JPS6366263B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6366263B2 JPS6366263B2 JP17323283A JP17323283A JPS6366263B2 JP S6366263 B2 JPS6366263 B2 JP S6366263B2 JP 17323283 A JP17323283 A JP 17323283A JP 17323283 A JP17323283 A JP 17323283A JP S6366263 B2 JPS6366263 B2 JP S6366263B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrostatic oil
- electrostatic
- oiled
- oil applicator
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、高電圧が印加され且つ回転駆動され
るカツプ状体に防錆油等の塗油剤を供給し、これ
を静電気力及び遠心力によつて微粒化させて噴霧
するようにした静電塗油機を、例えば鋼板、アル
ミニウム板あるいは銅板等の被塗油物に対向配設
して成る静電塗油装置の改良に関する。
るカツプ状体に防錆油等の塗油剤を供給し、これ
を静電気力及び遠心力によつて微粒化させて噴霧
するようにした静電塗油機を、例えば鋼板、アル
ミニウム板あるいは銅板等の被塗油物に対向配設
して成る静電塗油装置の改良に関する。
従来、この種静電塗油装置によつて鋼板等の幅
広の被塗油物1(第1図々示)に対して静電塗油
を行う場合には、複数台の静電塗油機を被塗油物
1に対向させ且つ被塗油物1の搬送方向Fに対し
て互いに偏倚させて並置し、第1図に示すように
各静電塗油機により形成される円形の噴霧パター
ンPが、隣接する静電塗油機の噴霧パターンPと
被塗油物1の搬送方向Fから見てその円弧面同士
で互いに重なり合うようにしている。
広の被塗油物1(第1図々示)に対して静電塗油
を行う場合には、複数台の静電塗油機を被塗油物
1に対向させ且つ被塗油物1の搬送方向Fに対し
て互いに偏倚させて並置し、第1図に示すように
各静電塗油機により形成される円形の噴霧パター
ンPが、隣接する静電塗油機の噴霧パターンPと
被塗油物1の搬送方向Fから見てその円弧面同士
で互いに重なり合うようにしている。
ところで本発明者らは、このような静電塗油装
置を小型化するために種々実験・研究を行つた結
果、上記の如き円形の噴霧パターンPに代えて、
第2図に示すような楕円形の噴霧パターンP′を形
成し、且つ該楕円形の噴霧パターンP′がその長軸
を被塗油物1の幅方向に向けて形成されるように
前記静電塗油機を配置すれば、第1図に示す如く
三台の静電塗油機を並置して三つの噴霧パターン
Pにより塗油される被塗油物1と同一幅を有する
被塗油物1に対して、第2図に示す如く二台の静
電塗油機により形成される二つの楕円形の噴霧パ
ターンP′によつて充分均一な塗油が可能なことを
見い出した。これにより、静電塗油機を収容する
チヤンバ2を小型化することができ、したがつて
装置全体を小型化し得ることとなる。
置を小型化するために種々実験・研究を行つた結
果、上記の如き円形の噴霧パターンPに代えて、
第2図に示すような楕円形の噴霧パターンP′を形
成し、且つ該楕円形の噴霧パターンP′がその長軸
を被塗油物1の幅方向に向けて形成されるように
前記静電塗油機を配置すれば、第1図に示す如く
三台の静電塗油機を並置して三つの噴霧パターン
Pにより塗油される被塗油物1と同一幅を有する
被塗油物1に対して、第2図に示す如く二台の静
電塗油機により形成される二つの楕円形の噴霧パ
ターンP′によつて充分均一な塗油が可能なことを
見い出した。これにより、静電塗油機を収容する
チヤンバ2を小型化することができ、したがつて
装置全体を小型化し得ることとなる。
しかし、前記の如き楕円形の噴霧パターンP′を
形成する手段として適用可能な従来技術として
は、精々静電塗油機の外周に高電圧が印加される
複数本のコロナピン追込電極を所要間隔で所要位
置に配設して円形の噴霧パターンを略楕円形に変
形させる以外になく、この場合には噴霧パターン
が均整な楕円形を形成することができず、また静
