JPS63763Y2 - - Google Patents

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JPS63763Y2
JPS63763Y2 JP1983027909U JP2790983U JPS63763Y2 JP S63763 Y2 JPS63763 Y2 JP S63763Y2 JP 1983027909 U JP1983027909 U JP 1983027909U JP 2790983 U JP2790983 U JP 2790983U JP S63763 Y2 JPS63763 Y2 JP S63763Y2
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JP
Japan
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brush roll
roll
brush
plate
board
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JP1983027909U
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English (en)
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JPS59133667U (ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼板の表面に付着しているスケールを
除去するデイスケーリング装置に関し、特に連続
酸洗設備等において走行中の帯鋼板の板面にブラ
シロールを圧接、回転させてスケールをかき落す
形式のブラシロール式デイスケーリング装置に関
する。
帯鋼板の連続酸洗設備においては、帯鋼板を酸
洗槽に入れる前に円筒状のブラシとバツクアツプ
ロールとの間に通して板表面のスケールを除去す
る工程がある。従来のこの種のデイスケーリング
装置を第1図a,bに示して簡単に説明する。ブ
ラシロール2が圧下装置(図示省略)で被処理板
1に押し付けられるとともに駆動装置4によつて
回転駆動され、このブラシロール2に対応して板
1の反対側に該ブラシロールからの圧下力を支え
るバツクアツプロール3が軸支されている。通常
ブラシロール2は板1との接触面で該板の進行方
向と反対方向に回転されるが、勿論両者の間に速
度の差が生ずれば同じ方向の回転でもよい。表面
のスケールはロール2の毛足によつてかき落され
る。なお、ブラシロール2とバツクアツプロール
3は対となつて板1の走行方向に複数列並べて配
置される。第1図aの如くブラシロール2の巾長
さLは、取り扱う板の最大巾lmax、を若干の余
裕をもつておおうように定められている。この場
合、取り扱う板は最小巾lmin、のものから最大
巾lmax、のものまであるので、ブラシロール2
は各種板1,1′との接触頻度の最も多い中央部
が早く摩耗し、したがつて広巾板1′の処理時に
は板中央部のデイスケーリング効果が落ちる。こ
のためブラシロール2の両縁部がそれほど摩耗し
ていないのに頻繁にロール交換をしなければなら
ずコスト低減の障害となつていた。
本考案は、複数個のブラシロールの形状および
配置を適切に設定することにより、ブラシロール
の経済性向上および各種処理板に対するデイスケ
ーリング効果の向上を図つたブラシロール式デイ
スケーリング装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
第2図a,bは本考案の実施例に係るデイスケ
ーリング装置の平面図および側面図である。第1
図aでも説明したように巾lmin、の細巾板1か
ら巾lmax、の広巾板1′まで各種サイズの被処理
板がパスラインに中心を合せて給送されてくる。
ブラシロールは、最小巾lmin、の被処理板1よ
り若干小さめの巾Aの中央ブラシロール5と、該
ロール5に隣接して最大巾lmax、の被処理板
1′と前記ブラシロール5の巾の差の片側分寸法
Cを若干の余裕をもつておおう巾Bの2個の板縁
側ブラシロール6,6′とが組み合されて構成さ
れている。各ブラシロール5,6,6′に対応し
てそれぞれバツクアツプロール3が配置される。
中央ブラシロール5と板縁側ブラシロール6,
6′は被処理板1,1′の走行方向からみて各ロー
ル端部で重なり合うように配置される。なお、こ
の図では各ブラシロールの駆動装置は図示省略し
てあるが、第1図で説明したように各ブラシロー
ル5,6,6′は被処理板に圧接して回転駆動さ
れる。この構成で中央ブラシロール5は、取り扱
うあらゆる板巾の被処理板1,1′に常に接触し
ているので均一に摩耗し、ブラシ毛長いつぱいの
寿命まで交換することなく使用できる。また板縁
側ブラシロール6,6′は中央ブラシロール5よ
りは摩耗量が少なく、偏摩耗した場合は左右のロ
ール6と6′とを入れ替えて使用すればよく、こ
れによつて同様にブラシ毛長いつぱいまで使用す
ることができる。このようにして中央ブラシロー
ルと板縁側ブラシロールとの摩耗量に応じて個別
的に交換することができるので従来のように部分
的に摩耗していない個所があるのに全体を取り換
えなければならないという無駄がなくなり、装置
全体としてきわめて経済的に使用することができ
る。被処理材のデイスケーリング効果も各サイズ
の板に対して均一かつ有効になされる。
ところで取扱板巾の処理頻度で、lmin、の被
処理材が少なく、ブラシ偏摩耗に与える影響が少
ないならば中央ブラシロール巾Aは被処理材最小
板巾lmin、より若干余裕をもつた巾に定めるこ
とができる。この場合、板縁ロール巾Bは上記実
施例に比べ小さくすることができ、偏摩耗量が減
少しそのため取替頻度を減少させることができ
る。
3個組み合せたブラシロールの回転方向は3個
とも同一でもよく、また状況に応じて個別的に回
転方向を変えて使用してもよい。スケールの付着
状況あるいは中央ブラシロールと板縁側ブラシロ
ールの毛足性状、摩耗状況等により、例えば中央
ブラシロール5は被処理板の進行方向に対し逆方
向回転とし、両端の板縁側ブラシロール6,6′
は被処理板の進行方向と同一方向回転となるよう
にすることもでき、このような相互に逆向きのブ
ラシ回転により一層有効なデイスケーリングが期
待される。その他回転数も各ロール個別的に任意
に設定できる。
なお上述の実施例では被処理板の進行方向(矢
印方向)の上流側に中央ブラシロールを配置した
が、第3図のようにこれを逆にして、走行する板
1の下流側に中央ブラシロール5を配置してもよ
いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来のブラシロール式デイスケーリ
ング装置の平面図、第1図bは第1図aの側面
図、第2図aは本考案の一実施例に係るブラシロ
ール式デイスケーリング装置の平面図、第2図b
は第2図aの側面図、第3図は本考案の他の実施
例を示した平面図である。 1,1′……被処理板、3……バツクアツプロ
ール、5……中央ブラシロール、6,6′……板
縁側ブラシロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも板中央部をおおう巾の中央ブラシロ
    ールと板両縁部をおおう2個の板縁側ブラシロー
    ルとを板走行方向からみて部分的に重なり合うよ
    うに配置したことを特徴とするブラシロール式デ
    イスケーリング装置。
JP1983027909U 1983-02-26 1983-02-26 ブラシロ−ル式デイスケ−リング装置 Granted JPS59133667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983027909U JPS59133667U (ja) 1983-02-26 1983-02-26 ブラシロ−ル式デイスケ−リング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983027909U JPS59133667U (ja) 1983-02-26 1983-02-26 ブラシロ−ル式デイスケ−リング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59133667U JPS59133667U (ja) 1984-09-07
JPS63763Y2 true JPS63763Y2 (ja) 1988-01-09

Family

ID=30158787

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JP1983027909U Granted JPS59133667U (ja) 1983-02-26 1983-02-26 ブラシロ−ル式デイスケ−リング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5310117B2 (ja) * 2009-03-06 2013-10-09 王子ホールディングス株式会社 除塵装置
JPWO2021112148A1 (ja) * 2019-12-06 2021-06-10
JP7396085B2 (ja) * 2020-02-06 2023-12-12 コニカミノルタ株式会社 クリーニング装置

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Publication number Publication date
JPS59133667U (ja) 1984-09-07

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