JPS6368418A - 蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱装置

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Publication number
JPS6368418A
JPS6368418A JP61213626A JP21362686A JPS6368418A JP S6368418 A JPS6368418 A JP S6368418A JP 61213626 A JP61213626 A JP 61213626A JP 21362686 A JP21362686 A JP 21362686A JP S6368418 A JPS6368418 A JP S6368418A
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JP
Japan
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heat
heat storage
substance
container
crystal
Prior art date
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Pending
Application number
JP61213626A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Inoue
美光 井上
Kazuyoshi Suzuki
一義 鈴木
Kenichi Fujiwara
健一 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6368418A publication Critical patent/JPS6368418A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00492Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices comprising regenerative heating or cooling means, e.g. heat accumulators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01PCOOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01P11/00Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
    • F01P11/14Indicating devices; Other safety devices
    • F01P2011/205Indicating devices; Other safety devices using heat-accumulators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエンジン冷却水を給熱源とする暖房用温水式ヒ
ータを備える自動車の補助ヒータなどとして使用するに
適した、潜熱型蓄熱物質を用いる蓄熱装置に関する。
[従来の技術] 例えば暖房目的などの熱エネルギーを暖房不要時には吸
蔵させて置き、必要時に放出させることのできる蓄熱物
質として、単に熱の伝導現象のみに依存する顕熱型と、
定温定圧下での状態変化に伴う放熱現像を利用する潜熱
型との2種類が知られており、後者は前者に較べて単位
容積通りの熱吸蔵量が大きく、また吸蔵熱の長期貯蔵性
にもすぐれている。
潜熱型蓄熱物質の一例としての酢酸ナトリウム3水和物
の蓄熱原理は、水和水の少ない結晶状態のもとでその融
点以上に加熱されると、結晶の周りに存在する水を水和
水として取り込んでゲル相に変態する。このゲル相は融
点以下に冷却しても再結晶化することなく、過冷却状態
としてゲル相を保ちつづけて加熱時の吸収熱が潜熱とし
