JPS6365434A - 複写機の原稿サイズ検出装置 - Google Patents

複写機の原稿サイズ検出装置

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JPS6365434A
JPS6365434A JP20994786A JP20994786A JPS6365434A JP S6365434 A JPS6365434 A JP S6365434A JP 20994786 A JP20994786 A JP 20994786A JP 20994786 A JP20994786 A JP 20994786A JP S6365434 A JPS6365434 A JP S6365434A
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JP20994786A
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Mikio Shindo
幹雄 新藤
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複写機の原稿サイズ検出装置に関するものであ
り、特に、プラテンガラス上に載置された原稿のサイズ
を、瞬時に、かつ確実に識別することのできる複写機の
原稿サイズ検出装置に関するものである。
(従来の技術) プラテンガラス上に載置された原稿のサイズを識別する
原稿サイズ検出装置は、従来から種々の方式を有するも
のが提案されているが、基本的には、プラテンガラスの
下方に配置され、露光ランプ、リフレクタ等より構成さ
れるオプチカルキャリッジの移動の邪魔にならないよう
に、該オプチカルキャリッジの下方の所定の位置にセン
サ(フォトセンサ)を複数個配置したり、あるいは、プ
ラテンガラスの周囲を支持する当該電子写真複写機の上
面カバーの下方、換言すればオブチカルキャリッジの走
行路の近傍にセンサを複数個配置したりすることにより
構成されるものが多い。このような複写機の原稿サイズ
検出装置は、例えば特開昭58−173734号公報、
同59−164545号公報等に記載されている。
これらの原稿サイズ検出装置においては、各センサの出
力信号の組合せで原稿サイズが識別される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
(1)オプチカルキャリッジの下方にセンサを配置する
場合においては、プラテンガラス上に載置される原稿と
センサとの間の距離が比較的長いので、解像度が低下し
、センサ信号のS/Nが低下する。
この結果、原稿サイズの検出が不正確になるおそれがあ
る。
また、センサ信号のS/Nを向上させようとすると、大
出力のセンサが必要となり、当該原稿サイズ検出装置の
製作費が上昇する。
(2)プラテンガラスの周囲を支持する当該電子写真複
写機の上面カバーの下方にセンサを配置する場合におい
ては、該センサは、その発光部から放射される光(入射
光)がプラテンガラス上に載置された原稿に対して、所
定の入射角を有するように斜めに照射され、かつ該照射
点で乱反射する光(反射光)のうち、前記入射光の光路
とほぼ逆方向に反射する光に感応するよ、うに配置され
るため、換言すれば、前記センサは、プラテンガラス上
に載置された原稿を斜めに検出するように配置されるた
めに、センサの出力信号が微弱になり、原稿サイズの検
出が不正確になるおそれがある。
また、オプチカルキャリッジの走行路の近傍(走行路の
側面)にセンサを配置すると、該センサにおいて原稿照
明光の一部が乱反射し、原稿の副走査方向あるいは主走
査方向に亘って原稿照明光を均一に照射することができ
なくなる。この結果、記録用紙上にセンサの影が形成さ
れてしまうおそれがある。
さらにセンサを水平面に対して斜めに取付ける必要があ
るために、該取付けが面倒である。また、取付けのため
に架台を用いる場合には、該架台の傾斜角度を精度良く
製作しなければならないので、当該電子写真複写機の製
作費が増大する。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。
(問題点を解決するための手段および作用)前記の問題
点を解決するために、本発明は、原稿照明光および原稿
反射光の光路を妨げないように、かつプラテンガラス上
に載置される原稿の一サイズに対応するように、オプチ
カルキャリッジに複数の原稿検知用のセンサを設けると
いう手段を講じ、これにより、オプチカルキャリッジの
走行を妨害することなく、プラテンガラス上に載置され
る原稿の真下から確実に原稿のサイズを検出することが
できるようにし、また、記録用紙上に前記センサの影が
形成されないようにした点に特徴がある。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の概略側面図、第2図は
