JPS6369610A - 合成樹脂シ−トの製造方法 - Google Patents

合成樹脂シ−トの製造方法

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JPS6369610A
JPS6369610A JP21263586A JP21263586A JPS6369610A JP S6369610 A JPS6369610 A JP S6369610A JP 21263586 A JP21263586 A JP 21263586A JP 21263586 A JP21263586 A JP 21263586A JP S6369610 A JPS6369610 A JP S6369610A
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JP
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synthetic resin
roller
rollers
sheet
resin
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JP21263586A
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Noriyasu Sugawara
菅原 教泰
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Achilles Corp
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Achilles Corp
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープケース、フロッピーディスクケ
ース、文具バインダーおよびブックケースなどに使用さ
れる、シート両面に凸起状の線を成形するエンボス加工
を施した合成樹脂シートを成形するための合成樹脂シー
トの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、シートの両面に凸起状の線を有するエンボス加工
を施した合成樹脂シートの製造方法として、ローラ圧調
整機構を持つクリアランスエンボスローラを有する構成
樹脂圧延装置を使用したものがある。この合成樹脂シー
トの製造方法は、第13図および第14図に示すように
、押し出し機01のダイ011から吐出された溶融状態
の合成樹脂02を一組の相対するクリアランスエンボス
ローラ04.05に供給し、このクリアランスエンボス
ローラでエンボス加工を施して合成樹脂圧延装置03か
ら合成樹脂シート023として送り出すものである。
なお、このクリアランスエンボスローラは、はぼ厚みの
一定した合成樹脂02の表裏面021.022に沿って
ローラを一定の加圧状態においてエンボス加工するもの
である。
なお、第13〜14図において、符号04は、一方のク
リアランスローラであり、合成樹脂02の樹脂表面02
1をエンボス加工する表面加工側ローラであり、また符
号05は、他方のクリアランスローラであり、合成樹脂
裏面022をエンボス加工する裏面加工側ローラであり
、さらに符号06は、はぼ前記ダイ011のダイ厚みを
有するクリアランスローラ04.05のローラ隙間であ
り、さらにまた符号07は、合成樹脂シート023の搬
出ローラである。
(発明が解決しようとする問題点〕 ところで、この従来の製造方法では、前記のように、使
用されるクリアランスエンボスローラは、ダイ011か
ら吐出される厚みの一定しない合成樹脂02の表裏面0
21.022に沿ってローラをほぼ接触状態に近い一定
の加圧状態になるように該ローラを昇降あるいは摺動さ
せながらエンボス加工するものであるため、クリアラン
スエンボスローラの合成樹脂02に対する圧延力が弱く
、このため、特に合成樹脂02との接触面がほぼ点接触
となっている裏面加工側ローラ05でのエンボス加工の
加工定着力が弱くなり、このローラ05上で樹脂02の
樹脂裏面022をエンボス加工しても、冷却されて合成
樹脂圧延装置03から合成樹脂シート023として送り
だされる前に、第15図に示すようにエンボス加工によ
り成形された凸起状の線024が消えたり、あるいは凸
起状の線の凸起状態が弱まってしまうことがある。
なお、第15図は、シート023の両面を明確に表すた
めに、このシートの一端を折り曲げた形で示しである。
また、このようにクリアランスエンボスローラは、合成
樹脂02の表裏面021.022に沿ってほぼ接触状態
に近い一定の加圧状態で作動しているために、合成樹脂