て蓄えられる。この吸蔵熱を利用したい時には、過冷却
状態を崩壊させる働ぎをもった例えばビロリン酸ナトリ
ウムなどの結晶核形成物質を蓄熱物質に触れさせること
によって、上記の蓄積潜熱は物質の状態変化に伴う放散
熱として極く短時間内に取り出される。
上記の如き、潜熱型蓄熱物質の過冷却状態を崩壊させる
具体策の一例がI゛特間昭54−692334に開示さ
れている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記の先行技術においては、結晶核形成物質を納めた容
器の開放状態にある開口部を過冷却ゲルの液面に近づけ
接触させる方法を取っているので、放熱を要しない時で
も振動力などによって口部から結晶核形成物質が液面上
にこぼれ落ちたり、ゲル相から蒸発した水分によってこ
の物質が溶解しその用をなさなくなってしまうなどの難
点があった。
またこの種の過冷却崩壊方法によると、蓄熱物質の近傍
に置かれている結晶核形成物質が蓄熱物質と共に加熱さ
れた時、この物質もまたその融点以上に熱されて過冷却
崩壊の役目を果たせなくなる可能性もあった。
本発明は、必要時にのみ確実容易に結晶核形成物質を過
冷却蓄熱物質に触れさせることができ、また結晶核形成
物質がその融点以上に熱せられたへ 場合にも、この物質の機能を損わせることのない構造を
備えた蓄熱装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するために本発明による蓄熱装置は、
加熱溶融後の放冷時に過冷却状態を生じざぜる潜熱型蓄
熱物質を納めた蓄熱容器と、前記蓄熱物質への伝熱手段
と、前記過冷却状態を崩壊させる結晶核形成物質を納め
た種結晶容器と、前記蓄熱容器と前記種結晶容器との各
内部を連通させる連通手段と、該連通手段の連通断続手
段とからなり、前記種結晶容器内の、前記連通手段から
最も隔った個所に前記結晶核形成物質を充填すると共に
、残余の空間に前記ン昌熱型蓄熱物質を満す構成を採用
した。
[作用] 上記の構成を備えた蓄熱装置は、連通断続手段を連通を
断つ側にセットしたうえで、伝熱手段を介して潜熱型蓄
熱物質に融解熱を供給し、これを溶融させる。
一旦溶融した蓄熱物質は、過冷却状態を保ちつつ放冷さ
れることにより吸収熱エネルギーを物質の変態潜熱とし
て永続的に蓄える。
次に連通断続手段を連通側に切苔えると、蓄熱容器内の
蓄熱物質と種結晶容器内の結晶核形成物質とが、種結晶
容器内の連通断続手段に近い部分に納められている蓄熱
物質の層を介して接触させられるので蓄熱物質の結晶化
が一挙に進行して過冷却状態は崩壊し、その際に蓄熱物
質が保有する潜熱が放出される。
[実施例コ 以下に図に示す実施例に基づいて本発明の構成を具体的
に説明する。
第1図〜第4図は、渇水式暖房用熱交換器を組み込んだ
自動車用空気調和装置のための暖房用補助ヒーターなど
として用いるに適した一実施例装置を示している。
装置は全体構成図としての第1図に示したごとく、潜熱
型蓄熱物質1を充填した蓄熱容器2と、結晶核形成物質
3を内空部の一隅に納め、残余の空間に潜熱型蓄熱物質
1を充填したデユープ状の種結晶容器4とを、これら両
容器の各内部の連通手段としての連結バイブ5によって
結ぶと共に、この連結バイブに連通llil手続として
のコツクロを介在させて成り立っている。
潜熱型蓄熱物質の加熱源としては、本発明装置とは別体
をなして温風発生装置が用意されている。
或は蓄熱容器2内に電気ヒータや温水式熱交換器を加熱
源として組み込む方法を採ることもできる。
蓄熱容器2は熱伝導性の良好なステンレススヂール、ア
ルミニウムなどで作成された直方体その他の任意の立体
形状を備えており、その外周面には蓄熱物質への伝熱手
段としての伝熱面積増大用フィン7が取り付けである。
第1図にはフィン7を平板状のカバ一体として略示しで
あるが、一般的にはヒレ状フィンやコルゲートフィンな
どを使用するのがよい。また蓄熱物g1の吸蔵熱を徐々
に放出させたい時には、蓄熱容器2に適度の断熱性をも
たせるとよい。容器2の底面の適宜の個所に連結バイブ
5の接続用くり抜き孔2^が設けである。