第1図の平面図である。第2図においては、第1図に示
された上面板10は省略されている。
各々の図において、プラテンガラス1は、当該電子写真
複写機の上面板10により支持されている。原稿(図示
せず)は、前記プラテンガラス1の上に載置され、その
後、図示されないプラテンカバーあるいはADFカバー
等(以下、単にプリテンカバーという)で覆われる。
前記プラテンガラス1の下方には、主に露光うンプ3、
リフレクタ4およびミラー2C,ならびに支持板5に取
付けられたセンサ101〜104で構成されるオプチカ
ルキャリッジ2が配置されている。前記リフレクタ4の
端部には、原稿で反射した光(以下、原稿反射光という
)がミラー2Cに達することができるようにスリット4
Aが形成されている。
前記オプチカルキャリッジ2の両端にはそれぞれ基台2
Aが取付けられ、また該基台2人は、互いに平行に配置
された支持棒2Bに摺動可能に支持されている。前記オ
プチカルキャリッジ2は、N光ランプ3の付勢時には、
該露光ランプ3の長手方向に対して垂直な方向(矢印A
方向)に搬送される。
露光ランプ3から放射される光は、例えば、第1図の破
線で示されるように、リフレクタ4、原稿、およびミラ
ー2Cで反射された後、図示されない反射ミラーおよび
光学レンズより成る光学系を経て、感光体上に露光され
る。
支持板5およびセンサ101〜104は、露光ランプ3
から放射され、あるいはりフレフタ4で反射される、原
稿照明光あるいは原稿反射光の光路を妨げないように、
オプチカルキャリッジ2に取付けられている。
前記センサ101〜104は、発光部および受光部を備
えたフォトセンサ(反射型センサ)であり、その各々は
、プラテンガラス1に載置される原稿のサイズに応じて
オン/オフ動作することができるように、上方に向けて
、すなわちプラテンガラス1に向けて支持板5に取付け
られている。
すなわち、例えば、コーナーレジスト形の電子写真複写
機においては、第2図の2点鎖線で示されるように、各
原稿は原稿サイズの大小にかかわらずプラテンガラス1
の一角に接するように載置されるが、このとき、センサ
は、各サイズの原稿輪郭線の間および最小サイズの原稿
輪郭線の内側に向けられて配置されている。第2図に示
されたようにA3、B4、A4およびB5サイズの原稿
を載置するコーナーレジスト形の電子写真複写機におい
ては、4つのセンサが必要である。
さて、原稿サイズの検出は、このようにオプチカルキャ
リッジ2に取付けられた各センサ101〜104のオン
/オフ動作の組合せにより行なわれる。
第1表に、原稿サイズと第2図のように配置された各セ
ンサ101〜104のオン/オフ動作との関係を示す。
第1表 第1表においては、センサの受光部に原稿反射光が入射
されて原稿が検知された状態(センサオン状態)はOで
、また原稿が検知されていない状態(センサオフ状態)
は×で示されている。
このように各センサ101〜104のオン/オフの組合
せで、原稿サイズを判別することができる。この判別は
、論理回路、あるいはマイクロコンピュータ等を用いて
行なうことができる。
以下に、マイクロコンピュータを用いて各センサ101
〜104の出力信号から原稿サイズを検出する場合を説
明する。
第3図は本発明の第1の実施例の概略ブロック図である
第3図において、マイクロコンピュータ11は、CPU
I 2.ROMI 3.RAMI 4.入出力インター
フェース15およびそれらを接続する共通バス16より
成る。センサ101〜1o4は、前記入出力インターフ
ェース15に接続される。また、原稿サイズ信号は、前
記入出力インターフェース15から出力される。
つぎに、前記マイクロコンピュータ11の動作を、第2
.4図および第1表を参照して説明する。
第4図は第3図に示されたマイクロコンピュータ11の
動作の一例を示すフローチャートである。
このフローチャートは、当該電子写真複写機のプラテン
カバーが開いているときに実行される。
まず、ステップS1において、センサ104(第2図)
がオンか否かが判別される。オンであれば当該処理はス
テップS2に移行する。オフであれば、ステップS5に
おいて、プラテンガラス1上に原稿が載置されていない
と判別され、その旨の信号が出力された後、当該処理は
終了する。
ステップS2においては、センサ103がオンであるか
否かが判別される。オンであれば当該処理はステップS
3に移行する。オフであれば、ステップS6において、
プラテンガラス1上に載置された原稿のサイズがB5で
あると判別され、その旨の信号が出力された後、当該処
理は終了する。
ステップS3においては、センサ102がオンであるか
否かが判別される。オンであれば当該処理はステップS
4に移行する。オフであれば、ステップS7において、