電塗油機を複数台隣接して配置するときは、コロ
ナピン追込電極が近接する静電塗油機の噴霧パタ
ーンに干渉して型崩れを生じさせる虞があるか
ら、各静電塗油機間の間隔を比較的広く空けなけ
ればならないという問題があつた。
形成する手段として適用可能な従来技術として
は、精々静電塗油機の外周に高電圧が印加される
複数本のコロナピン追込電極を所要間隔で所要位
置に配設して円形の噴霧パターンを略楕円形に変
形させる以外になく、この場合には噴霧パターン
が均整な楕円形を形成することができず、また静
電塗油機を複数台隣接して配置するときは、コロ
ナピン追込電極が近接する静電塗油機の噴霧パタ
ーンに干渉して型崩れを生じさせる虞があるか
ら、各静電塗油機間の間隔を比較的広く空けなけ
ればならないという問題があつた。
そこで本発明は、例え複数台の静電塗油機を近
接して配置する場合にも、常に型崩れのない均整
な楕円形の噴霧パターンを得ることができ、装置
全体を小型化し得る新規な静電塗油装置を提供す
ることを目的とする。
接して配置する場合にも、常に型崩れのない均整
な楕円形の噴霧パターンを得ることができ、装置
全体を小型化し得る新規な静電塗油装置を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、高電圧
が印加され且つ回転駆動されるカツプ状体に塗油
剤を供給して静電霧化する静電塗油機が被塗油物
に対向配設されて成る静電塗油装置において、前
記被塗油物の搬送方向から見て前記静電塗油機を
挟んで前後に、夫々絶縁性材が、前記静電塗油機
によつて形成される本来の塗油剤噴霧パターンの
外径よりも小さく選定された所定間隔を保つて相
対向して並設されたことを特徴とする。
が印加され且つ回転駆動されるカツプ状体に塗油
剤を供給して静電霧化する静電塗油機が被塗油物
に対向配設されて成る静電塗油装置において、前
記被塗油物の搬送方向から見て前記静電塗油機を
挟んで前後に、夫々絶縁性材が、前記静電塗油機
によつて形成される本来の塗油剤噴霧パターンの
外径よりも小さく選定された所定間隔を保つて相
対向して並設されたことを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第3図及び第4図は、夫々本発明による静電塗
油装置の一例を示す側面から見た断面図及び平面
から見た断面図である。
油装置の一例を示す側面から見た断面図及び平面
から見た断面図である。
図中、Tは被塗油物1に対向配設されたベル型
静電塗油機であつて、エアモータ(図示せず)を
内蔵するケース体3の前端部にマニホールド部4
が形成され、該マニホールド部4には高電圧ケー
ブル5が接続されている。また、前記エアモータ
の回転軸6の先端にはベルと称するカツプ状体7
が固設されている。なお、8はカツプ状体7に防
錆油等の塗油剤を供給する塗油剤供給パイプであ
る。
静電塗油機であつて、エアモータ(図示せず)を
内蔵するケース体3の前端部にマニホールド部4
が形成され、該マニホールド部4には高電圧ケー
ブル5が接続されている。また、前記エアモータ
の回転軸6の先端にはベルと称するカツプ状体7
が固設されている。なお、8はカツプ状体7に防
錆油等の塗油剤を供給する塗油剤供給パイプであ
る。
また、9a及び9bは被塗油物1の搬送方向F
から見て静電塗油機Tを挟んで前後に夫々配設さ
れた絶縁性板であつて、静電塗油機Tによつて形
成される本来の塗油剤噴霧パターン(第4図鎖線
図示)の外径よりも小さく選定された所定間隔を
保つて相対向して並設されている。この絶縁性板
9a及び9bは、例えば塩化ビニール、アクリ
ル、エポキシ、ポリエチレン、ポリプロピレン、
アセタール樹脂又はフツ素樹脂等の絶縁性材によ
つて製作され、その下端部が被塗油物1の近傍位
置まで延長されている。
から見て静電塗油機Tを挟んで前後に夫々配設さ
れた絶縁性板であつて、静電塗油機Tによつて形
成される本来の塗油剤噴霧パターン(第4図鎖線
図示)の外径よりも小さく選定された所定間隔を
保つて相対向して並設されている。この絶縁性板
9a及び9bは、例えば塩化ビニール、アクリ
ル、エポキシ、ポリエチレン、ポリプロピレン、
アセタール樹脂又はフツ素樹脂等の絶縁性材によ
つて製作され、その下端部が被塗油物1の近傍位