潜熱型蓄熱物質としては、公知の酢酸ナトリウム3水和
物や[1ナトリウム10水和物、或はパラフィンなどを
用いることができる。
種結晶容器は、図示のようにし字形の屈曲形状を有する
合成樹脂ないしは金属製のチューブ状体であって、封鎖
されているその一端側4a部分には結晶核形成物質3を
充填し、開放状態にある他端側4bに至る間の残余の内
空部には潜熱型蓄熱物質1が充填されている。
結晶核形成物質3としては、蓄熱物質1が酢酸ナトリウ
ムであればピロ燐酸ナトリウムを、また硫酸ナトリウム
の場合には硼砂を使用する。
蓄熱容器2と種結晶容器4との各内部を結ぶ連結バイブ
5には、第3図に示したように両容器の遠道断続手段と
しての]ツク6が組み付けられている。6Bは弁孔6C
を有する円柱状弁体、品は円筒状弁座である。連結バイ
ブ5の一方の端は蓄熱容器2のくり抜き孔2Aに、そし
て他端はチューブ状種結品容器4の開放側端4bにそれ
ぞれ接続されている。
次に上記実施例装置の作動を説明する。まづ潜熱型蓄熱
物質1に熱を蓄えさせるためには、コツクロを閉じた状
態のもとに、温風を吹きつけるなどの方法によって蓄熱
容器2を蓄熱物質1の融点以上に加熱してそのすべてを
一旦溶融させる。加熱を停止すると、蓄熱物質1は結晶
化現象を伴わない過冷却状態のちとに放冷されるので、
加熱により吸収された熱は凝固の潜熱として蓄熱物質1
に蓄えられる。この加熱過程で種結晶容器4内に充填さ
れている蓄熱物質1にも熱が伝導して溶融した場合にも
、この蓄熱物質1は結晶核形成物質3と接触しているの
で、その放冷の際過冷却現象が一時的に生じたとしても
終極的には結晶体として凝固する。
過冷却状態のちとに凝固の潜熱を蓄えている蓄熱物質1
から熱を取り出したい時には、コツクロを開くと、蓄熱
容器2と種結晶容器4の内部が互いに導通されるので、
容器4内にあって結晶核形成物質に触れて結晶状態にあ
る蓄熱物質1が、容器2内にある過冷却状態に置かれた
蓄熱物質1に接触し、この過冷却状態は瞬時に崩壊して
多量の凝固潜熱が放出され、蓄熱物質1は昇温するので
、例えば蓄熱容器2に冷風を吹きつけて温風を生じさせ
ることができる。
凝固の潜熱を放出して結晶状態に戻った蓄熱物資1に再
び熱エネルギーを蓄えさゼるためには、上記の操作を繰
り返せばよい。吸蔵熱の放出も同様に反復して行わせる
ことかできる。
種結晶容器4内で結晶核形成物質3と蓄熱物質1とが混
和されてしまうと、]ツク6を開いた時に結晶核形成物
質3が容器2内の蓄熱物資1に移行して、以後は過冷却
状態を生じさせることができなくなってしまう。これを
防ぐためには種結晶容器4内の蓄熱物質1をなるべく過
熱溶融させないように、容器4の材質、形状、寸法に意
を用いる他に、積極的な混合防止策として、両物質1と
3の間に多孔質材料、例えば多孔性セラミックの薄板や
不織布に類する構造を備えた多孔質シート材などを介在
させるとよい。
もし蓄熱容器2内の蓄熱物質を潜熱型としてではなくて
顕熱型として利用したい場合には、加熱による蓄熱過程
において」ツク6を開いlζままにすれば、結晶核形成
物質3が前述のごとく働いて、蓄熱物質が過冷却するの
を阻止してくれる。この場合にも、容器2内に結晶核形
成物質3が侵入することは起らないので、潜熱型蓄熱物
質に結晶核形成物質を混入して調製された従来の顕然型
蓄熱物質のように、種結晶物質の混入による蓄熱容器の
減少や熱伝導性の低下などの不都合が派生することが避
けられる。
第5図に上記の実施例装置を18車のエンジン起動時や
低速走行時などのように暖房用熱エネルギーを充分に生
じさせられない時の補助ヒータとして自動車用空気調和
装置に組み付けた有様を示した。Bはボンネット、Cは
走行用エンジン、Dは運転席前面のクラッシュパッドで
ある。
自動車用空気調和装置は、空調用ダクトとしての装置ケ
ーシング20の被空調空気取入口21から下流側に向け
てその内部に順次送風機22、冷房用蒸発器23、エン
ジンCの冷却水を温水配管29により循環供給されてい
る温水式暖房用熱交換器24が納められており、ケーシ
ング20の末端にはベンチレーション、デフ[1スト及