プラテンガラス1上に載置された原稿のサイズがA4で
あると判別され、その旨の信号が出力された後、当該処
理は終了する。
ステップS4においては、センサ101がオンであるか
否かが判別される。オンであればステップS9において
、原稿のサイズがA3であると判別され、その旨の信号
が出力された後、当該処理は終了する。またオフであれ
ば、原稿のサイズがB4であると判別され、その旨の信
号が出力された後、当該処理は終了する。
このように、前記第1の実施例においては、オプチカル
キャリッジ2に直接、複数のセンサを取付けたのでプラ
テンカバーを開いた状態において、原稿のサイズを瞬時
に検出することができる。
この実施例においては、前掲した第4図に示された原稿
サイズ判別処理は当該電子写真複写機の電源スィッチが
投入されていて、かつプラテンカバーが開いている状態
においては常に行なわれるようにしても良いし、また、
当該原稿サイズ判別処理を開始するためのスイッチを新
たに設け、該スイッチを操作することにより行なわれる
ようにしても良い。
つぎに、本発明の第2の実施例を説明する。
本発明の第2の実施例は、前述した第1の実施例にプラ
テンカバーの半開状態を検出する手段を設け、該手段の
出力により、プラテンカバーが閉じられる直前に原稿サ
イズ判別処理を行なうようにしたものである。
この第2の実施例においては、第1.2図に示されたよ
うに、オプチカルキャリッジ上に複数の原稿検知用セン
サ(フォトセンサ)が取付けられている。
第5図は本発明の第2の実施例に適用されたプラテンカ
バーの半開状態を検出する手段を示す図であり、プラテ
ンカバー9のヒンジ部分を示す側面図である。この第5
図においては、オプチカルキャリッジは省略されている
第5図において、プラテンガラス1を支持する当該電子
写真複写機の上面板10には、ヒンジ7か固着されてい
る。プラテンカバー9は、符号9Aで示される部分を中
心として、矢印B方向に回動自在となるように、前記ヒ
ンジ7に取付けられている。
前記プラテンカバー9の下面には、該プラテンカバー9
の回動中心9Aを中心とする円弧状に成形されたアーム
8が固着されている。前記アーム8の端部は、上面板1
0に形成された開口部から当該電子写真複写機の内部に
挿入されている。また前記アーム8には、後述するセン
サ105によリプラテンカバー9の半開状態を検知する
ことができるように、開口部8Aが形成されている。
センサ105は、この実施例においてはフォトインタラ
プタであり、その発光部105Aおよび受光部105B
の間に前記アーム8が挿入されるように、当該電子写真
複写機内部に配置されている。
さて、プラテンカバー9が全開している状態および全閉
している状態においては、センサ105の発光部105
Aから放射される光は、アーム8により遮断されて、受
光部105Bには達しない(センサオフ)が、プラテン
カバー9が符号9Aで示されるように半開状態になると
、アーム8に形成された開口部8Aが発光部105Aお
よび受光部105Bの間に移動し、該発光部105Aか
ら放射される光は受光部105Bに達する(センサオン
)。このようにして、プラテンカバー9の半開状態を検
出することができる。
本発明の第2の実施例は、基本的には第6図に示される
ように、各センサ101〜104の出力信号とプラテン
カバーの半開状態を検出するセンサ105の出力信号と
をアンド回路101A〜104Aのそれぞれの一対の入
力端子に入力し、該アンド回路101A〜104Aから
出力される出力信号の組合せにより、原稿サイズを検出
するものである。
第7図は第6図に示された各センサおよびアンド回路の
動作を示すタイミングチャートである。
この第7図は、第2図に示されたプラテンガラス上に8
4サイズの原稿を載置した場合のタイミングチャートで
ある。
第7図において、T1はプラテンガラス上に原稿を載置
した時刻、そしてT2はプラテンカバーを閉じ始めて、
該プラテンカバーが半開状態になった時刻を示している
この第7図より明らかなように、プラテンカバーを全開
にしてプラテンガラスに原稿を載置してもアンド回路1
01A〜104Aからは出力信号が得られないが、プラ
テンカバーを閉じ始めて、該プラテンカバーが半開状態
になると、換言すれば、プラテンカバーが閉じる直前に
おいては、センサ105(第5図)の発光部105Aお
よび受光部105Bの間にアーム8の開口部8Aが移動
し、該センサ105がオンとなり、これにより、前記原
稿のサイズに応じた組合せで、アンド回路101A〜1
04Aから出力信号を得ることができる。
T3は、プラテンカバーが前記半開状態からさらに閉じ
られて、前記発光部105Aおよび受光部105Bの間
からアーム8の開口部8Aが離脱し、そしてセンサ10
5がオフとなった時刻を示している。
第8図は本発明の第2の実施例の概略ブロック図である