02に対するローラの圧延力が弱く、製造される合成樹
脂シート023の平面部が均一な鏡面とならず、このた
め合成樹脂シート023の透明性が低下することが避け
られない。
さらに、ダイ011から吐出される合成樹脂02は、あ
まり均一な厚みを有しないため、一定の加圧状態にある
クリアランスエンボスローラ通過時にローラの圧延力に
より若干の厚み調整は行われるが、実際には該ローラ間
では圧力調整が主であって、はとんど厚みの調整はなさ
れないため、得られる合成樹脂シート023のシート厚
の均一性は低いものである。
さらにまた、このクリアランスエンボスローラの作製時
においても、前記のように裏面加工側ローラ05でのシ
ート裏面022のエンボス加工定着力が弱いために、こ
のローラ05に刻設する凸起状の線024の成形溝の形
状調整をしなけらばならない。
本発明は、このような従来の技術の問題点に鑑みなされ
たもので、合成樹脂シートの表裏両面のエンボス加工の
安定性、再現性の確保、合成樹脂シートの透明性の向上
、およびシート厚の均一性の確保、さらにローラ作製の
容易性の向上を可能とする合成樹脂シートの製造方法を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、押し出し機のダイから吐出される
溶融状態の合成樹脂を一組の相対するエンボスローラを
有する合成樹脂圧延装置に供給してシート両面にエンボ
ス加工を施す合成樹脂シートの製造方法において、前記
合成樹脂は、前記エンボスローラの合成樹脂供給側で樹
脂溜まりを形成して該エンボスローラへ供給され、また
各エンボスローラには、ローラ軸が前記合成樹脂の供給
方向に交互に適宜角度をもって交差配置されているエン
ボスローラを使用していることを特徴とする合成樹脂シ
ートの製造方法を提供するものである。
〔作用〕
本発明では、まず押し出し機のダイから溶融状態の合成
樹脂を合成樹脂圧延装置の有する一組の相対するエンボ
スローラに供給する。このとき、この合成樹脂は、エン
ボスローラの合成樹脂供給側で樹脂溜まりを形成してこ
のエンボスローラへ供給される。このため、この合成樹
脂は、エンボスローラ間で強度の圧延力を受Uて、極め
て高度のエンボス加]−が施される。また、各エンボス
ローラは、ローラ軸が互いに合成樹脂の供給方向に適宜
角度交差するように配置され”でいる。このため、エン
ボス加工された合成樹脂シート・は、エンボスローンの
軸方開会てにわたって均一な厚さを確保できる。
これにより、合成樹脂シートの表裏両面のエンボス加工
の安定性、再現性の確保、合成樹脂シートの透明性の向
上、およびシート厚の均一性の確保、さらにローラ作製
を容易になすことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1へ・8図は本発明の第1実施例の水平グイ式の合成
樹脂圧延装置を使用した合成樹脂シートの製造方法を示
す図で、第1図は概略した装置全体を示す側面図、第2
図はエンボスローラの正面図、第3図は第2図のエンボ
スローラの平面図、第4図はエンボス加工された合成樹
脂シートの一部平面図、第5図は第4図のV−V断面図
、第6図は第4図のvx−vi断面図、第7図は第1図
の装置の樹脂溜まりの形成位置を異にした概略の装置全
体を示す側面図、第8図は本発明の第1実施例の方法で
製造された合成樹脂シートを示す斜視図であり、また第
9図および第10図は本発明の第2実施例の垂直ダイ式
の合成樹脂圧延装置を使用した合成樹脂シートの製造方
法を示す図で、第9図は概略の装置全体を示ず側面図、
第1O図は第9図の装置の樹脂溜まりの形成位置を異に
した概略の装置全体を示す側面図であり、さらに第11
図および第12図は本発明の第3実施例の傾斜ダ・イ式
の合成樹脂圧延装置を使用した合成樹脂シーl−の製造
方法を示す図で、第11図は概略の装置全体を示す側面
図、第12図は第11図の装置の樹脂溜まりの形成位置
を異にした概略の装置全体を示す側面図である。
まず、第1・−8図に示す本発明の第1実施例について
説明する。
本発明の第1実施例の合成樹脂シ・−1・の製造方法は
、まず第1図に示すように溶融状態のポリブ[7ビレン
(合成樹脂)10を押し出し機20の水゛VZダイ21
から吐出し、このポリプロピレン10を、−組の相対す
るエンボスローラ(31,32)を有する圧延装置(合
成樹脂圧延装置)30内に、このエンボスローラのポリ
プロピレン10供給側で樹脂溜まり40を形成させて供
給する。このとき、=Hのエンボスローラは、上方配置
されたポリプロピレン10の樹脂表面11をエンボス加
工する表面加工側ローラ31と、下方配置されたポリプ