びヒートの各空調流空気吹出口26〜28が設けである
蓄熱装置Aはこの装置への温風吹き付は用の送風機32
と共に、温風発生用ダクトとしての装置ケース30内に
図示のように納められている。ケース30には温風取入
口31と温風吹出口33が開口しており、温風取入口3
1は温風吸入用ダクト35を介して空調用ダクト20内
の温水式暖房用熱交換器24の下流側に連通されている
。また温風吹出口33には第1の温風吹出し用ダクト3
6と第2の温風吹出し用ダクト37が並列させて接続さ
せてあり、第1の吹出し用ダクト36の末端は、冷房用
蒸発器23と暖房用熱交換器24との間の領域に、また
第2の吹出し用ダクト37の末端はデフロスミル吹出口
27にそれぞれ連通されている。温風吹出口33には第
1と第2の2つのダクト36と37の各上流側開口端を
選択的に開閉させるための吹出口切替ダンパ34が組み
込まれている。40はコツクロを遠隔操作確構(図示略
)を介して開閉させるためのコック開閉用ノブである。
自動車用空気調和装置に組み込まれたこの蓄熱装置の作
動は、蓄熱時にはコツクロを閉ざし、送風機32を働か
せると共に吹出口切替ダンパ34を第2の温風吹出し用
ダクト37を閉ざす側にセットすると、定常走行状態に
あって充分にエンジン熱の補給を受けている温水弐〇1
JIff用熱交換器24の下流側の熱せられた空気は、
送風機32によって温風吸入用ダクト35を経てケース
30内に吸入され、蓄熱容器2に吹ぎつけられて既述の
ごとく蓄熱が行われる。蓄熱物質1に保有熱を奪われた
空気は、第1の温風吹出し用ダクト36を経て熱交換器
24の上流側に戻される。
エンジンCの起動直後や低速走行時などのように温水式
熱交換器24によっては満足な温暖感が得られない時に
は、ノブ40を操作してコツクロを開かせた後、このレ
バーとの連動機構によってまたは別個の操作手段によっ
て送風)j132を働かせると共に、吹出口切替ダンパ
34を第1の′a風吹出し用ダクト36を閉ざす側にセ
ットすると、送風機32によって蓄熱容器2に吹きつけ
られた冷風は前述のごとき現客により昇温した蓄熱物質
1によって温められ、ダクト37を経てデフ[]スト吹
出口27からフロントガラスに沿って車室内に吹き出さ
れるので、エンジン始動時には即効暖房と共にガラスの
除霜効果も得られる。第2の吹出し用ダク゛ト37を開
かぜる代りに、第1の吹出し用ダクト36を開かせ、ペ
ンヂレーシ3ン吹出L126またはヒート吹出口28か
ら温風を吹出させてもよい。
第6図に連通断続手段6の第2実施例を示した。
第1実施例がコックであったのに対して、ピストン式の
弁体6Dが連通手段としての連結バイブ5に組み込まれ
ている。6Eは弁体に設けた弁口、6Fはシリンダー状
の弁座であってバネ6Gにより閉弁付勢されているピス
トン式弁体6Dを矢印方向に押すことによって弁口6[
が連結バイブ5に設けた弁口5Bを開放させる。
第7図は第3実施例の連通断続手段6を示している。連
結バイア5に設けた弁座5Cに弁体6■が閉弁付勢スプ
リング6■によって圧接されている。図示を省いた弁体
6I′1の後退勤手段を働かせることによって開弁され
る。
第8図は第4実施例としての連通断続手段であって、連
結バイブ5に連続させた種結晶容器4の接続側端4bを
弁口とし、この弁口を電磁力により前後動する弁体6K
によって開閉させる。6Eは弁体6Kに取り付けた磁性
体片、6Nは磁性体片6Lの吸引用ソレノイドコイル、
6Pはソレノイドコイルへの通電断続用スイッチ、6H
は閉弁付勢用スプリング、5Dは連結バイブ5の延長部
分としての弁体遊嵌用シリンダである。
種結晶容器4はその末端部分4aをカートリッジ式に着
脱できるように構成されており、結晶核形成物質3はこ
のカートリッジ式末端部に納められている。容器4の本
体部分とカートリッジ部分とのそれぞれの開口部は多孔
質膜材4C及び4D、例えば不織布などによって封鎖し
内容物の流出を防いでいる。
空調装置に本発明の蓄熱装置を組込んで長時間走行して
いると蓄熱容器2内だけでな(種結晶容器4の末端まで
も温度が上昇して結晶核形成物質自体が溶融する可能性