この第8図においては、前掲した第3図との対比から明
らかなように、センサ101〜104が接続されたマイ
クロコンピュータ11の入出力インターフェース15に
、さらにセンサ105が接続されている。
第9図は第8図に示されたマイクロコンピュータ11の
動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS21において、センサ105がオンに
なったか否か、すなわちプラテンカバーが半開状態にな
ったか否かが判別される。センサ105がオンであれば
当該処理はステップS22に移行し、センサ105がオ
フであれば当該処理はステップS25に移行する。
ステップS22においては、当該マイクロコンピュータ
11内のメモリに、すでに原稿サイズが記憶されている
かが判別される。前記メモリは、ステップS24に関し
て後述するように、センサ101〜104の出力信号の
組合せにより決定される原稿サイズ信号を記憶しておく
ためのものである。
前記メモリ内に原稿サイズが書込まれているときは、ス
テップS23において、前記メモリがクリアされ、その
後当該処理は終了する。書込まれていないときは、ステ
ップS1においてセンサ104(第2図)がオンである
か否かが判別される。
センサ104がオンでなければ、ステップS5において
プラテンガラス上に原稿が載置されていないと判別され
、その旨の信号が出力された後、当該処理は終了する。
センサ104がオンであれば、ステップS2において、
センサ103がオンであるか否かが判別される。
センサ103がオンでなければ、ステップS16におい
て、原稿のサイズが85であると判別され、その後当該
処理はステップS24へ移行する。センサ103がオン
であれば、ステップS3へ移行する。
ステップS3においてはセンサ102がオンであるか否
かが判別される。センサ102がオンでなければ、ステ
ップS17において、原稿のサイズがA4であると判別
され、その後当該処理はステップS24へ移行する。セ
ンサ102がオンであれば、ステップS4へ移行する。
ステップS4においてはセンサ101がオンであるか否
かが判別される。センサ101がオンでなければ、ステ
ップ318において、原稿のサイズがB4であると判別
され、その後当該処理はステップS24へ移行する。セ
ンサ101がオンであれば、ステップS19において、
原稿のサイズがA3であると判別され、その後当該処理
はステップS24へ移行する。
ステップS24においては、前記ステップS16.S1
7.S18.あるいはS19において判別された原稿サ
イズが、マイクロコンピュータ11(第8図)内のメモ
リに書込まれる。
ステップS25においては、前記メモリ内に書込まれた
原稿サイズが読出され、該サイズ信号が出力される。そ
して、その後当該処理は終了する。
さて、プラテンガラス上に原稿が載置されておらず、か
つプラテンカバーが閉じられた状態で、当該電子写真複
写機の電源スィッチを投入すると、ステップS21にお
いては、センサ105がオフと判別されるから、当該処
理はステップS25へ移行するが、マイクロコンピュー
タのメモリ内にはまだ原稿サイズが書込まれていないか
ら、原稿サイズ信号は出力されることができない。
この状態からプラテンカバーを開けるとき、該プラテン
カバーの半開状態が検出されるので、当該処理はステッ
プS21から322を経てSlへ移行する。前記したよ
うにプラテンガラス上にはまだ原稿が載置されていない
ので、ステップS1から85へ移行し、原稿なしと判別
された後、当該処理は終了する。
つぎに、プラテンガラス上に原稿を載置した後、プラテ
ンカバーを閉じる場合、再びプラテンカバーの半開状態
が検出されるので、当該処理はステップS21から82
2を経てSlへ移行する。そして、前記ステップS1ま
たはステップS2゜S3もしくはS4において判別され
るセンサ101〜104の出力信号の組合せにより、原
稿サイズが検出され、その後当該処理は、ステップS2
4およびS25へ移行する。
プラテンカバーが完全に閉じられた状態においては、セ
ンサ105はオフとなるので、当該処理はステップS2
1から直接ステップS25へ移行し、メモリ内に書込ま
れた原稿サイズが読出される。
コピー終了後、プラテンカバーを開けると、ステップS
21において再びセンサ105がオンになったことが判
別され、当該処理はステップS22に移行する。前記メ
モリ内には原稿サイズが書込まれているのでステップS
22から323へ移行し、前記メモリ内に書込まれた原
稿サイズ情報がクリアされる。
さて、反射型のセンサを用いる場合においては、必然的
にプラテンカバーが開いている状態においてしか原稿サ
イズを判別することができないが、この第2の実施例の
ように、プラテンカバーの半開状態を検出するようにす
れば、特に原稿サイズの検出タイミングを設定するため
