JPS636663Y2 - - Google Patents

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JPS636663Y2
JPS636663Y2 JP1980068211U JP6821180U JPS636663Y2 JP S636663 Y2 JPS636663 Y2 JP S636663Y2 JP 1980068211 U JP1980068211 U JP 1980068211U JP 6821180 U JP6821180 U JP 6821180U JP S636663 Y2 JPS636663 Y2 JP S636663Y2
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JP
Japan
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mounting base
floor
seat
fixing
clamp bar
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JP1980068211U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、自動車の性能試験に用いる自動運転
操作装置を支持する取付ベースの固定装置に関す
る。
B 考案の概要 本考案は、実車自動運転操作装置用の取付ベー
スを自動車の前部床面に容易且つ強固に固定する
ための装置であつて、自動車の前部床面に設置さ
れる取付ベースと、一端が座席側に支持され、他
端が前記取付ベース上に係合されるクランプバー
と、当該クランプバーと座席のレールとを締結す
る索条と、前記取付ベースに係合させて設けられ
前記床面を反力受とする締付具とからなり、前記
クランプバーによる押付力と前記締付具による押
上力とによつて前記取付ベースを前記床面に対し
固定するようにしたものである。
C 従来の技術 自動車の性能試験を行なう場合には、変速レバ
ー、アクセルペダル、ブレーキペダル、クラツチ
ペダル等の運転操作部を試験内容に合わせて確実
にしかも安定して操作する必要があり、そのため
自動運転操作装置が用いられている。
自動運転操作装置としては種々のものがある
が、その一形式のものとして、第1図に示すよう
な床置き式のものがある。これは、ペダル1と座
席2との間の床3上に取付ベース4を固定し、そ
の上に前記ペダル1を操作する電動アクチユエー
タ5をマグネチツクスタンド6により固定したも
のである。
この装置において、操作装置である電動アクチ
ユエータ5を支持する取付ベース4の床3への固
定は、床3に穴をあけてボルト止めしたり、座席
取付ボルトを利用して取付金具7を固定し、この
取付金具7にボルト止めしたりしている。図面
中、8,9は取付ボルト、10はスペーサであ
り、11は電動アクチユエータ5の作動ロツド、
12はペダル1に係合するローラである。
上記のような取付ベース4の固定の仕方では試
験車ごとにその床に穴をあけなければならず、又
自動車はメーカや機種ごとに床の形状、寸法等が
異なるので自動車ごとに取付金具を用意しなけれ
ばならず、その上狭い場所でボルト締め作業が行
なわなければならないなど種々の不具合があつ
た。
床に穴をあけることなく、取付ベースを床に対
して固定する機構としては、実公昭52−27762号
公報、あるいは実公昭52−37521号公報に開示さ
れているようなものがある。
実公昭52−27762号公報に記載の取付ベース
(座板)の固定機構は、床上に置いた取付ベース
の一端(後端)を座席の脚部にあてがい、取付ベ
ースの他端側(前端側)と車内の固定部材(例え
ば、ステアリングなど)との間に斜めにターンバ
ツクルを設け、このターンバツクルを張ることに
よつて取付ベースを前記脚部に押し付けて取付ベ
ースを固定するものである。
又、実公昭52−37521号公報に記載の取付ベー
スの固定機構は、床上に置かれる取付ベースの前
後にそれぞれ折曲した係止部を設け、後端側にお
いては係止部と座席側の係止片とをボルト結合
し、前端側においては、係止部と車内の固定部材
(例えばステアリングなど)との間にターンバツ
クルを設けて、ターンバツクルを張ることにより
固定するようにしている。
D 考案が解決しようとする問題点 実公昭52−27762号公報及び実公昭52−37521号
公報に記載の取付ベース取付機構においては、と
もに取付ベースの床への固定に際して床に穴をあ
ける必要はない。しかしながら、実公昭52−
27762号公報に記載の取付ベース取付機構では、
ターンバツクルで取付ベースを座席脚部に押圧し
て固定しているので、つまり水平方向に押圧固定
しているので、床側への固定が不十分となる。
又、実公昭52−37521号公報に記載の取付ベース
取付機構では、両端で固定しているので、実公昭
52−27762号公報に記載のものに比べて固定状態
はよいものとなるが、座席側に取付ける係合片が
必要であり、且つ狭い場所でのボルト締め作業が
必要になるなど、部品管理上、作業上の不具合が
ある。
本考案は、上記のような技術的状況にかんがみ
てなされたもので、取付ベースを床に固定する際
に係合片などの補助部材を必要とせずに、しかも
容易且つ強固に取付ベースを固定できるようにす
ることを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上記目的を達成する本考案の構成は、自動車の
前部床面に設置される取付ベースと、一端が座席
側に支持され、他端が前記取付ベース上に係合さ
れるクランプバーと、当該クランプバーと座席の
レールとを締結する索条と、前記取付ベースに係
合させて設けられ前記床面を反力受とする締付具
とからなる固定装置に存する。
F 作用 上記構成の固定装置において、クランプバーと
座席のレールとを索条により締結することによつ
て、取付ベースは床に対し押え付けられる。この
状態で、締付具を床と取付ベースとの間で締付具
を張り、取付ベースに押上力を付与すると、取付
ベースは上からクランプバーにより押え付けられ
ていることから、取付ベースにかかる押え付は増
大され、取付ベースは床に対し強固に固定され
る。
G 実施例 第2図には一実施例の正面を、第3図Aにはそ
の平面を、第3図Bには同図A中のA−A断面を
示し、第4図には第3図A中のB−B矢視を示
す。
運転座席2上に取付板13が置かれ、その左右
両端のピン14間に背もたれ2aの背面を通して
渡されたベルト15を背もたれ2a背面でベルト
締付具16により締付けることにより、当該取付
板13は座席2上に固定されている。取付板13
上には、第3図A及び第4図に示すように、座席