があり、また低融点の蓄熱物質を用いた場合には夏季に
車室内が高温に達した時種結晶も溶融してしまいその用
をなさなくなる恐れがある。このような時には、種結晶
容器4の末端カートリッジ部だけを新品と取替えること
によって@置は簡単迅速に再生される。
前記のビO燐酸ナトリウムの融点は94℃であるが、溶
融温度が850℃とかなり高い炭酸ナトリウムなどを結
晶核形成物質として用いる場合には、このような配慮は
不要になる。
上記実施例では蓄熱容器2は単純なボックス形状を与え
られているが、蓄熱物質への伝熱を迅速に行わゼるため
に、また吸W!i潜熱の放出をより速やかに行なわせる
ために、例えば冷凍装置のエバポレータに採用されてい
るような偏平管とコルゲートフィンとの交互積層構造体
を用いて偏平管内に蓄熱物質を充填する方法を採ったり
、す=ベントラ42式のチューブを用いたり、或は水管
ボイラーに類する構造を与えるなど様々な設計変更が可
能である。
また種結晶容器4として1字型パイプを示した −が、
もちろんこの形状に限られることなく、結晶核形成物質
3の収納個所が極力蓄熱容器2から遠ざけられるという
前提条件のもとに、様々な形状・構造を選ぶことができ
る。
[発明の効果] 上記の構成を備えた蓄熱装置【訳加熱溶融時に与えられ
た熱エネルギーを過冷却状態のちとに蓄えている潜熱型
蓄熱物質から吸蔵熱を放出させるための手段としての、
結晶核形成物質を過冷却蓄熱物資に接触させまたは接触
を断つ方法として、これら両物質のそれぞれの収納容器
を連通断続手段を設けた連通手段を介して連接させる方
法を採っているので、両物質の接触及び接触遮断が極め
て確実かつ簡単に行える。
また種結晶容器内には連通手段から最も隔たった個所に
結晶核形成物質を、また残余の空間に蓄熱物質をそれぞ
れ分離させた状態のもとに納めであるので、もし種結晶
容器が高温に熱せられた場合には、この容器内の蓄熱物
質は熱溶融後の放冷時に過冷却することなく結晶化させ
られ、また結晶核形成物質自体も熱溶融に伴う結晶状態
の喪失をまぬがれることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はいずれも一実施例装置を示しており、
第1図は部分破断斜視図、第2図は種結晶容器の部分拡
大側断面図、第3図は連通断続手段部分の拡大側断面図
、そして第4図は連通手段部分の拡大側断面図である。 第5図は上記実施例装置を、自動重用空調装置にその補
助ヒータとして組み込んだ事例を示した、この空vA装
置の模式的側断面図である。 第6図〜第8図はそれぞれ連通断続手段の第2〜第4実
施例を示した側断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  加熱溶融後の放冷時に過冷却状態を生じさせる潜熱型
    蓄熱物質を納めた蓄熱容器と、 前記蓄熱物質への伝熱手段と、 前記過冷却状態を崩壊させる結晶核形成物質を納めた種
    結晶容器と、 前記蓄熱容器と前記種結晶容器との各内部を連通させる
    連通手段と、 該連通手段の連通断続手段とからなり、 前記種結晶容器内の、前記連通手段から最も隔った個所
    に前記結晶核形成物質を充填すると共に、残余の空間に
    前記潜熱型蓄熱物質を満したことを特徴とする蓄熱装置
JP61213626A 1986-09-10 1986-09-10 蓄熱装置 Pending JPS6368418A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0241920A (ja) * 1988-07-30 1990-02-13 Sanden Corp 自動車用暖房システム
JPH0241921A (ja) * 1988-07-30 1990-02-13 Sanden Corp 自動車用暖房装置
WO2014024883A1 (ja) 2012-08-08 2014-02-13 古河電気工業株式会社 蓄熱材組成物、それを用いた補助熱源および熱供給方法

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