に手動スイッチを設けなくても、オペレータのプラテン
カバー開閉動作に応じてコピー前に自動的にか瞬時に原
稿サイズが検出されるので、当該電子写真複写機による
コピーを、通常のコピーサイクルで行なうことができ、
またその操作性が向上する。
つぎに、本発明の第3の実施例を説明する。
本発明の第3の実施例は、第2の実施例と同様に、オプ
チカルキャリッジ上に配置されたセンサ101〜104
、およびプラテンカバーの半開状態を検出するセンサ1
05を備えている。
第10図は本発明の第3の実施例の概略ブロック図であ
る。第10図において、第8図と同一の符号は、同一ま
たは同等部分をあられしているので、その説明は省略す
る。
第10図において、110は、オプチカルキャリッジ上
に配置されたセンサ101〜104の発光部に通電する
ためのセンサ駆動回路である。前記センサ駆動回路11
0は、入出力インターフェース15から出力される制御
信号により制御される。
第11図は第10図に示されたマイクロコンピュータ1
1の動作を示すフローチャートである。
第11図に示されたフローチャートは、第9図との対比
から明らかなように、ステップS22とステップS1と
の間にステップS31で示される処理過程を配置すると
共に、ステップS16ないしS19とステップS24と
の間、およびステップS5の処理の後に、それぞれステ
ップS32、S33で示される処理過程を配置した点が
第9図と異なる。すなわち、この第3の実施例において
はセンサ105によりプラテンカバーの半開状態が検出
され(ステップ521)、そして、メモリ内に原稿サイ
ズ情報が書込まれていないことが判別されると(ステッ
プ522)、ステップS31において、センサ駆動回路
110(第10図)が付勢され、各センサ101〜10
4に通電される。
そして、ステップS1ないしS4において、各センサ出
力の組合せが判別される。
その後、ステップS5、あるいはステップS16ないし
S19において、原稿の有無が判別された後、さらに原
稿がある場合においては、原稿サイズが検出された後、
ステップS32あるいはステップS33において、各セ
ンサ101〜104の付勢が解除される。
前述した第2の実施例においては、プラテンカバーの半
開状態か検知された時点で原稿サイズを検出することだ
けが述べられており、各センサ101〜104の通電タ
イミングについては述べられていない。
しかし、この第3の実施例は、原稿サイズ検出の直前に
各センサ101〜104を付勢すると共に、原稿サイズ
が検出された後は直ちに前記付勢を解除するようにして
いる。したがって、各センサ101〜104への通電時
間を極力短かくすることができ、当該複写機の原稿サイ
ズ検出装置の消費電力が減少し、またその寿命、特に各
センサ101〜104、の寿命が伸びる。
(変形例) 前述したように本発明の各実施例は、つぎのように変形
することが可能である。
(1)第1図においては、センサ101〜104は、露
光ランプ3に対してリフレクタ4と反対側に、かつ、プ
ラテンガラス1に近接して設けられているが、プラテン
ガラス1に近接するように設けようとする場合に支持板
5の形状が複雑となり、またオプチカルキャリッジ2へ
の取付けが面倒となるときは、第12図に示されるよう
に、支持板5Aの形状を単純化し、各センサ101〜1
04とプラテンガラス1との距離を若干大きくなるよう
にしても良い。
また、原稿照明光および原稿反射光の光路を妨げなけれ
ば、センサ101〜104は、第13図に示されるよう
に、リフレクタ4に形成あるいは固着された支持板5B
に設けられても良い。
(2)前述した各実施例においては、オプチカルキャリ
ッジに配置されるセンサは反射型センサであるものとし
たが、本発明においては特にこれのみに限定されること
はなく、透過型センサであっても良い。すなわち、例え
ばオプチカルキャリッジに複数の発光素子を設け、該発
光部に対向するようにプラテンカバーに受光素子を設け
ても良い。
この場合は、プラテンカバーを閉じたときに、あるいは
閉じた直後に原稿サイズの検出を行なうことになる。
(3)前記第2および第3の実施例においては、プラテ
ンカバーの半開状態を検出する手段は、フォトインクラ
ブタであるものとして説明したが、その他のセンサ、あ
るいはマイクロスイッチ、リードスイッチ等であっても
良いことは当然である。
(4)前記第2および第3の実施例においては、プラテ
ンカバーの半開状態を検出する手段を設けるものとして
説明したが、該手段を用いる代わりに、プラテンカバー
が開いている状態を検出する手段を設けても良いことは
当然である。
(5)オプチカルキャリッジがホームポジション、すな
わち露光開始位置にあるときに、該オプチカルキャリッ
ジに設けられたセンサが当該電子写真複写機の上面板1
0の下に隠れてしまう場合には、オプチカルキャリッジ