置まで延長されている。
而して、接地した被塗油物1を陽極、カツプ状
体7を陰極として、直流高電圧発生器(図示せ
ず)から高電圧ケーブル5を介してカツプ状体7
にDC−80〜120KV程度の高電圧を印加して両極
間に静電場を作り、次に被塗油物1を矢印F方向
に搬送すると同時に、静電塗油機Tを作動させて
高電圧が印加され且つ高速回転駆動せられるカツ
プ状体7の先端面から塗油剤を微粒化し負に帯電
させて噴霧すると、噴霧された塗油剤粒子が反対
極である被塗油物1の表面に静電吸引力によつて
吸引されて静電塗着されることとなる。
体7を陰極として、直流高電圧発生器(図示せ
ず)から高電圧ケーブル5を介してカツプ状体7
にDC−80〜120KV程度の高電圧を印加して両極
間に静電場を作り、次に被塗油物1を矢印F方向
に搬送すると同時に、静電塗油機Tを作動させて
高電圧が印加され且つ高速回転駆動せられるカツ
プ状体7の先端面から塗油剤を微粒化し負に帯電
させて噴霧すると、噴霧された塗油剤粒子が反対
極である被塗油物1の表面に静電吸引力によつて
吸引されて静電塗着されることとなる。
ここで、前記のように静電塗油機Tのカツプ状
体7から噴霧される塗油剤の噴霧パターンは、本
来なら回転駆動されるカツプ状体7の遠心力によ
つて第4図鎖線図示の如く円形のパターンを形成
する筈である。
体7から噴霧される塗油剤の噴霧パターンは、本
来なら回転駆動されるカツプ状体7の遠心力によ
つて第4図鎖線図示の如く円形のパターンを形成
する筈である。
しかしながら、本実施例においては、絶縁性板
9a,9bが本来の円形の噴霧パターンの外径よ
りも狭い間隔で、静電塗油機Tを挟むように相対
向して並設されており、これら絶縁性板9a,9
bが塗油剤粒子と同じく負に帯電されている。
9a,9bが本来の円形の噴霧パターンの外径よ
りも狭い間隔で、静電塗油機Tを挟むように相対
向して並設されており、これら絶縁性板9a,9
bが塗油剤粒子と同じく負に帯電されている。
即ち、前記両極間の電圧を高めて或電位差に達
すると、空気の絶縁が局部的に破壊されて静電塗
油機Tのカツプ状体7からコロナ放電が発生して
空気分子等がイオン化され、カツプ状体7から噴
霧される塗油剤粒子がこのイオン化された空気分
子等と接触して負の電荷を得ると同時に、絶縁性
板9a,9bも同様にイオン化された空気分子等
と接触せられてその表面に負の電荷が蓄積する。
すると、空気の絶縁が局部的に破壊されて静電塗
油機Tのカツプ状体7からコロナ放電が発生して
空気分子等がイオン化され、カツプ状体7から噴
霧される塗油剤粒子がこのイオン化された空気分
子等と接触して負の電荷を得ると同時に、絶縁性
板9a,9bも同様にイオン化された空気分子等
と接触せられてその表面に負の電荷が蓄積する。
したがつて、静電塗油機Tのカツプ状体7から
放射されて負に帯電せられた塗油剤粒子が、これ
と同極性に帯電せられた絶縁性板9a,9bの内
側面に反撥されて内方に抑え込まれる。これによ
り、本来なら円形に形成される筈の噴霧パターン
が、絶縁性板9a,9bによつて両側から押し潰
されて、第4図点線図示のように均整な楕円形に
形成される。
放射されて負に帯電せられた塗油剤粒子が、これ
と同極性に帯電せられた絶縁性板9a,9bの内
側面に反撥されて内方に抑え込まれる。これによ
り、本来なら円形に形成される筈の噴霧パターン
が、絶縁性板9a,9bによつて両側から押し潰
されて、第4図点線図示のように均整な楕円形に
形成される。
以上のように、本実施例によれば、静電塗油機
Tの前後に二枚の絶縁性板9a,9bを所定間隔
を保つて対向配設するだけの極めて簡易な構成に
より、被塗油物1の幅方向に細長い均整な楕円形
の噴霧パターンP′を容易に得ることができ、また
このように噴霧パターンP′を楕円形に形成するこ
とによつて、従来の円形の噴霧パターンに比べて
より幅広の被塗油物に対する塗油が可能となり、
したがつて複数台の静電塗油機Tを配設して幅広
の被塗油物1を静電塗油する場合には、その設置
台数を大幅に削減することができ、装置全体を小
型化し得るという効果がある。
Tの前後に二枚の絶縁性板9a,9bを所定間隔
を保つて対向配設するだけの極めて簡易な構成に
より、被塗油物1の幅方向に細長い均整な楕円形
の噴霧パターンP′を容易に得ることができ、また