2の幅方向(左右方向)に伸びる固定金具17が
左右にそれぞれ固定されている。固定金具17
は、第3図Bに示すように、湾曲部17aを有
し、この湾曲部17aと前記取付板13との表面
で座席2の幅方向に平行なアーム挿入溝17bが
区画構成されている。自動車のペダル(アクセル
ペダル1a、ブレーキペダル1b、クラツチペダ
ル1c)と座席2との間の床3上には取付ベース
18が置かれる。この取付ベース18上の前後方
向中程における左右二個所にも固定金具19が取
付けられている。固定金具19は前記固定金具1
7と同様の形状をなし、湾曲部と取付ベース18
表面とで座席2の幅方向に平行なアーム挿入溝1
9bを構成している。座席2側と取付ベース18
側の左側同士及び右側同士の固定金具17,19
間にはそれぞれの固定金具17,19のアーム挿
入溝17b,19bにアーム20,21を通して
クランプバー22が渡されている。クランプバー
22は、第5図に示すように、スリーブ23の一
方側より固定アーム20を挿入してこれをビス2
4で固定し、スリーブ23の他方側より可動アー
ム21を挿入し、これを調整用ボルト25で止め
てなる。調整用ボルト25を緩めて可動アーム2
1を摺動させることによりクランプバー22の全
長を変えることができるようになつている。前記
固定アーム20、可動アーム21の先端はそれぞ
れ固定金具19,17のアーム挿入溝19b,1
7bに係合させるべく曲げられており、且つクラ
ンプバー22を固定金具17,19間に渡しただ
けの状態では固定金具19,17に対し摺動し得
るようになつている。又、スリーブ23の周面に
は索条をかけるための溝26が形成されている。
各クランプバー22の溝26と座席2下部のスラ
イドレール27との間には索条としてくさり28
がかけられ、S型フツク29により締付けられて
いる。索条としてはワイヤなどでもよい。くさり
28による締付けによりクランプバー22は撓
み、取付ベース18には押付力が付与される。一
方、前記取付ベース18の縁部複数個所(本実施
例では4個所)には締付具としてジヤツキ30が
備え付けられている。ジヤツキ30は第6図に示
すように、取付ベース18に取付けられる固定部
材31と、一端に把持部32を具え前記固定部材
31にねじ込まれたねじ部材33と、ねじ部材3
3の他端に球面軸受34を介して取付けられた支
持部材35とからなる。このジヤツキ30のねじ
部材33をねじ込むことにより、支持部材35の
先端が床3に当たり、更にねじ部材33をねじ込
むことにより、支持部材35を反力受として取付
ベース18には上向きの力が作用する。つまり、
前記クランプバー22によつて取付ベース18に
押付力を付与し、ジヤツキ30によつて押上力を
付与することによつて、押付力が増大され取付ベ
ース18は床3上に強固に固定されるのである。
尚、図面中、5aはアクセルアクチユエータ、
5bはクラツチアクチユエータであり、これらは
共にマグネチツクスタンド6により取付ベース1
8上に固定設置される。又、11a,11bはそ
れぞれのアクチユエータ5a,5bの作動ロツド
であり、12a,12bは各ロツド11a,11
bに支持され、各ペダル1a,1cに係合される
ローラである。
H 考案の効果 本考案に係る取付ベース固定装置によれば、ク
ランプバーと座席のレールとを索条により締結し
て取付ベースを床に対し押え、この状態で、床と
取付ベースとの間で締付具を張つて取付ベースに
押上力を付与することにより、取付ベースにかか
る押え力は増大され、取付ベースは床に対し強固
に固定される。又、取付ベースの固定は、索条の
締付けと、締結具の締付けのみによつてなされる
ので、作業が容易となり、作業時間の短縮も図れ
る。更に、係合片等取付ベースの固定に際しての
補助部材が不要となることから、部品管理の面で
も有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の取付ベース固定装置を示す概略
正面図、第2図は本考案に係る取付ベース固定装
置の一実施例の概略正面図、第3図Aはその平面
図、第3図Bは同図A中のA−A断面図、第4図
は第3図A中のB−B矢視図、第5図はクランプ
バーの詳細断面図、第6図はジヤツキの詳細断面
図である。 図面中、1,1a,1b,1cはペダル、2は
座席、3は床、5,5a,5bは電動アクチユエ
ータ、13は取付板、17,19は固定金具、1
8は取付ベース、22はクランプバー、27はス
ライドレール、28はくさり、30はジヤツキで
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の前部床面に設置される取付ベースと、
    一端が座席側に支持され、他端が前記取付ベース
    上に係合されるクランプバーと、当該クランプバ
    ーと座席のレールとを締結する索条と、前記取付
    ベースに係合させて設けられ前記床面を反力受と
    する締付具とからなり、前記クランプバーによる
    押付力と前記締付具による押上力とによつて前記
    取付ベースを前記床面に対し固定するようにした
    ことを特徴とする実車自動運転操作装置用取付ベ
    ースの固定装置。
JP1980068211U 1980-05-20 1980-05-20 Expired JPS636663Y2 (ja)

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JP1980068211U JPS636663Y2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS56169247U JPS56169247U (ja) 1981-12-14
JPS636663Y2 true JPS636663Y2 (ja) 1988-02-25

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ID=29662164

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7393610B2 (ja) * 2021-11-19 2023-12-07 サンエンジニアリング株式会社 シャシダイナモメータで用いられる運転用ロボット

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237521U (ja) * 1975-09-08 1977-03-16
JPS5227762B2 (ja) * 1973-03-07 1977-07-22

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