によるコピーのためのスキャンが終了した後、あるいは
原稿サイズの検出を行なう直前に、前記センサがプラテ
ンガラスの直下に配置されるように、オプチカルキャリ
ッジをスキャニング方向(第1.2図の矢印A方向)に
移動させると良い。
(6)第2図に示された電子写真複写機は、原稿が原稿
サイズの大小にかかわらず、プラテンガラスの一角に接
するように配置される、いわゆるコーナーレジスト型の
ものであるが、本発明は特にこれのみに限定されず、原
稿が、原稿の中心線とプラテンガラスの中心線とが一致
するように配置されるタイプの電子写真複写機に当該原
稿サイズ検出装置が適用されても良い。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような効果が達成される。
(1)オプチカルキャリッジに直接原稿検知用のセンサ
を取付けたので、該オプチカルキャリッジの走行を妨害
することなく、プラテンガラスの直下に前記センサを配
置することかできる。この結果、センサ信号のS/Nお
よび解像度が向上し、原稿サイズの検出を正確に行なう
ことができる。
また、原稿のすぐ近くにセンサを配置することができる
ので、比較的小出力のセンサでも充分に原稿サイズの検
出を行なうことができる。この結果、当該複写機の原稿
サイズ検出装置の製作費が減少する。
(2)オプチカルキャリッジの走行路の側面にセンサを
配置しないので、記録用紙上にセンサの影が形成される
おそれがない。
(3)センサを斜めに取付ける必要がないので、該取付
けが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の概略側面図、第2図は
第1図の平面図、第3図は本発明の第1の実施例の概略
ブロック図、第4図は第3図に示されたマイクロコンピ
ュータの動作の一例を示すフローチャート、第5図は本
発明の第2の実施例に適用されたプラテンカバーの半開
状態を検出する手段を示す図、第6図は本発明の第2の
実施例におけるセンサ101〜104とセンサ105と
の関係を説明するための論理回路図、第7図は第6図の
動作を示すタイムチャート、第8図は本発明の第2の実
施例の概略ブロック図、第9図は第8図に示されたマイ
クロコンピュータの動作の一例を示すフローチャート、
第10図は本発明の第3の実施例の概略ブロック図、第
11図は第10図に示されたマイクロコンピュータの動
作の一例を示すフローチャート、第12.13図は原稿
検知用センサの取付位置の変形例を示す図である。 1・・・プラテンガラス、2・・・オプチカルキャリッ
ジ、3・・・露光ランプ、4・・・リフレクタ、5,5
A、5B・・・支持板、7・・・ヒンジ、8・・・アー
ム、8A・・・開口部、9・・・プラテンカバー、10
・・・上面板、11・・・マイクロコンピュータ、10
1〜105・・・センサ、110・・・センサ駆動回路
代理人弁理士 平木通人 外1名 第1図 第5図 第4図 第  6 図 !7図 第12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラテンガラス上に載置された原稿のサイズを検
    出する複写機の原稿サイズ検出装置であって、 原稿照明光および原稿反射光の光路を妨げないように、
    かつプラテンガラス上に載置される原稿のサイズに対応
    するように、オプチカルキャリッジに配置された複数の
    センサと、 前記各センサの出力信号の組合せより、プラテンガラス
    上に載置された原稿のサイズを判別する手段とを具備し
    たことを特徴とする複写機の原稿サイズ検出装置。
JP20994786A 1986-09-06 1986-09-06 複写機の原稿サイズ検出装置 Pending JPS6365434A (ja)

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JP20994786A JPS6365434A (ja) 1986-09-06 1986-09-06 複写機の原稿サイズ検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323067A (ja) * 1989-06-20 1991-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 産業用溶接ロボット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61151574A (ja) * 1984-12-25 1986-07-10 Toshiba Corp 画像形成装置

Patent Citations (1)

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