このように噴霧パターンP′を楕円形に形成するこ
とによつて、従来の円形の噴霧パターンに比べて
より幅広の被塗油物に対する塗油が可能となり、
したがつて複数台の静電塗油機Tを配設して幅広
の被塗油物1を静電塗油する場合には、その設置
台数を大幅に削減することができ、装置全体を小
型化し得るという効果がある。
なお、絶縁性板9a,9bは、静電塗油機Tか
ら放射される塗油剤粒子と同極性に帯電せられて
いるから、塗油剤粒子は該絶縁性板9a,9bに
よつて反撥せられ、その内側面に付着する量は極
めて少ないが、例え付着したとしても第5図Aに
示すように液滴となつて該絶縁性板9a,9bの
内側面を伝つて流下し、その下端縁から再び静電
霧化されることとなるから、絶縁性板9a,9b
の内側面に付着する塗油剤粒子が直接被塗油物1
上に滴下して所謂オイルスポツトと称する油膜厚
部を形成して塗布ムラを生ずるという危惧はな
い。また、静電塗油機Tの塗油剤吐出量が多い場
合には、絶縁性板9a,9bの内側面に付着する
塗油剤粒子の量も増大するが、この場合には第5
図Bに示すように絶縁性板9a,9bの下端縁を
内側に折曲して流下する塗油剤を受けるようにし
て、被塗油物1の表面に直接滴下させないように
すれば良い。
ら放射される塗油剤粒子と同極性に帯電せられて
いるから、塗油剤粒子は該絶縁性板9a,9bに
よつて反撥せられ、その内側面に付着する量は極
めて少ないが、例え付着したとしても第5図Aに
示すように液滴となつて該絶縁性板9a,9bの
内側面を伝つて流下し、その下端縁から再び静電
霧化されることとなるから、絶縁性板9a,9b
の内側面に付着する塗油剤粒子が直接被塗油物1
上に滴下して所謂オイルスポツトと称する油膜厚
部を形成して塗布ムラを生ずるという危惧はな
い。また、静電塗油機Tの塗油剤吐出量が多い場
合には、絶縁性板9a,9bの内側面に付着する
塗油剤粒子の量も増大するが、この場合には第5
図Bに示すように絶縁性板9a,9bの下端縁を
内側に折曲して流下する塗油剤を受けるようにし
て、被塗油物1の表面に直接滴下させないように
すれば良い。
次に、第6図及び第7図は、本発明による静電
塗油装置の他の例を示す正面から見た断面図及び
平面から見た断面図である。
塗油装置の他の例を示す正面から見た断面図及び
平面から見た断面図である。
図中、10は絶縁性材によつて成形された函状
の塗油室であつて、底面側を被塗油物1の搬送路
として開放し、他の五方を夫々前壁10a、後壁
10b、側壁10c及び10d、上壁10eによ
つて囲繞すると共に、前壁10aと後壁10bの
中間位置にこれら前壁10a及び後壁10bと平
行して絶縁性材によつて成形された隔壁10fが
配設され、塗油室10が被塗油物1の搬送方向F
から見て前後に二分されている。
の塗油室であつて、底面側を被塗油物1の搬送路
として開放し、他の五方を夫々前壁10a、後壁
10b、側壁10c及び10d、上壁10eによ
つて囲繞すると共に、前壁10aと後壁10bの
中間位置にこれら前壁10a及び後壁10bと平
行して絶縁性材によつて成形された隔壁10fが
配設され、塗油室10が被塗油物1の搬送方向F
から見て前後に二分されている。
このように二分された塗油室10内には、上壁
10eの上方に配設された支持部材11に固設さ
れた二台の静電塗油機T,Tが、上壁10eを貫
通し、隔壁10fを挟んで互いに偏倚して被塗油
物1に対向配設されている。
10eの上方に配設された支持部材11に固設さ
れた二台の静電塗油機T,Tが、上壁10eを貫
通し、隔壁10fを挟んで互いに偏倚して被塗油
物1に対向配設されている。
ここで、静電塗油機T,Tを被塗油物1の搬送
方向Fから見て前後に挟む前壁10a及び隔壁1
0f間と、隔壁10f及び後壁10b間の夫々の
間隔は、これら静電塗油機T,Tによつて形成さ
れる本来の噴霧パターンの外径よりも小さく選定
されている。
方向Fから見て前後に挟む前壁10a及び隔壁1
0f間と、隔壁10f及び後壁10b間の夫々の
間隔は、これら静電塗油機T,Tによつて形成さ
れる本来の噴霧パターンの外径よりも小さく選定
されている。
而して、接地した被塗油物1を陽極、静電塗油
機Tを陰極として、両極間に塗油室10の外部に
配設された直流高電圧発生器12から高電圧ケー