ロピレン10の樹脂裏面12をエンボス加工する裏面加
コニ側ローラ32とより構成されており、これら両ロー
ラ31.32は、ローラ軸311.321が摺動しない
固定ローラであり、両ローラ31.32には、ローラ内
部に冷却用の40〜50℃の冷却水が循環され、かつ第
2図および第3図に示すように、ポリプロピレン10の
凸起状の線13(第4〜6図参照)を形成するための多
数条のねじり方向の異なるねじり条7薄33が刻設され
ている。
なお、これら表面加工側ローラ31、裏面加工側ローラ
32の長さば、1,400〜1.900龍で、また表面
加工側1コーラ31のねじり条溝33の深さは、3へ−
12,rJmの浅い四角溝である一方、裏面加−]TL
側ローラ32のねじり条溝33は、15〜25μmの深
い四角溝であり、各溝間隔は、1.5〜2.5++mと
なされている。
このように、両ローラ31,32には、ねじり方向の異
なる前記形状のねし2り条溝3:3が刻設されているた
め、両ローラ31.32間をポリプロピレンlOが圧延
されることにより、第4〜6図に示すように、ポリプロ
ピレン10のシ・−1・の表面11に高さが3〜12μ
mの低い凸起状の線13が1.5−・2゜5龍間隔で斜
めに形成される一方、同時にシートの裏面12に高さが
15〜25μmの高い凸起状の線13が1.5〜2.5
龍間隔でシーl−表面11の凸起状の線13と交差する
方向に斜めに形成される。
また、前記ポリプロピレン10の樹脂溜まり40は、第
1図に示すように、両ローラ31、32のローラ隙間t
+  (0,3〜2.0菖l)の幅より肉厚な厚さtz
  (例えば、tz−0,35〜2.5u+)となるよ
うにダイ21から吐出されるポリプロピレンlOの吐出
量を調整することにより形成されるものであり、この樹
脂溜まり40の形成位置は、本実施例のように表面加工
側ローラ32側に限定されるものではなく、第7図に示
すように、裏面加工側ローラ32側であっても、また両
ローラ31.32側であってもよい。
このように、樹脂溜まり40は、ダイ21から吐出され
るポリプロピレン10の吐出量を調整しつつ、供給側の
厚さt2を表面側加工ローラ31、裏面側加工ローラ3
2のローラ隙間1.より厚くなるようになすことにより
、容易に形成することができる。
さらに、これらの両ローラ31.32は、第3図に示す
ように、各ローラ軸311.321が、ポリプロピレン
10の供給方向に交互に1〜3度、好ましくは1.4〜
2.1度の範囲内で適宜角度に交差配置されており、こ
のため肉厚の厚さt2のポリプロピレンlOを狭いロー
ラ隙間t1に強大な圧延力をかけて送り込むことによっ
て生じるローラ曲がり(ローラ間の圧延力の作用により
両ローラ軸のほぼ中央で外方向に向かって湾曲する現象
)を補正して、均一な厚さのシートを製造することがで
きるようになされている。
すなわち、ポリプロピレンlOが、前記樹脂溜まり40
を形成して両ローラ31.32間に強大な型押し圧力で
供給されると、通常のローラではこの両ローラ31.3
2間で強大な圧延力を生起し、通常、両ローラ軸は軸端
では一定隙間を保つことができるが、軸中央部ではこの
圧延力の作用で外方向に向かって湾曲し、その結果得ら
れるシートは、幅方向の両端では薄く、その中央部では
厚い不均一は厚さのシートが成形される。このため、本
発明では、前記のように両ローラ軸311と321とを
適宜角度で軸交差すると、これらのローラ軸がたとえ湾
曲していても、ローラ軸方向(シート幅方向)における
厚さt、が結果的に補正されて一定となるのである。
そののち、これら表面加工側ローラ31、裏面加工側ロ
ーラ32でエンボス加工されたポリプロピレンlOは、
第1図に示すような表面加工側ローラ31の上方に配置
された搬出ローラ34により圧延装置30から送りださ
れる。
このとき、搬出ローラ34のローラ内部には、低温の冷
却水が循環されており、ポリプロピレン10は、この搬
出ローラ34で送りだされる間にほぼ冷却されて第8図
に示すようなポリプロピレンシート14となるものであ
る。なお、第8図は、シー1−14の両面を明確に表す
ために、このシートの一端を折り曲げた形で示しである
なお、このポリプロピレンシート14の厚みは、表面加
工側ローラ31と裏面加工側ローラ32との隙間t、に
よって決定され、0.3〜2. 0111である。
以上のように、本発明の第1実施例では、溶融状態のポ
リプロピレンIOをダイ21から、ローラ軸311.3
21がポリプロピレン10の供給方向に交互に適宜角度
交差配置された固定ローラである表面加工側ローラ31
.裏面加工側ローラ32を有する圧延装置30内に、両
ローラ31.32のポリプロピレン10供給側で樹脂溜
