は、釣鐘型であり、その大開口部11は
サークリップ12によってハウジング26外周に固定さ
れ、ダストカバー1の小開口部2は、小開口部2自身及
び、埋設されている断面り字型の補強環3のきん迫力に
より、ポールスタッド22外周に係合している。
ダストカバー1の小開口部2の外表面4には、第1図A
部を拡大した第2図に示す如く、環状で先細りの内周リ
ップ5と環状で先細りの外周リップ7とが形成されてい
る。この外周リップ7は、外径方向へ延出している。ま
た、第4図にも示す如く、この小開口部2の外表面4に
は、ダストカバー成形特、小開口部2に埋設する補強環
3を固定するための治具等により形成された外面溝9が
、内周リップ5と外周リップ7との間の円周上の8箇所
に存在している。
内周リッ゛プ5の根本部6の半径方向の厚み6Aは、外
周リップ7の根本部8の半径方向の厚み8Aよりも大き
い。また、外周リップ7は内周リップ5よりも軸線方向
に高く形成され、かつ外径方向へ延出していると共に肉
薄であるため、第1図B部を拡大した第3図に示す如く
、連結部材41に押圧された時、しなやかに湾曲するの
で、連結部材41の摺動面42に強く当接しない。従っ
て仮りにこの摺動面42に錆が発生しても、相互の摺動
運動により、外周リップ7が摩耗することがない。これ
に対し、内周リップ5は、連結部材41によりほぼ垂直
に圧縮され、摺動面42と強く当接し、高いシール機能
を発揮する。しかし、仮りに連結部材41の摺動面42
に錆が発生した場合にも、この内周リップ5は、ボール
ジヨイント21の中心軸に近い位置に存在いているため
、摺動面42との摺動距離が少なく、摩耗に及ぶことは
ない。
すなわち、外周リップ7は大きなダスト等の侵入を防止
し、内周リップ5は、微細なダスト等や水分の侵入を防
止し、協同してポールジヨイント21内への異物や水分
の侵入を防止することになる。
さらに、前述の如く、外面溝9の内径側に内周リップ5
が形成されているので、ダストカバー1が連結部材41
によって軸線方向に圧縮されても、外面溝9の存在する
部分の外周リップ7が内径方向へ引っ張られることはな
く、この点でシール機能が低下することはない。
=発明の効果= 以上のように本発明によれば、ダストカバーの小開口部
が連結部材により軸線方向に押圧された状態でボールジ
ヨイントに装着された時、内周リップは、はぼ垂直に圧
縮されて高いシール機能を発揮し、かつボールジヨイン
トの中心軸に近い位置に存在しているため、連結部材の
摺動面との摺動距離が少ないので、仮りに摺動面に錆が
発生した場合にも摩耗することはなく、また外周リップ
はしなやかに湾仙するため摺動面に強く当接しないので
、仮りに摺動面に錆が発生した場合にも摩耗することが
ない。従って外周リップが大きなダスト等の侵入を防止
し、内周リップが微細なダストや水分の侵入を防止し、
連結部材に錆が発生した場合にも、シール機能を長期に
渡り高く維持できる。
さらに、内周リップと外周リップとの間に外面溝が存在
する場合にも、内周リップの存在により、外周リップが
内径方向へ引っ張られることはなく、ダストカバーが圧
縮されることによるシール機能の低下を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるダストカバーを装着した
ボールジヨイントの断面平面図、第2図は第1図A部の
拡大図、第3図は第1図B部の拡大図、第4図は第1図
のダストカバーのボールジヨイント装着前の状態の平面
図、第5図乃至第11図は従来のダストカバーを表わし
、第6図。 第7図、第11図は、ボールジヨイントに装着後連結部
材により圧縮された状態の各々相違するダストカバーの
断面平面図、第5図は第6図のダストカバーのボールジ
ョイント装着前の状態の断面平面図、第10図は第11
図のダストカバーのボールジョイント装着前の状態の断
面平面図、第8図はさらに相違するダストカバーの平面
図、第9図は第8図のダストカバーのボールジヨイント
装着後連結部材により圧縮された状態の平面図である。 (記号の説明) 1・・・ダストカバー   2・・・小開口部。 3・・―補強環。      4・・・外表面。 5・・・内周リップ。   6.8・・・根本部。 7・  ・外周リップ。 6A、8A・ ・根本部の半径方向の厚み。 9・ ・外面溝。    11・・・大開口部。 21・ ・ボールジ奮インド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、両端に小開口部2と大開口部11を有する略釣鐘型
    で、前記小開口部2がボールジョイント21のボールス
    タッド22外周に係合し、前記大開口部11がボールジ
    ョイント21のハウジング26外周に係合するボールジ
    ョイント用ダストカバー1において、前記小開口部2の
    外表面4に、先細りの内周リップ5と先細りで外径方向
    に延びる外周リップ7とを形成し、該内周リップ5の根
    本部6の半径方向の厚み6Aを、前記外周リップ7の根
    本部8の半径方向の厚み8Aよりも大とし、かつ該外周
    リップ7を前記内周リップ5よりも軸線方向に高く形成
    したことを特徴とするボールジョイントのダストカバー
    。 2、小開口部2に補強環3を埋設すると共に、該小開口
    部2外表面に存在する外面溝9よりも内径側に内周リッ
    プ5を形成したことを特徴とする請求項1記載のボール
    ジョイントのダストカバー。
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