ブル13を介してDC−80〜120KV程度の高電圧
を印加すると、静電塗油機T,Tを収容する塗油
室10の内面に、イオン化された空気分子等との
接触によつて負の電荷が蓄積され、したがつて各
静電塗油機T,Tから噴霧されて負に帯電せられ
た塗油剤粒子が、これと同極性に帯電せられた前
壁10aの内側面と隔壁10fの表面、及び後壁
10bの内側面と隔壁10fの表面に各々反撥さ
れて内方に抑え込まれ、この状態で静電吸引力に
より陽極である被塗油物1側に吸引されてその表
面に静電塗着される。これにより、被塗油物1の
幅方向に細長い均整な二つの楕円形の噴霧パター
ンP′,P′を得ることができ、この噴霧パターン
P′,P′が被塗油物1の搬送方向Fから見て互いに
僅かに重なり合うようにすることによつて、被塗
油物1の表面に均一な塗油を施すことができる。
機Tを陰極として、両極間に塗油室10の外部に
配設された直流高電圧発生器12から高電圧ケー
ブル13を介してDC−80〜120KV程度の高電圧
を印加すると、静電塗油機T,Tを収容する塗油
室10の内面に、イオン化された空気分子等との
接触によつて負の電荷が蓄積され、したがつて各
静電塗油機T,Tから噴霧されて負に帯電せられ
た塗油剤粒子が、これと同極性に帯電せられた前
壁10aの内側面と隔壁10fの表面、及び後壁
10bの内側面と隔壁10fの表面に各々反撥さ
れて内方に抑え込まれ、この状態で静電吸引力に
より陽極である被塗油物1側に吸引されてその表
面に静電塗着される。これにより、被塗油物1の
幅方向に細長い均整な二つの楕円形の噴霧パター
ンP′,P′を得ることができ、この噴霧パターン
P′,P′が被塗油物1の搬送方向Fから見て互いに
僅かに重なり合うようにすることによつて、被塗
油物1の表面に均一な塗油を施すことができる。
このように、本実施例によれば、二つの静電塗
油機T,T間に隔壁10fが配設されているか
ら、これら静電塗油機T,Tを互いに近接配置す
る場合にも各噴霧パターンP′,P′同士が干渉して
型崩れを生ずることがなく、常に均整な楕円形を
形成し得る。
油機T,T間に隔壁10fが配設されているか
ら、これら静電塗油機T,Tを互いに近接配置す
る場合にも各噴霧パターンP′,P′同士が干渉して
型崩れを生ずることがなく、常に均整な楕円形を
形成し得る。
また、本実施例によれば、前述の如く静電塗油
機T,Tの前後に配設される前壁10a、後壁1
0b及び隔壁10fのみならず、これを収容する
塗油室全体が絶縁性材によつて形成され、したが
つてその内側面全体が塗油剤粒子と同極性に帯電
せられているから、静電塗油機Tから噴霧される
塗油剤粒子の舞い上がりが防止されると共に、塗
油室10内を浮遊する塗油剤粒子が上壁10e等
に反撥されてこれに付着することがないから、上
壁10eから塗油剤が液滴となつて被塗油物1の
表面に直接滴下してオイル・スポツト等の塗布ム
ラを生ずる危惧もない。
機T,Tの前後に配設される前壁10a、後壁1
0b及び隔壁10fのみならず、これを収容する
塗油室全体が絶縁性材によつて形成され、したが
つてその内側面全体が塗油剤粒子と同極性に帯電
せられているから、静電塗油機Tから噴霧される
塗油剤粒子の舞い上がりが防止されると共に、塗
油室10内を浮遊する塗油剤粒子が上壁10e等
に反撥されてこれに付着することがないから、上
壁10eから塗油剤が液滴となつて被塗油物1の
表面に直接滴下してオイル・スポツト等の塗布ム
ラを生ずる危惧もない。
以上述べたように、本発明によれば、絶縁性材
が被塗油物の搬送方向から見て静電塗油機を挟ん
で前後に配設され、それら絶縁性材の静電塗油機
側の面が該静電塗油機から帯電せられて噴霧され
る塗油剤粒子と同極性に帯電されるから、被塗油
物の幅方向に細長く且つ極めて均整な楕円形の噴
霧パターンを得ることができ、したがつて特に複
数台の静電塗油機を配設して幅広の被塗油物に対
して静電塗油する静電塗油装置に適用すると、従
来装置よりも静電塗油機の設置台数を大幅に削減
でき、装置全体を小型化し得ると同時に、より均
一な塗油を行うことができるという優れた効果が
ある。
が被塗油物の搬送方向から見て静電塗油機を挟ん
で前後に配設され、それら絶縁性材の静電塗油機
側の面が該静電塗油機から帯電せられて噴霧され
る塗油剤粒子と同極性に帯電されるから、被塗油