まり40を形成させて供給し、ポリプロピレン10の両
面をエンボス加工して冷却したのち、この圧延装置30
から両面を凸起状の線13を形成したポリプロピレンシ
ート14となすものである。
これにより両ローラ31.32のポリプロピレン10に
対するローラ圧延力が強大で、このため特にポリプロピ
レン10との接触が線接触である裏面加工側ローラ32
でのエンボス加工の加工定着力が向上してポリプロピレ
ン10の表裏両面11.12のエンボス加工の安定性、
再現性が確保できるとともに、前記のようにローラの圧
延力が強いために製造されるポリプロピレンシート14
の平面部が均一な鏡面となり、これによりポリプロピレ
ンシート14の透明性が向上し、また前記樹脂溜まり4
0の形成によって、例えば肉薄のシート14ができるな
どの恐れがなく、ポリプロピレンシート14のシート厚
の均一性が確保でき、さらにローラ圧延力が強いために
両ローラ3132の作製時においても、これらローラに
刻設したねじり条溝33の形状がそのままポリプロピレ
ン10の凸起状の線13の形状として現れ、このためあ
らかじめねじり条溝33の形状調整をする必要がなく、
両ローラ31.32の作製が容易となる。また、ポリプ
ロピレン10が、前記樹脂溜まり40を形成して両ロー
ラ31.32間に強大な型押し圧力で供給されると、通
常のローラではこの両ローラ31.32間で強大な圧延
力を生起し、通常、両ローラ軸は軸端では一定隙間を保
つことができるが、軸中央部ではこの圧延力の作用で外
方向に向かって湾曲し、その結果得られるシートは、幅
方向の両端では薄く、その中央部では厚い不均一なJ7
さのシートが成形される。
これに対し本発明では、前記のように両ローラ軸311
と321とを適宜角度で軸交差すると、これらのローラ
軸がたとえ湾曲していても、ローラ軸方向(シート幅方
向)における厚さ1.が結果的に補正されて一定となり
、均一な厚さのシートが得られる。
次に、第9図および第10図に示す本発明の第2実施例
を説明すると、この第2実施例の合成樹脂シートの製造
方法は、垂直グイ式の圧延装置30の例であり、第9図
は、表面加工側ローラ31側に樹脂溜まり40を形成し
たもの、第1O図は、裏面加工側ローラ32に樹脂溜ま
り40を形成したものである。
なお、この第2実施例のその他構成および作用は、第1
実施例と同様であるため省略する。
次に、第11図および第12図に示す本発明の第3実施
例を説明すると、この第3実施例の合成樹脂シートの製
造方法は、傾斜ダイ式の圧延装置30の例であり、第1
1図は、表面加工側ローラ31側に樹脂溜まり40を形
成したもの、第12図は、裏面加工側ローラ32に樹脂
溜まり40を形成したものである。
なお、この第3実施例のその他構成および作用も、第1
実施例と同様であるため省略する。
以上のように、本発明の第1〜3実施例では、エンボス
ローラである表面加工側ローラ31.裏面加工側ローラ
32として、ローラ軸311.321が摺動しない固定
ローラを示したが、例えばクリアランス口・−ラなどの
ように摺動可能なローラであってもよく、この場合には
できるだげローラ軸311.321が摺動しないようロ
ーラ圧を強くした方が効果的である。
また、表面加工側ローラ31、裏面加工側ローラ32の
直径、長さ、両ローラ間の隙間、ねしり条溝33のねじ
り方向、溝形状、溝間隔、溝深さなどは、いずれも本実
施例に示したものに限定されるものではない。
ざらに、本実施例では、合成樹脂シートの素材として、
ポリプロピレン10を示したが、ポリエチレンなどのポ
リオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリメチル(メ
タ)アクリレートなどのビニル系樹脂、その他ポリ力・
−ボネートなどの合成樹脂であってもよい。
さらにまた19本発明では、表面加工側口・−ラ31、
裏面加工側ローラ32いずれもエンボスローラであるが
、これに限定されるものではなく、いずれか一方のみが
エンボスローラで、他方が通常のローラからなり、シー
トの片面のみにエンボス加工する場合にも適用できるも
のである。
本発明によって得られるエンボス加工されたシートは、
その特性を生かしてビデオテープゲース、フロッピーデ
ィスクゲース、文具バインダーおよびブックケースなど
の用途に有用である。
〔発明の効果〕
本発明は、このよ・うに、溶融状態の合成樹脂を、押し
出し機のグイから、ローラ軸が合成樹脂の供給方向に交
互に適宜角度交差配置された一組のエンボスローラを有
する合成樹脂圧延装置内に、エンボスローラの合成樹脂
供給側で樹脂溜まりを形成させて供給し2、合成樹脂の
両面をエンボス加工したのち、この圧延装置からエンボ