物の幅方向に細長く且つ極めて均整な楕円形の噴
霧パターンを得ることができ、したがつて特に複
数台の静電塗油機を配設して幅広の被塗油物に対
して静電塗油する静電塗油装置に適用すると、従
来装置よりも静電塗油機の設置台数を大幅に削減
でき、装置全体を小型化し得ると同時に、より均
一な塗油を行うことができるという優れた効果が
ある。
また、絶縁性材が静電塗油機と被塗油物の間に
介在することとなるから、該絶縁性材が静電塗油
機に対する保護体となり、例えばアース体である
被塗油物がその搬送中に静電塗油機に近接してア
ーク放電が生ずるということも防止され、安全性
も極めて高いという効果もある。
介在することとなるから、該絶縁性材が静電塗油
機に対する保護体となり、例えばアース体である
被塗油物がその搬送中に静電塗油機に近接してア
ーク放電が生ずるということも防止され、安全性
も極めて高いという効果もある。
第1図は従来の静電塗油装置における噴霧パタ
ーンの例を示す平面図、第2図は本発明による静
電塗油装置によつて形成される噴霧パターンの例
を示す平面図、第3図は本発明による静電塗油装
置一例を示す側面から見た断面図、第4図はその
平面から見た断面図、第5図A,Bは第3図及び
第4図に示す絶縁性板の下端部を示す断面図、第
6図は本発明による静電塗油装置の他の例を示す
正面から見た断面図、第7図はその平面から見た
断面図である。 符号の説明、1……被塗油物、T……静電塗油
機、3……ケース体、5……高電圧ケーブル、6
……エアモータの回転軸、7……カツプ状体、9
a,9b……絶縁性板(絶縁性材)、10……塗
油室(絶縁性材)、10a……前壁、10b……
後壁、10f……隔壁、P,P′……噴霧パター
ン。
ーンの例を示す平面図、第2図は本発明による静
電塗油装置によつて形成される噴霧パターンの例
を示す平面図、第3図は本発明による静電塗油装
置一例を示す側面から見た断面図、第4図はその
平面から見た断面図、第5図A,Bは第3図及び
第4図に示す絶縁性板の下端部を示す断面図、第
6図は本発明による静電塗油装置の他の例を示す
正面から見た断面図、第7図はその平面から見た
断面図である。 符号の説明、1……被塗油物、T……静電塗油
機、3……ケース体、5……高電圧ケーブル、6
……エアモータの回転軸、7……カツプ状体、9
a,9b……絶縁性板(絶縁性材)、10……塗
油室(絶縁性材)、10a……前壁、10b……
後壁、10f……隔壁、P,P′……噴霧パター
ン。
Claims (1)
- 1 高電圧が印加され且つ回転駆動されるカツプ
状体に塗油剤を供給して静電霧化する静電塗油機
が被塗油物に対向配設されて成る静電塗油装置に
おいて、前記被塗油物の搬送方向から見て前記静
電塗油機を挟んで前後に、夫々絶縁性材が、前記
静電塗油機によつて形成される本来の塗油剤噴霧
パターンの外径よりも小さく選定された所定間隔
を保つて相対向して並設されたことを特徴とする
静電塗油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323283A JPS6068064A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 静電塗油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17323283A JPS6068064A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 静電塗油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6068064A JPS6068064A (ja) | 1985-04-18 |
| JPS6366263B2 true JPS6366263B2 (ja) | 1988-12-20 |
Family
ID=15956593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17323283A Granted JPS6068064A (ja) | 1983-09-21 | 1983-09-21 | 静電塗油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6068064A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2657794A1 (fr) * | 1990-02-06 | 1991-08-09 | De Mouveaux Pierre | Dispositif pour rendre homogene, regulier et controlable le depot electrostatique de liquides ou de poudres sur des substrats non mis a la masse d'un generateur de haute tension. |
| JP5414046B2 (ja) * | 2009-08-21 | 2014-02-12 | 国立大学法人埼玉大学 | 静電塗布方法及び装置 |
| JP6389626B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2018-09-12 | 株式会社東芝 | 静電紡糸成膜装置 |
-
1983
- 1983-09-21 JP JP17323283A patent/JPS6068064A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6068064A (ja) | 1985-04-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4544570A (en) | Electrostatic high voltage isolation system with internal charge generation | |
| US3336903A (en) | Electrostatic coating apparatus | |
| CN101797538A (zh) | 静电涂敷装置 | |
| JPS59166261A (ja) | 静電噴霧装置 | |
| GB1209653A (en) | Apparatus for electrostatic spray coating | |
| JPH0549975A (ja) | 静電塗装装置および方法 | |
| JPS6366263B2 (ja) | ||
| US5032422A (en) | Electrostatically depositing and electrostatically neutralizing | |
| US3039890A (en) | Method and apparatus for electrostatic spraying | |
| US5514423A (en) | Electrostatic painting method wherein multiple spray stations having alternating polarities are used to minimize the residual charge on a plastic substrate | |
| US2794417A (en) | Apparatus for electrostatically coating articles | |
| JPS6346137Y2 (ja) | ||
| KR960007018A (ko) | 정전 파우더 도장 방법과 장치 | |
| JP2001212479A (ja) | 静電塗装装置及び静電塗装方法 | |
| JPH0113572Y2 (ja) | ||
| JPS6346136Y2 (ja) | ||
| JPH0111321Y2 (ja) | ||
| JPH046835Y2 (ja) | ||
| JPH0111326Y2 (ja) | ||
| JPH0111320Y2 (ja) | ||
| JPH0532209Y2 (ja) | ||
| JPH0113575Y2 (ja) | ||
| JPS6144258U (ja) | 静電塗油装置 | |
| WO2013042666A1 (ja) | 静電塗装方法及び静電塗装用ガン | |
| EP0080307A2 (en) | Electrostatic blade coaters and methods of use |