ス加工を施した合成樹脂シートとして搬出することによ
り、エンボスローラの合成樹脂に対するローラの圧延力
が強大で、このため、両ローラのエンボス加工定着力が
ほぼ等しくなって、合成樹脂の表裏両面のエンボス加工
の安定性、再現性が確保できるとともに、前記のように
ローラの圧延力が強いために、製造された合成樹脂シー
トの平面部が均一な鏡面となり、これにより合成樹脂シ
ートの透明性が向上し、また前記樹脂溜まりの形成によ
って、例えば肉薄のシートができるなどの恐れがなく、
合成樹脂シートのシート厚の均一性が確保でき、さらに
エンボスローラの作製時においても、ローラの圧延力が
大きいために、エンボスローラに刻設されたエンボス加
工のための溝の形状がそのまま合成樹脂シートの凸起状
の線の形状として現れ、このためあらかじめ溝の形状調
整をする必要がなく、エンボスローラの作製が容易にな
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1〜8図は本発明の第1実施例の水平グイ式の合成樹
脂圧延装置を使用した合成樹脂シートの製造方法を示す
図で、 第1図は概略した装置全体を示す側面図、第2図はエン
ボスローラの正面図、 第3図は第2図のエンボスローラの平面図、第4図はエ
ンボス加工された合成樹脂シートの一部平面図、 第5図は第4図のV−V断面図、 第6図は第4図のVl−VI断面図、 第7図は第1図の装置の樹脂溜まりの形成位置を異にし
た概略の装置全体を示す側面図、第8図は本発明の第1
実施例の方法で製造された合成樹脂シートを示す斜視図
であり、また第9図および第10図は本発明の第2実施
例の垂直グイ式の合成樹脂圧延装置を使用した合成樹脂
シートの製造方法を示す図で、 第9図は概略の装置全体を示す側面図°、第1O図は第
9図の装置の樹脂溜まりの形成位置を異にした概略の装
置全体を示す側面図であり、さらに第11図および第1
2図は本発明の第3実施例の傾斜グイ式の合成樹脂圧延
装置を使用した合成樹脂シートの製造方法を示す図で、
第11図は概略の装置全体を示す側面図、第12図は第
11図の装置の樹脂溜まりの形成位置を異にした概略の
装置全体を示す側面図である。 また、第13〜15図は従来の合成樹脂シートの製造方
法を示す図で、 第13〜14図はいずれも概略した装置全体を示す側面
図、 第15図はこの従来方法で製造した合成樹脂シートを示
す斜視図である。 10;ポリプロピレン(合成樹脂) 11;表面 12;裏面 13;凸起状の線14;ポリ
プロピレンシート(合成樹脂シート)20;押し出し機
 21;グイ 30;圧延装置(合成樹脂圧延装置) 31;表面加工側ローラ(エンボスローラ)32;裏面
加工側ローラ(エンボスローラ)311.321;ロー
ラ軸 40;樹脂溜まり特許出願人  アキレス株式会
社 代理人 弁理士 白 井 重 隆 第 2 図 7〉 第8 図 華11 図 第12図 第13図 o3 第14 図 箪15図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)押し出し機のダイから吐出される溶融状態の合成
    樹脂を一組の相対するエンボスローラを有する合成樹脂
    圧延装置に供給してシート両面にエンボス加工を施す合
    成樹脂シートの製造方法において、前記合成樹脂は、前
    記エンボスローラの合成樹脂供給側で樹脂溜まりを形成
    して該エンボスローラへ供給され、また各エンボスロー
    ラには、ローラ軸が前記合成樹脂の供給方向に交互に適
    宜角度をもって交差配置されているエンボスローラを使
    用していることを特徴とする合成樹脂シートの製造方法
JP21263586A 1986-09-11 1986-09-11 合成樹脂シ−トの製造方法 Pending JPS6369610A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8167319B2 (en) 2009-04-06 2012-05-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Stabilizer apparatus for vehicle
JP2017148985A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 株式会社Subaru 複合材賦形装置及び複合材賦形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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